JP2005040053A - コンバインのグレンタンク支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 着脱自在なグレンタンクを有するコンバインにおいて、グレンタンク着脱時における確実な着脱操作と、タンク基部上方の空間確保を可能にするグレンタンク支持構造を提供する。
【解決手段】 タンク基部30bの前側壁体51から後側壁体52に亘って貫設された支持ピン62の両端部と、タンク本体30aの左右の側壁部36,36に備えられたガイド板64とを係合させてグレンタンク着脱時の回動操作支点が設定できるようにグレンタンク支持構造を構成した。
【選択図】 図5

Description

本発明は、穀粒の排出装置を備えた排出部を機体に備え、穀粒を貯留するグレンタンクを排出部の上部に備えて、グレンタンクを排出部に脱着自在に載置してあるコンバインのグレンタンク支持構造に関する。
上記コンバインにおいては例えば特許文献1に開示されているように、グレンタンクの下端の連結部が排出部(特許文献1の図5及び図6中の30b)の開口に入り込むようにして、グレンタンクを排出部に脱着自在に載置するものがある。
この場合、特許文献1の構造では、グレンタンクの連結部に差込み連結部(特許文献1の図7及び図8中の43a)及び載付け連結部(特許文献1の図7及び図8中の43b)を備え、排出部に重量支持部(特許文献1の図7,8,10中の53a)及びストッパー部(特許文献1の図7,8,9中の53b)を備えて、グレンタンクを排出部に脱着自在に連結するように構成されている。
特開平11−89415号公報(図4,5,6,7,8,9,10)
特許文献1の構造においてグレンタンクを排出部から取り外す場合、特許文献1の図7に示されるように、グレンタンクを上方に少し持ち上げて、グレンタンクの連結部を排出部から少し上方に抜き、特許文献1の図8に示すように、グレンタンクの連結部の差込み連結部(特許文献1の図7及び図8中の43a)を、排出部の重量支持部(特許文献1の図7,8,10中の53a)に載せて支点としながら、グレンタンクを機体横外側に回動操作(倒し操作)している。この脱着時の回動操作の支点の位置は、差込み連結部の長さに限定された範囲でしかずらすことができなかったため、回動操作を確実に行うには困難な場合があった。また、回動したグレンタンクによって発生する本機タンク基部上方の空間の確保が十分でない場合があった。
本発明は、穀粒の排出装置を備えた排出部を機体に備え、穀粒を貯留するグレンタンクを排出部の上部に備えて、グレンタンクを排出部に脱着自在に構成してあるコンバインにおいてグレンタンク脱着時の確実な回動と、その回動によって発生する本機グレンタンク基部上方の空間確保とを可能にするグレンタンク支持構造を構成することを目的としている。
〔I〕
(構成)
本発明の第1特徴は、穀粒の排出装置を備えた排出部を機体に備え、穀粒を貯留するグレンタンクを排出部の上部に備えて、グレンタンクを排出部に脱着自在に構成してあるコンバインにおいて次のように構成することにある。
グレンタンクの下部及び機体の固定部のうちの一方に支持部を備え、グレンタンクの下部及び機体の固定部のうちの他方に案内部を備えて、支持部及び案内部によりグレンタンクの下部を支持しながら、支持部を通る機体の前後軸心周りにグレンタンクを揺動操作自在、且つ、支持部及び案内部によりグレンタンク下部を支持しながら、グレンタンクを機体の左右方向に移動操作自在に、支持部及び案内部を備えてある。
(作用)
本発明の第1特徴によると、グレンタンク脱着の際には、グレンタンク上端側を機体横外側に回動可能な高さまで鉛直方向に持ち上げることで、案内部の任意の位置を支点として、グレンタンクの機体横外側への回動操作を行うことができることになる。この状態でグレンタンク上端側を機体横外側に回動させると、支持部と案内部との接点である支点は、案内部の長さの範囲内で自由に移動することができる。これにより回動操作中にグレンタンクが機体の固定部から脱落する虞が解消し、回動操作を確実に行うことができる。そして、案内部の長さの範囲内でグレンタンクは機体の左右方向に移動操作自在なので、例えば図8のようにグレンタンク上端側を機体横外側に回動させた場合、機体横外側方向にグレンタンクを移動させることができるので、グレンタンクが占有していた機体の固定部の上方の空間が確保されることになる。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、グレンタンクの機体横外側への回動操作中にグレンタンクが機体の固定部から脱落する虞が解消でき、回動操作を確実に行うことができるので、グレンタンク本体や機体の固定部の内部を清掃するとか点検するとかに当たり、機体の固定部からグレンタンクを取り外す作業の作業性を向上させることができた。
〔II〕
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴において、案内部から支持部が離れることを可能にする抜け部を、案内部に備えてあることにある。
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項〔I〕に記載の「作用」を備
えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
案内部から支持部が離れることが可能にする抜け部を、案内部に備えてあるので、グレンタンクを回動させた場合、グレンタンクが本機から離脱可能となる。
(発明の効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項〔I〕に記載の「発明の効果
」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、案内部に設けられた抜け部から支持部を分離することができるので、グレンタンクを本機から完全に分離させることができるようになり、清掃作業などのメンテナンスに必要な作業空間を確保することができるようになった。
また、清掃作業などのメンテナンスに必要な作業空間を確保しながらも、取り外したグレンタンクを案内部と止め部の接点において本機に係留したままの状態も維持できるので、グレンタンクを機体の固定部から完全に隔離する必要のない場合にはメンテナンス性を維持しながら重量物移動の労力が軽減できるようになった。
〔III〕
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴において次のように構成することにある。グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向と交差する方向に案内部から支持部が離れるように、抜け部を構成すると共に、グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向に案内部から支持部が離れるのを阻止する止め部を備えてある。
(作用)
本発明の第3特徴によると、本発明の第1又は第2特徴と同様に前項〔I〕〔II〕に記
載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向に案内部から支持部が離れるのを阻止する止め部を備えてあるので、グレンタンクを機体の左右方向に移動させた場合、グレンタンクの移動方向の動きが制限される状態となる。これにより、案内部の長さの範囲を超えてグレンタンクは移動することはない。
(発明の効果)
本発明の第3特徴によると、本発明の第1又は第2特徴と同様に前項〔I〕〔II〕に記
載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第3特徴によると、グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向に案内部から支持部が離れるのを阻止する止め部によって支持部の移動範囲を限定するので、グレンタンクを機体の左右方向に移動させる際、案内部の長さ以上に支持部が移動してグレンタンクが不意に落下することを防止することができた。
図1及び図2示すように、クローラ式走行装置1、この走行装置1などを駆動するエンジンEが備えられた原動部、エンジンEの上方に位置する運転座席2などが備えられた運転部を有する自走機体の前部に前処理装置3を昇降操作自在に連結するとともに、この前処理装置3により、稲、麦などの植立穀稈を引き起こしながら刈取り、刈取り穀稈を機体後方側に搬送するように構成してある。前処理装置3からの刈取り穀稈を脱穀処理する脱穀装置4、この脱穀装置4の横側で運転部の後側に配置したグレンタンク30を有する脱穀粒貯留部を自走機体に備えさせるとともに、脱穀装置4の底部から送り出される脱穀粒を脱穀装置4とグレンタンク30との間に位置する揚穀装置5によってグレンタンク30の上部に揚送して供給するように、このグレンタンク30の機体後方側に接続する穀粒搬出装置10によって脱穀粒をグレンタンク30から取り出して運搬車などに供給できるように構成し、もって、脱穀粒をグレンタンク30に回収して貯留しながら刈取り作業を行っていくようにコンバインを構成してある。
図1及び図2に示すように、脱穀装置4の後部に排ワラ細断装置6を連結してある。図3に示すように、この排ワラ細断装置6は、機体横方向に並ぶ複数枚の円板カッターが一体回転自在に付いている駆動自在なカッター軸を一対、平行に備えており、脱穀排ワラを円板カッターによって稈身方向に細断して圃場に落下排出するように構成してある。脱穀装置4の扱室4aの排ワラ搬出部を排ワラ細断装置6に接続するとともに株元側挟持搬送装置7と穂先側係止搬送装置8を有する排ワラ搬送経路Rを、脱穀装置4の機体内に形成してある。脱穀フィードチェーン4bが脱穀排ワラを扱室4aから搬出するに伴い、株元側挟持搬送装置7と穂先側係止搬送装置8とが脱穀排ワラを脱穀フィードチェーン4bから受け継ぐとともに横倒れ姿勢で排ワラ搬送経路Rに沿わせて機体後方側に搬送し、排ワラ細断装置6の排ワラ受入れ口が開放されている場合には搬送して来た脱穀排ワラをその排ワラ受入れ口に落下供給し、その排ワラ受入れ口が閉じられている場合には搬送して来た脱穀排ワラを排ワラ細断装置6の排ワラ受入れ口を閉じている蓋体の案内作用によって排ワラ細断装置6の後側から圃場に落下させるように構成してある。株元側挟持搬送装置7と穂先側係止搬送装置8とは、搬送下手側ほど搬送排ワラの穂先側に位置する傾斜姿勢に配置してあることにより、脱穀排ワラを搬送下手側に至るほど穂先側に移動するように穂先側に寄せながら機体後方側に搬送する。
これにより、排ワラ細断装置6の排ワラ受入れ口を開けておけば、脱穀排ワラを排ワラ細断装置6によって細断して圃場に放出していく排ワラ処理を行いながら刈取り作業ができ、排ワラ細断装置6の排ワラ受入れ口を閉じておけば、脱穀排ワラを長ワラ状態のままで圃場に放出していく排ワラ処理を行いながら刈取り作業ができる。そして、脱穀排ワラは排ワラ搬送経路Rにおいて穂先側に寄せながら搬送されることにより、自走機体に対してグレンタンク30が位置する方の横側に極力寄せて放出される。すなわち、未刈り地に入り込みにくいように放出できる。
図1に示すように、穀粒搬出装置10は、グレンタンク30の機体後方側に位置する機体上下向きの縦スクリューコンベア11と、この縦スクリューコンベア11の上端部に基端部が連結する横スクリューコンベア12とによって構成してある。図1,6,13に示すように、縦スクリューコンベア11は、グレンタンク30の底部の機体後方側に備えてある穀粒取出し部31を形成する伝動ケースの内部に下端側が回動自在に支持される縦スクリュー11aと、この縦スクリュー11aに外嵌する縦搬送筒11bとによって構成するとともに、グレンタンク30の底部内に設けてある底スクリュー32が駆動されてタンク内穀粒を穀粒取出し部31に搬出すると、縦スクリュー11aが穀粒取出し部31の内部で底スクリュー32にギヤ連動していてこの底スクリュー32によって駆動されて脱穀粒を穀粒取出し部31から取り出すとともに縦搬送筒11bに沿わせて搬送する。縦スクリューコンベア11の縦搬送筒11bは、この縦搬送筒11bの下端側を形成するパイプ材と、このパイプ材の上端部に位置するフランジにボルト連結して縦搬送筒11bの上端部を形成する伝動ケース11cとによって形成してある。横スクリューコンベア12は、縦搬送筒11bの伝動ケース11cに連結する伝動ケース12cの内部に一端側が回転自在に支持される横スクリュー12aと、この横スクリュー12aに外嵌する横搬送筒12bとによって構成してある。横スクリュー12aが伝動ケース11c,12cの内部で縦スクリュー11aにギヤ連動していてこの縦スクリュー11aによって駆動されて縦スクリュー11aからの穀粒を横搬送筒12bに沿わせてその先端側に搬送し、横搬送筒12bの先端側に備えてある排出筒13から吐出する。横スクリューコンベア12の横搬送筒12bは、この横搬送筒12bの基端部を形成する伝動ケース12cと、この伝動ケース12cのフランジにボルト連結するとともに横搬送筒12bの先端側を形成するパイプ材とによって形成してある。
横スクリューコンベア12は、伝動ケース12cを有する基端側コンベア部分と、排出筒13を有するとともに基端側コンベア部分に基端側が軸芯Yまわりで揺動自在に連結する先端側コンベア部分との2つのコンベア部分で構成してある。先端側コンベア部分を基端側コンベア部分に対して揺動操作し、図2に実線で示す如く先端側コンベア部分が基端側コンベア部分に対して一直線状に並んで連結する連結姿勢にすると、横スクリューコンベア12が伸展使用状態になり、図2に二点鎖線で示す如く先端側コンベア部分を基端側コンベア部分に対して平行に並んで連結する連結姿勢にすると、横スクリューコンベア12が折り畳み格納状態になる。
図6に示すように、縦スクリューコンベア11の縦搬送筒11aがこれの下端と、グレンタンク30の穀粒取出し部31との間で縦スクリュー11aの軸芯まわりで旋回するように、縦搬送筒11aと穀粒取出し部31とを分離させてある。図6及び図12に示すように、縦搬送筒11bの下端部の外周側に一体回動するように取り付けたウォームホイールギヤ15と、穀粒取出し部31に固定している支持部材16に回動自在に支持されるとともにウォームホイールギヤ15に噛み合うウォームギヤ17と、このウォームギヤ17の回転支軸17aに出力軸が一体回動するように連結する状態で支持部材16に支持されている電動旋回モータ18とにより、旋回駆動機構19を構成してある。すなわち、この旋回駆動機構19は、これの重量が縦スクリューコンベア11の下端側に掛かるように縦搬送筒11bの下部に伝動作用して、かつ、横スクリューコンベア12を旋回停止位置に確実に保持するようにウォームギヤ17とウォームホイールギヤ15とを介して縦搬送筒11bを旋回操作して横スクリューコンベア12を旋回操作するように構成してある。すなわち、旋回モータ18を正回転又は逆回転方向に駆動操作する。すると、ウォームギヤ17が旋回モータ18の駆動力によって正回転又は逆回転方向に回動してウォームホイールギヤ15を回転操作することにより、縦搬送筒11bが縦スクリュー11aの軸芯まわりで旋回し、横スクリューコンベア12が縦スクリューコンベア11の軸芯まわりで自走機体の機体フレーム9に対して正回転又は逆回転方向に旋回する。
図13に示すように、横スクリューコンベア12の伝動ケース12cを縦スクリューコンベア11の伝動ケース11cに軸芯Zまわりで回動自在に連結することにより、横スクリューコンベア12を縦スクリューコンベア11に軸芯Zまわりで起伏揺動するように支持させてある。縦スクリューコンベア11の縦搬送筒11bに連結するブラケット21と、横スクリューコンベア12の横搬送筒12bに連結するブラケット22とにわたって昇降駆動機構23と、2本のスプリング24,24とを取り付けてある。昇降駆動機構23は、シリンダロッド23aがシリンダチューブ23bにねじ機構によって出退自在に支持されるシリンダ本体と、シリンダ本体を伸縮操作する電動モータ23cとを備える電動シリンダで成り、電動モータ23cを正回転又は逆回転方向に駆動操作することにより、この電動モータ23cの駆動力によって横スクリューコンベア12を縦スクリューコンベア11に対して起伏操作する。2本のスプリング24,24のいずれもは、シリンダチューブに摺動自在に支持されるピストンロッドがシリンダチューブ内に封入されたガスの圧力によって突出付勢されるガスシリンダで成り、ピストンロッドの突出力によって横スクリューコンベア12を起立側に揺動付勢して横スクリューコンベア12の重量を支持し、横スクリューコンベア12を昇降操作する昇降駆動機構23に掛かる負荷の軽減化を図っている。
図14に示すように、横スクリューコンベア12の先端部に作業灯25を支持させるように付設した支持部材26の天板部により、操作具の一例としての旋回スイッチ27a、昇降スイッチ27b、自動制御スイッチ28a、28bを備える操作盤26aを形成してある。旋回スイッチ27aは、旋回モータ18を正回転や逆回転方向に入り操作して旋回駆動機構19を正回転や逆回転方向の旋回側に駆動操作したり、旋回モータ18を切り操作して旋回駆動機構19を停止操作したりするように旋回モータ18の制御機構に連係させてある。昇降スイッチ27bは、電動モータ23cを正回転や逆回転方向に入り操作して昇降駆動機構23を上昇側や下降側に駆動操作したり、電動モータ23cを切り操作して昇降駆動機構23を停止操作したりするように電動モータ23の制御機構に連係させてある。自動制御スイッチ28aと28bは、旋回モータ23の自動制御機構に始動信号を出力し、横スクリューコンベア12が図1に示す受止め用支柱29の直上方に位置する格納用旋回位置と、この格納用旋回位置から設定角度旋回した作業用旋回位置の一方から他方に自動的に旋回操作されるように旋回駆動機構19を始動操作したり、自動的に停止操作させるように自動制御機構に連係してある。
つまり、横スクリューコンベア12を伸展使用状態に切り換えるとともに底スクリュー32を駆動することにより、グレンタンク30に貯留されている脱穀粒を穀粒搬出装置10によって運搬車荷台などの所望箇所に取り出せる。すなわち、底スクリュー32が脱穀粒をグレンタンク30から穀粒取出し部31に搬出する。
すると、その脱穀粒を縦スクリューコンベア11が横スクリューコンベア12の始端部まで縦送りし、横スクリューコンベア12が縦スクリューコンベア11からの穀粒を横送りして排出筒13から搬出箇所に吐出する。このとき、旋回スイッチ27aによって旋回駆動機構19を操作したり、昇降スイッチ27bによって昇降駆動機構23を操作して横スクリューコンベア12を旋回操作したり昇降操作することにより、排出筒13を移動させたり昇降調節して排出筒13の位置合わせをしたり、脱穀粒の排出位置を変更したりできる。
グレンタンク30は、図1,5,6に示す如くこのタンク30の上部を形成するとともにタンク容積の大部分を形成するようにポリカーボネイトや塩化ビニルなどの合成樹脂で作成したタンク本体30a(本発明のグレンタンクに相当)と、グレンタンク30の底部を形成するとともに穀粒取出し部31や底スクリュー32を備えるように板金で作成したタンク基部30b(本発明の排出部に相当)との二つのタンク部分に分割できるように形成してある。
タンク本体30aは、図4及び図6に示す如く水平部分と傾斜部分とを有する天板部33と、前側壁部34と、後側壁部35と、一対の横側壁部36,36とによって底孔37を備える筒状に形成してある。天板部33の水平部分に点検口33aを形成するとともに、この点検口33aのための合成樹脂製の蓋体38を天板部33の外面側に上下に揺動開閉できるように取り付けてある。前側壁部34の外面側の上端側に折曲げ丸棒で成る把手39aを取り付けてあり、下端側には構成の簡素化を図って、タンク本体に凹部を形成して取手39bを設けてある。一対の横側壁部36,36のうちの一方の上端側に、穀粒の堆積レベルを表示する透明板で成る表示窓40を形成してある。後側壁部35の上端側に、穀粒受入れ孔41aを有する穀粒受入れ部41を備えさせ、後側壁部35の下端側に、タンク本体30aの外側に膨らんでタンク容積の増大を図る膨出部35aを形成してある。この膨出部35aと、一対の横側壁部36,36のうちの表示窓40を備えない方の横側壁部36とにわたってタンク本体30aの内側に入り込む凹入部42を形成してある。
タンク基部30bは、図5及び図6に示す如くタンク本体30aからの穀粒を底スクリュー32に案内する左右一対の傾斜底面、及び底スクリュー32による穀粒搬送を可能にする搬送ガイドを形成するように前後方向視V字状に屈曲形成した板金で成る底壁体50と、この底壁体50の前端側に連結する板金でなる前側壁体51と、底壁体50の後端側に連結する板金で成る後側壁体52とにより、機体上方向きに開口する容器状に形成してある。図10に示すとおり前側壁体51と後側壁体52とを機体フレーム9にボルト連結することにより、タンク基台30bを機体フレーム9に固定してある。
図9に明示する如く底孔37の全周囲にわたって存在する差込み連結部43aと載付け連結部43bとを有する連結部43を、タンク本体30aの下部に備えてある。図5,9,10に示すように、底壁体50、前側壁体51及び後側壁体52それぞれの端部を水平又はそれに近い姿勢になるように折り曲げ形成して各端部で作成してある重量支持部53aと、底壁体50、前側壁体51及び後側壁体52それぞれの内面部分で成り、重量支持部53aとは各別に形成したストッパー部53bとによってタンク基部30bの本体支持部53を構成し、タンク本体30aの下部を連結部43と、タンク基部30bの本体支持部53とによってタンク基部30bに連結するように構成してある。すなわち、図6及び図10に示すように、タンク本体30aの差込み連結部43aがタンク基部30bの開口に入り込むようにしてタンク本体30aをタンク基部30bに載置する。すると、四辺の各差込み部連結部43aがこれに対応するストッパー部53bの内側に入り込むとともに、四辺の各載付け連結部43bがこれに対応する重量支持部53aに載置してタンク本体30aの連結部43がタンク基部30bの本体支持部53に連結し、本体支持部53の重量支持部53aが連結部43の載付け連結部43bに受け止め作用してタンク本体30aやこれに貯留される穀粒の重量を支持し、本体支持部53のストッパー部53bが連結部43の差込み連結部43bに当接してタンク本体30aのタンク基部30bに対する水平方向でのずれ動きを抑制するように位置決めする。
図11に示すようにタンク本体30aの天板部33に取り付けた連結具55と、揚穀装置5の穀粒排出筒5aを有する穀粒排出部5bに備えさせたフック56とにより、タンク本体30aを揚穀装置5に固定するタンク締付け装置57を構成してある。このタンク締め付け装置57は、タンク本体30aの穀粒受入れ部41を揚穀装置5の穀粒排出部5bに、タンク本体30aの連結部43をタンク基部30bの本体支持部53にそれぞれ押し付け操作して揚穀装置5からの穀粒がタンク外にこぼれ出たり、タンク本体30aがタンク基部30bから外れたりすることを防止しながらタンク本体30aを揚穀装置5に締め付け固定するものである。尚、この場合、揚穀装置5の穀粒排出筒5aの先端側がタンク本体30aの穀粒受入れ孔41aからタンク内に入り込んで穀粒供給するように構成してある。そして、機体下方への引き下げ分力により、タンク本体30aの連結部43をタンク基部30bの本体支持部53に押し付け操作する。
そして、グレンタンク30の内部を清掃するとか点検するとかの際、タンク締付け装置57を解除側に切り換え操作してタンク本体30aをタンク基部30bから取り外すことにより、タンク本体30aの内部の底側を容易に清掃したり点検したりできるように底側を開放でき、タンク基部30bの内部を容易に清掃したり点検したりできるようにその上方を開放できる。
図5に示すようにタンク基部30bの前側壁体51から後側壁体52に亘って貫設された支持ピン62と、図4及び図6に示すようにタンク本体30aの前後側壁部36,36に設けられたガイド板64とで、図5及び図6に示すグレンタンク支持装置63を構成している。ガイド板64はガイド部65と抜け穴66とストッパー67とを有している。
このグレンタンク支持装置63の詳細な構成は以下の通りである。
まず、タンク本体30aの差込み連結部43aがタンク基部30bの開口に入り込むようにしてタンク本体30aをタンク基部30bに載置した状態において、タンク本体30aを本機から脱着する際、タンク本体30aの上端側を機体左右方向に回動可能な高さまで鉛直方向Hに持ち上げた状態(図7)から、タンク本体30aがタンク基部30bから脱落することを防止しながら案内部の任意の位置を支点とするタンク本体30a上部の本機左右方向Qへの回動操作を可能にしている。回動の支点である支持ピン62及びガイド部65の接点は回動操作中にガイド長68の範囲でガイド部の任意の位置に移動可能であるから、タンク本体30aを回動半径方向Pのずれを許容しながら容易に回動させることができる。
また、回動半径方向Pの円周側Oにタンク本体30aを移動させる際、支持ピン62がストッパー67によって制止された状態(図7及び図8)になることで、支持ピン62とガイド板64との係合を維持することができる。
回動操作によってタンク本体30aの前側壁部34の上端が接地した状態(図8)にでき、タンク本体30aをグレンタンク支持装置63により本機に係留したままでタンク基部30b上方の空間確保を可能にしている。
回動したタンク本体30aの前側壁部34の上端を接地させた状態(図8)で、さらにタンク本体30aを本機から完全に分離させるには、ガイド板64に抜け穴66が構成されているので、タンク本体30aの右側壁部34の上端を接地させたまま、タンク本体30aの底部を持ち上げることで支持ピン62とガイド板64を容易に分離させることができ、タンク本体30aを機体から完全に脱着することができる。
タンク本体30aを脱着したとき、タンク基部30bの横外側を覆う図9に示す如きカバー60が備えるフック60aを前側壁体51及び後側壁体52が有する保持ピン61から外してカバー60をタンク基部30bから取り外すことにより、底壁体50の外面側にスライド操作自在に付設してある蓋体54を開放操作し、底スクリュー32の点検や清掃がしやすいように底壁体50に備えてある開口を開けることができる。
次に、タンク本体30aをタンク基部30bに装着する際は、タンク本体30aを底口37が機体側に向く状態で機体右側に側置した後、タンク本体30aの前側壁部34の上端を接地させたままで、図8に示す如くタンク本体30aのガイド板64の抜け穴66をタンク基部30bの支持ピン62に係合させる。ガイド板64のガイド部65と支持ピン62とが係合する箇所を支点にしてタンク本体30aの上端側は機体内側に回動するので連結部43を本体支持部53に操作容易に連結することができる。
このとき、把手39a,取手39bのうちの把手39aを一方の片手で持ち、取手39bを他方の片手で持つことにより、タンク本体30aの上下長さの割りにはタンク本体30aをグレンタンク支持装置63が支点になって上端側が回動するように動かす操作が容易にでき、タンク本体30aのタンク基部30bに対する着脱が行いやすくなる。
〔発明の実施の第1別形態〕
前述の〔発明を実施するための最良の形態〕の図5の構成に代えて、図15のように構成してもよい。この構成では、板金に曲げ加工を施し、スリーブ状の形状を持たせ、抜け穴69、ストッパー70及び上壁71を設けている。この構成を採れば前述の実施例と同様の機能が実現可能である上、案内部の強度の向上と異物のガイド部への混入防止が図られる。
〔発明の実施の第2別形態〕
前述の〔発明を実施するための最良の形態〕及び〔発明の実施の第1別形態〕ではグレンタンク支持構造において案内部をタンク本体30aに、支持部をタンク基部30bに構成しているが、図16のように構成してもよい。すなわち、この構成では案内部をタンク基部30bに、支持部をタンク本体30aに構成している。本構成の詳細は以下の通りである。
図16に示すように、案内部はタンク基部30bの前側壁体51及び後側壁体52に設けられたスリット72で構成する。このスリット72は支持部の支持ピン73がスリット内を移動できる程度の幅を有し、スリット72の両端は支持ピンの移動を制止するために本機内部側の端は下方に、本機外部側の端は上方に向くよう加工してある。またスリット72の機体外側の端はそれぞれの側壁体51,52の外縁まで続くものである。スリット72はタンク基部30bの前後両側壁体51,52の穀粒貯留部にかかる領域に及ばないように設けてある。
支持部は図16に示すように、タンク本体30aの左右の横側壁部36,36の底口37近くの機体右寄りの位置に鉛直下方に設けられた支持板74と、支持板74の先端部に垂設された支持ピン73で構成する。
前述の実施形態では支持部62や案内部72を機体の固定部としてタンク基部30bに設けているが、機体の固定部として機体フレーム9に設けてもよい。
コンバイン全体の側面図 コンバイン全体の平面図 脱穀排ワラ搬送経路の説明図 タンク本体の(イ)左後方からの斜視図(ロ)右前方からの斜視図 タンク本体下部とタンク基部の分離状態での斜視図 ダンク本体取り付け状態での側面図 タンク本体持ち上げ状態での側面図 タンク本体回動時の側面図 タンク本体の連結部とタンク基部の本体支持部の断面図 タンク基部及び縦スクリューコンベアの断面図 タンク締付け装置配設部の断面図 旋回駆動機構の平面図 昇降駆動機構の側面図 操作盤の斜視図 発明の実施の第1別形態でのタンク本体下部とタンク基部の斜視図 発明の実施の第2別形態でのタンク本体下部とタンク基部の斜視図
符号の説明
31,32 排出装置
30a グレンタンク
30b 排出部
62,73 支持部
65,72 案内部
66,69 抜け部
67,70 止め部

Claims (3)

  1. 穀粒の排出装置を備えた排出部を機体に備え、穀粒を貯留するグレンタンクを排出部の上部に備えて、グレンタンクを排出部に着脱自在に構成すると共に、
    グレンタンクの下部及び機体の固定部のうちの一方に支持部を備え、グレンタンクの下部及び機体の固定部のうちの他方に案内部を備えて、
    支持部及び案内部によりグレンタンクの下部を支持しながら、支持部を通る機体の前後軸芯周りにグレンタンクを揺動操作自在、且つ、支持部及び案内部によりグレンタンクの下部を支持しながら、グレンタンクを機体の左右方向に移動操作自在に、支持部及び案内部を構成してあるコンバインのグレンタンク支持構造。
  2. 案内部から支持部が離れることを可能にする抜け部を、案内部に備えてある請求項1に記載のコンバインのグレンタンク支持構造。
  3. グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向と交差する方向に案内部から支持部が離れるように、抜け部を構成すると共に、
    グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向に案内部から支持部が離れるのを阻止する止め部を、備えてある請求項2に記載のコンバインのグレンタンク支持構造。
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