JP2005040053A - コンバインのグレンタンク支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 タンク基部30bの前側壁体51から後側壁体52に亘って貫設された支持ピン62の両端部と、タンク本体30aの左右の側壁部36,36に備えられたガイド板64とを係合させてグレンタンク着脱時の回動操作支点が設定できるようにグレンタンク支持構造を構成した。
【選択図】 図5
Description
この場合、特許文献1の構造では、グレンタンクの連結部に差込み連結部(特許文献1の図7及び図8中の43a)及び載付け連結部(特許文献1の図7及び図8中の43b)を備え、排出部に重量支持部(特許文献1の図7,8,10中の53a)及びストッパー部(特許文献1の図7,8,9中の53b)を備えて、グレンタンクを排出部に脱着自在に連結するように構成されている。
(構成)
本発明の第1特徴は、穀粒の排出装置を備えた排出部を機体に備え、穀粒を貯留するグレンタンクを排出部の上部に備えて、グレンタンクを排出部に脱着自在に構成してあるコンバインにおいて次のように構成することにある。
グレンタンクの下部及び機体の固定部のうちの一方に支持部を備え、グレンタンクの下部及び機体の固定部のうちの他方に案内部を備えて、支持部及び案内部によりグレンタンクの下部を支持しながら、支持部を通る機体の前後軸心周りにグレンタンクを揺動操作自在、且つ、支持部及び案内部によりグレンタンク下部を支持しながら、グレンタンクを機体の左右方向に移動操作自在に、支持部及び案内部を備えてある。
本発明の第1特徴によると、グレンタンク脱着の際には、グレンタンク上端側を機体横外側に回動可能な高さまで鉛直方向に持ち上げることで、案内部の任意の位置を支点として、グレンタンクの機体横外側への回動操作を行うことができることになる。この状態でグレンタンク上端側を機体横外側に回動させると、支持部と案内部との接点である支点は、案内部の長さの範囲内で自由に移動することができる。これにより回動操作中にグレンタンクが機体の固定部から脱落する虞が解消し、回動操作を確実に行うことができる。そして、案内部の長さの範囲内でグレンタンクは機体の左右方向に移動操作自在なので、例えば図8のようにグレンタンク上端側を機体横外側に回動させた場合、機体横外側方向にグレンタンクを移動させることができるので、グレンタンクが占有していた機体の固定部の上方の空間が確保されることになる。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、グレンタンクの機体横外側への回動操作中にグレンタンクが機体の固定部から脱落する虞が解消でき、回動操作を確実に行うことができるので、グレンタンク本体や機体の固定部の内部を清掃するとか点検するとかに当たり、機体の固定部からグレンタンクを取り外す作業の作業性を向上させることができた。
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴において、案内部から支持部が離れることを可能にする抜け部を、案内部に備えてあることにある。
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項〔I〕に記載の「作用」を備
えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
案内部から支持部が離れることが可能にする抜け部を、案内部に備えてあるので、グレンタンクを回動させた場合、グレンタンクが本機から離脱可能となる。
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項〔I〕に記載の「発明の効果
」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、案内部に設けられた抜け部から支持部を分離することができるので、グレンタンクを本機から完全に分離させることができるようになり、清掃作業などのメンテナンスに必要な作業空間を確保することができるようになった。
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴において次のように構成することにある。グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向と交差する方向に案内部から支持部が離れるように、抜け部を構成すると共に、グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向に案内部から支持部が離れるのを阻止する止め部を備えてある。
本発明の第3特徴によると、本発明の第1又は第2特徴と同様に前項〔I〕〔II〕に記
載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向に案内部から支持部が離れるのを阻止する止め部を備えてあるので、グレンタンクを機体の左右方向に移動させた場合、グレンタンクの移動方向の動きが制限される状態となる。これにより、案内部の長さの範囲を超えてグレンタンクは移動することはない。
本発明の第3特徴によると、本発明の第1又は第2特徴と同様に前項〔I〕〔II〕に記
載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
すると、その脱穀粒を縦スクリューコンベア11が横スクリューコンベア12の始端部まで縦送りし、横スクリューコンベア12が縦スクリューコンベア11からの穀粒を横送りして排出筒13から搬出箇所に吐出する。このとき、旋回スイッチ27aによって旋回駆動機構19を操作したり、昇降スイッチ27bによって昇降駆動機構23を操作して横スクリューコンベア12を旋回操作したり昇降操作することにより、排出筒13を移動させたり昇降調節して排出筒13の位置合わせをしたり、脱穀粒の排出位置を変更したりできる。
前述の〔発明を実施するための最良の形態〕の図5の構成に代えて、図15のように構成してもよい。この構成では、板金に曲げ加工を施し、スリーブ状の形状を持たせ、抜け穴69、ストッパー70及び上壁71を設けている。この構成を採れば前述の実施例と同様の機能が実現可能である上、案内部の強度の向上と異物のガイド部への混入防止が図られる。
前述の〔発明を実施するための最良の形態〕及び〔発明の実施の第1別形態〕ではグレンタンク支持構造において案内部をタンク本体30aに、支持部をタンク基部30bに構成しているが、図16のように構成してもよい。すなわち、この構成では案内部をタンク基部30bに、支持部をタンク本体30aに構成している。本構成の詳細は以下の通りである。
30a グレンタンク
30b 排出部
62,73 支持部
65,72 案内部
66,69 抜け部
67,70 止め部
Claims (3)
- 穀粒の排出装置を備えた排出部を機体に備え、穀粒を貯留するグレンタンクを排出部の上部に備えて、グレンタンクを排出部に着脱自在に構成すると共に、
グレンタンクの下部及び機体の固定部のうちの一方に支持部を備え、グレンタンクの下部及び機体の固定部のうちの他方に案内部を備えて、
支持部及び案内部によりグレンタンクの下部を支持しながら、支持部を通る機体の前後軸芯周りにグレンタンクを揺動操作自在、且つ、支持部及び案内部によりグレンタンクの下部を支持しながら、グレンタンクを機体の左右方向に移動操作自在に、支持部及び案内部を構成してあるコンバインのグレンタンク支持構造。 - 案内部から支持部が離れることを可能にする抜け部を、案内部に備えてある請求項1に記載のコンバインのグレンタンク支持構造。
- グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向と交差する方向に案内部から支持部が離れるように、抜け部を構成すると共に、
グレンタンクが機体の左右方向に移動操作される際の移動方向に案内部から支持部が離れるのを阻止する止め部を、備えてある請求項2に記載のコンバインのグレンタンク支持構造。
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