JP2005052126A - 動物用飼料組成物 - Google Patents
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Abstract
【目的】
酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る組成物を動物に経口的に投与することにより、優れた軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果を持つ動物用飼料組成物を得る。
【構成】
酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る組成物を動物に経口的に投与すると、著しい軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果が得られる。
酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る組成物を動物に経口的に投与することにより、優れた軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果を持つ動物用飼料組成物を得る。
【構成】
酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る組成物を動物に経口的に投与すると、著しい軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果が得られる。
Description
本発明は酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果を持つ動物用飼料組成物に関する。
軟便の予防には給水制限、また、消臭方法としては、消臭剤を畜舎等の環境に散布している。発育促進の目的には抗生物質や合成抗菌剤を動物の飼料に添加して広く用いられている。
しかし,給水制限は家畜の発育に悪影響を与え実用的でない。また、消臭剤散布は糞便臭を根本から消臭しないし手間暇がかかる。そして抗生物質や合成抗菌剤は投与した動物の筋肉や臓器に残留し,食品としては衛生上問題となっている。
本発明は,実用的で簡便に軟便予防、消臭効果を得、残留性の無い発育促進効果を得る事を目的とする。
本発明は,実用的で簡便に軟便予防、消臭効果を得、残留性の無い発育促進効果を得る事を目的とする。
本発明者らが種々検討した結果,酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る飼料組成物を飼料に添加して投与することにより,軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果のあることを見出した。
本発明は上記知見に基づいて完成されたものである。
即ち,本発明は酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果を持つ動物用飼料組成物に関する。
本発明は上記知見に基づいて完成されたものである。
即ち,本発明は酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果を持つ動物用飼料組成物に関する。
酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る本発明の軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果を持つ動物用飼料組成物は,動物に経口投与することにより明らかな軟便予防効果、消臭効果、発育促進効果が得られる。
本発明で用いられる酸性白土は食用油脂の脱色の目的で使われている天然食品添加物である。また、人の下痢治療薬として局方に収載されている天然ケイ酸アルミニウムと同一物質である。
本発明で用いられるベントナイトは農薬の基剤、医薬品のパップ剤の基剤として使われている。また、飼料の賦形剤、ペット用猫砂として使われている。本発明で用いられる天然ゼオライトは土壌改良剤、混合飼料として使われている。
本発明で用いられるベントナイトは農薬の基剤、医薬品のパップ剤の基剤として使われている。また、飼料の賦形剤、ペット用猫砂として使われている。本発明で用いられる天然ゼオライトは土壌改良剤、混合飼料として使われている。
本発明の組成の一つである酸性白土は原土を採掘し、乾燥後、粉砕したものである。本発明の組成の一つであるベントナイトは原土を採掘し、乾燥後、粉砕したものである。本発明の組成の一つである天然ゼオライトは原土を採掘し、乾燥後、粉砕したものである。本発明の動物用飼料組成物は酸性白土、ベントナイト、天然ゼオライトを混合したものであり、混合方法に限定はない。
本発明の動物用飼料組成物における酸性白土、ベントナイト、天然ゼオライトの配合比率は酸性白土50部に対しベントナイト1部〜99部及び/または天然ゼオライト1部〜99部、好ましくは酸性白土50部に対してベントナイト10部〜90部及び/または天然ゼオライト10部〜90部である。
本発明の動物用飼料組成物の動物への投与量は体重kg当たり10mg〜500mg,好ましくは30mg〜300mgである。
本発明の動物用飼料組成物は,そのまま経口投与しても良く,製剤化して投与しても良い。また飼料に添加混合しても良く,その場合の動物用飼料への添加量は0.01%〜5%,好ましくは0.05〜1%である。
本発明の動物用飼料組成物の投与対象動物としては,豚,牛,羊,馬,犬,猫等の家畜,鶏,七面鳥,アヒル,ホロホロ鳥等の家禽,ハマチ,タイ,エビ,フグ,ヒラメ,ギンザケ等の養殖水産動物があげられる。
酸性白土(日本活性白土(株)製)250kg、ベントナイト(三立砿業(株)製)150kg、天然ゼオライト(日東粉化工業(株)製)100kgを粉体混合機(大脇工業(株)製)に投入し、30分攪拌混合して本発明の動物用飼料組成物を製造した。
次に,本発明物の作用について実験例により示す。
ブロイラー雌ヒナ(アーバーエーカー種)4日令を1区5羽で群飼育し,実施例で得た本発明飼料組成物を飼料に0.1%添加し,16日間の飼養試験を行なった。比較のため各組成原料のみを0.1%添加した区も設けた。
試験軟便予防効果については、終了時の鶏舎床の蓄積糞便の状態を肉眼的に観察した。消臭効果については,試験終了時に採糞し,パネラーの官能試験により糞便臭の強度を検討した。試験期間中の体重,飼料摂取量を計測し,増体量,飼料要求率を算出し,発育促進効果の確認を行なった。
その結果,軟便予防効果は表−1に示すように糞便の状態が正常化し、本発明の動物用飼料組成物の軟便予防効果が認められた。消臭効果は表−2に示されるように糞便の臭いが軽減し,消臭効果が認められた。発育は表−3示されるように発育促進効果が示された。
ブロイラー雌ヒナ(アーバーエーカー種)4日令を1区5羽で群飼育し,実施例で得た本発明飼料組成物を飼料に0.1%添加し,16日間の飼養試験を行なった。比較のため各組成原料のみを0.1%添加した区も設けた。
試験軟便予防効果については、終了時の鶏舎床の蓄積糞便の状態を肉眼的に観察した。消臭効果については,試験終了時に採糞し,パネラーの官能試験により糞便臭の強度を検討した。試験期間中の体重,飼料摂取量を計測し,増体量,飼料要求率を算出し,発育促進効果の確認を行なった。
その結果,軟便予防効果は表−1に示すように糞便の状態が正常化し、本発明の動物用飼料組成物の軟便予防効果が認められた。消臭効果は表−2に示されるように糞便の臭いが軽減し,消臭効果が認められた。発育は表−3示されるように発育促進効果が示された。
Claims (1)
- 酸性白土及びベントナイト及び/または天然ゼオライトより成る軟便予防効果及び/または消臭効果及び/または発育促進効果を持つ動物用飼料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003311968A JP2005052126A (ja) | 2003-08-01 | 2003-08-01 | 動物用飼料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003311968A JP2005052126A (ja) | 2003-08-01 | 2003-08-01 | 動物用飼料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005052126A true JP2005052126A (ja) | 2005-03-03 |
Family
ID=34372444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003311968A Pending JP2005052126A (ja) | 2003-08-01 | 2003-08-01 | 動物用飼料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005052126A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006103905A1 (ja) | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Kenko Corporation | 飼料組成物および動物の飼育方法 |
US10729158B2 (en) | 2005-04-13 | 2020-08-04 | P&A France | Non-medicinal food additive for animals, supplemented food containing same and method for improving animal growth |
-
2003
- 2003-08-01 JP JP2003311968A patent/JP2005052126A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006103905A1 (ja) | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Kenko Corporation | 飼料組成物および動物の飼育方法 |
JP5216952B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2013-06-19 | 株式会社シナネンゼオミック | 飼料組成物および動物の飼育方法 |
US10729158B2 (en) | 2005-04-13 | 2020-08-04 | P&A France | Non-medicinal food additive for animals, supplemented food containing same and method for improving animal growth |
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