JP2005042276A - 指関節プロテクタ - Google Patents

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政行 滝沢
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Abstract

【課題】 指圧治療時に起きるこの拇指の第1関節の左右の動揺を抑えて力を集中させ、もってその拇指に掛かる面圧を高めるように関節を保護する指関節プロテクタを提供する。
【解決手段】 この指関節プロテクタは長尺体、三角体、帯状体、及び環状体を一体として構成され、綿、麻、絹などの天然繊維、合成繊維などを材料としている。長尺体は、第1の接着部11と、第2の接着部12と、第3の接着部13と、第4の接着部14と、第5の接着部15と、細幅部5とを備えている。帯状体は第6の接着部16を備えている。このプロテクタは、手首で支持され、拇指に装着されて拇指の第1関節の背を保護する様に配置される。このプロテクタをこのように装着することにより、拇指を対象箇所に押圧したときに、拇指と人差し指の股から手首にかけての部分に張力が生じ、この張力が拇指の第1関節の左右の動揺を抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人体矯正の為の指圧治療の際に使用する拇指の第1中手指節関節、すなわち、第1中手骨・基節骨間の関節を保護する為の保護装置に関するものである。
人間は、激しいスポーツや特殊な職業における変則的な使用を繰り返すことによって人体に歪みが生じる。この人体の歪みや姿勢不良を原因として骨盤、脊椎、頭蓋の水平剪断が起きる。これを矯正する為に拇指を用いて筋肉の指圧調整及び脊椎等をもとの位置に戻す治療を行う。その際使用される両拇指には過度の体重圧がかかるためこれを痛めることが多く、とくにその関節部分を損傷させる傾向にあり、そのため多人数を連続して治療することは非常な困難が伴った。
発明者は、この様な困難に対処するために指関節プロテクタ(特許文献1)を提供した。これは、人体矯正の為の指圧治療の際に使用する拇指の第1中手指節関節を保護するプロテクタである。
以下、図面を参照して従来の指関節プロテクタを説明する。
図6は、従来の指関節プロテクタの平面図である。このプロテクタは、図に示すように長尺体であり、第1及び第2の端部21、24と第1及び第2の面とを有している。長尺体は、綿、麻、絹などの天然繊維、合成繊維などを材料としている。長尺体は、第1の端部21近傍の第2の面に形成された第1の接着部25と、第1の接着部25及び第1の端部21から離れて前記第1の面に形成された第2の接着部26と、第2の接着部26から離隔し第2の端部24に近接して第2の面に形成された第3の接着部27と、第2の端部24において第1の面に形成された第4の接着部28と、第1の接着部25と第2の接着部26との間に設けられた第1の細幅部22と、第2の接着部26と第3の接着部27との間に設けられた第2の細幅部23とを備えている。
図7は、従来の指関節プロテクタを装着した状態を説明する左手の平面図である。第1の細幅部22を拇指と人差し指の股に掛け、第1の端部21側を手の甲側から手首の手のひら側へ巻き付け前記第1の端部附近を左手の小指で押さえ、第2の端部24側を手のひらから手首の手の甲側へ密着させながら巻く。その際、両辺を交差させその交差部が拇指の第1関節に当たるようにする。次に、第1の接着部25と第2の接着部26を接合し、前記第1の端部21を指先方向に折り返す。さらに、第2の端部24側を手首に密着させながら巻き、第2の細幅部23を手の甲側からひら側に向けて拇指と人差し指の股に掛ける。さらに、第2の端部24側を手首に巻き、最後に第3の接着部27と第2の端部にある第4の接着部28とを接合する。
特開平9−313526号公報 (特願平8−159267)
発明が解決しようとする課題
人体矯正の為の指圧治療は、拇指の腹のみを人体の所定の部分に当て、その部分に強い圧力を加えて矯正を行う。このため前述のように拇指の腹には体重の1/3〜1/2の重圧が加えられる。例えば、人体を横たえて矯正する場合、使用される2つの拇指の腹は人体に押圧される。その際、拇指の腹に加わる面圧が大きいので、拇指の第1中手骨と基節骨とを結ぶ関節(第1中手指節関節、以下、第1関節という)が左右に動揺する。このため第1関節が痛み、破壊されていくという問題があった。発明者は、この様な困難に対処するために指関節プロテクタ(特許文献1)を提供した。
これは、人体矯正の為の指圧治療の際に使用する拇指の第1中手指節関節を保護するプロテクタである。しかし従来の指関節プロテクタ(特許文献1)は装着法がやや複雑で時間を要し、また、その形状的特徴から長時間連続して使用すると緩みやずれが生じ、効果が減少するという問題があった。
本発明は、指圧治療時に起きるこの拇指の第1関節の左右の動揺を抑えて力を集中させ、もってその拇指に掛かる面圧を高めるように関節を保護する装着が簡易で、長時間の連続使用でも効果が損なわれない指関節プロテクタを提供する。
課題を解決するための手段
本発明の指関節プロテクタは、拇指の関節を保護し第1及び第2の面を有する長尺体と、前記長尺体の一端部分に取り付けられた第1及び第2の面を有する三角体と、前記三角体の第1の角に取り付けられ、拇指を貫通する帯状体から構成された環状体と、前記三角体の第2の角に取り付けられ、その中心軸が前記長尺体の長辺の延長線と交差するように配置され、且つ第1及び第2の面を有し、前記長尺体より短い帯状体とを具備し、前記長尺体は、その長辺の延長線が前記三角体における前記第1の角の対辺に沿うように配置され、前記第1の面に第1の接着部と第2の接着部を有し、前記第1の接着部は、前記一端とは反対側にある他端に形成され、前記第2の接着部は、前記長尺体の前記第1の接着部より前記三角体に近接して形成され、前記第1の接着部と前記第2の接着部との間には細幅部が形成されており、また前記長尺体の前記第2の面には、第3の接着部、第4の接着部及び第5の接着部が、前記細幅部よりも前記三角体に近接して形成されており、前記第3の接着部は、前記第4及び第5の接着部より前記細幅部に近接し、前記第4の接着部は前記第3の接着部から離隔して形成され、前記第5の接着部は前記第4の接着部より前記三角体に近接して形成されており、また、前記長尺体より短い帯状体は、前記第2の面に第6の接着部を備え、前記環状体に拇指を付根まで通し、前記第5の接着部と前記第2の接着部とを接合させて手首で固定し、かつ、前記細幅部を前記拇指と人差し指の間の股に配置し、前記第6の接着部と前記第4の接着部とを接合させて前記長尺体を固定し、さらに、前記第3の接着部と前記第1の接着部とを接合し手首で固定することを特徴としている。
本発明の指関節プロテクタは、手首で支持され、拇指に巻回される長尺体と拇指関節を覆う三角体が拇指の第1関節の背を保護する様に配置される。このプロテクタをこのように装着することにより、拇指を対象箇所に押圧したときに、拇指と人差し指の股から手首にかけての部分に張力が生じ、この張力が拇指の第1関節の動揺を抑えることができる。
以下、図面を参照して実施例を説明する。
図1は、本発明の指関節プロテクタの平面図である。本発明指関節プロテクタは、図に示すように第1の面及び第2の面を有する長尺体1及び前記長尺体1の一端部分に取り付けられた、第1の面及び第2の面を有する三角体2と、前記三角体2の第1の角に取り付けられ、帯状体から構成される環状体3、前記三角体2の第2の角に取り付けられ、その中心軸が前記長尺体1の長辺の延長線と交差するように配置され、且つ第1及び第2の面を有する前記長尺体1より短い帯状体4とで構成されている。本発明の指関節プロテクタは綿、麻、絹などの天然繊維、合成繊維などを材料としている。
前記長尺体1は、その長辺の延長線が前記三角体2における前記第1の角の対辺に沿うように配置される。また前記長尺体1は前記第1の面に第1の接着部11と第2の接着部12を有している。前記第1の接着部11は、前記三角体2が配置されている前記一端とは反対側にある他端に形成される。また前記第2の接着部12は、前記第1の接着部11より前記三角体2に近接して形成され、前記第1の接着部11と前記第2の接着部12との間には細幅部5が形成されている。前記長尺体1の前記第2の面には、第3の接着部13、第4の接着部14及び第5の接着部15が、前記細幅部5よりも前記三角体2に近接して形成されている。前記第3の接着部13は、前記第4及び第5の接着部14、15より前記細幅部5に近接して配置される。前記第4の接着部14は前記第3の接着部13から離隔して形成され、前記第5の接着部は前記第4の接着部より前記三角体2に近接して形成される。また、前記帯状体4は、前記第2の面に第6の接着部16を備えている。前記環状体3に拇指を付根まで通し、前記第5の接着部15と前記第2の接着部12とを接合させて手首で固定し、かつ、前記細幅部5を前記拇指と人差し指の間の股に配置し、前記第6の接着部16と前記第4の接着部14とを接合させて前記長尺体1を固定し、さらに、前記第3の接着部13と前記第1の接着部11とを接合し手首で固定する。
第1乃至第6の接着部は、例えば、図2に示すようにマジックテープ(登録商標)で構成されており、第5の接着部15と第2の接着部12とが接合され、第6の接着部16と第4の接着部14とが接合され、かつ第1の接着部11と第3の接着部13が接合される。細幅部は、例えば、図3に示すように長尺体1のその部分を折り返すことによって形成している。
図4は、本発明の左手の指関節プロテクタの例である。
図に示すように本発明指関節プロテクタの構造は、長尺体、三角体、環状体、及び帯状体各部位を形成し、これを接合したもの(図4(a))であってもよいし、長尺体、三角体、環状体、及び帯状体を一体に形成したもの(図4(b))でも構わない。
図5は、本発明の指関節プロテクタを装着した状態を説明する左手の平面図である。
環状体3を拇指の付根まで貫通させる。この際、三角体2は第1の面を手と接する面とし、且つその中心が拇指の第1関節に当たるようにし、長尺体1を手の甲側に、帯状体4を手のひら側に位置する。前記長尺体1を手の甲側から手のひら側に向けて手首に巻き付ける。つぎに前記長尺体1を、前記三角体2の手首に沿った辺を抑えるように巻き、第5の接着部15と第2の接着部12を接合して、前記長尺体1をさらに手首に巻き付ける。次に、細幅部5を、前記三角体2の手のひら側の辺と平行にはわせ、手の甲側から手のひら側に向けて拇指と人差し指の股に掛けるように拇指の付根に巻き、拇指第1関節の上で交差するように手首側にもどす。このとき、前記帯状体4を手首に巻き付けられた前記長尺体1方向に折り返し、第4の接着部14と第6の接着部16を接合させ、前記細幅部5を抑えるようにする。さらに前記長尺体1を手首に巻き付け、最後に第3の接着部13と第1の接着部11とを接合する。
発明の効果
本発明プロテクタの、拇指と人差し指の股から手首にかけての部分の張力により、拇指(特に基節骨と第1中手骨を繋ぐ関節)の左右の動揺を抑えることで力の集中化を生じ、過重圧による負担を軽減させ、間接の痛み・損傷を防いで指圧治療を容易にすることができる。
本発明の指関節プロテクタの平面図。 図1の部分拡大平面図。 図1の部分拡大平面図及びA−A′線に沿う部分の断面図。 本発明の指関節プロテクタの構造図。 本発明の指関節プロテクタを用いて関節を保護する状態を示す平面図。 従来の指関節プロテクタの平面図。 従来の指関節プロテクタを用いて関節を保護する状態を示す平面図。
符号の説明
1…長尺体 2…三角体 3…環状体 4…帯状体 5…細幅部
11…第1の接着部 12…第2の接着部 13…第3の接着部
14…第4の接着部 15…第5の接着部 16…第6の接着部

Claims (1)

  1. 拇指の関節を保護し第1及び第2の面を有する長尺体と、
    前記長尺体の一端部分に取り付けられた第1及び第2の面を有する三角体と、
    前記三角体の第1の角に取り付けられ、拇指を貫通する帯状体から構成された環状体と、
    前記三角体の第2の角に取り付けられ、その中心軸が前記長尺体の長辺の延長線と交差するように配置され、且つ第1及び第2の面を有し、前記長尺体より短い帯状体とを具備し、
    前記長尺体は、その長辺の延長線が前記三角体における前記第1の角の対辺に沿うように配置され、前記第1の面に第1の接着部と第2の接着部を有し、前記第1の接着部は、前記一端とは反対側にある他端に形成され、前記第2の接着部は、前記長尺体の前記第1の接着部より前記三角体に近接して形成され、前記第1の接着部と前記第2の接着部との間には細幅部が形成されており、また前記長尺体の前記第2の面には、第3の接着部、第4の接着部及び第5の接着部が、前記細幅部よりも前記三角体に近接して形成されており、前記第3の接着部は、前記第4及び第5の接着部より前記細幅部に近接し、前記第4の接着部は前記第3の接着部から離隔して形成され、前記第5の接着部は前記第4の接着部より前記三角体に近接して形成されており、また、前記長尺体より短い帯状体は、前記第2の面に第6の接着部を備え、前記環状体に拇指を付根まで通し、前記第5の接着部と前記第2の接着部とを接合させて手首で固定し、かつ、前記細幅部を前記拇指と人差し指の間の股に配置し、前記第6の接着部と前記第4の接着部とを接合させて前記長尺体を固定し、さらに、前記第3の接着部と前記第1の接着部とを接合し手首で固定することを特徴とする指関節プロテクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011063890A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Kaoru Kaneko プロテクタ

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