JP2005049439A - 電子楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】トランペットなどの管楽器のように複数の演奏操作子の操作の組み合わせに応じて発生楽音の音高を決定するような電子楽器において、簡易演奏できるようにして楽器を気軽に楽しむことができ、練習のきっかけを掴めるようにする。
【解決手段】自動演奏データを内部に記憶しておく。自動演奏データのメロディ音高データを歩進しながら読み出して自動演奏する。第1〜第3バルブ操作子11〜13の操作状態からバルブ状態信号を得る。メロディ音高データから音声のピッチに対応するピッチデータを自動生成する。バルブ状態信号に基づいて音高候補を抽出し、自動生成したピッチデータと音高候補とにより音高を決定する。決定した音高とメロディ音高データが一致したとき、上記読出しの歩進のタイミングとする。バルブ操作子の操作入力だけでも演奏を進行できるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランペット、ホルン、ユーホニウム、チューバなどの管楽器のように、複数の演奏操作子を備え、この複数の演奏操作子の操作の組み合わせに応じて発生楽音の音高を決定する自然楽器を電子的に構成した電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記のような管楽器においては3、4本のバルブの操作入力とアンプッシュア入力との2入力で楽音の音高が決まる。このような管楽器に対しては、全くの初心者は、上記2入力を入力したとしても簡単には発音されない。まず、アンプッシュア入力に困難性がある。仮に発音したとしても、楽曲を奏でるまでにはもう1つのハードルがある。例えば3バルブ操作の組み合わせにて音階の1つ(特に倍音関係の音高列)が決定され、かつ、アンプッシュア入力とバルブ操作との組み合わせによって音高が決定されるので、同一バルブ操作であっても音高が異なる場合がたくさんあるからである。そこで、本出願人は、このような管楽器の練習装置となるような演奏制御装置を提案している(特開2003−91285号公報)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−91285号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特開2003−91285号公報の演奏制御装置にあっては、アンプッシュアの困難性を解消する程度であり、特に初心者用の練習装置としては改良の余地がある。トランペット、ホルン、ユーホニウム、チューバなどのような運指組み合わせ入力楽器にあっては、音高候補が3、4バルブ操作子の押圧操作の組み合わせによって決まるため、演奏操作が複雑になっている。すなわち、鍵盤楽器のように1キーで1音高を決定するような操作に比べてスムーズな楽器演奏をさせることが難しい。したがって、特に初心者には、この種の運指組み合わせ入力楽器を気軽に楽しむことができないとともに、練習のきっかけすら掴みにくいという問題があった。
【0005】
本発明は、複数の演奏操作子の操作の組み合わせに応じて発生楽音の音高を決定するような電子楽器において、特に初心者でも簡易演奏できるようにして、楽器を気軽に楽しむことができ、練習のきっかけを掴めるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の電子楽器は、補助演奏部からの演奏データに基づいて、口入力部よりのピッチ情報に対応したピッチデータを自動的に生成し、前記ピッチデータと、複数演奏操作子操作の状態に対応する操作子操作状態情報とによって楽音を発生させる。これにより、口入力部よりのピッチ情報は、自動演奏データの音高データや外部入力(演奏者以外による入力)でもよく、複数演奏操作子操作のみで演奏進行が可能なので、演奏者は演奏操作子の操作に専念でき、トランペット、ホルン、ユーホニウム、チューバ等の運指組み合わせ入力楽器の、簡易演奏、並びに正統演奏への練習のステップとすることができる。さらに、複数の演奏操作子の操作の組み合わせに対応する操作子操作状態情報により演奏を進行するので、鍵盤楽器等の1キーで音高決定するような場合と違って、上記運指組み合わせ入力楽器に特有な演奏操作の運指ガイド指示をすることも容易になる。
【0007】
請求項2の電子楽器は、自動演奏部からの演奏データに基づいて、口入力部よりのピッチ情報に対応したピッチデータを自動的に発生し、前記ピッチ情報と、複数演奏操作子操作の状態に対応する操作子操作状態情報とから音高データを形成し、この音高データと自動演奏部よりの演奏データの音高データとの一致を検出し、該一致検出による歩進指示と停止指示とにて演奏の進行をさせる。これにより、請求項1と同様に、口入力部よりのピッチ情報は、自動演奏データの音高データや外部入力(演奏者以外による入力)でもよく、演奏操作子の操作に専念でき、トランペット、ホルン、ユーホニウム、チューバ等の運指組み合わせ入力楽器の、簡易演奏、並びに正統演奏への練習のステップとすることができる。また、演奏操作子の組み合わせに応じた音高データと自動演奏部からの演奏データの音高データとの一致を検出し、この一致検出による歩進指示と停止指示とにて演奏の進行をさせるので、間違った演奏操作をしても演奏は進行しない。したがって、さらに上達の意思がある者のみに対して、演奏補助をすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態の電子楽器の外観図である。この電子楽器はトランペット型の電子楽器であり、胴体部10の演奏者側にはマウスピースに相当する口入力部20を備え、その反対側にベル部に相当する楽音発生部30を備えている。また、胴体部10の下部には操作部40と把持部50を備えている。さらに、胴体部10の中央部には、口入力部20側から順に、第1バルブ操作子11、第2バルブ操作子12及び第3バルブ操作子13が配設されている。この第1〜第3バルブ操作子11〜13はトランペットのピストンバルブ(及びキー)に相当するものであり、各バルブ操作子11〜13は請求項における「複数の演奏操作子」に相当する。
【0009】
また、口入力部20内には演奏者の音声を検出するマイクロホンあるいは薄板に貼着されたピエゾ素子等の空気の振動を検出する振動検出器20aが配設され、楽音発生部30内には楽音を発生するスピーカ30aが配設されている。さらに、操作部40には後述のモード選択などを行うための各種の設定操作子40aが配設され、胴体部10内にはこの楽器の作動を制御するための電子回路装置が収容されている。また、胴体部10の側部には各種モード状態などの表示を行う表示器60が配設されている。
【0010】
図2はバルブ操作子11〜13の詳細を示す図であり、バルブ操作子11〜13は、上下に延設されたロッド11a〜13aと、ロッド11a〜13aの上端に固着されて指で押圧操作される円盤状の操作部11b〜13bとをそれぞれ備えている。ロッド11a〜13aは、胴体部10及び把持部50内に進退可能にそれぞれ侵入している。ロッド11a〜13aの各下端部は、把持部50内に設けた図示しないスプリングとストッパ機構により上方に付勢されており、下方への押圧により胴体部10内に押し下げられて図示しないスイッチがオンとなり、下方への押圧解除により図示の上端位置に停止してスイッチがオフとなる。
【0011】
ロッド11a〜13aの胴体部10の上面の胴体部10への侵入口周囲には、リング17〜19がそれぞれ固着されている。これらのリング17〜19の下方には、発光ダイオード、ランプなどで構成した発光素子21〜23がそれぞれリング17〜19に対応して胴体部10内に収容されている。リング17〜19の下部は透明の樹脂で形成されている。これにより、発光素子21〜23の点灯による光がリング17〜19の上面から漏れないようにして、リング17〜19全体がそれぞれ独立して発光するようにしている。
【0012】
図3は実施形態における前記電子回路装置のブロック図であり、この電子回路装置は、バス100に接続された音声信号入力回路31、スイッチ回路32、表示制御回路33、楽音信号発生部34、コンピュータ本体部35、メモリ装置36および発光制御回路37を備えている。
【0013】
音声信号入力回路31は振動検出器20aから入力した音声信号のピッチ(周波数)を検出するピッチ検出回路31aと、同音声信号の音量レベル(振幅エンベロープ)を検出するレベル検出回路31bとを備えている。スイッチ回路32は、第1〜第3バルブ操作子11〜13及び複数の設定操作子40aの操作に連動するスイッチを有し、第1〜第3バルブ操作子11〜13及び複数の設定操作子40aの操作を検出する。表示制御回路33は表示器60の表示状態を制御する。楽音信号発生部34は、コンピュータ本体部35から入力設定される音高データ、キーオンデータ、及びキーオフデータに基づいて楽音信号を発生する回路であり、メロディの楽音信号を発生する第1楽音信号発生回路34aと、伴奏の楽音信号を発生する第2楽音信号発生回路34bとで構成されている。これらの楽音信号はアンプ38を介してスピーカ30aに出力される。なお、音高データは発生楽音の周波数(ピッチ)を表すものであり、キーオンデータ及びキーオフデータは楽音の発生開始及び発生停止をそれぞれ指示するものである。
【0014】
コンピュータ本体部35は、CPU、ROM、RAM、タイマなどからなり、プログラムの実行により、この電子楽器の各種動作を制御する。メモリ装置36は、メモリカードなどのような小型かつ比較的大容量の記録媒体を備え、各種プログラム及び各種演奏データを記憶している。この演奏データは、音高データ、キーオンデータ、キーオフデータなどを時系列に記憶した楽曲の自動演奏データを構成している。発光制御回路37は、前記発光素子21,22,23の点灯を制御する。
【0015】
また、バス100には、外部機器用インターフェース回路41及び通信用インターフェース回路42も接続されている。外部機器用インターフェース回路41は、図示しない接続端子に接続される外部の各種音楽機器と交信して、外部の各種音楽機器に対して各種プログラム及びデータの入力及び出力を可能とする。通信用インターフェース回路42は、図示しない接続端子に接続される通信ネットワーク(例えば、インターネット)を介して外部と交信して、外部(例えば、サーバ)に対して各種のプログラム及びデータの入力及び出力を可能とする。
【0016】
ここで、この楽器の演奏方法について簡単に説明する。演奏者は、一方の手で把持部50を握ることにより楽器を保持し、他方の手の指で第1〜第3バルブ操作子11〜13を押圧操作する。この操作は音高を指定するための操作であるが、トランペットなどと同様に、第1〜第3バルブ操作子11〜13の非操作状態と操作状態の組み合わせによって、1つの音高ではなく複数の音高候補が同時に指定される。そして、第1〜第3バルブ操作子11〜13を必要に応じた組み合わせで操作する。
【0017】
マニュアルモード時には、演奏者は、口入力部20に向かって、発生させようとする楽音の音高周波数に近い周波数を有する音声を発生する。この場合の音声は、例えば「アー」、「ウー」などの単純なものでよく、要は音声が特定の周波数(以後、「音声ピッチ」という。)を有していればよい。この音声の発生により、第1〜第3バルブ操作子11〜13の操作によって指定された複数の音高候補のうちから、入力された音声ピッチに最も近い周波数の音高が楽音発生の音高として決定される。そして、決定された音高に応じて、楽音(例えば、トランペット音)入力音声に同期して発生される。
【0018】
また、自動モード時には、自動演奏データのメロディ音高データが読み出され、このメロディ音高データに対応して操作すべきバルブ操作子11〜13の組み合わせが、発光素子21〜23により、バルブ操作子11a〜13aに対応して発光表示される。そして、この発光表示に対応する第1〜第3バルブ操作子11〜13を操作すると、この操作によって指定された複数の音高候補とメモリ音高データ(ピッチデータ)とから楽音発生の音高が決定され、演奏が進行する。
【0019】
次に、音高の決定について図4を用いて具体的に説明する。図4は音高と運指(操作状態の組み合わ)との関係を示す運指図であり、図中の「バルブ操作子」と示した左欄は、縦方向に、第1〜第3バルブ操作子11〜13の非操作状態と操作状態との組み合わせからなる8通りの操作の組み合わせを示している。このうち、数字「1」、「2」、「3」は操作されるべきバルブ操作子を、第1、第2および第3バルブ操作子11〜13にそれぞれ対応させて示しており、「−」印は操作されるべきでないバルブ操作子を示している。一方、図中の「決定音高」と示した下欄は、横方向に、発音のために決定されるべき楽音の音名を示している。
【0020】
そして、「決定音高」の上方と「バルブ操作子」の右方の交点位置の「○」印が、決定されるべき楽音の音高と操作されるべき第1〜第3バルブ操作子11〜13の組み合わせとを対応付けている。したがって、第1〜第3バルブ操作子11〜13の操作の組み合わせにより、決定される楽音の音高候補として複数の音高が指定される。例えば、第1〜第3バルブ操作子11〜13のいずれも操作されなければ決定される楽音の音高候補は「C4 」,「G4 」,「C5 」,「E5 」,「G5 」,「C6 」である。また、第2バルブ操作子12だけが操作されれば「B3 」,「F♯4」,「B4 」,「D♯5」,「F♯5」,「B5 」である。
【0021】
また、図中の「○」印の下部の矢印は、口入力部20から入力された音声ピッチのずれの許容範囲を示している。この許容範囲は、図中の「入力音高」と示した上欄に、横方向に示した音名の周波数に対応している。なお、図中の上欄の「入力音高」の音名と、図中の下欄の「決定音高」との音名とが1オクターブずれているのは、人間の声の音域(男性)とトランペットの発音音域とのずれを補正するためである。また、図中に示した「無音」は、楽音が決定(あるいは発生)されないことを意味してる。したがって、例えば、第1〜第3バルブ操作子11〜13のいずれも操作されない状態で、「A♯2」と「D♯3」の間の周波数域の音声を入力すれば「C4 」の音高が決定される。「E3 」と「A3 」の間の周波数域の音声を発生すれば「G4 」の音高が決定される。なお、この音声信号の周波数のずれの許容範囲を、設定操作子40aの操作によって種々に変更することも可能である。
【0022】
次に、実施形態の電子楽器の具体的動作について、図5の機能ブロック図を用いて説明する。なお、この機能ブロック図中のコンピュータ処理部は、前記コンピュータ本体部35のプログラム処理を機能的に表したものであるが、もちろん、同図のような電子回路で構成することもできる。この実施形態では、前記設定操作子40aに含まれる手動/自動スイッチ61によりマニュアルモードと自動モードを選択できる。手動/自動スイッチ61がM側(マニュアル)のときマニュアルモードとなり、手動/自動スイッチ61がA側(オート側)のとき自動モードとなる。
【0023】
(マニュアルモード)
マニュアルモードでは手動/自動スイッチ61がM側になるのでメモリ装置36のイネーブル端子がローレベルとなり、メモリ装置36、演奏データ読出し処理部51及び運指変換処理部52が実質非動作となって、後述の自動演奏の動作を行われない。また、手動/自動スイッチ61がM側になるので、セレクタ64はセレクト端子AがハイレベルのときA入力が選択されるので、このマニュアルモードではセレクタ64はB入力を選択出力する。同様にセレクタ65もB入力を選択出力する。一方、第1〜第3バルブ操作子11〜13の操作状態がスイッチ回路32で検出され、このスイッチ回路32からバルブ状態信号が出力される。なお、このバルブ状態信号は第1〜第3バルブ操作子11〜13にそれぞれ1ビットを対応させ、操作子状態を“1”、非操作状態を“0”として構成した3ビットの信号である。
【0024】
したがって、このマニュアルモードでは、スイッチ回路32からのバルブ状態信号が発光制御回路37に入力され、発光制御回路37はバルブ状態信号の各ビット状態に対応して各バルブ操作子11〜13に対応する発光素子21〜23をそれぞれ点灯制御する。また、スイッチ回路32からのバルブ状態信号が音高候補抽出処理部53に入力される。音高候補抽出処理部53は、音高候補テーブル53aを備えている。この音高候補テーブル53aは、例えば図4の運指図をテーブル化したものであり、図4の左欄の「バルブ操作子」の組み合わせ(「−,2,3」等)をバルブ状態信号の3ビットに対応させ、指定された組み合わせに対して「○」印の位置に対応する下欄の「決定音高」の音高データを複数の音高候補データとして出力する。そして、この音高候補抽出処理部53からの音高候補データは音高判定処理部54に入力される。
【0025】
一方、振動検出器20aから入力される音声信号の音声ピッチがピッチ検出回路31aで検出され、セレクタ64を介して音高判定処理部54に入力される。音高判定処理部54は入力される音高候補データから、入力される音声ピッチに応じた音高データを抽出し、セレクタ65を介して第1楽音信号発生回路34aに出力する。なお、この音高データの抽出の際に、入力音声ピッチに対する許容範囲を考慮してもよいし、考慮しなくてもよい。また、振動検出器20aから入力される音声信号の音量レベルがレベル検出回路31bで検出されて発音制御データ生成処理部55に入力される。なお、音高判定処理部54からの音高データは後述の一致検出回路66とゲート回路67にも出力され、レベル検出回路31bからの音量レベルはゲート回路68とワンショット回路69にも出力されるが、このマニュアルモードでは、これらの回路の動作は影響しない。発音制御データ生成処理部55は、音量レベルのデータから、発生する楽音の音量パラメータ(ベロシティ)や音色パラメータ等の発音制御データを第1楽音信号発生回路34aに出力する。そして、第1楽音信号発生回路34aは、音高判定処理部54で判定された音高データと楽音制御データに基づいて楽音信号を発生し、アンプ38及びスピーカ30aで楽音が発生される。
【0026】
このように、マニュアルモードでは、バルブ操作子11〜13の操作状態と振動検出器20a(口入力部20)からの音声ピッチに応じて発音する楽音の音高が決定され、また、振動検出器20aからの音量レベル(アンプッシュア)に応じた音量等が決定され、楽音が発生される。したがって、マニュアル演奏(通常のトランペットと同様な演奏)を行うことができる。また、発光素子21〜23により、バルブ操作子11〜13の操作状態に応じて、操作されているバルブ操作子に対応して操作確認用の発光表示が行われ、演奏操作を確認することができる。
【0027】
(自動モード)
この自動モードが本発明の要部の好適な実施例となっている。手動/自動スイッチ61がA側(オート側)になると、セレクタ64とセレクタ65はそれぞれA入力を選択出力する。また、手動/自動スイッチ61がA側(オート側)になると自動演奏に関する動作を行う。演奏データ読出し処理部51、運指変換処理部52、メロディ音高マーク検出部51aは、メモリ装置36から自動演奏データを読み出し、その自動演奏データからのメロディデータの読出し及び停止、伴奏データの1シーケンス読出し及び停止、及びバルブ状態信号の生成を制御する機能である。自動演奏データは、例えば図6に示したように、メロディ音の音高を示すメロディ音高データ、メロディ音の符長を示すメロディ符長データ、伴奏音の音高を示す伴奏音高データ、伴奏音の符長を示す伴奏符長データを含んでいる。また、各データにはメロディ音高マーク、メロディ符長マーク、伴奏音高マーク、伴奏符長マークがそれぞれ付けられている。演奏データ読出し処理部51は、自動演奏メモリと読出し部とからなり、手動/自動スイッチ61がA側になると、メモリ装置36から演奏データを読出して自動演奏メモリに一旦格納するとともに、メロディ音高データを読み出す。
【0028】
メロディ音高データは運指変換処理部52と後述の一致検出回路66及びオクターブシフト(OCTSFT)回路71に出力される。運指変換処理部52はメロディ音高データから運指テーブル52aによりバルブ状態信号を自動生成し、そのバルブ状態信号を発光制御回路37に出力する。なお、運指テーブル52aは、音高候補テーブル53aの逆変換に相当するテーブルであり、図4の下欄の「決定音高」(この場合メロディ音高データに相当)に対して図4の「○」印の位置に対応する「バルブ操作子」の組み合わせ(「−,2,3」等)を3ビットで表現したデータに変換し、バルブ状態信号として出力するものである。すなわち、この運指変換処理部52から出力されるバルブ状態信号は、自動演奏データ中のメロディ音高データによって自動生成されるものであり、発光制御回路37は、バルブ状態信号により各バルブ操作子11〜13に対応する発光素子21〜23をそれぞれ点灯制御する。
【0029】
メロディ音高マーク検出部51aは、次のメロディ音高データのメロディ音高マークを検出すると停止信号を演奏データ読出し処理部51に出力し、これによって演奏データ読出し処理部51はメロディ音高データの読出しを一時停止する。また、演奏データ読出し処理部51は、後述の歩進信号が入力されると次のメロディ音高データの読出しを行う。すなわち、演奏データ読出し処理部51とメロディ音高マーク検出部51aは、自動演奏メモリのメモリアドレスを1メロディ音高データに対応する伴奏を含む1セット分歩進しながら、メロディ音高データを1つずつ先読みするような動作をする。
【0030】
なお、演奏データ読出し処理部51はメロディ音高データの読出しを一時停止しても、内部の自動シーケンス処理により伴奏音高データ及び伴奏符長データについては次のメロディ音高データ直前までを読み出して第2楽音信号発生回路34bに出力し、伴奏符長データに応じて所定の伴奏の楽音を発生する。
【0031】
また、メロディ音高マーク検出部51aからの停止信号はゲート回路68にも入力される。このゲート回路68は、ハイレベルのゲート信号の幅を調性して、オクターブシフト回路71の導通/非導通を制御する回路であり、このオクターブシフト回路71をメロディ音高データが通過するタイミングを調性するものである。なお、このゲート回路68のゲート信号のオープン幅は、レベル検出回路31bからの音量レベルの幅と内蔵のワンショット回路の信号幅で決められる。例えば、再トリガが可能なワンショット回路のようなもので、マーク到来時にオクターブシフト回路71を開くように出力し、この出力は音量レベルの幅信号Lの発生の間中、引き延ばすことができる。すなわちゲート回路68とオクターブシフト回路71とにより、ワンショットのような回路を構成し、なおかつ、その内容(入力)をオクターブシフトするものである。
【0032】
オクターブシフト回路71は、図に吹き出し線で示したように、加算回路71aで演奏データ読出し処理部51からのメロディ音高データ(キーコード)に“−12”を加算(1オクターブ低くシフト)し、ゲート信号が入力されるアンド回路71bから、オクターブシフトした音高データを出力する。そして、この音高データはセレクタ64を介して、ピッチデータとして音高判定処理部54に入力される。このオクターブシフトの処理は、音高候補抽出処理部53から出力される音高候補(人間の声の音域(男性)より1オクターブ高い「決定音高」)に対して、音高判定処理部54が音声ピッチ(1オクターブ低い音高)に基づいて音高を決定するように構成されているので、メロディ音高データに対して同構成で処理するためである。
【0033】
一方、マニュアルモードと同様に、第1〜第3バルブ操作子11〜13の操作状態がスイッチ回路32で検出され、このスイッチ回路32からバルブ状態信号が音高候補抽出処理部53に入力される。音高候補抽出処理部53は、音高候補テーブル53aによりバルブ状態信号に対応する複数の音高候補データを音高判定処理部54に出力する。音高判定処理部54は音高候補データから、入力されるピッチデータに応じた音高データを抽出し、この音高データを一致検出回路66とゲート回路67に出力する。一致検出回路66は、演奏データ読出し処理部51から出力されるメロディ音高データと音高判定処理部54で決定された音高データとが一致すると一致信号を出力し、タイミング補正回路72に出力する。
【0034】
タイミング補正回路72は一致信号の出力タイミングを補正し、その一致信号を演奏データ読出し処理部51に対する歩進信号として出力する。また、その一致信号をゲート回路67のゲート制御信号として出力する。すなわち、このタイミング補正回路72で調性されたタイミングにより、演奏データ読出し処理部51が歩進し、音高判定処理部54からの音高データがセレクタ65を介して第1楽音信号発生回路34aに出力される。これにより、第1〜第3バルブ操作子11〜13の操作によるバルブ状態信号に応じて抽出された音高候補データのうち、ピッチデータに応じて決定された音高と、メロディ音高データとが一致すると、演奏データ読出し処理部51でメモリアドレスが歩進し、次のメロディ音高データを読み出すようになる。
【0035】
上述したように、基本的に口入力がなくてもバルブ操作子11〜13による入力のみで歩進が可能であるところ、ゲート回路68とオクターブシフト回路71とによるワンショット分のラッチ手段は、振動検出器20aの入力ある限り、ワンショット幅が引き延ばされることで、振動検出器20a等の口入力のレベル有りの持続によって、演奏者が規定する正確なリズムで演奏が可能となることを許容している。
【0036】
なお、図に破線で示したように、レベル検出回路31bからのレベル信号をワンショット回路69に出力し、このワンショット回路69の信号をタイミング補正回路72に出力し、この信号を演奏の歩進の補助として使用するようにしてもよい。これによって、前述のゲート回路68とオクターブシフト回路71とのワンショットラッチ機能を付加するようにしてもよいし、ワンショット回路69のオフで制御し、タイミング補正出力をこのオフ時に発生するようにすれば、演奏進行のリズムや進行速さにバリエーションを付加することもできる。
【0037】
このように、自動モードでは、自動演奏データのメロディ音高データにより、音声ピッチに対応するピッチデータが自動生成され、また、バルブ操作子11〜13の操作入力によりバルブ状態信号が得られる。そして、この操作入力によるバルブ状態信号と自動生成したピッチデータとにより、自動演奏データのメロディ音高と一致する音高が決定されるとメロディが進行する。また、メロディ音高データに対応して操作すべきバルブ操作子11〜13の組み合わせが、発光素子21〜23により、バルブ操作子11a〜13aに対応して発光表示される。なお、振動検出器20aで音声あるいはブレスを入力すると、レベル検出回路31b及び発音制御データ生成処理部55により、発生する楽音の音量パラメータや音色パラメータ等の発音制御データが第1楽音信号発生回路34aに出力されるので、これにより、楽音制御をすることもできる。
【0038】
以上の実施形態では、演奏を歩進して停止するときの停止指示を、次のメロディ音高データ(あるいはメロディ音高マーク)の検出により得るようにしているが、次のタイミングデータ(時刻)や符長(時間)あるいはそれらのマークを検出したら停止指示を出すようにしてもよい。また、次のメロディ音高データなどの音符データが停止指示とならなくても、次の休符までの演奏、フレーズ単位あるいは小節単位など所定の(あるいは何らかのルールで決まる)演奏長さの単位で停止指示を出すようにしてもよい。すなわち、本発明における演奏の歩進、停止のインターバルは、前記実施形態の様な1つの音符単位とは限らず、上記のような単位、あるいはその他の単位でもよい。また、演奏データは実施形態(図6)のものに限らずその他各種のフォーマットでもよいことはいうまでもない。
【0039】
なお、実施形態のように、請求項1または請求項2の構成に加えて、演奏指示部をさらに設け、前記補助演奏部からの演奏データのうち、前記操作子操作状態情報を用いて、演奏進行の指示として、前記演奏指示部で発光指示(振動指示でも可)させるようにしてもよい。これにより、演奏進行の各段階(各音符毎)で押さえるべき運指を学習することができる。
【0040】
また、実施形態のように、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記補助演奏部のソースとして、演奏曲のデータを記憶する演奏曲データ記憶手段と、該演奏曲データ記憶手段に記憶された演奏曲データを順次読み出す読出し手段と、によって、演奏補助を行うようにしてもよい。
【0041】
実施形態では、「補助演奏部」あるいは「自動演奏部」として自動演奏データをメモリ装置36から入力するような構成とした例について説明したが、「補助演奏部」はこの例に限らず、例えばプロや熟練者の演奏による演奏データを入力するようにしてもよい。また、インターネットのサーバなどから演奏データの信を受けるようにしてもよい。
【0042】
また、実施形態では第1〜第3バルブ操作子11〜13のうちで操作すべき操作子を発光素子21〜23の点灯によって視覚的に表示するようにした。しかし、これに代えてまたは加えて、操作すべきバルブ操作子を上方または下方に若干変位させ、または同操作子を振動させて、操作すべきバルブ操作子を演奏者に対して触覚的に認識させるような運指ガイド指示を行うようにしてもよい。この場合、図2に破線で示したように、把持部50内に、第1〜第3バルブ操作子11〜13を駆動する小型電磁アクチュエータ、小型電圧アクチュエータなどの駆動装置81〜83を内蔵させるとともに、発光制御回路37に代えてまたは加えて、操作すべきバルブ操作子を表すバルブ状態信号に基づいて前記駆動装置81〜83を駆動制御する駆動制御回路を設ければよい。
【0043】
また、前記図5に破線で示した実施形態のように、口入力部のレベルデータを歩進の補助に使用することにより、演奏の進行が頻繁に停止するようなことを防止することもできる。
【0044】
また、実施形態ではトランペット型の楽器の場合について説明したが、ホルン、ユーホニウム、チューバなどの管楽器のように、複数の演奏操作子を備え、この複数の演奏操作子の操作の組み合わせに応じて発生楽音の音高を決定するような電子楽器に適用することもできる。
【0045】
また、音声ピッチを入力する手段としてマイク等の振動検出器を用いた場合について説明したが、人体の「のど」に接触させて振動を検出する骨伝導ピックアップを用いてもよい。このような検出器を用いると声帯を悪くしたひとでも口空気流型楽器の演奏が可能となる道がこの発明によって開かれることにもなる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1の電子楽器によれば、複数演奏操作子操作のみで演奏進行が可能なので、演奏者は演奏操作子の操作に専念でき、トランペット、ホルン、ユーホニウム、チューバ等の運指組み合わせ入力楽器の、簡易演奏、並びに正統演奏への練習のステップとすることができる。さらに、複数の演奏操作子の操作の組み合わせに対応する操作子操作状態情報により演奏を進行するので、鍵盤楽器等の1キーで音高決定するような場合と違って、上記運指組み合わせ入力楽器に特有な演奏操作の運指ガイド指示をすることも容易になる。
【0047】
請求項2の電子楽器によれば、請求項1と同様に、演奏操作子の操作に専念でき、トランペット、ホルン、ユーホニウム、チューバ等の運指組み合わせ入力楽器の、簡易演奏、並びに正統演奏への練習のステップとすることができる。また、演奏操作子の組み合わせに応じた音高データと自動演奏部からの演奏データの音高データとの一致を検出し、この一致検出による歩進指示と停止指示とにて演奏の進行をさせるので、間違った演奏操作をしても演奏は進行しない。したがって、さらに上達の意思がある者のみに対して、演奏補助をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の電子楽器の外観図である。
【図2】本発明の実施形態の電子楽器におけるバルブ操作子の詳細を示す図である。
【図3】本発明の実施形態における前記電子回路装置のブロック図である。
【図4】本発明の実施形態における音高と運指との関係を示す運指図である。
【図5】本発明の実施形態における機能ブロック図である。
【図6】本発明の実施形態における自動演奏データのフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
11,12,13…バルブ操作子(演奏操作子)、20…口入力部、51…演奏データ読出し処理部(補助演奏部、自動演奏部)、51a…メロディ音高マーク検出部(補助演奏部、自動演奏部)

Claims (2)

  1. 口入力部と、
    複数の演奏操作子と、
    を備え、
    前記口入力部からの入力ピッチ情報と前記複数演奏操作子操作の組み合わせとによって発生楽音の音高が決定される楽器において、
    補助演奏部を設け、該補助演奏部からの演奏データに基づいて前記口入力部よりのピッチ情報に対応したピッチデータを自動的に生成し、前記ピッチデータと、前記複数演奏操作子操作の状態に対応する操作子操作状態情報とによって楽音を発生させる楽音発生手段を設けたことを特徴とする電子楽器。
  2. 口入力部と、
    複数の演奏操作子と、
    を備え、
    前記口入力部からの入力ピッチ情報と前記複数演奏操作子操作の組み合わせとによって発生楽音の音高が決定される楽器において、
    自動演奏部と、
    該自動演奏部からの演奏データに基づいて前記口入力部よりのピッチ情報に対応したピッチデータを自動的に発生し、前記ピッチ情報と、前記複数演奏操作子操作の状態に対応する操作子操作状態情報とから音高データを形成する音高データ形成手段と、
    該音高データ形成手段よりの音高データと前記自動演奏部よりの演奏データの音高データとの一致を検出し、該一致検出によって次に続く演奏の歩進指示をするとともに、前記自動演奏部からの演奏データのうち発生すべき次のデータによって、該自動演奏部における自動演奏を停止指示する演奏進行制御手段とを設け、
    前記演奏進行制御手段からの歩進指示と停止指示とにて演奏の進行をさせるようにしたことを特徴とする電子楽器。
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