JP2005049074A - 天井吊り下げ形レンジフードファン - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のアンカーボルトに高さ調節可能に取付けたレンジフードファンの捩じれを防止し、その捩じれ防止手段で、排気ダクトと共に、アンカーボルトを外部から視認不能に隠蔽して、内装性を向上させる
【解決手段】 天井裏Dの固定部材dに一端側を固定した複数のアンカーボルトBに高さ調節可能に取り付けたレンジフードファンAを、天井パネルPに複数箇所で固定された捩じれ防止用のブラケット6と、レンジフードファンAとを複数箇所で固定し、該ブラケット6を、排気ダクトEを外部から視認不能に隠蔽する天井パネルPに固定したダクトカバー8で構成し、該ダクトカバー8と、レンジフードファンAとの固定部Fは、一方を長孔26、他方をその長孔26で案内される弛緩・緊締可能な固定具fで構成する。
【選択図】図3
【解決手段】 天井裏Dの固定部材dに一端側を固定した複数のアンカーボルトBに高さ調節可能に取り付けたレンジフードファンAを、天井パネルPに複数箇所で固定された捩じれ防止用のブラケット6と、レンジフードファンAとを複数箇所で固定し、該ブラケット6を、排気ダクトEを外部から視認不能に隠蔽する天井パネルPに固定したダクトカバー8で構成し、該ダクトカバー8と、レンジフードファンAとの固定部Fは、一方を長孔26、他方をその長孔26で案内される弛緩・緊締可能な固定具fで構成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、レンジフードファン、更に詳しくは天井吊り下げ形のレンジフードファンに関するものである。
従来、天井吊り下げ形のレンジフードファンは、天井裏の梁(固定部材)にアンカーボルトをキッチン室内の天井パネルを貫通させるように取り付けた後、前記アンカーボルトとレンジフードファンに設けられている懸架用ブラケットにナット等を使用して接続している。
図7がそのレンジフードファンである。
ところで、アンカーボルトBを使用する理由は、ナットn等の締め付け位置を調節することによって天井パネルPとレンジフードファンとの隙間を調節可能にして、キッチン天井の高低に関わらず、所定高さ位置にレンジフードファンを設置するためである。
また、レンジフードファンの全高が低い場合、キッチン天井の高さに合わせてレンジフードファンを設置した場合、加熱調理器具との間の距離が離れすぎてしまい、調理で発生した油煙等が十分捕獲できなくなることもある。
そのようなことから、懸架用ブラケット3に対するアンカーボルトBの接続箇所を調節することによって、天井吊り下げ形のレンジフードファンの設置高さを適正に設定している。
そして、レンジフードファンは、フード体1から送風機カバー2を立設して、その送風機カバー2内に送風機Cを収容して、送風機Cが視認できないように隠蔽している。
しかしながら、前記設置構造では、垂直方向の荷重についてはアンカーボルトBで受けられるものの、捩じれ方向についてもアンカーボルトB自体の強度に依存するしかなく、使用者が不用意にレンジフードファンに触れたりすると、レンジフードファンが捩じれによって大きく揺れ、アンカーボルトBに無理な負荷を掛けて設置強度の信頼性を低下させたり、使用勝手を悪くしてしまう。
前記天井吊り下げ形のレンジフードファンの吊持構造に関する先行技術文献は、出願人としては不知である。
ところで、アンカーボルトBを使用する理由は、ナットn等の締め付け位置を調節することによって天井パネルPとレンジフードファンとの隙間を調節可能にして、キッチン天井の高低に関わらず、所定高さ位置にレンジフードファンを設置するためである。
また、レンジフードファンの全高が低い場合、キッチン天井の高さに合わせてレンジフードファンを設置した場合、加熱調理器具との間の距離が離れすぎてしまい、調理で発生した油煙等が十分捕獲できなくなることもある。
そのようなことから、懸架用ブラケット3に対するアンカーボルトBの接続箇所を調節することによって、天井吊り下げ形のレンジフードファンの設置高さを適正に設定している。
そして、レンジフードファンは、フード体1から送風機カバー2を立設して、その送風機カバー2内に送風機Cを収容して、送風機Cが視認できないように隠蔽している。
しかしながら、前記設置構造では、垂直方向の荷重についてはアンカーボルトBで受けられるものの、捩じれ方向についてもアンカーボルトB自体の強度に依存するしかなく、使用者が不用意にレンジフードファンに触れたりすると、レンジフードファンが捩じれによって大きく揺れ、アンカーボルトBに無理な負荷を掛けて設置強度の信頼性を低下させたり、使用勝手を悪くしてしまう。
前記天井吊り下げ形のレンジフードファンの吊持構造に関する先行技術文献は、出願人としては不知である。
本発明が上記従来事情に鑑みてなされたものでは、その目的とする処は、複数のアンカーボルトに吊持状に取り付けられたレンジフードファンの捩じれを防止することにある。
他の目的とする処は、前記捩じれを防止する手段で、排気ダクトと共に、アンカーボルトを外部から視認不能に隠蔽して、内装性を向上させることにある。
他の目的とする処は、前記捩じれを防止する手段で、排気ダクトと共に、アンカーボルトを外部から視認不能に隠蔽して、内装性を向上させることにある。
前記課題を解決するために講じた技術的手段は、天井裏の固定部材に一端側を固定した複数のアンカーボルトに高さ調節可能に取り付けたレンジフードファンにおいて、該レンジフードファンを天井パネルまたは天井裏の固定部材に複数箇所で固定していることを特徴とする天井吊り下げ形レンジフードファン(請求項1)。
以上の手段は、レンジフードファンの荷重をアンカーボルトで受け止め、レンジフードファンに生じる捩じれ力を天井パネルまたは天井裏の固定部材との固定部で受け止める。
また、天井裏の固定部材に一端を固定した複数のアンカーボルトに高さ調節可能に取り付けたレンジフードファンにおいて、天井パネルに複数箇所で固定された捩じれ防止用のブラケットと、レンジフードファンとを複数箇所で固定しても良いものである(請求項2)。
ここで、捩じれ防止用のブラケットは、高さを異にする各種を用意して、キッチン天井の高さに対応すること自由なものである。
ここで、捩じれ防止用のブラケットは、高さを異にする各種を用意して、キッチン天井の高さに対応すること自由なものである。
以上の手段は、レンジフードファンに発生する捩じれ力を捩じれ防止用の専用ブラケットと天井パネルとの固定部とで受け止める。
そして、前記捩じれ防止用のブラケットとレンジフードファンとの固定部は、一方が長孔、他方がその長孔で案内される弛緩・緊締可能な固定具で構成すると好適なものとなる(請求項3)。
上記手段は、捩じれ防止用のブラケットがキッチン天井の高低に関わりなく所定高さに吊持状に設置するレンジフードファンの捩じれを防止する。
その上、捩じれ防止用のブラケットがレンジフードファンに接続される排気ダクトを外部から隠蔽するためのダクトカバーを兼ねていると最適である(請求項4)。
以上の手段では、捩じれ防止用のブラケットがキッチン天井の高低に関わりなく所定高さに吊持状に設置するレンジフードファンの捩じれを防止する上、ダクトカバーが排気ダクトと共にアンカーボルトを視野に入れない化粧カバーとして機能する。
天井裏の固定部材に一端を固定した複数のアンカーボルトに高さ調整可能に取り付けたレンジフードファンにおいて、複数のアンカーボルト相互をアンカーボルト固定ブラケットで接続する構成を採用すると、天井パネルに固定することなくレンジフードファンの捩じれを防止する(請求項5)。
本発明は以上のように、天井裏の固定部材に一端側を固定した複数のアンカーボルトに吊持したレンジフードファンを天井パネルまたは天井裏の固定部材に複数箇所で固定したから、不用意に振れたり、清掃時の拭き取り力等によってアンカーボルトでは防止できない大きな揺れ力が作用することがあっても、アンカーボルトに無理な負荷を掛けることなくレンジフードファンの揺れを防止し、使用勝手を向上させることができる(請求項1)。
しかも、捩じれ防止用のブラケットを使用した場合には、その揺れ力がレンジフードファンとそのブラケットとの固定部と、そのブラケットと天井パネルとの固定部とに分散するので、天井パネルを傷めたり、損傷させる虞れがなく、耐久性をアップさせることができる。(請求項2)。
その上、そのブラケットとして、高さを異にする複数種を用意することによってキッチン天井の高低に関わらず所定高さ位置にレンジフードファンを設置できる利点を有する。
その上、そのブラケットとして、高さを異にする複数種を用意することによってキッチン天井の高低に関わらず所定高さ位置にレンジフードファンを設置できる利点を有する。
そして、前記捩じれ防止用のブラケットとレンジフードファンとの固定部の一方を長孔、他方をその長孔で案内される弛緩・緊締可能な固定具で構成した場合には、レンジフードファンの捩じれを防止することができる上、敢えて高さを異にする複数種のブラケットを用意せずともキッチン天井の高低に関わらず所定高さにレンジフードファンを設置できる(請求項3)。
その上、捩じれ防止用のブラケットがレンジフードファンに接続される排気ダクトを外部から隠蔽するためのダクトカバーを兼ねているので、レンジフードファンの捩じれを防止する手段が排気ダクト、アンカーボルトを視野に入れないように隠す化粧カバーとして機能し、部品点数を削減した上に内装性を向上させることができる(請求項4)。
また、複数のアンカーボルト相互をアンカーボルト固定ブラケットで接続していると、天井パネルに固定せずにレンジフードファンの捩じれが防止できるため、天井パネルに全く負担が掛からず、天井パネルの強度に制約や不安がある場合に好適である。
レンジフードファンは、頂面上に送風機カバーを立設し、その送風機カバーと天井パネルとの間を天井パネルに複数箇所で固定した捩じれ防止ブラケットで閉塞する。
捩じれ防止ブラケットは、排気ダクトを外部から隠蔽するためのダクトカバーを兼務してなり、送風機カバーとの固定部として、複数の長孔と、その長孔で案内される弛緩・緊締可能な複数の固定具を備えている。
そして、加熱調理器具から所定の高さにレンジフードファンをアンカーボルトで吊持してから、長孔の調整代を利用して高さ調整して固定具で固定してその調整量を複数箇所で調整した後、捩じれ防止ブラケットを天井パネルに複数箇所で固定して、その捩じれ防止ブラケットでレンジフードファンの捩じれを防止し、尚且つその送風機カバーと捩じれ防止ブラケットとがアンカーボルトを完全に隠す。
次に、本発明天井吊り下げ形レンジフードファンの実施の形態を説明すると、図1は第1の実施の形態を示している。
符号Aはレンジフードファン、Bはアンカーボルトである。
符号Aはレンジフードファン、Bはアンカーボルトである。
レンジフードファンAは、下面を開放した略ラッパ形状のフード体1の頂面に送風機カバー2を立設し、その送風機カバー2の中途部に横断状に設けられた横架ブラケット12に送風機Cを吊持状に取付け、同横架ブラケット12にアンカーボルトBの懸架用ブラケット3を設けて構成されている。
前記送風機カバー2は、下面を開放した矩形筒状を呈しなり、高さを異にする複数種が製作用意されており、上面部には、天井裏Dの固定部材dに一端側である上端側を固定した複数のアンカーボルトB各々を内部に挿入させる挿入孔22が開孔されている。
前記懸架用ブラケット3は、前記挿入孔22から送風機カバー2内に挿入されるアンカーボルトBに対応する横架ブラケット12部位から立設する逆L字金具13の水平片部131に切欠き131aを切欠形成し、アンカーボルトBの下端側に上下動可能に螺装された2個の締結用のナット部材23、23でその水平片部131を挟持固定するようになっている。
前記レンジフードファンAは、その下方開放縁との間を吸気空間Sとする整流板4をフード体1内に配置し、その背後にフィルタ5を設置して、その油煙を含む廃ガスをその吸気空間Sから流速を速めて吸気してフィルタ5で油脂分を除去し、前記送風機Cの吐出口に接続された排気ダクトEから屋外に排気されるようになっている。
前記送風機カバー2には、その上面部に前記排気ダクトEの取り出し口32が開口されて、天井裏D空間に排気ダクトEが配管できるようになっている。
前記アンカーボルトBは、本実施の形態では排気ダクトEを囲むように配した4本でレンジフードファンAを吊持するようになっている。
また、前記する挿入孔22は、ナット23類よりも一回り大径に開孔してある。
前記アンカーボルトBは、本実施の形態では排気ダクトEを囲むように配した4本でレンジフードファンAを吊持するようになっている。
また、前記する挿入孔22は、ナット23類よりも一回り大径に開孔してある。
以上のように構成された第1の実施の形態の吊り上げ形レンジフードファンは、所望する全高のレンジフードファンAと、キッチン天井の高低との兼ね合いで所要高さの送風機カバーを選択し、フード体1の頂面にその送風機カバー2を立設状に組み付けた状態で施工現場に搬入する。
施工現場では、作業者一人がレンジフードファンAを支持しつつ前記挿入孔22からナット23、23を螺装するアンカーボルトBの下端側が挿入されるように持ち上げる。そして、もう一人の作業者が送風機カバー2に形成されている開閉可能な操作口(図示せず)から、長尺なアンカーボルトBの弾性を利用して、上下方向に離間状態のナット23、23間のアンカーボルトB部分を開放部から切欠き131aに差し入れ、上下のナット23、23を挟持状に締結した後、送風機カバー2の上面部複数箇所を天井パネルPにネジf止めして固定部Fを構成する。尚、送風機カバー2は、天井裏Dの固定部材dである梁に固定したボルトにその上面部を固定しても良いものである。
これによってレンジフードファンAの設置施工は完了する。
施工現場では、作業者一人がレンジフードファンAを支持しつつ前記挿入孔22からナット23、23を螺装するアンカーボルトBの下端側が挿入されるように持ち上げる。そして、もう一人の作業者が送風機カバー2に形成されている開閉可能な操作口(図示せず)から、長尺なアンカーボルトBの弾性を利用して、上下方向に離間状態のナット23、23間のアンカーボルトB部分を開放部から切欠き131aに差し入れ、上下のナット23、23を挟持状に締結した後、送風機カバー2の上面部複数箇所を天井パネルPにネジf止めして固定部Fを構成する。尚、送風機カバー2は、天井裏Dの固定部材dである梁に固定したボルトにその上面部を固定しても良いものである。
これによってレンジフードファンAの設置施工は完了する。
このレンジフードファンAでは、その荷重は複数のアンカーボルトBで受け止め、捩じれ力は送風機カバー2と天井パネルPの複数の固定部Fで受け止めることができる。
次に図2に示す第2の実施の形態を説明すると、この実施の形態は、レンジフードファンAのフード体1から立設した送風機カバー2を捩じれ防止用のブラケット6を介して天井パネルPに複数箇所で固定したものである。
前記する捩じれ防止用のブラケット6は、一端側である上端側に外向フランジ16を折曲形成した帯状片であり、長さを異にする複数種が製作用意されている。
尚、捩じれ防止用のブラケット6は、送風機カバー2に下端側を内嵌されてネジ止めされる筒状体であっても差し支えないものである。その場合には、上端側に天井パネルにネジ止めされる前記外向フランジを周設して対処する。
他の構成は、前記する第1の実施の形態と同様であるため、同一符号を付し、具体的説明は省略する。
尚、捩じれ防止用のブラケット6は、送風機カバー2に下端側を内嵌されてネジ止めされる筒状体であっても差し支えないものである。その場合には、上端側に天井パネルにネジ止めされる前記外向フランジを周設して対処する。
他の構成は、前記する第1の実施の形態と同様であるため、同一符号を付し、具体的説明は省略する。
この第2の実施の形態の吊り下げ形レンジフードファンは、所定高さの送風機カバー2を立設したレンジフードファンAと、キッチン天井の高低との兼ね合いをもって選択された所要高さの捩じれ防止用のブラケット6必要本とを施工現場に搬入する。捩じれ防止用のブラケット6必要本は、工場もしくは施工現場でその下端側を送風機カバー2の上端側の内面にネジf止めする。
そして、前記する第1の実施の形態と同様に作業者一人がレンジフードファンAを支持しつつ前記挿入孔22からナット23、23を螺装するアンカーボルトBの下端側が送風機カバー2内に挿入されるように持ち上げる。そして、もう一人の作業者が送風機カバー2に形成されている開閉可能な操作口(図示せず)から、長尺なアンカーボルトBの弾性を利用して、上下方向に離間状態のナット23、23間のアンカーボルトB部分を開放部から切欠き(図示せず)に差し入れ、上下のナット23、23を挟持状に締結する。そして、捩じれ防止用のブラケット6の上端側の外向フランジ16を天井パネルPにネジf止めして固定部Fを形成する。
これによってレンジフードファンAは所定設置高さに固定される。
そして、前記する第1の実施の形態と同様に作業者一人がレンジフードファンAを支持しつつ前記挿入孔22からナット23、23を螺装するアンカーボルトBの下端側が送風機カバー2内に挿入されるように持ち上げる。そして、もう一人の作業者が送風機カバー2に形成されている開閉可能な操作口(図示せず)から、長尺なアンカーボルトBの弾性を利用して、上下方向に離間状態のナット23、23間のアンカーボルトB部分を開放部から切欠き(図示せず)に差し入れ、上下のナット23、23を挟持状に締結する。そして、捩じれ防止用のブラケット6の上端側の外向フランジ16を天井パネルPにネジf止めして固定部Fを形成する。
これによってレンジフードファンAは所定設置高さに固定される。
次に図3及び図4に示す第3の実施の形態を説明すると、この第3の実施の形態は、前記捩じれ防止用のブラケット6を送風機カバー2に内嵌する筒状にしてダクトカバー8として兼務させ、その捩じれ防止用のブラケット6に送風機カバー2との弛緩・緊締可能な固定具(ネジ)f案内用の長孔26を開孔したものである。
前記捩じれ防止用のブラケット6は、前記する第1の実施の形態と同様に長さを異にする複数種が製作用意され、一端側である上端側には外向フランジ16が周設されている。
前記長孔26は、送風機カバー2の側面部に少なくとも対向する位置2箇所を含む複数箇所に開孔し、その長孔26の調整量でキッチン天井の高低に関わらず、レンジフードファンAを所定設定高さ位置に設置した上で排気ダクトE、アンカーボルトBを外部から見えないように隠すようになっている。
設置施工については、前記第2の実施の形態と同様であるため、同一符号を付し、説明は省略する。
設置施工については、前記第2の実施の形態と同様であるため、同一符号を付し、説明は省略する。
更に図5及び図6に示す第4の実施の形態を説明する。この実施の形態は、複数のアンカーボルトB…相互をアンカーボルト固定ブラケット7で一体的に接続して、天井パネルPに全く負担を掛けずにレンジフードファンAの捩じれを防止するものである。
アンカーボルト固定ブラケット7は、図6に示すように排気ダクトEとの干渉を避ける中央空間を有する矩形枠状に形成されており、各コーナー部分にアンカーボルトBの通し孔17を開孔している。
一方、各アンカーボルトBにはその途中高さ位置に前記アンカーボルト固定ブラケット7を上下から挟持状に締結するナット27、27を螺嵌している。
以上のように構成された第4の実施の形態の吊り下げ形のレンジフードファンは、前記する第1の実施の形態と同様に長尺なアンカーボルトBの弾性を利用して、上下方向に離間状態のナット23、23間のアンカーボルトB部分を開放部から切欠き(図示せ)に差し入れて上下のナット23、23を挟持状に締結した後、送風機カバー2と天井パネルPとの間でアンカー固定ブラケット7を上下のナット27、27で挟持状に締結することによって、捩じれ防止機構を構成している。
この実施の形態ではキッチン天井高さが高い結果、非常に長いアンカーボルトを使用しなければならない場合に、高さ方向複数箇所にアンカーボルト固定ブラケット7を配設することによって、捩じれを効率良く防止できる。
A:レンジフードファン 1:フード体
2:送風機カバー C:送風機
d:固定部材 B:アンカーボルト
6:捩じれ防止用のブラケット P:天井パネル
26:長孔 F:固定部
E:排気ダクト 8:ダクトカバー
7:アンカーボルト固定ブラケット f:固定具(ネジ)
D:天井裏
2:送風機カバー C:送風機
d:固定部材 B:アンカーボルト
6:捩じれ防止用のブラケット P:天井パネル
26:長孔 F:固定部
E:排気ダクト 8:ダクトカバー
7:アンカーボルト固定ブラケット f:固定具(ネジ)
D:天井裏
Claims (5)
- 天井裏の固定部材に一端側を固定した複数のアンカーボルトに高さ調節可能に取り付けたレンジフードファンにおいて、該レンジフードファンを天井パネルまたは天井裏の固定部材に複数箇所で固定していることを特徴とする天井吊り下げ形レンジフードファン。
- 天井裏の固定部材に一端を固定した複数のアンカーボルトに高さ調節可能に取り付けたレンジフードファンにおいて、天井パネルに複数箇所で固定された捩じれ防止用のブラケットと、レンジフードファンとを複数箇所で固定していることを特徴とする天井吊り下げ形レンジフードファン。
- 前記捩じれ防止用のブラケットとレンジフードファンとの固定部は、一方が長孔、他方がその長孔で案内される弛緩・緊締可能な固定具で構成されていることを特徴とする請求項2記載の天井吊り下げ形レンジフードファン。
- 前記捩じれ防止用のブラケットがレンジフードファンに接続される排気ダクトを外部から隠蔽するためのダクトカバーを兼ねていることを特徴とする請求項2または3記載の天井吊り下げ形レンジフードファン。
- 天井裏の固定部材に一端を固定した複数のアンカーボルトに高さ調整可能に取り付けたレンジフードファンにおいて、複数のアンカーボルト相互をアンカーボルト固定ブラケットで接続していることを特徴とする天井吊り下げ形レンジフードファン。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003283969A JP2005049074A (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 天井吊り下げ形レンジフードファン |
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-
2003
- 2003-07-31 JP JP2003283969A patent/JP2005049074A/ja active Pending
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