JP2005042546A - 分岐式推進型掘進機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 推進手段で推進されてトンネルを掘削可能な推進型掘進機1と、この推進型掘進機1からその掘進方向と交差する方向向きに分岐発進可能な複数の分岐シールド掘進機を有し、推進型掘進機1の胴部材12は矩形断面をなし、この胴部材12の側部の平板状胴部分に分岐シールド掘進機を夫々分岐発進可能な複数の発進用開口部80を隣接状に設け、胴部材の内側に各発進用開口部を囲繞するエントランスリング81を設け、複数の発進用開口部80を水密状に塞ぎ且つ分岐シールド掘進機の分岐発進時に推進型掘進機の掘進方向と反対方向へスライドさせて開放可能なゲート7を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明の目的は、推進型掘進機から分岐式シールド掘進機を分岐発進可能にすること、分岐部の構造を簡単化し製作費を低減すること、立坑の施工が困難な道路下や河川下に幅広トンネルを掘削可能な分岐式推進型掘進機を提供すること、である。
図1、図3に示すように、揺動駆動機構9は、4本の揺動ジャッキ20と、揺動支軸21とを有する。即ち、隔壁18の後側で且つ胴部材12内の4隅付近部には、4つの支持ブラケット22が設けられ、各支持ブラケット22に揺動ジャッキ20のジャッキ本体が枢支されている。隔壁18の直ぐ後側には、図3の対角状にある左上と右下の揺動ジャッキ20が夫々ブラケット25,26を介して揺動支軸21に連結され、これら揺動ジャッキ20の直ぐ後側に右上と左下の揺動ジャッキ20が夫々ブラケット23,24を介して揺動支軸21に連結されている。
図1に示すように、隔壁18の下端部から後方上り傾斜状に、スクリューコンベヤ29が設けられている。スクリューコンベヤ29は、隔壁18の下端部に形成された連通穴18aを介してチャンバー19に連通し、チャンバー19内の土砂をこのスクリューコンベヤ29から図示外の搬送コンベヤ等により地上に搬送する。尚、ロータリポンプ30も設けられている。
図1、図4、図5、図10、図11に示すように、胴部材12は矩形断面をなし、胴部材3aと胴分割体4の境界部および胴分割体4と胴分割体4との境界部は溶接接合される。掘進機本体3の胴部材3aの後端に胴分割体4が順次溶接接合され、胴部材12のの側部のうちの複数の分岐シールド掘進機5を発進させる側の側部の平板状胴部分には、4つの発進用開口部80が隣接状に並べて形成され、これら4つの発進用開口部80から4機の分岐シールド掘進機5を順々に分岐発進可能になっている。
図6、図7に示すように、分岐シールド掘進機5は、カッターヘッド42と、矩形枠状に形成された胴部材43と、カッターヘッド42の揺動駆動機構44と、掘進推力を発生させる為のシールドジャッキ46と、セグメントSを組付ける為のエレクタ47と、排土設備48等を有する。これらのうち揺動駆動機構44と排土設備48については、推進型掘進機1のものと略同一構造であるから、説明を適宜省略する。
胴部材43の後端部分にはテールプレート58が設けられており、テールプレート58の内周後端部には2列のテールグラウトシール59が取付けられている。胴部材43の内部には隔壁60が形成され、この隔壁60とカッターヘッド42との間には、掘削された土砂が流入するチャンバー61が形成されている。
図6に示すように、エレクタ47は、ガイドフレーム68と、本体支持フレーム69と、エレクタ本体70等からなる。環状ウェブ材64の前端部には、上下方向に延びる1対の支柱71が左右に適当間隔あけて支持されている。複数の支柱71の後端部には、左右方向に延びる1対のガイドフレーム68が上下に所定間隔あけて連結されている。
図6に示すように、スクリューコンベヤ72は、隔壁60の下端部の連通穴60aを介してチャンバー61に連通し、チャンバー61内の土砂をこのスクリューコンベヤ72からロータリポンプ(図示略)を介して接続されたパイプにより地上に搬送する。
矩形大断面トンネルを掘削する際には、先ず、図8に示すように、施工可能な仮の立坑74の発進架台(図示略)に推進型掘進機1の掘進機本体3を載置し、複数の推力伝達管8の後方位置に複数の元押ジャッキ75をセットする。尚、複数の元押ジャッキ75が推進手段に相当するものである。
その後、2機目の分岐シールド掘進機5を2番目の発進用開口部80にセットし、1番目の分岐シールド掘進機5から解体した内部機器を2機目の分岐シールド掘進機5に装備してから、2機目の分岐シールド掘進機5による目標地点までの掘進を行う。以下、同様に、3番目、4番目の分岐シールド掘進機5による目標地点までの掘進を順次行う。
ゲート7をスライドさせて各発進用開口部6を順に開放させ、分岐シールド掘進機5を分岐発進させることができるから、分岐発進の為の準備作業が軽減する。
1)前記実施例では、発進用開口部6から1機ずつ分岐シールド掘進機5を分岐発進させるが、2機以上の分岐シールド掘進機5を同時に分岐発進する構造にしてもよい。
3 掘進機本体
4 胴分割体
5 分岐シールド掘進機
7 ゲート
12 胴部材
36 止水シール機構
80 発進用開口部
81 エントランスリング
Claims (2)
- 後方の推進手段により推進されつつトンネルを掘削可能な推進型掘進機と、この推進型掘進機からその掘進方向と交差する方向向きに分岐発進可能な複数の分岐シールド掘進機を備えた分岐式推進型掘進機であって、
前記推進型掘進機の胴部材は矩形断面をなし、この胴部材の側部の平板状胴部分に分岐シールド掘進機を夫々分岐発進可能な複数の発進用開口部を隣接状に設け、
前記胴部材の内側に各発進用開口部を囲繞するエントランスリングを設け、
前記複数の発進用開口部を水密状に塞ぎ且つ分岐シールド掘進機の分岐発進時に推進型掘進機の掘進方向と反対方向へスライドさせて開放可能なゲートを設けた、
ことを特徴とする分岐式推進型掘進機。 - 前記エントランスリングにエントランスリング内周面と分岐シールド掘進機間をシールする止水シール機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の分岐式推進型掘進機。
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JP2004330263A JP3867924B2 (ja) | 2004-11-15 | 2004-11-15 | 分岐式推進型掘進機 |
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JP (1) | JP3867924B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009150167A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Taisei Corp | 推進函体、推進工法および大断面トンネルの構築方法 |
CN108775243A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-11-09 | 中铁隧道局集团有限公司 | 一种盾构机狭窄空间始发施工方法 |
CN108952733A (zh) * | 2017-05-17 | 2018-12-07 | 沈阳市政集团有限公司 | 分体始发盾构技术在城市排水工程中应用施工方法 |
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2004
- 2004-11-15 JP JP2004330263A patent/JP3867924B2/ja not_active Expired - Fee Related
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