JP2005044202A - 画像データ転送制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 システムバスを介してDMA転送によりカラー画像データの転送を受け,これをバッファリングしながら外部出力する画像データ転送制御装置において,システムバスの連続占有時間を短くできること。
【解決手段】 システムバス20によりDMAデータ転送を行うDMAC12と,DMA転送要求を出力するデータ要求手段30と,DMA転送されるカラー画像データを各色ごとに一時記憶して順次プリンタエンジン18へ出力するバッファメモリ41〜44と,データ要求手段30による各色ごとの画像データを要求するDMA転送要求の出力タイミングをバッファメモリの空き容量に基づいて離散させる空き容量判別部31〜34とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は,システムバスを介してDMA転送によりカラー画像データの転送を受け,これをバッファリングしながら出力する画像データ転送制御装置に関するものである。
近年,プリンタや複写機等の画像処理装置は,高速化,高解像度化,カラー化が進み,取り扱うデータ量の増大に伴ってそれを処理するCPUも高速なものが使われている。通常,このCPUはチップ内部で動作周波数を上げることにより,外部周波数よりも数倍速い速度で処理を行っている。このため,周波数の遅いシステムバスを介しての外部メモリへのアクセスがボトルネックとなり,外部メモリアクセスにおけるCPU負荷の低減及びレスポンス向上が,システムのスループットを上げる鍵となっている。
外部メモリアクセスにおけるCPU負荷低減策としては,システムバスに画像メモリ,DMA(Direct Memory Access)転送コントローラ(以下,DMACという)及びビデオコントローラ(画像データ転送制御手段の一例)を接続し,画像メモリに格納されたビットマップデータをDMAC(DMA転送手段)によってビデオコントローラへDMA転送することが一般的となっている。ここで,ビデオコントローラは,システムバスを介してDMA転送によりカラー画像データの転送を受け,これをバッファリングしながら外部のプリンタエンジンに対し,その処理に同期してカラー画像データ(ビデオデータ)を出力するデバイスである。
DMA転送はCPUの制御を必要とせずに,DMACが画像メモリから直接データを読み出して目的の転送先(ここではビデオコントローラ)にデータを転送するので,CPUはDMA転送中も処理を続けることができ,画像メモリへのアクセスが不要になる分だけ負荷が低減する。これにより,例えば印刷中でもCPUは次に印刷するビットマップデータを作成すること等が可能となる。
画像処理装置において,印刷が行われる際のDMA転送による画像データ転送の流れは以下の通りである。
まず,ビデオコントローラは,CPUからの印刷命令を受けると,DMACに対して画像データの転送要求を行う。これを受けたDMACは,システムバスの使用権を制御する調停回路に対してシステムバスの使用を要求し,調停回路がこれを認めたときDMA転送が開始される。
DMA転送が開始されると,DMACは,予め指定されたサイズ分のデータをシステムバスを介して外部メモリ(画像メモリ)等の外部デバイスから読み出し,一旦DMAC内のバッファメモリに一時記憶(バッファリング)後,システムバスを介して転送先のビデオコントローラへ出力(転送)する。これに対し,ビデオコントローラは,転送されてきた画像データをバッファメモリに一次記憶してプリンタエンジンへ出力する。このバッファメモリは,システムバスのデータ転送率とプリンタエンジンへのデータ転送率の差を吸収するためのものであり,カラー画像データの場合,各色(シアン,マゼンタ,イエロー,ブラック)ごとに設けられている。
印刷開始後は,ビデオコントローラは,バッファメモリに一定量以上の空き領域が発生するごとにDMA転送要求をDMACに出力し,ビットマップデータ(画像データ)を補充しながらプリンタエンジンにビデオデータとして出力していく。この処理を繰り返して1又は複数のページ分の印刷を行う。
DMACは,DMA転送中はシステムバスの使用を占有し,転送終了後に,調停回路に対してシステムバスの使用終了を知らせ,システムバスを開放する。
一方,特許文献1には,システムのスループットを向上させる手法として,記録媒体から複数チャネルの記録映像,音声情報を時分割再生する際に,再生バッファに空き容量があるときは,バッファへの転送終了次第直ちに時分割再生を繰り上げて次のデータ転送行うという方法が示されている。
特開平10−172232号広報
ところで,特許文献1に示される事例では,各チャネルの時分割再生時間は,次に書き込むチャネルのバッファメモリの空き容量に応じて変化するため,データ転送要求が発生するタイミングも各チャネル毎に変化する。
一方,印刷処理では,プリンタエンジンは,各色の画像データをほぼ均等に処理するため,ビデオコントローラの各色ごとのバッファに空き領域が発生する速度は,各色それぞれについてほぼ均等である。従って,バッファメモリに一定量以上の空き領域が発生するごとにDMA転送要求を行う場合,各色についてほぼ同時にDMA転送要求転送要求が発生する。
しかしながら,DMA転送中は,システムバスをDMACが占有(独占)するため,DMA転送中に,DMAC以外のCPUやデバイス(モジュール)において,他のデバイスへのアクセス処理が発生すると,DMA転送が終了するまで待ち状態となる。このため,従来のように各色についてほぼ同時にDMA転送要求を行うと,DMACによるシステムバスの連続占有時間が,全色(4色)の画像データの転送に要する時間となって長くなり,DMAC以外のデバイスの待ち時間が長くなってシステムのスループットが大幅に悪化する場合があるという問題点があった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,画像処理装置におけるビデオコントローラのように,システムバスを介してDMA転送によりカラー画像データの転送を受け,これをバッファリングしながら出力する画像データ転送制御装置において,DMA転送によるシステムバスの連続占有時間を短くできる画像データ転送制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,DMA転送によるデータ転送を行うDMA転送手段とシステムバスを介して接続され,前記DMA転送手段にデータ転送要求を出力するデータ要求手段と,前記DMA転送手段からDMA転送されるカラー画像データを各色ごとに一時記憶して順次出力するバッファメモリと,を具備する画像データ転送制御装置において,前記データ要求手段による各色ごとの画像データを要求する前記データ転送要求の出力タイミングを離散させるデータ要求離散化手段を具備してなることを特徴とする画像データ転送制御装置として構成されるものである。
これにより,DMA転送の発生タイミングが,各色の画像データごとに分散するため,システムバスの連続占有時間を短くできる。
ここで,前記データ要求離散化手段としては,前記バッファメモリの各色ごとの空き容量に基づいて前記データ転送要求の出力タイミングを離散させるものや,タイマによる各色ごとの計時時間に基づいて前記データ転送要求の出力タイミングを離散させるもの等が考えられる。
さらに,前記データ要求離散化手段が,各色ごとの前記データ転送要求の出力タイミングの離散化に関するパラメータを調節可能に構成されていれば,前記バッファメモリのサイズやデータ転送速度等の条件に応じてパラメータを調節できるため,システムの条件に柔軟に対応できる。
本発明によれば,DMA転送手段へのデータ転送要求の出力タイミングが,カラー画像データの各色ごとに分散するため,DMA転送によるシステムバスの連続占有時間を短くできる結果,DMA転送手段以外のシステムバスに接続された他のデバイスの待ち時間がを極力短くでき,システムのスループットの悪化を防止できる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の第1の実施の形態に係るビデオコントローラX1を構成要素とするプリンタの主要部の概略構成を表すブロック図,図2は本発明の第1の実施の形態に係るビデオコントローラX1の概略構成を表すブロック図,図3はビデオコントローラX1におけるDMA転送要求の発生タイミングを各色のバッファメモリの空き容量に対応させて模式的に表した図,図4はビデオコントローラX1と従来のビデオコントローラとにおけるDMA転送要求の発生タイミングを表すタイムチャート,図5は本発明の第2の実施の形態に係るビデオコントローラX2の概略構成を表すブロック図である。
まず,図1のブロック図を用いて,本発明の第1の実施の形態に係るビデオコントローラX1(画像データ転送制御装置の一例)を構成要素とする画像処理装置の一例であるプリンタコントローラ1の主要部の構成について説明する。
プリンタコントローラ1は,各種データ処理を行うCPU11と,システムバス20を介したDMAデータ転送を行うDMA転送コントローラ12(DMAC(DMA転送手段の一例))と,印刷データの送信元となる外部装置2(パーソナルコンピュータ(PC)等との通信制御を行うUSBインターフェース13(USB I/F)と,CPU11により実行されるプログラムを記憶するROM15とシステムバス20とを中継・制御するROMコントローラ14(ROMC)と,画像データが記憶されるSDRAM17(画像メモリ)とシステムバス20とを中継・制御するSDRAMコントローラ16(SDRAMC)と,不図示の画像形成手段を制御するプリンタエンジン18とシステムバス20とを中継・制御するビデオコントローラX1(VIDEOC)とを具備し,これらがシステムバス20により接続されている。前記ROM15,SDRAM16及びプリンタエンジン18(ENGINE)は,それぞれ前記ROMコントローラ14,前記SDRAMコントローラ15及び前記ビデオコントローラX1を介して前記システムバス20に接続される。
さらに,プリンタコントローラ1は,システムバス20の使用許可を制御する調停回路19を備え,該調停回路19は,システムバス20に直接接続される各デバイス11,12と接続されている。
前記デバイス11,12は,前記システムバス20を介して他のデバイスにアクセスする際には,まず,前記調停回路19に対してシステムバス20の使用要求を行い,前記調停回路19から使用を認められた場合にのみシステムバス20を使用できる。
プリンタコントローラ1における印刷処理の流れは以下の通りである。
まず,外部装置2から印刷データが送信されると,これが前記USBインターフェース13により受信され,受信した印刷データが前記CPU11によって前記プリンタエンジン18で印刷可能なビットマップデータに展開されて,前記SDRAM17へ格納される。
さらに,前記CPU11からビデオコントローラX1に対して印刷命令が出力され,これに応じてビデオコントローラX1は,前記DMAC12に対して画像データの転送要求を行う。この転送要求を受けた前記DMAC12は,前記調停回路19に対してシステムバス20の使用を要求し,前記調停回路19がこれを認めたときDMA転送が開始される。
DMA転送が開始されると,前記DMAC12は,予め指定されたサイズ分の画像データをシステムバス20を介して前記SDRAM17から読み出し,一旦前記DMAC12内のバッファメモリにバッファリングした後,システムバス20を介して転送先のビデオコントローラX1へ出力(転送)する。
これに対し,ビデオコントローラX1は,転送されてきた画像データをバッファメモリにバッファリングして前記プリンタエンジン18へ出力する。
このとき,前記DMAC12は,DMA転送中はシステムバス20の使用を占有し,転送終了後に,前記調停回路19に対してシステムバス20の使用終了を知らせ,システムバス20を開放する。
(第1の実施の形態)
次に,図2のブロック図を用いて,ビデオコントローラX1の構成について説明する。
ビデオコントローラX1は,システムバス20に接続され,前記DMAC12に対してDMA転送要求を行うとともに,DMA転送されてくるデータを受信するDMAインターフェース30(DMA I/F)(前記データ要求手段の一例)と,DMA転送されるカラー画像データを各色(黒(K),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y))ごとに一時記憶して前記プリンタエンジン18に対して順次出力するバッファメモリ41〜44と,該バッファメモリ41〜44から前記プリンタエンジン18へのデータ出力の同期制御を行うプリンタエンジンインターフェース45(ENGINE I/F)とを具備している。
前記バッファメモリ41〜44は,システムバス20のデータ転送率とプリンタエンジン18へのデータ転送率の差を吸収するためのものである。
さらに,本発明の第1の実施例に係るビデオコントローラX1は,各色ごとに前記バッファメモリ41〜44の空き容量を検出(判別)する空き容量判別部31〜34(前記データ要求離散化手段の一例)と,レジスタ設定等により前記空き容量判別部31〜34それぞれに対して設定する設定空き容量V1〜V4を複数の選択候補の中から選択するための空き容量設定部46とを具備している。
前記空き容量判別部31〜34は,検出した前記バッファメモリ41〜44の空き容量が,前記空き容量設定部46によりそれぞれ設定された前記設定空き容量V1となったタイミングで,前記DMAインターフェース30に対して,各色の画像データの前記DMA転送要求が行われるよう指示するDMA転送指令が出力される。
図3は,DMA転送要求の発生タイミング(即ち,前記DMA転送指令の発生タイミング)を各色の前記バッファメモリ41〜44の空き容量に対応させて模式的に表したものである。
例えば図3に示すように,前記各バッファメモリ41〜44のそれぞれの容量が1024byteであるとすると,黒(K)データ用の前記バッファメモリ41に対応する前記空き容量判別部31は,256byte(=V1)のバッファメモリの空き容量が生じたタイミングで前記DMA転送指令を出力し,これに応じて前記DMAインターフェース30が前記DMAC12に対してDMA転送要求を出力する。
一方,シアン(C)データ用の前記バッファメモリ42に対応する前記空き容量判別部32は,320byte(=V2)のバッファメモリの空き容量が生じたタイミングで前記DMA転送指令を出力し,これに応じて前記DMAインターフェース30が前記DMAC12に対してDMA転送要求を出力する。
同様に,マゼンタ(M)データ用前記バッファメモリ43及びイエロー(Y)データ用前記バッファメモリ44それぞれに対応する前記空き容量判別部43,44は,それぞれ384byte(=V3),448byte(=V4)の空き容量が生じたタイミングで前記DMA転送指令を出力し,これに応じて前記DMAインターフェース30が前記DMAC12に対してDMA転送要求を出力する。
前記プリンタエンジン18は,各色の画像データをほぼ均等に処理するため,ビデオコントローラX1の各色ごとのバッファメモリ41〜44に空き領域が発生する速度は,各色それぞれについてほぼ均等である。このため,図3に示すように,前記DMA転送指令の出力タイミングを決定するためのバッファメモリの空き容量のしきい値(設定空き容量V1〜V4)を,各色ごとに異ならせると,前記DMA転送要求が発生するタイミングがずれて分散する。
図4は,当該ビデオコントローラX1と従来のビデオコントローラとにおけるDMA転送要求の発生タイミングを表すタイムチャートである。図4(a)が従来のビデオコントローラ,図4(b)が当該ビデオコントローラX1によるものであり,既に,前記バッファメモリ41〜44に十分な画像データが蓄積されている状態から,1ライン分の画像データの印刷が開始された状況を表し,印刷時には図4に示す状況が,画像データの1ライン分ずつ繰り返し発生する。
図4(a)に示すように,従来のビデオコントローラでは,1ライン分の印刷が開始(HSYNCがON)すると,前記バッファメモリ41〜44それぞれから,並行して画像データが出力される(図中,「バッファ出力 K,C,M,Y」と表記された各タイムチャート参照)。
そして,しばらくすると,前記バッファメモリ41〜44それぞれにおいて,ほぼ同時に予め設定された所定の空き容量が生じるため,全ての色について前記DMA転送要求(REQUEST_K,C,M,Y)が発生する。しかし,前記DMAC12による画像データのDMA転送は,要求された色のデータごとに順次実行されるため,1つの色の画像データのDMA転送中は,他のDMA転送要求が待ち状態(図4(a)中,斜線部で表す)となる。これにより,図4(a)に,「BUSY」のタイムチャートで示すように,4色分の画像データのDMA転送が連続して行われ,前記DMAC12による前記システムバス20の連続占有時間T0が長くなる。
その結果,DMA転送中に,前記CPU11等のデバイスにおいて,他のデバイスへのアクセス処理が発生すると,待ち時間が長くなり,システムのスループットが大幅に悪化する事態が生じる。
一方,図4(b)に示すように,本ビデオコントローラX1では,前記バッファメモリ41〜44それぞれについて,前記設定空き容量V1〜V4が異なるため,前記DMA転送要求(REQUEST_K,C,M,Y)の発生タイミングがずれる。これにより,図4(b)に,「BUSY」のタイムチャートで示すように,4色分の画像データの各DMA転送のタイミングが離散し,前記DMAC12による前記システムバス20の連続占有時間T1は短くなる。
その結果,DMA転送中に,前記CPU11等のデバイスにおいて,他のデバイスへのアクセス処理が発生しても,待ち時間は短く,システムのスループットが悪化することを防止できる。
なお,印刷開始後の1回目の前記DMA転送要求(前記バッファメモリ41〜44が空のとき)については,前記DMAインターフェース30が,印刷指令を受けた際に各色について同時に前記DMA転送要求を行う。もちろん,1回目について,予め設定された所定の時間だけ前記DMA転送要求を色ごとにずらすことも考えられるが,この場合,前記プリンタエンジン18への出力開始が遅れることになる。
(第2の実施の形態)
前記第1の実施の形態に係るビデオコントローラX1は,前記バッファメモリ41〜44の各色ごとの空き容量に基づいて前記DMA転送要求(データ転送要求)の出力タイミングを離散させるものであったが,これに限るものでなく,タイマーによる各色ごとの計時時間に基づいて前記DMA転送要求の出力タイミングを離散させるものも考えられる。
図5は,そのような実施の形態(第2の実施の形態)に係るビデオコントローラX2の概略構成を表すブロック図である。
図5に示すように,ビデオコントローラX2は,前記ビデオコントローラX1における前記空き容量判別部31〜34を,前記バッファメモリ41〜44それぞれごとに設定された時間の経時を行うタイマー31a〜34a(前記データ要求離散化手段の一例)に置き換え,前記空き容量設定部46を,前記タイマー31a〜34aそれぞれに設定計時時間tm1〜tm4及びtm0を設定する計時時間設定部46aに置き換えたものである。
前記DMAインターフェース30により,印刷開始後の1回目(前記バッファメモリ41〜44が空のとき)の前記DMA転送要求がなされると,前記タイマー31a〜34aは,それぞれの設定計時時間tm1〜tm4分の計時を開始する。そして,各設定計時時間tm1〜tm4が経過した時点で,前記各タイマー31a〜34aは,前記DMAインターフェース30に対して各色の画像データについての前記DMA転送指令を出力し,以後,前記各タイマー31a〜34aは,同一の設定計時時間tm0を計時するごとに各色ごとの前記DMA転送要求転送指令を出力する。
ここで,前記各設定計時時間tm1〜tm4の値はそれぞれ異なるので,前記DMAインターフェース30から前記DMAC12に出力される印刷開始後2回目の前記DMA転送要求の出力タイミングは各色ごとにずれて離散する。
さらに,タイミングがずれた2回目の出力時をそれぞれ基準に,共通の設定計時時間tm0が計時されるごとに3回目以降の各色ごとの前記DMA転送指令が出力されるので,3回目以降の前記DMA転送要求の出力タイミングも各色ごとにずれて離散する。
従って,このようなビデオコントローラX1によっても,前記ビデオコントローラX2と同様の作用,効果が得られる。
本発明は,システムバスを介したDMA転送によるカラー画像データの転送を伴う各種画像処理装置へ利用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るビデオコントローラX1を構成要素とするプリンタの主要部の概略構成を表すブロック図。 本発明の第1の実施の形態に係るビデオコントローラX1の概略構成を表すブロック図。 ビデオコントローラX1におけるDMA転送要求の発生タイミングを各色のバッファメモリの空き容量に対応させて模式的に表した図。 ビデオコントローラX1と従来のビデオコントローラとにおけるDMA転送要求の発生タイミングを表すタイムチャート。 本発明の第2の実施の形態に係るビデオコントローラX2の概略構成を表すブロック図。
符号の説明
1…プリンタ(画像処理装置)
2…外部装置
11…CPU
12…DMA転送コントローラ(DMA転送手段)
13…USBインターフェース
14…ROMコントローラ
15…ROM
16…SDRAMコントローラ
17…SDRAM
18…プリンタエンジン
19…調停回路
31〜34…空き容量判別部(データ要求離散化手段)
31a〜34a…タイマー(データ要求離散化手段)
41〜44…バッファメモリ
45…プリンタエンジンインターフェース
45…空き容量設定部
46a…計時時間設定部

Claims (4)

  1. DMA転送によるデータ転送を行うDMA転送手段とシステムバスを介して接続され,前記DMA転送手段にデータ転送要求を出力するデータ要求手段と,前記DMA転送手段からDMA転送されるカラー画像データを各色ごとに一時記憶して順次出力するバッファメモリと,を具備する画像データ転送制御装置において,
    前記データ要求手段による各色ごとの画像データを要求する前記データ転送要求の出力タイミングを離散させるデータ要求離散化手段を具備してなることを特徴とする画像データ転送制御装置。
  2. 前記データ要求離散化手段が,前記バッファメモリの各色ごとの空き容量に基づいて前記データ転送要求の出力タイミングを離散させてなる請求項1に記載の画像データ転送制御装置。
  3. 前記データ要求離散化手段が,タイマによる各色ごとの計時時間に基づいて前記データ転送要求の出力タイミングを離散させてなる請求項1に記載の画像データ転送制御装置。
  4. 前記データ要求離散化手段が,各色ごとの前記データ転送要求の出力タイミングの離散化に関するパラメータを調節可能に構成されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の画像データ転送制御装置。
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