JP2005050618A - コネクタ固定方法及び構造 - Google Patents

コネクタ固定方法及び構造 Download PDF

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JP2005050618A JP2003204786A JP2003204786A JP2005050618A JP 2005050618 A JP2005050618 A JP 2005050618A JP 2003204786 A JP2003204786 A JP 2003204786A JP 2003204786 A JP2003204786 A JP 2003204786A JP 2005050618 A JP2005050618 A JP 2005050618A
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empty pin
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Kazuhito Kitahara
和仁 北原
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、固定コネクタ部に設けたコネクタ部をワイヤで固定することを目的とする。
【解決手段】本発明によるコネクタ固定方法及び構造は、固定コネクタ部(3)に対しコネクタ部(5)を着脱自在とし、固定コネクタ部(3)に設けられた固定空ピン(20a)とコネクタ部(5)の空ピン(21a)とをワイヤ(30)によって接続することにより固定する構成である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタ固定方法及び構造に関し、特に、プリント基板に固定した固定コネクタ部に対して、空ピン同志をワイヤで接続することにより、振動条件下でも安定してコネクタ部を固定するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていた振動条件下におけるコネクタの固定構造としては、市販品であるため、特許文献は示していないが、図2に示される構成が採用されていた。
すなわち、図2において符号1で示されるものはプリント基板2に設けられたコネクタであり、このコネクタ1は、このプリント基板2に固定されプリント基板2のパターン(図示せず)に接続された固定コネクタ部3と、この固定コネクタ部3に着脱自在に設けられリード線4を有するコネクタ部5とから構成されている。
また、前記固定コネクタ部3とコネクタ部5の接続は、コネクタとしてのピンによるメスオス接続の他に、ネジによるロック機構(図2の符号10)を用いて固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコネクタの固定構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、固定コネクタ部に対してコネクタ部を固定するためには、ネジによるロック機能で行っていたため、このロック機能を有するコネクタ以外のコネクタを用いることは不可能で、採用が困難であった。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、プリント基板に固定した固定コネクタ部に対して、空ピン同志をワイヤで接続することにより、振動条件下でも安定してコネクタ部を固定することができるようにしたコネクタ固定方法及び構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるコネクタ固定方法は、プリント基板上に固定して設けられた固定コネクタ部に対し、リード線を有するコネクタ部を着脱自在としたコネクタ固定方法において、前記固定コネクタ部に設けられた固定空ピンと前記コネクタ部の空ピンとを、ワイヤによって接続する方法であり、また、前記ワイヤは前記固定空ピン及び空ピンに対して、半田接続され、前記ワイヤは前記固定コネクタ部とコネクタ部の各上面を経由させている方法であり、また、本発明によるコネクタの固定構造は、プリント基板上に固定して設けられた固定コネクタ部に対し、リード線を有するコネクタ部を着脱自在としたコネクタ固定構造において、前記固定コネクタ部に設けられた固定空ピンと前記コネクタ部の空ピンを、ワイヤによって接続した構成であり、また、前記ワイヤを前記固定空ピン及び空ピンに対して、半田接続し、前記ワイヤは前記固定コネクタ部とコネクタ部の各上面を経由している構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明によるコネクタ固定方法及び構造の好適な実施の形態について説明する。尚、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を付して説明する。
図1において符号1で示されるものはプリント基板2に設けられたコネクタであり、このコネクタ1は、このプリント基板2に固定されプリント基板2のパターン(図示せず)に接続された固定コネクタ部3と、この固定コネクタ部3に着脱自在に設けられリード線4を有するコネクタ部5とから構成されている。
【0007】
前記固定コネクタ部3に形成された各ピン20の中の両側には一対の固定空ピン20aが位置し、前記コネクタ部5に形成された各ピン21の中の両側には一対の空ピン21aが位置している。
前記固定空ピン20aと空ピン21aは、各々対応した位置に配設されており、固定空ピン20aと空ピン21aの間を金属のワイヤ30で接続し、この接続の方法は、ワイヤ30の各ピン20a、21aに対する巻き付け、又は、半田付けによることができる。
【0008】
前記各ワイヤ30は、前記固定コネクタ部3の上面3a及びコネクタ部5の上面5aを経て前記各空ピン20a、21aに接続されており、この各上面3a、5aを経由しなくても、各コネクタ部3、5の両端面側を経由することもできる。
【0009】
前記固定コネクタ部3とコネクタ部5とは、前記ワイヤ30によって強固に締結されているため、プリント基板2が強い振動を伴う機器等に装着された場合においても、コネクタ部5が固定コネクタ部3から離脱することはなく、安定した結合状態を維持することができる。
【0010】
【発明の効果】
本発明によるコネクタ固定方法及び構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、固定コネクタ部とコネクタ部の各空ピンにワイヤを接続することによって、コネクタ部を固定コネクタ部に固定するため、ロック機能を有しないコネクタの場合も確実な接続を行うことができ、耐振動性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタ固定構造を示す斜視図である。
【図2】従来構造の斜視図である。
【符号の説明】
2 プリント基板
3 固定コネクタ部
4 リード線
5 コネクタ部
3a、5a 上面
20a 固定空ピン
21a 空ピン
30 ワイヤ

Claims (4)

  1. プリント基板(2)上に固定して設けられた固定コネクタ部(3)に対し、リード線(4)を有するコネクタ部(5)を着脱自在としたコネクタ固定方法において、
    前記固定コネクタ部(3)に設けられた固定空ピン(20a)と前記コネクタ部(5)の空ピン(21a)とを、ワイヤ(30)によって接続することを特徴とするコネクタ固定方法。
  2. 前記ワイヤ(30)は前記固定空ピン(20a)及び空ピン(21a)に対して、半田接続され、前記ワイヤ(30)は前記固定コネクタ部(3)とコネクタ部(5)の各上面(3a,5a)を経由させていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ固定方法。
  3. プリント基板(2)上に固定して設けられた固定コネクタ部(3)に対し、リード線(4)を有するコネクタ部(5)を着脱自在としたコネクタ固定構造において、
    前記固定コネクタ部(3)に設けられた固定空ピン(20a)と前記コネクタ部(5)の空ピン(21a)を、ワイヤ(30)によって接続したことを特徴とするコネクタ固定構造。
  4. 前記ワイヤ(30)を前記固定空ピン(20a)及び空ピン(21a)に対して、半田接続し、前記ワイヤ(30)は前記固定コネクタ部(3)とコネクタ部(5)の各上面(3a,5a)を経由していることを特徴とする請求項3記載のコネクタ固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8427269B1 (en) 2009-06-29 2013-04-23 VI Chip, Inc. Encapsulation method and apparatus for electronic modules
US9387633B1 (en) 2009-06-29 2016-07-12 VI Chip, Inc. Encapsulation method for electronic modules

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