JP2005048111A - 紙製両面差異粘着テープの製造方法及び紙製両面差異粘着テープ。 - Google Patents

紙製両面差異粘着テープの製造方法及び紙製両面差異粘着テープ。 Download PDF

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Abstract

【課題】 両面粘着テープの一方の面は、壁、ガラス、スチール、タイル等の被接着面への粘着性能を強力接着とし、しかも、被接着面から再剥離が可能とし、また、両面粘着テープの他方の面は、再剥離可能で一方の面よりも粘着強度を弱くし、再剥離再接着が何回(20〜50回)でも可能とすること。
【解決手段】 紙製の基材シート2、強粘着樹脂層3、第1離けい用樹脂層4及び離けい紙5の4層からなる粘着紙1の離けい紙5の下面に第2離けい用樹脂層6を塗布形成し、前記粘着紙1の基材シート2の上面に弱粘着樹脂層7を塗布形成して粘着テープ基材8を形成する。この粘着テープ基材8の強粘着樹脂層3と第1離けい用樹脂層4との間を分離して前記第1離けい用樹脂層4の面が下面となるように反転させる。この反転させた第1離けい用樹脂層4を前記分離した他方の前記弱粘着樹脂層7の面と貼合させて粘着テープ本体30を製造する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、基材シートの両面にそれぞれ接着剤を塗布した両面粘着テープに関するものであり、より詳しくは紙製両面差異粘着テープの製造方法及び紙製両面差異粘着テープに関するものである。
現在、多種多様な粘着テープが様々な分野で使用されており、基材シートの両面にそれぞれ接着剤を塗布した両面粘着テープも種々の用途に拡がっている。
図10は従来の両面粘着テープ51の要部拡大断面図を示し、透明で合成樹脂製のフィルムシート52の両面に接着樹脂層53、54をそれぞれ塗布形成し、一方の接着樹脂層53の表面に剥離可能な離けい紙55を設けている。
この両面粘着テープ51を使用する場合には周知のように、所定の寸法で両面粘着テープ51を切断し、その切断した両面粘着テープ51の接着樹脂層54の面を壁面等に接着し、その後、表面の離けい紙55を剥離し、表面に現れた接着樹脂層53の面にポスター等を貼り付ける。
かかる従来の両面粘着テープ51は、基材シートに合成樹脂製のフィルムシート52を用いているために、素手で切断、あるいはちぎることが出来ず、必ずハサミやカッター等の道具が必要になるという問題があった。
また、図10に示す両面粘着テープ51でもそうであるが、既製の紙製両面粘着テープは、粘着強度が強力すぎるため、ポスターや掲示物等への、いわゆるセロハン粘着テープのような使われ方はほとんどされていないのが現状である。
勿論、セロハン粘着テープも剥離する際には経時変化で粘着樹脂(接着樹脂)が壁面などの被接着面に付着して残ったり、また、セロハンテープの持つ湿度変化によるカール現象により接着されずに浮き上がり、見た目にも良くないという問題があった。
また、両面粘着テープからポスターなどを剥がした際に、ポスターの紙が両面粘着テープの粘着層に引っついて両面粘着テープの再使用が不可能となり、同時にポスターが破けてしまうという問題もあった。
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を有する紙製両面差異粘着テープ製造方法及び紙製両面差異粘着テープを提供するものである。
(1)両面粘着テープの一方の面は、壁、ガラス、スチール、タイル等の被接着面への粘着性能を強力接着とし、しかも、被接着面から再剥離が可能とすること。
(2)両面粘着テープの他方の面は、再剥離可能で一方の面よりも粘着強度を弱くし、再剥離再接着が何回(20〜50回)でも可能とすること。
(3)両面粘着テープをハサミやカッター等の道具を用いなくとも素手で容易にちぎれること。
そこで、本発明の請求項1記載の紙製両面差異粘着テープの製造方法では、紙製の基材シート2、強粘着樹脂層3、第1離けい用樹脂層4及び離けい紙5の4層からなる粘着紙1の前記離けい紙5の離けいコートされていない下面に第2離けい用樹脂層6を塗布形成し、前記粘着紙1の基材シート2の上面に弱粘着樹脂層7を塗布形成して粘着テープ基材8を形成し、
前記粘着テープ基材8の強粘着樹脂層3と第1離けい用樹脂層4との間を分離して前記第1離けい用樹脂層4の面が上面となるように反転させ、
この反転させた第1離けい用樹脂層4を上面として下面の第2離けい用樹脂層6を前記分離した他方の前記弱粘着樹脂層7の面と貼合させて粘着テープ本体30を製造するようにしていることを特徴としている。
請求項2記載の紙製両面差異粘着テープの製造方法では、前記第2離けい用樹脂層6は、水性アクリル樹脂、塩化ビニール、ポリオレフィンのいずれかの混合樹脂と、離けい剤を混合比率を100:6として混合した物を10g/m2 〜15g/m2 の範囲で前記離けい紙5の下面にウエットコートしていることを特徴としている。
請求項3に記載の紙製両面差異粘着テープの製造方法では、前記弱粘着樹脂層7は、粘着剤を20g/m2 〜30g/m2 の範囲で、基材シート2の上面にウエットコートしていることを特徴としている。
請求項4に記載の紙製両面差異粘着テープでは、紙製の基材シート2、強粘着樹脂層3、第1離けい用樹脂層4及び離けい紙5の4層からなる粘着紙1の前記離けい紙5の離けいコートされていない下面に第2離けい用樹脂層6を塗布形成すると共に、前記粘着紙1の基材シート2の上面に弱粘着樹脂層7を塗布形成して粘着テープ基材8を形成し、
前記粘着テープ基材8の強粘着樹脂層3と第1離けい用樹脂層4との間を分離して前記第1離けい用樹脂層4の面を上面として第2離けい用樹脂層6を前記分離した他方の前記弱粘着樹脂層7の面と貼合させて粘着テープ本体30を形成していることを特徴としている。
本発明によれば、粘着テープ本体30は、例えば、3cm幅のテープを1mの長さで壁面や、ガラス・スチール・タイル等の被接着面に貼り付けておき、そのテープ部分にポスター等の紙、合成樹脂製のフィルム、薄い布等の軽量なものなら、貼り付けたり、剥離することが簡単にできる。
しかも、強粘着樹脂層3と弱粘着樹脂層7とに粘着強度にかなりの差異をつけているため、ポスターや掲示物を何度も貼り替えても壁等の被接着面からテープ(両面テープ34)がめくれることは全くない。実験結果では、数十回行なっても被接着面に接着させたテープ(両面テープ34)が剥がれるということはなかった。
本発明の粘着テープ本体30の両面テープ34では、従来のようにその都度セロハンテープや押しピン等で貼り直すこともなく、見栄えも良い。また、紙やフィルムでテープを押し付けているので、テープの損傷やカールもなく、安定して長期間使用できて、ランニングコストを非常に低く抑えることができる。
なお、最後にテープ(両面テープ34)そのものを壁面等から剥離した際には、強力接着ながらもともと再剥離樹脂をコートしているので、比較的簡単に剥離することができるものである。
また、この粘着テープ本体30は従来のように合成樹脂製の基材シートを用いておらず、基材シート2及び離けい紙5は紙製としているので、従来のようにハサミやカッター等の道具を用いることなく素手で容易にちぎることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は市販の粘着紙1の要部拡大断面図を示し、この粘着紙1は、大王製紙株式会社より販売されている「エリエールタック強粘再剥離用粘着紙」を用いている。
この粘着紙1は、紙製の基材シート2と、この基材シート2の下面に塗布形成されている強粘着樹脂層3と、離けい紙5と、この離けい紙5の上面に塗布形成されている離けい用樹脂層4とで構成されている。そして、この離けい用樹脂層4の面に強粘着樹脂層3の面が再剥離可能に貼ってある。
次に、図2に示すように、粘着紙1の離けい紙5の下面に第2離けい用樹脂層6を形成する。なお、上記離けい用樹脂層4を「第1離けい用樹脂層4」と以後称する。前記第2離けい用樹脂層6は以下のようにして形成する。
すなわち、水性アクリル樹脂、塩化ビニール、ポリオレフィンのいずれかの混合樹脂と、林化学株式会社の離けい剤を混合した物を10g/m2 〜15g/m2 の範囲で前記離けい紙5の下面にウエットコートする。なお、前記混合樹脂と離けい剤との混合比率は、100:6としている。
次に、粘着紙1の基材シート2の上面(表面)に弱粘着樹脂層7を形成する。この弱粘着樹脂層7は以下のようにして形成する。
弱粘着樹脂層7の粘着剤としては、林化学株式会社製のユニゾールか、昭和高分子株式会社製のビニロールSUM−1201のいずれかを20g/m2 〜30g/m2 の範囲で、基材シート2の上面にウエットコートする。なお、実験結果では、林化学株式会社製のユニゾールを用いた方が好結果を得た。
ここで、図2に示すように、粘着紙1の両面に第2離けい用樹脂層6と弱粘着樹脂層7とを設けたものを、粘着テープ基材8と称する。
この粘着テープ基材8を強粘着樹脂層3と第1離けい用樹脂層4との間で分離して、分離した一方を反転させて、再度両者を貼合することで、本発明の紙製両面差異粘着テープを製造するものである。
図3は上記紙製両面差異粘着テープを製造する工程を示すものであり、回転自在とした巻き出しローラ11には上記粘着テープ基材8が巻装されており、この巻き出しローラ11の巻き出した箇所で粘着テープ基材8を2層に分離するようにしている。
粘着テープ基材8を分離した一方はガイドローラ12、13及び反転ローラ14を介して上下が反転され、この反転された一方と粘着テープ基材8が分離された他方とが貼合されて巻き取りローラ15にて巻き取られて紙製両面差異粘着テープが製造される。
図4(a)〜(d)は、図3に示すA〜D点でのテープの要部拡大断面図をそれぞれ示すものであり、巻き出しローラ11の前方のS点で粘着テープ基材8を2層に分離ないし剥離する箇所である。
粘着テープ基材8が巻き出しローラ11に巻かれている状態では、図4(a)に示すように、6つの層に積層された状態であり、巻き出しローラ11より少し前方に送り出された位置のS点で図4(a)の矢印で示す位置で上下に剥離される。
すなわち、粘着テープ基材8は、S点で弱粘着樹脂層7、基材シート2及び強粘着樹脂層3からなる上層部21と、第1離けい用樹脂層4、離けい紙5及び第2離けい用樹脂層6からなる下層部22とに分離ないし剥離される。
図4(b)は、図3のB点の上層部21の要部拡大断面図を示している。また、下層部22はガイドローラ12、13を介して上下が反転されていき、更に反転ローラ14により上下が完全に反転されて、上の層に第1離けい用樹脂層4が、下の層に第2離けい用樹脂層6が位置する。この状態の図3のC点における下層部22の要部拡大断面図が図4(c)である。
次に、図3に示すように、上側に位置する下層部22と、下側に位置する上層部21とを貼合することで、下層部22の第2離けい用樹脂層6と上層部21の弱粘着樹脂層7とが接着して図4(d)に示すような紙製両面差異粘着テープ、すなわち、粘着テープ本体30が形成されて、この粘着テープ本体30が巻き取りローラ15にて巻き取られていく。
すなわち、図4(d)に示すように、この粘着テープ本体30は、上から第1離けい用樹脂層4、離けい紙5、第2離けい用樹脂層6、弱粘着樹脂層7、基材シート2及び強粘着樹脂層3の順となっている。
図5は巻き取りローラ15にて巻き取った状態の粘着テープ本体30を所定幅の寸法に切断して形成した両面粘着テープ32を示し、また、33は粘着テープ本体30を巻いている芯管である。
また、図6は粘着テープ本体30が上下に巻回されている要部拡大断面図を示し、下層の粘着テープ本体30の第1離けい用樹脂層4の表面に上層の粘着テープ本体30の強粘着樹脂層3が接着されている。なお、図6では分かり易いように上下の粘着テープ本体30を左右にずらして描いている。
粘着テープ本体30を実際に使用する場合には、図7〜図9に示すように、粘着テープ本体30を所望の寸法で切って壁面35に貼り付ける。なお、この粘着テープ本体30は従来のように合成樹脂製の基材シートを用いておらず、基材シート2及び離けい紙5は紙製としているので、従来のようにハサミやカッター等の道具を用いることなく素手で容易にちぎることができる。
壁面35に貼り付ける粘着テープ本体30の面は強粘着樹脂層3であり、壁面35へ強固に貼り付けることができる。
次に、壁面35に貼り付けた粘着テープ本体30の離けい紙5を剥離すると、弱粘着樹脂層7の面が現れる。なお、離けい紙5の上下の表面の第1離けい用樹脂層4と第2離けい用樹脂層6は離けい紙5と一体となっているので、この3層が共に剥離される。また、剥離された後の弱粘着樹脂層7、基材シート2及び強粘着樹脂層3とで両面テープ34と称する。そして、この壁面35に貼り付けられている両面テープ34の表面の弱粘着樹脂層7の面にポスター36を貼り付けることになる。
本発明は市販の粘着紙1の基材シート2の表面に弱粘着樹脂層7を形成し、また、粘着紙1の離けい紙5の下面に第2離けい用樹脂層6を塗布して粘着テープ基材8を形成し、さらに、この粘着テープ基材8を上層部21と下層部22とで剥離し、下層部22を上下に反転した後に上層部21と貼合して粘着テープ本体30を形成したものである。
そして、通常の離けいシートでは粘着加工コートが非常に困難であったため、第2離けい用樹脂層6を形成する工程が非常に重要である。つまり、離けい作用が強力すぎると、弱粘着樹脂層7を形成する工程で、ほどよい粘着力にならず、滑って弾いたような状態になり、上層部21や下層部22がシワになってうまく巻き取り作業ができない。
なお、離けい紙5の表面に第2離けい用樹脂層6として、材料をポリエチレンコートのみを施した場合には、前述のものより離けい効果が悪いが、巻き取り作業には支障はなかった。
以上のようにして形成した粘着テープ本体30は、例えば、3cm幅のテープを1mの長さで壁面や、ガラス・スチール・タイル等の被接着面に貼り付けておき、そのテープ部分にポスター等の紙、合成樹脂製のフィルム、薄い布等の軽量なものなら、貼り付けたり、剥離することが簡単にできる。
しかも、強粘着樹脂層3と弱粘着樹脂層7とに粘着強度にかなりの差異をつけているため、ポスターや掲示物を何度も貼り替えても壁等の被接着面からテープ(両面テープ34)がめくれることは全くない。実験結果では、数十回行なっても被接着面に接着させたテープ(両面テープ34)が剥がれるということはなかった。
本発明の粘着テープ本体30の両面テープ34では、従来のようにその都度セロハンテープや押しピン等で貼り直すこともなく、見栄えも良い。また、紙やフィルムでテープを押し付けているので、テープの損傷やカールもなく、安定して長期間使用できて、ランニングコストを非常に低く抑えることができる。また、粘着テープ本体30自体のコストも安価に製作できる。
なお、最後にテープ(両面テープ34)そのものを壁面等から剥離した際には、強力接着ながらもともと再剥離樹脂をコートしているので、比較的簡単に剥離することができるものである。
本発明の実施の形態における市販の粘着紙の要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態における粘着テープ基材の要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態における粘着テープ本体を製造する場合の工程を示す図である。 (a)〜(d)は本発明の実施の形態における図3のA〜D点の要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態における両面粘着テープの側面図である。 本発明の実施の形態における粘着テープ本体の要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態における使用状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態における両面テープにてポスターを貼った場合の説明図である。 本発明の実施の形態における両面テープにてポスターを貼った場合の説明図である。 従来例の両面粘着テープの要部拡大断面図である。
符号の説明
1 粘着紙
2 基材シート
3 強粘着樹脂層
4 第1離けい用樹脂層
5 離けい紙
6 第2離けい用樹脂層
7 弱粘着樹脂層
8 粘着テープ基材
30 粘着テープ本体

Claims (4)

  1. 紙製の基材シート(2)、強粘着樹脂層(3)、第1離けい用樹脂層(4)及び離けい紙(5)の4層からなる粘着紙(1)の前記離けい紙(5)の離けいコートされていない下面に第2離けい用樹脂層(6)を塗布形成し、前記粘着紙(1)の基材シート(2)の上面に弱粘着樹脂層(7)を塗布形成して粘着テープ基材(8)を形成し、
    前記粘着テープ基材(8)の強粘着樹脂層(3)と第1離けい用樹脂層(4)との間を分離して前記第1離けい用樹脂層(4)の面が上面となるように反転させ、
    この反転させた第1離けい用樹脂層(4)を上面として下面の第2離けい用樹脂層(6)を前記分離した他方の前記弱粘着樹脂層(7)の面と貼合させて粘着テープ本体(30)を製造するようにしていることを特徴とする紙製両面差異粘着テープの製造方法。
  2. 前記第2離けい用樹脂層(6)は、水性アクリル樹脂、塩化ビニール、ポリオレフィンのいずれかの混合樹脂と、離けい剤を混合比率を100:6として混合した物を10g/m2 〜15g/m2 の範囲で前記離けい紙(5)の下面にウエットコートしていることを特徴とする請求項1記載の紙製両面差異粘着テープの製造方法。
  3. 前記弱粘着樹脂層(7)は、粘着剤を20g/m2 〜30g/m2 の範囲で、基材シート(2)の上面にウエットコートしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紙製両面差異粘着テープの製造方法。
  4. 紙製の基材シート(2)、強粘着樹脂層(3)、第1離けい用樹脂層(4)及び離けい紙(5)の4層からなる粘着紙(1)の前記離けい紙(5)の離けいコートされていない下面に第2離けい用樹脂層(6)を塗布形成すると共に、前記粘着紙(1)の基材シート(2)の上面に弱粘着樹脂層(7)を塗布形成して粘着テープ基材(8)を形成し、
    前記粘着テープ基材(8)の強粘着樹脂層(3)と第1離けい用樹脂層(4)との間を分離して前記第1離けい用樹脂層(4)の面を上面として下面の第2離けい用樹脂層(6)を前記分離した他方の前記弱粘着樹脂層(7)の面と貼合させて粘着テープ本体(30)を形成していることを特徴とする紙製両面差異粘着テープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104449452A (zh) * 2014-12-16 2015-03-25 番禺南沙殷田化工有限公司 一种粘合片及其制备方法

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