JP2005046213A - 遊技機 - Google Patents

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Tomohiro Uchida
朋宏 内田
Takayuki Morishita
隆之 森下
Hiroaki Yozawa
宏明 与沢
Toru Imamura
徹 今村
Masaaki Honma
雅明 本間
Atsushi Ishigaki
敦士 石垣
Tatsuaki Oshima
龍明 大島
Toshifumi Kubota
俊史 久保田
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Abstract

【課題】全体の出玉率の予測をつけることができ、設計のための労力と時間を浪費することなく、既存の構成のまま大役や小役を織り交ぜた形態での確率変動を実現する。
【解決手段】確率変動パターンとして、大役のみならず、小役についても確率変動を実行し、かつ、不当選を含む全ての確率の総和を通常の確率時と同等としたため、所謂出玉率等の計算を従来通りのまま利用でき、新たに設計変更するような手間が省ける。従って、設計のための労力や時間を節約することができ、かつ既存の遊技機においても、簡単なソフトウェアの変更のみで対応することができる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技者の始動操作によって遊技が開始されると共に大役抽選及び小役抽選が実行され、遊技者の停止操作によって遊技が終結すると共に、前記抽選の結果が小役当たりの場合には当該小役の種類に基づいて定められた数の遊技媒体を払出す小役処理を実行し、前記抽選の結果が大役当たりの場合に所定期間又は所定回数高確率で小役当たりを発生させて、遊技者に有利な遊技状態となり得る大役処理を実行する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、始動レバーを操作することで、抽選を実行し、周面に複数の図柄が表示された複数列(通常3列)の図柄変動用のリール(表示装置)を回転させるようにしている。
【0003】
遊技機本体の前面には開閉カバーが設けられ、この開閉カバーには矩形状の開口部が設けられ、透明の表示窓が取り付けられている。前記リールの一部は、この表示窓から遊技者が視認可能となっている。視認される図柄の形態としては、変動、停止、仮停止等がある。
【0004】
ところで、パチスロ機では、遊技媒体、すなわち、遊技を開始するために投資する媒体、並びに報酬として受け取る媒体として、メダルが用いられている。このメダルは、他の遊技機であるパチンコ機とのバランスをとるために、1枚のメダルの価値を、複数のパチンコ球と定めている。なお、現状では、1枚のメダルを5個のパチンコ球として換算していることが多い。
【0005】
このような、パチスロ機とパチンコ機との関係を維持した上で、パチンコ球を遊技媒体としてパチスロ機の遊技が可能な遊技機(以下、パロット機(登録商標)という)が開発されつつある。
【0006】
上記パチスロ機及びパロット機において、遊技媒体を投資して抽選を行い、抽選の結果が当たりの場合には、多くの遊技媒体を獲得する権利を得る点でパチンコ機と同様の遊技仕様となっている。
【0007】
ここで、パチンコ機では、抽選の結果が当たりの場合に、再抽選を行い、この再抽選の結果が当たりの場合に確変モードに移行する。また、この確変モードは始動入賞口への入賞数(抽選回数)が予め設定された回数に達したときに消滅(終了)し、次の当たり後に再抽選を繰り返す仕様となっている(特許文献1参照)。
【0008】
このようなパチンコ機の遊技仕様の1つである確率変動(以下、確変)モードをパチスロ機及びパロット機に搭載することは、遊技状態のバリエーションを増やす上で当然なし得る技術である。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−290517号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パチスロ機及びパロット機では、当たりの中に大役と小役という複数の種類が存在し得るが、これに対して現状のパチンコ機は当たりは1種類しかなく、この遊技仕様をそのまま流用した場合、大役のみの確率変動ということになる。
【0011】
小役は、大役に比べて頻繁に当選するものであり、遊技者は、遊技時間の多くをこの小役の当選によって、所謂つなぎ(遊技媒体の減少防止)を図っている。このため、小役に対しても確率変動という概念を持たせることが好ましいが、大役、小役に対して、何ら制限なく確率変動を設定すると、全体の出玉率(正確には、パチスロ機の場合はメダルの払出率)の予測がつきにくくなる。
【0012】
出玉率を予測するには、全ての役の確率をトータル的に設計し見直さなければならず、その労力と時間の浪費は膨大なものとなる。
【0013】
すなわち、パチスロ機及びパロット機等の回動式遊技機に見られる、複数役の抽選に関する確率変動機能については、確立されていないのが現状である。
【0014】
本発明は上記事実を考慮し、全体の出玉率の予測をつけることができ、設計のための労力と時間を浪費することなく、既存の構成のまま大役や小役を織り交ぜた形態での確率変動を実現することができる遊技機を得ることが目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、遊技者の始動操作によって遊技が開始されると共に、所定の確率下で大役抽選及び小役の抽選が実行され、遊技者の停止操作によって遊技が終結すると共に、前記抽選の結果が小役当たりの場合には当該小役の種類に基づいて定められた数の遊技媒体を払出す小役処理を実行し、前記抽選の結果が大役当たりの場合に所定期間又は所定回数高確率で小役当たりを発生させて、遊技者に有利な遊技状態となり得る大役処理を実行する遊技機であって、所定条件が成立したときに、前記所定の確率下での遊技である通常遊技モードから、前記通常遊技モードよりも小役当たりの確率値と、大役当たりの確率値との総和の当たり確率値がほぼ一定となる条件下で、小役及び大役のそれぞれの確率を変更する特別遊技モードに移行する遊技モード移行手段と、前記特別遊技モードでの遊技中に、所定の条件が成立した場合に前記特別遊技モードを終了させ前記通常遊技モードに復帰させる遊技モード復帰手段と、を有している。
【0016】
請求項1記載の発明によれば、通常遊技モードでは、所定の確率下で遊技が進行される。この通常遊技モード中に所定条件が成立すると、遊技モード以降手段では、特別遊技モードに移行させる。
【0017】
この特別遊技モードは、小役及び大役のそれぞれの確率を変更しており、例えば大役のみ確率変動とは異なるため、遊技の進行の大半を占める小役抽選においても、遊技の趣向性を高めることができる。
【0018】
また、このとき、小役と大役とを総合的に勘案し、小役当たりの確率値と、大役当たりの確率値との総和の当たり確率値がほぼ一定となる条件を設定したため、既存の遊技機の設計時の出玉率が維持され、新たに、設計し直す必要がなく、当該設計の時間と労力を無駄に浪費することがない。
【0019】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記特別遊技モード時は、通常遊技モードよりも大役の確率を高くすることを特徴としている。
【0020】
請求項2に記載の発明によれば、遊技者が期待するのは、小役当たりよりも大役当たりである。そこで、特別遊技モードにおいては、大役当たりの確率を通常遊技モードよりも高く設定すると共に、この大役当たりの確率に基づいて小役当たりの確率を変更することで、特別遊技モードを遊技者有利な遊技状態として設定することができる。
【0021】
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記遊技モード復帰手段が、遊技者主導の遊技状態の変化によって実行されることを特徴としている。
【0022】
この特別遊技モードは、所定条件が成立した場合に発生させるが、ある程度の制限を設け、終了させる必要がある。
【0023】
そこで、遊技モード復帰手段では、遊技者主導の遊技状態の変化によって、前記特別遊技モードを終了させ前記通常遊技モードに復帰させている。
【0024】
例えば、パチンコ機等遊技者がパチンコ球の発射操作しか、遊技者の介入がない場合は、遊技上の所定の契機(例えば、次の大当たり発生時)等を終了時期としているが、遊技者に遊技の始動、並びに終了の主導権がある遊技機においては、この遊技者手動の遊技状態の変化を、特別遊技モード終了時期とすることで、いつのまにか通常遊技モードに復帰してしまったという不信感を遊技者が持つことがない。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1には、本実施の形態に係るパロット機300が示されている。
【0026】
パロット機300は、パチスロ機と同等の遊技仕様であるが、パチスロ機の遊技媒体がメダルであるのに対し、パロット機300の遊技媒体がパチンコ球であることが異なる点である。
【0027】
パロット機300の正面に位置する操作兼装飾部303は、本体に対して図1の左端を上下方向に配置された軸線を中心に回動することで開閉可能となっている。
【0028】
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306、払出部310とに分類することができる。
【0029】
装飾部304は、内部でバックライト部(図示省略)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過照明される表示パネル部312が取り付けられている。
【0030】
装飾部304の表示パネル部312の中央は、表示窓314とされている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
【0031】
この表示窓314の内部には、図柄変動部316が設けられ、3組のリール350A、350B、350C(以下、総称する場合はリール350という)が駆動するようになっている。なお、このリール350については後述する。
【0032】
表示パネル部312における表示窓314の左部には、指標部318となっており、表示窓314に揃う図柄の状態(列数等)を案内表示している。
【0033】
操作部306は、その上部が手前に突き出ており、この突き出し部分の上面部にはパチンコ球を投入する受け皿320が設けられ、また受け皿320の図1の左側には、左から順に1ベットボタン352A、マックスベットボタン352Bが設けられ、受け皿320の図1の右側には、ベット数の設定等を行う設定キー353A、353B、353Cが設けられている。また、突き出し部分の前面部の図1の左端部からは、順に始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356C等が設けられている。
【0034】
払出部310は、パチンコ球排出口326と、このパチンコ球排出口326から排出されるパチンコ球を受取る下皿328とで構成されている。また、前記受け皿320のの底部には、蓋体(図示省略)が設けられており、この蓋体を開放することで、受け皿320に貯留されたパチンコ球Pが球転送路(図2参照)を介して、下皿328へ転送されるようになっている。
【0035】
図柄変動部316は、3個のリール350A、350B、350Cが駆動することで、リール周面に記録された図柄が順次前記表示窓314から見えるようになり、表示窓314の横並びの中央の行に停止した図柄が基本停止図柄となる。なお、この基本停止図柄は、1回の遊技分のパチンコ球を投資した場合であり、最大1回のゲームで3回分のパチンコ球を投資でき、この場合は、上行と下行に沿って停止している図柄、並びに2本の対角線上に停止している図柄が順次メダルの投資数に応じて組み合わせ停止図柄として採用されるようになっている。
【0036】
前記停止ボタン356A、356B、356Cは、図柄変動部316下部に設けられており、各リール350A、350B、350Cに対応している。すなわち、対応するそれぞれのリール350A、350B、350Cの回転を遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止させることができる。
【0037】
また、この停止ボタン356A、356B、356Cの左側に設けられた始動レバー20を操作(傾倒)することで、各リール350A、350B、350Cが駆動を開始するようになっている。
【0038】
また、この始動レバー354による操作タイミングは、当たり抽選のタイミングとなっており、始動レバー354の操作によって、内部のコントローラでは当たり/外れが決定するようになっている。
【0039】
ここで、抽選が当たりの場合は、フラグ成立となり、その後に当たり図柄が揃うと、当たりとなって、遊技者に有利な状態となる。なお、当たりには大当たり(ビッグボーナス)と通常当たり(レギュラーボーナス)とがあり、それぞれ遊技者に有利な状態の度合いが異なる。当然ビッグボーナスの方がレギュラーボーナスよりも有利である。
【0040】
なお、この停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作の際、内部抽選の当/外に応じて、所定コマ数の滑り制御を実行するようになっている。
【0041】
すなわち、内部抽選が外れのとき、当りの場合のみ停止する図柄の停止タイミングで停止ボタン356A、356B、356Cが操作された場合、意図的にこの図柄での停止を回避するため、停止位置をずらす(蹴飛ばし)。
【0042】
一方、内部抽選が当たりのとき、遊技者が操作した停止タイミングでは当たり図柄が停止しない範囲に位置する場合、停止ボタン356A、356B、356Cの操作時点で有効ラインから数えて所定コマ数(例えば4コマ)内に、当たり図柄があれば、この図柄出て意志するように停止請求項1に記載の発明は、をずらし(引き込み)、所定コマ数から外れた位置に当たり図柄があれば、所定コマ数を超えて当たり図柄を引き込めない仕様であるため、当選役の図柄の種類に不都合がしょうじないように上記蹴飛ばし処理、言い換えれば該当する役に無関係な図柄(外れ図柄)、別の当たり図柄)を上記引き込み処理を施す。
【0043】
上記蹴飛ばし、引き込みを行うことで、抽選の結果との統一性を持たせることができると共に、若干停止操作タイミングがずれても当たり図柄を揃えることが可能となる。
【0044】
ここで、本実施の形態では、前述したように、遊技媒体としてパチンコ球を用いている。このパチンコ球の価値は、パチスロ機の1ゲーム分の価値を持つメダルに換算すると、1/5である。従って、上記パロット機300で1ゲーム(1ラインベット)分の遊技を行うために5個単位でパチンコ球を回収する必要がある。
【0045】
このため、パロット機300には、パチンコ球回収装置100(図2参照)が備えられている。図2には、遊技者がパチンコ球の貸し出し、或いは賞球(払い出し)を受けてから、パチンコ球回収装置100によって5個単位で回収されるまでのパチンコ球案内路の概略図が示されている。
【0046】
図2に示される如く、図示しない払出装置からは、パチンコ球Pが、球払出路102に案内されて、受け皿320へ送り出される。
【0047】
受け皿320の底部には、この受け皿320の下方に設けられた下皿328との間を連通する球転送路104の一端開口部が連通している。この球転送路104は比較的大径であり、受け皿320の前記球転送路104の一端開口に設けられた図示しない蓋体を開放することで、短時間で多くのパチンコ球Pを下皿328へ転送することができるようになっている。
【0048】
また、受け皿320の図2の右側部内周面には、受け皿320から前記パチンコ球回収装置100へパチンコ球Pを案内する球受取路106の一端開口部が連通している。
【0049】
球受取路106は、受け皿320側が上位で、パチンコ球回収装置100側が下位となる傾斜路(スロープ)となっており、受け皿320に貯留されたパチンコ球Pが、自重によって1列に整列されて、パチンコ球回収装置100へと流動する構造となっている。
【0050】
パチンコ球回収装置100は、その筐体108の内方にパチンコ球Pを5個単位でストックする複数(本実施の形態ではの6個の)収容部110を備えたホルダ112が設けられている。
【0051】
このホルダ112の収容部110に収容されたパチンコ球(5個)Pが回収されることで、1ベット分のゲームが可能となる。すなわち、最大5ライン仕様の遊技でのマックスベットの場合には、収容部110からの回収が3回行われることになる。
【0052】
なお、パチンコ球回収装置100には、遊技を終了する場合には、球受取路106以降のパチンコ球Pを回収するための球返却路130の一端が接続され、この球返却炉30の他端は、前記下皿328に連通されている。
【0053】
図3には、前記パロット機300における遊技の進行を制御する制御系の概略が示されている。
【0054】
本実施の形態のパロット機300の制御系は、遊技主制御回路150を中心として構成されている。遊技主制御回路150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この遊技主制御回路150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
【0055】
この遊技主制御回路150には、始動・停止操作装置152、ベットボタンユニット154、遊技情報表示装置156、操作スイッチユニット158及びリール駆動装置160が接続されている。
【0056】
始動・停止操作装置152には、前述の始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356Cが含まれる。また、ベットボタンユニット154には、1ベットボタン352A、マックスベットボタン(設定されたベット数)352Bが含まれる。
【0057】
また、遊技情報表示装置158には、図示は省略したが、遊技可否、遊技停止、再遊技、遊技開始、エラー等のメッセージを表示する表示部が含まれる。
【0058】
さらに、操作スイッチユニット158には、設定キー353A、353B、33Cが含まれ、設定変更、リセット、演算/電源投入、ベット数設定、1ベット当たりの球数設定等の操作がなされるようになっている。
【0059】
また、リール駆動装置160には、前述のリール350A、350B、350Cを含み、さらに、このリール350A、350B、350Cを駆動するためのリールモータ162A、162B、162C(図4参照)並びにリール350A、350B、350Cの位置を検出するためのセンサ164A、164B、164Cを含んで構成されている。
【0060】
また、遊技主制御回路150からは図示しない盤用外部端子を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報が出力されるようになっている。
【0061】
一方、この遊技主制御回路150には、遊技副制御回路166と、演出用サブ制御回路168とが接続されている。
【0062】
遊技副制御回路166には、遊技媒体取込装置170、遊技媒体払出装置172が接続され、遊技媒体であるパチンコ球Pの取込み、払出しをそれぞれ制御する。
【0063】
また、遊技副制御回路166には、情報表示装置174が接続されており、図示しない表示部(表示パネル部312の前面下部に配置)へ遊技媒体(パチンコ球P)の払出し数を表示するように制御する。なお、この情報表示装置174では、パチンコ球Pの投入数(5個単位のベット数の場合もある)、取込数(クレジット数)、当選役の配当数等も表示するように制御する。
【0064】
演出用サブ制御回路168には、前記表示パネル312等に各当選役の配当数を表示するための配当表表示装置176、液晶表示装置等によって構成され、当たりの予告等の表示を行う演出表示装置178、図示しないスピーカからの出力を制御するための効果音発生装置180が接続されている。
【0065】
上記遊技主制御回路150では、始動レバー354の操作に同期して、当/外の抽選制御、並びにリール350A、350B、350Cの駆動開始制御がなされ、抽選結果が当たりの場合は、フラグ成立となり、その後の停止ボタン356A、356B、356Cの操作により、当たり図柄が揃うと、当たり権利行使となって、遊技者に有利な状態となる。
【0066】
なお、当たりには大当たり(ビッグボーナス)と通常当たり(レギュラーボーナス)とがあり、それぞれ遊技者に有利な状態の度合いが異なる。当然ビッグボーナスの方がレギュラーボーナスよりも有利である。
【0067】
ここで、遊技主制御回路150では、前記停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作の際、内部抽選の当/外に応じて、前述の所定コマ数の滑り制御を実行するようになっている。
【0068】
本実施の形態では、上記のように当たりとなり、遊技者に有利な状態となると、さらに遊技者に特典を与えるための特別遊技モードに突入する場合がある。
【0069】
この特別遊技モードに突入するための条件は、まず、ビッグボーナス及び/又はレギュラーボーナスに当選し、権利行使を行った時点であり、本実施の形態では、さらにその後に内部抽選を実行するようになっている。なお、この内部抽選は必須ではない。
【0070】
この特別遊技モードでは、前記ビッグボーナス及び/又はレギュラーボーナスの権利行使後、通常の遊技モードに戻らず、次の当/外抽選の確率が大役及び小役共に変更される。
【0071】
この特別遊技モードでの大役及び小役の確率は、通常遊技モードの大役及び小役のそれぞれの確率の総和(不当選を含めて1/1)が変化しないことを共通の条件として複数の特別遊技モード確率変動パターンが設定されている。また、それぞれの特別遊技モード確率変動パターンには、それぞれの条件がさらに設定されている。以下、各特別遊技モード確率変動パターン毎に説明する。なお、各特別遊技モード確率変動パターンの比較を容易とするために、それぞれを3種類の小役、1種類の大役とした。
【0072】
(1)第1の特別遊技モード確率変動パターン
図4(A)に示される如く、通常遊技モードでは、全ての役の確率に不当選の確率を足すと1/1となる。
【0073】
この第1の特別遊技モード確率変動パターンでは、確率変動が所定回数N回の小役当選、或いは1回の大役当選で終了する。
【0074】
すなわち、小役の確率を低くすることで、確率変動状態の延命を図っている。
【0075】
また、小役の確率を低くすることで、ベースが下がるが、その分、初当たりの確率を高くしたり、小役の当たり値(乱数値)を大役の当たり値(乱数値)に充当することで大役の確率を飛躍的に高くすることができる。
【0076】
(2)第2の特別遊技モード確率変動パターン
図5(A)に示される如く、通常遊技モードでは、全ての役の確率に不当選の確率を足すと1/1となる。
【0077】
このような通常確率モードに対して、図5(B)に示される如く、第2の特別遊技モードは、小役2のみの確率が低くなり、大役の確率が飛躍的に高くなる。この場合においても、全ての役の確率に不当選の確率を足すと1/1となる。
【0078】
この第2の特別遊技モード確率変動パターンでは、確率変動が所定回数N回の小役2の当選で終了する。
【0079】
すなわち、小役2の確率を低くすることで、確率変動状態の延命を図っている。
【0080】
また、確率変動終了のトリガとなる小役2の確率を低くすることで、ベースをあまり下げず、大役の確率を飛躍的に高くすることができる。
【0081】
(3)第3の特別遊技モード確率変動パターン
図6(A)に示される如く、通常遊技モードでは、全ての役の確率に不当選の確率を足すと1/1となる。
【0082】
このような通常確率モードに対して、図6(B)に示される如く、第3の特別遊技モードは、3種類の小役1乃至3、並びに大役がほぼ同一の割合で確率が高くなる。この場合においても、全ての役の確率に不当選の確率を足すと1/1となる。
【0083】
この第2の特別遊技モード確率変動パターンでは、確率変動が所定回数N回の小役の当選、或いは1回の大役当選で終了する。
【0084】
すなわち、小役1乃至3の確率を高くすることで、ベースを上げることができるが、確率変動は終わり易い。
【0085】
上記(1)〜(3)に代表される特別遊技モード確率変動パターンの他、以下の表1に示されるような形態の特別遊技モード確率変動パターンが考えられる。
【0086】
表1の特別遊技モード確率変動パターンでは、上記(1)〜(3)の特別遊技モード確率変動パターンと同様、それぞれ目的意識を持って設定されている。なお、表1では、特定の小役を確率変動終了小役として設定し、この確率変動終了に関わる小役(確変終了小役という)と、そうでない小役との2種類に分類した。また、パターンの後の括弧数字は、上記(1)〜(3)に続くものである。
【0087】
【表1】
Figure 2005046213
【0088】
パターン(4)では、ベースが上がるが、確率変動期間が短くなる。
【0089】
パターン(5)では、ベースが若干上がるが、確率変動期間は変わらない。
【0090】
パターン(6)では、ベースが上がり、確率変動期間が短くなるが、大役の確率も上がっているので当たり易い。また、確率変動期間が短くなる分、大役確率をかなり上げることができる。
【0091】
パターン(7)は、ベースが若干上がり、確率変動期間が短くなるが、パターン(6)よりもベース上昇が少なく分、大役確率をかなり上げることができる。
【0092】
パターン(8)は、ベースが上がり、確率変動状態が長くなり、さらに大役の期待感も大きい。遊技者にかなり有利な状態となる。
【0093】
図7には、遊技主制御回路150における、上記特別遊技モード/通常遊技モードへの移行制御に関する機能的なブロック図が示されている。
【0094】
始動レバー354は、抽選部10に接続されており、この抽選部10では、前述のように始動レバー354の操作の時点で抽選が実行される。
【0095】
抽選部10による抽選結果は、抽選結果判定部12へ送出され、抽選結果を判定する。この抽選結果判定部12は、リール駆動制御コマンド出力部14と接続されている。このリール駆動制御コマンド出力部14には、前記始動レバー354も接続されており、始動レバー354の操作時にリール350A、350B、350Cの駆動を制御するべくコマンドを出力し、リール駆動制御部16を介してリールモータ162A、162B、162Cを制御して、リール350A、350B、350Cを駆動させる。
【0096】
なお、リール350A、350B、350Cには、それぞれ位置検出用のセンサ164A、164B、164Cが設けられ、回転位置を検出するための信号(例えば、1回転で1パルスの信号)を停止位置検出部18へ送出するようになっている。
【0097】
前記リール駆動制御コマンド出力部14には、前記停止ボタン356A、356B、356Cが接続されており、この停止ボタン356A、356B、356Cの操作時にリール350A、350B、350Cの駆動を停止させるコマンドを生成されるが、このとき、前記蹴飛ばし制御、引き込み制御が加味された状態でコマンドが生成される。
【0098】
これにより、リール350A、350B、350Cは停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づき、かつ蹴飛ばし、滑り制御が加味された状態で所定の図柄が表示されるように停止される。
【0099】
前記停止位置検出部18によって検出された停止位置(停止図柄)は、当/外判定部20へ送出され、抽選結果に合致した図柄が揃ったか否かが判定され、その判定結果を遊技副遊技制御回路166へ送出する。これにより、小役当たりの場合には、その配当分のパチンコ球が払い出される。
【0100】
また、当/外判定部20の判定結果は、遊技状態制御部22へ送出され、その後の遊技状態(ビッグボーナス/レギュラーボーナス)に応じて、抽選部10による抽選の状態を変更する。
【0101】
さらに、遊技状態制御部22には、遊技モード設定部24が接続されており、この遊技モード設定部24には、大役終了の場合に大役終了信号が入力される。また、この遊技モード設定部24には、前記抽選結果判定部12から、小役当たりの場合に小役当たり信号が入力される。
【0102】
遊技モード設定部24では、前記大当たり終了信号と、小役当たり信号とに基づいて、遊技モードを通常遊技モード又は特別遊技モードの何れかに設定し、その設定結果を抽選部10へ送出するようになっている。
【0103】
図8には、遊技モード設定部24の詳細が示されている。
【0104】
遊技状態制御部22及び抽選結果判定部12は、遊技モード設定部24の役判定部26に接続され、この役判定部26において、大役終了信号/小役当たりの判定を行う。
【0105】
判定の結果が大役終了信号の場合は、特別遊技モードパターン読出部28に信号が送出され、特別遊技モードパターンメモリ29から、特定のパターンを読出し、当該特別遊技モードパターンデータを抽選部10へ送出する。なお、この特別遊技モードパターンメモリ29には、前述のパターン(1)〜(8)の全てのパターンが記憶されており、店の営業方針等により、読み出されるパターンが設定されるようになっている。例えば、雨の日や店毎の特別なサービス日等では、遊技者が有利となるパターンを設定したり、週毎、あるいや月毎の収支のバランスを調整するためのパターンを設定したりすることができる。
【0106】
なお、当別遊技モードパターンメオリ29に複数のパターンを記憶する必要はなく、最低1つの特別遊技モードパターンが記憶されていればよい。
【0107】
抽選部10では、この特別遊技モードパターンデータの入力を受けて、例えば、当たり値等の設定が変更される。
【0108】
一方、役判定部26の判定の結果が小役(確率変動終了に関わる小役)当たりの場合は、小役カウンタ30に信号が送出され、この小役信号の入力の度に+1カウントアップされる。
【0109】
小役カウンタ30のカウント値は比較部32へ送出され、カウント値メモリ34から予め記憶されているカウント値が読み出され、比較される。
【0110】
比較の結果、記憶されたカウント値に到達した場合には、通常遊技モード復帰部36へ信号を送出し、この結果、通常遊技モード復帰部36では、抽選部10へ通常遊技モード復帰信号を送出し信号を送出する。
【0111】
抽選部10では、この通常遊技モード復帰信号を受けて、遊技モードが特別遊技モード中である場合に、通常遊技モードに復帰させる。
【0112】
なお、通常遊技モード復帰部36では、比較部32からの信号に基づいて、前記小役カウンタ30へリセット信号を送出し、カウント値をリセット(0)する。
【0113】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(遊技の流れ)
遊技の手順は、まず、パチンコ球が投入済であり、1回分の投資による遊技である1ベットボタン352A(1ラインゲーム)、3回分の投資による遊技であるマックスベットボタン352B(5ラインゲーム)によるベットが完了すると、始動レバー354を操作する。この時点で当り/外れの抽選がなされ、当りの場合には内部制御的にフラグの成立となる。また、既に、フラグが成立している場合は抽選は実行されない。
【0114】
この始動レバー354の操作後は、リール350A、350B、350Cが駆動を開始する。
【0115】
遊技者は、停止ボタン356A、356B、356Cを操作することで、リール350A、350B、350Cの回転を停止させるが、前記フラグが成立している場合には、的確な目押しタイミングによって当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれは「滑り制御」によって矯正される。逆に、フラグが成立していない場合には、目押しを行っても、リール350A、350B、350Cの回転停止に「蹴飛ばし制御」を実行し、当り図柄では停止しないようにする。
【0116】
前記停止操作によって停止したリール350A、350B、350Cの表示図柄が、当たり図柄で揃った場合には、ボーナスゲーム制御を実行する。
【0117】
ここで、ボーナスゲームの終了を契機に、特別遊技モードへの突入の条件が成立する。図9には、通常遊技モード/特別遊技モードの設定切替制御のためのフローチャートが示されている。
【0118】
ステップ400では、現在が特別遊技モード実行中か否かが判断され、否定判定された場合には、ボーナスゲーム中或いは通常遊技モード実行中の何れかであると判断され、ステップ402へ移行して、ボーナスゲームが終了したか否かが判断される。
【0119】
このステップ402で、否定判定された場合には、このルーチンは処理の必要がないため、終了する。
【0120】
また、ステップ402で、肯定判定されると、ボーナスゲーム終了という特別遊技モード突入の第1の条件が成立したと判断され、ステップ404へ移行して特別遊技モードの抽選を実行する。
【0121】
次のステップ406では、上記ステップ404での抽選の結果が当選か否かが判断され、否定判定、すなわち落選の場合には、このルーチンは終了し、通常遊技モードのままとなる。
【0122】
一方、ステップ406で肯定判定されると、特別遊技モード突入の第2の条件が成立したと判断され、ステップ408へ移行して、特別遊技モードへ突入するための指示を行い、ステップ410へ移行する。ここで、前記ステップ400で肯定判定、すなわち特別遊技モード実行中と判定された場合も、ステップ410へ移行する。
【0123】
なお、この特別遊技モードの抽選は実施せず、前記ボーナスゲーム終了で特別遊技モードへ突入する構成(第1の条件のみ)としてもよい。
【0124】
また、ステップ408における、特別遊技モードへの突入指示は、特別遊技モードパターンメモリ29から、特定の特別遊技モードパターンを読出し、抽選部10へ送出することであるが、この特別遊技モードパターンメオリ29から読み出す特別遊技モードパターンはパターン(1)〜(8)まで設定しており、店の営業方針等によって設定することができる。
【0125】
すなわち、集客のために、雨の日や店毎に決めた特別サービス日等では、遊技者に有利なパターンを設定したり、収支のバランスに基づいて設定することができる。
【0126】
なお、パターン(1)〜(8)の中から、読み出す度に抽選によって選択するようにしてもよい。また、特別遊技モードパターンメモリ29に記憶するパターンを何れか1つとしてもよい。
【0127】
ステップ410では、小役に当選したか否かが判断され、否定判定の場合には特別遊技モードを継続するべく、このルーチンは終了する。
【0128】
一方、ステップ410で肯定判定されると、ステップ412へ移行して小役当選数Nをインクリメントし、ステップ414へ移行する。
【0129】
ステップ414では、小役当選数Nが設定値に達したか否かが判断され、否定判定の場合には、特別遊技モードを継続するべく、このルーチンは終了する。
【0130】
また、ステップ414で肯定判定されると、特別遊技モード終了の条件が成立したと判断され、ステップ416へ移行して通常遊技モードへの復帰の指示を行い、次いでステップ418で前記小役当選数Nをクリア(0)して、このルーチンは終了する。
【0131】
なお、この通常モードへの復帰の際、通常モードへ復帰したことを、情報表示装置174等に表示したり、効果音発生装置180によって報知するようにしてもよい。
【0132】
図10は、図9のフローチャートに即した、特定の小役当選数Nによる特別遊技モード終了の流れを示すタイムチャートが示されている。
【0133】
特別遊技モードに突入すると、大役当選(フラグ成立)並びに大役権利行使が比較的短期間で連続する。この間に、小役がN回当選すると、特別遊技モードは終了し、通常遊技モードへ復帰する。
【0134】
以上説明した如く、本実施の形態では、確率変動パターンとして、大役のみならず、小役についても確率変動を実行し、かつ、不当選を含む全ての確率の総和を通常の確率時と同等としたため、所謂出玉率等の計算を従来通りのまま利用でき、新たに設計変更するような手間が省ける。従って、設計のための労力や時間を節約することができ、かつ既存の遊技機においても、簡単なソフトウェアの変更のみで対応することができる。
【0135】
なお、上記実施の形態では、特定の小役当選数Nによって、特別遊技モードの終了のきっかけとしたが、小役に当選しても、これを権利行使できず、すなわち取りこぼす場合がある。このため、小役当選数Nと、小役入賞数(権利行使数)Lとは異なるカウント数となる。このため、図11のタイムチャートに示される如く、小役の権利行使(図柄が揃う)が確定した回数(L)をカウントするようにしてもよい。
【0136】
また、通常遊技モードへの復帰の条件としては、始動レバー354の始動操作回数(図10及び図11の抽選回数に相当する)が、予め定められた回数に達した時点であってもよい。
【0137】
さらに、通常遊技モードへの復帰の条件としては、予め定められたパチンコ球Pの払出数が所定数に達した時点であってもよい。
【0138】
また、通常遊技モードへの復帰の条件としては、上記掲げた小役当選、小役当選かつ権利行使、始動回数(抽選回数)、払出パチンコ球数のそれぞれの2以上の組み合わせ(AND、OR)であってもよい。
【0139】
このように、上記実施の形態では、確率変動終了時期については、特に限定されるものではなく、例えば、一般的に予想される大役当選(パチンコ機における大当たりと同等)によって確率変動を終了させるようにしてもよい。表2には、大役当選によって確率変動が終了する場合における、特別遊技モード確率変動パターンが列挙されている。なお、パターンの後の括弧数字は、上記(1)〜(8)に続くものである。
【0140】
【表2】
Figure 2005046213
【0141】
パターン(9)は、リプレイによって取込時間の減少が可能となる。
【0142】
パターン(10)及び(11)は、投入数が減り、取込時間が減少する。
【0143】
パターン(12)は、通常時のベースが下がり、その分を大役に回すことで、大役の期待が大きくなる。
【0144】
パターン(13)は、小役のみを削り、パターン(12)よりもリプレイ確率が高いため、取込時間が減少し、さらに小役を低確率としている分、大役の期待値を上げることができる。
【0145】
また、上記実施の形態では、遊技機としてパチンコ球Pを遊技媒体とするパロット機300を例にとり説明したが、メダルを遊技媒体とする一般的なパチスロ機にも適用可能である。なお、パチスロ機とパロット機300との遊技仕様はホトンド同じであり、ベットするときに投入する遊技媒体が異なるのみである。
【0146】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明では、全体の出玉率の予測をつけることができ、設計のための労力と時間を浪費することなく、既存の構成のまま大役や小役を織り交ぜた形態での確率変動を実現することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパロット機の正面図である。
【図2】本実施の形態に係るパチンコ球の流動路の概略構成図である。
【図3】本実施の形態に係るパロット機の制御ブロック図である。
【図4】確率パターンの占有度合いを示す概念図であり、(A)は通常確率パターン、(B)は第1の特別遊技モード時の確率変動パターンを示す。
【図5】確率パターンの占有度合いを示す概念図であり、(A)は通常確率パターン、(B)は第2の特別遊技モード時の確率変動パターンを示す。
【図6】確率パターンの占有度合いを示す概念図であり、(A)は通常確率パターン、(B)は第3の特別遊技モード時の確率変動パターンを示す。
【図7】本実施の形態に係る遊技主制御回路における遊技モード切替制御のための機能を示すブロック図である。
【図8】図7における遊技モード設定部の詳細を示す制御ブロック図である。
【図9】本実施の形態に係る遊技モード設定手順を示す制御フローチャートである。
【図10】本実施の形態に係る遊技モード切替のタイミングを示すタイムチャートである。
【図11】変形例に係る遊技モード切替のタイミングを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 抽選部
12 抽選結果判定部
14 リール駆動制御コマンド出力部
16 リール駆動制御部
18 停止位置検出部
20 当/外判定部
22 遊技状態制御部
24 遊技モード設定部(遊技モード移行手段)
26 役判定部
28 特別遊技モードパターン読出部
29 特別遊技モードパターンメモリ
30 小役カウンタ(遊技モード復帰手段)
32 比較部(遊技モード復帰手段)
34 カウント値メモリ(遊技モード復帰手段)
36 通常遊技モード復帰部(遊技モード復帰手段)
150 遊技主制御回路
166 遊技副制御回路
168 演出用サブ制御回路
300 パロット機(遊技機)
350A、350B、350C リール
354 始動レバー
356A、356B、356C 停止ボタン

Claims (3)

  1. 遊技者の始動操作によって遊技が開始されると共に、所定の確率下で大役抽選及び小役の抽選が実行され、遊技者の停止操作によって遊技が終結すると共に、前記抽選の結果が小役当たりの場合には当該小役の種類に基づいて定められた数の遊技媒体を払出す小役処理を実行し、前記抽選の結果が大役当たりの場合に所定期間又は所定回数高確率で小役当たりを発生させて、遊技者に有利な遊技状態となり得る大役処理を実行する遊技機であって、
    所定条件が成立したときに、前記所定の確率下での遊技である通常遊技モードから、前記通常遊技モードよりも小役当たりの確率値と、大役当たりの確率値との総和の当たり確率値がほぼ一定となる条件下で、小役及び大役のそれぞれの確率を変更する特別遊技モードに移行する遊技モード移行手段と、
    前記特別遊技モードでの遊技中に、所定の条件が成立した場合に前記特別遊技モードを終了させ前記通常遊技モードに復帰させる遊技モード復帰手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記特別遊技モード時は、通常遊技モードよりも大役の確率を高くすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技モード復帰手段が、遊技者主導の遊技状態の変化によって実行されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
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