JP2005047517A - 段ボール緩衝材 - Google Patents

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篤 板野
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Abstract

【課題】製造コストの上昇を抑えた上で、輸送時や取り扱い時に包装に供される機器本体の保護をより確実に行い得る段ボール緩衝材を提供する。
【解決手段】所定の機器本体Mの稜線部M1に被せることによって機器本体Mを保護するものであり、稜線部M1に当てられる緩衝材本体20と、機器本体Mを挟むべくこの緩衝材本体20の両端部から同一方向に向けて所定長突設された一対の突設体30とが所定形状に裁断された1枚の型抜き段ボール紙40を折り畳むことによって形成され、緩衝材本体20には、その端部に突設体30の所定の対向内壁面間に嵌め込まれる補強板23が設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置で代表される各種の電気機器を包装する際に使用される段ボール緩衝材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に示すような特許文献1や特許文献2に記載された段ボール緩衝材90が知られている。この段ボール緩衝材90は、各種の電気機器やガス機器等の直方体状を呈した機器本体Mを輸送のために所定の包装箱に装填するに際し、図4の(イ)に示すように、機器本体Mの縁部の稜線位置(稜線部M1)やこの稜線部M1の両端部に形成された角部M2を覆うものであり、通常、上下および左右で互いに対向した4個所の各稜線部M1に両端の各2個所の角部M2を含めてそれぞれ冠設され、これによって輸送途中で機器本体Mの稜線部M1や角部M2を保護するようになっている。
【0003】
かかる段ボール緩衝材90は、所定の平面形状に裁断された1枚の段ボール紙が予め設定された折り線に沿って折り処理されることにより機器本体Mの稜線部M1および角部M2が嵌り込み得る、角筒を2つ合わせた状態のベンチシート形状に設定されている。具体的には、段ボール緩衝材90は、機器本体Mの稜線部M1に被せられる断面視でL字状を呈した稜線被せ部91と、この稜線被せ部91の両端部から機器本体Mの方向に向けて直角に所定寸法だけ突設された一対の角被せ部92とを備えて構成されている。
【0004】
前記稜線被せ部91は、断面視で階段状に形成されており、椅子の背凭れ状の凭れ部911と、椅子の座板状の棚板部912とからなっているとともに、前記角被せ部92も同様の凭れ部921と棚板部922とからなり、機器本体Mは、稜線部M1および角部M2に稜線被せ部91および角被せ部92の各凭れ部911,921および各棚板部912,922を密着させた状態で、段ボール緩衝材90が被せられるようになっている。
【0005】
そして、特許文献1に記載されている段ボール緩衝材901は、図4の(ロ)に示すように、稜線被せ部91と角被せ部92との対向部分が平面視でそれぞれ斜めに傾斜(傾斜角度45°)して形成された稜線被せ部側傾斜縁部913および角被せ部側傾斜縁部923を有し、これらの傾斜縁部913,923が互いに当接されることにより段ボール緩衝材901が形成されている。
【0006】
これに対し特許文献2に記載の段ボール緩衝材902は、図4の(ハ)に示すように、稜線被せ部91および角被せ部92の双方が前記のような傾斜縁部913,923を有しない角筒状に形成されているとともに、稜線被せ部91には、凭れ部911のみが存在して棚板部912が設けられない。角被せ部92には前記同様の凭れ部921および棚板部922が設けられている。そして、段ボール紙を折り曲げることによって形成した角被せ部92を稜線被せ部91の方向に向けて直角に折り曲げることにより、段ボール緩衝材902が仕上がっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−29177号公報
【特許文献2】
特開2001−48240号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1および特許文献2に記載されたいずれの段ボール緩衝材901,902であっても、角被せ部92の凭れ部921は、段ボール紙を単に角形に巻いて角筒状にしただけのものであるため、機器本体Mの輸送途中や取り扱い途中で、矢印で示すように、凭れ部921の上面端部に下方に向かう力が加わると、この部分が、図4の(イ)および(ロ)に示すように、押し拉がれて変形し、これによって段ボール緩衝材901,902は、機器本体Mに対する保護を確実に行い得ない状態になる場合があるという問題点を有している。
【0009】
かかる問題点を解消するためには、凭れ部921内に斜めに筋交い材を挿入するなど、各種の補強材を採用することが考えられるが、このようにすると、部品点数が増加するばかりか、組み付け工数も増加し、製造コストも上昇につながるという新たな問題点が提起される。
【0010】
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、製造コストの上昇を抑えた上で、輸送時や取り扱い時に包装に供される機器本体の保護をより確実に行い得る段ボール緩衝材を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、1枚の段ボール紙を折り畳み処理することによって形成され、所定の機器本体の稜線部に被せてこの稜線部を保護する用に供される段ボール緩衝材であって、中央部に形成される第1筒体部と、この第1筒体部の両端部から一壁部を残し残部が切り欠かれた状態の切欠き部を介して略直交する同一方向に延設され、且つ前記一壁部を介して一体に連結された第2筒体部とからコ字状筒体が形成され、前記第1および第2筒体部のいずれか一方に前記切欠き部内に嵌め込む補強板が形成され、前記補強板は、該補強板が設けられている側の前記一壁部と略平行に方向設定されていることを特徴とするものである。
【0012】
この発明によれば、1枚の段ボール紙が折り畳まれることによって形成した段ボール緩衝材の第1筒体部を、第2筒体部が突設されている側の面が機器本体の稜線部に当接するように当該機器本体に押し当てることによって、機器本体は、その稜線部およびこの稜線部の両端の角部が段ボール緩衝材によって覆われた状態になり、これによって機器本体の出っ張った部分が保護され、輸送に適した状態になる。
【0013】
そして、第1筒体部および第2筒体部のいずれか一方の一部に形成された緩衝材は、第1および第2筒体部間に設けられた切欠き部内に嵌め込まれているため(すなわち他方の筒体部の対向内壁面間に嵌め込まれているため)、かかる補強板が形成されている側の筒体部は、その端部の切欠き部の位置(すなわち第1および第2筒体部が互いに折られる前の開口部分の位置)が延設された補強板によって補強された状態になるばかりか、補強板が嵌め込まれた側の筒体部も、補強板が突支部材としての役割を果たすことで補強され、これによって補強板の突設方向と交差する方向に向けて押し拉がれ難くなり、機器本体の保護に適したものになる。
【0014】
しかも、補強板は、所定の形状に裁断された段ボール紙の一部によって当該段ボール紙を折り畳み処理することにより顕在化して形成されるため、別途別体である補強用の部材を用いる必要がなくなり、部品点数を増やすことなく段ボール緩衝材の補強が達成され、製造コストのダウンに貢献する。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記補強板は、前記第1および第2筒体部のいずれか一方の前記一壁部と対向した壁部がその端部から他方に向けて延設されることによって形成されていることを特徴とするものである。
【0016】
この発明によれば、段ボール緩衝材の組み立てを行うに際し、特に困難な作業を行うことなく、一方の筒体部に形成された補強板を他方の筒体部に嵌め込むことが可能になり、組み立て作業の作業性が良好になるとともに、補強板が嵌め込まれた側の筒体部が確実に補強される。
【0017】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記補強板は、段ボール紙の筋目の方向が補強板の延設方向と直交する方向に設定されていることを特徴とするものである。
【0018】
この発明によれば、筒体部に嵌め込まれた補強板は、コ字状筒体の延びる方向と直交する方向から加わる力に対して高い強度を備えたものになる。
【0019】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記補強板は、前記第1および第2筒体部の内の補強板が嵌め込まれる方の内側の断面形状と略同一に形状設定されていることを特徴とするものである。
【0020】
この発明によれば、補強板が嵌め込まれる側の筒体部は、内部に補強板がぴったりと挿入されるため、いずれの方向から力が加わっても変形し難くなる。
【0021】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記第1筒体部は、前記第2筒体部の方向に向けて一体的に突設された筒状の第1棚体部を有しているとともに、第2筒体部は、前記第1棚体部の方向に向けて一体的に突設された筒状の第2棚体部を有し、第1および第2棚体部は、少なくとも一部が互いに嵌め合わされていることを特徴とするものである前記第1筒体部は、前記第2筒体部の方向に向けて一体的に突設された筒状の第1棚体部を有しているとともに、第2筒体部は、前記第1棚体部の方向に向けて一体的に突設された筒状の第2棚体部を有し、第1および第2棚体部は、少なくとも一部が互いに嵌め合わされていることを特徴とするものである。
【0022】
この発明によれば、段ボール緩衝材を機器本体の稜線部に被せた状態で、稜線部は、第1および第2筒体部と、第1および第2棚体部とによって90°の位相ずれで挟持された状態になるため、段ボール緩衝材の機器本体に対する装着状態が安定する。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る段ボール緩衝材の一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、一方の突設体が緩衝材本体に向けて折り曲げられる前の状態、(ロ)は、一方の突設体が緩衝材本体に向けて折り曲げられつつある状態、(ハ)は、段ボール緩衝材が完成した状態をそれぞれ示している。なお、図1において、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
【0024】
図1に示すように、段ボール緩衝材10は、箱状を呈した機器本体Mの稜線部M1に被せられる緩衝材本体(第1筒体部)20と、この緩衝材本体20の両端部から延設された突設体(第2筒体部)30とを備えて構成されている。これら緩衝材本体20および突設体30は、所定形状に型抜き(裁断)されて形成した1枚の型抜き段ボール紙40(図3)が予め設定された折り線にしたがって折り畳まれることにより一体的に形成されている。
【0025】
前記緩衝材本体20は、角筒状を呈した第1本体21と、この第1本体21の図1における下部(段ボール緩衝材10は、機器本体Mに対する使用位置によって上下および前後が逆転するが、以下、方向は図1に示すものを対象として表現する)に形成された角筒状の第2本体(第1棚体部)22とからなっている。第1本体21は、底板211と、この底板211の前縁部から上方に向かって延設された幅方向に延びる外面板212と、底板211の後縁部から上方に向かって延設された内面板213と、これら外面板212および内面板213の上縁部間に架設された天板214とを備え、断面視で上下方向に長尺の矩形状を呈している。
【0026】
一方、第2本体22は、底板221および天板224が第1本体21の上下寸法に前後寸法を加えた前後長に設定されているとともに、外面板222および内面板223が第1本体21の前後寸法と同一に設定され、これによって断面視で前後に長尺の矩形状を呈している。そして、かかる第2本体22の天板224の前縁部に第1本体21が立設された状態で緩衝材本体20が形成されている。かかる第2本体22の底板221および天板224の幅方向の長さ寸法は、第1本体21の外面板212の幅方向の長さ寸法と同一に寸法設定されている。
【0027】
前記第1本体21の底板211および天板214には、幅方向の左右の縁部が底板211との交点を始点として後方に向かうに従って互いに接近するように傾斜して形成された傾斜縁部215が設けられている。これらの傾斜縁部215は、本実施形態においては、外面板212に対して45°に角度設定されている。
【0028】
前記第1本体21の内面板213は、左右の傾斜縁部215の後端部間に形成され、これによって幅方向の長さ寸法が外面板212のそれより短尺になっている。かかる内面板213の幅方向の各縁部には、それぞれ外方に向かって延設された幅方向一対の補強板23が設けられている。補強板23は、上下寸法が第1本体21の内面板213の上下寸法より若干短く(具体的には型抜き段ボール紙40の厚み寸法の2倍分だけ短く)寸法設定されているとともに、第1本体21の内面板213からの突出量が第1本体21の前後方向の内寸法と略同一に設定されている。
【0029】
前記第2本体22の内面板213には、幅方向の両側部の中央部寄りの適所を支点としてそこより外方部分が開閉自在とされた開閉片24が設けられている。この開閉片24が開放された状態で後述の第2突出体32が第2本体22の底板221および天板224間に嵌め込まれることになる。
【0030】
また、開閉片24の図1における先端下縁部には、下方に向けて突設された被閉止突起241が設けられている一方、第2突出体32内には、被閉止突起241に対応した位置に切込み係止孔34が設けられ、開閉片24が第2突出体32内に折りこまれた状態で、被閉止突起241がこの切込み係止孔34に嵌め込まれることにより、開閉片24の折り曲げ状態が確実に保持されるようになされている。
【0031】
緩衝材本体20の両端部から後方に向かって突設される前記突設体30は、前記第1本体21に対応した角筒状を呈する第1突設体31と、前記第2本体22に対応した角筒状を呈する第2突出体(第2棚体部)32とを備えて構成されている。
【0032】
前記第1突設体31は、底板311と、この底板311の幅方向の外側縁部(以下突設体30の説明で方向を表現するときは図1の(ハ)に基づくことにする。)から上方に向かって延設された前後方向に延びる外面板312と、底板311の幅方向の内側縁部から上方に向かって延設された内面板313と、これら外面板312および内面板313の上縁部間に架設された天板314とを備えて構成されている。第1突設体31の外面板312は、第1本体21の外面板212と一体的に接続している。かかる第1突設体31の断面形状は、第1本体21のそれと同一であり、上下方向に長尺の矩形状を呈している。
【0033】
前記第2突出体32は、第2本体22と対応した状態で第1突設体31と同様に、底板321、外面板322、内面板323および天板324を備えている。第2突出体32の底板321および天板324は、平面視で前後方向に長い長方形状に設定され、長尺側の一辺の長さが第1本体21の天板224の前後長より若干短めに寸法設定されている一方、短尺側の一辺の長さが天板224の前後長と略等しく寸法設定されている。
【0034】
かかる第2突出体32と前期第1突設体31との間には、図1の(ロ)に示すように、側面視でL字状を呈したL字介設板33が介設され、これによって第1突設体31と第2突出体32とが一体的に連結されている。L字介設板33は、第1突設体31の外面板312と表裏が面一の第1介設板331と、この第1介設板331と直交し第2突出体32の底板321と表裏が面一の第2介設板332とからなっている。そして、第1介設板331の上下寸法は、第2本体22の厚み寸法と同一に設定されている一方、第2介設板332は、これと第2突出体32の底板321とを合わせたものが正方形になるように形状設定されている。
【0035】
前記第1突設体31の底板311および天板314には、前記第1本体21の外面板212と第1突設体31の外面板312との境界点を始点として幅方向の内方に向かうに従って互いに後方に向かうように傾斜された傾斜縁部315が設けられている。これらの傾斜縁部315は、本実施形態においては、外面板312に対して45°に角度設定されている。
【0036】
このように構成された段ボール緩衝材10によれば、型抜き段ボール紙40を所定の折り線に沿って折り畳んでいくと、段ボール緩衝材10が仕上がる前に、図1の(イ)に示すように、突設体30が緩衝材本体20の端部から同一方向(幅方向)に延びた状態になる。なお、図1の(イ)では、右側の突設体30が幅方向に延びた状態になっている。
【0037】
この状態で、第2本体22の開閉片24を開放し、引き続き突設体30を後方に向けて折り曲げていくと、図1の(ロ)に示すように、第1突設体31の傾斜縁部315の開口が第1本体21の補強板23に被さっていくとともに、第2突出体32が第2本体22の底板221と天板224との間に嵌り込んでいく。
【0038】
そして、各突設体30がそれぞれ後方に向けて90°折り曲げられると、図1の(ハ)に示すように、第1本体21および第1突設体31の各傾斜縁部215,315が互いに当接するとともに、第1本体21の補強板23が第1突設体31内に嵌り込み、且つ第2突出体32が第2突出体32内に嵌りこんだ状態になって構造的に丈夫な段ボール緩衝材10が完成する。
【0039】
以下、型抜き段ボール紙40およびこれの折り畳み処理について説明する。図2は、型抜き段ボール紙40の一実施形態を示す段ボール緩衝材10の展開図である。図2に示すように、型抜き段ボール紙40は、略正方形に形状設定され、緩衝材本体20に対応して幅方向の中央位置に形成された緩衝材本体領域50と、突設体30に対向して緩衝材本体領域50の両側縁から外方に向かって延設された幅方向一対の突設体領域60とを備えている。
【0040】
前記緩衝材本体領域50は、前記第1本体21に対応した第1本体領域51と、この第1本体領域51の図2における下方位置に形成された前記第2本体22と対応する第2本体領域52とからなっている。
【0041】
前記第1本体領域51は、前記第1本体21の底板211に対応した底板部511と、同外面板212に対応した外面板部512(二点鎖線とその上の点線との間)と、同内面板213に対応した内面板部513と、同天板214に対応した天板部514と、折り畳まれることによって外面板部512に積層される補強用の積層板部515とからなっている。前記外面板部512は、型抜き段ボール紙40の中央部に位置設定され、この外面板部512から図2における上方に向かって順番に天板部514、内面板部513、底板部511および積層板部515がそれぞれ形成されている。
【0042】
前記第2本体領域52は、前記第2本体22の底板221に対応した底板部521と、同外面板222に対応した外面板部522(二点鎖線とその下の点線との間)と、同内面板223に対応した内面板部523と、同天板224に対応した天板部524と、折り畳まれた状態で外面板部522に補強用として積層される積層板部525とからなっている。そして、型抜き段ボール紙40の中央部の外面板部512から図2における下方に向けて順番に外面板部522、底板部521、内面板部523、天板部524および積層板部525がそれぞれ形成されている。
【0043】
これらの内で、特に第2本体領域52の内面板部523だけは、横幅寸法が他のものより短く寸法設定され、これによって形成された幅方向一対の隙間526に、内面板部523から互いに反対方向に延設された前記開閉片24に対応する開閉片部54が形成されている。この開閉片部54には、前記被閉止突起241に対応した被閉止突起部541が設けられている。
【0044】
前記突設体領域60は、前記第1突設体31に対応する第1突設体領域61と、この第1突設体領域61の図2における下部に連接された前記第2突出体32に対応する第2突出体領域62と、前記L字介設板33に対応するL字介設板部63からなっている。
【0045】
前記第1突設体領域61は、第1突設体31の底板311に対応した底板部611と、同外面板312に対応した外面板部612(二反鎖線とその上の点線との間)と、同内面板313と対応した内面板部613と、同天板314に対応した天板部614と、折り畳まれた状態で補強のために外面板部612に積層される積層板部615とを備えている。前記外面板部612は、型抜き段ボール紙40の両側部で図2における上下方向の中央部に設けられ、この外面板部612から図2における上方に向かって順番に天板部614、内面板部613、底板部611および積層板部615が形成されている。
【0046】
前記第2突出体領域62は、前記第2突出体32の底板321に対応した底板部621と、同外面板322に対応した外面板部622と、同内面板323に対応した内面板部623と、同天板324に対応した天板部624と、折り畳まれた状態で内面板部623に補強用として積層される積層板部625とからなっている。そして、第2突出体領域62において図2における最上位の内面板部623から下方に向けて順番に天板部624、外面板部622、底板部621および積層板部625がそれぞれ形成されている。
【0047】
また、前記天板部624と積層板部625との間には、前記第2突出体32の切込み係止孔34を形成するための切込み孔64が穿設されているとともに、L字介設板部63の内面板部623と、第2突出体領域62の内面板部623との間にも切込み孔65が穿設されている。そして、第2突出体領域62が折り畳まれた状態で、これらの切込み孔64,65によって切込み係止孔34(図1の(ロ)参照)が形成される。
【0048】
前記L字介設板部63は、第1突設体31と第2突出体32との間に介設される前記L字介設板33と対応するものであり、前記第1介設板331と対応する第1介設板部631と、前記第2介設板332と対応する第2介設板部632とからなっている。
【0049】
前記第1介設板部631は、第1突設体領域61の外面板部612の直下(二点鎖線とその下の点線との間)に設けられているとともに、前記第2介設板部632は、第1介設板部631と第2突出体領域62の内面板部623との間に設けられている。内面板部623は、略正方形に形状設定されている。
【0050】
そして、第1本体領域51と第1突設体領域61との境界位置には、第1本体領域51側の底板部511、内面板部513および天板部514、並びに第2突出体領域62側の底板部611、内面板部613および天板部614に亘り、六角形状を呈した幅方向一対の六角切抜き孔41(ハッチングで表示、なお、六角切抜き孔41に限らず切抜き孔にはハッチングを施している)が穿設されている。かかる各六角切抜き孔41へは、第1本体領域51の内面板部513の両端縁から前記補強板23に対応する補強板部64がそれぞれ突設されている。
【0051】
また、第2本体領域52と左右の各第2突出体領域62およびL字介設板部63との間にはそれぞれ切込み42が設けられているとともに、型抜き段ボール紙40の適所には、段ボール緩衝材10が組み立てられたときに互いに嵌め合わされる複数の係止凸部および係止凹部が設けられている。
【0052】
そして、本実施形態においては、型抜き段ボール紙40に全体的に内装されている波板43の筋目(波板43の波方向と直交する方向に延びる、波の凸部と凹部とによって形成される直線状の筋)は、図2において上下方向に延びるように(すなわち、緩衝材本体領域50および突設体領域60における各部間の境界線の延びる方向と直交する方向に向くように)方向設定され、これによって段ボール緩衝材10が組み立てられた状態で、全体的に上下方向の圧縮強度が大きくなるようになされている。したがって、補強板部64によって形成される補強板23も上下方向の圧縮強度が大きくなっている。
【0053】
このように構成された型抜き段ボール紙40には、点線で示すように、各部間の境界位置に所定のプレス処理によって複数本の折り線44が設けられ、これらの折り線44に案内されることによって型抜き段ボール紙40の折り畳み処理が容易に行い得るようになっている。因みに、本実施形態においては、全ての折り線44が図2の紙面の表面側から見て谷折り線になっており、これによって(すなわち、折り方向を全て同一方向に設定することによって)山折り線(すなわち、折り方向が他の方向へ向かう折り線)が含まれている場合に比較し、折り操作が容易になるとともに、仕上がった段ボール緩衝材10が構造的に丈夫になるようにしている。
【0054】
以下、このように構成された型抜き段ボール紙40の折り操作について説明する。図3は、型抜き段ボール紙40の折り操作を説明するための斜視図であり、(イ)は、第1本体領域51の底板部511、内面板部513および積層板部515からなる部分が天板部514上に起立されるとともに、第2本体領域52の内面板部523、天板部524および積層板部525が底板部521上に起こされた状態、(ロ)は、第1本体領域51および第1突設体領域61の各外面板部512,612上に第1本体21および第1突設体31がそれぞれ形成された状態,(ハ)は,第1本体21が第2本体22の前方上縁部上に載置された状態をそれぞれ示している。
【0055】
型抜き段ボール紙40を折り畳んで段ボール緩衝材10を組み立てるためには、型抜き段ボール紙40の各所に設けられた折り線44に沿って谷折りを行っていけばよい。どの折り線44から折っていけばよいかについては特に決まりはなく、状況に応じて適宜折っていけばよいのであるが、図3に示す例では、まず、第2本体領域52の天板部524と同積層板部525との間の折り線44が折られ、引き続き内面板部523と天板部524との間の折り線44が内折りされる。こうすることによって、図3の(イ)に示すように、第2本体領域52の底板部521上に第2本体22が形成された状態になる。
【0056】
同様に第2突出体領域62において、各折り線44に沿って各部を折っていくことにより、図3の(イ)に示すように、第2本体領域52の左右外方位置に第2突出体32がそれぞれ形成された状態になる。
【0057】
ついで、第1本体領域51および第1突設体領域61においても、積層板部515,615と底板部511,611との間の折り線44が折られた後、底板部511,611と内面板部513,613との間の折り線44が折られることにより、図3の(イ)に示すように、第1本体領域51および第1突設体領域61(すなわち、第1本体21および第1突設体31)の一部が天板部514,614上に立設された状態になる。
【0058】
引き続き、図3の(イ)に示す状態において、第1本体領域51および第1突設体領域61の天板部514,614と外面板部512,612との間の折り線44が折られることにより、図3の(ロ)に示すように、外面板部512,612上に横臥した状態の第1本体21および第1突設体31が形成される。
【0059】
ついで、この状態の第1本体21および第1突設体31を、底板部521と外面板部522との間の折り線44および第1介設板部631と第2介設板部632との間の折り線44が折られることにより、図3の(ハ)に示すように、第1本体21が第2本体22の前縁部上に立設された状態になるとともに、一対の第1突設体31が第2介設板332の上方に直立状態で位置することになる。
【0060】
その後は、先に図1に基づいて説明したように、突設体30が緩衝材本体20の方向に向けて90°折り返されることにより(図1の(ロ))、第1本体21の内面板213の両端部から互いに反対方向に向けて突設された補強板23が第1突設体31内に嵌り込むとともに、第2突出体32が第2本体22の底板221と天板224との間に嵌り込むため、得られた段ボール緩衝材10(図1の(ハ))は、全体的に丈夫な構造になるとともに、特に、第1突設体31内に嵌りこんだ補強板23が突支部材の役割を果たすによって、第1突設体31は、上方から押圧される力に対して充分に対抗することができるようになり、従来のように、第1突設体31の第1本体21に対向した開口部が押し拉がれ易いという不都合を確実に解消することができる。
【0061】
以上詳述したように、本発明に係る段ボール緩衝材10は、所定の機器本体Mの稜線部M1に被せることによって機器本体Mを保護するものであり、稜線部M1に当てられる緩衝材本体20と、機器本体Mを挟むべくこの緩衝材本体20の両端部から同一方向に向けて所定長突設された一対の突設体30とが所定形状に裁断された1枚の型抜き段ボール紙40を折り畳むことによって形成されるものである。
【0062】
そして、緩衝材本体20には、その端部に突設体30の所定の対向内壁面間に嵌め込まれる補強板23が設けられているため、補強板23が設けられた側である緩衝材本体20の端部の開口部分の強度が増加することはもちろん、かかる補強板23が挿入された側である筒状の突設体30も、その端部の開口位置が挿入された補強板23が突支部材としての役割を果たすことで補強された状態になる。したがって、突設体30は、補強板23の突設方向と直交する方向に向けて押し拉がれ難くなり、これによって輸送中の機器本体Mを有効に保護することができる。
【0063】
しかも、補強板23は、所定の形状に裁断された型抜き段ボール紙40の一部によって形成され、当該型抜き段ボール紙40を折り畳み処理することによって形成されるため、別途別体である補強用の部材を用いる必要がなくなり、部品点数を増やすことなく段ボール緩衝材10の補強が達成され、製造コストのダウンに貢献することができる。
【0064】
また、緩衝材本体20および突設体30は、それぞれ断面視で矩形状の複数の角筒によって形成され(緩衝材本体20は、角筒状の第1本体21と第2本体22とからなっているとともにり、突設体30は、角筒状の第1突設体31と第2突出体32とからなり)、第1本体21および第1突設体31の各対向端面には、各筒体の延びる方向に対して傾斜した傾斜縁部215,315がそれぞれ形成されているため、1枚の型抜き段ボール紙40においてレイアウト的に傾斜した傾斜縁部215,315となる部分(すなわち型抜き段ボール紙40における孔明き部分(六角切抜き孔41)に補強板23を形成させることができる。したがって、型抜き段ボール紙40を裁断するだけで他の部材を用いることなく筒体と一体的に補強板23を得ることができる。
【0065】
また、補強板23は、緩衝材本体20の第1本体21の内面板213がその端部から他方に向けて延設されることによって形成されているため、段ボール緩衝材10の組み立てを行うに際し、特に困難な作業を行うことなく、一方の筒体に形成された補強板23を他方の筒体に嵌め込むことが可能になり、組み立て作業の作業性を良好なものにすることができる。
【0066】
また、補強板23は、型抜き段ボール紙40の内部に設けられた波板43の筋目の方向が第1突設体31の突設方向と直交するように方向設定されているため、第1突設体31は、外部から天板314に加わる力に対して高い強度を維持することができる。
【0067】
そして、かかる補強板23は、第1突設体31の内側の断面形状と略同一に形状設定されているため、第1突設体31は、内部を横断した状態の補強板23がぴったりと挿入された状態になり、いずれの方向から力が加わっても変形し難くなる。
【0068】
さらに、緩衝材本体20は、第1本体21と、一対の突設体30間に架設された状態の第2本体22とを備えて構成されているとともに、突設体30も第1本体21と対応した第1突設体31と、第2本体22と対応した第2突出体32とを備えており、しかも段ボール緩衝材10が組み立てられた状態で、第2突出体32が第2本体22内にはめ込まれるようになっているため、組み立てられた段ボール緩衝材10は、保形性に優れ構造的に安定したものになるとともに、段ボール緩衝材10を機器本体Mの稜線部M1に被せた状態で、当該稜線部M1は、第1本体21および第2本体22並びに第1突設体31および第2突出体32によってそれぞれ90°の位相ずれで挟持された状態になり、段ボール緩衝材10の機器本体Mに対する装着状態を安定させることができる。
【0069】
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0070】
(1)上記の実施形態においては、緩衝材本体20を第1本体21と第2本体22とで構成するとともに、突設体30を第1突設体31と第2突出体32とで構成しているが、本発明は、緩衝材本体20が第1本体21と第2本体22とで構成されるとともに、突設体30が第1突設体31と第2突出体32とで構成されることに限定されるものではなく、段ボール緩衝材10を、第2本体22および第2突出体32を採用することなく、第1本体21および第1突設体31のみによって構成してもよいし、第1本体21と、第1突設体31および第2突出体32とで構成したり、第1本体21および第2本体22と、第1突設体31とで構成してもよい。
【0071】
(2)上記の実施形態においては、緩衝材本体20の第1本体21および第2本体22並びに突設体30の第1突設体31および第2突出体32のいずれもが角筒状に形成されているが、本発明は、これらの全てが各筒状であることに限定されるものではなく、これらの内のいずれかまたは全てを角筒状でない筒体(例えば三角筒や六角筒など)としてもよい。
【0072】
(3)上記の実施形態においては、補強板23を第1本体21の内面板213の端部に形成させているが、本発明は、補強板23を緩衝材本体20側に設けることに限定されるものではなく、突設体30側に設けてよいし、双方に設けてもよい。なお、補強板を緩衝材本体20側および突設体30の双方に設ける場合には、各補強板の干渉を避けるために、それぞれの端部に互いに対応した凸部と凹部とを交互に設け、一方の凸部を相手方の凹部に嵌め合わせる、いわゆる羽交嵌めを採用すればよい。
【0073】
(4)上記の実施形態においては、第1本体21の底板211および天板214の端部に傾斜縁部215を設けるとともに、第1突設体31の底板311および天板314の端部にも第1本体21側の傾斜縁部215に対向した傾斜縁部315を設けているが、本発明は、第1本体21および第1突設体31の双方に傾斜縁部215,315を設けることに限定されるものではなく,傾斜していない通常の縁部を採用してもよい。
【0074】
【発明の効果】
本発明の段ボール緩衝材によれば、1枚の段ボール紙を折り畳むことによって形成された第1筒体部および第2筒体部のいずれか一方の一部に他方の対向内壁面間に嵌め込まれる補強板が形成されているため、かかる補強板が形成されている側の筒体部は、その端部の開口位置が延設された補強板によって補強された状態になるばかりか、補強板が嵌め込まれた側の筒体部は、補強板が突支部材としての役割を果たすことで補強され、これによって補強板の突設方向と交差する方向に向けて押し拉がれ難くなり、段ボール緩衝材を機器本体の保護に適したものにすることができる。
【0075】
しかも、補強板は、所定の形状に裁断された段ボール紙の一部により当該段ボール紙を折り畳み処理することで顕在化して形成されるため、別途別体である補強用の部材を用いる必要がなくなり、部品点数を増やすことなく段ボール緩衝材の補強が達成され、製造コストおよび組み付けコストの低減化に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る段ボール緩衝材の一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、一方の突設体が緩衝材本体に向けて折り曲げられる前の状態、(ロ)は、一方の突設体が緩衝材本体に向けて折り曲げられつつある状態、(ハ)は、段ボール緩衝材が完成した状態をそれぞれ示している。
【図2】図2は、型抜き段ボール紙の一実施形態を示す段ボール緩衝材の展開図である。
【図3】型抜き段ボール紙40の折り操作を説明するための斜視図であり、(イ)は、第1本体領域の底板部、内面板部および積層板部からなる部分が天板部上に起立されるとともに、第2本体領域の内面板部、天板部および積層板部が底板部上に起こされた状態、(ロ)は、第1本体領域および第1突設体領域の各外面板部上に第1本体および第1突設体がそれぞれ形成された状態,(ハ)は,第1本体が第2本体の前方上縁部上に載置された状態をそれぞれ示している。
【図4】(イ)〜(ハ)は、従来の段ボール緩衝材を例示する斜視図であり、(イ)は、段ボール緩衝材が機器本体に装着された状態、(ロ)は、特許文献1に記載された段ボール緩衝材、(ハ)は、特許文献2に記載されている段ボール緩衝材をそれぞれ示している。
【符号の説明】
10 段ボール緩衝材 20 緩衝材本体(第1筒体部)
21 第1本体 211 底板
212 外面板 213 内面板
214 天板 215 傾斜縁部
22 第2本体(第1棚体部)221 底板
222 外面板 223 内面板
224 天板 23 補強板
24 開閉片(突片) 241 被閉止突起
30 突設体(第2筒体部)
31 第1突設体 311 底板
312 外面板 313 内面板
314 天板 315 傾斜縁部
32 第2突出体(第2棚体部)321 底板
322 外面板 323 内面板
324 天板 33 L字介設板
331 第1介設板 332 第2介設板
34 切込み係止孔
40 型抜き段ボール紙 41 六角切抜き孔
42 切込み 43 波板
44 折り線 50 緩衝材本体領域
51 第1本体領域 511 底板部
512 外面板部 513 内面板部
514 天板部 515 積層板部
52 第2本体領域 521 底板部
522 外面板部 523 内面板部
524 天板部 525 積層板部
60 突設体領域 61 第1突設体領域
611 底板部 612 外面板部
613 内面板部 614 天板部
615 積層板部 62 第2突出体領域
621 底板部 622 外面板部
623 内面板部 624 天板部
625 積層板部 63 L字介設板部
631 第1介設板部 632 第2介設板部
64 切込み孔
90,901,902 段ボール緩衝材
91 稜線被せ部 911 凭れ部
912 棚板部 913 稜線被せ部側傾斜縁部
92 角被せ部 921 凭れ部
922 棚板部 923 角被せ部側傾斜縁部
M 機器本体 M1 稜線部
M2 角部

Claims (5)

  1. 1枚の段ボール紙を折り畳み処理することによって形成され、所定の機器本体の稜線部に被せてこの稜線部を保護する用に供される段ボール緩衝材であって、
    中央部に形成される第1筒体部と、この第1筒体部の両端部から一壁部を残し残部が切り欠かれた状態の切欠き部を介して略直交する同一方向に延設され、且つ前記一壁部を介して一体に連結された第2筒体部とからコ字状筒体が形成され、
    前記第1および第2筒体部のいずれか一方に前記切欠き部内に嵌め込む補強板が形成され、
    前記補強板は、該補強板が設けられている側の前記一壁部と略平行に方向設定されていることを特徴とする段ボール緩衝材。
  2. 前記補強板は、前記第1および第2筒体部のいずれか一方の前記一壁部と対向した壁部がその端部から他方に向けて延設されることによって形成されていることを特徴とする請求項1記載の段ボール緩衝材。
  3. 前記補強板は、段ボール紙の筋目の方向が補強板の延設方向と直交する方向に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の段ボール緩衝材。
  4. 前記補強板は、前記第1および第2筒体部の内の補強板が嵌め込まれる方の内側の断面形状と略同一に形状設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の段ボール緩衝材。
  5. 前記第1筒体部は、前記第2筒体部の方向に向けて一体的に突設された筒状の第1棚体部を有しているとともに、第2筒体部は、前記第1棚体部の方向に向けて一体的に突設された筒状の第2棚体部を有し、第1および第2棚体部は、少なくとも一部が互いに嵌め合わされていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の段ボール緩衝材。
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