JP2005045033A - 半導体ウエーハの加工装置 - Google Patents

半導体ウエーハの加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005045033A
JP2005045033A JP2003277775A JP2003277775A JP2005045033A JP 2005045033 A JP2005045033 A JP 2005045033A JP 2003277775 A JP2003277775 A JP 2003277775A JP 2003277775 A JP2003277775 A JP 2003277775A JP 2005045033 A JP2005045033 A JP 2005045033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
workpiece
cassette
unloading
loading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003277775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4342861B2 (ja
Inventor
Takaaki Inoue
高明 井上
Satoshi Ogawara
聡 大河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2003277775A priority Critical patent/JP4342861B2/ja
Publication of JP2005045033A publication Critical patent/JP2005045033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4342861B2 publication Critical patent/JP4342861B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dicing (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】カセットから搬出された半導体ウエーハに形成されたIDマークを読み取ることができる手段を備えた半導体ウエーハの加工装置を提供する。
【解決手段】カセット載置台上のカセットから半導体ウエハを取り出すための被加工物搬出入機構によって搬出された半導体ウエーハを載置し回転可能に構成されたセンターテーブル42と、センターテーブル42上に載置された半導体ウエーハの表面または裏面の外周部に形成されたIDマークを読み取るIDリーダ47とからなるIDマーク読み取り機構を具備した。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体ウエーハを個々の半導体チップに分割するための切削装置等の半導体ウエーハの加工装置に関する。
例えば、半導体デバイス製造工程においては、略円板形状の板状物である半導体ウエーハの表面に格子状に配列された多数の領域にIC、LSI等の回路を形成し、該回路が形成された各領域をストリートと呼ばれる切断予定ラインに沿ってダイシング装置によって分割することにより個々の半導体チップを製造している。このような半導体ウエーハの分割は、一般にダイシング装置としての切削装置によって行われる。この切削装置は、半導体ウエーハを収納したカセットを載置するカセット載置台を備えたカセット載置機構と、該カセット載置台上に載置された該カセットに収納されている半導体ウエーハを搬出するとともに該カセットに半導体ウエーハを搬入する搬出入機構と、該搬出入機構によって搬出された半導体ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された半導体ウエーハを加工する加工機構とを具備している。
上記半導体ウエーハは、個々のチップに分割された際にバラバラにならないように、環状のフレームに装着された保護テープの表面に貼着された状態でカセットに収納される。しかるに、切削装置によって個々のチップに完全に分割しないで上記ストリートに沿って所定の深さの切削溝を形成し、その後半導体ウエーハの裏面を上記切削溝が表出するまで研削することにより個々のチップに分割する、所謂先ダイシングと称する分割方法においては、切削装置のカセットに収容される半導体ウエーハは保護テープを介してフレームに支持する必要はなく半導体ウエーハ単体でもよい。
上述したようにフレームに保護テープを介して支持された半導体ウエーハは結晶方位を表すマークがフレームの所定位置に合わせて装着されており、しかも、半導体ウエーハを支持したフレームは所定の方向でカセットに収納することができる。従って、フレームを仮置き領域の所定位置に搬出することにより、フレームに支持された半導体ウエーハは中心位置と結晶方位を表す位置が自動的に位置合わせされる。一方、半導体ウエーハ単体を切削加工する場合には、半導体ウエーハは単体でカセットに収納される。しかるに、半導体ウエーハは略円板形状に構成されているので、カセットへの収納およびカセットから搬出した際に中心位置および結晶方位を位置合わせすることが困難である。
上述した問題を解消するために本出願人は、カセット載置台に載置されたカセットから搬出された半導体ウエーハを仮置きする仮置き領域を設け、この仮置き領域に位置合わせ機構を配設した切削装置を特願2001−363068号として提案した。
また、半導体ウエーハの表面または裏面の外周部に半導体ウエーハの厚さやストリートの間隔等の寸法情報や加工条件等を記録したIDマークが形成されているものもある。
而して、IDマークが形成された半導体ウエーハについては、カセットに収納する際にIDマークをIDリーダによって読み取り、加工装置の制御手段に入力しており、その作業に時間と労力を要する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、カセットから搬出された半導体ウエーハに形成されたIDマークを読み取ることができる手段を備えた半導体ウエーハの加工装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、半導体ウエーハを収容したカセットを載置するカセット載置台を備えたカセット載置機構と、該カセット載置台上に載置された該カセットに収容された半導体ウエーハを搬出するとともに該カセットに半導体ウエーハを搬入する被加工物搬出入機構と、該被加工物搬出入機構によって搬出された半導体ウエーハを搬送する被加工物搬送機構と、該被加工物搬送機構によって搬送された半導体ウエーハを保持するチャックテーブルを備えたチャックテーブル機構と、該チャックテーブルに保持された半導体ウエーハを加工する加工機構と、を具備する半導体ウエーハの加工装置において、
該被加工物搬出入機構によって搬出された半導体ウエーハを載置し回転可能に構成されたセンターテーブルと、該センターテーブル上に載置された半導体ウエーハの表面または裏面の外周部に形成されたIDマークを読み取るIDリーダとからなるIDマーク読み取り機構を具備している、
ことを特徴とする半導体ウエーハの加工装置が提供される。
上記IDマーク読み取り機構は半導体ウエーハの外周面に作用する中心位置合わせ部材を備えていることが望ましく、該中心位置合わせ部材は半導体ウエーハのサイズに対応して複数個の位置規制部を備えていることが望ましい。
また、上記IDマーク読み取り機構は、上記カセット載置台の下側に配設されていることが望ましい。
更に、IDマーク読み取り機構は、上記センターテーブル上に載置された半導体ウエーハの外周に設けられた結晶方位を表すマークを検出する半導体ウエーハ結晶方位検出手段と、上記センターテーブルを回動せしめる回動手段とを具備していることが望ましい。
本発明の他の特徴については、以下に述べる説明により明らかにされる。
本発明による加工装置は以上のように構成されており、被加工物搬出入機構によって搬出された半導体ウエーハを載置し回転可能に構成されたセンターテーブルと、該センターテーブル上に載置された半導体ウエーハの表面または裏面の外周部に形成されたIDマークを読み取るIDリーダとからなるIDマーク読み取り機構を具備しているので、半導体ウエーハをカセットに収納する際にIDマークをIDリーダによって読み取り、加工装置の制御手段に入力することなく、IDマークの情報を加工の際に有効に活用することができる。
以下、本発明に従って構成された加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成された加工装置としての切削装置の斜視図が示されている。
図示の実施形態における切削装置は、静止基台2を具備している。この静止基台2の側面にはカセット載置機構3が配設されている。カセット載置機構3は、静止基台2の側面に上下方向に設けられた2本のガイドレール31、31に摺動可能に配設されたカセット載置台32と、該カセット載置台32の下側に配設され被加工物である半導体ウエーハに形成されたIDマークを読み取るIDマーク読み取り機構4と、カセット載置台32およびIDマーク読み取り機構4をガイドレール31、31に沿って上下方向(矢印Zで示す方向)に移動させるための昇降手段33を具備している。
図示の実施形態においては、カセット載置台32とIDマーク読み取り機構4のハウジング41とは一体に構成されている。即ち、図2および図3に示すようにカセット載置台32は、ハウジング41の上壁として機能するように構成されている。カセット載置台32の上面には、被加工物である半導体ウエーハを収納するカセット10が載置される。このカセット10は、被加工物である半導体ウエーハを出し入れするための被加工物搬出入開口101を備えており、両側壁102、102の内面には半導体ウエーハを載置するための複数個のラック棚102aが上下方向に対向して設けられている。カセット10に収納される被加工物である半導体ウエーハ11は、円板形状に形成されており、その表面に格子状に形成されたストリート11a、11bによって区画された多数の領域にIC、LSI等の回路111が形成されている。このように構成された半導体ウエーハ11の外周には、半導体ウエーハの結晶方位を表すノッチ112が設けられている。また、半導体ウエーハ11の外周部表面には、ノッチ112と180度変位した位置に半導体ウエーハの厚さやストリートの間隔等の寸法情報や加工条件等を記録したIDマーク113が形成されている。
上記カセット載置台32の下側に配設されたIDマーク読み取り機構4は、カセット載置台32が上壁を構成するハウジング41を具備している。このハウジング41には、図2および図3において右側に被加工物である半導体ウエーハ11を出し入れするための被加工物搬出入開口411を備えている。ハウジング41内には、半導体ウエーハ11を載置するセンターテーブル42が配設されている。このセンターテーブル42は、回動手段としてのパルスモータ43によって適宜回転せしめられるようになっている。なお、センターテーブル42は、図示しない負圧制御手段に接続されており、適宜負圧が作用せしられるようになっている。
図示の実施形態におけるIDマーク読み取り機構4は、上記センターテーブル42の図2および図3において左側、即ちセンターテーブル42に対して被加工物搬出入開口411と反対側には、中心位置合わせ部材44が配設されている。中心位置合わせ部材44は、図4および図5に示すようにセンターテーブル42側の側面に半導体ウエーハ11の外周面の一部と接触する位置規制部としての2個の円弧面441、442を上下に備えている。上側の円弧面441は半径が例えば8インチ半導体ウエーハの半径と対応して形成されており、下側の円弧面442は半径が例えば12インチ半導体ウエーハの半径と対応して形成されている。このように形成された中心位置合わせ部材44は、円弧面441、442が上記センターテーブル42の回転中心と同心となるように配設される。そして、中心位置合わせ部材44は、エアーシリンダ45、45によって上下方向に移動せしめられるようになっている。
図示の実施形態におけるIDマーク読み取り機構4は、上記中心位置合わせ部材44に設けられた円弧面441、442の中間位置から90度変位した位置に配設された半導体ウエーハ結晶方位検出手段46を具備している。この半導体ウエーハ結晶方位検出手段46は、例えば8インチ半導体ウエーハ用の発光素子461aと受光素子461bおよび例えば12インチ半導体ウエーハ用の発光素子462aと受光素子462bとからなっている。また、IDマーク読み取り機構4は、半導体ウエーハ結晶方位検出手段46から180度変位した位置、即ちセンターテーブル42を挟んで半導体ウエーハ結晶方位検出手段46と対向する位置に配設されたIDリーダ47を具備している。このIDリーダ47は表面側読み取り用リーダ471と裏面側読み取り用リーダ472を備えており、表面側読み取り用リーダ471と裏面側読み取り用リーダ472はそれぞれ8インチ半導体ウエーハ用リーダ471a、472aおよび12インチ半導体ウエーハ用リーダ471b、472bを備えている。このように構成されたIDリーダ47は、センターテーブル42上に保持された半導体ウエーハ11の外周部表面または裏面に形成されたIDマーク113を読み取り、その読み取ったID情報を図示しない制御手段に送る。以上のように図示の実施形態においては、IDマーク読み取り機構4がカセット載置機構3を構成するカセット載置台32の下側に配設されているので、カセット載置台に隣接した平面内にIDマーク読み取り機構4を配設する必要がなく、加工装置の小型化が可能となる。
以上のように構成されたIDマーク読み取り機構4は、図2および図3に示すようにハウジング41の底壁412が昇降手段33によって昇降せしめられる支持台34上に固定される。
図示の実施形態における昇降手段33は、上記ガイドレール31、31の間に上下方向に配設され回転可能に支持された雄ねじロッド331と、該雄ねじロッド331を回転せしめる正転および逆転可能なパルスモータ332とからなっており、雄ねじロッド331に上記支持台34の基端部に設けられた雌ねじ穴341が螺合するようになっている。なお、支持台34の基端部には、上記ガイドレール31、31に沿って案内される被案内部342が設けられている。従って、パルスモータ332を一方向に回転駆動すると支持台34は雄ねじロッド331および案内レール31、31に沿って上昇せしめられ、パルスモータ332を他方向に回転駆動すると支持台34は雄ねじロッド331および案内レール31、31に沿って下降せしめられる。このように昇降せしめられる支持台34は、図2に示すようにカセット載置台32に載置されたカセット10が後述する被加工物搬出入機構の搬出入領域であるハンドと対向する第1の搬出入位置と、図3に示すようにIDマーク読み取り機構4が後述する被加工物搬出入機構の搬出入領域であるハンドと対向する第2の搬出入位置とに位置付けられる。なお、第1の搬出入位置においては、昇降手段33はカセット載置台32に載置されたカセット10に収容されている半導体ウエーハの収容位置に対応して位置調整する。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態における加工装置は、上記カセット載置台32上に載置されたカセット10に収納されている被加工物である半導体ウエーハ11を搬出するとともにカセット10に半導体ウエーハ11を搬入し、また、半導体ウエーハ11をIDマーク読み取り機構4に搬入搬出するための被加工物搬出入機構5を具備している。被加工物搬出入機構5は、半導体ウエーハ11を保持するハンド51と、該ハンド51を支持するハンド支持部材52と、該ハンド支持部材52に支持されたハンド51を矢印Yで示す方向に移動せしめるハンド移動手段53とからなっている。ハンド51は、薄板材によってフォーク状に形成され、その表面には内部に形成された図示しない通路と連通する吸引保持孔511が形成されており、この吸引保持孔511は上記図示しない通路を介して図示しない吸引制御手段に連通されている。ハンド移動手段53は、静止基台2の前面に矢印Yで示す方向に延在して配設され回転可能に支持された雄ねじロッド531と、該雄ねじロッド531を回転せしめる正転および逆転可能なパルスモータ532とからなっており、雄ねじロッド531に上記ハンド支持部材52の基端部に設けられた雌ねじ穴521が螺合するようになっている。従って、パルスモータ532を一方向に回転駆動するとハンド支持部材52に支持されたハンド51は矢印Y1で示す方向に移動せしめられ、パルスモータ532を他方向に回転駆動するとハンド支持部材52に支持されたハンド51は矢印Y2で示す方向に移動せしめられる。即ち、ハンド移動手段53は、ハンド51を上記カセット載置台32上に載置されたカセット10および上記IDマーク読み取り機構4内に進入する進入位置と、後述するチャックテーブルの被加工物載置領域の上方位置である搬出位置と、該搬出位置から退避する退避位置に作動する。
図示の実施形態における加工装置は、上記被加工物搬出入機構5によって搬出された半導体ウエーハを保持するチャックテーブル機構6と、該チャックテーブル機構6に保持された被加工物を切削する切削機構7と、該切削機構7によって切削された被加工物を洗浄する洗浄機構8と、上記被加工物搬出入機構5によって搬出された半導体ウエーハをチャックテーブル機構6の後述するチャックテーブルに搬送するとともに該チャックテーブルに保持された加工後の半導体ウエーハを洗浄機構8に搬送する被加工物搬送機構9を具備している。
チャックテーブル機構6は、静止基台2上に固定された支持台61と、該支持台61上に矢印Xで示す方向に沿って平行に配設された2本のガイドレール62、62と、該ガイドレール62、62上に矢印Xで示す方向に移動可能に配設された被加工物を保持する被加工物保持手段としてのチャックテーブル63を具備している。このチャックテーブル63は、ガイドレール62、62上に移動可能に配設された吸着チャック支持台631と、該吸着チャック支持台631上に装着された吸着チャック632とを具備している。吸着チャック632は、図示しない負圧制御手段に接続されており、適宜負圧が作用せしられるようになっている。従って、吸着チャック632上に載置された被加工物である半導体ウエーハは、図示しない負圧制御手段を作動することにより吸着チャック632上に吸引保持される。
図示の実施形態におけるチャックテーブル機構6は、チャックテーブル63を2本のガイドレール62、62に沿って矢印Xで示す方向に移動させるためのチャックテーブル移動手段64を具備している。チャックテーブル移動手段64は、上記2本のガイドレール62、62の間に平行に配設された雄ネジロッド641と、吸着チャック支持台631に装着され雄ネジロッド641に螺合する図示しない雌ネジブロックと、雄ネジロッド641を回転駆動するための図示しないパルスモータ等の駆動源を含んでいる。従って、図示しないパルスモータによって雄ネジロッド641を回動することにより、チャックテーブル63が矢印Xで示す方向に移動せしめられる。即ち、チャックテーブル63は被加工物載置領域6aから加工領域6bの間を移動することができる。なお、上記チャックテーブル機構6は、吸着チャック632を回転する図示しない回転機構を具備している。
次に、上記切削機構7について説明する。
切削機構7は、上記静止基台2上に固定された門型の支持台71を具備している。この門型の支持台71は、上記切削領域6bを跨ぐように配設されている。支持台71の側壁には矢印Yで示す方向に沿って平行に配設された2本のガイドレール711、711が設けられているとともに、該2本のガイドレール711、711の間に平行に2本の雄ネジロッド721a、721bが配設されている。このガイドレール711、711に沿って第1の基部73aおよび第2の基部73bがそれぞれ矢印Yで示す方向に摺動可能に配設されている。第1の基部73aおよび第2の基部73bにはそれぞれ上記雄ネジロッド72aおよび72bに螺合する図示しない駆動雌ネジブロックが装着されており、この駆動雌ネジブロックをパルスモータ722a、722bによって回動することにより、第1の基部73aおよび第2の基部73bをガイドレール711、711に沿って矢印Yで示す方向に移動するとができる。
上記第1の基部73aおよび第2の基部73bにはそれぞれ一対のガイドレール731aおよび731bが矢印Zで示す切り込み送り方向に沿って設けられており、このガイドレール731aおよび731bに沿って第1の懸垂ブラケット74aおよび第2の懸垂ブラケット74bがそれぞれ矢印Zで示す切り込み送り方向に摺動可能に配設されている。第1の基部73aおよび第2の基部73bにはそれぞれパルスモータ75aおよび75b等の駆動源によって回動せしめられる図示しない雄ネジロッドが配設されており、第1の支持部74aおよび第2の支持部74bにはそれぞれ上記雄ネジロッドに螺合する雌ネジブロックが装着されている。従って、パルスモータ75aおよび75bによって図示しない雄ネジロッドを回動することにより、第1の懸垂ブラケット74aおよび第2の懸垂ブラケット74bをガイドレール731aおよび731bに沿って上記吸着チャック632の被加工物保持面に垂直な矢印Zで示す切り込み送り方向に移動するとができる。
上記第1の懸垂ブラケット74aおよび第2の懸垂ブラケット74bには、第1の切削手段としての第1のスピンドルユニット76aと第2の切削手段としての第2のスピンドルユニット76bが装着されている。この第1のスピンドルユニット76aおよび第2のスピンドルユニット76bについて、簡略化して示されている図6を参照して説明する。第1のスピンドルユニット76aおよび第2のスピンドルユニット76bは、それぞれ第1の懸垂ブラケット74aおよび第2の懸垂ブラケット74bに固定された第1のスピンドルハウジング761aおよび第2のスピンドルハウジング761bと、該第1のスピンドルハウジング751aおよび第2のスピンドルハウジング761bにそれぞれ回転可能に支持された第1の回転スピンドル762aおよび第2の回転スピンドル762bと、該第1の回転スピンドル762aおよび第2の回転スピンドル762bの一端部に装着された第1の切削ブレード763aおよび第2の切削ブレード763bとからなっている。このように構成された第1のスピンドルユニット76aおよび第2のスピンドルユニット76bは、第1の切削ブレード763aと第2の切削ブレード763bが互いに対向するように配設されている。即ち、第1のスピンドルユニット76aと第2のスピンドルユニット76bは、それぞれ軸芯が矢印Yで示す割り出し送り方向に向くように一直線上に配設されている。このように構成された第1のスピンドルユニット76aおよび第2のスピンドルユニット76bには、図1に示すようにそれぞれ顕微鏡やCCDカメラ等で構成される第1の撮像手段77aおよび第2の撮像手段77bが設けられている。第1の撮像手段77aは第1のスピンドルハウジング761aに固定され、第2の撮像手段77bは第2のスピンドルハウジング761bに固定されている。
上記洗浄機構8は、上記カセット載置台32とチャックテーブル63の被加工物載置領域6aとを結ぶ延長線上に配設されており、スピンナーテーブル81を有する周知のスピンナー洗浄・乾燥手段からなっている。上記被加工物搬送機構9は、被加工物である半導体ウエーハの上面を吸引保持するベルヌーイパッド91と、該ベルヌーイパッド91を支持するパッド支持部材92と、該パッド支持部材92に支持されたベルヌーイパッド91を矢印Yで示す方向に移動せしめるパッド移動手段93とからなっている。ベルヌーイパッド91は、図示しない空気供給手段に接続されており、円錐形状のパッド911の内面に沿って空気を流出させることによって負圧を発生させ、この負圧によって被加工物である半導体ウエーハを吸引保持するように構成されている。パッド支持部材92は、エアシリンダ921によってベルヌーイパッド91を上下方向に移動可能に支持している。パッド移動手段93は、上記門型の支持台71に矢印Yで示す方向に延在して配設され回転可能に支持された雄ねじロッド931と、該雄ねじロッド931を回転せしめる正転および逆転可能なパルスモータ932とからなっており、雄ねじロッド931に上記パッド支持部材92の基端部に設けられた雌ねじ穴922が螺合するようになっている。従って、パルスモータ932を一方向に回転駆動するとパッド支持部材92に支持されたベルヌーイパッド91は矢印Y1で示す方向に移動せしめられ、パルスモータ932を他方向に回転駆動するとパッド支持部材92に支持されたベルヌーイパッド91は矢印Y2で示す方向に移動せしめられる。
次に、上述した切削装置の切削加工処理動作について主に図1に基づいて説明する。
切削加工を開始するに先立って、加工前の半導体ウエーハ11を所定枚数収納したカセット10をカセット載置台32上に被加工物搬出入開口101(図2、図3参照)を被加工物載置領域6a側に向けて載置する。そして、切削加工開始スイッチ(図示せず)が投入されると、カセット載置機構3の昇降手段33を作動してカセット載置台32に載置されたカセット10を図2に示す第1の搬出入位置に位置付ける。カセット10が図2に示す第1の搬出入位置に位置付けられたら、被加工物搬出入機構5を作動してハンド51を矢印Y1で示す方向に移動し、カセット10内に進入せしめる進入位置に位置付ける。この結果、ハンド51はカセット10の所定の棚上に載置された半導体ウエーハ11の下面に沿って位置付けられる。次に、図示しない吸引制御手段を作動しハンド51の上面に形成されている吸引保持孔511に負圧を作用させることにより、ハンド51の上面に半導体ウエーハ11を吸引保持する。このように、ハンド51の上面に半導体ウエーハ11を吸引保持したならば、被加工物搬出入機構5を作動してハンド51を矢印Y2で示す方向に移動し、半導体ウエーハ11を保持したハンド51を図1に示す被加工物載置領域6aの上方である搬出位置に位置付ける。この間に、カセット載置機構3の昇降手段33を作動して位置合わせ機構4を図3に示す第2の搬出入位置に位置付ける。
次に、再び被加工物搬出入機構5を作動してハンド51を矢印Y1で示す方向に移動して搬出入位置に位置付ける。この結果、半導体ウエーハ11を保持したフォーク状のハンド51は位置合わせ機構4内に進入し、図5に示すようにセンターテーブル42を挟む状態となり、ハンド51の上面に保持された半導体ウエーハ11がセンターテーブル42上に位置付けられる。このとき、半導体ウエーハ11の外周面の一部が中心位置合わせ部材44の円弧面441または442に当接して中心位置合わせが行われる。即ち、半導体ウエーハ11が8インチの場合にはが中心位置規制板44が図5において実線で示す位置に位置付けられ、半導体ウエーハ11が12インチの場合にはが中心位置合わせ部材44が図5において2点鎖線で示す位置に位置付けられており、半導体ウエーハ11の外周面の一部が円弧面441または442に当接する。なお、半導体ウエーハ11の外周面の一部が円弧面441または442に当接する直前において、ハンド51による半導体ウエーハ11の吸引保持が解除される。このようにして、半導体ウエーハ11の中心位置合わせが行われたならば、図示しない負圧制御手段を作動してセンターテーブル42上に半導体ウエーハ11を吸引保持する。なお、図示の実施形態においては、中心位置規制板44を上下方向に移動可能に構成した例を示したが、中心位置規制板44を所定位置に固定し、ハンド51を半導体ウエーハ11のサイズに応じて上下方向に移動するようにしてもよい。
次に、IDマーク読み取り機構4は、半導体ウエーハ11の結晶方位の位置合わせを実行する。即ち、図4に示すIDマーク読み取り機構4は、電動モータ43を回転駆動してセンターテーブル42を回動するとともに、半導体ウエーハ11のサイズに対応した位置に配設された半導体ウエーハ結晶方位検出手段46(発光素子461aと受光素子461bまたは発光素子462aと受光素子462b)が半導体ウエーハの外周に設けられた結晶方位を表すノッチ112(図2参照)を検出した位置で、電動モータ43の駆動を停止することにより、半導体ウエーハ11は結晶方位の位置が位置合わせされる。なお、半導体ウエーハ11の結晶方位を示すマークがオリエンテーションフラットである場合には、半導体ウエーハ結晶方位検出手段46によって、オリエンテーションフラットの両端部を検出し、この検出信号に基づいて図示しない制御手段が検出された両端部間の角度を演算し、この両端部間の角度の半分の角度だけセンターテーブル42を反転して戻すことによって、半導体ウエーハ11の結晶方位の位置合わせを行うことができる。
このように半導体ウエーハ11の結晶方位の位置合わせが行われる状態、即ち半導体ウエーハの外周に設けられた結晶方位を表すノッチ112が半導体ウエーハ結晶方位検出手段46が配置された位置に位置付けられた状態においては、半導体ウエーハ11の外周部表面(または裏面)に形成されたIDマーク113がIDリーダ47と対向する位置に位置付けられている。従って、半導体ウエーハ11の結晶方位の位置合わせを行うと同時に、IDリーダ47は半導体ウエーハ11の外周部表面(または裏面)に形成されたIDマーク113を読み取ることができる。即ち、8インチ半導体ウエーハの表面にIDマーク113が形成されている場合には表面側読み取り用リーダ471の8インチ半導体ウエーハ用リーダ471aによって読み取り、12インチ半導体ウエーハの表面にIDマーク113が形成されている場合には表面側読み取り用リーダ471の12インチ半導体ウエーハ用リーダ471bによって読み取る。一方、8インチ半導体ウエーハの裏面にIDマーク113が形成されている場合には裏面側読み取り用リーダ472の8インチ半導体ウエーハ用リーダ472aによって読み取り、12インチ半導体ウエーハの裏面にIDマーク113が形成されている場合には表面側読み取り用リーダ472の12インチ半導体ウエーハ用リーダ472bによって読み取る。なお、IDリーダ47によるIDマーク113の読み取りは、半導体ウエーハ11を結晶方位の位置合わせを行う状態まで回動する際に行ってもよい。このようにしてIDマーク113を読み取ったIDリーダ47は、読み取ったIDマーク情報を図示しない制御手段に送る。そして、図示しない制御手段に送られたIDマーク情報は、後述する切削加工作業に活用される。
上述したように半導体ウエーハ11の結晶方位の位置合わせおよびIDマーク113の読み取りが行われたならば、センターテーブル42を90度回転して半導体ウエーハ11の吸引保持を解除する。そして、被加工物搬出入機構5のハンド51上に半導体ウエーハ11を吸引保持する。次に、被加工物搬出入機構5を作動してハンド51を矢印Y2で示す方向に移動し、半導体ウエーハ11を保持したハンド51を図1に示す被加工物載置領域6aの上方である搬出位置に位置付ける。そして、ハンド51による半導体ウエーハ11の吸引保持を解除する。この間に、被加工物搬送機構9のパッド移動手段93を作動してベルヌーイパッド91を被加工物載置領域6aの上方に位置付けている。この結果、搬出位置に位置付られたハンド51上に支持されている半導体ウエーハ11は、被加工物載置領域6aに位置付けられたベルヌーイパッド91の下側に位置付けられることになる。次に、被加工物搬送機構9のエアシリンダ921を作動して、ベルヌーイパッド91を半導体ウエーハ11に接する位置まで下降させる。そして、図示しない空気供給手段を作動してパッド911の内面に沿って空気を流出させることによって負圧を発生させ、この負圧によって半導体ウエーハ11を吸引保持する。ベルヌーイパッド91によって半導体ウエーハ11を吸引保持したならば、被加工物搬出入機構5を作動してハンド51を矢印Y2で示す方向に移動し、ハンド51を洗浄機構8が配設されている退避位置に位置付ける。次に、被加工物搬送機構9のエアシリンダ921を作動して、半導体ウエーハ11を吸引保持したベルヌーイパッド91を下降し、半導体ウエーハ11を被加工物載置領域6aに位置付けられているチャックテーブル機構6のチャックテーブル63上に載置する。そして、ベルヌーイパッド91による半導体ウエーハ11の吸引保持を解除するとともに、図示しない吸引制御手段を作動してチャックテーブル63上に半導体ウエーハ11を吸引保持する。
チャックテーブル63上に半導体ウエーハ11を吸引保持したならば、チャックテーブル63を矢印X方向に移動するとともに、図1に示すように第1のスピンドルユニット76aおよび第2のスピンドルユニット76bを装着した第1の懸垂ブラケット74aおよび第2の懸垂ブラケット74bが取り付けられている第1の基部73aおよび第2の基部73bを矢印Y方向に移動し、チャックテーブル63上の半導体ウエーハ11を第1の撮像手段77aおよび第2の撮像手段77bの直下に位置付ける。そして、第1の撮像手段77aおよび第2の撮像手段77bによって半導体ウエーハ11の表面が撮像され、半導体ウエーハ11の表面に形成されたストリートのうち少なくとも1本がそれぞれ検出されて、このそれぞれ検出されたストリートと第1の切削ブレード763aおよび第2の切削ブレード763bの矢印Y方向の位置合わせが行われる。このとき図示の実施形態においては、第1の基部73aおよび第2の基部73bの矢印Y方向の位置は、支持台71に配設された1本のリニアスケール78による計測値に基づいて精密制御される。なお、図示の実施形態おいては、リニアスケールを1本にして第1の基部73aと第2の基部73bとで共用しているので、同じスケールで矢印Y方向の制御が遂行されるため、スケールをそれぞれ個別に設けた場合に比べ精度が向上する。
その後、第1のスピンドルユニット76aおよび第2のスピンドルユニット76bを支持した第1の懸垂ブラケット74aおよび第2の懸垂ブラケット74bを切削位置まで下降せしめ、半導体ウエーハ11を吸引保持したチャックテーブル63を切削送り方向である矢印X方向に加工領域6bまで移動することにより、高速回転する第1の切削ブレード763aおよび第2の切削ブレード763bの作用を受けて、上述のようにして検出されたストリートに沿って所定の深さの切削溝が形成される。このように、第1のスピンドルユニット76aおよび第2のスピンドルユニット76bを装着した第1の懸垂ブラケット74aおよび第2の懸垂ブラケット74bが取り付けられている第1の基部73aおよび第2の基部73bの矢印Y方向の割り出し移動と、半導体ウエーハ11を吸引保持したチャックテーブル63の矢印X方向切削送りを繰り返し実行することにより、半導体ウエーハ11に形成された第1の方向に形成されたストリート11a(図2参照)に沿って所定の深さの切削溝が形成される。そして、半導体ウエーハ11に形成された第1の方向に形成されたストリート11aに沿って所定の深さの切削溝が形成されたら、半導体ウエーハ11を吸引保持した吸着チャック63を90度回転させて、上記と同様の切削作業を実行することにより、半導体ウエーハ11に形成された第2の方向に形成されたストリート11b(図2参照)に沿って所定の深さの切削溝が形成される。
上述したように切削作業が終了したら、図1に示す加工領域6bに位置しているチャックテーブル63を被加工物載置領域6aに移動するとともに、半導体ウエーハ11を吸引保持を解除する。そして、被加工物搬送機構9を作動してベルヌーイパッド91によって半導体ウエーハ11を吸引保持し、洗浄機構8のスピンナーテーブル81上に搬送する。この間に被加工物搬出入機構5のハンド51は、被加工物載置領域6aの上方である搬出位置に位置付けられる。スピンナーテーブル81上に搬送された加工後の半導体ウエーハ11は、ここで洗浄および乾燥される。このようにして半導体ウエーハ11が洗浄および乾燥されたならば、被加工物搬送機構9を作動してベルヌーイパッド91によって半導体ウエーハ11を吸引保持し、被加工物載置領域6aの上方である搬出位置に位置付けられている被加工物搬出入機構5のハンド51の上側に位置付ける。そして、ベルヌーイパッド91を下降して半導体ウエーハ11をハンド51上に載置し、ベルヌーイパッド91による半導体ウエーハ11の吸引保持を解除するとともに、ハンド51の上面に半導体ウエーハ11を吸引保持する。次に、被加工物搬出入機構5を作動し、ハンド51に保持された加工済の半導体ウエーハ11をカセット10の所定の収容室に収容する。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではない。即ち、図示の実施形態においては2個の切削機構を備えた切削装置に本発明を適用した例を示したが、通常用いられている1個の切削機構を備えた切削装置に本発明を適用しても同様の作用効果を奏する。
本発明に従って構成された加工装置である切削装置の斜視図。 図1に示す切削装置に装備されるカセット載置機構の第1の作動状態を示す説明図。 図1に示す切削装置に装備されるカセット載置機構の第2の作動状態を示す説明図。 図1に示す切削装置に装備されるIDマーク読み取り機構の斜視図。 図2に示すIDマーク読み取り機構の要部断面図。 図1に示す切削装置を構成する第1のスピンドルユニットと第2のスピンドルユニットを簡略化して示す説明図。
符号の説明
2:静止基台
3:カセット載置機構
31:ガイドレール
32:カセット載置台
33:駆動手段
4:IDマーク読み取り機構
41:ハウジング
42:センターテーブル
43:パルスモータ
44:中心位置合わせ部材
441、442:円弧面(位置規制部)
45:エアーシリンダ
46:半導体ウエーハ結晶方位検出手段
5:被加工物搬出入機構
51:ハンド
52:ハンド支持部材
53:ハンド移動手段
6:チャックテーブル機構
61:支持台
62:ガイドレール
63:チャックテーブル
64:チャックテーブル移動手段
7:切削機構
71:支持台
711:ガイドレール
73a:第1の基部
73b:第2の基部
74a:第1の懸垂ブラケット
74b:第2の懸垂ブラケット
75a:パルスモータ
75b:パルスモータ
76a:第1のスピンドルユニット
76b:第2のスピンドルユニット
77a:第1の光学手段
77b:第2の光学手段
78:リニアスケール
8:洗浄機構
81:スピンナーテーブル
9:被加工物搬送機構
91:ベルヌーイパッド
92:パッド支持部材
93:パッド移動手段
10:カセット
11:半導体ウエーハ

Claims (7)

  1. 半導体ウエーハを収容したカセットを載置するカセット載置台を備えたカセット載置機構と、該カセット載置台上に載置された該カセットに収容された半導体ウエーハを搬出するとともに該カセットに半導体ウエーハを搬入する被加工物搬出入機構と、該被加工物搬出入機構によって搬出された半導体ウエーハを搬送する被加工物搬送機構と、該被加工物搬送機構によって搬送された半導体ウエーハを保持するチャックテーブルを備えたチャックテーブル機構と、該チャックテーブルに保持された半導体ウエーハを加工する加工機構と、を具備する半導体ウエーハの加工装置において、
    該被加工物搬出入機構によって搬出された半導体ウエーハを載置し回転可能に構成されたセンターテーブルと、該センターテーブル上に載置された半導体ウエーハの表面または裏面の外周部に形成されたIDマークを読み取るIDリーダとからなるIDマーク読み取り機構を具備している、
    ことを特徴とする半導体ウエーハの加工装置。
  2. 該IDマーク読み取り機構は、半導体ウエーハの外周面に作用する中心位置合わせ部材を備えている、請求項1記載の半導体ウエーハの加工装置。
  3. 該中心位置合わせ部材は、半導体ウエーハのサイズに対応して複数個の位置規制部を備えている、請求項2記載の半導体ウエーハの加工装置。
  4. 該IDマーク読み取り機構は、該カセット載置台の下側に配設されている、請求項1又は2記載の半導体ウエーハの加工装置。
  5. 該カセット載置機構は、該カセット載置台に載置された該カセットが該被加工物搬出入機構の搬出入領域に位置する第1の搬出入位置と、該IDマーク読み取り機構が該被加工物搬出入機構の搬出入領域に位置する第2の被加工物搬出入位置とに位置付ける昇降手段を具備している、請求項4記載の半導体ウエーハの加工装置。
  6. 該IDマーク読み取り機構は、該センターテーブル上に載置された半導体ウエーハの外周に設けられた結晶方位を表すマークを検出する半導体ウエーハ結晶方位検出手段と、該センターテーブルを回動せしめる回動手段とを具備している、請求項1から5のいずれかに記載の半導体ウエーハの加工装置。
  7. 該チャックテーブル機構は、該チャックテーブルを被加工物載置領域と加工領域との間を移動せしめるチャックテーブル移動手段を備えており、
    該被加工物搬出入機構は、半導体ウエーハを上面で保持するハンドと該ハンドを該カセット載置台に載置された該カセットおよび該IDマーク読み取り機構内に進入する進入位置と該被加工物載置領域の上方位置である搬出位置および該搬出位置から退避する退避位置に作動するハンド移動手段を備えており、
    該被加工物搬送機構は、半導体ウエーハを保持するベルヌーイパッドを備え、該ベルヌーイパッドによって該ハンドに保持され該搬出位置に搬出された半導体ウエーハを保持し、保持した半導体ウエーハを該被加工物載置領域に位置付けられた該チャックテーブル上に搬送する、請求項1から6のいずれかに記載の半導体ウエーハの加工装置。
JP2003277775A 2003-07-22 2003-07-22 半導体ウエーハの加工装置 Expired - Lifetime JP4342861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277775A JP4342861B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 半導体ウエーハの加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277775A JP4342861B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 半導体ウエーハの加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005045033A true JP2005045033A (ja) 2005-02-17
JP4342861B2 JP4342861B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=34264400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003277775A Expired - Lifetime JP4342861B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 半導体ウエーハの加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4342861B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008004748A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Yaskawa Electric Corp ウエハプリアライメント装置
JP2012016758A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Disco Corp 研削装置
JP2018137366A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 不二越機械工業株式会社 ウェーハid読取り装置
US11177149B2 (en) 2017-06-23 2021-11-16 Disco Corporation Wafer jig with identification mark
CN114758969A (zh) * 2022-04-18 2022-07-15 无锡九霄科技有限公司 晶圆片背面视觉检测结构、检测方法和相关设备

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04146649A (ja) * 1990-10-08 1992-05-20 Tokyo Seimitsu Co Ltd 半導体チップの製造方法及びその装置
JPH05198465A (ja) * 1992-01-23 1993-08-06 Hitachi Ltd 半導体ウエハおよび半導体集積回路装置の製造方法
JPH0845800A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Nec Yamaguchi Ltd 半導体ウエハおよびその識別方法
JPH097977A (ja) * 1995-06-26 1997-01-10 Disco Abrasive Syst Ltd ダイシング装置及びダイシングシステム
JPH10114418A (ja) * 1996-10-14 1998-05-06 Komatsu Eng Kk ウエハ分類装置
JPH1154585A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Hitachi Ltd 物品識別装置
JPH11274264A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Nikon Corp 基板搬送車、マイクロデバイスの製造方法、及び基板保持装置
JP2002313878A (ja) * 2001-04-19 2002-10-25 Murata Mach Ltd 無人搬送車
JP2003163253A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04146649A (ja) * 1990-10-08 1992-05-20 Tokyo Seimitsu Co Ltd 半導体チップの製造方法及びその装置
JPH05198465A (ja) * 1992-01-23 1993-08-06 Hitachi Ltd 半導体ウエハおよび半導体集積回路装置の製造方法
JPH0845800A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Nec Yamaguchi Ltd 半導体ウエハおよびその識別方法
JPH097977A (ja) * 1995-06-26 1997-01-10 Disco Abrasive Syst Ltd ダイシング装置及びダイシングシステム
JPH10114418A (ja) * 1996-10-14 1998-05-06 Komatsu Eng Kk ウエハ分類装置
JPH1154585A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Hitachi Ltd 物品識別装置
JPH11274264A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Nikon Corp 基板搬送車、マイクロデバイスの製造方法、及び基板保持装置
JP2002313878A (ja) * 2001-04-19 2002-10-25 Murata Mach Ltd 無人搬送車
JP2003163253A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008004748A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Yaskawa Electric Corp ウエハプリアライメント装置
JP2012016758A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Disco Corp 研削装置
JP2018137366A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 不二越機械工業株式会社 ウェーハid読取り装置
US11177149B2 (en) 2017-06-23 2021-11-16 Disco Corporation Wafer jig with identification mark
CN114758969A (zh) * 2022-04-18 2022-07-15 无锡九霄科技有限公司 晶圆片背面视觉检测结构、检测方法和相关设备
CN114758969B (zh) * 2022-04-18 2023-09-12 无锡九霄科技有限公司 晶圆片背面视觉检测结构、检测方法和相关设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4342861B2 (ja) 2009-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4303041B2 (ja) 半導体ウエーハの加工装置
JP4571851B2 (ja) 切削装置
JP5180557B2 (ja) 加工装置
JP2003211354A (ja) 切削装置
JP4377702B2 (ja) 切削溝の計測方法
TW201946216A (zh) 加工裝置
JP5117686B2 (ja) 研削装置
JP4256132B2 (ja) 板状物の搬送装置
JP4796249B2 (ja) 板状物の搬送機構および搬送機構を備えたダイシング装置
KR20140135639A (ko) 가공 장치
JP5964548B2 (ja) ウエーハ加工装置
JP4342861B2 (ja) 半導体ウエーハの加工装置
JP4542223B2 (ja) 切削装置
JP2005203540A (ja) ウエーハの切削方法
JP6474233B2 (ja) フレームユニット
JP5356803B2 (ja) ウエーハの加工装置
JP2003173986A (ja) 2スピンドル切削装置における切削方法
JP2005051094A (ja) 切削装置
JP5001064B2 (ja) チャックテーブル機構
JP2005045134A (ja) 半導体ウエーハの加工装置
JP6105308B2 (ja) 加工装置
JP4511706B2 (ja) 被加工物の支持フレーム
JP2014154633A (ja) 加工装置
JP2003163184A (ja) 切削装置
JP3927018B2 (ja) 切削装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4342861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term