JP2005047202A - タイヤ加硫装置 - Google Patents

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Teiji Sanada
悌二 真田
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0606Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
    • B29D2030/0607Constructional features of the moulds
    • B29D2030/0617Venting devices, e.g. vent plugs or inserts

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

【課題】加硫故障によるタイヤ性能の低下を招くことなく設備コストを削減することが可能なタイヤ加硫装置を提供する。
【解決手段】セクショナル型のタイヤ金型1のセクター4を着脱自在に取り付けるセグメント8を備えたタイヤ加硫装置において、セクター4に前面4bから背面4bに貫通する複数のベントホール20を設け、セグメント8にベントホール20が連通するエア逃し用通路11を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、セクショナル型のタイヤ金型を使用したタイヤ加硫装置に関し、更に詳しくは、設備コストを削減するようにしたタイヤ加硫装置に関する。
タイヤ加硫装置に使用されるセクショナ型のタイヤ金型は、空気入りタイヤの両サイド部を成形する上下の金型と、トレッド部を成形する複数のセクターを備えている。各セクターは径方向に摺動自在に配設された各セグメントにボルトにより着脱自在に取り付けられ、トレッドパターンの異なるタイヤを成形する毎に交換できるようになっている。セクターや上下の金型にはベントホールが形成され、加硫中金型内に閉じ込められたエアをベントホールを介して外部に逃すことで、加硫故障によるタイヤ性能の低下を防ぐようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年、市場におけるコスト意識の高まりから、タイヤ性能を維持しつつコストダウンを求める要望が強く、その対策が求められている。その一環として、タイヤを製造する設備にかかるコストの削減が不可欠になってきている。
特開平11−300746号公報
本発明の目的は、加硫故障によるタイヤ性能の低下を招くことなく設備コストを削減することが可能なタイヤ加硫装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、セクショナル型のタイヤ金型のセクターを着脱自在に取り付けるセグメントを備えたタイヤ加硫装置において、前記セクターに前面から背面に貫通する複数のベントホールを設け、前記セグメントに前記ベントホールが連通するエア逃し用通路を形成したことを特徴とする。
上述した本発明によれば、従来セクターに設けたベントホールの一部をセグメントにエア逃し用通路として形成し、これにセクターに形成したベントホールを連通させてエアを外部に逃すように構成したので、セクターにおけるベントホールの加工数を減らして加工コストを低減し、また作製期間も短縮することができる。トレッドパターン毎に交換する多数のセクターにおいて、それぞれ加工コストと作製期間の低減が可能になるため、設備コストを効果的に削減することができる。
セクターを取り付けるセグメントにエア逃し用通路を設けるだけでよいため、加硫故障の問題が生じることがなく、従って加硫故障によるタイヤ性能の低下を招くことがない。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のタイヤ加硫装置の要部を示し、1はセクショナル型のタイヤ金型、2はタイヤの一方のサイド部を成形する下型、3は他方のサイド部を成形する上型、4はトレッド部を成形するセクター、Bは上下のビードリングである。
環状に構成された下型2は、不図示のベースプレート上に固定した下部プレート5上に固定されている。上面2aが金型1内にセットされたグリーンタイヤ30の一方のサイド部31に当接して一方のサイド部31を成形する成形面になっている。上面2aには不図示の複数のベントホールが設けられている。
環状に構成された上型3は、不図示のシリンダにより昇降可能に配設された上部プレート6に固定された上型支持プレート7の下面に固定されている。下面3aが金型1内にセットされたグリーンタイヤ30の他方のサイド部32に当接して他方のサイド部32を成形する成形面になっている。下面3aにも不図示の複数のベントホールが設けられている。
セクター4は、下型2と上型3との間に環状に複数個配置されている。各セクター4は、その背面側に配置した各セグメント8に背面4aを当接するようにして不図示のボルトにより着脱自在に取り付けられるようになっている。前面4bが金型1内にセットされたグリーンタイヤ30のトレッド部33に当接してトレッド部33を成形する成形面になっている。各セクター4には、前面4bから背面4aに貫通する複数のベントホール20を設けられている。
上部プレート6の下面外周部には、環状のリング9が吊設固定され、このリング9に各セグメント8が周方向に所定の間隔で取り付けられている。各セグメント8は、その傾斜した背面8aをリング9の傾斜した前面9aに当接させながら、上下に摺動自在に係合している。
各セグメント8は、上部プレート6が降下した際に、下部プレート5上に放射状に配置したガイドレール10に摺動自在に係合し、ガイドレール10に沿って型締め位置(図1の位置)まで前進可能になっている。上部プレート6が上昇すると、型締め位置から後退し、所定の後退位置でガイドレール10から離脱してリング9と共に上昇する。
各セグメント8のセクター当接面(前面)8bには、ベントホール20が連通するエア逃し用通路11が形成されている。エア逃し用通路11は、周方向に沿ってストレート状に延在する断面三角形状の溝12(図2,3参照)を高さ方向に所定のピットで配置した構成になっている。各溝12の両端は、セクター当接面8の周方向両端eまで延在し、ベントホール20からこの溝12に集まったエアをセグメント8間の合い面から外部に排出するようになっている。
溝12は両端が必ずしもセクター当接面8aの周方向端eまで延在する必要はなく、少なくとも一端が延在するようにすればよい。溝12の形状は、断面三角形状に代えて、図4に示す断面矩形状や、図5に示す断面半円状などであってもよい。また、溝12は図3に示す周方向に延在する構成に代えて、高さ方向や斜め方向に延在する構成、あるいはそれらを組み合わせた構成であってもよい。
中心部にはブラダー13を備えた不図示の中心機構を有し、グリーンタイヤ30が装置内に搬入され、インフレートしたブラダー13により保持されると、上部プレート6が降下し、それに伴ってセグメント8が降下してガイドレール10に係合し、ガイドレール10に沿って型締め位置まで前進する。それによりセクター4がグリーンタイヤ30のトレッド部33にセットされる。
他方、上型3が降下してグリーンタイヤ30の他方のサイド部32にセットされると同時グリーンタイヤ30の一方のサイド部31が下型2にセットされ、グリーンタイヤ30が金型1にセットされる。ブラダー13内に加熱加圧媒体が供給される一方、下部プレート5及び上部プレート6の不図示の蒸気循環路に加熱蒸気が供給され、グリーンタイヤ30が加硫される。その際に金型1内に閉じ込められたエアが下型2及び上型3の不図示のベントホール、及びセクター4に設けたベントホール20とセグメント8の溝12を介して外部に排出される。
上述した本発明によれば、従来セクターに設けたベントホールの一部をセグメント8にエア逃し用通路11として形成し、これにセクター4に形成したベントホール20を連通させてエアを外部に逃すようにしたので、セクター4に対するベントホールの加工コストを低減することができ、かつ作製期間の短縮が可能になる。トレッドパターン毎に交換する多数のセクターにおいて、それぞれコストと作製期間を減らすことができるので、設備コストの削減が可能になる。
セクター4に代えて、セクター4を取り付けるセグメント8にエア逃し用通路11を設けるだけでよいため、加硫故障によるタイヤ性能の低下を招くようなことがない。
上記溝12の幅wとしては、1〜1.5mmの範囲にするのがよい。幅wが1mm未満であると、エアを効率よく逃すことが難しくなる。逆に1.5mmを超えると、セクター背面4aとの当り面が少なくなり、取付精度上の問題が生じるので好ましくない。
溝12の深さdとしては、0.3〜0.5mmの範囲にするのがよい。深さdが0.3mmより浅いと、エアを効率よく逃すことが難しくなる。逆に0.5mmより深いと、セグメント8とセクター4との間の熱伝導が低下し易くなる。
溝12間のセクター当接面部8cの間隔cとしては、2〜2.5mmの範囲にするのがよい。間隔cが2mm未満であると、セグメント8からセクター4に伝達される熱量が低下するため好ましくない。逆に2.5mmを超えると、セクター4を交換した際にベントホール20が溝12に連通しない恐れがある。
図6は、本発明のタイヤ加硫装置の他の実施形態を示し、上述したエア逃し用通路11を、上記溝12に代えて、幅広の切欠き溝14に形成したものである。セグメント8からセクター4に伝達される熱量の低下が問題にならない構造を採用したタイヤ加硫装置であれば、このようにセグメント8のセクター当接面8aの中央部に1つの幅広切欠き溝14を少なくとも一端がセクター当接面8aの一端まで延在するように設け、この切欠き溝14にセクター4の各ベントホール20を連通させるようにすればよい。
本発明のタイヤ加硫装置の一例を示す要部断面図である。 図1のセグメントの要部拡大断面図である。 セグメントのセクター当接面の要部拡大図である。 セグメントのセクター当接面に形成した溝の他の例を示す拡大断面図である。 セグメントのセクター当接面に形成した溝の更に他の例を示す拡大断面図である。 本発明のタイヤ加硫装置の他の実施形態を示す要部断面図である。
符号の説明
1 タイヤ金型 2 下型
3 上型 4 セクター
4a 背面 4b 前面
8 セグメント 8a 背面
8b セクター当接面 8c セクター当接面部
11 エア逃し用通路 12 溝
14 切欠き溝 20 ベントホール
30 グリーンタイヤ 31,32 サイド部
33 トレッド部 c セクター当接面部の間隔
d 溝の深さ e セクター当接面の端
w 溝の幅

Claims (5)

  1. セクショナル型のタイヤ金型のセクターを着脱自在に取り付けるセグメントを備えたタイヤ加硫装置において、前記セクターに前面から背面に貫通する複数のベントホールを設け、前記セグメントに前記ベントホールが連通するエア逃し用通路を形成したタイヤ加硫装置。
  2. 前記セグメントが前記セクターの背面に当接するセクター当接面を有し、該セクター当接面に溝からなる前記エア逃し用通路を形成した請求項1に記載のタイヤ加硫装置。
  3. 前記溝を前記セクター当接面に所定のピッチで配置した請求項2に記載のタイヤ加硫装置。
  4. 前記溝の幅が1〜1.5mm、深さが0.3〜0.5mm、前記溝間のセクター当接面部の間隔が2〜2.5mmである請求項3に記載のタイヤ加硫装置。
  5. 前記溝の少なくとも一端が前記セクター当接面の一端まで延在する請求項2,3または4に記載のタイヤ加硫装置。
JP2003283323A 2003-07-31 2003-07-31 タイヤ加硫装置 Pending JP2005047202A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2689920A1 (de) * 2012-07-26 2014-01-29 Continental Reifen Deutschland GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Unterstützung des Entformens eines vulkanisierten Fahrzeugluftreifens
CN105479624A (zh) * 2016-01-21 2016-04-13 广西玲珑轮胎有限公司 一种真空辅助排气式活络模具
CN105500559A (zh) * 2016-01-21 2016-04-20 广西玲珑轮胎有限公司 一种真空辅助排气式轮胎两半模具
DE112019005907T5 (de) 2019-02-01 2021-08-12 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Verfahren zum Herstellen eines Luftreifens

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