JP2005048708A - エンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】クランクシャフトを回転自在に支承するとともに該クランクシャフトの軸線上の分割面で相互に分割可能な軸受部を有するクランクケースと、シリンダボアを有してクランクケースに結合されるシリンダバレルと、該シリンダバレルに結合されるシリンダヘッドとを備えるエンジンにおいて、部品点数の低減および組付けメンテナンス性の向上を図るとともに、小型、軽量化を可能とする。
【解決手段】シリンダバレル16L,16Rと、該シリンダバレル16L,16Rのうち少なくともシリンダボア18L,18Rを形成する部分に一体に成形されるシリンダヘッド17L,17Rとを備えるシリンダブロック15L,15Rよびクランクケース14が、シリンダボア18L,18Rの軸線と平行な軸線を有して少なくともシリンダブロック15L,15Rを貫通する複数の締結ボルト35により、それらの締結ボルト35の軸線に沿う方向で圧縮されつつ締結される。
【選択図】 図8
【解決手段】シリンダバレル16L,16Rと、該シリンダバレル16L,16Rのうち少なくともシリンダボア18L,18Rを形成する部分に一体に成形されるシリンダヘッド17L,17Rとを備えるシリンダブロック15L,15Rよびクランクケース14が、シリンダボア18L,18Rの軸線と平行な軸線を有して少なくともシリンダブロック15L,15Rを貫通する複数の締結ボルト35により、それらの締結ボルト35の軸線に沿う方向で圧縮されつつ締結される。
【選択図】 図8
Description
本発明は、エンジンに関し、特にクランクシャフトを回転自在に支承するとともに該クランクシャフトの軸線上の分割面で相互に分割可能な軸受部を有するクランクケースと、軸線を前記分割面と直交させたシリンダボアを有してクランクケースに結合されるシリンダバレルと、該シリンダバレルに結合されるシリンダヘッドとを備えるエンジンに関する。
従来、たとえば特許文献1で開示されるエンジンでは、クランクケース、シリンダバレルおよびシリンダヘッドがそれぞれ別体に形成され、シリンダバレルがクランクケースに締結され、シリンダバレルとの間にガスケットを介在させたシリンダヘッドがシリンダバレルに締結されている。
特開2002−213302号公報
上記従来のものでは、クランクケース、シリンダバレルおよびシリンダヘッドを締結するためのボルトの本数が多く、組付けメンテナンス性も優れているとは言い難い。しかも高温、高圧用のガスケットがシリンダバレルおよびシリンダヘッド間に介装されることに起因してシリンダバレルおよびシリンダヘッドの締結荷重を大きく設定する必要があり、シリンダバレルおよびシリンダヘッドの締結部が占めるスペースおよび重量が比較的大きくなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品点数の低減および組付けメンテナンス性の向上を図るとともに、小型、軽量化を可能としたエンジンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、クランクシャフトを回転自在に支承するとともに該クランクシャフトの軸線上の分割面で相互に分割可能な軸受部を有するクランクケースと、軸線を前記分割面と直交させたシリンダボアを有してクランクケースに結合されるシリンダバレルと、該シリンダバレルに結合されるシリンダヘッドとを備えるエンジンにおいて、前記シリンダバレルと、該シリンダバレルのうち少なくとも前記シリンダボアを形成する部分に一体に形成される前記シリンダヘッドとを備えるシリンダブロックおよび前記クランクケースが、前記シリンダボアの軸線と平行な軸線を有して少なくとも前記シリンダブロックを貫通する複数の締結ボルトにより、それらの締結ボルトの軸線に沿う方向で圧縮されつつ締結されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記クランクシャフトの軸線に沿う方向で相互にオフセットされたシリンダボアをそれぞれ備える左右一対の前記シリンダブロックと、前記軸受部を協働して形成する複数のジャーナル支持壁を有して前記両シリンダブロック間に配置されるとともに前記クランクケースを構成するようにして相互に結合される左右一対のケース半体とを有して水平対向型に構成され、前記締結ボルトが前記各ジャーナル支持壁に対応する部分に配置されることを特徴とする。
さらに請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明の構成に加えて、一方の前記シリンダブロックに設けられる複数のシリンダボアが、他方の前記シリンダブロックに設けられる同一複数のシリンダボアに対して、各シリンダブロックでのシリンダボア相互間のピッチの1/2だけクランクシャフトの軸線方向にオフセットして配置されることを特徴とする。
上記請求項1記載の発明によれば、シリンダバレルのうち少なくともシリンダボアを形成する部分に一体に形成されるシリンダヘッドおよびシリンダバレルを備えるシリンダブロックと、クランクケースとが、少なくともシリンダブロックを貫通する複数の締結ボルトによって圧縮されつつ締結されるので、シリンダバレルをクランクケースと別体としてシリンダボアの加工性の向上を図りつつ、燃焼室と外部とのシールを果たすべくシリンダバレルおよびシリンダヘッド間に従来必要であった高温、高圧用のガスケットが不要とすることができる。したがってクランクケース、シリンダバレルおよびシリンダヘッドを締結するためのボルトの本数を低減することができ、組付けメンテナンス性の向上を図ることができる。また前記ガスケットが介在しないことにより締結ボルトの軸力管理を安定して行うことができ、各締結ボルトは燃焼室での燃焼に起因した引っ張り応力に耐える強度を有しておればよいので、締結ボルトの本数を比較的少なくすることが可能となるとともに、締結ボルトの軸径を比較的小さく設定することができる。しかも従来の構造では必要であったシリンダバレルおよびシリンダヘッドの締結部が不要であるので、エンジンの小型、軽量化を図る上で有利となる。
また上記請求項2記載の発明によれば、締結ボルトの配置によってエンジンが大型化することを回避しつつ、両ケース半体のジャーナル支持壁の結合を強固としてクランクシャフトを支持することができる。
さらに請求項3記載の発明によれば、各締結ボルトが貫通する部分の座標を左右のシリンダブロックで同一に設定することができ、クランクケースの左右に同一形状のシリンダブロックを配置することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明を4サイクルの水平対向型4気筒エンジンに適用したときの第1実施例を示すものであり、図1はエンジンの側面図、図2はエンジンの一部切欠き平面図、図3は図1の3矢視拡大正面図、図4はエンジン本体の平面図、図5はエンジン本体の底面図、図6は図3の6−6線断面図、図7は左シリンダブロックを省略した状態での図6の7−7線に沿う断面図、図8は図7の8−8線に沿うエンジン本体の断面図、図9はシリンダボアの変形を説明するための図である。
先ず図1〜図3において、4サイクルの水平対向型である4気筒のエンジンは、たとえば飛行機に搭載されるものであり、クランクシャフト11の軸線を前後方向に沿わせるようにして飛行機の機体の前部カウル内に収容され、複数枚のプロペラを有するスピナーがクランクシャフト11に同軸に結合される。
図4を併せて参照して、このエンジンのエンジン本体12は、エンジンを後方側から見て左側に配置される左ケース半体13Lならびにエンジンを後方側から見て右側に配置される右ケース半体13Rが結合されて成るクランクケース14と、該クランクケース14の左右にそれぞれ配置される左および右シリンダブロック15L,15Rとを備える。
左シリンダブロック15Lは、左シリンダバレル16Lおよび左シリンダヘッド17Lが一体に成形されてなり、右シリンダブロック15Rは、右シリンダバレル16Rおよび右シリンダヘッド17Rが一体に成形されて成る。
さらに図5および図6を併せて参照して、両シリンダブロック15L,15Rのシリンダバレル16L,16Rには、クランクシャフト11を両側から挟んで相互に対向するシリンダボア18L,18L;18R,18Rがクランクシャフト11の軸線方向に並ぶとともに該軸線方向で相互にオフセットするようにしてそれぞれ一対ずつ設けられており、各シリンダボア18L…,18R…には、各シリンダヘッド17L,17Rとの間に燃焼室19L…,19R…を形成するようにしてピストン20L…,20R…が摺動可能に嵌合される。
両シリンダブロック15L,15Rは、前記シリンダボア18L…,18R…の軸線を略水平として対向配置されるものであり、前記ピストン20L…,20R…にコンロッド22L…,22R…を介して連結されるクランクシャフト11が、前記クランクケース14で回転自在に支承される。
クランクケース14の左ケース半体13Lには、前記コンロッド22L…の前後両側でクランクシャフト11の左半部を支承する前部ジャーナル支持壁23L、第1中間部ジャーナル支持壁24L、第2中間部ジャーナル支持壁25L、第3中間部ジャーナル支持壁26Lおよび後部ジャーナル支持壁27Lが前後方向に間隔をあけて設けられ、右ケース半体13Rには、前記コンロッド22R…の前後両側でクランクシャフト11の右半部を支承する前部ジャーナル支持壁23R、第1中間部ジャーナル支持壁24R、第2中間部ジャーナル支持壁25R、第3中間部ジャーナル支持壁26Rおよび後部ジャーナル支持壁27Rが前後方向に間隔をあけて設けられる。
図7および図8をさらに併せて参照して、前記各ジャーナル支持壁23L〜27L,23R〜27Rは、クランクシャフト11を上下から挟む一対ずつのスタッドボルト28…およびナット29…により締結されて、クランクシャフト11を回転自在に支承する前部軸受部30、第1中間軸受部31、第2中間軸受部32、第3中間軸受部33および後部軸受部34をそれぞれ構成するものであり、各軸受部30〜34は、前記両シリンダブロック15L,15Rが備えるシリンダボア18L…,18R…の軸線と直交するとともにクランクシャフト11の軸線上に配置される分割面でそれぞれ分割可能である。
ところで、前部ジャーナル支持壁23L,23Rおよび後部ジャーナル支持壁27L,27Rを締結するためのスタッドボルト28…は、第1、第2および第3中間部ジャーナル支持壁24L〜27L;24R〜27Rを締結するためのスタッドボルト28…よりも長く形成される。
而して、右ケース半体14Rの前部ジャーナル支持壁23Rに植設されて左ケース半体14Lの前部ジャーナル支持壁23Lに挿通されたスタッドボルト28…に左ケース半体14Lの外面に係合するナット29…が螺合され、左ケース半体14Lの後部ジャーナル支持壁27Lに植設されて右ケース半体14Rの後部ジャーナル支持壁27Rに挿通されたスタッドボルト28…に右ケース半体14Lの外面に係合するナット29…が螺合される。
また右ケース半体14Lの第2および第3中間部ジャーナル支持壁25R,26Rに植設されて左ケース半体14Lの第2および第3中間部ジャーナル支持壁25L,26Lに挿通されたスタッドボルト28…に第2および第3中間部ジャーナル支持壁25L,26Lに係合するようにしてナット29…が螺合され、左ケース半体14Lの第1中間部ジャーナル支持壁24Lに植設されて右ケース半体14Rの第1中間部ジャーナル支持壁24Rに挿通されたスタッドボルト28…に第1中間部ジャーナル支持壁24Rに係合するようにしてナット29…が螺合される。
またクランクケース14と、左および右シリンダブロック15L,15Rは、前記シリンダボア18L…,18R…の軸線と平行な軸線を有して少なくともシリンダブロック15L,15Rを貫通する複数の締結ボルト35…,36…により、それらの締結ボルト35…,36…の軸線に沿う方向での圧縮構造で締結され、クランクケース14と、左および右シリンダブロック15L,15Rとの間には、クランクケース14側に嵌合されるオイルリング21L,21Rが介装される。
前記締結ボルト35…は、クランクケース14におけるケース半体13L,13Rの第1、第2および第3中間部ジャーナル支持壁24L〜26L,24R〜26Rに対応する部分に一対ずつ配置される貫通ボルトであり、第1、第2および第3中間部ジャーナル支持壁24L〜26L,24R〜26Rを相互に締結するために第1〜第3中間部ジャーナル支持壁24L〜26L,24R〜26Rに一対ずつ配設されている前記スタッドボルト28…をクランクシャフト11との間に挟むようにして、クランクケース14および左、右シリンダブロック15L,15Rを貫通する。
左、右シリンダブロック15L,15Rのシリンダヘッド17L,17Rから突出した各締結ボルト35…の両端部にはナット37…がそれぞれ螺合されるものであり、それらのナット33…の締めつけ時に締結ボルト35…が回転しないようにするために、図示しない工具を係合させるためのたとえば六角形状の工具係合部35a…が各ナット37…から突出するようにして各締結ボルト35…の両端に同軸に設けられる。
また各締結ボルト36…はスタッドボルトであり、2組の締結ボルト36…のうち一方の組の締結ボルト36…は、左ケース半体13Lの前部ジャーナル支持壁23Lに植設されて右シリンダブロック15Rを貫通し、右シリンダブロック15Rのシリンダヘッド17Rから突出した前記締結ボルト36…にナット39…が螺合される。さらに2組の締結ボルト36…のうち他方の組の締結ボルト36…は、右ケース半体13Rの後部ジャーナル支持壁27Rに植設されて左シリンダブロック15Lを貫通し、左シリンダブロック15Lのシリンダヘッド17Lから突出した前記締結ボルト36…にナット39…が螺合される。
しかも前記締結ボルト36…は、左、右ケース半体13L,13Rの前部ジャーナル支持壁23L,23Rを締結する一対のスタッドボルト28…、ならびに左、右ケース半体13L,13Rの後部ジャーナル支持壁27L,27Rを締結する一対のスタッドボルト28…を、クランクシャフト11との間に挟む位置に配置されている。
また各締結ボルト35…,36…は、図7で示すように、それらのうち4本で各シリンダボア18L…,18R…を囲みつつ、シリンダボア18L…,18R…の上下両側でクランクシャフト11の軸線と平行な方向に並ぶようにして等ピッチで配置されるものであり、シリンダブロック15L,15Rの上下両側面には、シリンダバレル16L,16Rのクランクケース14への取付け面からシリンダヘッド17L,17Rまで延びる複数の取付けボス40…が前記締結ボルト35…,36…を挿通せしめるべく一体に設けられる。
前記取付けボス40…の外端は、前記ナット37…,39…を係合せしめる平坦な座面38…を形成するものであり、各座面38…は、燃焼室19L…,19R…の外側に配置される。
ところで、左シリンダブロック15Lに設けられている一対のシリンダボア18L,18L間、ならびに右シリンダブロック15Rに設けられている一対のシリンダボア18R,18R間のピッチL1は同一であり、左シリンダブロックのシリンダボア18L,18Lは右シリンダブロック15Rのシリンダボア18R,18RのピッチL1の1/2のオフセット量L2で、クランクシャフト11の軸線方向に沿って後方側にオフセットして配置されている。
クランクシャフト11の軸線に沿う方向での各締結ボルト35…,36…相互の間隔L3は、クランクシャフト11の軸線と直交する方向での各締結ボルト35…,36…相互の間隔L4よりも小さく(L3<L4)設定されている。
さらに左、右シリンダブロック15L,15Rは、前記締結ボルト35…,36…と平行な複数の仮組みボルト41…によりクランクケース14に締結可能であり、スタッドボルト28…およびナット29…による左、右ケース半体13L,13Rの締結でクランクケース14を組み立てた後に、前記仮組みボルト41…を用いて両シリンダブロック15L,15Rをクランクケース14に仮組みし、その状態で前記締結ボルト35…,36…の挿通作業を行うことで、クランクケース14および左、右シリンダブロック15L,15R間のオイルリング21L,21Rの脱落を防止しつつ、各締結ボルト35…,36…の挿通作業を容易とし、組付けメンテナンス性の向上に寄与することができる。
クランクケース14の前部には、左、右ケース半体13L,13Rで協働して構成される支持筒45が前方に突出するようにして形成されており、クランクシャフト11の前部は該支持筒45内を同軸に貫通して支持筒45の前端から突出され、該支持筒45の前端からのクランクシャフト11の突出部にリングギヤ46が固定され、図示しないスピナーが該リングギヤ46に同軸に取付けられる。しかも支持筒45の前部およびクランクシャフト11間には滑り軸受47が介装され、該滑り軸受47よりも前方で支持筒45およびクランクシャフト11間には環状のシール部材(図示せず)が介装される。
エンジンの始動時には始動装置48によりクランクシャフト11に回転駆動力が付与されるものであり、該始動装置48は、クランクケース14における左ケース半体13Lの下部に支持される始動モータ49と、該始動モータ49の回転数が所定値以上となるのに応じてリングギヤ46に噛合するように突出するピニオン50とを備える従来周知のものであり、エンジンの始動後にはピニオン50がリングギヤ46から離脱して元の位置に戻る。
支持筒45内でクランクシャフト11には、複数の突起51…が周方向に等間隔をあけて突設されており、それらの突起51…によってクランク角を検出するための一対のクランク角センサ52,52が180度の位相を相互間にあけるようにして支持筒45に取付けられる。
ところで、左、右シリンダヘッド17L,17Rの上部には、各燃焼室19L…,19R…に個別に対応した吸気ポート55L…,55R…が設けられており、各吸気ポート55L…,55R…は二股に分岐して燃焼室19L…,19R…に連なるように形成される。
前記各吸気ポート55L…,55R…には、円弧状に彎曲した吸気管56L…,56R…が接続されており、それらの吸気管56L…,56R…の中間部には吸気ポート55L…,55R…に向けて燃料を噴射するための電磁式電磁式燃料噴射弁57L…,57R…がそれぞれ取付けられる。而して左シリンダブロック15L側の電磁式燃料噴射弁57L…は共通の燃料レール58Lに接続され、右シリンダブロック15R側の電磁式燃料噴射弁57R…は共通の燃料レール58Rに接続される。
エンジン本体12におけるクランクケース14の上方にはエンジン本体12で支持されるようにして吸気チャンバ59が配置される。しかも各吸気管56L…,56R…の上流端は接続管60L…,60R…の下流端に接続されており、各接続管60L…,60R…の上流端部は吸気チャンバ59の両側から該吸気チャンバ59内に突入され、吸気チャンバ59内で各接続管60L…,60R…の上流端部はラッパ状に拡開して後方側に開口する。
吸気チャンバ59の後部には、スロットルバルブ61がそれぞれ軸支された左右一対のスロットルボディ62,62の下流端が並列して接続され,両スロットルボディ62,62の上流端にはエアクリーナ63,63が接続される。しかもエアクリーナ63,63は、吸気チャンバ59に取付けられて後方に延びる支持ステー64,64で支持される。
左、右シリンダヘッド17L,17Rの下部には、各燃焼室19L…,19R…に個別に対応した排気ポート65L…,65R…が設けられており、各排気ポート65L…,65R…には、エンジン本体12の下方に回り込んで後方に延出される排気管66L…,66R…が接続される。
ところで、左、右シリンダヘッド17L,17Rには、略H形に構成されたヘッドカバー67L,67Rが結合されており、これらのヘッドカバー67L,67Rと、シリンダヘッド17L,17Rとの間に、各燃焼室19L…,19R…への吸気ならびに各燃焼室19L…,19R…からの排気を制御するための吸気弁および排気弁を駆動するための動弁装置68L,68Rが収容される。
前記動弁装置68L,68Rのうち吸気弁側の部分は、クランクシャフト11から伝達される動力により吸気行程で押し上げられるプッシュロッドにより開弁駆動力を得るものであり、各燃焼室19L…,19R…毎の前記プッシュロッドは、クランクケース14の左右両側でシリンダブロック15L,15Rの下方に配置されて左、右ケース半体13L,13Rの下部における前後方向中央部およびヘッドカバー67L,67R間を結ぶプッシュロッドガイド管69L,69Rに、軸方向移動可能に挿入される。
また動弁装置のうち排気弁側の部分は、クランクシャフト11から伝達される動力により排気行程で引き下げられるプルロッドにより開弁駆動力を得るものであり、各燃焼室19L…,19R…毎の前記プルロッドは、前記プッシュロッドガイド管69L,69Rよりも下方で左、右ケース半体13L,13Rの下部における前後方向中央部およびヘッドカバー67L,67R間を結ぶプルロッドガイド管70L…,70R…に、軸方向移動可能に挿入される。
各シリンダヘッド17L,17Rには、各燃焼室19L…,19R…毎に一対ずつの点火プラグ71L,71L…,71R,71R…が取付けられる。また両吸気管56L,56L;56R,56R間でシリンダヘッド17L,17Rの上部側面には点火コイル72L…,72R…が、吸気チャンバ59の両側にそれぞれ一対ずつ並ぶようにして取付けられる。
吸気チャンバ59の前部側壁外面には電子制御ユニット73がエンジンの運転を制御すべく取付けられており、吸気チャンバ59内の吸気圧および吸気温を検出するための吸気圧センサ74および吸気温センサ75が、電子制御ユニット73から吸気チャンバ59の前部側壁を貫通して吸気チャンバ59内に挿入される。
ところで電磁式燃料噴射弁57L…,57R…、前記点火コイル72L…,72R…および電子制御ユニット73は、吸気チャンバ59の周囲に配置されるのであるが、電磁式燃料噴射弁57L…,57R…、点火コイル72L…,72R…および電子制御ユニット73は、吸気チャンバ59の少なくとも一部を覆ってエンジン本体12に取付けられるシールドカバー76で覆われる。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、シリンダバレル16L,16Rおよびシリンダヘッド17L,17Rが一体に形成されて成るシリンダブロック15L,15Rと、クランクケース14とが、シリンダブロック15L,15Rにそれぞれ設けられたシリンダボア18L…,18R…の軸線と平行な軸線を有して少なくともシリンダブロック15L,15Rを貫通する複数の締結ボルト35…,36…により、それらの締結ボルト35…,36…の軸線に沿う方向での圧縮構造で締結される。
したがってクランクケース14、シリンダバレル16L,16Rおよびシリンダヘッド17L,17Rを締結するためのボルト35…,36…の本数を低減することができ、組付けメンテナンス性の向上を図ることができる。またシリンダバレル16L,17Rおよびシリンダヘッド17R,17L間に従来必要であった高温、高圧用のガスケットが不要となるので、締結ボルト35…,36…の軸力管理を行うことができ、各締結ボルト35…,36…は燃焼室19L,19Rでの燃焼に起因した引っ張り応力に耐える強度を有しておればよいので、締結ボルト35…,36…の本数を比較的少なくすることが可能となるとともに、締結ボルト35…,36…の軸径を比較的小さく設定することができる。しかも従来の構造では必要であったシリンダバレル16L,16Rおよびシリンダヘッド17L,17Rの締結部が不要であるので、エンジンの小型、軽量化を図る上で有利となる。
またエンジンは、クランクシャフト11の軸線に沿う方向で相互にオフセットされたシリンダボア18L…,18R…をそれぞれ備える左右一対のシリンダブロック15L,15Rと、クランクシャフト11を回転自在に支承する軸受部30〜34を協働して形成する複数のジャーナル支持壁23L〜27L,23R〜27Rを有して両シリンダブロック15L,15R間に配置されるとともにクランクケース14を構成するようにして相互に結合される左右一対のケース半体13L,13Rとを有して水平対向型に構成されるものであり、締結ボルト35…,36…が前記各ジャーナル支持壁23L〜27L,23R〜27Rに対応する部分に配置されるので、締結ボルト35…,36…の配置によってエンジンが大型化することを回避しつつ、両ケース半体13L,13Rのジャーナル支持壁23L〜27L,23R〜27Rの結合を強固としてクランクシャフト11を支持することができる。
さらに左右のシリンダブロック15L,15Rのうち左シリンダブロック15Lに設けられる複数のシリンダボア18L…が、右シリンダブロック15Rに設けられる同一複数のシリンダボア18R…に対して、各シリンダブロック15L,15Rでのシリンダボア18L…,18R…相互間のピッチL1の1/2だけクランクシャフト11の軸線に沿って後方側にオフセットして配置されており、このような配置によれば、各締結ボルト35…,36…が貫通する部分の座標を左右のシリンダブロック15L,15Rで同一に設定することができ、クランクケース14の左右に同一形状のシリンダブロック15L,15Rを配置することができる。
しかも前記ジャーナル支持壁23L〜27L,23R〜27Rに対して締結ボルト35…,36…を一対ずつ配置しているので、締結ボルト35…,36…による各ジャーナル支持壁23L〜27L,23R〜27R間の締結力を均一としてクランクシャフト11の軽量化を図ることができる。
ところで、締結ボルト35…,36…を用いてエンジン本体12を組付けた後のシリンダボア18L…,18R…の真円度を高めるためには、ホーニングを含む内径加工をシリンダボア18L…,18R…の内面に施す際に、前記締結ボルト35…,36…による締めつけ荷重と同等の荷重を各座面38…にかけた状態で行うことが望ましい。その場合、シリンダボア18L…,18R…の内径加工後に前記座面38…にかけていた荷重を解放すると、シリンダボア18L…,18R…はその内径を膨らませるように微変形することになる。一方、ピストン20L…,20R…は、それらのピストン20L…,20R…が備えるスカート部をクランクシャフト11の軸線と直交させる方向に配置して各シリンダボア18L…,18R…に摺動可能に嵌合されるのであるが、スカート部は、前記クランクシャフト11の軸線と直交する方向を長径方向とした楕円形に沿う外形を有するように加工されるものであり、そのスカート部の外形形状に各シリンダボア18L…,18R…の横断面形状が対応していないと、ピストン20L…,20R…のシリンダボア18L…,18R…への組み込みが困難となる。
しかるに各締結ボルト35…,36…は、それらのボルト35…,36…のうち4本で各シリンダボア18L…,18R…を囲みつつ、シリンダボア18L…,18R…の上下両側でクランクシャフト11の軸線と平行な方向に並ぶようにして等ピッチで配置されるものであり、図9で示すように、シリンダボア18L…,18R…の内径加工時にシリンダボアシリンダボア18L…,18R…の周囲における4つの圧縮荷重作用点P…は、各締結ボルト35…,36…の配置位置と同一であり、しかもクランクシャフト11の軸線に沿う方向での各締結ボルト35…,36…相互の間隔L3は、クランクシャフト11の軸線と直交する方向での各締結ボルト35…,36…相互の間隔L4よりも小さく設定されているので、クランクシャフト11の軸線に沿う方向での圧縮荷重作用点P,P相互の間隔L3は、クランクシャフト11の軸線と直交する方向での圧縮荷重作用点P,P相互の間隔L4よりも小さい。
したがって圧縮荷重作用点P…に荷重をかけた状態で内径加工をシリンダボア18L…,18R…の内面に施したときには、クランクシャフト11の軸線に直交する方向でシリンダボア18L…,18R…の内径を縮径させる側に作用する応力が、クランクシャフト11の軸線に沿う方向でシリンダボア18L…,18R…の内径を縮径させる側に作用する応力よりも大きくなり、荷重作用状態で図9の実線で示すようにシリンダボア18L…,18R…の内径加工を施した後に、各座面38…にかけていた荷重を解放すると、図9の鎖線で示すように、シリンダボア18L…,18R…は、クランクシャフト11の軸線と直交する方向を長径方向とした楕円状となるようにして内径を膨らませる側に微変形することになる。而して、そのようなシリンダボア18L…,18R…の楕円形の横断面形状は、ピストン20L…,20R…のスカート部の外形形状に対応しており、ピストン20L…,20R…のシリンダボア18L…,18R…への組み込みが容易となる。
なお図9において、鎖線で示す変形後のシリンダボア18L…,18R…の横断面形状は、分かりやすくするために誇張して描かれている。
図10は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
このエンジンのエンジン本体12′は、クランクケース14と、該クランクケース14の左右にそれぞれ配置される左および右シリンダブロック15L′,15R′とを備える。
左シリンダブロック15L′は、左シリンダバレル16L′および左シリンダヘッド17Lを備え、右シリンダブロック15R′は、右シリンダバレル16R′および右シリンダヘッド17Rを備える。
左および右シリンダバレル16L′,16R′は、シリンダボア18L…,18R…を形成するシリンダ形成体80L,80Rと、シリンダ形成体80L,80Rとの間に水冷ジャケット82L,82Rを形成するようにしてシリンダ形成体80L,80Rを囲繞する外郭体81L,81Rとで構成され、外郭体81L,81Rは、シリンダヘッド17L,17Rとクランクケース14との間に挟持される。
また左および右シリンダヘッド17L,17Rは、シリンダバレル16L′,16R′のうちシリンダボア18L…,18R…を形成する部分、すなわちシリンダ形成体80L,80Rに一体に形成される。
シリンダ体形成体80L,80R間には、水冷ジャケット82L,82Rをシールするために、シール部材83L,83Rと、一対のシール部材84L,84L;84R,84Rとが介装されるが、燃焼室19L,19Rからの漏れを防止する必要はないので、シリンダバレル16L′,16R′およびシリンダヘッド17L,17R間にガスケットを介装する必要はない。
またクランクケース14と、左および右シリンダブロック15L′,15R′は、シリンダボア18L…,18R…の軸線と平行な軸線を有して少なくともシリンダブロック15L,15Rを貫通する複数の締結ボルト35…,36…(第1実施例参照)により、それらの締結ボルト35…,36…の軸線に沿う方向で圧縮されつつ締結されるものであり、前記締結ボルト35…,36…は、シリンダバレル16L′,16R′のうち外郭体81L,81Rを貫通する。
この第2実施例によれば、上記第1実施例と同様の効果を奏することができるとともに、シリンダバレル16L′,16R′のうちシリンダバレル18L…,18R…を形成する部分すなわちシリンダ形成体80L,80Rには圧縮荷重が作用しないので、圧縮荷重の作用によるシリンダボア18L…,18R…の歪みが生じるのを防止することができる。またシリンダ形成体80L,80Rおよび外郭体81L,81Rの鋳造を容易としつつシリンダバレル16L′,16R′に水冷ジャケット82L,82Rを形成することが可能となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では、締結ボルト36をクランクケース14に一端を植設したスタッドボルトとしたが、該締結ボルト36の一端をクランクケース14から突出させた貫通ボルトとすることもできる。
11・・・クランクシャフト
13L,13R・・・ケース半体
14・・・クランクケース
15L,15L′,15R,15R′・・・シリンダブロック
16L,16L′,16R,16R′・・・シリンダバレル
17L,17R・・・シリンダヘッド
18L,18R・・・シリンダボア
23L〜27L,23R〜27R・・・ジャーナル支持壁
30〜34・・・軸受部
35,36・・・締結ボルト
13L,13R・・・ケース半体
14・・・クランクケース
15L,15L′,15R,15R′・・・シリンダブロック
16L,16L′,16R,16R′・・・シリンダバレル
17L,17R・・・シリンダヘッド
18L,18R・・・シリンダボア
23L〜27L,23R〜27R・・・ジャーナル支持壁
30〜34・・・軸受部
35,36・・・締結ボルト
Claims (3)
- クランクシャフト(11)を回転自在に支承するとともに該クランクシャフト(11)の軸線上の分割面で相互に分割可能な軸受部(30〜34)を有するクランクケース(14)と、軸線を前記分割面と直交させたシリンダボア(18L,18R)を有してクランクケース(14)に結合されるシリンダバレル(16L,16R;16L′,16R′)と、該シリンダバレル(16L,16R;16L′,16R′)に結合されるシリンダヘッド(17L,17R)とを備えるエンジンにおいて、前記シリンダバレル(16L,16R;16L′,16R′)と、該シリンダバレル(16L,16R;16L′,16R′)のうち少なくとも前記シリンダボア(18L,18R)を形成する部分に一体に成形される前記シリンダヘッド(17L,17R)とを備えるシリンダブロック(15L,15R;15L′,15R′)および前記クランクケース(14)が、前記シリンダボア(18L,18R)の軸線と平行な軸線を有して少なくとも前記シリンダブロック(15L,15R;15L′,15R′)を貫通する複数の締結ボルト(35,36)により、それらの締結ボルト(35,36)の軸線に沿う方向で圧縮されつつ締結されることを特徴とするエンジン。
- 前記クランクシャフト(11)の軸線に沿う方向で相互にオフセットされたシリンダボア(18L,18R)をそれぞれ備える左右一対の前記シリンダブロック(15L,15R;15L′,15R′)と、前記軸受部(30〜34)を協働して形成する複数のジャーナル支持壁(23L〜27L,23R〜27R)を有して前記両シリンダブロック(15L,15R;15L′,15R′)間に配置されるとともに前記クランクケース(14)を構成するようにして相互に結合される左右一対のケース半体(13L,13R)とを有して水平対向型に構成され、前記締結ボルト(35,36)が前記各ジャーナル支持壁(23L〜27L,23R〜27R)に対応する部分に配置されることを特徴とする請求項1記載のエンジン。
- 一方の前記シリンダブロック(15L,15L′)に設けられる複数のシリンダボア(18L)が、他方の前記シリンダブロック(15R,15R′)に設けられる同一複数のシリンダボア(18R)に対して、各シリンダブロック(15L,15R;15L′,15R′)でのシリンダボア(18L,.18R)相互間のピッチの1/2だけクランクシャフト(11)の軸線方向にオフセットして配置されることを特徴とする請求項2記載のエンジン。
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