JP2005040371A - 医薬品運搬用手押車 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体に脚輪と手押用部材と収納庫と薬品情報管理装置とを装備した医薬品運搬用手押車を更に有用かつ便利にする。
【解決手段】収納庫33の内部を冷却する庫内冷却装置60と、筐体(20)の底部に突設された走行輪72とその回転駆動を行う駆動源71とを具備した走行駆動装置70とを設け、薬品情報管理装置45を筐体(40)に装備する。これにより、医薬品を収納して識別管理するとともに手押しで運搬することができるばかりか、保冷機能や走行駆動機能といった有益な機能も発揮できるようになる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、医療現場や調剤部門等で医薬品の運搬に用いられる医薬品運搬用手押車に関し、詳しくは、医薬品を収納庫に収納でき、更にその情報管理もでき、手押しによって移動する医薬品運搬用手押車に関する。
医薬品運搬用手押車の例としては、医薬品を手術室や前室等へ運び込むための手術用カートや、病棟内で病室へ医薬品を運ぶための医薬品カート、調剤部門から病棟へ医薬品を分配するための医薬品カートなどが挙げられる。
病院や薬局等で、薬品や医療用具などを運搬する際、しばしば手押しのカート(手押車)が用いられる。そのようなカートでは、運搬時の手押し移動を可能とするために、対象の筐体の底部に転動自在な脚輪が突設され、筐体の外面に手押用部材が装着されている。また、運搬対象の医薬品を出し入れ可能に収納するために、筐体に収納庫が内蔵されている。医薬品には、処方単位・調剤単位・患者単位・手術単位など適宜単位で纏められたセット薬品や、個々に払い出されたバラの薬品、カテーテルなどの医療材料・手術用具が含まれる。これらは、適宜なトレー(搬器)に納めてトレーと共に、あるいは搬器等に入れずにそのままの状態で、収納庫に一時収納して運搬される。
かかる医薬品運搬用手押車は、医薬品の運搬を目的とするものであり、医薬品の収納状態や使用状況を適切に把握することが必要であるため、医薬品の容器等に付された薬品識別情報をバーコードリーダ等の専用端末で読みとってコンピュータ等で処理する薬品情報管理装置を併用するものもある。これにより、対象の患者に対して正しい薬剤が投薬されたことを管理および確認することができる。
さらに、収納した注射薬等の薬品類を撮像して計数するようになった薬品カートも知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2001−198191号公報 特開2001−198192号公報
しかしながら、このような従来の医薬品運搬用手押車では、薬品情報管理装置が別体になっていたため、手押車を移動させるときには専用端末も持ち歩かなければならないので面倒なうえ、複数・多数の手押車が集まったようなときには手押車と専用端末との対応関係を取り違えないよう細心の注意を払うことも必要で、使い難かった。
また、混合調製後の変質抑制等のため冷温保存の求められる医薬品を収納しておくのには使えない。そのような具体例を挙げると、注射薬等には光照射や高温下で変質・化学変化が促進されるものがあり、そのような注射薬をセットに含めたり輸液に混注した後、それらを施用まで保存しておくときには暗所に冷温保存することが必要であり、調剤したところから施用するところまで運搬する際にも、例え短期間であっても、冷温保存が望ましい。
さらに、薬品情報管理装置や保冷のための装置が装備されて手押車が重くなると手で押して移動させるのは楽でない。
そこで、筐体に脚輪と手押用部材と収納庫と薬品情報管理装置とを装備した医薬品運搬用手押車を更に有用かつ便利にするべく、保冷機能や走行駆動機能といった有益な機能も発揮できるように改良することが、課題となる。
本発明の医薬品運搬用手押車は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、医薬品を出し入れ可能に収納する収納庫と、前記医薬品に係る薬品識別情報を処理する薬品情報管理装置と、前記収納庫が内蔵され手押用部材が外装された筐体と、これの底部に突設された転動自在な脚輪とを備えた医薬品運搬用手押車において、前記収納庫の内部を冷却する庫内冷却装置と、以下の走行駆動装置とが設けられ、前記薬品情報管理装置が前記筐体に装備されていることを特徴とする。ここで、前記走行駆動装置は、前記筐体の底部に突設された走行輪と、その回転駆動を行う駆動源とを具備している。
このような本発明の医薬品運搬用手押車にあっては(解決手段1)、医薬品を収納して識別管理するとともに手押しで運搬することができるばかりか、次のこともできるようになっている。すなわち、薬品情報管理装置が筐体に装備されているので、専用端末の携帯や取違防止の注意などの負担が軽減されて、使い易い便利なものとなっている。また、庫内冷却装置によって収納庫の内部が冷却されるので、収納庫に収納されている医薬品を保冷することができ、そのため例えば常温では急いで運搬しなければならない医薬品でも、安全速度で運搬することができる。さらに、走行駆動装置を作動させれば駆動源によって走行輪が回転駆動され、これによって推進力が生じ、これが作業者の出す手押しの推進力に加わるので、作業者は重装備の手押車でもその移動を楽に行うことができる。
したがって、この発明によれば、従来より高機能で便利な医薬品運搬用手押車を実現することができる。
このような本発明の医薬品運搬用手押車を実施するための好ましい形態は、医薬品を出し入れ可能に収納する収納庫と、前記医薬品に係る薬品識別情報を処理する薬品情報管理装置と、前記収納庫が内蔵され手押用部材が外装された筐体と、これの底部に突設された転動自在な脚輪とを備えた医薬品運搬用手押車において、前記薬品情報管理装置が、前記薬品識別情報に基づいて運搬先情報の表示を行うものであり、前期収納庫が遮光性で密閉可能なものであり、前記筐体に、前記薬品情報管理装置と、前記収納庫内の空気を循環させながら塵埃を除去する庫内清浄装置と、前記収納庫の内部を冷却する庫内冷却装置と、前記筐体の底部に突設された走行輪とその回転駆動を行う駆動源とを具備した走行駆動装置と、前記薬品情報管理装置と前記庫内清浄装置と前記庫内冷却装置と前記走行駆動装置とに給電を行う蓄電器とが、装備されている、というものである。
この場合、薬品情報管理装置が筐体に装備されているので専用端末の携帯や取違防止の注意などの負担が軽減されるうえ、その薬品情報管理装置によって薬品識別情報に基づき運搬先情報が表示されるので、作業者は運搬先を容易かつ的確に把握することができる。また、医薬品を収納庫に収納して出し入れ口を閉めれば、収納庫が密閉されるので雑菌等の入り込みが少なくなるうえ、収納庫の内部が外部から遮光されて医薬品に対する紫外線(UV)等の照射が阻止されるので、医薬品が光分解等で変質するのを防止・抑制することができる。さらに、庫内清浄装置によって収納庫内の空気が循環させられ循環空気から塵埃が除去されるので、収納庫は庫内全体の空気が清浄になる。また、庫内冷却装置によって収納庫の内部が冷却されるので、収納庫に収納されている医薬品を保冷することができる。また、走行駆動装置を作動させれば駆動源によって走行輪が回転駆動され、これによって推進力が生じ、これが作業者の出す手押しの推進力に加わるので、作業者は手押車の移動を楽に行うことができる。なお、蓄電器の搭載によって運搬先表示案内機能(ガイド機能),清浄機能(クリーン機能),保冷機能(クール機能),走行駆動機能(電動アシスト機能)などの各機能が手押車の移動中も継続して発揮される。密閉遮光機能(UVカット機能)は電力不要で常に発揮される。
このような本発明の医薬品運搬用手押車について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜3により説明する。
図1〜3に示した実施例1は、上述した解決手段1(出願当初の請求項1)及び好適形態を具現化したものであり、図4に示した実施例2や、図5に示した実施例3は、変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、フレームや,ボルト等の締結具,ヒンジ等の連結具,信号ケーブル等の電気配線などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明の医薬品運搬用手押車の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、その構造を示し、(a)が斜視図、(b)が平面図、(c)が左側面図、(d)が正面図である。また、図2は、主要な内蔵部品の展開斜視図である。
先ず図1を参照して外観面から説明すると、この医薬品運搬用手押車10(医薬品カート、以下、カート10と言う)は、最下の下部ユニット20と、本体部とも言える中間の庫部ユニット30と、最上の比較的小さな上部ユニット40とからなり、これらが上下に連結されていて一纏まりの筐体が形成されている。
カート10の床面上での移動や方向転換を可能とするため、下部ユニット20の下面・底面の四隅には、それぞれ、脚輪22(遊動輪、従動輪、キャスター)が下向きに突き出た状態で装着されている。脚輪22は、何れも、水平な支軸にて回転自由に軸支されて床面上を自在に転動できるうえ、鉛直軸まわりの回転も自由になっている。全部の又は一部の脚輪22には、移動を規制するためのロック部材も付いている。下部ユニット20の側面の四つ角には、衝突時の衝撃を緩和するため、柔らかな部材からなる緩衝器21(バンパー)も付設されている。下部ユニット20の下面・底面の中央には、後述する走行輪72も突設されている。
庫部ユニット30には、収納庫33が内蔵されている。収納庫33は、保温のため断熱材で囲われているが、医薬品の出し入れのため一面が大きく開口している。この開口はそのまま庫部ユニット30の側面(図では正面)に露呈しており、その開閉のため、開口には2枚の引戸32が引き違いに設けられている。開閉機能を有し密閉性と断熱性と遮光性に優れたものであれば、扉でも良いが、引戸であれば開けたときの飛び出しが無いので狭いところで使いやすい。また、庫部ユニット30の外面のうち手を掛けやすいところ(図では右側面における上側部位)には、手押用部材31が装着されている。手押用部材31は、図示した握り棒のようなものに限らず、図示は割愛したが、自転車のハンドルのようなものや、半球体状のものでも良く、手を掛けて押しやすいものであれば足りる。
上部ユニット40には、薬品情報管理装置45が格納されている。薬品情報管理装置45は、マイクロプロセッサシステム等からなり、電動ユニットのコントローラを兼ねている。薬品情報管理装置45には、バーコードリーダ41(薬品識別情報読取具)とカードリーダ42(運搬先情報等の入力部)とLCDパネル43(運搬先情報等の表示部)とが外付けの周辺機器としてケーブル接続されている。これらは操作のため或いは視認のため上部ユニット40の外面に装着されている。薬品情報管理装置45は、医薬品に係る薬品識別情報を処理するものであり、医薬品に係る薬品識別情報としては薬品名が典型的なものであるが、このカート10では、医薬品の容器や包装等にバーコードで付された薬剤コードを薬品識別情報としてバーコードリーダ41で読み取るようになっている。
カードリーダ42は、医療従事者や調剤作業者などに予め配られているICカードが差し込まれると、それに記憶されている作業者IDを読み取るようになっている。また、ICカードに、処方箋情報や,手術情報,患者情報,セット情報,運搬先情報,運搬経路情報などが含まれている場合は、それも読み取るようになっている。
薬品情報管理装置45は、バーコードリーダ41及びカードリーダ42から読取データを受け取り、それらのデータを突き合わせて、可能な限り、取り扱い医薬品の適否判定や,作業者と医薬品と時刻などを組にした作業履歴データの作成を行う他、医薬品の確認を促すための表示や,運搬先を示す病室・手術室等の案内表示,施用対象患者の確認を促すための表示などをLCDパネル43に行わせるようになっている。表示手段は、必要な画面表示が行えれば、他の表示装置でも良いが、LCDパネル43は軽いうえ消費電力が少ないという利点を持っている。
上部ユニット40には、最上面など目立つ部位に灯44(明滅灯、警告灯、走行表示灯)も、付設されている。灯44は、図示しない手動スイッチの操作によって或いは薬品情報管理装置45の制御によって、カート10の走行時・移動時に、周囲の者の注意を引くため、明滅するようになっている。
次に図2も参照してカート10の内部構造を説明する。カート10の筐体には、上述した収納庫33に加えて、庫内清浄装置50と庫内冷却装置60と走行輪72以外の走行駆動装置70とが内蔵されている。
庫内清浄装置50は、庫部ユニット30内で収納庫33の後方に設置された空気清浄ユニット51と、収納庫33の背面を兼ねるバッフルプレート52とからなり、収納庫33と共に密閉空間に納められて、収納庫33内の空気を循環させながら塵埃を除去するようになっている。すなわち、空気清浄ユニット51の格納室は、バッフルプレート52に連結した状態でその後方に配されており、更に上側が収納庫33の上面・天板の大きな開口に連通している。この開口には後述の吸熱部材62が嵌装されているが吸熱部材62には多数の間隙があって通気が可能になっている。
また、バッフルプレート52も、通気が可能なよう、しかも通気が収納庫33の背面に広く分散して行われるよう、多数の通気口53が分散して貫通形成されている。なお、収納庫33の内部空間が二枚の棚板34によって三段に仕切られるが、各棚板34にも通気口35が多数分散して貫通形成されている。そして、このような収納庫33の内部空間とバッフルプレート52の通気口53と空気清浄ユニット51の格納室とその上側から収納庫33の上面開口に至る連通路とが一巡状態で連なって空気循環路が形成され、その中に空気清浄ユニット51が介在したものとなっている。空気清浄ユニット51は、ファンモータ54(送風機)とフィルタ55(濾紙ユニット)とが一体的に連結されたものであり、ファンモータ54を作動させると、空気がファンモータ54に吸い込まれてフィルタ55へ送り込まれそこで塵埃を除去されて清浄になってから空気清浄ユニット51格納室上側の連通路へ送り出されるようになっている。フィルタ55には、花粉対応の高性能空気清浄機やクリーンルーム等で多用されているHEPAフィルタやULPAフィルタが組み込まれる。
庫内冷却装置60は、収納庫33の内部を冷却するために、電動モータやコンプレッサ等からなる冷凍機61と、上述したように収納庫33の上面開口に設けられた吸熱部材62とを具えている。冷凍機61は、下部ユニット20に内蔵されており、図示しない配管を介して冷媒を吸熱部材62に圧送するようになっている。吸熱部材62は、冷媒を膨張させて吸熱する管体いわゆる直膨コイルからなり、収納庫33へ流れ込む空気から熱を奪い取るようになっている。図示は割愛したが、収納庫33内の温度が所定の目標温度あるいは設定器での設定温度に保たれるよう、庫内冷却装置60には、収納庫33内の温度を検出する温度計や、その検出温度に応じて冷凍機61の動作をオンオフ制御する或いはフィードバック制御する温度制御回路も、具備されている。
走行駆動装置70は、下部ユニット20に内蔵されている駆動源71と、下部ユニット20の底面のほぼ中央位置で下方へ突き出ている走行輪72と、駆動源71の回転運動を走行輪72に伝達するタイミングベルト73及びカップリング74とを具えている。駆動源71には、例えばDCブラシレスモータを組み込んだ電動モータユニットが採用され、走行輪72には、床面上を円滑に走行しうるよう例えば空気入りのゴムタイヤが採用されている。駆動源71は、図示しない手動スイッチの操作に応じて或いは薬品情報管理装置45の制御に従って、走行輪72の回転駆動や駆動停止を行うようになっている。
蓄電器23(バッテリーユニット)と充電器24(バッテリーチャージャー)も重いので下部ユニット20に格納されている。蓄電器23は、例えばニッカド電池からなり、薬品情報管理装置45や,庫内清浄装置50のファンモータ54,庫内冷却装置60の冷凍機61,走行駆動装置70の駆動源71などに、図示しない給電ケーブルで電力を供給するようになっている。充電器24は、AC−DCコンバータ(整流回路)とチャージャー(充電制御回路)とを具えており、走行していない時などに電源コード等を介して例えば交流100Vの商用電力を受けると、それを整流して蓄電器23に供給するようになっている。なお、蓄電器23は、一個だけ図示したが、複数個であっても良く、それらが並列接続されていても直列接続されていても直並列接続されていても良い。
この実施例1のカート10(医薬品運搬用手押車)について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図3は、その説明図であり、(a)が斜視図、(b)が平面図、(c)が左側面図、(d)が正面図である。図3(a)は移動時の走行状態を示し、図3(b)〜(d)は内気の循環状態を示している。
ここでは、具体例として、或る患者の手術に用いられる医薬品を調剤室で準備し、それを手術室に搬入する、という場合を説明する。
この場合、調剤室で調剤担当者によってセット薬品の取り揃えや注射薬の混合調製などが行われるのと並行して、又はそれに先だって、稼動可能な空のカート10が調剤室に運び込まれ、脚輪22がロックされる。この時点では、庫内清浄装置50や庫内冷却装置60はデフォルト状態(省略時標準設定状態)で作動している。このカート10のカードリーダ42に調剤担当者と同一人の又は別人の運搬担当者がICカードを挿入すると、カードリーダ42によってICカードの情報が読み取られ、これに基づき薬品情報管理装置45によって、担当者情報と時刻とが記録されるとともに、その確認表示がLCDパネル43になされる。また、ICカードに処方箋情報や,手術情報,患者情報,セット情報,運搬先情報,運搬経路情報などが含まれている場合は、それも読みとられて薬品情報管理装置45に入力され、さらに薬品情報管理装置45に既入力の同様情報が有れば、それらが混ぜ合わせられて又は区別可能に並べられて或いは何れかが選択されてLCDパネル43に表示される。
そして、患者名や,収納予定の医薬品名,運搬先の手術室名などを運搬担当者が図示しないキー操作等にて選択指定すると、その情報が時刻と共に薬品情報管理装置45によって記録される。また、この段階では、収納予定の医薬品名やセット名などが、LCDパネル43に表示される。収納予定の医薬品の情報から保冷温度が導出可能な場合には、薬品情報管理装置45によってその温度が庫内冷却装置60の制御目標温度に設定される。そうでない場合には、設定器での設定温度が庫内冷却装置60の制御目標温度に設定される。その制御目標温度は薬品情報管理装置45によって記録されると共にLCDパネル43に表示されるので、運搬担当者はそれを見て確認し、必要が有れば変更する。
調剤が完了したら、運搬担当者は、適宜、LCDパネル43の表示を見て確認しながら、カート10の引戸32を開けて医薬品を収納庫33に収納する。その際、それぞれの医薬品毎に又はセット毎にバーコードリーダ41を用いて薬品コードやセットコード等の薬品識別情報の読取も行う。そうすると、薬品情報管理装置45によって、薬品識別情報と時刻とが記録されるとともに、収納しようとしている医薬品が収納予定のものに含まれているか否かの判別がなされ、適切な場合はそのことがLCDパネル43の表示内容に反映され、不適切な場合はアラームが発せられる。運搬担当者が予定の医薬品を総て収納して引戸32を閉めると、収納庫33は密閉され暗室状態となり、収納医薬品は外光に曝されることなく保冷される。こうして、収納作業・積み込み作業が完了する。
医薬品を収納したカート10を調剤室から手術室へ移動させるとき、運搬担当者は、ICカードをカードリーダ42に読み取らせる。そうすると、薬品情報管理装置45によって所定の記録がとられるとともに、LCDパネル43に運搬先の案内表示が行われるので、運搬担当者は、その案内表示を見て運搬先の手術室名を確認する。それから、運搬担当者は、安全のため灯44を点灯させ、カート10移動のため、手押用部材31を握ってから、脚輪22のロックを解除し、走行駆動装置70を作動させる。そうすると(図3(a)参照)、手押用部材31を軽く押せばカート10が前進する(図では左方の矢印方向へ進む)。駆動源71による走行輪72の駆動力は手押しを補助するための弱いものであり、走行輪72の回転は速度も加速も必要以上に大きくならないよう抑制的な制御が走行駆動装置70によって遂行されるので、カート10は適度な速度で移動する。角を曲がるようなときは、運搬担当者が手押用部材31を横方向に押せば、脚輪22が自在に向きを変えることから、カート10が走行輪72を中心に回るので、方向転換が簡単に行える。
移動中でも、蓄電器23から電力を供給されて、走行駆動装置70ばかりか庫内清浄装置50も庫内冷却装置60も動作し続け、収納庫33の内気循環と共に塵埃除去と保冷が継続される。具体的には(図3(b)〜(d)における矢付き太線を参照)、カート10の筐体内で、空気清浄ユニット51によって清浄化された空気が、一旦上昇してから、吸熱部材62で冷却されつつ下降して、収納庫33の内部空間に流入し、それからバッフルプレート52を通って空気清浄ユニット51格納空間に戻ってくる。こうして、収納庫33の内部は清浄に且つ適切な温度に保たれる。
そして、運搬先の手術室に到達すると、運搬担当者は、手術室に掲示された部屋名や部屋番号とLCDパネル43に表示された運搬先案内とを照合して、確信が得られたらカート10を手術室に搬入し、灯44を消灯させる。そして、運搬担当者が再びICカードをカードリーダ42に読み取らせると、薬品情報管理装置45によって所定の記録がとられるとともに、LCDパネル43に手術予定の患者名や術式名などが表示される。そのため、手術時に施術者や補助者がカート10から医薬品を取り出すときにもLCDパネル43の表示を見て再確認することができる。手術終了後は、カート10をカート置き場に戻すとともに、その電源コードを商用電源のコンセント等に繋いで充電させ、次の使用に備える。また、適宜なタイミングで、ICカードや他の媒体あるいは通信手段を用いて、薬品情報管理装置45の記録情報をデータ処理用ホストコンピュータに収集する。
こうして、このカート10にあっては、運搬時にも保冷と遮光と清浄雰囲気のうち何れか一つ又は複数のものが必要な医薬品を適切に運搬することができるうえ、手押しであっても楽に移動することができる。
なお、ここでは、調剤室から手術室への運搬を説明したが、ナースセンタから病室への運搬など他の運搬経路でも、同様である。また、複数の患者に使用する医薬品を纏めて運搬しても良く、運搬先が複数箇所であっても良く、運搬先に順番が指定されていても良く、運搬経路が指定されていても良い。さらに、移動が分割して行われても良く、移動途中の停止状態で充電が行われても良く、データ収集は何時行われても良い。また、処方箋情報や,手術情報,患者情報,セット情報,運搬先情報,運搬経路情報などが、有線の又は無線の通信等にてダウンロードされるようにしても良い。その他、床面の凹凸への適応のため走行輪72が多少は昇降しうるよう走行駆動装置70にサスペンションを組み込むのも良く、音声案内や警報音発生などのため音響ユニットを装備しても良く、庫部ユニット30の上面が作業台としても使い易いよう平面部分を広く確保するのも良い。
図4に平面図を示した本発明の医薬品運搬用手押車が上述した実施例1のものと相違するのは、手押用部材31の内側に操作部材75(アクセル兼ブレーキ用バー)が設けられた点と、進行方向側(図では上側)の緩衝器21が緩衝器76(バンパー兼ブレーキ操作部材)になった点と、走行駆動装置70が操作部材75及び緩衝器76の作動に応じて走行輪72にブレーキをかけるように改造された点である。
この場合、非走行状態では(図4(a)参照)、操作部材75が手押用部材31から離れている。その状態で、運搬担当者が手押用部材31に手の平を掛けると、指先が操作部材75に掛かるので、運搬担当者はカート10を移動させるとき手押用部材31を手の平で押しながら操作部材75を指で引き寄せる。そのとき、途中でノッチ音がして軽く引っかかる感じがしたら、操作部材75をそこに止めておく(図4(b)参照)。そうすると、走行駆動装置70が作動してカート10は軽快に走行する。
そして、走行中にぶつかりそうになったようなときには、操作部材75を急いで握って更に引き寄せると(図4(c)参照)、走行駆動装置70のブレーキ機能が働いて、走行輪72の回転が止められるので、カート10は急停止する。
また、走行中に衝突してしまったときには、衝突した方の緩衝器76が後退し(図4(d)参照)、これによっても走行駆動装置70のブレーキ機能が働いて、走行輪72の回転が止められるので、カート10は急停止する。
こうして、緊急時には、走行アシストのための走行駆動装置70がアシストを止めるばかりでなく積極的にブレーキ機能も発揮するため、安心して走行させることができる。
なお、運搬先への到達時には、操作部材75を離し(図4(a)参照)、手押用部材31での操作にて、カート10を穏やかに停止させる。
図5に平面図を示した本発明の医薬品運搬用手押車が上述した実施例1,2のものと相違するのは、引戸32の開閉による庫内温度変化や塵埃の侵入を防止抑制するために、収納庫33に空気貯め56が付設された点である。
空気貯め56は、収納庫33の内部空間に連通しており、図示しない電動モータやシリンダ等の適宜機構によって拡縮されて、収納庫33の内気を吸い込んだり、貯留空気を収納庫33内へ吐き出したりするようになっている。
この場合、収納庫33が密閉や保冷されている状態では、空気貯め56が膨らんで清浄な冷気が空気貯め56に貯め込まれる(図5(a)参照)。そして、医薬品の出し入れのため引戸32が開けられると(図5(b)参照)、庫内清浄装置50による内気循環が一時的に止められ、その代わりに空気貯め56が萎んで(図5(c)参照)、清浄な冷気が空気貯め56から収納庫33内に送給される。これにより、引戸32の開いたところから冷気は逃げるが外気と共に塵埃が入り込むのは少なく抑えられる。空気貯め56はゆっくり萎むので(図5(d)参照)、医薬品の出し入れに必要な程度の時間は稼げる。
そして、引戸32が閉められると(図5(e)参照)、庫内清浄装置50による内気循環が再開されて、庫内清浄装置50の清浄機能も庫内冷却装置60の保冷機能も有効となる。それから暫くして収納庫33内の温度が安定した頃に、空気貯め56が膨らんで(図5(f)参照)再び清浄な冷気が空気貯め56に貯め込まれる(図5(a)参照)。その際、内気の不足分は庫内清浄装置50のファンモータ54が外気を吸入して内気に混入することで補充される。この空気は直ちにフィルタ55によって浄化され、更に吸熱部材62によって冷却されるので、収納庫33内は常に清浄な冷気で満たされる。
なお、空気貯め56の保冷が困難な場合は空気貯め56をときどき拡縮させて温度変化が大きくならないようにしても良い。
その他、この実施例では引戸32の開閉に応じて内気循環の停止と空気貯め56の拡縮とを双方とも行うようにしたが、空気貯め56は設けないで引戸32の開閉に応じて内気循環の停止だけ行うようにしても良い。
また、蓄電器23の蓄電量を監視して、その蓄電量が残り少なくなってきたときには、保冷機能を優先させるために、先ず走行駆動装置70の作動を停止させ、更に蓄電量が減ったら、空気清浄ユニット51のファンモータ54の回転速度を抑制するようにしても良い。
本発明の実施例1について、医薬品運搬用手押車の構造を示し、(a)が斜視図、(b)が平面図、(c)が左側面図、(d)が正面図である。 主要な内蔵部品の展開斜視図である。 使用状態および動作状態を示し、(a)が斜視図、(b)が平面図、(c)が左側面図、(d)が正面図である。 本発明の実施例2について、医薬品運搬用手押車の構造および動作状態を示し、(a)〜(d)何れも平面図である。 本発明の実施例3について、医薬品運搬用手押車の構造および動作状態を示し、(a)〜(f)何れも平面図である。
符号の説明
10 医薬品運搬用手押車(医薬品カート)
20 下部ユニット(筐体)
21 緩衝器(バンパー)
22 脚輪(遊動輪、従動輪、キャスター)
23 蓄電器(バッテリーユニット)
24 充電器(バッテリーチャージャー)
30 庫部ユニット(筐体)
31 手押用部材(握り棒、ハンドル)
32 引戸(医薬品出入口の開閉部材)
33 収納庫(保冷庫、クリーンボックス)
34 棚板(収納医薬品の載置部材)
35 通気口(貫通孔)
40 上部ユニット(筐体)
41 バーコードリーダ(薬品識別情報読取具)
42 カードリーダ(運搬先情報等の入力部)
43 LCDパネル(運搬先情報等の表示部)
44 灯(明滅灯、警告灯、走行表示灯)
45 薬品情報管理装置(コントローラ)
50 庫内清浄装置
51 空気清浄ユニット
52 バッフルプレート(環流、空気循環手段)
53 通気口(貫通孔)
54 ファンモータ(送風手段、空気循環手段)
55 フィルタ(HEPA、ULPA、濾紙)
56 空気貯め(伸縮袋、蛇腹、エアシリンダ)
60 庫内冷却装置
61 冷凍機(密閉式冷却ユニット)
62 吸熱部材(冷媒膨張管、直膨コイル)
70 走行駆動装置
71 駆動源(電動モータユニット)
72 走行輪
73 タイミングベルト(伝動部材)
74 カップリング(伝動部材)
75 操作部材(アクセル兼ブレーキ用バー)
76 緩衝器(バンパー兼ブレーキ操作部材)

Claims (1)

  1. 医薬品を出し入れ可能に収納する収納庫と、前記医薬品に係る薬品識別情報を処理する薬品情報管理装置と、前記収納庫が内蔵され手押用部材が外装された筐体と、これの底部に突設された転動自在な脚輪とを備えた医薬品運搬用手押車において、前記収納庫の内部を冷却する庫内冷却装置と、前記筐体の底部に突設された走行輪とその回転駆動を行う駆動源とを具備した走行駆動装置とが設けられ、前記薬品情報管理装置が前記筐体に装備されていることを特徴とする医薬品運搬用手押車。
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