JP2005051336A - 画像形成装置、該画像形成装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、該画像形成装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Tsutomu Kon
勉 今
Takezo Fujishige
武三 藤重
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Abstract

【課題】複数のユーザで共有し、かつセキュリティを確保する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段11と、情報表示を行う表示手段12とを有する。そして、ユーザ属性情報登録手段13に複数のユーザの属性情報を登録し、ユーザ別情報記憶手段14は、登録されたユーザ毎に各ユーザのみが使用する情報の記録領域を設定する。そして認証手段15によって認証したユーザに対してのみ、該画像形成装置が備える機能の利用を許可する。これらの機能によって、複数ユーザによる共有と、ユーザ間の情報の漏洩を防ぐことが可能となる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置、該画像形成装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体に関し、より具体的には、通信機能を有する画像形成装置を複数ユーザで共有できるようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
現代のビジネスオフィスにおいては、パソコン、コピー、ファクシミリ装置、プリンタ等のOA機器類は業務を進める上での必需品となっている。例えば、小規模企業や個人事業者向け、あるいはサテライトオフィス等の用途に好適なオフィスエリアを複数備えた集合オフィスにおいても、上記のごとくのOA機器類は各社独自に導入して使用している。このために、集合オフィスにおける全体の電気消費量も大きなものとなっている。
【0003】
また、今後規制緩和によって会社を設立する人が多くなると思われる。会社を設立し、オフィスを借りるような場合にも、上記のようなOA機器を準備する必要が生じるが、例えば個人の起業家等にとっては、初期投資コストやランニングコストをできるだけ抑えたいという要求がある。
【0004】
例えば、特許文献1には、画像処理装置をネットワークを介して共有可能に構成した画像処理システムであって、画像形成装置におけるジョブの状態を管理するジョブ管理手段と、優先的に実行したいジョブを指定する優先ジョブ指定手段と、優先ジョブ指定手段で指定されたジョブに関しては当該ジョブが実行されるまで他のユーザによるジョブの実行を禁止するジョブ禁止手段を備えた画像処理システムが開示されている。
【0005】
これにより、機器の操作部から離れているユーザが例えばコピー等のジョブを優先的に実行したい状況が発生した場合、ジョブ管理手段(例えばユーザが使用している情報処理装置上のWeb)による所定の操作により、ユーザは原稿を持って機器の操作部の前まで足を運ぶことなく、他のユーザに急ぎの旨を知らせることが可能となる。
【0006】
【特許文献1】
特開2003―125155号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1のシステムは、複数のユーザで共有する画像形成装置のコピー等のジョブ管理を実行できるものの、上述したごとくの集合オフィスのように、使用ユーザが他人であり、互いに情報の秘密管理を必要とする場合に適用できるようなシステムではなかった。
【0008】
別の会社や別の個人等の複数のユーザが共有して画像処理装置等を使用する場合には、各使用者に対する個々のデータの管理や、課金及び回収処理等の機能が必要となる。例えば、上記のような集合オフィスで共通に使用する1つの機器において、オンラインを介したデータの検索、閲覧、そのデータの加工、及び印刷、転送、さらに課金管理に到る機能を網羅し、ユーザがその機器によってデータベースのデータを閲覧し、課金処理まで実行できるようにしたシステムは提供されていない。データの加工は、文書の編集のみならず、各種メディアからデータを入力し、そのデータを他のデータに合成したいというようなニーズも生じる。これら機能を網羅した機器システムと、この機器システムを利用したサービス提供は実施されていない。これは、上記特許文献1においても同様である。
【0009】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、小規模企業や個人事業者向け、あるいはサテライトオフィス等の用途のオフィスエリアを複数備えた集合オフィスに適用可能で、複数のユーザで共有し、かつユーザ毎の情報管理及び課金管理を行うことによって、ユーザに高い利便性を付与できるようにした画像形成装置、該装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段を有する画像形成装置であって、該画像形成装置は、情報表示を行う表示手段と、複数のユーザの属性情報を登録するユーザ属性情報登録手段と、該ユーザ属性情報登録手段に登録されたユーザ毎に、各ユーザのみが使用する情報の記録領域を設定したユーザ別情報記憶手段と、該ユーザ別情報記憶手段に記憶されている情報の閲覧ないし加工を許可するために、入力されたユーザ情報の認証を行う認証手段とを有し、該認証手段が認証したユーザ情報に該当する前記ユーザ別情報記憶手段の情報を前記表示手段に表示し、及び/または前記画像形成手段により画像形成することを特徴としたものである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、該画像形成装置は、前記認証手段が認証したユーザに対してのみ、該画像形成装置が備える機能の利用を許可することを特徴としたものである。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、該画像形成装置は、公衆回線網を介して電子メールを送受信するメールサーバ手段を有し、前記ユーザ別情報記憶手段は、前記ユーザ属性情報登録手段に登録されたユーザごとに送受信メールを記録する記録領域であるメールボックスを有し、前記認証手段が認証したユーザ情報に該当するメールボックスのメール情報を、前記表示手段に表示し、及び/または前記画像形成手段により画像形成することを特徴としたものである。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1の発明において、該画像形成装置は、公衆回線網を介してファクシミリデータを送受信可能なファクシミリ送受信手段を有し、前記ユーザ別情報記憶手段は、前記ユーザ属性情報登録手段に登録されたユーザごとに送受信されたファクシミリデータを記録するファクシミリデータ記録領域を有し、前記認証手段が認証したユーザ情報に該当するファクシミリデータ記録領域のファクシミリデータを、前記表示手段に表示し、及び/または前記画像形成手段により画像形成することを特徴としたものである。
【0014】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、該画像形成装置は、前記メールサーバ手段によって電子メールが受信された際、または前記ファクシミリ送受信手段によってファクシミリデータが受信された際、受信した電子メールまたはファクシミリデータの宛先情報を読み取る宛先情報読取手段と、該宛先情報読取手段が読み取った宛先情報と前記ユーザ属性情報登録手段に登録したユーザ情報とを照合するユーザ情報照合手段と、該ユーザ情報照合手段よって照合した結果、宛先情報に該当するユーザ情報が登録されている場合に、該登録されたユーザ宛の電子メールまたはファクシミリデータがあることを前記表示手段に表示させるメール/ファクシミリ受信表示手段とを有することを特徴としたものである。
【0015】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、該ユーザ情報照合手段よって照合した結果、宛先情報に該当するユーザ情報が登録されている場合に、予めユーザ属性情報に登録されている携帯電話に対して電子メールまたはファクシミリデータが受信されていることを報知するメールを送信するメール/ファクシミリ受信報知手段を有することを特徴としたものである。
【0016】
請求項7の発明は、請求項4ないし6のいずれかの発明において、該画像形成装置は、原稿画像を読み取る画像読取手段と、インターネットに接続してインターネット上のファイルサーバからコンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、記録媒体に記録されたデジタル画像データを入力するデジタル画像データ入力手段と、前記画像読取手段で読み取った原稿画像データ、前記デジタル画像データ入力手段に入力したデジタル画像データ、前記メールサーバ手段に入力した電子メールデータ、前記ファクシミリ送受信手段が受信したファクシミリデータ、及び前記コンテンツデータ受信手段によって受信したコンテンツデータのいずれかまたは複数を合成する合成手段を有し、該合成手段によって合成したデータを前記表示手段に表示し、及び/または前記画像形成手段によって画像形成することを特徴としたものである。
【0017】
請求項8の発明は、請求項6の発明において、該画像形成装置は、前記合成手段により合成した合成データを、前記メールサーバ手段または前記ファクシミリ送受信手段によって、指定された送信相手先に送信することを特徴としたものである。
【0018】
請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれか1の発明において、該画像形成装置は、音声入力手段と、該音声入力手段に入力した音声を認識して音声データを生成する音声認識手段とを有し、該画像形成装置は、該音声認識手段から出力された音声データを、該画像形成装置の操作入力データとして処理することを特徴としたものである。
【0019】
請求項10の発明は、請求項1ないし9のいずれか1の発明において、該画像形成装置は、指紋情報を検出する指紋センサを有し、前記認証手段は、該指紋センサが検出した指紋情報に基づいてユーザ認証を行うことを特徴としたものである。
【0020】
請求項11の発明は、請求項1ないし10のいずれか1の発明において、該画像形成装置は、ユーザ認証情報が記録されたカードから該ユーザ認証情報を読み出すカードリーダを有し、前記認証手段は、前記カードリーダが読み出したユーザ認証情報を用いてユーザ認証を行うことを特徴としたものである。
【0021】
請求項12の発明は、請求項1ないし11のいずれか1の発明において、該画像形成装置は、前記ユーザ属性情報登録手段に登録されたユーザごとに、課金金額を算出する課金金額算出手段と、該課金金額算出手段によって算出された課金金額の徴収を処理する課金金額徴収手段とを有することを特徴としたものである。
【0022】
請求項13の発明は、請求項12の発明において、前記課金金額算出手段は、前記画像形成手段による紙媒体の使用枚数を用いて、課金金額を算出することを特徴としたものである。
【0023】
請求項14の発明は、請求項13の発明において、前記課金金額算出手段は、前記紙媒体の使用枚数に加えて、ユーザごとの該画像形成装置の使用時間、通信時間、通信データ量、電力使用量のいずれかまたは複数を加味して課金金額の算出を行うことを特徴としたものである。
【0024】
請求項15の発明は、請求項13または14のいずれか1の発明において、該画像形成装置は、プリペイドカードの金額データの読み取り及び書き換えを行うプリペイドカードリーダ・ライタを有し、前記課金金額徴収手段は、前記プリぺイドカードリーダ・ライタによって、前記課金金額の徴収処理を行うことを特徴としたものである。
【0025】
請求項16の発明は、請求項13または14の発明において、該画像形成装置は、金銭を投入する金銭投入部を有し、前記課金金額徴収手段は、前記金銭投入部に投入される金銭によって前記課金金額の徴収処理を行うことを特徴としたものである。
【0026】
請求項17の発明は、請求項1ないし16のいずれか1の発明において、該画像形成装置は、前記画像形成手段に使用する紙媒体の使用量を積算する紙媒体使用量積算手段と、該紙媒体使用量積算手段によって積算した紙媒体使用量に従って紙媒体の在庫量を判別する在庫量判別手段と、該在庫量判別手段の在庫量の判別結果に従って、紙媒体の供給先システムに対して紙媒体を発注する紙媒体発注手段とを有することを特徴としたものである。
【0027】
請求項18の発明は、請求項1ないし17に記載の画像形成装置の機能を実現するプログラムである。
【0028】
請求項19の発明は、請求項18に記載のプログラムを記録した記録媒体である。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を添付された図面を参照して具体的に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同様の機能を有する部分には、同じ符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0030】
本発明の画像形成装置は、小規模企業や個人事業者向け、あるいはサテライトオフィス等の用途のオフィスエリアを複数備えた集合オフィスに適用し、セキュリティを維持しつつ、画像形成装置が備える各種機能を複数のユーザが利用できるようにしたものである。図1は、本発明に関わる画像形成装置を集合オフィスに設置したときの設置例を概念的に示す図である。複数のオフィス(オフィスA〜オフィスD)を有するオフィスビルにおいて、各オフィスの共有スペース、すなわち、各オフィスのユーザが共通に立ち入ることができるスペースに、本発明に関わる画像形成装置1を設置しておく。
【0031】
画像形成装置1は、使用ユーザを登録する手段と、ユーザ認証を行う手段とを有していて、認証されたユーザのみが以下に説明する画像形成装置1の各種機能を使用することができる。各種OA機器類に該当する機能をもった画像形成装置1を複数ユーザが共有して所有でき、かつ各ユーザの情報管理を信頼性をもって行うことができるため、各ユーザは、OA機器類を独自に揃える必要がなく、設備費を軽減することができ、また電気使用量等のコストも削減することができる。
【0032】
また、本発明による画像形成装置1によってサービス提供を行うことができる。すなわち、サービスプロバイダは、上記のごとくの集合オフィス等に本発明に関わる画像形成装置を設置し、契約ユーザに対して当該画像形成装置を使用させ、対価を受け取るサービスを実施することができる。
【0033】
図2は、本発明の画像形成装置の一実施例を説明するための図である。画像形成装置1は、画像データに基づいた画像を紙等の媒体に形成して出力する画像形成手段11と、情報表示を行う表示手段12とを有している。画像形成手段11は、画像読取装置やファクシミリなど後述する各実施例において説明する手段やその他の手段によって入力した画像データに基づいて紙等の媒体に印刷を行う印刷装置である。画像形成手段11では、媒体のサイズ(A3やA4など)、両面/片面印刷、印刷枚数、濃度や画質などを指定できるため、ユーザが所望の形式で入力画像データや加工データを印刷出力させることができる。
【0034】
さらに図2において、画像形成装置1は、複数のユーザの属性情報を登録するユーザ属性情報登録手段13と、そのユーザ属性情報登録手段13に登録されたユーザ毎に、各ユーザのみが使用する情報を記録するユーザ別情報記憶手段14と、画像形成装置のユーザ別情報記憶手段14に記憶されている情報の閲覧ないし加工を許可し、もしくは画像形成装置自体の使用を許可するために、入力されたユーザ情報の認証を行う認証手段15とを有している。
【0035】
ユーザ属性情報登録手段13は、HDDやRAM等のメモリに設定される記憶領域によって実現され、画像形成装置1を共有して使用する複数のユーザのそれぞれの属性情報を登録することができる。属性情報の項目は適宜定めることができ、会社名や氏名等の情報や、認証に使用する認証情報を属性情報として登録することができる。また、属性情報をユーザID番号等の簡単な情報のみとしてもよい。
【0036】
ユーザ別情報記憶手段14には、ユーザ属性情報登録手段13に登録したユーザ毎に、その登録ユーザのみが閲覧,加工,出力等の処理を実行できる情報を記憶させておくことができる記憶領域(ユーザボックス)14a,14b,14cが設定される。図示するユーザ毎の記憶領域は3つであるが、実際には、登録ユーザのそれぞれに対応する記憶領域が設定される。これによって、各登録ユーザには、各自の使用情報をまとめて記憶する記憶領域が割当てられる。
【0037】
認証手段15は、各種の認証方法を適用して構成することができる。例えば、画像形成装置1の図示しない操作キー等に対して、登録ユーザがIDとパスワードを入力することによって、認証手段15がユーザ属性情報記憶手段13に記憶したユーザ属性情報を用いて認証を行い、認証が成功すればその旨を表示手段12に表示して、画像形成装置の機能の利用を許可する。認証手段15は、プログラムによって実行されるもので、当該プログラムはHDDやROM等のメモリに記憶され、CPU等の制御手段が随時読み出して、あるいはRAM等に展開して実行することにより、上記認証機能を実現する。
【0038】
ユーザ別情報記憶手段14が記憶した各ユーザ毎の情報は、認証手段15によて認証されたユーザのみが利用することができる。すなわち、画像形成装置1は、認証手段15が認証したユーザに対してのみ、そのユーザに対応したユーザ別情報記憶手段14の記憶領域の情報を表示手段12に表示させたり、画像形成手段11によって紙媒体に印刷出力させることを許可する。
【0039】
図3は、本発明による画像形成装置の他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図2の構成に加えて、公衆回線網に接続し、公衆回線網を介して電子メールを送受信するメールサーバ手段16を有している。
そして、ユーザ別情報記憶手段14には、ユーザ属性情報記憶手段13に記憶したユーザごとに、送受信メールを記録する記録領域であるメールボックス14d,14e,14f・・・が設定される。
【0040】
すなわち、公衆回線に接続し、複数ユーザが共有する画像形成装置1によって電子メールの送受信を可能とし、共有するユーザごとに、メールボックスを備えて、そのメールボックスによって送受信するメール情報を管理できるようにする。
【0041】
メールサーバ手段16は、メールソフトウェアとCPU及びメモリ、通信インターフェース等のハードウェアによって実現される。ユーザは、メールサーバ手段16を利用することによって、インターネット介して取得したデータや、後述する合成手段を用いて各種の編集や合成加工したデータを、所望の送信相手先に電子メール送信することができる。
【0042】
受信メールや送信メールの確認等、メールボックスに記憶された情報の表示手段12への表示、あるいは画像形成手段11による印刷出力等は、認証手段15が認証したユーザにのみ許可される。これによって、メール情報が他人に漏れることなく、複数ユーザでメール管理を行うことができる。
【0043】
図4は、本発明による画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図3の構成に加えて、公衆回線網を介してファクシミリデータを送受信可能なファクシミリ送受信手段17を有している。
そして、ユーザ別情報記憶手段14には、ユーザ属性情報登録手段13に登録したユーザごとに、送受信したファクシミリデータを記録する記録領域であるファクシミリ(FAX)データ記憶領域14g,14h,14i・・・が設定される。
【0044】
すなわち、公衆回線に接続し、複数ユーザが共有する画像形成装置1によってファクシミリデータの送受信を可能とし、共有するユーザごとに、ファクシミリデータ記憶領域を備えて、その記憶領域によって送受信するファクシミリデータを管理できるようにする。
【0045】
受信したファクシミリデータや送信したファクシミリデータの確認等、ファクシミリデータ情報領域に記憶された情報の表示手段12への表示、あるいは画像形成手段11による印刷出力等は、認証手段15が認証したユーザにのみ許可される。これによって、ファクシミリデータが他人に漏れることなく、複数ユーザでファクシミリデータを管理することができる。
【0046】
図5は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図4の構成に加えて、電子メールデータやファクシミリデータの宛先情報を読み取る宛先情報読取手段18と、宛先情報とユーザ属性情報記憶手段13が記憶したユーザ情報とを照合するユーザ情報照合手段19と、照合結果に従ってユーザ宛の電子メールまたはファクシミリデータがあることを表示手段12に表示させるメール/ファクシミリ受信表示手段20とを有している。
【0047】
本実施例においては、宛先情報読取手段18は、メールサーバ手段16によって電子メールが受信された際、またはファクシミリ送受信手段17によってファクシミリデータが受信された際、受信した電子メールまたはファクシミリデータの宛先情報を読み取る。そして、ユーザ情報照合手段19は、宛先情報読取手段18が読み取った宛先情報とユーザ属性情報登録手段13に登録したユーザ情報とを照合する。そして、ユーザ情報照合手段19よって照合した結果、宛先情報に該当するユーザ情報がユーザ属性情報登録手段13に登録されている場合に、メール/ファクシミリ受信表示手段20は、登録されたユーザ宛の電子メールまたはファクシミリデータがあることを表示手段12に表示させる。
【0048】
自分宛の電子メールまたはファクシミリがあることを表示手段12の表示によって確認したユーザは、認証手段15による所定の認証を行って、受信した電子メールやファクシミリデータの内容を確認することができる。
【0049】
宛先情報読取手段18、ユーザ情報照合手段19、及びメール/ファクシミリ受信表示手段20は、プログラムによって実行されるもので、当該プログラムはHDDやROM等のメモリに記憶され、CPU等の制御手段が随時読み出して、あるいはRAM等に展開して実行することにより、上記機能を実現する。
【0050】
図6は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図5の構成に加えて、メール/ファクシミリ受信報知手段21を有している。ユーザ情報照合手段19よって、電子メールデータやファクシミリデータの宛先情報とユーザ属性情報記憶手段13が記憶したユーザ情報とが照合された結果、宛先情報に該当するユーザ属性情報が登録されている場合に、メール/ファクシミリ受信報知手段21は、予めユーザ属性情報として登録されている携帯電話に対して電子メールまたはファクシミリデータが受信されていることを報知するメールを送信する。
【0051】
報知メールを受信したユーザは、適宜、画像形成装置1の設置場所まで行って認証を行い、該当電子メールやファクシミリデータを閲覧したり、印刷出力させることができる。メール機能をもった携帯電話は、一般的に広く普及しているため、あらたな設備を導入することなく、ユーザにデータ受信の報知を簡単に行うことができるようになる。
【0052】
メール/ファクシミリ受信報知手段21は、プログラムによって実行されるもので、当該プログラムはHDDやROM等のメモリに記憶され、CPU等の制御手段が随時読み出して、あるいはRAM等に展開して実行することにより、上記機能を実現する。
【0053】
図7は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図6の構成に加えて、スキャナによって原稿画像を読み取る画像読取手段22と、インターネットに接続してインターネット上のファイルサーバからコンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信手段23と、記録媒体に記録されたデジタル画像データを入力するデジタル画像データ入力手段24とを有している。インターネットに接続してコンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信手段23は、OS及びブラウザなどのソフトウェアと、CPU,メモリ,通信インターフェース等のハードウェアによって実現される。また、デジタル画像データ入力手段24は、デジタルカメラ等の機器、光ディスクや光磁気ディスク、メモリカードのような媒体とのインターフェースをとるハードウェアと、これらデジタルデータを取り込むためのプログラムとによって実現される。
【0054】
さらに、本実施例の画像形成装置は、画像読取手段22で読み取った原稿画像データ、デジタル画像データ入力手段24に入力したデジタル画像データ、メールサーバ手段16に入力した電子メールデータ、ファクシミリ送受信手段17が受信したファクシミリデータ、及びコンテンツデータ受信手段23によって受信したコンテンツデータのうち、任意の複数のデータを合成する合成手段25を有している。
【0055】
例えば、ユーザは、スキャナによる画像読取手段22で、特定の画像を読み取らせ、その画像データに、受信した電子メールデータを合成するような処理を簡単な操作で実行できる。合成手段25によって合成したデータは、適宜表示手段12に表示したり、画像形成手段11によって印刷出力することができる。また、この他、合成手段25により合成した合成データを、メールサーバ手段16またはファクシミリ送受信手段17によって、特定の送信相手先にメールまたはファクシミリ送信することができる。
【0056】
図8は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図7の構成に加えて、マイクによる音声入力手段26と、音声入力手段22に入力した音声を認識して音声データを生成する音声認識手段27とを有する。音声認識手段27によって認識されて出力された音声データは、画像形成装置1に対する操作入力として扱われ、各種の処理の操作や指示入力を音声によって実行することができるようになる。音声認識手段27は、プログラムによって実行される。
【0057】
図9は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図8の構成に加えて、指紋情報を検出する指紋センサ28を有している。本実施例は、ユーザ認証をユーザの指紋情報を用いて実行できるようにしたものである。ここでは、認証手段15は、指紋センサ28が検出した指紋情報に基づいてユーザ認証を行う。指紋認証を行うための情報は、予めユーザ属性情報登録手段13に登録しておくようにする。
【0058】
図10は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図9の構成に加えて、カードリーダ29を備えるものである。複数のユーザによる共有を実現するために、ユーザの認証情報を記録したカードを用意し、そのカードを登録ユーザに配布しておくようにする。そしてユーザが画像形成装置1を使用する場合に、そのカードをカードリーダ29に通すことによって、カードに記録された認証情報がカードリーダ29に読み込まれる。認証手段15は、読み込まれた認証情報に従って、ユーザ属性情登録手段13に登録されたユーザ属性情報との照合を行うことにより、ユーザ認証を実行する。認証の結果に応じて、ユーザは、画像形成装置1の使用が許可され、またユーザ別情報記憶手段14に記憶された情報の閲覧や加工を行うことができる。
【0059】
図11は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図10の構成に加えて、ユーザ属性情報登録手段13に登録されたユーザごとに、課金金額を算出する課金金額算出手段30と、その課金金額算出手段30によって算出された課金金額を徴収する課金金額徴収手段31と、プリペイドカードの金額情報を読み出して所定金額を引き出し、残額データを書き換えるプリペイドカードリーダライタ32と、金銭を投入することができる金銭投入部33とを有している。
【0060】
課金金額算出手段30は、画像形成装置の使用量に応じて、ユーザ毎に課金を行うための情報を算出するもので、算出条件として、紙媒体の出力枚数、画像形成装置の使用時間、通信時間もしくはパケット等のデータ量、積算電力使用量、等の条件を適宜選定することができる。これらの所定の条件に従って、課金金額算出手段30が、ユーザ毎に課金金額を算出する。課金金額としては、ユーザ毎に所定期間(例えば1ヶ月等)毎に積算課金金額を算出してもよく、またユーザが画像形成装置を使用する毎に課金金額を算出するようにしてもよい。
【0061】
例えば、画像形成装置1の消耗品には、画像形成手段11によって印刷出力する紙媒体と、印刷を行うためのインキやトナー等がある。これら消耗品を使用量に応じて平等に課金するために、紙媒体の使用量に応じて、課金金額を算出することができる。
【0062】
課金金額徴収手段31は、課金金額算出手段30が算出した課金金額を所定の方法で徴収し、課金情報をユーザ別にユーザ別情報記憶手段14に記憶させる処理を行う。
例えば、課金金額の徴収方法として、所定のプリペイドカードから徴収する方法や、直接に金銭を画像形成装置に投入させることによって課金金額を徴収する方法を採用することができる。プリペイドカードを使用する場合、課金金額徴収手段31は、プリペイドカードリーダライタ32に挿入されたプリペイドカードから、課金金額算出手段30が算出した課金金額に相当する金額データを差し引き、残額データに書き換えさせる。また、金銭を直接に画像形成装置に投入させる場合は、課金金額徴収手段31は、金銭投入部33に対して投入された金額を徴収課金金額として処理する。
【0063】
このときに、課金金額徴収手段31は、課金金額を表示手段12に表示させてユーザに対して支払要求を行ったにもかかわらず、入金やカード挿入が行われずに、徴収が失敗した場合には、その情報を記憶しておき、次回の同一ユーザに対して画像形成装置の使用を禁止する制御を行うようにしてもよい。また、課金金額の徴収に失敗した場合に、メールサーバ手段16を使用して、画像形成装置を管理する管理者に対してメールによって通知するようにしてもよい。
【0064】
上記の課金金額算出手段30、課金金額徴収手段31は、プログラムによって実行されるもので、当該プログラムはHDDやROM等のメモリに記憶され、CPU等の制御手段が随時読み出して、あるいはRAM等に展開して実行することにより、上記機能を実現する。
【0065】
図12は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。本実施例の画像形成装置は、図11の構成に加えて、画像形成手段11に使用する紙媒体の使用量を積算する紙媒体使用量積算手段34と、紙媒体使用量積算手段34によって積算した紙媒体使用量に従って紙媒体の在庫量を判別する在庫量判別手段35と、在庫量判別手段35の在庫量の判別結果に従って、紙媒体の供給先システムに対して紙媒体を発注する紙媒体発注手段36とを有するものである。
【0066】
上述のように、画像形成装置1の消耗品である紙媒体やトナー、インク等については、サプライヤが定期的に供給するシステムが採られることが多い。消耗品の管理は、通常、画像形成装置のユーザが行い、消耗品の補充が必要となったときに、サプライヤに連絡して必要な消耗品の供給を受ける。これに対して本発明では、複数ユーザによる共有を想定しているため、消耗品の在庫を自動検出し、検出結果をサプライヤのコンピュータシステム等にオンラインで送信することによって、消耗品管理及び供給をサプライヤ側で行うことができるようにする。
【0067】
すなわち、紙媒体使用量積算手段34は、画像形成手段11によって印刷出力される紙媒体の総使用量を積算する。このときに、課金用の使用量算出ではないため、使用者にかかわらず総使用量を積算していけばよい。そして、在庫量判別手段35は、紙媒体使用量積算手段34が積算した紙媒体使用量に従って紙媒体の在庫量を判断する。在庫量判別手段35は、例えば、初期の在庫量を記憶しておき、紙媒体使用量積算手段34が積算した紙媒体使用量を初期在庫量から減算していくことによって現在の在庫量を判別することができる。
【0068】
紙媒体発注手段36は、在庫量判別手段35が判別した在庫量を監視し、所定の在庫レベルであって補充が必要となるレベルに在庫量が低下したときに、サプライヤのコンピュータシステムに対して、通信回線を利用してオンライン発注を行う。オンライン発注を受けたサプライヤは、当該画像形成装置の紙媒体の在庫場所まで必要量の紙媒体を配送するサービスを提供する。
【0069】
また、紙媒体以外のトナーやインクは、紙媒体に対する平均的な使用量を予め定めておき、紙媒体の積算使用量からトナーやインクの使用量を概算する。もしくは、トナーやインクについても、使用量を検出する検出センサを設けてもよい。
【0070】
上記の紙媒体使用量積算手段34は、紙媒体の使用を検出するセンサとそのセンサによって検出した使用量を積算するプログラムとによって実現される。また、在庫量判別手段35及び紙媒体発注手段36は、プログラムによって実行される。
【0071】
上記のごとくの消耗品の供給システムによって、消耗品のサプライヤは、画像形成装置1のユーザを囲い込むことができ、安定した独占的な消耗品販売を効率的に継続することができる。また、上記サプライヤは、画像形成装置そのもののプロバイダを兼ねることによって、より効率的なサービス提供を行うことができる。
【0072】
上述のごとくの本発明に関わる画像形成装置によって、ユーザは、OA機器等の備品の導入コストや管理コストを削減して合理化することができる。また、複数のユーザが本来それぞれ使用していたOA機器等を共有して使用することにより、節電の効果を見込むことができる。さらには、OA機器等のコストが低下することにより、会社設立における必要な費用を削減することができ、会社設立を容易にし、経済の活性化が図られ、雇用が促進される波及効果を見込むことができる。
【0073】
次に、上述したごとくの実施形態をさらに具体的に実現した画像形成装置及びデータ出力システム構成例を説明する。
図13は、本発明の画像形成装置を用いたサービス提供システムの一例について説明するための図で、図中、100はネットワーク、101は画像形成装置(上記実施例の画像形成装置1に該当)、102は、画像形成装置の管理者を兼ねるサプライヤのコンピュータシステムである。画像形成装置101は、集合オフィスA,B,C,・・・にそれぞれ1台設置されている。そして、サプライヤのコンピュータシステム102は、上述の実施例で説明したごとくの紙媒体発注手段による発注依頼を受け付けて、紙媒体やその他の消耗品の配送供給の処理を行う。また、サプライヤのコンピュータシステムによって、画像形成装置101のユーザ毎の課金,回収情報の管理を行うことができる。
【0074】
以下、画像形成装置101として、コピー機能,ファクシミリ機能,プリント機能,スキャナ機能、及び通信機能等を複合的に有するMFP(デジタルカラー複合機)を適用した例を代表例として説明する。尚、本発明は、上記MFPに限るものではなく、サプライヤ等サービスプロバイダのコンピュータシステムとネットワークを介して接続可能とし、少なくともプリント機能を有する画像形成装置であれば良い。例えば、デジタルモノクロ複合機,モノクロプリンタ装置,カラープリンタ装置等を適用しても良い。
【0075】
図14は、本発明の画像形成装置の外観構成例を示す斜視概略図で、図15は、画像形成装置のデータ入力とデータ出力の例を説明する図である。また、図16は、図14に示す画像形成装置101の操作パネルの一例を示す図で、図17は図16に示す操作パネルの表示例を示す図である。また図18は画像形成装置101の内部構成例を説明するためのブロック図である。
【0076】
図14に示すように、画像形成装置101は、転写紙などの媒体に画像を形成する画像形成手段である印刷装置130の上部に、原稿から画像を読み取る画像読取手段である画像読取装置128を配設した構成とされている。また、画像形成装置101の上部側には、オペレータに対する表示とオペレータからの機能設定等の各種入力を行うための操作パネル120が設けられている。さらに、操作パネル120の下部には、記録媒体に記録されているプログラムコードや画像データ等を読み取る、または記録媒体に対してプログラムコードや画像データ等を書き込むための手段である外部媒体入出力装置114が、記録媒体を挿入するための挿入口(挿入スロット)を画像形成装置101の前面に向けて設けられている。
【0077】
図15に示すように、画像形成装置101に対するデータの入力方法としては、例えば、紙原稿を読み取るスキャナ,ファクシミリ,電子メール,デジタルカメラ等の機器,光ディスク(CD,DVD等)やメモリカードのような記録媒体等からデータを入力することができる。また、データの出力方法としては、例えば、印刷,ファクシミリ,電子メール,PCの共有フォルダへの出力,サーバ装置への転送,光ディスクやメモリカード等の記録媒体への出力により電子データを出力することができる。このデータの出力時において、上記入力方法により取得した電子データを所定のフォームに合成してから出力するようにしてもよい。
【0078】
図16において、図16(A)は操作パネル120の構成例を示す正面図で、図16(B)は操作パネル120の前面図で、図16(C)は操作パネル120の側面図で、操作パネル120は、LCDなどの表示装置120a,ペン入力用のスタイラスペン120b,スピーカ120c,指紋センサ120d,マイク120e,機能キー群120f,音声ガイドキー120g,ボリューム120h,外部媒体入出力装置114,USB端子115から構成されている。操作パネル120は、表示装置120aの表面に積層された超音波弾性波方式等のタッチパネルと、複数の機能キー群120fとを備えている。機能キー群120fには、画像読み取りの開始を宣言するためのスタートキー,数値入力を行うためのテンキー,読み取った画像データの送信先を設定する読取条件設定キー,クリアキー等が設けられている。
【0079】
図17において、操作パネル120の表示装置120aには、図18に後述する情報処理ユニットAで動作する汎用OSの画面120a中に、画像処理ユニットBにおける操作入力画面となるウィンドウ120aを表示することができる。これにより、情報処理ユニットAの操作パネル120を、画像処理ユニットBにおいても共通に利用可能としている。
【0080】
図18において、画像形成装置101は、情報処理ユニットA及び画像処理ユニットBに大別されており、印刷装置130及び画像読取装置128は画像処理ユニットBに属し、操作パネル120及び外部媒体入出力装置114は情報処理ユニットAに属している。すなわち、情報処理ユニットAは、通信制御部111,主制御部112,入出力デバイス制御部113,外部媒体入出力装置114,USB端子等の各種I/F115,制御パネル通信部116,表示制御部117,操作入力制御部118,制御パネルI/F119,操作パネル120,指紋センサ120d,記憶装置制御部121,記憶装置122を有し、画像処理ユニットBは、通信制御部123,画像処理制御部124,HDD125,FAX制御部126,画像読取制御部127,画像読取装置128,印刷制御部129,印刷装置130,操作入力制御部131,表示制御部132,制御パネルI/F133を有している。また、135はデジタルカメラ又はデジタルカメラ付き携帯電話に使用する記録媒体、136はデジタルカメラ又はデジタルカメラ付き携帯電話等の機器である。
【0081】
まず、画像処理ユニットBについて詳細に説明する。
印刷装置130及び画像読取装置128を備える画像処理ユニットBは、画像処理ユニットBにおける画像処理全般の制御を行う画像処理制御部124を備えており、この画像処理制御部124には、印刷装置130を制御する印刷制御部129と、画像読取装置128を制御する画像読取制御部127とが接続されている。
【0082】
印刷制御部129は、画像処理制御部124の制御に従って印刷装置130に対して画像データを含む印刷指示を出力し、印刷装置130に転写紙などの媒体に画像を形成して出力させる。印刷装置130はフルカラー印刷可能とされており、その印刷方式は、電子写真方式の他、例えばインクジェット方式,昇華型熱転写方式,銀塩写真方式,直接感熱記録方式,溶融型熱転写方式など、さまざまな方式を適用することができる。
【0083】
画像読取制御部127は、画像処理制御部124の制御により画像読取装置128を駆動し、原稿の表面に対するランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子(例えば、CCDなど)に集光して読み取り、A/D変換してRGB各8bitのデジタル画像データを生成する。
【0084】
画像処理制御部124は、メインプロセッサであるCPU124aと、制御プログラム等を記憶したROM124bと、画像読取装置128から読み込んだ画像データを印刷装置130による作像に供すべく一旦格納しておくメモリデバイス(例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory))124cと、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録しておくため電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM124dと、をバス接続したマイクロコンピュータ構成とされている。
【0085】
また、画像処理制御部124には、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の記憶装置となるHDD125,装置内部に設けられた集線装置であるHUB(図示せず)を介して画像処理ユニットBをLAN等に接続するための通信制御部123,FAX制御を行うFAX制御部126が接続されている。このFAX制御部126は、公衆電話網に通じる、図示しない構内交換器(PBX)に接続されており、画像形成装置101は、遠隔のファクシミリ装置と交信することができる。
【0086】
加えて、画像処理制御部124には、表示制御部132及び操作入力制御部131が接続されている。表示制御部132は、画像処理制御部124の制御によって制御パネルI/F133に接続された通信ケーブル134を介して情報処理ユニットAに対して画像表示制御信号を出力し、情報処理ユニットAの操作パネル120に対して画像表示の制御を行う。また、操作入力制御部131は、情報処理ユニットAの操作パネル120からのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、画像処理制御部124の制御によって制御パネルI/F133に接続された通信ケーブル134を介して入力する。すなわち、画像処理ユニットBは、情報処理ユニットAの操作パネル120を通信ケーブル134を介して直接モニタすることができる構成になっている。
【0087】
したがって、画像処理ユニットBは、従来の画像形成装置が備える画像処理ユニットに対して通信ケーブル134を接続し、情報処理ユニットAの操作パネル120を利用するようにしたものである。すなわち、画像処理ユニットBの表示制御部132及び操作入力制御部131は、操作パネル120に接続されているものとして動作している。
【0088】
上記構成により、画像処理ユニットBは、外部(サーバコンピュータ、クライアント端末、ファクシミリ装置等)からの画像情報である印刷データ及びプリント指示するコマンドを解析し、印刷データを出力画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定している。その印刷データ及びコマンドを通信制御部123あるいはFAX制御部126を通じて受信する。
【0089】
また、画像処理ユニットBは、SDRAM124cやHDD125に記憶されている印刷データ,原稿読取データ,これらを出力用に処理した出力画像データ,それらを圧縮した圧縮データを外部(サーバコンピュータ、クライアント端末、ファクシミリ等)に転送することができる。
【0090】
さらに、画像処理ユニットBは、画像読取装置128の読取画像データを画像処理制御部124に転送し、光学系及びデジタル信号への量子化に伴う信号劣化を補正し、その画像データをSDRAM124cに書き込む。このようにしてSDRAM124cに格納された画像データは、印刷制御部129で出力画像データに変換されて、印刷装置130に出力される。
【0091】
次に、操作パネル120を備える情報処理ユニットAについて詳細に説明する。
情報処理ユニットAは、一般にパーソナルコンピュータといわれるような情報処理装置に用いられる汎用のOSによって制御されるマイクロコンピュータ構成とされている。情報処理ユニットAは、メインプロセッサであるCPU112aを有しており、このCPU112aには、CPU112aの作業用領域となるRAM,起動プログラムや本発明に係わる処理を実行するためのプログラムなどを記憶した読出し専用メモリであるROMで構成されるメモリユニット112bと、OSやアプリケーションプログラム、更に、本発明に係わるユーザ属性情報やユーザ別情報等の各種データを記憶するHDD等の記憶装置122に対するデータの入出力を制御する記憶装置制御部121とが、バス接続されている。
【0092】
ここで、メモリユニット112bのROMには、本発明に係わる処理を実行するためのプログラムが格納されている。尚、本例ではこれらプログラムをメモリユニット112bのROMに格納する形態としているが、別の形態として、記憶装置122に格納しておき、必要に応じてメモリユニット112bのRAMに読み出して実行するようにしてもよい。
【0093】
CPU112aには、情報処理ユニットAをHUB(図示せず)を介してLAN等に接続するための通信制御部111が接続されている。この通信制御部111に割り当てられるネットワークアドレスであるIPアドレスは、前述した画像処理ユニットBの通信制御部123に割り当てられるIPアドレスとは異なるように設定してもよい。この場合、本実施形態の画像形成装置101には、2つのIPアドレスが割り当てられていることになる。つまり、画像処理ユニットBと情報処理ユニットAとはLAN等に接続されていることになり、画像処理ユニットBと情報処理ユニットAとの間においてはデータ交換が可能な構成になっている。
【0094】
尚、画像形成装置101は、図示しない内蔵HUBを介してLAN等に接続されていることから、見かけ上は、1つのIPアドレスのみが割り当てられているように見える。したがって、美観を損ねることはなく、結線等の取り扱いを容易にすることが可能となっている。
【0095】
さらに、CPU112aには、操作パネル120を制御する表示制御部117及び操作入力制御部118が接続されている。加えて、CPU112aには、画像処理ユニットBの制御パネルI/F133と通信ケーブル134を介して接続されている制御パネル通信部116が接続されている。制御パネル通信部116は、画像処理ユニットBから出力された画像表示制御信号を受信し、また、操作パネル120からのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を画像処理ユニットBに転送する。
【0096】
本実施形態の画像形成装置101には、画像データ等を記録した記録媒体135、すなわち、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RWなど)、光磁気ディスク(MO)、メモリカードなどの記録媒体135から画像データ等を読み取る、または、記録媒体135に対して画像データ等を書き込む装置であるフレキシブルディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、MOドライブ装置、メディアドライブ装置等の外部媒体入出力装置114が搭載されている。このような外部媒体入出力装置114は、CPU112aにバス接続されている入出力デバイス制御部113により制御される。また、入出力デバイス制御部113には、USB,IEEE1394,SCSI等の各種I/F115も接続されており、各種I/F115を介して様々な機器136、例えば、デジタルカメラやデジタルカメラ付き携帯電話等が接続可能となる。
【0097】
また、本発明の記録媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、フレキシブルディスク、フラッシュメモリ、及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の機能を実現するためのプログラムないしデータを記録して流通させることにより、当該機能の実現を容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムないしデータを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶媒体に当該プログラムないしデータを記憶させ、必要に応じて読み出すことにより、本発明の機能を実現することができる。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、小規模企業や個人事業者向け、あるいはサテライトオフィス等の用途のオフィスエリアを複数備えた集合オフィスに適用可能で、複数のユーザで共有し、かつユーザ毎の情報管理及び課金管理を行うことによって、ユーザに高い利便性を付与できるようにした画像形成装置を提供できる。また、本発明の画像形成装置を用いて、集合オフィス等の合理化を実現するサービス提供を実施することができる。さらには、本発明の画像形成装置によって、低額の投資で会社設立を可能とし、これによって経済の活性化に寄与することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる画像形成装置を集合オフィスに設置したときの設置例を概念的に示す図である。
【図2】本発明の画像形成装置の一実施例を説明するための図である。
【図3】本発明による画像形成装置の他の実施例を説明するための図である。
【図4】本発明による画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。
【図5】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。
【図6】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。
【図7】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。
【図8】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。
【図9】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。
【図10】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。
【図11】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。
【図12】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を説明するための図である。
【図13】本発明の画像形成装置を用いたサービス提供システムの一例について説明するための図である。
【図14】本発明の画像形成装置の外観構成例を示す斜視概略図である。
【図15】画像形成装置のデータ入力とデータ出力の例を説明する図である。
【図16】図14に示す画像形成装置の操作パネルの一例を示す図である。
【図17】図16に示す操作パネルの表示例を示す図である。
【図18】画像形成装置の内部構成例を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、11…画像形成手段、12…表示手段、13…ユーザ属性情報登録手段、14…ユーザ別情報記憶手段、14a,14b,14c…記憶領域(ユーザボックス)、14d,14e,14f…メールボックス、14g,14h,14i…ファクシミリ(FAX)データ記憶領域、15…認証手段、16…メールサーバ手段、17…ファクシミリ送受信手段、18…宛先情報読取手段、19…ユーザ情報照合手段、20…メール/ファクシミリ受信表示手段、21…メール/ファクシミリ受信報知手段、22…画像読取手段、23…コンテンツデータ受信手段、24…デジタル画像データ入力手段、25…合成手段、26…音声認識手段、27…音声認識手段、28…指紋センサ、29…カードリーダ、30…課金金額算出手段、31…課金金額徴収手段、32…プリペイドカードリーダライタ、33…金銭投入部、34…紙媒体使用量積算手段、35…在庫量判別手段、36…紙媒体発注手段、100…ネットワーク、101…画像形成装置、102…コンピュータシステム、111…通信制御部、112…主制御部、112a…CPU、112b…メモリ、113…入出力デバイス制御部、114…外部媒体入出力装置、115…各種I/F、116…制御パネル通信部、117…表示制御部、118…操作入力制御部、119…制御パネルI/F、120…操作パネル、120a…表示装置、120a…汎用OSの画面、120a…ウィンドウ、120b…スタイラスペン、120c…スピーカ、120d…指紋センサ、120e…マイク、120f…機能キー群、120g…音声ガイドキー、120h…ボリューム、121…記憶装置制御部、122…記憶装置、123…通信制御部、124…画像処理制御部、124a…CPU、124b…ROM、124c…SDRAM、124d…NVRAM、125…HDD、126…FAX制御部、127…画像読取制御部、128…画像読取装置、129…印刷制御部、130…印刷装置、131…操作入力制御部、132…表示制御部、133…制御パネルI/F、134…通信ケーブル、135…記録媒体、136…機器。

Claims (19)

  1. 画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段を有する画像形成装置であって、該画像形成装置は、情報表示を行う表示手段と、複数のユーザの属性情報を登録するユーザ属性情報登録手段と、該ユーザ属性情報登録手段に登録されたユーザ毎に、各ユーザのみが使用する情報の記録領域を設定したユーザ別情報記憶手段と、該ユーザ別情報記憶手段に記憶されている情報の閲覧ないし加工を許可するために、入力されたユーザ情報の認証を行う認証手段とを有し、該認証手段が認証したユーザ情報に該当する前記ユーザ別情報記憶手段の情報を前記表示手段に表示し、及び/または前記画像形成手段により画像形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、前記認証手段が認証したユーザに対してのみ、該画像形成装置が備える機能の利用を許可することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、公衆回線網を介して電子メールを送受信するメールサーバ手段を有し、前記ユーザ別情報記憶手段は、前記ユーザ属性情報登録手段に登録されたユーザごとに送受信メールを記録する記録領域であるメールボックスを有し、前記認証手段が認証したユーザ情報に該当するメールボックスのメール情報を、前記表示手段に表示し、及び/または前記画像形成手段により画像形成することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、公衆回線網を介してファクシミリデータを送受信可能なファクシミリ送受信手段を有し、前記ユーザ別情報記憶手段は、前記ユーザ属性情報登録手段に登録されたユーザごとに送受信されたファクシミリデータを記録するファクシミリデータ記録領域を有し、前記認証手段が認証したユーザ情報に該当するファクシミリデータ記録領域のファクシミリデータを、前記表示手段に表示し、及び/または前記画像形成手段により画像形成することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、前記メールサーバ手段によって電子メールが受信された際、または前記ファクシミリ送受信手段によってファクシミリデータが受信された際、受信した電子メールまたはファクシミリデータの宛先情報を読み取る宛先情報読取手段と、該宛先情報読取手段が読み取った宛先情報と前記ユーザ属性情報登録手段に登録したユーザ情報とを照合するユーザ情報照合手段と、該ユーザ情報照合手段よって照合した結果、宛先情報に該当するユーザ情報が登録されている場合に、該登録されたユーザ宛の電子メールまたはファクシミリデータがあることを前記表示手段に表示させるメール/ファクシミリ受信表示手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、該ユーザ情報照合手段よって照合した結果、宛先情報に該当するユーザ情報が登録されている場合に、予めユーザ属性情報に登録されている携帯電話に対して電子メールまたはファクシミリデータが受信されていることを報知するメールを送信するメール/ファクシミリ受信報知手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項4ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、原稿画像を読み取る画像読取手段と、インターネットに接続してインターネット上のファイルサーバからコンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、記録媒体に記録されたデジタル画像データを入力するデジタル画像データ入力手段と、前記画像読取手段で読み取った原稿画像データ、前記デジタル画像データ入力手段に入力したデジタル画像データ、前記メールサーバ手段に入力した電子メールデータ、前記ファクシミリ送受信手段が受信したファクシミリデータ、及び前記コンテンツデータ受信手段によって受信したコンテンツデータのいずれかまたは複数を合成する合成手段を有し、該合成手段によって合成したデータを前記表示手段に表示し、及び/または前記画像形成手段によって画像形成することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、前記合成手段により合成した合成データを、前記メールサーバ手段または前記ファクシミリ送受信手段によって、指定された送信相手先に送信することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、音声入力手段と、該音声入力手段に入力した音声を認識して音声データを生成する音声認識手段とを有し、該画像形成装置は、該音声認識手段から出力された音声データを、該画像形成装置の操作入力データとして処理することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、指紋情報を検出する指紋センサを有し、前記認証手段は、該指紋センサが検出した指紋情報に基づいてユーザ認証を行うことを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、ユーザ認証情報が記録されたカードから該ユーザ認証情報を読み出すカードリーダを有し、前記認証手段は、前記カードリーダが読み出したユーザ認証情報を用いてユーザ認証を行うことを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、前記ユーザ属性情報登録手段に登録されたユーザごとに、課金金額を算出する課金金額算出手段と、該課金金額算出手段によって算出された課金金額の徴収を処理する課金金額徴収手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12に記載の画像形成装置において、前記課金金額算出手段は、前記画像形成手段による紙媒体の使用枚数を用いて、課金金額を算出することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13に記載の画像形成装置において、前記課金金額算出手段は、前記紙媒体の使用枚数に加えて、ユーザごとの該画像形成装置の使用時間、通信時間、通信データ量、電力使用量のいずれかまたは複数を加味して課金金額の算出を行うことを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項13または14のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、プリペイドカードの金額データの読み取り及び書き換えを行うプリペイドカードリーダライタを有し、前記課金金額徴収手段は、前記プリぺイドカードリーダライタによって、前記課金金額の徴収処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項13または14に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、金銭を投入する金銭投入部を有し、前記課金金額徴収手段は、前記金銭投入部に投入される金銭によって前記課金金額の徴収処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項1ないし16のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、前記画像形成手段に使用する紙媒体の使用量を積算する紙媒体使用量積算手段と、該紙媒体使用量積算手段によって積算した紙媒体使用量に従って紙媒体の在庫量を判別する在庫量判別手段と、該在庫量判別手段の在庫量の判別結果に従って、紙媒体の供給先システムに対して紙媒体を発注する紙媒体発注手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項1ないし17に記載の画像形成装置の機能を実現するプログラム。
  19. 請求項18に記載のプログラムを記録した記録媒体。
JP2003203459A 2003-07-30 2003-07-30 画像形成装置、該画像形成装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体 Pending JP2005051336A (ja)

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