JP2005052431A - X線ct装置 - Google Patents

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史人 渡辺
Takuya Kadoshima
拓也 門嶋
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Abstract

【課題】信号劣化が少なく低価格で簡単な構造のX線検出器と増幅回路装置を有するX線CT装置を提供する。
【解決手段】被検体を介してX線源装置3に対向配置され検出X線に対応したアナログ信号を出力するX線検出器12を複数のX線検出器モジュール12aから構成し、このX線検出器12から出力されたアナログ信号を所定の割合で増幅しデジタル信号に変換する増幅回路装置13を複数の増幅回路装置モジュール13aから構成し、これら各X線検出器モジュール12aと増幅回路装置モジュール13aの対向部にそれぞれコネクタ29、30を設け、このコネクタ29、30によって切り離し可能に直接接続した。
【選択図】図4

Description

本発明は、X線源に対向配置され検出X線に対応したアナログ信号を出力するX線検出器と、このX線検出器から出力されたアナログ信号を所定の割合で増幅しデジタル信号に変換する増幅回路装置とを有するX線CT装置に関する。
従来のX線CT装置は、図8に示すようなスキャナユニット1を有して構成され、このスキャナユニットはその中央部に天板19に寝載された被検体20を挿入するための開口部8を有し、この開口部8に挿入された被検体20の体軸の周りを回転する回転板2を備えている。この回転板2の上には、計測のためのX線を放射するX線管等を収納したX線源3と、このX線源3での発熱を効率的に冷却するためのX線源冷却装置5と、X線源3の焦点6から放射されたX線を所定の厚さに絞るX線コリメータ11と、被検体20を介してX線源3に対向配置し被検体20を透過したX線量に対応するアナログ信号を出力するX線検出器12と、このX線検出器12の出力アナログ信号を増幅して適正なレベルのデジタル信号に変換した計測データを画像処理装置に出力する増幅回路装置13と、回転板2を回転駆動するモータ17の動作を制御するスキャナ制御装置18と、スキャナユニット1と図示しない操作卓または画像処理装置との間のデータのやり取りを行うインターフェース装置と、上述した各装置を動作させるための電源装置14などが搭載されている。
上述した従来のX線CT装置におけるX線検出器12および増幅回路装置13の近傍を拡大した斜視図を図9および図10に示している。X線検出器12および増幅回路装置13は、微細な電流信号を取り扱うために非常に高価な構成部品であり、それぞれ複数の入出力チャンネルで形成された検出器モジュール12aおよび増幅回路モジュール13a間を頑強に電磁シールドされたフレキシブル基板等の高価な検出器ケーブル22でそれぞれ接続して1ブロックを構成し、同様に構成した複数のブロックを並置して構成している。また、X線検出器12と増幅回路装置13を別ユニットとするのではなく、増幅回路装置13をX線検出器12の基板上に直接搭載し、これらを一つのユニットとしたX線CT装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−331569号公報
しかしながら、従来のX線CT装置では、いくら頑強にシールドされた検出器ケーブル22でも、回転板2が回転することによってそれ自身が振動してしまうことや、外からの電磁波等の影響による誘導電流が発生してしまうことは避けられず、信号のS/Nが低下し、結果としてCT画像の画質劣化を招いている。また、さらにシールド効果を高めようとすると、より高性能のシールドケーブルを採用する必要があることや、よりタイトなケーブルの固定、さらに金属板等によって外からの電磁波等を遮断する電磁シールドを追加するなど、構造の複雑化およびコスト上昇を招くことになってしまう。また、X線検出器12と増幅回路装置13を一つのユニットとすることが考えられるが、増幅回路装置13の一部に不良が発生した場合、不良箇所のみを交換することができず健全なX線検出器までを含めてユニット全体を交換しなければならず、結局コスト高になってしまう。
本発明の目的は、信号劣化が少なく低価格で簡単な構造のX線検出器と増幅回路装置を有するX線CT装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、X線源と、被検体を介してこのX線源に対向配置され検出X線に対応したアナログ信号を出力するX線検出器と、このX線検出器から出力されたアナログ信号を所定の割合で増幅しデジタル信号に変換する増幅回路装置と、この増幅回路装置によってデジタル信号に変換した計測データから画像再構成を行ってCT画像を得る画像処理装置とを備えたX線CT装置において、上記X線検出器をそれぞれコネクタを直接取り付けた複数のX線検出器モジュールで構成し、また上記増幅回路装置をそれぞれコネクタを直接取り付けた複数の増幅回路装置モジュールで構成し、対応する上記X線検出器モジュールと上記増幅回路装置モジュールとはそれぞれの上記コネクタのみを介して切り離し可能に接続したことを特徴とする。
本発明によるX線CT装置は、検出器ケーブルを持たずに直接コネクタによってX線検出器モジュールと増幅回路装置モジュール間を接続したため、検出器ケーブルの分のコストが引き下げられ、かつ、回転板が回転することによってそれ自身が振動してしまうことや外からの電磁波等の影響による誘導電流が発生してしまうことも殆どなく、コスト増大や複雑な構造とすることなく信号劣化を少なくして、CT画像の画質劣化を少なくすることができる。
また請求項2に記載の本発明は、X線源と、被検体を介してこのX線源に対向配置され検出X線に対応したアナログ信号を出力するX線検出器と、このX線検出器から出力されたアナログ信号を所定の割合で増幅しデジタル信号に変換する増幅回路装置と、この増幅回路装置によってデジタル信号に変換した計測データから画像再構成を行ってCT画像を得る画像処理装置とを備えたX線CT装置において、上記X線検出器をそれぞれ差し込み型コネクタを直接取り付けた複数のX線検出器モジュールで構成し、また上記増幅回路装置をそれぞれ接続用端子を有する基板状の複数の増幅回路装置モジュールで構成し、対応する上記X線検出器モジュールと上記増幅回路装置モジュールとは上記差し込み型コネクタと上記接続用端子のみを介して切り離し可能に接続したことを特徴とする。
請求項2に記載のX線CT装置によれば、検出器ケーブルを持たずに直接コネクタによってX線検出器モジュールと増幅回路装置モジュール間を接続したため、検出器ケーブルの分のコストが引き下げられ、かつ、回転板が回転することによってそれ自身が振動してしまうことや外からの電磁波等の影響による誘導電流が発生してしまうことも殆どなく、コスト増大や複雑な構造とすることなく信号劣化を少なくして、CT画像の画質劣化を少なくすることができる。しかも、ブロック方向に大型化することなくX線検出器モジュールに対して増幅回路装置モジュールの基板面積を十分大きくすることができ、また複数枚の増幅回路装置モジュールを容易に使用することもできる。
以上説明したように本発明のX線CT装置によれば、X線検出器モジュールと増幅回路装置モジュール間を従来のような検出器ケーブルを使用することなくコネクタによって直接接続しているため、その間の誘導電流の発生が抑えられ、信号劣化が少なく、その結果診断機能の高いCT画像を得ることができる。また、頑強に電磁シールドされた高価なケーブル等を使用しないのでコストの低減および構造の簡素化がはかられ、さらに、検出器モジュールと増幅回路装置モジュールは切り離し可能であるために交換部品が安価となり、安価で簡略化された構造とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施の形態によるX線CT装置の全体構成を示す斜視図おとび側面図である。
スキャナユニット1のスキャナカバ一21の内部の中央には、中心に開口部8を有する回転板2がガントリ23に回転自在に支持されている。この回転板2には、X線源装置3と、このX線源装置3と送油ホース4で接続されたX線源冷却装置5と、X線源装置3の焦点6からファン状に放射したX線ビーム7のX線強度をファンの中心から周辺部に向かって減少させる補償フィルタ9と、この補償フィルタ9を支持し収納したフィルタケース10と、X線ビーム7を所望の厚さおよび幅に絞るX線コリメータ11と、X線源装置3から放射してX線コリメータ11で絞られた後に被検体20を透過したX線を受光し、それをアナログ信号に変換するX線検出器12と、このX線検出器12の出力アナログ信号を適正なレベルの値に増幅してデジタル信号の計測データに変換して画像処理装置に出力する増幅回路装置13と、X線源装置3に高電圧を供給するための変圧器14と、スキャナ1とは別置した操作卓または画像処理装置との間のデータのやり取りを行う図示しないインターフェース装置と、回転板2上の上述した各装置を動作させるための電源装置15などが配置されている。また上述したX線検出器12と増幅回路装置13間は、詳細を後述するようにコネクタによって分離可能に直接接続している。
また請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2のいずれか一方に記載のものにおいて、上記複数のX線検出器モジュールには、取得可能な信号数以下の信号を出力可能な回路素子を設けたことを特徴とする。このようなX線CT装置によれば、回路素子によって空間的な制約条件の中でも必要な信号を選択的に出力することが可能となり、またコネクタのピンの数をより少なくして構成の簡略化を図ることが可能となる。
ガントリ23の上部にはスキャナ制御装置18が配置され、このスキャナ制御装置18によって上述した各装置を適正に動作させるための制御信号を発生すると共に、回転板2を回転駆動するモータ17の動作制御も行っている。このスキャナ制御装置18と回転板2上の上述した各装置との間はスリップリングなどで接続され、回転板2の回転中においても制御信号の更新や電力の供給が行えるように構成している。
図2に示すように、スキャナユニット1の回転板2の開口部8にはテーブルユニット25の天板19の上に乗せられた被検体20が挿入されている。テーブルユニット25のテーブル移動機構部26は、その上部に設置した天板19を水平方向および上下方向に移動させることができるように構成されているので、このテーブル移動機構部26を操作して、被検体20の検査対象位置を回転板2の中心で、かつ、X線ビーム7の照射される位置に合わせることができる。
図3は、上述したX線CT装置のブロック構成図である。
X線CT装置は、図1に示したスキャナユニット1と、図2に示したテーブルユニット25と、操作卓ユニット27などから構成され、操作卓ユニット27と、スキャナユニット1およびテーブルユニット25との間は信号ケーブル28で接続されている。操作卓ユニット27には、スキャナユニット1およびテーブルユニット25に制御信号を送る制御部と、スキャナユニット1の増幅回路装置13からの計測データを画像再構成処理してCT画像を得る画像処理装置などが含まれている。
X線CT装置の操作は、スキャナユニット1とテーブルユニット25は操作卓ユニット27からの制御信号を受けて動作し、被検体20を透過したX線の強度分布をX線検出器12で電気アナログ信号に変換して計測し、このX線検出器12のアナログ信号を増幅回路装置13で適正なレベルのデジタル信号に変換し、その計測データを信号ケーブル28を介して操作卓ユニット27に送信する。これを受信した操作卓ユニット27は、画像処理装置により計測データからCT画像を再構成してこれを表示装置に表示するように構成されている。
図4は、上述したX線CT装置の要部であるX線検出器12と増幅回路装置13との接続部を拡大して示す斜視図である。
X線検出器12および増幅回路装置13は、それぞれ対応する複数ブロックから成り、各ブロックはほぼ同様の構成であり、対応するX線検出器モジュールおよび増幅回路装置モジュールを有している。ここでは一ブロックの対応するX線検出器モジュール12aと増幅回路装置モジュール13aのみを示している。X線検出器12を構成するX線検出器モジュール12aは、基板のX線入射側の裏面となる側に一体的な信号取り出し用のX線検出器側ストレートコネクタ29を有しており、また増幅回路装置13を構成する増幅回路装置モジュール13bは、その基板の対向側に一体的な増幅回路装置側ストレートコネクタ30を有している。図示のX線検出器モジュール12aおよび増幅回路装置モジュール13aの基板は、ほぼ同等の対向面積を有しており、これらをほぼ重なり合うように対向配置し、それぞれの対向部に設けた両ストレートコネクタ29,30を介して切り離し可能に直接接続している。
上述したX線CT装置によれば、対向配置したX線検出器モジュール12aと増幅回路装置モジュール13aが両コネクタ29,30によって直接接続されることになり、その間の誘導電流の発生がおさえられ、信号劣化が少なく、その結果として劣化が小さくなり診断機能の高いCT画像を得ることができる。また、頑強に電磁シールドされた高価なケーブル等を使わないので、コストの低減および構造の簡素化がはかられ、さらに、一つのX線検出器モジュール12aと一つの増幅回路装置モジュール13aは両コネクタ29,30で切離可能な状態が保たれるので、交換部品が安価となり、安価で簡潔な構造のX線CT装置を提供することができる。
図5は、本発明の他の実施の形態によるX線CT装置の要部を示す斜視図である。
先の実施の形態では、X線検出器モジュール12aと増幅回路装置モジュール13aにおける基板の対向面積がほぼ同等であったためこれらを対向配置したが、この実施の形態では両者の基板の位置関係を変えている。つまり、増幅回路装置モジュール13bは、X線検出器モジュール12aの基板の平面に対して直行する平面にその基板を配置している。X線検出器モジュール12aは、上述の場合と同様にその基板の対向側に一体的なX線検出器側ストレートコネクタ29を有している。これに対して増幅回路装置モジュール13bは、増幅回路装置側ライトアングルコネクタ30aを使用し、そのピン30bによって増幅回路装置側ライトアングルコネクタ30aがX線検出器側ストレートコネクタ29と対向するようにしている。このX線検出器側ストレートコネクタ29と増幅回路装置側ライトアングルコネクタ30aを接続することによって、X線検出器モジュール12aと増幅回路装置モジュール13b間が切り離し可能に直接接続されているのは先の実施の形態の場合と同じである。
この実施の形態によるX線CT装置でも、X線検出器モジュール12aと増幅回路装置モジュール13b間がコネクタ29,30aによって直接、かつ切り離し可能に接続されているため、その間の誘導電流の発生が抑えられ、信号劣化が少なく、その結果として診断機能の高いCT画像を得ることができる。また、頑強に電磁シールドされた高価なケーブル等を使わないので、コストの低減および構造の簡素化がはかられ、さらに、X線検出器モジュール12aと増幅回路装置モジュール13bはコネクタ29,30aで切離可能な状態が保たれるので、交換部品が安価となり、安価で簡潔な構造のX線CT装置を提供することができる。しかも、増幅回路装置モジュール13bの基板をX線検出器モジュール12aにおける基板の配置平面に対してほぼ直行する平面に配置しているため、ブロック方向に大型化することなく増幅回路装置モジュール13bにおける基板の面積を大きくすることができる。
図6は、本発明のさらに他の実施の形態によるX線CT装置の要部を示す斜視図である。
X線検出器モジュール12aの基板にX線検出器側ストレートコネクタ29を取り付け、また増幅回路装置モジュール13aにおける基板の対向側に一体的な増幅回路装置側ストレートコネクタ30を取り付ける構造は先の実施の形態と同様である。これらのコネクタ29,30による信号の出力には空間的な制約による限界があるので、本実施の形態では、外部制御部によるスイッチング手段の切り替えによって取得可能な信号から選択的に、かつコネクタによる信号出力可能な数以下の信号を出力することのできる回路31を設けたX線検出器モジュール12aとしている。ここで信号数とはコネクタのピン数または端子数に対応する。このようなX線検出器モジュール12aを用いてX線検出器側ストレートコネクタ29と増幅回路装置側ストレートコネクタ30とを直接接続することにより、空間的な制約条件の中でも必要な信号を選択的に出力することが可能となり、またコネクタのピンの数を少なくすることが可能となる。
図7は、本発明のさらに他の実施の形態によるX線CT装置の要部を示す斜視図である。
X線検出器モジュール12aの基板にX線検出器側ストレートコネクタ29を取り付け、また増幅回路装置モジュール13aにおける基板の対向側に一体的な増幅回路装置側ストレートコネクタ30を取り付ける構造は先の実施の形態と同様である。これらのコネクタ29,30による信号の出力には空間的な制約による限界があるので、本実施の形態では、X線検出器モジュール12aに電荷を一時的に蓄える機能部32を搭載し、同機能部32に取得可能な信号を一時的に蓄え、この蓄えた電荷を順次読み出すことにより、取得した全ての信号数以下の出力することのできるようにしている。この機能部32は、具体的には電気的および電子的な回路素子であり、上記信号数とは例えば機構部32の端子数などに対応する。この場合も、図6に示した実施の形態の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
上述した各実施の形態では、X線検出器モジュール12aにX線検出器側コネクタを取り付け、増幅回路装置モジュール13aに増幅回路装置側コネクタを取り付け、これらコネクタ間を直接接続したが、他の実施の形態ではX線検出器モジュール12aに差し込み型のX線検出器側コネクタを取り付け、増幅回路装置モジュール13aは接続用端子を有する基板状に構成し、この増幅回路装置モジュール13aを上述の差し込み型X線検出器側コネクタに差し込んで接続用端子を直接接続してもよい。このような構成によれば、先の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができると共に、X線検出器モジュール12aに複数の差し込み型のX線検出器側コネクタを取り付けることによって、複数枚の増幅回路装置モジュール13aを設けることができる。
また、X線検出器12と増幅回路装置13は、図1に示したように全体として円弧形状に構成されるため、一般的には図4〜図7に示したように各モジュール毎の接続構成となるが、全体を複数のユニットに分割し、各ユニット毎に複数のX線検出器モジュール12aと複数の増幅回路装置モジュール13a間をコネクタによって分割可能に直接接続しても良い。
X線検出器モジュールと増幅回路装置モジュール間をコネクタによって直接接続しているため、その間の誘導電流の発生が抑えられ、信号劣化が少なく、その結果診断機能の高いCT画像を得ることができることから、診断機能の高いCT画像を得ることが不可欠な用途にも適用できる。
本発明の一実施の形態によるX線CT装置のスキャナユニットの示す斜視図である。 図1に示したスキャナユニットの側面図である。 X線CT装置の全体構成を示すブロック構成図である。 図1に示したX線CT装置の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態によるX線CT装置の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明のさらに他の実施の形態によるX線CT装置の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明のさらに他の実施の形態によるX線CT装置の要部を拡大して示す斜視図である。 従来のX線CT装置のスキャナユニットの示す斜視図である。 図8に示したスキャナユニットの要部を拡大して示す斜視図である。 図9に示した要部の1チャンネル部分を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1 スキャナユニット
3 X線源装置
7 X線ビーム
12 X線検出器
12a X線検出器モジュール
13 増幅回路装置
13a,13b 増幅回路装置モジュール
20 被検体
29 X線検出器側ストレートコネクタ
30 増幅回路装置側ストレートコネクタ

Claims (3)

  1. X線源と、被検体を介してこのX線源に対向配置され検出X線に対応したアナログ信号を出力するX線検出器と、このX線検出器から出力されたアナログ信号を所定の割合で増幅しデジタル信号に変換する増幅回路装置と、この増幅回路装置によってデジタル信号に変換した計測データから画像再構成を行ってCT画像を得る画像処理装置とを備えたX線CT装置において、上記X線検出器をそれぞれコネクタを直接取り付けた複数のX線検出器モジュールで構成し、また上記増幅回路装置をそれぞれコネクタを直接取り付けた複数の増幅回路装置モジュールで構成し、対応する上記X線検出器モジュールと上記増幅回路装置モジュールとはそれぞれの上記コネクタのみを介して切り離し可能に接続したことを特徴とするX線CT装置。
  2. X線源と、被検体を介してこのX線源に対向配置され検出X線に対応したアナログ信号を出力するX線検出器と、このX線検出器から出力されたアナログ信号を所定の割合で増幅しデジタル信号に変換する増幅回路装置と、この増幅回路装置によってデジタル信号に変換した計測データから画像再構成を行ってCT画像を得る画像処理装置とを備えたX線CT装置において、上記X線検出器をそれぞれ差し込み型コネクタを直接取り付けた複数のX線検出器モジュールで構成し、また上記増幅回路装置をそれぞれ接続用端子を有する基板状の複数の増幅回路装置モジュールで構成し、対応する上記X線検出器モジュールと上記増幅回路装置モジュールとは上記差し込み型コネクタと上記接続用端子のみを介して切り離し可能に接続したことを特徴とするX線CT装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれか一方に記載のものにおいて、上記複数のX線検出器モジュールには、取得可能な信号数以下の信号を出力可能な回路素子を設けたことを特徴とするX線CT装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212224A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Toshiba Corp 放射線検出器及びx線ct装置
CN102681020A (zh) * 2011-01-13 2012-09-19 通用电气公司 具有可拼铺封装结构的多切片ct探测器
JP2012232178A (ja) * 2012-08-06 2012-11-29 Toshiba Corp 放射線検出器及びx線ct装置

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