JP2005045271A - 強誘電膜の形成方法および強誘電膜の形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 強誘電膜形の成方法および強誘電膜の形成装置を提供する。
【解決手段】 薄膜蒸着方法および薄膜蒸着装置は、少なくとも一つの前駆体気体をプロセッサチャンバに提供し、前記少なくとも一つの前駆体気体とは別個に前記プロセッサチャンバにガスを提供し、前記プロセッサチャンバで前記少なくとも一つの前駆体気体と前記ガスからウェーハに化合物膜を形成することを含む。蒸着は化学気相蒸着法CVD、有機金属化学気相蒸着法MOCVD、原子層蒸着法ALD、またはこれと類似の蒸着法であり得る。前記化合物膜はオキサイド、ナイトライド、カーバイド、またはこれと類似の膜であり得る。
【選択図】 図24

Description

本発明は強誘電膜の形成方法および強誘電膜の形成装置に関するものであり、より詳細には、有機金属化学気相法(MOCVD)を利用して強誘電体メモリ素子(FRAM)の強誘電膜を形成する方法および強誘電膜の形成装置に関するものである。
FRAM素子は従来のDRAM素子に比べて、揮発性と耐久性と判読/書き込み時間と動作電圧との面で優れている。強誘電膜と電極とからなる従来のFRAMのキャパシタ構造は化学溶液蒸着法(Chemical Solution Deposition)や物理気相蒸着法(Physical Vapor Deposition)で作られる。
ビットライン上に一つのトランジスタと一つのキャパシタ1T1C〜COBを形成して集積度を向上させるか、または信頼性が改善されれば、FRAM素子は他のメモリ素子に比べてさらに競争力を備えるであろう。このために、有機金属化学蒸着法(MOCVD)で強誘電膜を成長させることが役立つ。
強誘電膜蒸着温度が高くなれば、強誘電膜の結晶性が改善されて、リテンション(retension)特性が向上すると知られている。しかし、高温工程は接触抵抗を増加させる。
図1(または図24)は本発明の代表的なFRAM素子の断面を示したものである。図1を参照すると、FRAM素子にはゲート酸化膜104とゲート電極106とハードマスク108とゲートスペーサ110とソース112aとドレイン112bとを含むトランジスタ114が形成されている。また、FRAM素子には第1コンタクトパッド118aと第2コンタクトパッド118bとが形成されている。さらに、FRAM素子には第1コンタクトホール121、ビットライン122、第2コンタクトホール125、コンタクトプラグ126、層間絶縁膜204、局部プレートライン206、ビアホール214およびメインプレートライン216が形成されている。下部電極130a、強誘電膜140a、および上部電極150aは強誘電体キャパシタ200を形成する。
高密度FRAM素子を実現することに対してはいくらかのイシューがある。埋没コンタクトプラグの酸化、下部電極のヒルロック(hillock)形成、ベーキングリテンション(baking retention)、バックエンド工程の劣化、および/またはPZT、すなわちPb(Zr、Ti)O薄膜特性などがそれである。
埋没コンタクトプラグ上に形成されるキャパシタは強誘電膜蒸着の時、酸化して劣化され得る。一般的に、高い蒸着温度はPZT膜の結晶性を改善させてFRAM素子の性能を向上させる。しかし、高い蒸着温度は埋没コンタクトプラグを酸化させるか、下部電極のヒルロックを形成するなどの劣化現像を伴うことがある。下部電極とプラグとの間に形成されるバリヤ膜は接触抵抗及び結合力を改善させ、PZT蒸着の時、これらを酸化させないようにする。
強誘電膜の特性は素子の特性(たとえば、電荷とリテンション)を向上させ、このような特性は強誘電膜の下に形成される下部電極に依存する。例えば、PtはIrOx/Irバリヤ膜上に形成されるCSD PZTを111面に配向させる。しかし、Pt/IrOx/Ir下部電極は製造費用が高く、エッチングが難しい。したがって、Ir下部電極上に結晶質PZTを形成することは高密度素子を形成するのにイシューになっている。
強誘電膜蒸着法と蒸着条件を決めることにおいて、サーマルバジェット(thermal budget)と結晶特性(crystalline properties)が考慮されなければならない。PZTの組成と結晶特性もバックエンド工程、例えばILD(層間絶縁膜)、IMD(金属配線間絶縁膜)、SiOx、金属工程(Al、Cu工程)などの応力耐久性の劣化(degradation of stress endurance)に影響を及ぼすことがある。
強誘電体は電場が印加されれば、ペロブスカイト構造(Perovskite structure)のボディー位置にある原子(body−centered atom)が変位(displacement)して、自発分極(spontaneous polarization)を帯びる。したがって、図2に示したように、ボディーB原子は外部電場によって移動することによって、内部双極子(すなわち、自発分極されたB原子の変位)が生成される。
外部電場が除去されても分極状態は維持される。反対方向の外部電場が印加されなければ、内部双極子の残留分極(remnant Pr)はそのまま維持される。図3は強誘電体の二つの安定した状態を示し、図4はヒステリシス曲線を示す。
一般的に、メモリ製品は一定の寿命が保障される。メモリ素子の標準保障寿命は50℃乃至100℃の範囲から数年、例えば、85℃/10年である。10年の間メモリ素子をテストすることは実用的ではなくて、シミュレーションテストが用いられる。標準的なシミュレーションテストはメモリ素子を短時間の間高温の環境に露出させる加速テストである。破壊は高温で加速されるので、破壊反応に必要な活性化エネルギーを温度(例えば、50、75、100、125、150、200℃など)に従って測定する。
このような活性化エネルギーデータからメモリ素子のリテンション特性を「使用温度での使用時間」で予め予測可能である。すべての活性化エネルギーデータを完成せず、破壊メカニズムを基づいて素子のリテンションを一つの温度と比較することができる。125℃と150℃のテストが典型的である。図5は初期ヒステリシス曲線とベーキングヒステリシス曲線とを示したものである。図5に示したように、ベーキングの後には、リテンションは最小センシングマージン以下に低下する。FRAM素子において、残留分極(2Pr、ここで2Pr>10μC/cm)消失が典型的な破壊モードである。
図6は従来の技術による強誘電体キャパシタの走査電子顕微鏡(SEM)の写真である。これに関しては非特許文献1に記載されている。
図6を参照すると、600℃の蒸着温度でMOCVD−PZT工程で生成された強誘電膜が111と100の複合配向で成長したことを示す。図6に示したMOCVD−PZT蒸着法は、200℃の金属有機ソースと常温25℃の酸素とをプリミックスさせるものである。従来の強誘電体キャパシタは強誘電膜の下部にIr/TiAIN/Wを有する。TiAIN下部バリヤ膜はPZT蒸着の時、酸素拡散を塞いでタングステンWプラグを保護する。TiAINはバリヤの役割を果たして接触抵抗を減少させる。
図7Aは従来の強誘電体キャパシタを形成する方法を説明するものである。図7Aを参照すると、接触抵抗の劣化を避けるために二重イリジウムIr膜を形成する。イリジウムは高価材料であり、エッチングし難くて、二重イリジウム膜の形成は費用面で不利である。図7Dを参照すると、高品質の111面に配向されたPZT薄膜を形成するためには、PZT蒸着温度を620℃まで上げることが必要である。高いPZT蒸着温度はチャンバ維持に難しい点がある。
図7Bおよび図7Cは図7Aの強誘電体キャパシタと強誘電膜の走査電子顕微鏡(SEM)の写真とを各々示す。
凹んだイリジウムIrバリヤ膜がタングステンWプラグとキャパシタ下部電極との間に形成されて強誘電膜蒸着の時、タングステン酸化を抑制する。強誘電体キャパシタはIrOx上部電極と、120nmの厚さのMOCVD PZT膜と、イリジウムIr下部電極と、を含む。高温マスクエッチング技術として、強誘電体キャパシタが形成され、その側壁は図7Bに示したように、75°の急傾斜をなす。強誘電体キャパシタを形成した後に、カプセル化膜と蒸着絶縁膜とが蒸着され、既存の金属工程が続く。図7Aおよび図7Bはタングステンプラグ上にキャパシタが形成されたことを示す。
凹んだイリジウムIrバリヤが形成されるので、高温マスクエッチング工程の以後にも上部電極の面積が広く維持される。IrOx上部電極の蒸着の以後に400℃の高温マスクエッチング工程によってアスペクト比が高いキャパシタが形成される。
しかし、上述の方法においては、次のような問題点がある。イリジウム下部電極は凹んだイリジウムバリヤ膜形成の以後に形成される。凹んだイリジウムバリヤ膜形成の複雑な工程として、イリジウムの蒸着とCMP工程とが必要である。素子の高集積化によってキャパシタの面積が減ることによって、フォトリソグラフィ工程を利用して下部電極と凹んだイリジウムバリヤ膜との形成の時誤整列が生じることがある。また、111面に配向されたPZTを蒸着するためには、高温(約620℃)が必要である。このように、工程温度が高くて、有機金属オキサイドCVD設備の維持が難しい問題がある。
図7Dは無作為配向したPZTと111面に配向されたPZTとの結晶構造と電気的な性質とを比較したものである。111面に配向されたPZTは結晶質が優れているので、スイッチングチャージが大きく、リテンション特性が優れており、インプリント特性が優れている。
図8は580℃及び620℃でイリジウム下部電極上に形成された120nmの厚さのMOCVD PZTのXレイ回折パターンを示したものである。111面に配向されたPZTは620℃でシード層がある状態で成長し、無作為に配向されたPZTは580℃でシード層なしに成長することがわかる。
図9は信頼性テストの結果を示す。図9には、リテンションテストにおいて、150℃ベーキングの間に111面に配向されたPZTキャパシタのスイッチング電荷の変化(円で表示)と無作為配向されたPZTキャパシタのスイッチング電荷の変化(正方形で表示)とが示されている。無作為配向したPZTキャパシタのスイッチング電荷(同一な状態のデータ判読)は時間が経過するにつれて多少減少したが、111面に配向されたPZTキャパシタのスイッチング電荷は時間が経過しても安定した状態を維持している。
図10は前記と異なる種類の信頼性テストの結果を示す。図10にはインプリントテストにおいて、150℃ベーキングの間に111面に配向されたPZTキャパシタのスイッチング電荷の変化(円で表示)と無作為に配向されたPZTキャパシタのスイッチング電荷の変化(正方形で表示)とが示されている。無作為配向されたPZTキャパシタは急激に減少するが、111面に配向されたPZTキャパシタは優れたインプリント特性を示す。図面に示したように、111面に配向されたPZTキャパシタのスイッチング電荷(反対状態のデータ判読)は安定であるが、無作為配向されたPZTキャパシタはほとんど0に減少する。すなわち、111面に配向したPZTキャパシタは無作為配向したPZTキャパシタに比べてリテンション及びインプリント特性が優れている。
図11乃至図13はMOCVD−PZTを実現する従来の装備を示したものである。図11乃至図13に示した装備にはいくらかのイシューがある。第一には、金属有機ソースと酸素との均一な混合にフォーカスが合っている。図11に示した装備はプリミックスを使用し、図12の装備はブローカを使用し、図13の装備はミックスボールを使用する。第二には、分解または安定した中間生成物の形成による化学的イシューとして、気化した金属ソース(約200℃)+O―>MO結合状態(約300℃)およびプリミックスを有し、ここで混合温度は分解温度よりも低くなければならず、プリミックスゾーン(premixing zone)のためのプロセッサウィンドウは200℃乃至250℃の温度(二重シャワーヘッドを使用する場合は、300℃の以上に温度が適用される)に制限される。第三には、シャワーヘッドとウェーハとの間の空間で分解が起こり、その空間はハードウエア的な調整によって減少し、ウェーハの温度が減少する。
米国特許出願第10/784,772号 Yoshimasa et al."4Mbit embedded FRAM for high performance System on Chip(SoC)with large switching charge, reliable retention and high imprint resistance",IEEE2002論文
本発明は上述の従来技術上の問題点を解決するために案出されたものである。本発明の目的は、強誘電膜を低温工程で、特定面に優先配向させて形成することによって、強誘電体キャパシタの信頼性を改善させる膜を蒸着する方法に関するものである。
本発明の実施の形態による膜蒸着方法は、少なくとも一つの前駆体気体をプロセッサチャンバに提供し、前記プロセッサチャンバにガスを前駆体気体とは別個に提供し、前記プロセッサチャンバ内のウェーハ上に前記前駆体気体と前記ガスとから化合物膜を形成することを含む。
前記本発明の実施の形態において、蒸着方法は、金属有機化学気相蒸着法(MOCVD)、化学気相蒸着法(CVD)、原子層蒸着法(ALD)、またはこれと類似の蒸着法である。
前記本発明の実施の形態において、前記化合物膜はオキサイド、ナイトライド、その他の類似の膜のうちの少なくともいずれか一つである。
本発明の実施の形態による膜蒸着方法は、プロセッサチャンバに少なくとも一つの金属有機前駆体気体を提供し、前記プロセッサチャンバにガスを前記金属有機前駆体気体とは別個に提供し、前記プロセッサチャンバ内のウェーハ上に前記金属有機前駆体気体と前記ガスとから金属化合物膜を形成することを含む。
前記本発明の実施の形態において、前記プロセッサチャンバ内の前記ウェーハの温度は約580℃以下であり、相対的に低い。
前記本発明の実施の形態において、前記プロセッサチャンバ内の前記ウェーハの温度は約520℃乃至580℃、望ましくは540℃乃至560℃である。
前記本発明の実施の形態において、前記金属化合物膜はFRAM素子の強誘電膜の部分である。
前記本発明の実施の形態において、FRAMは第1上部電極と強誘電膜と下部電極とバリヤ膜とを含むキャパシタ構造物を含む。
前記本発明の実施の形態において、前記第1上部電極と前記強誘電膜と前記下部電極と前記バリヤ膜とは一つのマスクで形成される。
前記本発明の実施の形態において、前記バリヤ膜はTiAINバリヤ膜を含む。
前記本発明の実施の形態において、前記TiAINバリヤ膜は前記強誘電膜の結晶構造を向上させる。
前記本発明の実施の形態において、前記強誘電膜はPb(Zr、Ti)O、(PZT)、SrBiTa(SBT)、またはBi3.25La0.75Ti12(BLT)、ドーピングされたPZT、ドーピングされたSBT、またはドーピングされたBLTである。
前記本発明の実施の形態において、前記強誘電膜は実質的に111または100面に配向されたPZTである。
本発明によると、有機金属化学気相蒸着装置は、580℃、またはこれよりも低い520℃乃至580℃、望ましくは540℃乃至560℃の温度と加熱された酸化剤(酸素ガス)とを適用してPZTを111面、または100面に優先配向させて結晶成長させ得る。したがって、PZTを111面、または100面に優先配向させるために、有機金属化学気相装置の工程温度を600℃以上の高温に設定しなくてもよくて、装置の構造的、運用的側面で有利な効果がある。
また、このような有機金属化学気相蒸着装置を使用するようになれば、たとえば111面に優先配向されて、結晶成長した優れた電気的特性を有する強誘電膜を有する強誘電体キャパシタおよび強誘電体メモリ(FRAM)素子を、従来よりも低い温度で製造し得る。これとともに、従来のように凹んだイリジウムバリヤを形成しなくてもよくて、フォト工程の誤整列および工程単純化をなすことができる効果もある。
本発明の範囲を逸脱しない限り、上述の実施の形態の変更及び修正は当業者において自明であり、上述の実施の形態に含まれたすべてのものは本発明を例示したことに過ぎず、本発明をこれに限定しようとする意図ではない。
図14は本発明の実施の形態による装置を示したものである。図14を参照すると、前記装置はプロセッサチャンバ500、サセプタ510、シャワーヘッド520、第1ガス噴射部540、第2ガス噴射部560、およびパージガス噴射部570を含む。前記シャワーヘッド520は第1噴射部520aおよび第2噴射部520bを含む。前記第1ガス噴射部540はキャリアガスと液状の金属有機ソースとを受け入れてその混合物を気化させる気化器530と、混合して気化したガスを前記シャワーヘッド520に供給するバルブ542と、を含む。前記第2ガス噴射部560は酸素ガスのようなガスを受け入れる外部ヒータ550と、前記シャワーヘッド520の第2噴射部520bで加熱された酸素ガスの流れを制御するバルブ562と、を含む。前記パージガス噴射部570は前記シャワーヘッド520の第1噴射部520aに流入されるパージガスの流れを制御するバルブ572を含む。
本発明の実施の形態において、ウェーハ100と前記シャワーヘッド520との間の間隔は調整可能であるので、形成される薄膜の均一度を向上させ得る。ここでの薄膜はオキサイド、ナイトライド、カーバイトのうちのいずれか一つである。
前記第1噴射部520aと前記第2噴射部520bとは各々ノズル520a′、520b′を含む。図14に示したように、前記装置は外部加熱ガスラインに付着した外部ヒータ550を具備した金属有機化学気相蒸着MOCVD装置であり得る。
図15は本発明の他の実施の形態を説明したものである。図15に示した本発明の他の実施の形態も金属有機化学気相蒸着MOCVD装置を構成し得る。前記装置は内部ヒータ564を含む。
図15の装置と図14の装置とは互いに共通される要素を含み、これに関する説明は省略する。図15を参照すると、前記プロセッサチャンバ500は、例えば、前記プロセッサチャンバ500の壁と底に内蔵された内部ヒータ564を含む。前記第2ガス噴射部560は前記内部ヒータ564に酸素ガスを供給するバルブ562を含む。前記ウェーハ100と前記シャワーヘッド520との間の間隔は調整可能であるので、薄膜の均一度を向上させ得る。
前記本発明の実施の形態による装置と、その装置の変形例は多様な蒸着法を実施するのに使用され得る。このようなことは特許文献1に記載されており、この特許出願のすべての内容は本明細書に参考文献として結合する。
前記第1ガス噴射部540から出る混合して気化したガスは少なくとも一つの金属前駆体を含み、前記第2ガス噴射部560から出る前記ガスは酸素ガスを含む。前記少なくとも一つの金属前駆体の気体と前記酸素ガスとは前記プロセッサチャンバ500に各々別個に分離されて供給される。前記少なくとも一つの金属前駆体の気体と前記酸素ガスとを各々別個に供給すれば、前記少なくとも一つの金属前駆体の気体と前記酸素ガスとの間の気状反応が減少、または抑制される。
前記少なくとも一つの金属前駆体の気体と前記酸素ガスとは前記プロセッサチャンバ500に前記第1ガス噴射部540と前記第2ガス噴射部560とを通じて供給されるので、プリミックスされない。
前記少なくとも一つの金属前駆体の気体と前記酸素ガスとを各々別個に供給すれば、再液化および/または熱分解が減少、または抑制される。
前記金属前駆体の気体を含む、混合して気化したガスは前記第1ガス噴射部540の前記気化器530で生成される。少なくとも一つの金属ソース(例えば、液状金属ソース)はキャリアガスと混合し、選択的には少なくとも一つのソルベントと混合する。
前記少なくとも一つの金属ソースと前記少なくとも一つのソルベントとは混合して、少なくとも一つの金属前駆体の気体が生成される。前記キャリアガスはアルゴンAr、窒素N、またはヘリウムHeのような不活性ガスである。
前記酸素ガスと前記キャリアガスとは少なくとも3:1の比率で供給される。
前記酸素ガスは前記少なくとも一つの金属前駆体の気体の温度以上で加熱される。
前記プロセッサチャンバ500内の前記ウェーハ100の温度は前記少なくとも一つの金属前駆体の分解温度に依存する。例えば、前記プロセッサチャンバ500の壁の温度は前記少なくとも一つの金属前駆体の気化温度以上である。例えば、前記金属前駆体の気体の温度と前記酸素ガスの温度とは300℃以下である。
前記プロセッサチャンバ500内の前記ウェーハ100の温度は580℃以下、例えば、520℃乃至580℃、望ましくは540℃乃至560℃である。
前記プロセッサチャンバ500内の前記サセプタ510の温度は600℃であり、前記プロセッサチャンバ500の外側壁の温度は600℃以下である。
前記プロセッサチャンバ500内の圧力は蒸着薄膜の質(deposition quality)と薄膜の蒸着速度とを制御するのに利用される。前記プロセッサチャンバ500内の圧力は100Torr以下、3Torr以下、2.5Torr以下、または2Torr以下である。
図16乃至図23は本発明の実施の形態によるFRAM素子の製造方法を説明したものである。前記製造方法は、図14に示した装置、図15に示した装置、特許文献1に開示された装置、これら装置の変形例、またはこれら装置の組み合わせ例を利用して実現し得る。
図16はトランジスタ114を形成する一例を示す。本発明の実施の形態によるFRAM素子の製造方法において、従来のメモリ素子を製造する周知された方法と類似の方法でトランジスタ114を形成し得る。図16を参照すると、前記製造方法はゲートオキサイド104と、ゲート電極106と、ハードマスク108と、ゲートスペーサ110と、ソース112aと、ドレイン112bと、を形成することを含むことができる。シリコン基板100及び素子分離膜102も図16に示している。
図17は本発明の実施の形態によるビットライン122を形成する一例を示す。本発明の実施の形態によるFRAM素子の製造方法において、従来のメモリ素子を製造する周知された方法と類似の方法でビットライン122を形成し得る。図17を参照すると、前記製造方法は、第1層間絶縁膜116と、第1コンタクトパッド118aと、第2コンタクトパッド118bと、第2層間絶縁膜120と、第1コンタクトホール121と、を形成することをさらに含むことができる。
図18は本発明の実施の形態による埋没コンタクトBCプラグを形成することを示す。本発明の実施の形態によるFRAM素子の製造方法において、従来のメモリ素子を製造する周知された方法と類似の方法で埋没コンタクトプラグ126を形成することができる。図18を参照すると、前記製造方法は、第3層間絶縁膜124と、第2コンタクトホール125と、前記埋没コンタクトプラグ126と、を形成することをさらに含むことができる。前記埋没コンタクトプラグ126はポリシリコンまたはタングステンで形成することができる。
図19は本発明の実施の形態による工程段階を示す。図19を参照すると、前記製造方法は、下部電極130と、強誘電膜140と、上部電極150と、を形成することをさらに含むことができる。前記下部電極130はチタン膜132とバリヤ膜134とイリジウム膜136とを含むことができる。前記上部電極150はイリジウム金属酸化膜152とイリジウム膜154とを含むことができる。前記チタン膜132は5乃至10nmの厚さであり得る。前記バリヤ膜134は1乃至30nmの厚さのTiAIN膜であることができ、前記強誘電膜140の配向性(orientation)を向上させることができる。他の例として、前記バリヤ膜134はTiAIN/Ti、TiN、および/Ti膜を含むことができる。ここで、前記バリヤ膜134は前記強誘電膜140の配向性を向上させ得る。
前記イリジウム膜136は50乃至150nmの厚さであり得る。前記イリジウム膜136の厚さは前記バリヤ膜134の酸化を抑制、または減少させるために、および/または前記強誘電膜140の結晶特性を改善させるために選択的であり得る。
前記バリヤ膜134はTiバリヤ膜及びTiAINバリヤ膜を含むことができる。前記TiAINバリヤ膜は前記強誘電膜140の結晶構造を改善させる。前記TiAINバリヤ膜は前記埋没コンタクトプラグ126を保護する能力を改善させる。
前記強誘電膜140はMOCVD PZT膜であり得る。前記PZT膜の結晶特性は前記バリヤ膜134によって向上し得る。また、前記PZT膜の結晶特性はイリジウムIrの結晶特性によって、および/または前記TiAINバリヤ膜134と前記PZT強誘電膜140との間のチタンTiの拡散によって向上し得る。
前記強誘電膜140はPZT、SBT、BLT、ドーピングされたPZT、ドーピングされたSBT、ドーピングされたBLTのうちのいずれか一つであり得る。前記強誘電膜140は実質的に111面、または100面に優先配向されたPZT膜である。
前記イリジウム金属オキサイド152はIrOxであり得る。前記イリジウム金属オキサイド152は強誘電膜140で酸素を提供してメモリ素子の疲労(fatigue)特性を改善させ得る。しかし、イリジウムオキサイドは相対的に機械的強度が弱い(IrOxは脆性を有することができる)。したがって、機械的強度の改善のためにイリジウム膜154を前記イリジウムオキサイド152上に蒸着し得る。
図20は本発明の実施の形態による工程段階を示す。図20を参照すると、キャパシタ200は下部電極130aと強誘電膜140aと上部電極150aとを含み、これらの各々は一つのマスク、または多数のマスクによってパターニングされてエッチングされ得る。
図21は本発明の実施の形態による工程段階を示す。図21を参照すると、カプセル化バリヤ膜EBLおよび/または水素バリヤ膜(202:HBL)を前記パターニングされたキャパシタ200上に形成し、第4層間絶縁膜204を形成する。水素拡散は前記強誘電膜140aの劣化を招来する。前記水素バリヤ膜202は水素が前記強誘電膜140aに拡散されることを減らすか、抑制する。前記水素バリヤ膜202はAl、TiO、Si、またはこれらの組み合わせで形成する。
図22は本発明の実施の形態による工程段階を示す。図22を参照すると、前記第4層間絶縁膜204を一部除去して、孤立オキサイド膜204′を形成し、その上に局部プレートライン206と第5層間絶縁膜208と第1金属ワイヤリングライン210および/または第6層間絶縁膜212を形成し得る。前記第1金属ワイヤリングライン210はアルミニウムで形成し得る。
前記第4層間絶縁膜204と前記水素バリヤ膜202とは従来の化学的機械的研磨および/または従来のエッチバック工程でエッチングし得る。前記強誘電体キャパシタ200の間の孤立オキサイド膜204′は水素バリヤ膜202上に形成し得る。前記上部電極150aは露出し得る。前記水素バリヤ膜202は前記強誘電体キャパシタ200の側壁、すなわち、前記強誘電膜140aの側壁をカバーして水素の前記強誘電膜140aへの拡散を減らすか、抑制する。水素原子が前記強誘電膜140aに浸透するようになれば、残留分極および/または漏洩電流のような前記強誘電体キャパシタ200の特性は劣化され得る。
前記局部プレートライン206は金属膜、伝導性ある金属オキサイド膜、伝導性ある金属ナイトライド膜、および/または化合物膜を含むことができる。前記化合物膜はTiAIN、Ti、TiN、Ir、IrOx、Pt、Ru、RuO、Alおよび/またはこれらの組み合わせを含むことができる。前記局部プレートライン206は二つの隣接する上部電極150aと共通に接触することができる。蒸着及びパターニングで前記第1金属ワイヤリングライン210を形成し、例えば、シリコンオキサイドを化学気相蒸着法CVDで蒸着して第6層間絶縁膜212を形成する。
図23は本発明の実施の形態による工程段階を示す。図23を参照すると、第5層間絶縁膜208と前記第6層間絶縁膜212とを選択的にエッチングすることができる。前記局部プレートライン206が露出し、ビアホール214が形成されることができる。前記ビアホール214の形成の時、前記局部プレートライン206は過度エッチングされ得る。例えば、アルミニウムで、前記ビアホール214を通じて前記ローカルプレートライン206と電気的に導通するメインプレートライン216を形成し得る。
図24乃至図31は本発明の実施の形態によって形成された結果物から得た結果を示したものである。図24はイリジウムIrの基底層上に成長したMOCVD PZTの走査電子顕微鏡(SEM)の写真である。図24を参照すると、イリジウム基底層上には非強磁性体相(non−ferroelectric phase)が形成されない限り、実質的に均一なPZT薄膜が成長されている。
図25は蒸着温度及び酸素温度によるMOCVD PZTの結晶パターンを示したものである。(a)ラインは常温酸素及び600℃以上で蒸着されたMOCVD PZTの結晶パターンを示す。図25に示したように、100面と110面と111面とに配向されたPZTのXレイ強度は同一である。これは無作為に配向されたPZTが成長したことを意味する。(b)ラインは加熱酸素及び600℃以下(例えば、580℃以下、望ましくは520℃乃至580℃、さらに望ましくは、540℃乃至560℃)で蒸着されたMOCVD PZTの結晶パターンを示す。図25に示したように、111面に配向されたPZTは100及び110面に配向されたPZTに比べて90%以上を占める。これは111面に優先配向されたPZTが成長したことを意味する。一方、工程条件が異なっていれば、100面に優先配向されたPZTが成長され得る。
図26Aは蒸着温度と酸素温度とTiAINバリヤ膜の有無とによるMOCVD PZTの結晶パターンを示したものである。(a)ラインは常温酸素及び600℃以上の温度とIr/Trバリヤ膜とである場合を示し、(b)ラインは加熱酸素及び600℃以下(例えば、580℃以下、望ましくは520℃乃至580℃、さらに望ましくは、540℃乃至560℃)の温度とIr/Tiバリヤ膜とである場合を示す。(c)ラインは加熱酸素及び600℃以下(例えば、580℃以下、望ましくは520℃乃至580℃、さらに望ましくは540℃乃至560℃)の温度とIr/TiAIN/Tiバリヤ膜とである場合を示す。図26Bは図26Aで(a)、(b)、(c)ラインで識別される三つのMOCVD PZT薄膜の特性を比較したものである。
図27は580℃以下、望ましくは520℃乃至580℃、さらに望ましくは、540℃乃至560℃の温度条件で蒸着された111面に配向された柱状組織のPZTのインプリントテスト結果を示したものである。インプリント特性は長時間のエイジングの以後に反対の状態に貯蔵されたデータを判読する能力尺度を意味する。図27に示したように、ベーキングタイム(baking time)が100時間になっても残留分極特性が初期値の80%以上を占める。長期間の間エイジング(aging)乃至ベーキング(baking)を経ても残留分極特性が初期値に比べて約80%程度以上を維持すれば、強誘電体キャパシタの信頼性は優れていると判別し得る。低温工程で成長したPZT薄膜から得られたリテンション特性もこれと類似である。
図28は本発明の実施の形態によるPZTキャパシタの初期アクセス電荷分布とサイクリングの後のアクセス電荷分布とを示したものである。図28に示したように、初期アクセス電荷分布とサイクリングの後のアクセス電荷分布とはほとんど差がない。
図29は本発明によるPZTキャパシタの改善したリテンション特性を示し、図30は従来のゾル−ゲルPZTキャパシタと比較した本発明の実施の形態によるPZTキャパシタバックエンドプロセッサ劣化の改善を示したものである。
図31はタングステンプラグと下部電極との間の一定の接触抵抗を示したものである。図31は約580℃で相対的に長時間の間PZT蒸着を進行しても、Ir/TiAINバリヤ膜は酸素の拡散を効果的に塞ぐことによって、タングステンプラグと下部電極との間には酸化膜が生成されないことを意味する。低温工程でPZTを蒸着すれば、安定した接触抵抗を得るための付加的な工程(例えば、凹んだイリジウム膜の形成)が不要であることを意味する。
本発明の代表的なSRAM素子の断面を示した図である。 従来の強誘電体のヒステリシス曲線を示した図である。 従来の強誘電体物質において、二つの安定した状態を説明するための図である。 従来の強誘電体物質のヒステリシス曲線のサイクルを示した図である。 従来の加速実験において、初期およびベーキングヒステリシス曲線を示した図である。 MOCVD−PZT工程で形成された従来の強誘電体キャパシタの走査電子顕微鏡(SEM)写真である。 従来の強誘電体キャパシタの製造工程を説明するための図である。 図7Aの強誘電体キャパシタを示した図である。 図7Aの強誘電体キャパシタの走査電子顕微鏡(SEM)の写真である。 無作為配向されたPZTと111面に配向されたPZT結晶構造の電気的性質を示した図である。 イリジウム下部電極上に580℃と620℃とで形成された120nmの厚さのMOCVD PZTのXレイ回折パターンを示した図である。 無作為配向されたPZTと111面に配向されたPZTとの信頼性テストの結果を示した図である。 無作為配向されたPZTと111面に配向されたPZTとの信頼性テストの結果を示した図である。 従来のMOCVD PZTを実現するための装備を示す図である。 従来のMOCVD PZTを実現するための装備を示す図である。 従来のMOCVD PZTを実現するための装備を示す図である。 本発明の実施の形態による外部ヒータを具備したMOCVD装置を示す図である。 本発明の実施の形態による内部ヒータを具備したMOCVD装置を示す図である。 本発明の実施の形態による強誘電体キャパシタを具備したFRAM素子の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態による強誘電体キャパシタを具備したFRAM素子の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態による強誘電体キャパシタを具備したFRAM素子の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態による強誘電体キャパシタを具備したFRAM素子の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態による強誘電体キャパシタを具備したFRAM素子の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態による強誘電体キャパシタを具備したFRAM素子の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態による強誘電体キャパシタを具備したFRAM素子の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態による強誘電体キャパシタを具備したFRAM素子の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態において、イリジウム基底上に成長したMOCVD PZTの走査電子顕微鏡(SEM)の写真である。 本発明の実施の形態において、酸素温度と蒸着温度とによるMOCVD PZT薄膜の結晶パターンを説明するための図である。 本発明の実施の形態において、酸素温度と蒸着温度とTiAIN膜の有無とによるMOCVD PZT薄膜の結晶パターンを説明するための図である。 図26Aの三つのMOCVD PZT薄膜の特性を比較した図である。 本発明の実施の形態において、強誘電膜のインプリント特性を示した図である。 本発明の実施の形態によるPZTキャパシタと従来のゾル−ゲルPZTキャパシタのアクセス電荷分布を示した図である。 本発明の実施の形態によるPZTキャパシタと従来のゾル−ゲルPZTキャパシタとのリテンション特性を示した図である。 本発明の実施の形態によるPZTキャパシタと従来のゾル−ゲルキャパシタとのバックエンドプロセッサ劣化を示した図である。 本発明の実施の形態において、タングステンプラグと下部電極との間の接触抵抗を示した図である。
符号の説明
100 ウェーハ
122 ビットライン
126 埋没コンタクトプラグ
130 下部電極
134 バリヤ膜
140 強誘電膜
150 上部電極
500 プロセッサチャンバ
540 第1ガス噴射部
560 第2ガス噴射部
570 パージガス噴射部

Claims (50)

  1. プロセッサチャンバに少なくとも一つの金属前駆体の気体を提供する段階と、
    前記プロセッサチャンバに前記少なくとも一つの金属前駆体の気体とは別個にガスを提供する段階と、
    前記プロセッサチャンバ内のウェーハ上に少なくとも一つの金属前駆体の気体と前記ガスとから金属化合物膜を形成する段階と、
    を含むことを特徴とする金属化合物膜の蒸着方法。
  2. 前記プロセッサチャンバに前記少なくとも一つの金属前駆体の気体とは別個にガスを提供する段階は、前記金属前駆体の気体と前記ガスとの気状反応を減少させるか、抑制することを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  3. 前記金属前駆体の気体と前記ガスとはプリミックスされないことを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  4. 前記プロセッサチャンバに前記少なくとも一つの金属前駆体の気体とは別個にガスを提供する段階は、前記少なくとも一つの金属前駆体の気体を噴射する噴射部と、前記ガスを噴射する噴射部と、を含む二重噴射シャワーヘッドを使用することを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  5. 前記二重噴射シャワーヘッドと前記ウェーハとの間の距離は前記金属化合物膜の均一度を改善するために調整可能なことを特徴とする請求項4に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  6. 前記ガスを前記少なくとも一つの金属前駆体の気体の温度と同一、またはそれよりも高く加熱する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  7. 前記プロセッサチャンバ内の前記ウェーハの温度は前記少なくとも一つの金属前駆体の気体の分解温度に依存することを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  8. 前記プロセッサチャンバの壁の温度は前記少なくとも一つの金属前駆体の気体の気化温度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  9. 前記ガスの温度は300℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  10. 前記プロセッサチャンバの壁の温度は600℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  11. 前記プロセッサ内の前記ウェーハの温度は580℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  12. 前記プロセッサチャンバ内のウェーハの温度は520℃乃至580℃であることを特徴とする請求項11に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  13. 前記プロセッサチャンバ内のウェーハの温度は540℃乃至580℃であることを特徴とする請求項11に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  14. 前記少なくとも一つの金属前駆体の気体の温度は300℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  15. 前記プロセッサチャンバ内の圧力は前記金属化合物膜の質及び蒸着速度を制御するのに利用されることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  16. 前記プロセッサチャンバ内の圧力は100Torr以下であることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  17. 前記プロセッサチャンバ内の圧力は4Torr以下であることを特徴とする請求項16に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  18. 前記プロセッサチャンバ内の圧力は3Torr以下であることを特徴とする請求項17に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  19. 前記プロセッサチャンバ内の圧力は2.5Torr以下であることを特徴とする請求項18に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  20. 前記プロセッサチャンバ内の圧力は2Torr以下であることを特徴とする請求項19に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  21. 少なくとも一つの金属ソースを供給する段階と、
    少なくとも一つのソルベントを供給する段階と、
    前記少なくとも一つの金属ソースと前記ソルベントとを混合する段階と、
    キャリアガスを供給する段階と、
    前記少なくとも一つの金属ソースと前記少なくとも一つのソルベントとの混合物を気化させて少なくとも一つの金属化合物気体を生成させる段階と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  22. 前記キャリアガスは不活性ガスであることを特徴とする請求項21に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  23. 前記不活性ガスはアルゴン(Ar)、窒素(N)またはヘリウム(He)であることを特徴とする請求項22に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  24. 前記金属化合物膜は強誘電体メモリ素子の強誘電膜であることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  25. 第1上部電極と、強誘電膜と、下部電極と、バリヤ膜と、を含む強誘電体メモリ素子のキャパシタ積層物を一つのマスクで形成することを特徴とする請求項24に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  26. Tiバリヤ膜とTiAINバリヤ膜とを形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  27. 前記TiAINバリヤ膜は前記強誘電膜の結晶構造を向上させることを特徴とする請求項26に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  28. 前記TiAINバリヤ膜は前記下部電極の結晶構造を向上させることを特徴とする請求項26に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  29. 前記TiAINバリヤ膜は埋没コンタクトプラグを保護する能力を向上させることを特徴とする請求項26に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  30. カプセル化膜を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  31. 前記カプセル化膜は前記強誘電膜への水素拡散を減少させることを特徴とする請求項30に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  32. 第2上部電極を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  33. ビットラインを形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  34. 埋没コンタクトプラグを形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  35. 前記ガスは酸素ガスであり、前記酸素ガスの温度は300℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  36. 前記強誘電膜はPZT、SBT、BLT、ドーピングされたSBT、ドーピングされたBLTのうちのいずれか一つであることを特徴とする請求項25に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  37. 前記強誘電膜は実質的に(111)面、または(100)面に配向されたPZTであることを特徴とする請求項25に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  38. 前記キャリアガスはアルゴンであることを特徴とする請求項21に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  39. 前記ガスは酸素ガスであり、前記酸素ガスと前記キャリアガスとの比は少なくとも3:1であることを特徴とする請求項21に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  40. 前記少なくとも一つの金属ソースは金属原子を含むことを特徴とする請求項21に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  41. 前記プロセッサチャンバに前記少なくとも一つの金属前駆体の気体とは別個にガスを提供する段階は、再液化および/または熱分解を減少させるか、抑制することを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  42. 前記プロセッサチャンバのサブセプタの温度は約600℃であり、前記プロセッサチャンバの外壁の温度は600℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  43. 前記金属化合物膜はオキサイド、ナイトライド、およびカーバイドのうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の金属化合物膜の蒸着方法。
  44. プロセッサチャンバに少なくとも一つの前駆体気体を提供する段階と、
    前記プロセッサチャンバに前記少なくとも一つの前駆体気体とは別個にガスを提供する段階と、
    前記プロセッサチャンバ内のウェーハ上に前記少なくとも一つの前駆体気体と前記ガスとから化合物膜を形成する段階と、
    を含むことを特徴とする蒸着方法。
  45. 前記蒸着方法は金属有機化学気相蒸着(MOCVD)方法であることを特徴とする請求項44に記載の蒸着方法。
  46. 前記蒸着方法は化学気相蒸着(CVD)方法であることを特徴とする請求項44に記載の蒸着方法。
  47. 前記蒸着方法は原子層蒸着(ALD)方法であることを特徴とする請求項44に記載の蒸着方法。
  48. 前記化合物膜はオキサイド、ナイトライド、およびカーバイドのうちの少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項44に記載の蒸着方法。
  49. 前記ガスの分圧は前記キャリアガスの分圧の二倍の以上であることを特徴とする請求項39に記載の蒸着方法。
  50. 前記ガスの分圧は前記キャリアガスの分圧の2倍乃至5倍であることを特徴とする請求項39に記載の蒸着方法。
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