JP2005047393A - 車両用ワイパ装置 - Google Patents

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康夫 國友
Toru Nire
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Abstract

【課題】 水滴検知センサの感度を変化せる操作するときに、ドライバが水滴検知センサの感度を上げたか若しくは水滴検知センサの感度を下げたかを認識しにくい点を解決し、ドライバが水滴検知センサの感度をどちらの方向に変化させたかを認識しやすくすることを可能にする。
【解決手段】 ワイパスイッチ40を図2に示す「INT」ポジション(間欠動作位置)に設定したときにワイパアーム33,33を間欠動作させるとともにワイパアーム33,33の動作間隔を任意に設定する間欠時間設定手段43を備えた車両用ワイパ装置において、間欠時間設定手段43に、設定する動作間隔に応じて操作力を変化させる操作力可変機構64を備えるようにする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、操作摘みを回したときに正転/逆転を感じとることができるように配慮した車両用ワイパ装置に関するものである。
車両用ワイパ装置として、ワイパを間欠動作をさせる装置や、雨を感知して降雨量に応じてワイパを作動させる装置が実用に共されている。
実用の車両用ワイパ装置は、ワイパの間欠動作のタイミングを変えるために間欠時間設定用の操作摘みを備え、雨の感知するセンサの感度を変えるために感度設定用の操作摘みを備え、これらの操作摘みを正転/逆転させるようにすれば実用上十分であった。
従来車両用ワイパ装置として、雨を感知して降雨量に応じてワイパを駆動するワイパモータの作動間隔を運転者の個人的な好みに合わせられるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−321058号公報
図12は特許文献1の図4の再掲図である。ただし、符合は振り直した。
特許文献1の車両用ワイパ装置のワイパスイッチ201は、操作レバー202にOFF(停止)、AUTO(自動)、LO(低速),HI(高速)のポジションを設け、操作レバー202に水滴検知センサ(不図示)の感度を変える感度設定摘み203を設けたものであり、水滴検知センサの感度を下げる場合は矢印方向に感度設定摘み203を回し、水滴検知センサの感度を上げる場合は矢印逆方向に感度設定摘み203を回すものである。
なお、OFF(停止)はワイパ動作を停止させるモードであり、AUTO(自動)は水滴検知センサで雨を感知し、降雨量に応じてワイパ装置を自動的に作動させるモードであり、LO(低速)はワイパを低速動作させるモードであり、HI(高速)はワイパを高速動作させるモードである。
しかし、特許文献1の車両用ワイパ装置では、水滴検知センサの感度を上げるために感度設定摘み203を回す場合と、水滴検知センサの感度を下げるために感度設定摘み203を回す場合とを比較すると、感度設定摘み203の回転方向が異なるのみなので、ドライバは、水滴検知センサの感度を上げる操作をしたのか、若しくは水滴検知センサの感度を下げる操作をしたのかを認識できないという欠点があった。
すなわち、感度設定摘み203を操作したときに、水滴検知センサの感度を上げる操作をしたのか、若しくは水滴検知センサの感度を下げる操作をしたのかを、ドライバに認識しやするすることが望まれる。
また、ワイパアームを間欠動作させることのできる車両用ワイパ装置においても、ドライバが動作間隔(動作時間)を短くしたのか若しくは動作間隔を長くしたのを認識しやすくすることが望まれる。
本発明は、水滴検知センサの感度を変化せる操作するときに、ドライバが水滴検知センサの感度を上げたか若しくは水滴検知センサの感度を下げたかを認識しにくい点を解決し、ドライバが水滴検知センサの感度をどちらの方向に変化させたかを認識しやすくした車両用ワイパ装置を提供すること、及び、間欠ワイパの動作間隔を任意に変化させる操作するときに、ドライバが動作間隔を短くしたのか若しくは動作間隔を長くしたのを認識しにくい点を解決し、ドライバが動作間隔をどちらの方向に変化させたかを認識しやすくした車両用ワイパ装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ワイパスイッチを間欠動作位置に設定したときにワイパアームを間欠動作させるとともにワイパアームの動作間隔を任意に設定する間欠時間設定手段を備えた車両用ワイパ装置において、間欠時間設定手段に、設定する動作間隔に応じて操作力を変化させる操作力可変機構を備えたことを特徴とする。
例えば、間欠時間設定手段を操作したときに、ドライバが動作間隔を短くしたのか若しくは動作間隔を長くしたのを認識しやすくすることは、車両用ワイパ装置の操作性を向上する上で好ましいことであり、間欠時間設定手段に、設定する動作間隔に応じて操作力を変化させる操作力可変機構を設けることで、ドライバに操作力の増減で動作間隔を短くしたのか若しくは動作間隔を長くしたのを認識させるようにする。
請求項2に係る発明は、操作力可変機構が、ワイパアームの動作間隔を長く設定する場合は操作力を増大させ、ワイパアームの動作間隔を短く設定する場合は操作力を減少させるものであることを特徴とする。
操作力可変機構を、ワイパアームの動作間隔を長く設定する場合は操作力を増大させ、ワイパアームの動作間隔を短く設定する場合は操作力を減少させることで、動作間隔と操作力との関係をドライバの感性に合わすようにする。
請求項3に係る発明は、操作力可変機構に、操作力を増減させるカム部材を備えたことを特徴とする。
操作力可変機構に、操作力を増減させるカム部材を備えることで、簡単な構成で操作力可変機構を達成する。
請求項4に係る発明は、雨などの水滴を感知する水滴検知センサと、この水滴検知センサの水滴情報を取込む制御部と、この制御部に接続したワイパスイッチと、水滴検知センサの感度を設定する感度設定手段とを備えることで、ワイパスイッチをオート動作位置に設定したときにワイパアームを水滴検知センサで検知した水滴量に応じて自動的に作動させる車両用ワイパ装置において、感度設定手段に、設定する水滴検知センサの感度に応じて操作力を変化させる操作力可変機構を備えたことを特徴とする。
例えば、水滴検知センサの感度を変化せる操作したときに、ドライバが水滴検知センサの感度を上げたか若しくは水滴検知センサの感度を下げたかを認識しやすくすることは車両用ワイパ装置の操作性を向上する上で好ましいことであり、感度設定手段に、設定する水滴検知センサの感度に応じて操作力を変化させる操作力可変機構を備えることで、ドライバに操作力の増減で水滴検知センサの感度を上げたのか若しくは水滴検知センサの感度を下げたのを認識させるようにする。
請求項5に係る発明は、操作力可変機構が、水滴検知センサの感度を下げる場合は操作力を増大させ、水滴検知センサの感度を上げる場合は操作力を減少させるものであることを特徴とする。
操作力可変機構を、水滴検知センサの感度を下げる場合は操作力を増大させ、水滴検知センサの感度を上げる場合は操作力を減少させることで、水滴検知センサの感度と操作力との関係をドライバの感性に合わすようにする。
請求項6に係る発明は、操作力可変機構に、操作力を増減させるカム部材を備えたことを特徴とする。
操作力可変機構に、操作力を増減させるカム部材を備えることで、簡単な構成で操作力可変機構を達成する。
請求項1に係る発明では、間欠時間設定手段に、設定する動作間隔に応じて操作力を変化させる操作力可変機構を設けたので、ドライバに操作力の増減で動作間隔を短くしたのか若しくは動作間隔を長くしたのを認識させることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、操作力可変機構を、ワイパアームの動作間隔を長く設定する場合は操作力を増大させ、ワイパアームの動作間隔を短く設定する場合は操作力を減少させるようにしたので、動作間隔と操作力との関係をドライバの感性に合わすことができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、操作力可変機構に、操作力を増減させるカム部材を備えたので、簡単な構成で操作力可変機構を達成することができるという利点がある。
請求項4に係る発明では、感度設定手段に、設定する水滴検知センサの感度に応じて操作力を変化させる操作力可変機構を備えたので、ドライバに操作力の増減で水滴検知センサの感度を上げたのか若しくは水滴検知センサの感度を下げたのを認識させることができるという利点がある。
請求項5に係る発明では、操作力可変機構を、水滴検知センサの感度を下げる場合は操作力を増大させ、水滴検知センサの感度を上げる場合は操作力を減少させるようにしたので、水滴検知センサの感度と操作力との関係をドライバの感性に合わすことができるという利点がある。
請求項6に係る発明では、操作力可変機構に、操作力を増減させるカム部材を備えたので、簡単な構成で操作力可変機構を達成することができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明車両用ワイパ装置を搭載した車両のフロントまわりの斜視図である。
図中、10は車両、11は車体、12は前輪、13はフロントバンパ、14はヘッドライト、15はボンネット、16はフロントガラス、17はドア、18はドアミラー、19はルーフ、21はフロントピラー、22はステアリングを示す。
車両用ワイパ装置30は、ボンネット15内に収納したワイパモータ31と、このワイパモータ31にワイパリンク機構(不図示)を介して接続したワイパアーム33,33と、これらのワイパアーム33,33に取付けたワイパブレード34,34と、ウォッシャ液35を貯留するウォッシャ液タンク36と、このウォッシャ液タンク36に取付けることでフロントガラス16にウォッシャ液35を噴射させるウォッシャモータ37と、これらのウォッシャモータ37及びワイパモータ31を制御する制御部38と、この制御部38に接続することでワイパアーム33,33の動作モード及びウォッシャモータ37のON/OFFを設定するワイパスイッチ40と、から構成する。
図2は本発明車両用ワイパ装置のワイパスイッチの斜視図であり、ワイパスイッチ40は、ワイパアーム33,33の動作モード及びウォッシャモータ37のON/OFFを設定するスイッチ本体部41と、このスイッチ本体部41から延出することでスイッチ本体部41を操作する操作レバー42と、この操作レバー42に取付けることでワイパアーム33,33を間欠動作させるときにワイパアーム33,33の動作間隔(動作時間)を設定する間欠時間設定手段43と、からなる。また、ワイパスイッチ40は、ステアリングコラム23まわりにブラケット45を取付け、このブラケット45に取付けねじ46,46で固定するものである。
図中、「MIST」ポジションは、操作レバー42を矢印a1方向に跳ね上げることでワイパアーム33,33(図1参照)を1回作動させるモードであり、「OFF」ポジションは、ワイパアーム33,33を停止させるモードであり、間欠動作位置としての「INT」ポジションは、「OFF」ポジションから操作レバー42を矢印a2方向にスイングさせることで、ワイパアーム33,33を間欠的に作動させるモードであり、「LO」ポジションは、「INT」ポジションから操作レバー42を矢印a2方向にスイングさせることで、一定の間隔でワイパアームを作動させるモードであり、「HI」ポジションは、「LO」ポジションから操作レバー42を矢印a2方向にスイングさせることで、一定の間隔且つ高速でワイパアーム33、33を作動させるモードである。また、操作レバー42を矢印a3の如く手前に引くように操作することでウォッシャモータ37(図1参照)をONさせ、操作レバー42を離すことでウォッシャモータ37をOFFすることができる。
図3は本発明車両用ワイパ装置のワイパスイッチの操作レバーの分解斜視図を示す。
操作レバー42は、スイッチ本体部41から延した中空のレバー本体52と、このレバー本体52に取付ける可変抵抗器53と、この可変抵抗器53のシャフト54に取付ける時間設定摘み55と、この時間設定摘み55とともにシャフト54に取付けるカム部材56と、レバー本体52の係止爪66・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)に一端を係止する円筒ハウジング58と、この円筒ハウジング58の他端に取付けるキャップ部材59と、このキャップ部材58とカム部材56との間に介在させる押圧ロッド61と、この押圧ロッド61を付勢する圧縮ばね62と、からなる。63は可変抵抗器53を制御部38(図1参照)に接続するリード線である。
ここで、間欠時間設定手段43は、時間設定摘み55及び可変抵抗器53で構成するものであって、時間設定摘み55で可変抵抗器53のシャフト54を回転させることで、ワイパアーム33,33(図1参照)の動作間隔(動作時間)を設定する手段である。
操作力可変機構64は、カム部材56、円筒ハウジング58、キャップ部材59、押圧ロッド61及び圧縮ばね62で構成するものであって、時間設定摘み55の回転トルクを増減させることで、時間設定摘み55の操作力を変化させる手段である。
レバー本体52は、可変抵抗器53を保持する保持部65と、円筒ハウジング58を係止する係止爪66・・・とを備えた部材である。
時間設定摘み55は、可変抵抗器53のシャフト54に嵌合させる嵌合部71と、この嵌合部71から放射状に延した3個の接続リブ72・・・と、これらの接続リブ72・・・を繋ぐことで形成した摘み本体73と、この摘み本体73の内側に形成するとともに円筒ハウジング58に当てることで摘み本体73の振れを防止する凸リング部74と、からなる。
カム部材56は、可変抵抗器53のシャフト54に嵌合させるシャフト嵌合部76と、このシャフト嵌合部76の先端に形成した円板部77と、この円板部77に円弧状に形成したテーパカム78と、からなる。
円筒ハウジング58は、一端にレバー本体52の係止爪66・・・に嵌合させるための係止部81・・・を形成し、他端にキャップ部材59を圧入するための圧入円筒部82を形成したものである。
キャップ部材59は、本体部84と、この本体部84に形成することで圧縮ばね62及び押圧ロッド61をこの順で収納する収納筒部85と、本体部84に形成することで円筒ハウジング58に圧入する圧入部86と、からなる。
押圧ロッド61は、一端にカム部材56のテーパカム78に当てる当て部88を備え、他端に圧縮ばね62を受ける受け部89を備える。
図4は図2の4−4線断面図であり、時間設定摘み55は、嵌合部71を可変抵抗器53のシャフト54に嵌合させ、この嵌合部71からレバー本体52の外方まで放射状に3個の接続リブ72・・・を延し、これらの接続リブ72・・・の先端に摘み本体73を形成することで、レバー本体52の外方から可変抵抗器53のシャフトをAに示す範囲で回転できる。
間欠時間設定手段43は、先に示したように、時間設定摘み55及び可変抵抗器53で構成するものであり、時間設定摘み55を矢印a4方向に回転させるときにワイパアーム33,33の動作間隔を長く設定し、矢印a4逆方向に回転させるときにワイパアーム33,33の動作間隔を短く設定できるようにしたものである。
図5は図2の5−5線断面図であり、操作力可変機構64は、可変抵抗器53のシャフト54にカム部材56を取付け、このカム部材56のテーパカム78に押圧ロッド61の当て部88を当て、押圧ロッド61の受け部89を圧縮ばね62で押圧する手段であり、矢印a5(図4に示すa4に同方向)方向に回転させるときにカム部材56のテーパカム56で押圧ロッド61を矢印a6方向に押返し、この押圧ロッド61を押返すことで圧縮ばね62を撓ませ、この圧縮ばね62を撓ませることで時間設定摘み55の操作力を増加させる(重くする)ことができる。また、矢印a5逆方向に時間設定摘み55を回転させ、テーパカム78の高さが低くなるように移動させ、圧縮ばね62の撓みを少なくすることで、時間設定摘み55の操作力を減少させる(軽くする)ことができる。
ワイパアーム33,33(図1参照)の動作間隔(動作時間)と時間設定摘み55の操作力との関係は、ワイパアーム33,33の動作間隔を長くするように設定するときには時間設定摘み55の操作力を増加させ、ワイパアーム33,33の動作間隔を短くするように設定するときには時間設定摘み55の操作力を減少させるものである。
車両用ワイパ装置30(図1参照)は、ワイパスイッチ40を図2に示す「INT」ポジション(間欠動作位置)に設定したときにワイパアーム33,33(図1参照)を間欠動作させるとともにワイパアーム33,33の動作間隔を任意に設定する間欠時間設定手段43を備えた車両用ワイパ装置において、間欠時間設定手段43に、設定する動作間隔に応じて操作力を変化させる操作力可変機構64を備えたものと言える。
例えば、間欠時間設定手段を操作したときに、ドライバが動作間隔を短くしたのか若しくは動作間隔を長くしたのを認識しやすくすることは、車両用ワイパ装置の操作性を向上する上で好ましいことである。
そこで、間欠時間設定手段43に、設定する動作間隔に応じて操作力を変化させる操作力可変機構64を設けることで、ドライバに操作力の増減で動作間隔を短くしたのか若しくは動作間隔を長くしたのを認識させることができる。
また、車両用ワイパ装置30(図1参照)は、操作力可変機構64に、ワイパアーム33,33(図1参照)の動作間隔を長く設定する場合は操作力を増大させ、ワイパアーム33,33の動作間隔を短く設定する場合は操作力を減少させるカム部材56を備えたものとも言える。
すなわち、操作力可変機構64に、ワイパアーム33,33(図1参照)の動作間隔を長く設定する場合は操作力を増大させ、ワイパアーム33,33の動作間隔を短く設定する場合は操作力を減少させるカム部材56を備えたので、動作間隔と操作力との関係をドライバの感性に合わすことができる。
図6は本発明車両用ワイパ装置のブロック図であり、車両用ワイパ装置の動作を説明する。
車両用ワイパ装置30は、ワイパアーム33,33(1個のみ)を動作させないときはワイパスイッチ40を「OFF」ポジションに設定する。雨などの水滴がわずかに付いたときには操作レバー42を「MIST」ポジションに設定し、制御部38からの指示でワイパモータ31を駆動し、ワイパアーム33,33を1回作動させる。
次に、雨などの降り始め等においては「INT」ポジションに設定し、制御部38の指示により間欠的にワイパモータ31(図1参照)を駆動し、ワイパアーム33,33を間欠動作させる。このときに、間欠時間設定手段43の時間設定摘み55を回すことで可変抵抗器53の抵抗値を変化させ、この抵抗値の変化情報を制御部38に送ることでワイパモータ31の駆動インターバルを長く若しくは短く変化させる。
さらに、「INT」ポジションから「LO」ポジションに設定することで、制御部38の指示によりワイパモータ31を駆動し、ワイパアーム33,33を所定の速度で往復運動させる。「LO」ポジションから「HI」ポジションに設定することで、制御部38の指示によりワイパモータ31を高速で駆動し、ワイパアーム33,33を高速で往復運動させる。
また、操作レバー42を図面手前に引くことで、制御部38の指示によりウォッシャモータ37を作動させ、ウォッシャ液タンク36からウォッシャ液35(図1参照)を噴出させることができる。
以上に説明した車両用ワイパ装置の作用を説明する。
図7(a)〜(c)は本発明車両用ワイパ装置の作用説明図である。
(a)において、ワイパアーム33,33(図1参照)を間欠動作(「INT」ポジション)に設定したときに、ワイパアーム33,33の動作間隔を最も短く設定したときの動作時間設定手段43及び操作力可変機構64の状態を示す。
すなわち、カム部材56のテーパカム78の最も低いカム高さh1に押圧ロッド61を当てた状態であり、圧縮ばね62は最も延びた状態にあるので、時間設定摘み55の回転トルクは最も小さく、時間設定摘み55の操作力は最も軽い状態にある。
(b)において、時間設定摘み55を矢印f1の如く回転させ、可変抵抗器53のシャフト54及びカム部材56を回転さ、テーパカム78のカム高さh2(h2>h1)まで移動して、押圧ロッド61を矢印f2の如く押返し、圧縮ばね62を撓ませることで、ワイパアーム33,33(図1参照)の動作間隔を長く設定する。このワイパアーム33,33の動作間隔を長く設定するに連れて時間設定摘み55の操作力は増加する。
(c)において、時間設定摘み55を更に矢印f3の如く回転させ、可変抵抗器53のシャフト54及びカム部材56を回転さ、テーパカム78のカム高さh3(h3>h2)まで更に移動して、押圧ロッド61を矢印f4の如く更に押返し、圧縮ばね62を更に撓ませることで、ワイパアーム33,33の更に動作間隔を長く設定する。このワイパアーム33,33の動作間隔を更に長く設定するに連れて時間設定摘み55の操作力は増加する。
すなわち、操作力可変機構64に、ワイパアーム33,33(図1参照)の動作間隔を長く設定する場合は操作力を増大させ、ワイパアーム33,33の動作間隔を短く設定する場合は操作力を減少させるようにしたので、動作間隔と操作力との関係をドライバの感性に合わすことができる。
また、操作力可変機構64に、操作力を増減させるカム部材56を備えることで、簡単な構成で操作力可変機構64を達成することができる。
図8本発明に係る別実施例の車両用ワイパ装置を搭載した車両のフロントまわりの斜視図である。なお、図1に示す車両用ワイパ装置に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明を省略する(以下同じ)。図中、100は車両、101は車体、12は前輪、13はフロントバンパ、14はヘッドライト、15はボンネット、16はフロントガラス、17はドア、18はドアミラー、19はルーフ、21はフロントピラー、22はステアリングを示す。
車両用ワイパ装置130は、ボンネット15内に収納したワイパモータ31と、このワイパモータ31にワイパリンク機構(不図示)を介して接続したワイパアーム33,33と、これらのワイパアーム33,33に取付けたワイパブレード34,34と、ウォッシャ液35を貯留するウォッシャ液タンク36と、このウォッシャ液タンク36に取付けることでフロントガラス16にウォッシャ液35を噴射させるウォッシャモータ37と、これらのウォッシャモータ37及びワイパモータ31を制御する制御部138と、この制御部138に雨などの水滴情報を送るためにフロントガラス16に設けた水滴検知センサ139と、制御部138に接続することでワイパアーム33,33の動作モード及びウォッシャモータ37のON/OFFを設定するワイパスイッチ140と、から構成する。
図9は本発明に係る別実施例の車両用ワイパ装置のワイパスイッチの斜視図であり、ワイパスイッチ140は、ワイパアーム33,33の動作モード及びウォッシャモータ37のON/OFFを設定するスイッチ本体部141と、このスイッチ本体部141から延出することでをスイッチ本体部141を操作する操作レバー142と、この操作レバー142に取付けることでワイパアーム33,33を自動動作させるときに水滴検知センサ139の感度を変える感度設定手段143と、からなる。
図中、「MIST」ポジションは、操作レバー142を矢印b1方向に跳ね上げることでワイパアーム33,33(図1参照)を1回作動させるモードであり、「OFF」ポジションは、ワイパアーム33,33を停止させるモードであり、オート動作位置としての「AUTO」ポジションは、「OFF」ポジションから操作レバー142を矢印b2方向にスイングさせることで、水滴検知センサ139が雨などの水滴を検知したときに、自動的にワイパモータ31を駆動し、ワイパアーム33,33を自動動作させることのできるモードであり、「LO」ポジションは、「AUTO」ポジションから操作レバー142を矢印b2方向にスイングさせることで、一定の間隔でワイパアーム33,33を作動させるモードであり、「HI」ポジションは、「LO」ポジションから操作レバー142を矢印b2方向にスイングさせることで、一定の間隔且つ高速でワイパアームを作動させるモードである。また、操作レバー142を矢印b3の如く手前に引くように操作することでウォッシャモータ37(図1参照)をONさせ、操作レバー142を離すことでウォッシャモータ37をOFFすることができる。
図10は図9の10−10線断面図であり、図中、52はレバー本体、53は可変抵抗器、54はシャフト、56はカム部材、59はキャップ部材、61は押圧ロッド、62は圧縮ばね、63はリード線、65は保持部、66は係止爪、71は嵌合部、74は凸リング、76はシャフト嵌合部、77は円板部、78はテーパカム、81は係止部、82は圧入円筒部、84は本体部、85は収納筒部、86は圧入部、88は当て部、89は受け部を示す。
感度設定摘み155は、時間設定摘み55(図5参照)と同一の部材であり、円筒ハウジング158は、円筒ハウジング58(図5参照)と略同一の部材であって、「MIST」、「OFF」、[AUTO」、「LO」、[HI」を表示した部材である。
操作力可変機構164は、操作力可変機構64(図5参照)と略同一構成の機構であり、カム部材56、円筒ハウジング158、キャップ部材59、押圧ロッド61及び圧縮ばね62で構成する機構である。
すなわち、ワイパスイッチ140は、ワイパスイッチ40(図5参照)と略同一構成のスイッチであり、感度設定手段143を、可変抵抗器53及び感度設定摘み155から構成し、可変抵抗器53のシャフト54にを嵌合させ、感度設定摘み155で可変抵抗器53のシャフト54を回転させることで、水滴検知センサ139の感度を上げる若しくは下げる操作をできるようにしたものである。
また、感度設定手段143は、操作力可変機構164の操作力可変作用により、水滴検知センサ139の感度を下げる設定するときには感度設定摘み155の操作力を増加させ、水滴検知センサ139の感度を上げる設定するときには感度設定摘み155の操作力を減少させるものである。
車両用ワイパ装置130は、雨などの水滴を感知する水滴検知センサ139と、この水滴検知センサ139の水滴情報を取込む制御部138と、この制御部138に接続したワイパスイッチ140と、水滴検知センサ139の感度を設定する感度設定手段143とを備えることで、ワイパスイッチ140を図9に示す「AUTO」ポジション(オート動作位置)に設定したときにワイパアームを水滴検知センサ139で検知した水滴量に応じて自動的に作動させる車両用ワイパ装置において、感度設定手段143に、設定する水滴検知センサ139の感度に応じて操作力を変化させる操作力可変機構164を備えたものと言える。
例えば、水滴検知センサの感度を変化せる操作したときに、ドライバが水滴検知センサの感度を上げたか若しくは水滴検知センサの感度を下げたかを認識しやすくすることは車両用ワイパ装置の操作性を向上する上で好ましいことである。
すなわち、感度設定手段143に、設定する水滴検知センサ139の感度に応じて操作力を変化させる操作力可変機構164を備えることで、ドライバに操作力の増減で水滴検知センサ139の感度を上げたのか若しくは水滴検知センサ139の感度を下げたのを認識させることができる。
また、車両用ワイパ装置130は、操作力可変機構164に、水滴検知センサ139の感度を下げる場合は操作力を増大させ、水滴検知センサ139の感度を上げる場合は操作力を減少させるカム部材56を備えたものとも言える。
すなわち、操作力可変機構164に、水滴検知センサ139の感度を下げる場合は操作力を増大させ、水滴検知センサ139の感度を上げる場合は操作力を減少させるようにしたので、水滴検知センサ139の感度と操作力との関係をドライバの感性に合わすことができる。
また、操作力可変機構164に、操作力を増減させるカム部材56を備えることで、簡単な構成で操作力可変機構164を達成することができる。
図11は本発明に係る別実施例の車両用ワイパ装置のブロック図であり、車両用ワイパ装置の動作を説明する。
車両用ワイパ装置130は、ワイパアーム33,33(1個のみ)を動作させないときはワイパスイッチ140を「OFF」ポジションに設定する。雨などの水滴がわずかに付いたときには「MIST」ポジションに設定し、制御部138からの指示でワイパモータ31を駆動し、ワイパアーム33,33を1回作動させる。
次に、雨などの降り始め等においては「AUTO」ポジションに設定し、水滴検知センサ139の情報により制御部138からの指示によりワイパモータ31(図1参照)を駆動し、ワイパアーム33,33を随時動作させる。このときに、感度設定手段143の時間設定摘み155を回すことで可変抵抗器53の抵抗値を変化させ、この抵抗値の変化情報を制御部138に送ることで水滴検知センサ139の水滴検知感度を上下させて高く若しくは低く変化させる。
さらに、「AUTO」ポジションから「LO」ポジションに設定することで、制御部138の指示によりワイパモータ31を駆動し、ワイパアーム33,33(図1参照)を所定の速度で往復運動させる。「LO」ポジションから「HI」ポジションに設定することで、制御部138の指示によりワイパモータ31を高速で駆動し、ワイパアーム33,33を高速で往復運動させる。
また、操作レバー142を図面手前に引くことで、制御部138の指示によりウォッシャモータ37を作動させ、ウォッシャ液タンク36からウォッシャ液35(図1参照)を噴出させることができる。
尚、本発明車両用ワイパ装置は、実施の形態では図5又は図10に示すように、操作力可変機構64,164をカム部材56の回転にともなう圧縮ばね62の撓み量で操作力を変化させたが、これに限るものではなく、例えば、ワイパスイッチの時間設定摘み若しくは感度設定摘みの摺動部分の材質や表面荒さを変化させ、摺動抵抗の変化にで操作力を変化させるものでもよく、又ワイパスイッチの時間設定摘み若しくは感度設定摘みの設定位置に応じて電磁抵抗を変化させ、操作力を変化させるものであってもよい。
本発明車両用ワイパ装置は、実施の形態では図5に示すように、図面裏側(矢印a5方向)に時間設定摘み55を回転させたときに操作力を増加させたが、これに限るものではなく、時間設定摘みを逆方向に回転させたときに操作力を増加させるようにしたものであってもよい。また、本発明車両用ワイパ装置は、実施の形態では図10に示すように、図面裏側(図5に示す時間設定摘み55の矢印a5と同一方向)に感度設定摘み155を回転させたときに操作力を増加させたが、これに限るものではなく、感度設定摘みを逆方向に回転させたときに操作力を増加させるようにしたものであってもよい。
本発明車両用ワイパ装置は、実施の形態では図1又は図8に示すように四輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明車両用ワイパ装置は、[INT」ポジション(間欠動作位置)を備える間欠ワイパ装置や、[AUTO」ポジション(オート動作位置)を備える水滴感知式自動ワイパ装置に用いるのに好適である。
本発明車両用ワイパ装置を搭載した車両のフロントまわりの斜視図である。 本発明車両用ワイパ装置のワイパスイッチの斜視図である。 本発明車両用ワイパ装置のワイパスイッチの操作レバーの分解斜視図である。 図2の4−4線断面図である。 図2の5−5線断面図である。 本発明車両用ワイパ装置のブロック図である。 本発明車両用ワイパ装置の作用説明図である。 本発明に係る別実施例の車両用ワイパ装置を搭載した車両のフロントまわりの斜視図である。 本発明に係る別実施例の車両用ワイパ装置のワイパスイッチの斜視図である。 図9の10−10線断面図である。 本発明に係る別実施例の車両用ワイパ装置のブロック図である。 特許文献1の図4の再掲図である。
符号の説明
30,130…車両用ワイパ装置、33…ワイパアーム、40,140…ワイパスイッチ、43…間欠時間設定手段、56…カム部材、64,164…操作力可変機構、138…制御部、139…水滴検知センサ、143…感度設定手段、155…感度設定摘み。

Claims (6)

  1. ワイパスイッチを間欠動作位置に設定したときにワイパアームを間欠動作させるとともにワイパアームの動作間隔を任意に設定する間欠時間設定手段を備えた車両用ワイパ装置において、
    前記間欠時間設定手段は、設定する動作間隔に応じて操作力を変化させる操作力可変機構を備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  2. 前記操作力可変機構は、前記ワイパアームの動作間隔を長く設定する場合は前記操作力を増大させ、前記ワイパアームの動作間隔を短く設定する場合は前記操作力を減少させるものであることを特徴とする請求項1記載の車両用ワイパ装置。
  3. 前記操作力可変機構は、前記操作力を増減させるカム部材を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ワイパ装置。
  4. 雨などの水滴を感知する水滴検知センサと、この水滴検知センサの水滴情報を取込む制御部と、この制御部に接続したワイパスイッチと、前記水滴検知センサの感度を設定する感度設定手段とを備えることで、前記ワイパスイッチをオート動作位置に設定したときにワイパアームを前記水滴検知センサで検知した水滴量に応じて自動的に作動させる車両用ワイパ装置において、
    前記感度設定手段は、設定する前記水滴検知センサの感度に応じて操作力を変化させる操作力可変機構を備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  5. 前記操作力可変機構は、前記水滴検知センサの感度を下げる場合は操作力を増大させ、前記水滴検知センサの感度を上げる場合は操作力を減少させるものであることを特徴とする請求項4記載の車両用ワイパ装置。
  6. 前記操作力可変機構は、前記操作力を増減させるカム部材を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の車両用ワイパ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012053961A1 (en) * 2010-10-21 2012-04-26 Scania Cv Ab Windscreen wiper control
JP2019010934A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 マツダ株式会社 ワイパ制御装置
JP2019010935A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 マツダ株式会社 ワイパ制御装置

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