JP2005046728A - 水溶液中の砒素除去処理方法及び水溶液中の砒素除去処理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 砒素Hを含む水溶液が入れられるとともに砒素Hの吸着性を有する磁性粒子Pが入れられる液槽1と、液槽1中の混合液を水溶液中の砒素Hと磁性粒子Pとが吸着可能に撹拌する撹拌手段2と、この混合液から砒素Hが吸着した磁性粒子Pを捕捉する捕捉手段3と、捕捉された磁性粒子Pから砒素Pを分離する分離槽4と、分離槽4で分離した磁性粒子Pを抽出する抽出手段5とを備えた。磁性粒子Pは表面にアミノプロピル基,エチレンジアミン−N−プロピル基,ジエチルアミノプロピル基,トリメチルアミノプロピル基の少なくともいずれか1つの基を備え、あるいは、ジルコニアフェライトで構成されている。
【選択図】 図1
Description
この水酸化鉄共沈法は、例えば、特許文献1(特開平11−314094号公報)に記載されており、砒素を含有した地熱水に第2鉄イオンとして例えば硫酸第2鉄水溶液を添加して反応させ水酸化鉄を生成し、この水酸化鉄と砒素を共沈させ、共沈により生成されたフロックを沈殿池,砂ろ過等で分離する方法である。
また、この水酸化鉄共沈法は、大量処理(数十トン/h)には有効であるが、少量(数トン/h)では費用がかかりすぎるため小規模な施設に不向きであるという問題もあった。また、大量のスラッジが発生するため、この処理も大きな課題である。尚、吸着剤を使った方法もあるが高価であり処理速度が遅いため広がってはいない。
また、必要に応じ、上記分離工程を、上記砒素が吸着した磁性粒子を砒素が溶解可能な溶液に混合して行なう構成とした。磁性粒子からは砒素が分離して溶液中に遊離する。そのため、吸着している砒素と磁性粒子とを容易に分離することができる。
更に、必要に応じ、記抽出工程を、上記磁性粒子を磁気力によって吸着して行なう構成とした。磁性粒子は、磁気力によって捕捉することで回収される。磁性粒子を磁石により集めることができ、抽出を容易に行なうことができる。回収した磁性粒子は、再度水溶液中の砒素の捕捉に用いることができる。
上記各基の内、例えば、アミノプロピル基を表面に備えた磁性粒子での、砒素を吸着する原理は以下のとおりである。アミノプロピル基の酸解離定数(pKa)は約9.8である。pH9.8以下であれば、アミノ基は正電荷を帯びている。このpH領域では砒酸・亜砒酸は負電荷を帯びているので、アミノプロピル基を固定化した磁性粒子表面とイオン交換し吸着するのである。そのため、砒素の吸着効率が極めてよく、捕捉効率が向上させられる。
他の基においても同様である。
ジルコニアフェライトの磁化は40[emu/g]であるため,磁気力で捕捉可能である.
また、このジルコニアフェライトが、砒素を吸着する原理は以下のとおりである。ジルコニアフェライトは硫酸溶液などの酸性溶液と接触すると、ジルコニアフェライト表面の水酸化物イオンが硫酸イオンとイオン交換し、表面は硫酸根が吸着した形になる。次に、表面が硫酸イオンに置換したジルコニアフェライトが砒酸、亜砒酸を含んだ溶液と接触すると、今度は硫酸イオンと砒酸、亜砒酸イオンがイオン交換して、表面には砒酸、亜砒酸が吸着する。
一度、砒酸、亜砒酸を吸着したジルコニアフェライトは水酸化ナトリウムなどのアルカリ溶液と接触すると、今度は水酸化物イオンと砒酸、亜砒酸イオンがイオン交換して、元のジルコニアフェライトに戻る。アルカリ溶液中には砒酸、亜砒酸が回収、濃縮される。また、ジルコニアフェライトはこのサイクルを繰り返すので、再利用可能となり、かつ二次廃棄物を生じないという利点を持つ。
また、必要に応じ、上記抽出手段を、上記分離槽にて分離した磁性粒子を磁気的に抽出する磁気抽出部を備えて構成した。
この水溶液中の砒素除去処理システムにおいても、上記磁性粒子は、表面にアミノプロピル基,エチレンジアミン−N−プロピル基,ジエチルアミノプロピル基,トリメチルアミノプロピル基の少なくともいずれか1つの基を備えているものを用いることが有効である。
あるいはまた、上記磁性粒子は、ジルコニアフェライトで構成されていることが有効である。
更に、砒素の吸着性を有する磁性粒子を砒素が入れられた液槽に投入する投入工程と、水溶液中の砒素含有水中、砒素の吸着性を有する磁性粒子と水溶液中の砒素とを吸着させる吸着工程と、液槽から磁性粒子に吸着した水溶液中の砒素を除去する除去工程と、磁性粒子に吸着した砒素を分離する分離工程と、分離した磁性粒子を抽出する抽出工程とを備えた構成とした場合には、水溶液中の砒素の捕捉処理、磁性粒子からの砒素の分離処理及び磁性粒子を再利用するための抽出処理を効率良く行なうことができる。
また、分離工程を、水溶液中の砒素が吸着した磁性粒子を砒素を溶解する溶液に混合して行なう構成とした場合には、砒素を容易に分離することができる。
更に、抽出工程を、磁性粒子を磁気的に吸着して行なう構成とした場合には、磁石で砒素の吸着性を有する磁性粒子を集めて再利用させることができる。
このため、装置が小さく管理を容易にすることができ、例えば、廃水処理のみならず、温泉旅館等の小規模な施設での利用に有効である。現在砒素を排出している多くの温泉旅館等で使われれば、砒素の環境への排出が減り、社会的貢献は非常に大きい。
図1及び図2は本発明の実施の形態に係る水溶液中の砒素除去処理方法が実現される水溶液中の砒素除去処理システムの図であり、図3は本発明の実施の形態に係る水溶液中の砒素除去処理方法の処理工程を示す図である。
磁性粒子Pは、表面にアミノプロピル基,エチレンジアミン−N−プロピル基,ジエチルアミノプロピル基,トリメチルアミノプロピル基の少なくともいずれか1つの基を備えたものであり、粒径10nm以上、飽和磁化が0.03T(テスラ)以上、イオン交換容量が0.7meq/g以上のものが好ましい。
撹拌手段2は、特に限定されることなく水溶液中の砒素Hと磁性粒子Pを十分に混合することができるものであればよい。撹拌手段2には、液槽1内の溶液を回転させることができる棒状体を用いることができる。
磁化装置6は超伝導マグネットであり流路X内部に設けられた磁気フィルタ7の部分の流路X外部を覆うように設置している。
磁気フィルタ7は、磁性細線Lからなる多層メッシュで形成され磁化装置6により生じた磁場により生じる磁力線に対して磁性細線Lが直角になるように配置される(図2(2)参照)。従って、磁化の際に磁性細線Lの表面近傍に磁気勾配が生じる。
磁性細線Lは、付着する磁化物質の物理量に応じて付着し易い大きさ(直径)であればよい。磁性細線Lの材質としては、磁化されるものであればよいが必要に応じて消磁化できる軟磁性材料の強磁性体が好ましい。
砒素が溶解した水溶液の入った液槽1に磁性粒子Pを投入する。
液槽1内の撹拌を行なう。撹拌を行なうことにより水溶液中の砒素Hと磁性粒子Pとは効率よく吸着する。
撹拌した液槽1内の溶液を、捕捉手段3に供給し磁性粒子Pの磁気捕捉を行なう。磁気的捕捉は、磁化された磁気フィルタ7に液槽1内の溶液を供給することにより磁化されている磁性粒子Pが磁気フィルタ7に付着することにより行なわれる。磁気フィルタ7に付着した磁性粒子Pは、逆洗されて回収される。
回収された磁性粒子Pは、アルカリ溶液が入れられた分離槽4に供給され水溶液中の砒素Hが吸着している磁性粒子Pからは水溶液中の砒素Hが分離してアルカリ溶液中に遊離する。水溶液中の砒素Hは、溶解度のより高いアルカリ溶液に溶けるので、アルカリ溶液の介在により磁性粒子Pより脱離されるためである。
分離槽4内に遊離している磁性粒子Pは、磁気力によって捕捉することで分離槽4内から回収される。回収された磁性粒子Pは、再度水溶液中の砒素Hの捕捉に用いることができる。
作用,効果は上記とほぼ同じであるが、上記とは以下の点が異なる。即ち、ジルコニアフェライトはその粒径が大きいので沈殿し易く、回収が容易になるとともに、多孔質なので大きい粒径でも比表面積が大きく、そのため、磁気力による捕捉が容易になる.
(アミノプロピル基修飾磁性微粒子の作成)
300mL三口フラスコに100mLの脱水トルエンを加えた。約100gのフェライト化法により作成したマグネタイトを添加し攪拌機でよく攪拌した。ここにアミノプロピルトリメトキシシラン約10mLを添加した。添加後、三口フラスコに還流管,温度計を取り付け、攪拌しながら、120〜130度の油浴で5時間還流した。反応後、トルエン,アセトンの順番で生成物をよく洗浄した。洗浄後、室温放置でアセトンを蒸発させた後、減圧乾燥にて生成物を乾燥させ、乳鉢で粉体にした。
上記のアミノプロピル基修飾磁性微粒子を0.2[Mol/L]塩酸ですすぎ表面を活性化した。
砒素を含んだ水溶液として、近年、所謂地熱発電等で利用される高温の地熱水(地下熱水)を用いた。100℃の地熱水100mLに市販塩酸を数滴添加し酸性にし、アミノプロピル基修飾磁性微粒子を、0.1g,0.5g,1g,2gそれぞれ添加した。1分間ほど攪拌し磁気分離により固液分離した。液体を砒素検出試薬で呈色させ残留砒素濃度を測定した。微粒子表面の洗浄および砒素の濃縮は、20mLの0.1[Mol/L]NaOH水溶液により行なった。
1.磁化測定
作成したアミノプロピル基修飾磁性微粒子は強磁性体であり、飽和磁化は50〜60[emu/g]となった。
2.比表面積
作成したアミノプロピル基修飾磁性微粒子の比表面積は41[m2 /g]であった。
3.ゼータ電位
作成したアミノプロピル基修飾磁性微粒子のゼータ電位はpH7で−8.7 mVとなった。
処理後の溶液の呈色試験結果を検討した。この結果から、地熱水100mLにアミノプロピル基修飾磁性微粒子を0.1g添加したものは、残留砒素濃度が約1[mg/L],同様に0.5g添加したものは約0.1〜0.2[mg/L],1g以上添加したものは0.1「mg/L」となった。排出基準を満たすにはアミノプロピル基修飾磁性微粒子を少なくとも0.5g以上添加する必要がある。
また、使用済みアミノプロピル基修飾磁性微粒子を20mLの0.1[Mol/L]NaOH水溶液で洗浄,濃縮した。10[mg/L]以上に濃縮できた。
この実験は、ジルコニアフェライト(以下、ZFと略す)の造球品50mLを蒸留水100mLに17時間浸漬したあと、カラムに30mL充填した。
次に、A温泉試料(pH:7.4,As:1.3mg/L,Na:1650mg/L,K:428mg/L,Ca:19mg/L,Si:419mg/L)をカラムに通液速度SV=10hr−1(300mL/hr)にて通液した(40℃)。
カラム出口液について、pH,As濃度は2,4,6,8,24,36時間毎に試料を採取して分析した。また、Na,K,Ca,Si濃度は24時間後試料について分析した。分析はicp−MSにて行なった。実験結果を図4及び図5に示す。
図5では、24時間後の分離前後の液の成分を比較している。砒素のみが大幅に低減し他の成分には変化がない事が分かる。これは、ZFが砒素を選択的に吸着していることを示している。
この結果から、
(1)ZFを用いて、温泉中のAsを排水基準(0.1mg/L)以下にまでできることがわかった。
(2)ZFはAsに対して、選択性をもつことがわかった。
P 磁性粒子
H 砒素
1 液槽
2 撹拌手段
3 捕捉手段
4 分離槽
5 抽出手段
6 磁化装置
7 磁気フィルタ
Claims (13)
- 砒素を含んだ水溶液が入れられた液槽から当該水溶液中の砒素を除去する砒素の除去処理方法において、
砒素の吸着性を有する磁性粒子に該水溶液の砒素を吸着させ、該水溶液中の砒素が吸着した該磁性粒子を磁気力によって捕捉して液槽から除去することを特徴とする水溶液中の砒素除去処理方法。 - 上記水溶液中の砒素が吸着した磁性粒子から該砒素を分離することを特徴とする水溶液中の砒素除去処理方法。
- 上記磁性粒子を上記水溶液が入れられた上記液槽に投入する投入工程と、
上記液槽中で上記磁性粒子と上記水溶液中の砒素とを吸着させる吸着工程と、
上記液槽から砒素が吸着した磁性粒子を除去する除去工程と、
上記磁性粒子に吸着した砒素を分離する分離工程と、
上記分離した上記磁性粒子を抽出する抽出工程と、
を備えて構成したことを特徴とする請求項1または2記載の水溶液中の砒素除去処理方法。 - 上記吸着工程を、上記磁性粒子と上記水溶液中の砒素とを接触可能に撹拌して行なうことを特徴とする請求項3記載の水溶液中の砒素除去処理方法。
- 上記分離工程を、上記砒素が吸着した磁性粒子を砒素が溶解可能な溶液に混合して行なうことを特徴とする請求項3または4記載の水溶液中の砒素除去処理方法。
- 上記抽出工程を、上記磁性粒子を磁気力によって吸着して行なうことを特徴とする請求項3,4または5記載の水溶液中の砒素除去処理方法。
- 上記磁性粒子は、表面にアミノプロピル基,エチレンジアミン−N−プロピル基,ジエチルアミノプロピル基,トリメチルアミノプロピル基の少なくともいずれか1つの基を備えていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の水溶液中の砒素除去処理方法。
- 上記磁性粒子は、ジルコニアフェライトで構成されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の水溶液中の砒素除去処理方法。
- 水溶液中の砒素を除去する水溶液中の砒素除去処理システムにおいて、
上記砒素を含む水溶液が入れられるとともに砒素の吸着性を有する磁性粒子が入れられる液槽と、
該液槽中の混合液を上記水溶液中の砒素と上記磁性粒子とが吸着可能に撹拌する撹拌手段と、
上記混合液から上記水溶液中の砒素が吸着した磁性粒子を捕捉する捕捉手段と、
上記捕捉され上記水溶液中の砒素が吸着した磁性粒子から該砒素を分離する分離槽と、
上記分離槽で分離した磁性粒子を抽出する抽出手段とを備えて構成したことを特徴とする水溶液中の砒素除去処理システム。 - 上記捕捉手段を、磁化装置と該磁化装置で磁化されることにより上記磁性粒子を捕捉する磁気フィルタとを備えて構成したことを特徴とする請求項9記載の水溶液中の砒素除去処理システム。
- 上記抽出手段を、上記分離槽にて分離した磁性粒子を磁気的に抽出する磁気抽出部を備えて構成したことを特徴とする請求項9または10記載の水溶液中の砒素除去処理システム。
- 上記磁性粒子は、表面にアミノプロピル基,エチレンジアミン−N−プロピル基,ジエチルアミノプロピル基,トリメチルアミノプロピル基の少なくともいずれか1つの基を備えていることを特徴とする請求項9,10または11記載の水溶液中の砒素除去処理システム。
- 上記磁性粒子は、ジルコニアフェライトで構成されていることを特徴とする請求項9,10または11記載の水溶液中の砒素除去処理システム。
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