JP2000197655A - サポ―タ― - Google Patents
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Abstract
の改善等をはかるうえ、その機能をさらにソフトに効果
的に発揮するというサポーターを提供する。 【解決手段】 前腕上部2を締め付けるように第一バン
ド11を構成し、手関節部3を締め付けるように第二バ
ンド12を構成したうえ、連結バンド13を、第一バン
ド11から第二バンド12へかけて前腕部1を斜めに螺
旋状に巻く弾性体とした。
Description
ニス肘を発症したとき前腕部に装着するなど、腕(手)
や脚、胴等に使用して痛みの緩和と症状の進行防止をな
す各種サポーターに関するものである。
じる肘の疼痛性傷害の総称であって、一般的には外側上
顆または内側上顆の周辺部に起こる痛みや炎症をさす。
発症した場合、完全な治癒を待つのが理想的だが、治り
きらないうちにもプレーを再開したいと望む人が多い。
ターとして、特開平6−335488号公報に記載のも
のがある。図5は、一実施例として同公報に記載された
サポーター10’を示し、前腕上部2を締め付ける第一
バンド11’と手関節部3を締め付ける第二バンド1
2’との間が、アルミ棒などの連結部材13’により連
結されている。連結部材13’は両端に突起を有し、そ
の突起が、第一・第二の各バンド11’・12’に設け
られた図のような長穴11a’・12a’に挿入されて
引っ掛けられている。中立状態(前腕部を捻らずにサポ
ーター10’を装着した状態)ではその連結部材13’
が図(a)のように前腕部1と平行にあるが、手関節部
3の回内または回外にともなって第二バンド12’があ
る角度だけ回転すると、連結部材13’が斜めになって
第一バンド11’・第二バンド12’間のそれ以上の相
対回転を防止する。
して制限すれば、フォアハンドまたはバックハンドのス
トロークにともなう腕の捩れを抑制できるので、上腕骨
外側上顆部に過度の負荷がかかるのを防止できる。その
ために、図5のサポーター10’によれば、患部を実質
的に安静状態に保って症状の進行を防止しながらも、普
通にテニス等の運動をすることが可能になる。
ポーター10’は、前腕上部2に対する手関節部3の一
定角度以上の相対回転を確実に制限するとはいえ、相対
回転の角度がその一定角度に達するまでは、回転を抑制
する効果をほとんど生じない。それは、連結部材13’
の両端が第一バンド11’・第二バンド12’における
長穴11a’・12a’と係合していて多少のあそびが
あるからでもあるが、通常状態の連結部材13’が前腕
部1の長手方向に沿って存在する点に大きな理由があ
る。手関節部3(第二バンド12’)の回転を抑制する
力は連結部材13’の張力に基づいて生じるが、前腕部
1の長手方向に沿っていた連結部材13’がわずかに傾
く程度に第二バンド12’が回転しても、連結部材1
3’にはほとんど張力が生じないうえ、わずかに生じる
その張力が第二バンド12’に対してほぼ直角の向きで
あるため、回転向きと反対の向きに作用して手関節部3
の回転を制限する効果をほとんどもたらさないのであ
る。
部2に対する手関節部3の相対回転角度が一定の大きさ
になった時点で初めてその回転を抑制する。その点は、
上の理由から、第一バンド11’・第二バンド12’に
対して、長穴ではなく丸い小さな穴を介して密に連結部
材13’が連結されている場合にも同様である。
きからその回転に対して抑制力がはたらく方が、捻れを
防ぐ意味でも、前腕部1をソフトに保護する意味でも効
果的である。そしてそのような点は、テニス肘を発症し
た前腕部1に図5のサポーター10’を装着した場合に
限らず、類似の炎症を起こした脚や胴などに、その部分
の捻れを制限するために図5のものと同様のサポーター
を装着した場合にも、等しく当てはまるものと考えられ
る。
ることにより痛みの緩和と症状の改善をはかるという図
5のサポーターの機能を有することに加え、その機能を
ソフトに効果的に発揮するという特徴を有するサポータ
ーを提供しようとするものである。
ーターは、互いに相対回転運動(つまり捻れの動き)を
する腕(手)や脚または胴における二箇所にそれぞれ巻
き付けて固定される第一および第二のバンドと、それら
バンド間を斜めにつないで弾性力に基づく張力をもたら
す連結バンドとを組み合わせたものである。連結バンド
の「斜め」の向きは、装着した部分が痛む向きに第一・
第二バンド間が捻れたとき連結バンドに張力が発生する
向きである。
と第二バンドとを連結バンドにより連結したものである
ため、その連結バンドの作用により、図5に示した従来
のサポーターと同様に第一・第二バンド間の相対的な回
転変位を制限する。そのためこのサポーターは、第一・
第二バンドを体に固定するようにして腕や脚・胴などの
炎症部分に適切に装着されたとき、当該部分に過度の捻
りが生じるのを防止して、プレー中(または他の動作
中)にもその部分に作用する負荷を制限し、もって痛み
を緩和しながら症状の進行防止や改善をはかる。
ポーターは、第一・第二のバンド間を連結バンドによっ
て斜めにつないだものである。そのため、第一・第二の
バンド間に相対的な回転角度変位が少しでも生じたとき
から、その回転変位と反対向きの力を連結バンドに発生
させて回転変位を抑制することができる。装着時からそ
の連結バンドが斜めならば(つまり図2における角度θ
がゼロでなければ)、回転変位が(図2の白抜き矢印の
向きに)少し発生しただけでも連結バンドに張力が発生
し、しかもその張力の一部(張力Fのうち、腕や脚や胴
の周方向に作用する成分Fsinθ)が回転角度変位を
戻す向きに必ず作用するからである。
を有するものでありその弾性力に基づいて張力をもたら
す、という点でも図5のサポーターと相違する。弾性力
を有することから、連結バンドは、第一・第二バンド間
の相対回転変位が一定値を超えたとき突然に張力をもた
らすのではなく、その変位に応じて直ちに、かつ徐々に
増えるように張力を発生することができる。とくに、装
着時にその連結バンドにプリテンションを与えておけ
ば、角度変位が発生する前(つまり中立状態)から、そ
の変位の発生を防止する向きに張力を生じさせることも
できる。このような作用はいずれも、腕や脚・胴などの
捻れを確実かつソフトに抑制する意味で効果的である。
なお、弾性を有する連結バンドであっても、図2の角度
θをゼロにしていては、第一・第二バンド間の相対回転
変位が小さいうちからその回転を抑制するように力を発
生することはできない。連結バンドが斜めに掛けられて
いて角度θがゼロではないからこそ、発生する張力が直
ちに第一・第二バンド間の回転を抑制するように作用す
るのである。
腕上部を締め付けるように第一バンドを構成し、手関節
部を締め付けるように第二バンドを構成するとともに、
連結バンドについては、第一バンドから第二バンドへか
けて前腕部を螺旋状に(つまり前腕部の表面を斜めに旋
回するように)巻くものとしたことを特徴とする。
にそれぞれ固定し、両バンド間の相対回転変位を連結バ
ンドの作用によって制限するため、このサポーターは、
請求項1のものと同様の作用によって前腕部を保護す
る。すなわち、前腕上部と手関節部との間の過度の捻れ
(相対回転)を防止することをはじめ、変位がわずか
(またはゼロ)であるときから捻れを抑える機能をな
し、確実かつソフトに捻れを抑制することができる。し
たがって、いわゆるテニス肘の症状を呈する前腕部に装
着することにより、好ましい効果を発揮する。
作用もある。すなわち、まず、第一バンドが上腕骨外側
上顆部を中心に前腕上部を締め付けるため、伸筋および
屈筋の起始部にかかるストレスを取り除き、鎮痛作用を
も生じる。また、第二バンドが手関節部(橈尺関節)を
締め付けるため、テニスをする際、グリップの安定性が
向上する。さらに、第二バンドに対する連結バンドの連
結位置を手首の甲の側にすれば、連結バンドの弾性力
(のうち前腕部の長手方向に沿った成分。図2でではF
cosθ)が手首をコックアップさせる向きにはたらく
ので、伸筋にかかるストレスを減少させることにもな
る。
のサポーターにおいてとくに、膝関節部を締め付けるよ
うに第一バンドを構成し、足首を締め付けるように第二
バンドを構成するとともに、連結バンドについては、第
一バンドから第二バンドへかけて下腿部を螺旋状に(つ
まり下腿部の表面を斜めに旋回するように)巻くものと
したことを特徴とする。
れぞれ固定し、両バンド間の相対回転変位を連結バンド
の作用によって制限するため、請求項1や2のものと同
様の作用によってこのサポーターは下腿部を保護する。
すなわち、膝関節部と足首との間の過度の捻れを防止す
ることをはじめ、その変位がわずか(またはゼロ)であ
るときから捻れを抑制する機能をなし、確実かつソフト
に下腿部を保護する。膝関節部または足首に適切な締め
付け力を及ぼすことにより、鎮痛作用や該当部分の固定
作用をも発揮させることが可能である。
結バンドのうち少なくとも一方の端部を、マジックテー
プ(面ファスナー)によって第一または第二のバンドと
連結可能なものとしたことをも特徴とする。具体的に
は、連結バンドの両端にマジックテープを付けて第一ま
たは第二のバンドと連結可能にするか、または連結バン
ドの一端にマジックテープを付ける一方、他方の端部は
第一バンド(または第二バンド)と一体のものにしてお
くか、いずれかとする。
・胴の長さ等)がそれぞれ異なるとしても、マジックテ
ープによる連結点の位置を変更することによって多くの
人が同一のサイズのサポーターを使用することができ
る。マジックテープによる連結は、結合・分離が容易で
あるうえ、接合面に沿った方向の引っ張りに対して結合
力が強いという利点も有するため、このサポーターにお
けるバンド間の連結に好適である。斜めに掛ける連結バ
ンドの角度やその傾斜の向きを適宜に選択できるため、
各サポーターを、患者の症状に応じた最適の状態に装着
することも可能になる。
1〜図3に紹介する。図1はサポーター10を右の前腕
部1に装着したときの全体図であり、図2および図3
は、そのサポーター10における力学的作用を説明する
ための図である。
肘を発症したプレイヤーの前腕部1に装着して、プレー
中にも痛みの緩和と症状の改善とが図れるようにしたも
のである。前腕上部2を締め付ける第一バンド11と、
手関節部3を締め付ける第二バンド12と、両バンド1
1・12間をつなぐ連結バンド13とによって構成して
いる。第一バンド11と第二バンド12とはそれぞれ、
一重に巻いたうえ端部のマジックテープで環状に留める
伸縮性(弾性)のある合成繊維製の下帯11a・12a
と、さらにその上に巻き重ねてやはり端部のマジックテ
ープで留める同様の上帯11b・12bとの二重構造と
している。連結バンド13は、全長(20〜30cm)
が1cm伸びるごとに100〜300グラムの張力が生
じる合成繊維製の弾性体とし、基部を第一バンド11の
下帯11aと一体にする一方、手関節部2に近い先端部
13aには、上記第二バンド12の下帯12aの上面に
接合可能なようにマジックテープを取り付けている。
つぎのようにして行う。 第一バンド11を前腕上部2に巻く。これには、ま
ず下帯11aを巻き付けて端部のマジックテープで留
め、その上に上帯11bを巻いてやはりマジックテープ
で留める。前腕上部2に適度な締め付け力がはたらくよ
うに、下帯11a・上帯11bともにやや引っ張りなが
ら巻き付ける。なお、連結バンド13の基部は、図のよ
うに前腕上部2の外側に位置させておく。
関節部3に巻く。この場合にも、手関節部3に適度な締
め付け力が作用するように巻き付け、やはり、その端部
に設けたマジックテープによって環状に留める。
ンド13の先端部13aを、第二バンド12に連結す
る。このとき、前腕上部2の外側に位置する基部から、
連結バンド13が図のように斜めに延びて先端部13a
が手関節部3の内側(親指に近い側)に達するように
し、マジックテープを第二バンド12の下帯12a上に
接合することにより先端部13aを留める。上腕部1の
中心線(長手方向)に対する連結バンド13の角度(図
2に示すθ)は45゜前後(後述するように20〜70
゜)がよいが、患者の体格や症状等に合わせて適宜に調
整する。また、連結バンド13に初期張力(プリテンシ
ョン)を付与するかどうかも症状等によって定める。
サポーター10の装着を終える。上帯12bは、下帯1
2aと、その上に留めた連結バンド13の先端部13a
の上に重ねて巻き付けたうえ、端部のマジックテープを
利用して留める。
第一バンド11が上腕骨外側上顆部を中心に前腕上部2
を締め付けることにより伸筋および屈筋の起始部のスト
レスを取り除いて鎮痛作用をもたらし、また第二バンド
が手関節部3の橈尺関節を締め付けることによりプレイ
中のグリップの安定性を向上させる。さらに連結バンド
13が手首の甲の側で第二バンド12を引っ張るため、
手首をコックアップさせて伸筋にかかるストレスを減少
させるという効果もある。しかし、このサポーター10
では、斜めにかけた連結バンド13の弾性力に基づいて
つぎのような特徴的な効果も発生する。すなわち、連結
バンド13が、前腕部1の捻れ角の大きさにほぼ比例し
た反対向き(捻れを戻す向き)の力を発生し、それを第
二バンド12に及ぼすことによって、手関節部3が内側
(図1中の白抜き矢印の向き。回内方向)へ捻れるのを
制限する。しかも、その力は急に発生するのではなく、
ねじれがわずかなときから発生して徐々に大きさを増す
ため、前腕部1の捻れは確実に、かつソフトに抑制され
ることになる。
部1が捻れることによって連結バンド13が伸長し、そ
の延びに起因して連結バンド13が張力(元の長さに戻
ろうとする力)を発生するからである。ここで、図2の
ようにその張力をFとし、上記・にて留めたときの
連結バンド13の傾斜角度θとの関係を考察する。図に
示す連結バンド13のAB間の寸法が、伸長前にはL0
であり伸長してL1になったとすると、そのとき発生す
る張力Fは、フックの法則により、 F=E×(L1−L0)/L0 である(Eは定数)。第一バンド11と第二バンド12
との間の間隔を20〜30cmのうちで設定し、手関節
部3の回内にともなって第二バンド12上のB点(図
2)が約2cmだけ内側(図2の上側)に変位したとき
を想定して上記L0とL1とを定め、そのときの力Fと
元の角度θとの関係を調べると図3のようになる。角度
θが0に近いときには、上記した2cm程度のB点の変
位ではL1−L0が大きくならないために力Fが小さ
く、角度θが90゜に近いときには、連結バンド13の
長さL0自体が長くなって(L1−L0)/L0が大き
くならないため、やはり力Fは小さい。結局、角度θが
45゜前後である場合に力Fが最大になる。
は、上記の力Fのうち回転方向の成分F’=Fsinθ
であり、そのF’が最大になるのは図3のように角度θ
を60゜前後にした場合である。しかし、上記のように
手首をコックアップさせる効果を有するのは力F’では
なく力Fであるため、両者をともに考慮して、テニス肘
を発症した前腕部1に対して効果的な連結バンド13の
角度θは、20゜〜70゜であると考えられる。
外側から手関節部3の内側へとかけ渡す場合について示
したが、症状によっては、前腕上部2の内側から手関節
部3の外側へと連結バンド13をかけるのがよい場合も
ある。その場合には、左腕用の一般的なサポーター(つ
まり、連結バンド13を前腕上部2の外側から手関節部
3の内側へと延ばすもの)を右腕に装着するなど、反対
側の腕用のサポーターを使用するのもよい。手関節部3
がいずれの向き(回内および回外方向)に回転するのも
抑制する必要があるときは、傾きの向きが異なるよう二
本の連結バンド13を第一バンド11・第二バンド12
間にかけ渡すのがよい。
して下腿部4用のサポーター20を紹介する。このサポ
ーター20は、膝関節部5を締め付ける第一バンド21
と足首を締め付ける第二バンド22、および両者間を螺
旋状に巻いてつなぐ連結バンド23とによって構成して
いる。第一バンド21は、幅の広い帯状の弾性布をマジ
ックテープ付きの二箇所の留め具21aによって膝関節
部5に巻き付けるようにしたもので、膝の屈伸を妨げぬ
よう、図のように膝蓋骨の周囲21bと裏側の左右21
cを切除している。第二バンド22も帯状の弾性布をマ
ジックテープ付き留め具22aによって足首6に巻き付
けるようにしたものである。連結バンド23は、上下双
方の端部23a・23bにマジックテープを取り付けて
おり、それらマジックテープの各面を第一バンド21・
第二バンド22の内側面における適所に接合することに
よって、図のように膝関節部5の外側から足首6の内側
にかけ渡す。
き、サポーター20は、第一バンド21や第二バンド2
2の締付け力によって膝関節部5や足首6をしっかり固
定するほか、連結バンド23の弾性に基づく引張り力に
より、足首6やつま先7が図の白抜き矢印の向きに捻れ
る動き(内反)を抑制する。しかもそのような抑制力
は、下腿部4の捻れ角の大きさに比例するように反対向
き(捻れを戻す向き)に発生するので、確実かつソフト
に下腿部4の過負荷を防止することができる。そのため
にこのサポーター20は、捻挫などで傷めた下腿部4に
対し、痛みの発生を抑えるとともに、症状の進行を抑え
て徐々に改善する効果を発揮する。
膝関節部5の内側から足首6の外側にかけて延ばすこと
により、図4とは反対向きの捻れ(外反)を抑制する。
そのような連結バンド23を、図4のとおり使用するも
う一本の連結バンド23とともに使用することにより外
反・内反両方向の捻れを防止して、下腿部4の一層の安
定を図るのも好ましい。そのほか、第一バンド21の内
面のうち膝関節部の左右に当たる部分にスポンジ等の衝
撃吸収材を張り付けておくのもよい。そのような衝撃吸
収材によって膝の靱帯を圧迫すると、それらの部材を介
して(いわゆる介達外力として)外力が作用するため、
当該関節部にかかる衝撃がさらに小さくなり、好ましい
(図1のサポーター10においても、第一バンド11の
内面に衝撃吸収材を設けると、前腕上部2の靱帯に関し
て同様の効果がある)。
のサポーターがこれらの形態のみに限定されるものでな
いことは言うまでもない。とくに、上記のものに準じた
第一バンドと第二バンド・連結バンドとによって胴体用
のサポーターを構成すれば、胸や腹部の筋肉を傷めたと
きそれを装着して、運動中または普段の生活においてそ
れらの筋肉を保護することが可能になる。
のような効果がある。すなわち、装着したその炎症部分
に過度の捻りが生じるのを防止することによって当該部
分に作用する負荷を制限するので、運動等をする際に
も、痛みを緩和しながらその部分の症状の改善等をはか
ることができる。しかも、捻り角度が小さいうちからそ
の捻りに対する抑制力を発生し、捻り角度の増大につれ
て徐々にその力を増加させるので、腕や脚・胴などの捻
れをソフトにかつ確実に抑制することができる。
のものと同様の作用によってとくに前腕部の捻れを抑え
るため、いわゆるテニス肘を発症したプレーヤー等の使
用に好適である。手首をコックアップさせる作用がある
点なども、伸筋のストレスを減少させる意味で好まし
い。
ものと同様の作用によってとくに下腿部の捻れを抑制し
当該部分を保護する。膝関節部や足首に適切な締め付け
力を及ぼすことにより、鎮痛作用や固定作用を発揮する
効果もある。
ンドの連結位置を変更することにより、同じサイズのサ
ポーターを体格の異なる多くの人に使用することができ
る。第一バンドまたは第二バンドに対する連結バンドの
結合と分離を容易に行え、また、連結バンドの角度やそ
の傾斜の向きを症状に応じた最適の状態にし得る点も好
ましい。
を、右の前腕部1に装着した状態を示す全体図である。
る。
力Fなどについてのグラフである。
を、右の下腿部4に装着した状態を示す全体図であり、
図4(a)は前から見たもの、同(b)は後ろから見た
ものである。
腕部1に装着した状態を示す全体図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに相対回転運動をする腕、脚または
胴における二箇所にそれぞれ巻き付けて固定される第一
および第二のバンドと、それらバンド間を斜めにつない
で弾性力に基づく張力をもたらす連結バンドとを有する
ことを特徴とするサポーター。 - 【請求項2】 第一バンドが前腕上部を締め付けるもの
であり、第二バンドが手関節部を締め付けるものであっ
て、連結バンドが、第一バンドから第二バンドへかけて
前腕部を螺旋状に巻くものであることを特徴とする請求
項1に記載のサポーター。 - 【請求項3】 第一バンドが膝関節部を締め付けるもの
であり、第二バンドが足首を締め付けるものであって、
連結バンドが、第一バンドから第二バンドへかけて下腿
部を螺旋状に巻くものであることを特徴とする請求項1
に記載のサポーター。 - 【請求項4】 連結バンドのうち少なくとも一方の端部
が、マジックテープによって第一または第二のバンドと
連結されるものであることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載のサポーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378581A JP2000197655A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | サポ―タ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000197655A true JP2000197655A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=18509804
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10378581A Pending JP2000197655A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | サポ―タ― |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2000197655A (ja) |
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