JP2005039493A - 光受信方法、光受信装置及びこれを用いた光伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 高密度波長多重を行う場合でも、位相変調と波長分散補償とによって信号光パルスを圧縮することにより、受信感度を改善する。
【解決手段】 光ファイバ伝送路9を伝搬してきた光信号P1は、光位相変調器11で周波数チャープを付加され、更に波長分散モジュール12において所定の波長分散を付加されることによってパルス圧縮を受ける。この光信号P3を光電変換器15によって電気信号に変換したあと、クロック・データ再生回路16を介してデータDとクロックCとを再生する。このとき、再生したクロックCの一部を光位相変調器11における位相変調信号Mとして、位相シフタ17及び増幅器18を介して光位相変調器11にフィードバックすることにより、信号光P1と同期した周波数チャープを付加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、波長多重(wavelength division multiplexing)通信での受信感度の向上に好適な光受信装置等に関する。
光パルスを時間軸上で圧縮する方法の一つとして、光パルスに位相変調をかけてチャーピング(線形なスペクトル広がり)を与えた後に、周波数に応じて伝搬時間の異なる分散回路を通して圧縮するチャーピング圧縮法が知られている。光パルスを圧縮すると、信号のデューティー比が小さくなることによりピークパワーが高くなるので、NRZ(non return to zero)信号よりもRZ(return to zero)信号の方が受信感度が良いことからもわかるように、受信感度が改善される。そのため、送信側では、位相変調と波長分散とを組み合わせて信号光パルスを圧縮し、これにより受信感度を改善している。
例えば、非特許文献1には、波長多重通信において光送信器で位相変調を行うことによって、光ファイバ伝送特性が改善されることが示されている。位相変調を送信側に用いる方式は、信号光が光ファイバ中を伝送する際に生じる光ファイバの非線形性及び波長分散に基づく伝送特性劣化を抑えるのに効果的であるため、長距離光伝送システムにおいて広く用いられている。また、非特許文献2では、位相変調が伝送路の波長分散を補償する効果について報告されている。
ELECTRONICS LETTERS Vol.32 No.1 pp.52-54(1995) JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY Vol.12, No.10, OCTOBER 1994
しかしながら、このような従来技術は、次のような問題があった。
それは、送信器側で位相変調を用いる方式は、波長多重の高密度化に適さないという点である。その理由は、位相変調を行うと、信号光の持つ周波数帯域が広がるため、高密度波長多重を行う場合に隣接チャネルと光周波数成分が重なり、その結果クロストークによる受信感度の劣化が顕著に現れてしまうからである。このため、例えば10Gb/s信号を25GHz間隔で波長多重するような伝送方式では、送信側で位相変調を適用することは非常に困難である。
そこで、本発明の目的は、高密度波長多重を行う場合でも位相変調と波長分散補償とによって信号光パルスを圧縮することにより受信感度を改善することが可能な光受信装置等を提供することにある。
本発明に係る光受信装置は、光ファイバ伝送路を伝搬してきた光信号に位相変調信号に応じた周波数チャープを付加する位相変調手段と、位相変調手段で周波数チャープが付加された光信号に波長分散を付加することにより当該光信号をパルス圧縮する分散付加手段と、分散付加手段でパルス圧縮された光信号を電気信号に変換する光電変換手段と、を備えたものである。
光ファイバ伝送路を伝搬してきた光信号は、まず位相変調手段によって位相変調信号に応じた周波数チャープが付加される。周波数チャープが付加された光信号は、分散付加手段によって波長分散が付加されることによりパルス圧縮される。パルス圧縮された光信号は、光電変換手段によって電気信号に変換される。このように、受信側で光信号をパルス圧縮した後に電気信号に変換することにより、波長多重通信でも光信号同士が重なることなく、受信感度が向上する。
また、位相変調手段は光信号のビットスロットの前半で位相が遅れ後半で位相が進むように光信号に周波数チャープを付加する、としてもよい。更に、光位相変調器に入力される光信号を直線偏波状態にする偏波制御装置を更に備えた、としてもよい。
また、光電変換手段は電気信号に含まれるクロック信号を位相変調信号として位相変調手段へ出力する、としてもよい。この場合は、電気信号に含まれるクロック信号は、位相変調信号として位相変調手段へ出力される。したがって、別にクロック信号発生回路等を設ける必要がない。このとき、光電変換手段はクロック信号の位相を調整する位相シフタ及びクロック信号の振幅を調整する増幅器を有する、としてもよい。
更に、光電変換手段は、分散付加手段でパルス圧縮された光信号を電気信号に変換する光電変換器を有するとしてもよいし、光電変換器に代えて1ビット遅延マッハツェンダ干渉計及びバランス型光受信器を有するとしてもよい。
また、分散付加手段と光電変換手段との間に、分散付加手段でパルス圧縮された光信号を増幅する光増幅器と、この光増幅器で増幅された光信号から雑音を除去して光電変換手段へ出力するフィルタとを備えた、としてもよい。
本発明に係る光伝送システムは、異なる波長の複数の光信号を多重化する送信側と、多重化された光信号を各波長ごとに分離する受信側とが、光ファイバ伝送路を介して接続されたものである。そして、受信側には、各波長ごとに分離された光信号に基づきそれぞれの電気信号を得る複数の本発明に係る光受信装置が設けられている。詳しく言えば、本発明に係る光伝送システムは、送信側と受信側とが光ファイバ伝送路を介して接続されたものである。そして、送信側には、異なる波長の光を出力する複数の光源と、これらの光源から出力された光をそれぞれデータ変調して光信号として出力する複数のデータ変調装置と、これらのデータ変調装置から出力された波長の異なる複数の光信号を多重化して光ファイバ伝送路へ出力する波長多重装置とが設けられている。一方、受信側には、光ファイバ伝送路を伝搬してきた多重化された光信号をそれぞれの波長ごとに分離する波長分離装置と、この波長分離装置で分離された各光信号に基づきそれぞれの電気信号を得る複数の本発明に係る光受信装置とが設けられている。このとき、光信号はNRZ信号からなる、としてもよい。
本発明に係る光受信方法は、光ファイバ伝送路を伝搬してきた光信号に位相変調信号に応じた周波数チャープを付加し、この周波数チャープが付加された光信号に波長分散を付加することにより光信号をパルス圧縮し、このパルス圧縮された光信号を電気信号に変換する、というものである。また、光信号のビットスロットの前半で位相が遅れ後半で位相が進むように光信号に周波数チャープを付加する、としてもよい。更に、電気信号に含まれるクロック信号を位相変調信号として用いる、としてもよい。
換言すると、本発明に係る光受信装置及び光伝送システムは、高密度波長多重光ファイバ伝送システムにおいて、光ファイバ中を伝搬してきた光信号に位相変調と波長分散とを付加することによって光信号波形を整形し、これにより受信感度を改善するものである。すなわち、光ファイバ伝送路を伝搬してきた光信号は、光位相変調器で周波数チャープを付加され、更に波長分散モジュールにおいて所定の波長分散を付加されることによってパルス圧縮を受ける。この光信号を光電変換器によって電気信号に変換した後、クロック・データ再生回路を介してデータとクロック信号とを再生して受信する。このとき、再生したクロック信号の一部を光位相変調器における位相変調信号として、位相シフタと増幅器を介して光位相変調器へフィードバックすることで、信号光と同期した周波数チャープを付加する。
本発明に係る光受信装置等によれば、受信側で光信号をパルス圧縮した後に電気信号に変換することにより、波長多重通信でも光信号同士の重なりが発生することなく、受信感度を向上できる。換言すると、本発明によれば次の効果を奏する。
第1の効果は、高密度波長多重伝送においても、隣接チャネルとの干渉が小さいまま位相変調と波長分散との組み合わせによる波形圧縮効果が得られることである。その理由は、波長多重信号を受信側で波長分離した後に位相変調をかけるため、隣接チャネルからの影響を受けずに光波形を圧縮できるからである。
第2の効果は、送信側でNRZ変調方式を適用し、受信側で本発明に係る光受信装置を使用することにより、NRZ変調方式が持つ分散耐力とRZやCS−RZ変調方式が持つ高い受信感度との両方を実現できることである。その理由は、NRZ変調方式を用いることにより、光ファイバ伝送路の分散の変動に対する波形歪みの影響が小さくなるとともに、本発明に係る光受信装置のNRZ信号のパルス圧縮効果により、受信感度が改善するためである。
第3の効果は、伝送可能な距離を拡大できることである。その理由は、誤り発生率の低減により低い信号光対雑音光比でも受信可能になるためである。
第4の効果は、光波形整形に使用するクロック信号をクロック・データ再生回路から生成されたものを使うことにより、新たなクロック発生回路が不要になるということでである。
ここで、特許請求の範囲における「位相変調手段」、「分散付与手段」及び「光電変換手段」は、それぞれ「光位相変調器」、「波長分散モジュール」並びに「光電変換器及びクロック・データ再生回路」と具体化して言い換える。
図1は、本発明に係る光受信装置の第一実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
光受信装置10は、光ファイバ伝送路9を伝搬してきた光信号P1に位相変調信号Mに応じた周波数チャープを付加する光位相変調器11と、光位相変調器11で周波数チャープが付加された光信号P2に波長分散を付加することにより光信号P2をパルス圧縮する波長分散モジュール12と、波長分散モジュール12でパルス圧縮された光信号P5を電気信号に変換する光電変換器15及びクロック・データ再生回路16とを備えている。電気信号は、データD及びクロックCである。
また、波長分散モジュール12と光電変換器15との間には、波長分散モジュール12でパルス圧縮された光信号P3を増幅する光増幅器13と、光増幅器13で増幅された光信号P4から雑音を除去して光信号P5として光電変換器15へ出力する帯域通過フィルタ14とが設けられている。クロック・データ再生回路16と光位相変調器11との間には、クロックCの位相を調整する位相シフタ17と、クロックCの振幅を調整する増幅器18とが設けられている。更に、光位相変調器11の前段には、光信号P1を直線偏波状態にする偏波制御装置20が設けられている。
次に、光受信装置10の動作の概要を説明する。
光ファイバ伝送路9を伝搬してきた光信号P0は、まず偏波制御装置20によって直線偏波状態にされた後、光位相変調器11によって位相変調信号Mに応じた周波数チャープが付加される。このとき、光位相変調器11は、光信号P1のビットスロットの前半で位相が遅れ後半で位相が進むように、光信号P1に周波数チャープを付加する。周波数チャープが付加された光信号P2は、波長分散モジュール12によって波長分散が付加されることによりパルス圧縮される。パルス圧縮された光信号P3は、光増幅器13及び帯域通過フィルタ14を経て、光電変換器15及びクロック・データ再生回路16によってデータD及びクロックCに変換される。クロックCは、位相シフタ17及び増幅器18を経て、位相変調信号Mとして光位相変調器11へ出力される。このように、受信側で光信号をパルス圧縮した後に電気信号に変換することにより、波長多重通信でも光信号同士が重なることなく、受信感度が向上する。
次に、光受信装置10について更に詳しく説明する。
光位相変調器11は、光ファイバ伝送路9中を伝搬してきた光ディジタル信号(RZ変調信号、NRZ変調信号など)に周波数チャープを付加する機能を有する。光位相変調器11としては、例えばリチウムナイオベイト(LiNbO)などの物質からなる電気光学効果を利用したものを使用する。この光位相変調器11に光信号P1のビットレートと等しい周波数を有する位相変調信号M(クロック印加電圧)を外部から付加することにより、各ビットスロットの光に同期して同じ周波数チャープを与える。
ただし、電気光学効果を持つ媒体は一般に偏波依存性が大きいため、光位相変調器11への入力点11iに偏波制御装置20を挿入する。偏波制御装置20は、偏波制御器21、偏光子22、偏波保存カップラ23、光電力モニタ24等からなり、偏波制御を行うことにより、光位相変調器11の入射光を直線偏波状態にする。ここで、偏光子22は、電界光学結晶の複屈折の主軸に合わせるように設定する。偏波制御器21は、例えば光ファイバ伝送路9を三軸方向から押圧するアクチュエータからなり、駆動信号に応じて押圧力を調整することにより、光信号P0の偏波を制御するものである。光電力モニタ24は、一般的な光電変換素子からなる。なお、偏波依存性が非常に小さくなるように構成された光位相変調器も開発されているため、それを光位相変調器11として使用すれば、偏波制御装置20は不要である。
光位相変調器11の出力側には、波長分散モジュール12が接続されている。波長分散モジュール12は、光位相変調器11で付加した周波数チャープを打ち消すために挿入されている。信号光P2は、波長分散モジュール12によってパルス圧縮を受ける。波長分散モジュール21としては、光ファイバの他、ファイバグレーティングを用いた波長分散補償モジュールなど、適当な波長分散を与えるものであれば自由に選択できる。
波長分散モジュール12の出力側には、光増幅器13及び帯域通過フィルタ14が挿入されている。光増幅器13は、受信光電力を調整する。帯域通過フィルタ14は、光増幅器13で発生した自然放出光雑音を除去する。ただし、受信するのに十分な信号光電力があれば、光増幅器13及び帯域通過フィルタ14は不要である。
光増幅器13及び帯域通過フィルタ14を通過した光信号は、光電変換器15で電気信号に変換される。光電変換器15としては、PIN−PD(p-intrinsic-n photo diode)や、PIN−PDと増幅器とが内蔵されたモジュールなどを使用する。
光電変換器15で変換された電気信号は、クロック・データ再生回路16を介してデータDとクロックCとに変換される。クロック・データ再生回路16は、例えばデータ識別回路、クロック抽出回路等からなる。再生されたクロックCの一部は、位相シフタ17と増幅器18とを介して光位相変調器11にフィードバックされる。位相シフタ17は、所望のタイミングで光信号P1に位相変調をかけるために挿入されており、クロックCの位相を調整する機能を有する。また、増幅器18は、クロックCの振幅を調整するために挿入されており、光位相変調器11で適当なチャープ量を付加するために使用される。そのため、クロック・データ再生回路16から適当な位相又は振幅のクロックCが出力される場合には、位相シフタ17又は増幅器18は不要である。
図2は、図1の光受信装置を用いた光伝送システムの一実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図1と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の光伝送システム30は、送信側と受信側とが光ファイバ伝送路36を介して接続されたものである。そして、送信側には、異なる波長の光を出力する複数の光源32と、複数の光源32から出力された光をそれぞれデータ変調して光信号として出力する複数のデータ変調装置33と、複数のデータ変調装置33から出力された波長の異なる複数の光信号を多重化して光ファイバ伝送路36へ出力する波長多重装置35とが設けられている。一方、受信側には、光ファイバ伝送路36を伝搬してきた多重化された光信号をそれぞれの波長ごとに分離する波長分離装置37と、波長分離装置で分離された各光信号に基づきそれぞれの電気信号を得る複数の光受信装置10(図1参照)とが設けられている。
光伝送システム30は、波長多重伝送システムであり、波長の異なる複数の光源32から発する光を、複数のデータ変調33でNRZ、RZ又はCS(carrier suppressed)−RZ等の信号形式に変調する。変調した光信号に対し、光ファイバ伝送路36の蓄積分散を補償するのに適した分散量を分散補償器34で挿入し、波長多重装置35にて波長多重を行う。
多重化された光信号は、光ファイバ伝送路36を伝搬する。光ファイバ伝送路36として、非零分散シフトファイバ(NZDSF:non zero dispersion shifted fiber)やコア拡大ファイバを用いた伝送路、一つの中継区間内で正の分散を有する光ファイバと負の分散を有する光ファイバとを組み合わせた分散マネージド伝送路などを使用する。
光ファイバ伝送路36を伝搬してきた光信号は、波長分離装置37でチャネル毎に分割され、それぞれ光ファイバ伝送路36の蓄積分散を補償するのに適した分散量を複数の分散補償器38で付加された後、複数の光受信装置10で受信される。また、波長分離装置37には、アレイ導波路グレーティング、ファイバグレーティング又はバンドパスフィルタなどを使用する。分散補償器34,38については、分散補償用光ファイバの他、ファイバグレーティングを用いた分散モジュールなど、適切な分散を与えられるものであれば良い。また、分散補償器34,38は、必ずしもチャネル毎に挿入する必要はなく、数チャネルごと又は全チャネル一括で分散を与えても良い。
光伝送システム30は、チャネル間隔が非常に狭い高密度波長多重伝送、例えばチャネル当たりのビットレートが10Gb/s、チャネル間隔が33GHz以下のシステムである。もちろん、本発明は、40Gb/s伝送など他のビットレートでの高密度波長多重伝送にも適用できる。
次に、光受信装置10及び光伝送システム30の動作について、図面を参照して説明する。
図3及び図4は、図1の光受信装置の動作を示す波形図である。以下、図1、図3及び図4に基づき説明する。
図3[1]は、光位相変調器11の入力点11iでの光電力を時間軸上で表した例である。このような光信号P1に対して、図3[2]に示す位相変調信号M(クロック印加電圧)を光位相変調器11に印加することにより、周波数チャープを与える。この位相変調信号Mは、ビットスロット内の中心で極値を取るように、位相シフタ17によってタイミングが調整されている。図3[2]ではビットスロット内の中心で位相変調信号Mの振幅が極大値を取る場合の例を示しているが、この極大値に代えて極小値を取るようにタイミングを調整しても良い。ただし、極大値及び極小値のいずれにするかは、波長分散モジュール12で補償する波長分散の正負に依存している。
また、位相変調信号Mは、クロック・データ再生回路16から出力されたクロックCをフィードバックしたものである。位相変調信号Mの振幅は、増幅器8によって調整され、例えば0から2Vπ(Vπ:光の位相差をπにする電圧)までの適当な量に調整すればよい。このような位相変調信号Mの印加により、光位相変調器11を通過した信号光P2は図3[3],[4]及び図4[1]に示すような周波数チャープを有することになる。ただし、信号光P2の波形自体には変化がない。
周波数チャープを有する光信号P2は、波長分散モジュール12によって適当な波長分散が付加されることによって、図3[5]及び図4[2]に示すように、中心付近で周波数チャープの無い圧縮された光波形の信号光P3に整形される。その結果、信号光P3は、ピークパワーが高くなるので、誤り発生率が低減する。なお、図3及び図4では信号光をRZ信号としているが、NRZ信号やCS−RZ信号などでも、同様にパルス圧縮効果が得られることにより、誤り発生率が低減する。
ここで、光受信装置10の動作をまとめると、次のようになる。光ファイバ伝送路9を伝搬してきた光信号P1は、光位相変調器11で周波数チャープを付加され、更に波長分散モジュール12において所定の波長分散を付加されることによってパルス圧縮を受ける。この光信号P3を光電変換器15によって電気信号に変換したあと、クロック・データ再生回路16を介してデータDとクロックCとを再生する。このとき、再生したクロックCの一部を光位相変調器11における位相変調信号Mとして、位相シフタ17及び増幅器18を介して光位相変調器11にフィードバックすることにより、信号光P1と同期した周波数チャープを付加する。このように、高密度波長多重を行う場合でも、位相変調と波長分散補償とによって信号光パルスを圧縮することができるので、受信感度が改善する。
図5は、図2の光伝送システムの動作を示す波形図である。以下、図1、図2及び図5に基づき説明する。
光伝送システム30において、ビットレート10Gb/s、チャネル間隔25GHzのような高密度波長多重伝送システムの場合、図5[1]に示すように、送信側で位相変調をかけると、隣接チャネルの信号光との干渉が大きくなるので、伝送後の誤り発生率が大幅に増加する。そこで、送信側では、位相変調を施さずに、NRZやCS−RZなどに代表される狭帯域の光スペクトルを有する光変調方式を用いる。
このような光変調を施された信号光は、光ファイバ伝送路36、波長分離装置37及び分散補償器38を通過した後に光受信装置10に入射される。分散補償器38を通過した後の信号光は、既に隣接チャネルの光が除去された状態であるため、図5[2]に示すように光受信装置10で位相変調されても、隣接チャネルとの干渉による劣化が非常に小さい。したがって、光受信装置10を用いることにより、信号光波形が圧縮されるので、伝送後の誤り発生率が減少する。
図6は、図2の光伝送システムにおけるアイパターンを示す波形図である。以下、図1、図2及び図6に基づき説明する。
光伝送システム30の効果を確認するため、光受信装置10において、光位相変調器11で付加する位相変調強度をVπ(負分散で圧縮するように位相変調信号Mのタイミングを設定)、波長分散モジュール12で付加する分散量を−100ps/nmとした場合について伝送シミュレーションを実施した。図6は、NRZ信号とCS−RZ信号とについてそれぞれ伝送シミュレーションを行った結果であり、10Gb/s、25GHz間隔波長多重における6000km伝送後のアイパターンを示している。また、送信側及び受信側の両方で位相変調無しとし他の条件を同じにしたもの(従来技術1)、及び送信側で位相変調有りかつ受信側で位相変調無しとし他の条件を同じにしたもの(従来技術2)についても、同様に伝送シミュレーションを行った。
図6から明らかなように、NRZ及びCS−RZいずれの変調方式でも、光受信装置10を適用することにより波形圧縮効果が生じる。本発明におけるアイ開口量は、光受信装置10を適用することにより、従来技術1に比べてNRZの場合で約1.5倍、CS−RZの場合で1.3倍に拡大している。そのため、本発明は受信感度改善に有効であると言える。特にNRZ信号の場合には、パルス圧縮の効果によりRZ信号のような波形として受信することが可能になるので、受信感度が大幅に改善し、その結果誤り発生率が大きく低減する。なお、従来技術2では、高密度波長多重伝送システムの場合に送信側で位相変調をかけることにより、隣接チャネルの信号光との干渉が大きくなるので、伝送後のアイ開口量が大幅に低下している。
図7は、本発明に係る光受信装置の第二実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図1と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の光受信装置40は、DPSK(differential phase shift keying:差動位相シフト変調)方式を用いた波長多重伝送システムに適用されている。本実施形態では、図1における光電変換器15を、1ビット遅延マッハツェンダ干渉計41及びバランス型光受信器42に置き換えた構成となっている。光ファイバ伝送路9を伝搬してきたDPSK−NRZ信号又はDPSK−RZ信号からなる光信号P1は、光位相変調器11と波長分散モジュール12とを通過することにより波形が圧縮される。この圧縮の動作原理は、図1の光受信装置10と同じである。圧縮された信号光P3は、1ビット遅延マッハツェンダ干渉計41により、強度変調されたデータ信号Qと、その逆パタンのデータ信号/Qとになる。これらのデータ信号Q,/Qをバランス型光受信器42で受信すると、波形圧縮の効果により従来のDPSK−NRZ信号又はDPSK−RZ信号の受信特性よりも更に改善された受信特性が得られる。
なお、1ビット遅延マッハツェンダ干渉計41は、例えば二本のアームの長さが1ビットに相当する時間になるように調整されたマッハツェンダ干渉計である。バランス型光受信器42は、例えばデータ信号Q,/Qをそれぞれ受光する二個のフォトダイオードが直列に接続され、これらの接続点が出力端子となるものである。
本発明に係る光受信装置の第一実施形態を示すブロック図である。 図1の光受信装置を用いた光伝送システムの一実施形態を示すブロック図である。 図1の光受信装置の動作を示す波形図(その1)である。 図1の光受信装置の動作を示す波形図(その2)である。 図2の光伝送システムの動作を示す波形図である。 図2の光伝送システムにおけるアイパターンを示す波形図である。 本発明に係る光受信装置の第二実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
10,40 光受信装置
11 光位相変調器
12 波長分散モジュール
13 光増幅器
14 帯域通過フィルタ
15 光電変換器
16 クロック・データ再生回路
17 位相シフタ
18 増幅器
20 偏波制御装置
30 光伝送システム
32 光源
33 データ変調装置
34,38 分散補償器
35 波長多重装置
36 光ファイバ伝送路
37 波長分離装置

Claims (14)

  1. 光ファイバ伝送路を伝搬してきた光信号に位相変調信号に応じた周波数チャープを付加する位相変調手段と、
    この位相変調手段で周波数チャープが付加された光信号に波長分散を付加することにより当該光信号をパルス圧縮する分散付加手段と、
    この分散付加手段でパルス圧縮された光信号を電気信号に変換する光電変換手段と、
    を備えた光受信装置。
  2. 前記位相変調手段は、前記光信号のビットスロットの前半で位相が遅れ後半で位相が進むように当該光信号に周波数チャープを付加する、
    請求項1記載の光受信装置。
  3. 前記光位相変調器に入力される光信号を直線偏波状態にする偏波制御装置を更に備えた、
    請求項1又は2記載の光受信装置。
  4. 前記光電変換手段は、前記電気信号に含まれるクロック信号を前記位相変調信号として前記位相変調手段へ出力する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の光受信装置。
  5. 前記光電変換手段は、前記クロック信号の位相を調整する位相シフタ及び前記クロック信号の振幅を調整する増幅器を有する、
    請求項4記載の光受信装置。
  6. 前記光電変換手段は、前記分散付加手段でパルス圧縮された光信号を電気信号に変換する光電変換器を有する、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の光受信装置。
  7. 前記光電変換手段は、前記光電変換器に代えて1ビット遅延マッハツェンダ干渉計及びバランス型光受信器を有する、
    請求項6記載の光受信装置。
  8. 前記分散付加手段と前記光電変換手段との間に、
    前記分散付加手段でパルス圧縮された光信号を増幅する光増幅器と、この光増幅器で増幅された光信号から雑音を除去して前記光電変換手段へ出力するフィルタとを備えた、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の光受信装置。
  9. 異なる波長の複数の光信号を多重化する送信側と、多重化された光信号を各波長ごとに分離する受信側とが、光ファイバ伝送路を介して接続され、
    前記受信側には、前記各波長ごとに分離された光信号に基づきそれぞれの電気信号を得る複数の請求項1乃至8のいずれかに記載の光受信装置が設けられた、
    光伝送システム。
  10. 送信側と受信側とが光ファイバ伝送路を介して接続され、
    前記送信側には、異なる波長の光を出力する複数の光源と、これらの光源から出力された光をそれぞれデータ変調して光信号として出力する複数のデータ変調装置と、これらのデータ変調装置から出力された波長の異なる複数の光信号を多重化して前記光ファイバ伝送路へ出力する波長多重装置とが設けられ、
    前記受信側には、前記光ファイバ伝送路を伝搬してきた多重化された光信号をそれぞれの波長ごとに分離する波長分離装置と、この波長分離装置で分離された各光信号に基づきそれぞれの電気信号を得る複数の請求項1乃至8のいずれかに記載の光受信装置とが設けられた、
    光伝送システム。
  11. 前記光信号はNRZ符号からなる、
    請求項9又は10記載の光伝送システム。
  12. 光ファイバ伝送路を伝搬してきた光信号に位相変調信号に応じた周波数チャープを付加し、
    この周波数チャープが付加された光信号に波長分散を付加することにより当該光信号をパルス圧縮し、
    このパルス圧縮された光信号を電気信号に変換する、
    光受信方法。
  13. 前記光信号のビットスロットの前半で位相が遅れ後半で位相が進むように当該光信号に周波数チャープを付加する、
    請求項12記載の光受信方法。
  14. 前記電気信号に含まれるクロック信号を前記位相変調信号として用いる、
    請求項12又は13記載の光受信方法。
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