JP2005045369A - ネットワーク通信用スキャナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送信先コンピュータのアドレスや電子メールアドレスの入力を行うことなく、読取った画像データを所定の出力先コンピュータに送信することができるネットワーク通信用スキャナ装置を提供することにある。
【解決手段】ネットワーク用スキャナ装置100は、原稿台に載置された対象物原稿を走査により読取って画像データを取得する画像読取り部102と、ネットワークを介してパーソナルコンピュータ等の外部機器との通信を行う通信部103と、装置全体に電源を供給する電源部104、スキャン開始を指示するボタン105と、各種プログラムを格納するROM106と、スキャン画像データを一時保存するRAM107と、外部機器のアドレス入力、及び対象物原稿が置かれた位置領域を指定するための入力部108と、入力部108により入力されたアドレス等を確認のために表示する表示部109と、これらの構成要素の動作を制御するCPU101とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】ネットワーク用スキャナ装置100は、原稿台に載置された対象物原稿を走査により読取って画像データを取得する画像読取り部102と、ネットワークを介してパーソナルコンピュータ等の外部機器との通信を行う通信部103と、装置全体に電源を供給する電源部104、スキャン開始を指示するボタン105と、各種プログラムを格納するROM106と、スキャン画像データを一時保存するRAM107と、外部機器のアドレス入力、及び対象物原稿が置かれた位置領域を指定するための入力部108と、入力部108により入力されたアドレス等を確認のために表示する表示部109と、これらの構成要素の動作を制御するCPU101とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク通信用スキャナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スキャナ装置をネットワークを介してコンピュータ等に接続し、スキャナ装置により読取った画像データを送信先コンピュータ等に転送する提案がいくつかなされている。あるスキャナ装置では、読取った画像データを電子メールで送信先コンピュータ等に送信しており(例えば、特許文献1参照)、また、別のスキャナ装置では、アドレスの文字認識により送信先コンピュータのアドレスを取得することにより、送信先アドレスの入力の手間を省いている(例えば、特許
文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−102837号公報
【特許文献2】
特開平10−17157号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のスキャナ装置では、スキャナ装置は画像データ送信時に送信先コンピュータのアドレスを指定しなくてはならないために手間がかかり、後者のスキャナ装置では、画像データ送信毎にアドレスの文字認識作業を必要としている。
【0005】
本発明の目的は、送信先コンピュータのアドレスや電子メールアドレスの入力を行うことなく、読取った画像データを所定の出力先コンピュータに送信することができるネットワーク通信用スキャナ装置及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載のネットワーク通信用スキャナ装置は、対象物原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に載置された対象物原稿を走査により読取る画像読取り手段と、前記読取られた対象物原稿の画像データを複数の外部装置にネットワークを介して出力する出力手段とを備えるネットワーク通信用スキャナ装置において、前記原稿台に載置された前記対象物原稿の位置を判定する位置判定手段と、前記判定された対象物原稿の位置に基づいて前記外部装置のうち前記読取られた画像データの出力先を決定する出力先決定手段とを有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るネットワーク通信用スキャナ装置を図面を参照して詳述する。
【0008】
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワーク通信用スキャナ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0009】
図1において、ネットワーク通信用スキャナ装置100は、ネットワークを介してパーソナルコンピュータ等の外部機器と接続されている。ネットワーク用スキャナ装置100は、図示しない原稿台に載置された対象物原稿を走査(スキャン)により読取って画像データを取得する画像読取り部102と、ネットワークを介してパーソナルコンピュータ等の外部機器との通信を行う通信部103と、装置全体に電源を供給する電源部104、スキャン開始を指示するボタン105と、各種プログラムを格納するROM106と、スキャン画像データを一時保存するRAM107と、外部機器のアドレス入力、及び対象物原稿が置かれた位置領域を指定するための入力部108と、入力部108により入力されたアドレス等を確認のために表示する表示部109と、これらの構成要素の動作を制御するCPU101とを備え、これらの構成要素は互いにバスで接続されている。
【0010】
画像読取り部102は、対象物原稿を載置する原稿台、原稿台上に載置された対象物原稿の画像を光学的に読取りためのレンズやその撮像信号をアナログ出力するCCD、アナログ出力された画像データをデジタル変換するA/D変換、色処理等を行う画像処理部等を含む。原稿台のサイズは対象物原稿のサイズより大きい。
【0011】
上記画像読取り部102は、読取った画像データを1ライン毎にデジタルデータとしてCPU101に転送し、CPU101はその画像データをRAM107に保存する。この処理は、画像データのすべてのラインについて行われる。
【0012】
ROM106は、ある領域内に置かれた対象物を入力した場合は所定のアドレスに転送されるように登録するためのプログラム、対象物が載っている領域を判定するプログラム、判定した結果その領域における出力先が登録されているかどうかを検索するプログラム、CPU101でデータを必要に応じて圧縮するプログラム、メモリが保存したデータを外部装置に通信部を介して転送するプログラム等を含む。
【0013】
表示部109は、図2に示す画面200を表示する。画面200は、プレビュー画像201を内包し、さらに、画面200の下方に、領域指定ボタン203、出力先入力ウィンドウ204、及び登録ボタン205を有する。
【0014】
画像読取り部102の原稿台上に載置された対象物原稿の位置は、当該対象物原稿がスキャンされたときに、この対象物原稿が後述する図2の画面に登録された領域(図3)のどれに属するかに応じて判定される(図4)。
【0015】
図3は、図1のスキャナ装置によって実行される送信先コンピュータの出力先登録処理を示すフローチャートである。
【0016】
図3において、画像読取り部102で対象物原稿をプレスキャンすることにより、当該プレスキャンで取得されたプレビュー画像201を表示部109に表示し(図2)(ステップS301)、領域指定ボタン203を押下することにより、プレスキャン画像201のうち一部の特定の領域202を指定する(ステップS302)。
【0017】
続くステップS303では、今回指定した領域202が、既に指定されている領域を内包しているか、又は既に指定されている領域が今回指定した領域を内包していいるかをチェックすることにより、今回指定した領域202が既に指定されている領域と重複しているか否かを判別し、重複していないときは、転送すべき送信先アドレスを入力部108により出力先入力ウィンドウ204に入力し、登録ボタン205を押下することにより、その送信先アドレスを指定領域202に対応させて登録して(ステップS304)、本処理を終了する。
【0018】
ステップS304の判別の結果、今回指定した領域202が既に指定されている領域と重複している場合は、ステップS302の処理により再度指定し直す。
【0019】
これにより、指定した領域の4隅の座標が分かる。その中にスキャンする対象物が存在しているときは、指定の出力先を指定できるようになる。出力先の指定方法は、電子メールアドレスやWWWサーバのURL等が考えられる。
【0020】
図4は、図1のスキャナ装置によって実行される送信先コンピュータへの送信処理を示すフローチャートである。
【0021】
図4において、まず、ボタン105を押下すると(ステップS401)、画像読取り部102は、対象物原稿のスキャンを開始して、1ライン毎に読み込んだ画像データをCPU101に転送し(ステップS402)、CPU101は、その画像データをRAM107に順次格納していく(ステップS403)。
【0022】
ステップS402及びS403の画像読取り部102によるスキャン並びにRAM107への格納が終了すると(ステップS404でYES)、ステップS404で、以下のように、RAM107に格納された画像データについて対象物原稿が載っている原稿台上の座標を求める領域判定処理を行う(ステップS405)。この領域判定処理により、対象物原稿が載置されている部分をエッジ検出などにより求めて、座標を判定する。位置検出はその他にもさまざまなものがあるが、それらのどれを用いても構わない。
【0023】
次いで、原稿台に載置された対象物原稿の位置が登録された領域内にあるか否かを判別し(ステップS406)、原稿台に載置された対象物原稿の位置が登録された領域内にあれば、指定された送信先コンピュータに転送し(ステップS407)、登録された領域内になければ、通常の送信処理に移行した(ステップS408)後、本処理を終了する。
【0024】
図4の処理によれば、原稿台に載置された対象物原稿の位置に基づいて送信先コンピュータに転送するので、送信先コンピュータのアドレスや電子メールアドレスの入力を行うことなく、読取った画像データを所定の出力先コンピュータに送信することができる。
【0025】
本発明の実施態様の例を以下に列記する。
【0026】
〔実施態様1〕 対象物原稿を載置する原稿台と、原稿台に載置された対象物原稿を走査により読取る画像読取り手段と、前記読取られた対象物原稿の画像データを複数の外部装置にネットワークを介して出力する出力手段とを備えるネットワーク通信用スキャナ装置において、前記原稿台に載置された前記対象物原稿の位置を判定する位置判定手段と、前記判定された対象物原稿の位置に基づいて前記外部装置のうち前記読取られた画像データの出力先を決定する出力先決定手段とを有することを特徴とするネットワーク通信用スキャナ装置。
【0027】
〔実施態様2〕 前記出力先決定手段は、前記対象物原稿の位置に対応して前記出力先を予め登録していることを特徴とする実施態様1記載のネットワーク通信用スキャナ装置。
【0028】
〔実施態様3〕 対象物原稿を載置する原稿台と、原稿台に載置された対象物原稿を走査により読取る画像読取り手段と、前記読取られた対象物原稿の画像データを複数の外部装置にネットワークを介して出力する出力手段とを備えるネットワーク通信用スキャナ装置の出力先決定方法において、前記原稿台に載置された前記対象物原稿の位置を判定する位置判定ステップと、前記判定された対象物原稿の位置に基づいて前記外部装置のうち前記読取られた画像データの出力先を決定する出力先決定ステップとを有することを特徴とするネットワーク通信用スキャナ方法。
【0029】
〔実施態様4〕 前記出力先決定ステップは、前記対象物原稿の位置に対応して前記出力先を予め登録していることを特徴とする実施態様3記載のネットワーク通信用スキャナ方法。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載のネットワーク通信用スキャナ装置によれば、原稿台に載置された対象物原稿の位置に基づいて出力先外部装置に出力するので、出力先外部装置のアドレスや電子メールアドレスの入力を行うことなく、読取った画像データを所定の出力先外部装置に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワーク通信用スキャナ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1における表示部109の表示画面を示す図である。
【図3】図1のスキャナ装置によって実行される送信先コンピュータの出力先登録処理を示すフローチャートである。
【図4】図1のスキャナ装置によって実行される送信先コンピュータへの送信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ネットワーク通信用スキャナ装置
101 CPU
102 画像読取り部
103 通信部
104 電源部
105 ボタン
106 ROM
107 RAM
108 入力部
109 表示部
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク通信用スキャナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スキャナ装置をネットワークを介してコンピュータ等に接続し、スキャナ装置により読取った画像データを送信先コンピュータ等に転送する提案がいくつかなされている。あるスキャナ装置では、読取った画像データを電子メールで送信先コンピュータ等に送信しており(例えば、特許文献1参照)、また、別のスキャナ装置では、アドレスの文字認識により送信先コンピュータのアドレスを取得することにより、送信先アドレスの入力の手間を省いている(例えば、特許
文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−102837号公報
【特許文献2】
特開平10−17157号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のスキャナ装置では、スキャナ装置は画像データ送信時に送信先コンピュータのアドレスを指定しなくてはならないために手間がかかり、後者のスキャナ装置では、画像データ送信毎にアドレスの文字認識作業を必要としている。
【0005】
本発明の目的は、送信先コンピュータのアドレスや電子メールアドレスの入力を行うことなく、読取った画像データを所定の出力先コンピュータに送信することができるネットワーク通信用スキャナ装置及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載のネットワーク通信用スキャナ装置は、対象物原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に載置された対象物原稿を走査により読取る画像読取り手段と、前記読取られた対象物原稿の画像データを複数の外部装置にネットワークを介して出力する出力手段とを備えるネットワーク通信用スキャナ装置において、前記原稿台に載置された前記対象物原稿の位置を判定する位置判定手段と、前記判定された対象物原稿の位置に基づいて前記外部装置のうち前記読取られた画像データの出力先を決定する出力先決定手段とを有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るネットワーク通信用スキャナ装置を図面を参照して詳述する。
【0008】
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワーク通信用スキャナ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0009】
図1において、ネットワーク通信用スキャナ装置100は、ネットワークを介してパーソナルコンピュータ等の外部機器と接続されている。ネットワーク用スキャナ装置100は、図示しない原稿台に載置された対象物原稿を走査(スキャン)により読取って画像データを取得する画像読取り部102と、ネットワークを介してパーソナルコンピュータ等の外部機器との通信を行う通信部103と、装置全体に電源を供給する電源部104、スキャン開始を指示するボタン105と、各種プログラムを格納するROM106と、スキャン画像データを一時保存するRAM107と、外部機器のアドレス入力、及び対象物原稿が置かれた位置領域を指定するための入力部108と、入力部108により入力されたアドレス等を確認のために表示する表示部109と、これらの構成要素の動作を制御するCPU101とを備え、これらの構成要素は互いにバスで接続されている。
【0010】
画像読取り部102は、対象物原稿を載置する原稿台、原稿台上に載置された対象物原稿の画像を光学的に読取りためのレンズやその撮像信号をアナログ出力するCCD、アナログ出力された画像データをデジタル変換するA/D変換、色処理等を行う画像処理部等を含む。原稿台のサイズは対象物原稿のサイズより大きい。
【0011】
上記画像読取り部102は、読取った画像データを1ライン毎にデジタルデータとしてCPU101に転送し、CPU101はその画像データをRAM107に保存する。この処理は、画像データのすべてのラインについて行われる。
【0012】
ROM106は、ある領域内に置かれた対象物を入力した場合は所定のアドレスに転送されるように登録するためのプログラム、対象物が載っている領域を判定するプログラム、判定した結果その領域における出力先が登録されているかどうかを検索するプログラム、CPU101でデータを必要に応じて圧縮するプログラム、メモリが保存したデータを外部装置に通信部を介して転送するプログラム等を含む。
【0013】
表示部109は、図2に示す画面200を表示する。画面200は、プレビュー画像201を内包し、さらに、画面200の下方に、領域指定ボタン203、出力先入力ウィンドウ204、及び登録ボタン205を有する。
【0014】
画像読取り部102の原稿台上に載置された対象物原稿の位置は、当該対象物原稿がスキャンされたときに、この対象物原稿が後述する図2の画面に登録された領域(図3)のどれに属するかに応じて判定される(図4)。
【0015】
図3は、図1のスキャナ装置によって実行される送信先コンピュータの出力先登録処理を示すフローチャートである。
【0016】
図3において、画像読取り部102で対象物原稿をプレスキャンすることにより、当該プレスキャンで取得されたプレビュー画像201を表示部109に表示し(図2)(ステップS301)、領域指定ボタン203を押下することにより、プレスキャン画像201のうち一部の特定の領域202を指定する(ステップS302)。
【0017】
続くステップS303では、今回指定した領域202が、既に指定されている領域を内包しているか、又は既に指定されている領域が今回指定した領域を内包していいるかをチェックすることにより、今回指定した領域202が既に指定されている領域と重複しているか否かを判別し、重複していないときは、転送すべき送信先アドレスを入力部108により出力先入力ウィンドウ204に入力し、登録ボタン205を押下することにより、その送信先アドレスを指定領域202に対応させて登録して(ステップS304)、本処理を終了する。
【0018】
ステップS304の判別の結果、今回指定した領域202が既に指定されている領域と重複している場合は、ステップS302の処理により再度指定し直す。
【0019】
これにより、指定した領域の4隅の座標が分かる。その中にスキャンする対象物が存在しているときは、指定の出力先を指定できるようになる。出力先の指定方法は、電子メールアドレスやWWWサーバのURL等が考えられる。
【0020】
図4は、図1のスキャナ装置によって実行される送信先コンピュータへの送信処理を示すフローチャートである。
【0021】
図4において、まず、ボタン105を押下すると(ステップS401)、画像読取り部102は、対象物原稿のスキャンを開始して、1ライン毎に読み込んだ画像データをCPU101に転送し(ステップS402)、CPU101は、その画像データをRAM107に順次格納していく(ステップS403)。
【0022】
ステップS402及びS403の画像読取り部102によるスキャン並びにRAM107への格納が終了すると(ステップS404でYES)、ステップS404で、以下のように、RAM107に格納された画像データについて対象物原稿が載っている原稿台上の座標を求める領域判定処理を行う(ステップS405)。この領域判定処理により、対象物原稿が載置されている部分をエッジ検出などにより求めて、座標を判定する。位置検出はその他にもさまざまなものがあるが、それらのどれを用いても構わない。
【0023】
次いで、原稿台に載置された対象物原稿の位置が登録された領域内にあるか否かを判別し(ステップS406)、原稿台に載置された対象物原稿の位置が登録された領域内にあれば、指定された送信先コンピュータに転送し(ステップS407)、登録された領域内になければ、通常の送信処理に移行した(ステップS408)後、本処理を終了する。
【0024】
図4の処理によれば、原稿台に載置された対象物原稿の位置に基づいて送信先コンピュータに転送するので、送信先コンピュータのアドレスや電子メールアドレスの入力を行うことなく、読取った画像データを所定の出力先コンピュータに送信することができる。
【0025】
本発明の実施態様の例を以下に列記する。
【0026】
〔実施態様1〕 対象物原稿を載置する原稿台と、原稿台に載置された対象物原稿を走査により読取る画像読取り手段と、前記読取られた対象物原稿の画像データを複数の外部装置にネットワークを介して出力する出力手段とを備えるネットワーク通信用スキャナ装置において、前記原稿台に載置された前記対象物原稿の位置を判定する位置判定手段と、前記判定された対象物原稿の位置に基づいて前記外部装置のうち前記読取られた画像データの出力先を決定する出力先決定手段とを有することを特徴とするネットワーク通信用スキャナ装置。
【0027】
〔実施態様2〕 前記出力先決定手段は、前記対象物原稿の位置に対応して前記出力先を予め登録していることを特徴とする実施態様1記載のネットワーク通信用スキャナ装置。
【0028】
〔実施態様3〕 対象物原稿を載置する原稿台と、原稿台に載置された対象物原稿を走査により読取る画像読取り手段と、前記読取られた対象物原稿の画像データを複数の外部装置にネットワークを介して出力する出力手段とを備えるネットワーク通信用スキャナ装置の出力先決定方法において、前記原稿台に載置された前記対象物原稿の位置を判定する位置判定ステップと、前記判定された対象物原稿の位置に基づいて前記外部装置のうち前記読取られた画像データの出力先を決定する出力先決定ステップとを有することを特徴とするネットワーク通信用スキャナ方法。
【0029】
〔実施態様4〕 前記出力先決定ステップは、前記対象物原稿の位置に対応して前記出力先を予め登録していることを特徴とする実施態様3記載のネットワーク通信用スキャナ方法。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載のネットワーク通信用スキャナ装置によれば、原稿台に載置された対象物原稿の位置に基づいて出力先外部装置に出力するので、出力先外部装置のアドレスや電子メールアドレスの入力を行うことなく、読取った画像データを所定の出力先外部装置に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワーク通信用スキャナ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1における表示部109の表示画面を示す図である。
【図3】図1のスキャナ装置によって実行される送信先コンピュータの出力先登録処理を示すフローチャートである。
【図4】図1のスキャナ装置によって実行される送信先コンピュータへの送信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ネットワーク通信用スキャナ装置
101 CPU
102 画像読取り部
103 通信部
104 電源部
105 ボタン
106 ROM
107 RAM
108 入力部
109 表示部
Claims (1)
- 対象物原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に載置された対象物原稿を走査により読取る画像読取り手段と、前記読取られた対象物原稿の画像データを複数の外部装置にネットワークを介して出力する出力手段とを備えるネットワーク通信用スキャナ装置において、前記原稿台に載置された前記対象物原稿の位置を判定する位置判定手段と、前記判定された対象物原稿の位置に基づいて前記外部装置のうち前記読取られた画像データの出力先を決定する出力先決定手段とを有することを特徴とするネットワーク通信用スキャナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003200695A JP2005045369A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | ネットワーク通信用スキャナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003200695A JP2005045369A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | ネットワーク通信用スキャナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005045369A true JP2005045369A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34261017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003200695A Withdrawn JP2005045369A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | ネットワーク通信用スキャナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005045369A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173901A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Murata Mach Ltd | 文書管理装置 |
JP2007173902A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Murata Mach Ltd | 文書管理装置 |
JP7354737B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-10-03 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
-
2003
- 2003-07-23 JP JP2003200695A patent/JP2005045369A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173901A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Murata Mach Ltd | 文書管理装置 |
JP2007173902A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Murata Mach Ltd | 文書管理装置 |
JP7354737B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-10-03 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
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