JP2005049237A - 連続シートの測定方法及び測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の連続シートの測定方法は、連続シート20から目的物21を切断する前に、目的物21における付属物22の相対位置を測定する方法であって、次の第1〜第4ステップを含む。第1ステップでは、同期パルスs0を連続して発生し、同期パルスs0を計数する。第2ステップでは、検出した基準信号s1に基づいて、同期パルスs0の計数値を基準カウンタCに記憶する。第3ステップでは、検出した検出信号s2に基づいて、同期パルスs0の計数値を検出カウンタDに記憶する。第4ステップでは、基準カウンタC及び検出カウンタDの各値に基づいて、付属物22の相対位置Pを演算する。
【選択図】 図1
Description
従来、この測定方法においては、図5又は図6に示すように、ロータリカッタ101の駆動軸上に、目的物長さの指標となる基準位置に応じた検出板(ドグ)102を設け、この検出板102を基準センサ103により検出し、その基準信号(パルス波)S1’を周期的に発生させている。
一方、連続シート20上のテープ22を検出センサ104により検出し、その検出信号(パルス波)S2’を周期的に発生させている。
図1〜図4に示すように、本実施形態の連続シートの測定方法は、所定の付属物22が付された目的物21を連続シート20から製造する際、連続シート20上に付属物22を所定の間隔毎に付した後、連続シート20から目的物21を切断する前に、目的物21における付属物22の相対位置を、以下の第1ステップ〜第4ステップに従って測定する方法である。
第1ステップでは、同期パルスs0を連続して発生し、連続シート20の走行に伴い同期パルスs0を計数する。
第2ステップでは、目的物長さの指標となる基準位置を検出して基準信号s1を発生し、基準信号s1に基づいて、同期パルスs0の計数値を、順次、基準カウンタCに記憶する。
第3ステップでは、付属物22の検査位置を検出して検出信号を発生し、検出信号s2に基づいて、同期パルスs0の計数値を、順次、検出カウンタDに記憶する。
第4ステップでは、基準カウンタC及び検出カウンタDの各値に基づいて、目的物における付属物22の相対位置Pを、順次、演算する。
まず、かかる連続シートの測定方法に使用される測定装置の一例を詳細に述べる。
なお、パルス発生器2には、後述するシーケンサ10に内蔵されたクロックパルス回路が用いられてもよい。
ここに、「基準位置」は、連続シート20における、目的物22の1つ当たりの長さ(目的物長さ)の指標となる位置であり、例えば、切断されるべき見込み切断線23である(図3参照)。この基準位置に対応した被検出部13aを有する検出板13が、ロータリカッタ12の駆動軸に固定されている。
ここに、「検査位置」は、目的物21における付属物22を示す位置であり、本実施形態のように、送り方向に一定の領域を占めるテープを付属物とした場合、付属物22の始端に相当する「検査開始位置」22aと、付属物22の終端に相当する「検査終了位置」22bとに分けられる(図3参照)。
ここで、シーケンサ10には、データ解析用のコンピュータ15が電気的に接続されている。このコンピュータ15は、シーケンサ10の測定値メモリ8から、シリアルポートを介してシリアル通信により受信した測定値を、所定のアプリケーションソフト(例えば、キーエンス社製、データビルダー、マイクロソフト社製、エクセル)の作動により、読み込み、保存、数値解析等を行うように構成されている。
ステップ1では、パルス発生器2により、同期パルスs0を連続的に発生させ、パルスカウンタ5により、同期パルスs0をカウントする(図4参照)。
その後、パルスカウンタ5により、基準センサ3から基準信号s1を受信した時点で、その同期パルスs0のカウンタ値を、それぞれ、基準カウンタC1〜Cnに記憶する(図4参照)。
その後、パルスカウンタ5により、検出センサ4から検出開始信号s21を受信した時点で、その同期パルスs0のカウンタ値を、検出カウンタD11〜D1nに記憶すると共に、検出センサ4から検出終了信号s22を受信した時点で、その同期パルスs0のカウント値を、検出カウンタD21〜D2nに記憶する(図4参照)。
Pk=(D1k―Ck)/(Ck+1―Ck)×La+α [k=1、2…n]…式(1)
この式(1)では、基準カウンタCk、Ck+1、検出カウンタD1kの各値のほか、目的物長さLa、オフセット値αを用いている。
Lrk=(D2k―D1k)/(Ck+1―Ck)×La [k=1、2…n]…式(2)
この式(2)では、基準カウンタCk、Ck+1、検出カウンタD1k、D2kの各値のほか、上記同様の目的物長さLaを用いている。
その後、コンピュータ15から受信した転送開始命令S5に従い、測定値1〜測定値nを、測定値メモリ8からコンピュータ15に、一括して転送する。
測定者は、コンピュータ15による数値解析の結果に基づいて、製造ラインにおける種々の加工精度を検証し、その加工条件を調整する。
本発明の測定方法及び測定装置は、おむつの製造ラインだけでなく、生理用ナプキンの製造ラインのほか、広くは、長尺シートに一定の間隔毎に付した物の製造ラインにも適用することができる。
本発明の測定方法及び測定装置において、付属物が、送り方向に一定の領域を占めない線状物である場合、連続シートにおける目的物毎に、相対位置Pのみを演算すれば足りる。
本発明の測定装置において、基準センサは、連続シートにおける目的物毎に、基準信号を検出するものであればよく、上記実施形態に限られない。
3 基準センサ
4 検出センサ
5 パルスカウンタ
6 測定値演算回路
7 良否判定回路
8 測定値メモリ
20 連続シート
21 目的物
22 付属物
22a 検査開始位置
22b 検査終了位置
s0 同期パルス
s1 基準信号
s2 検出信号
s21 検出開始信号
s22 検出終了信号
C 基準カウンタ
D 検出カウンタ
P 相対位置
Lr 相対長さ
Claims (9)
- 所定の付属物が付された目的物を連続シートから製造する際、該連続シート上に該付属物を所定の間隔毎に付した後、該連続シートから該目的物を切断する前に、該目的物における該付属物の相対位置を、以下の第1ステップ〜第4ステップに従って測定する方法であって、
前記第1ステップにおいて、同期パルスを連続して発生させ、前記連続シートの走行に伴い該同期パルスを計数し、
前記第2ステップにおいて、前記目的物長さの指標となる基準位置を検出し、該基準位置に対応した基準信号を発生させ、該基準信号に基づいて、前記同期パルスの計数値を、順次、基準カウンタCに記憶し、
前記第3ステップにおいて、前記付属物の検査位置を検出し、該検査位置に対応した検出信号を発生させ、該検出信号に基づいて、前記同期パルスの計数値を、順次、検出カウンタDに記憶し、
前記第4ステップにおいて、前記基準カウンタC及び前記検出カウンタDの各値に基づいて、前記目的物における前記付属物の相対位置Pを、順次、演算する連続シートの測定方法。 - 前記第3ステップにおいて、前記検査位置を、検査開始位置と検査終了位置とに分けて検出し、該検査開始位置に対応した検査開始信号と、該検査終了位置に対応した検査終了信号とをそれぞれ発生させ、該検査開始信号に基づいて、前記同期パルスの計数値を、順次、検出カウンタD1に記憶すると共に、該検査終了信号に基づいて、前記同期パルスの計数値を、順次、検出カウンタD2に記憶し、
前記第4ステップにおいて、前記基準カウンタC及び前記検出カウンタD1、D2の各値に基づいて、前記目的物長さに対する前記付属物の相対長さLrを、順次、演算する請求項1に記載の連続シートの測定方法。 - 前記相対位置Pについての相対位置許容値を予め入力しておき、前記ステップ4の後に、前記相対位置Pの値と該相対位置許容値とを比較することにより、前記目的物の良否判定を行うステップ5を含む請求項1又は2に記載の連続シートの測定方法。
- 前記相対長さLrについての相対長さ許容値を予め入力しておき、前記ステップ4の後に、前記相対長さLrの値と該相対長さ許容値とを比較することにより、前記目的物の良否判定を行うステップ5を含む請求項2に記載の連続シートの測定方法。
- 前記ステップ4の後に、前記目的物の切断順序1〜nに従い、前記相対位置P1〜Pnと、前記相対長さLr1〜Lrnとを、一組の測定値1(相対位置P1、相対長さLr1)〜測定値n(相対位置Pn、相対長さLrn)として対応させ、該測定値1〜測定値nを、順次、メモリ領域M1〜Mnに記録するステップ6を含む請求項2〜4の何れかに記載の連続シートの測定方法。
- 前記第4ステップにおいて、前記目的物の切断順序1〜nのうち、k番目の前記相対位置Pkを演算するにあたって、前記基準カウンタCk、Ck+1、前記検出カウンタDk、前記目的物長さLaの各値を用いた次式(1)に従い、該相対位置Pkを、
Pk=(Dk―Ck)/(Ck+1―Ck)×La [k=1、2…n]…式(1)
演算する請求項1〜5の何れかに記載の連続シートの測定方法。 - 前記第4ステップにおいて、前記目的物の切断順序1〜nのうち、k番目の前記相対長さLrkを演算するにあたって、前記基準カウンタCk、Ck+1、前記検出カウンタD1k、D2k、前記目的物長さLaの各値を用いた次式(2)に従い、該相対長さLrkを、
Lrk=(D2k―D1k)/(Ck+1―Ck)×La [k=1、2…n]…式(2)
演算する請求項2〜6の何れかに記載の連続シートの測定方法。 - 前記第4ステップにおいて、前記連続シート上における前記基準位置に対応する位置に対し、前記検査位置を適正な位置に合わせるオフセット値αを求め、前記相対位置Pに該オフセット値αを加算する請求項1〜7の何れかに記載の連続シートの測定方法。
- 請求項1〜8の何れかに記載の連続シートの測定方法に用いられる測定装置であって、
同期パルスを連続して発生するパルス発生器と、
前記目的物長さの指標となる基準位置を検出し、該基準位置に対応した基準信号を発生する基準センサと、
前記付属物の検査位置を検出し、該検査位置に対応した検出信号を発生する検出センサと、
前記パルス発生器から受信した前記同期パルスを計数しつつ、前記基準センサから前記基準信号を受信したとき、その前記同期パルスの計数値を、基準カウンタCに記憶し、前記検出センサから前記検出信号を受信したとき、その前記同期パルスの計数値を、検出カウンタDに記憶するパルスカウンタと、
前記パルスカウンタから受信した前記基準カウンタC及び前記検出カウンタDの各値に基づいて、前記目的物における前記付属物の相対位置Pと、前記目的物長さに対する前記付属物の相対長さLrとを演算する測定値演算回路と、
前記相対位置Pの値と該相対位置Pについての相対位置許容値とを比較すると共に、前記相対長さLrの値と該相対長さLrについての相対長さ許容値とを比較することにより、前記目的物の良否判定を行う良否判定回路と、
前記目的物の切断順序1〜nにより対応させた一組の測定値(相対位置P、相対長さLr)を、所定のメモリ領域Mに記録する測定値メモリとを備えた連続シート測定装置。
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2003
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