JP2776124B2 - 直接検波光受信装置 - Google Patents
直接検波光受信装置Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/60—Receivers
- H04B10/66—Non-coherent receivers, e.g. using direct detection
- H04B10/69—Electrical arrangements in the receiver
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- H04B—TRANSMISSION
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- H04B10/60—Receivers
- H04B10/66—Non-coherent receivers, e.g. using direct detection
- H04B10/67—Optical arrangements in the receiver
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光周波数偏移変調方式
または光位相偏移変調方式を用いた信号光を受信する直
接検波光受信装置に関するものである。
または光位相偏移変調方式を用いた信号光を受信する直
接検波光受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光周波数偏移変調(FSK:frequ
ency shift keying)方式または光位
相偏移変調(PSK:phase shift key
ing)方式を用いた光ファイバ通信において、光受信
器では直接検波受信方式またはヘテロダイン検波受信方
式の使用が可能である。このうちベースバンド信号が直
接得られる直接検波受信方式は、中間周波数を使うため
に広い周波数帯域が必要なヘテロダイン検波受信方式と
比べて、高ビットレイト化に適している。FSK、PS
K信号光を直接検波受信するためには光周波数弁別器あ
るいは光位相検波器が必要となる。
ency shift keying)方式または光位
相偏移変調(PSK:phase shift key
ing)方式を用いた光ファイバ通信において、光受信
器では直接検波受信方式またはヘテロダイン検波受信方
式の使用が可能である。このうちベースバンド信号が直
接得られる直接検波受信方式は、中間周波数を使うため
に広い周波数帯域が必要なヘテロダイン検波受信方式と
比べて、高ビットレイト化に適している。FSK、PS
K信号光を直接検波受信するためには光周波数弁別器あ
るいは光位相検波器が必要となる。
【0003】従来、この種の光周波数弁別器としてマッ
ハツェンダ干渉計の透過特性を用い、信号を復調する方
法が知られている(鳥羽他、「100チャネル光FDM
情報分配伝送系構成法の検討」、信学技報OCS89−
64、1990年)。また、偏光保存ファイバの2つの
固有軸の伝搬遅延時間差を用いて、マッハツェンダ干渉
計と同様の周波数弁別特性を得て、信号を復調する方法
も知られている(R.S.Vodhanel,“Fre
quency modulation re−spon
se measurements to 15 GHz
usinga novel birefringen
t fiber interfer−ometer”,
in Tech.Dig.Topical Meeti
ngOpt.Fiber Commun.,paper
WQ13,1989)。
ハツェンダ干渉計の透過特性を用い、信号を復調する方
法が知られている(鳥羽他、「100チャネル光FDM
情報分配伝送系構成法の検討」、信学技報OCS89−
64、1990年)。また、偏光保存ファイバの2つの
固有軸の伝搬遅延時間差を用いて、マッハツェンダ干渉
計と同様の周波数弁別特性を得て、信号を復調する方法
も知られている(R.S.Vodhanel,“Fre
quency modulation re−spon
se measurements to 15 GHz
usinga novel birefringen
t fiber interfer−ometer”,
in Tech.Dig.Topical Meeti
ngOpt.Fiber Commun.,paper
WQ13,1989)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、検波効率を最大にするためにマッハツェンダ
干渉計の周波数弁別特性と信号光の中心周波数とを一致
させる必要があった。このために、ガラス(Sio2)
導波路で作られたマッハツェンダ干渉計の場合、干渉計
を構成する2つの光導波路の一方の光の位相を、光導波
路につけられたヒータなどで温度を変えて調整し、周波
数弁別特性の中心周波数を信号光の中心周波数に安定化
させる制御を行っていた。これは周波数制御に温度を用
いているため高速な制御が困難である。
方法では、検波効率を最大にするためにマッハツェンダ
干渉計の周波数弁別特性と信号光の中心周波数とを一致
させる必要があった。このために、ガラス(Sio2)
導波路で作られたマッハツェンダ干渉計の場合、干渉計
を構成する2つの光導波路の一方の光の位相を、光導波
路につけられたヒータなどで温度を変えて調整し、周波
数弁別特性の中心周波数を信号光の中心周波数に安定化
させる制御を行っていた。これは周波数制御に温度を用
いているため高速な制御が困難である。
【0005】本発明の目的は、入射損失が小さく、前記
周波数弁別特性の中心周波数を高速に制御することので
きる光周波数偏移変調方式または光位相偏移変調方式を
用いた信号光を受信する直接検波光受信装置を提供する
ことにある。
周波数弁別特性の中心周波数を高速に制御することので
きる光周波数偏移変調方式または光位相偏移変調方式を
用いた信号光を受信する直接検波光受信装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の直接検波受信装
置は、光周波数偏移変調方式または光位相偏移変調方式
を用いて変調された信号光を入力しこの信号光の偏光状
態を制御する偏光制御器と、前記偏光制御器の出力光を
入力する周波数弁別特性を有する偏光保存ファイバと、
前記偏光保存ファイバの固有軸に対して光学軸が45°
になるように配置し前記偏光保存ファイバの出力光を直
交する2つの偏光状態に分離する偏光分離素子と、前記
偏光分離素子によって分離された信号光のうちすくなく
とも一方を入射し電気信号に変換する光検出器と、前記
光検出器から出力される電気信号を増幅し復調信号とし
て出力する増幅器と、前記復調信号振幅を検出するピー
ク検出器と、前記ピーク検出器の出力が常に最大になる
ように前記偏光制御器を制御する制御器とを備えてい
る。
置は、光周波数偏移変調方式または光位相偏移変調方式
を用いて変調された信号光を入力しこの信号光の偏光状
態を制御する偏光制御器と、前記偏光制御器の出力光を
入力する周波数弁別特性を有する偏光保存ファイバと、
前記偏光保存ファイバの固有軸に対して光学軸が45°
になるように配置し前記偏光保存ファイバの出力光を直
交する2つの偏光状態に分離する偏光分離素子と、前記
偏光分離素子によって分離された信号光のうちすくなく
とも一方を入射し電気信号に変換する光検出器と、前記
光検出器から出力される電気信号を増幅し復調信号とし
て出力する増幅器と、前記復調信号振幅を検出するピー
ク検出器と、前記ピーク検出器の出力が常に最大になる
ように前記偏光制御器を制御する制御器とを備えてい
る。
【0007】あるいは、前記偏光保存ファイバは希土類
を添加した偏光保存ファイバを用い、励起光を発生する
励起光源を備え、更に前記励起光を前記偏光保存ファイ
バの前方より入射し前方励起するために前記励起光を前
記偏光制御器の出力光に合波する前方波長多重光合波器
か、あるいは前記励起光を前記偏光保存ファイバの後方
より入射し後方励するために前記励起光を前記偏光保存
ファイバの出力光に合波する後方波長多重光合波器の何
れかを備える構成としても良い。
を添加した偏光保存ファイバを用い、励起光を発生する
励起光源を備え、更に前記励起光を前記偏光保存ファイ
バの前方より入射し前方励起するために前記励起光を前
記偏光制御器の出力光に合波する前方波長多重光合波器
か、あるいは前記励起光を前記偏光保存ファイバの後方
より入射し後方励するために前記励起光を前記偏光保存
ファイバの出力光に合波する後方波長多重光合波器の何
れかを備える構成としても良い。
【0008】更に、前記光検出器は前記偏光分離素子の
分離された出力光を電気信号にそれぞれ変換する2つの
光検出器を用い、前記増幅器は前記2つの光検出器の出
力する2つの電気信号を差動増幅する差動増幅器を用い
る構成としても良い。
分離された出力光を電気信号にそれぞれ変換する2つの
光検出器を用い、前記増幅器は前記2つの光検出器の出
力する2つの電気信号を差動増幅する差動増幅器を用い
る構成としても良い。
【0009】
【作用】偏光保存ファイバの2つの固有軸間の伝播遅延
時間差を利用してマッハツェンダ型の干渉計を構成した
場合、偏光保存ファイバへの入射偏光状態を制御するこ
とによって干渉計の周波数弁別特性を制御することがで
きるという特徴を利用している。すなわち、マッハツェ
ンダ干渉計の周波数弁別特性を周波数軸上でシフトさせ
るためには、2つの干渉させる光の間の位相差を変化さ
せる必要がある。この位相差を干渉計の入射前で制御す
るということは、信号光の偏光状態を制御することと等
しい。
時間差を利用してマッハツェンダ型の干渉計を構成した
場合、偏光保存ファイバへの入射偏光状態を制御するこ
とによって干渉計の周波数弁別特性を制御することがで
きるという特徴を利用している。すなわち、マッハツェ
ンダ干渉計の周波数弁別特性を周波数軸上でシフトさせ
るためには、2つの干渉させる光の間の位相差を変化さ
せる必要がある。この位相差を干渉計の入射前で制御す
るということは、信号光の偏光状態を制御することと等
しい。
【0010】このような光受信回路の感度を上げて動作
を安定化させるために光増幅器を光プリアンプとして受
信器の前に置くことにより小さい強度の信号光を光増幅
器で増幅してから受信するので受信器の熱雑音の影響が
見えなくなるため受信感度が良くなる。さらに、光増幅
器で用いる希土類添加光ファイバを偏光保存型を用いる
ことにより、光を増幅すると共に周波数弁別器として使
用することができるので、受信器の一層の高感度化と共
に周波数弁別回路制御系の安定化に役立つ。
を安定化させるために光増幅器を光プリアンプとして受
信器の前に置くことにより小さい強度の信号光を光増幅
器で増幅してから受信するので受信器の熱雑音の影響が
見えなくなるため受信感度が良くなる。さらに、光増幅
器で用いる希土類添加光ファイバを偏光保存型を用いる
ことにより、光を増幅すると共に周波数弁別器として使
用することができるので、受信器の一層の高感度化と共
に周波数弁別回路制御系の安定化に役立つ。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。
る。
【0012】図1は、本発明の第1の実施例を示す。本
実施例は2.5Gb/s、FSK−直接検波受信器に適
用したものである。図1において、光送信装置1の半導
体レーザ12は注入電流に応じて光周波数偏移する1.
5μm帯半導体レーザで、バイアス電流源2によって1
00mAのバイアス電流が流され、レーザ発振してい
る。伝送すべき2.5Gb/sのデジタル電気信号10
1を半導体レーザ12に印加し、注入電流を変調しFS
K信号光102を得る。ここで、光周波数偏移量が2G
Hzになるように、デジタル信号101の振幅を調整し
てある。半導体レーザ12から出射されたFSK信号光
102を、光ファイバ3に入射し伝送する。
実施例は2.5Gb/s、FSK−直接検波受信器に適
用したものである。図1において、光送信装置1の半導
体レーザ12は注入電流に応じて光周波数偏移する1.
5μm帯半導体レーザで、バイアス電流源2によって1
00mAのバイアス電流が流され、レーザ発振してい
る。伝送すべき2.5Gb/sのデジタル電気信号10
1を半導体レーザ12に印加し、注入電流を変調しFS
K信号光102を得る。ここで、光周波数偏移量が2G
Hzになるように、デジタル信号101の振幅を調整し
てある。半導体レーザ12から出射されたFSK信号光
102を、光ファイバ3に入射し伝送する。
【0013】本発明の直接検波光受信装置2では伝送さ
れてきたFSK信号光102をファイバ型の偏光制御器
21に入射する。偏光制御器21は、光ファイバ、と光
ファイバの側面から加圧するための4つの圧電アクチュ
エータからなり、圧電アクチュエータに印加する電圧に
応じて偏光状態を任意に変換することができるものであ
る(清水他、「ファイバスクイーザを用いた無限追尾自
動偏光制御装置の安定動作」、1989年信学春季全
大、B−753参照)。この偏光制御器21の出力光を
偏光保存ファイバ22に通し、その後偏光分離素子23
に入射する。
れてきたFSK信号光102をファイバ型の偏光制御器
21に入射する。偏光制御器21は、光ファイバ、と光
ファイバの側面から加圧するための4つの圧電アクチュ
エータからなり、圧電アクチュエータに印加する電圧に
応じて偏光状態を任意に変換することができるものであ
る(清水他、「ファイバスクイーザを用いた無限追尾自
動偏光制御装置の安定動作」、1989年信学春季全
大、B−753参照)。この偏光制御器21の出力光を
偏光保存ファイバ22に通し、その後偏光分離素子23
に入射する。
【0014】ここで、偏光分離素子23の光学軸は偏光
保存ファイバ22の固有軸に対して45°になるように
調整してある。また、偏光保存ファイバ22の直交する
2つの固有軸間の伝搬遅延時間差τが、 τ=T/2m=250(ps) となるように偏光保存ファイバ22の長さを調整してお
く。ただし、mはFSK信号光の変調度(m=2GHz
/2.5GHz=0.8)、Tはデジタル信号101の
1タイムスロットの時間(T=1/2.5GHz=40
0ps)である。使用した偏光保存ファイバ22は1m
あたり3psの遅延時間差をもっているため、約83m
の長さにしてある。偏光分離素子23は入射光を2つの
直交する偏光状態の光に分離するものである。この分離
した2つの光をそれぞれ第1、第2の光検出器23,2
4で電気信号に変換し、それぞれの出力電気信号を差動
増幅器26に入力し、復調信号201を得る。
保存ファイバ22の固有軸に対して45°になるように
調整してある。また、偏光保存ファイバ22の直交する
2つの固有軸間の伝搬遅延時間差τが、 τ=T/2m=250(ps) となるように偏光保存ファイバ22の長さを調整してお
く。ただし、mはFSK信号光の変調度(m=2GHz
/2.5GHz=0.8)、Tはデジタル信号101の
1タイムスロットの時間(T=1/2.5GHz=40
0ps)である。使用した偏光保存ファイバ22は1m
あたり3psの遅延時間差をもっているため、約83m
の長さにしてある。偏光分離素子23は入射光を2つの
直交する偏光状態の光に分離するものである。この分離
した2つの光をそれぞれ第1、第2の光検出器23,2
4で電気信号に変換し、それぞれの出力電気信号を差動
増幅器26に入力し、復調信号201を得る。
【0015】図2に第1、第2の光検出器23,24お
よび差動増幅器26の出力をそれぞれ示す。図2より、
差動増幅器26の出力は山と谷との周波数差が2GHz
でかつゼロクロスの周波数弁別特性を持っており、これ
によりFSK信号を復調することができる。しかしなが
ら、FSK信号光102の中心周波数f と受信器の周
波数弁別特性のゼロクロス点が、偏光保存ファイバ22
の温度変化や応力などによってずれてしまった場合、図
3に示すように復調信号の振幅が小さくなってしまう。
常に最良の受信状態に保つために、周波数弁別特性を周
波数軸方向にシフトさせる必要がある。この制御を行う
ために、差動増幅器26の出力である復調信号201を
半波整流器で構成されたピーク検出器27に入力し、復
調信号201の振幅に比例した電気信号202を得る。
よび差動増幅器26の出力をそれぞれ示す。図2より、
差動増幅器26の出力は山と谷との周波数差が2GHz
でかつゼロクロスの周波数弁別特性を持っており、これ
によりFSK信号を復調することができる。しかしなが
ら、FSK信号光102の中心周波数f と受信器の周
波数弁別特性のゼロクロス点が、偏光保存ファイバ22
の温度変化や応力などによってずれてしまった場合、図
3に示すように復調信号の振幅が小さくなってしまう。
常に最良の受信状態に保つために、周波数弁別特性を周
波数軸方向にシフトさせる必要がある。この制御を行う
ために、差動増幅器26の出力である復調信号201を
半波整流器で構成されたピーク検出器27に入力し、復
調信号201の振幅に比例した電気信号202を得る。
【0016】図4にピーク検出器27の回路例を示す。
この電気信号202が常に最大になるように、マイクロ
プロセッサを搭載した制御器28で、偏光制御器21に
印加する制御電圧203を制御する。この制御には、制
御電圧203に小さい摂動を加え、復調信号201の振
幅に比例した電気信号202が大きくなる方向に制御電
圧203を変化させていくという山登り法(最大制御
法)を用いる。
この電気信号202が常に最大になるように、マイクロ
プロセッサを搭載した制御器28で、偏光制御器21に
印加する制御電圧203を制御する。この制御には、制
御電圧203に小さい摂動を加え、復調信号201の振
幅に比例した電気信号202が大きくなる方向に制御電
圧203を変化させていくという山登り法(最大制御
法)を用いる。
【0017】ここで、偏光保存ファイバ22に入射する
FSK信号光102の偏光状態を制御することは、偏光
保存ファイバ22の2つの固有軸方向の光の成分の位相
差を制御していることと等しい。この2つの固有軸方向
の光を偏光分離素子で干渉させると、光の位相差の変化
に応じて周波数弁別特性が周波数軸方向にシフトするた
め、周波数弁別特性を入射偏光状態で制御することがで
きるのである。この周波数弁別特性の制御を行うので、
外部温度の変化にもよらず長時間にわたり安定にFSK
信号を復調することができる。また、光復調器がファイ
バで構成されているため、受信器の挿入損失を0.5d
B以下と、低損失である。
FSK信号光102の偏光状態を制御することは、偏光
保存ファイバ22の2つの固有軸方向の光の成分の位相
差を制御していることと等しい。この2つの固有軸方向
の光を偏光分離素子で干渉させると、光の位相差の変化
に応じて周波数弁別特性が周波数軸方向にシフトするた
め、周波数弁別特性を入射偏光状態で制御することがで
きるのである。この周波数弁別特性の制御を行うので、
外部温度の変化にもよらず長時間にわたり安定にFSK
信号を復調することができる。また、光復調器がファイ
バで構成されているため、受信器の挿入損失を0.5d
B以下と、低損失である。
【0018】図5に第2の実施例を示す。本実施例は
2.5Gb/s、光送信装置PSK−直接検波受信器に
適用したものである。図5において、光送信装置の半導
体レーザ42の出力光をニオブ酸リチウム(Lin0
3)製の位相変調器43に通し、デジタル信号401に
応じて0−πの位相変調をかけ、PSK信号光402を
得る。本発明の直接検波光受信装置5において、このP
SK信号光402を復調するために、図1と同様に偏光
保存ファイバを用いる。ただし、ここでは光増幅用にエ
リュビウム(Er)ドープ偏光保存ファイバ52を用
い、遅延時間差τが1タイムスロット(T=400p
s)になるように、長さを約133mとしてある。
2.5Gb/s、光送信装置PSK−直接検波受信器に
適用したものである。図5において、光送信装置の半導
体レーザ42の出力光をニオブ酸リチウム(Lin0
3)製の位相変調器43に通し、デジタル信号401に
応じて0−πの位相変調をかけ、PSK信号光402を
得る。本発明の直接検波光受信装置5において、このP
SK信号光402を復調するために、図1と同様に偏光
保存ファイバを用いる。ただし、ここでは光増幅用にエ
リュビウム(Er)ドープ偏光保存ファイバ52を用
い、遅延時間差τが1タイムスロット(T=400p
s)になるように、長さを約133mとしてある。
【0019】バイアス電流源59で駆動された波長1.
48μmの励起用光源60の出力光を、波長多重光合波
器61でPSK信号光402と合波し、第1のアイソレ
ータ62に通した後、エリュビウムドープ偏光保存ファ
イバ52に入射する。これにより、波長1.48μmの
光でエリュビウムが励起され、波長1.55μmのPS
K信号光402が増幅される。このエリュビウムドープ
偏光保存ファイバ52の出力を第2のアイソレータ63
に通した後、波長1.55μmのPSK信号光402だ
けを透過する光フィルタ64に入力する。この光フィル
タ64の出力を偏光分離素子53に入力する。
48μmの励起用光源60の出力光を、波長多重光合波
器61でPSK信号光402と合波し、第1のアイソレ
ータ62に通した後、エリュビウムドープ偏光保存ファ
イバ52に入射する。これにより、波長1.48μmの
光でエリュビウムが励起され、波長1.55μmのPS
K信号光402が増幅される。このエリュビウムドープ
偏光保存ファイバ52の出力を第2のアイソレータ63
に通した後、波長1.55μmのPSK信号光402だ
けを透過する光フィルタ64に入力する。この光フィル
タ64の出力を偏光分離素子53に入力する。
【0020】ここで、偏光分離素子53の光学軸はエリ
ュビウムドープ偏光保存ファイバ52の固有軸に対し4
5°になるように調整してある。さらに偏光分離素子5
3によって偏光分離された2つの光をそれぞれ第1、第
2の光検出器54,55で電気信号に変換し、それぞれ
の出力電気信号を差動増幅器56に入力し、復調信号5
01を得る。この復調信号501が常に最大となるよう
に偏光制御器51を制御する方法は図1と同様である。
以上の構成で受信感度を測定した結果、光復調器に通常
の偏光保存ファイバ22を用いた図1の場合と比べて、
約10dBの感度改善が実現され、更に制御動作もより
安定化された。
ュビウムドープ偏光保存ファイバ52の固有軸に対し4
5°になるように調整してある。さらに偏光分離素子5
3によって偏光分離された2つの光をそれぞれ第1、第
2の光検出器54,55で電気信号に変換し、それぞれ
の出力電気信号を差動増幅器56に入力し、復調信号5
01を得る。この復調信号501が常に最大となるよう
に偏光制御器51を制御する方法は図1と同様である。
以上の構成で受信感度を測定した結果、光復調器に通常
の偏光保存ファイバ22を用いた図1の場合と比べて、
約10dBの感度改善が実現され、更に制御動作もより
安定化された。
【0021】以上のように、本発明では、入射損失が小
さく、高速に周波数制御することのできるFSK、PS
K−直接検波光受信装置を実現することができる。
さく、高速に周波数制御することのできるFSK、PS
K−直接検波光受信装置を実現することができる。
【0022】以上、本発明の実施例を2つ説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発
明の範囲内で種々の変形、変更が可能なことはもちろん
である。例えば偏光制御器としてファイバ型の偏光制御
器を用いたが、導波路型や波長板回転型偏光制御器な
ど、外部からの信号によって偏光状態が制御できる偏光
制御器であれば、どのような種類の偏光制御器でもその
使用は可能である。
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発
明の範囲内で種々の変形、変更が可能なことはもちろん
である。例えば偏光制御器としてファイバ型の偏光制御
器を用いたが、導波路型や波長板回転型偏光制御器な
ど、外部からの信号によって偏光状態が制御できる偏光
制御器であれば、どのような種類の偏光制御器でもその
使用は可能である。
【0023】また2つの光検出器9,10を使用してい
るが、どちらか一方のみを用いて簡略化し、その出力を
単に増幅することによっても復調信号を取り出すことが
できる。
るが、どちらか一方のみを用いて簡略化し、その出力を
単に増幅することによっても復調信号を取り出すことが
できる。
【0024】また2つの光検出器9,10を用いる場合
においても、それぞれの出力の差を差動増幅器11でと
っているが、2つの光検出器を直列に接続して接続点か
ら電気信号をとるバランス型光受信器の使用も可能であ
る。このバランス型光受信器の受信モジュールへの応用
例を第3の実施例として図6に示す。図6は、図1の実
施例のうち、偏光保存ファイバ22、偏光分離素子であ
るルチル板32、2つの光検出器を直列に接続して集積
化したデュアルPINフォトダイオード33および増幅
器35をモジュール化したものである。この結果、小型
で高ビットレイトまで応答する良好な受信モジュールが
実現できた。また、エリュビウムドープ光ファイバを前
方励起で励起しているが、信号光と逆方向に励起光を入
射する後方励起でも可能である。
においても、それぞれの出力の差を差動増幅器11でと
っているが、2つの光検出器を直列に接続して接続点か
ら電気信号をとるバランス型光受信器の使用も可能であ
る。このバランス型光受信器の受信モジュールへの応用
例を第3の実施例として図6に示す。図6は、図1の実
施例のうち、偏光保存ファイバ22、偏光分離素子であ
るルチル板32、2つの光検出器を直列に接続して集積
化したデュアルPINフォトダイオード33および増幅
器35をモジュール化したものである。この結果、小型
で高ビットレイトまで応答する良好な受信モジュールが
実現できた。また、エリュビウムドープ光ファイバを前
方励起で励起しているが、信号光と逆方向に励起光を入
射する後方励起でも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、周波数弁
別特性の中心周波数を高速に制御することのできるので
動作が安定化され、同時に入射損失も小さく受信感度も
高感度化できる効果がある。
別特性の中心周波数を高速に制御することのできるので
動作が安定化され、同時に入射損失も小さく受信感度も
高感度化できる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明による周波数弁別動作の特性図である。
【図3】本発明による周波数弁別動作のゼロクロス点が
ずれたときの特性図である。
ずれたときの特性図である。
【図4】図1におけるピーク検出器の回路図である。
【図5】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例のブロック図である。
1 光送信装置 2 直接検波光受信装置 3 光ファイバ 11,41,59 バイアス電流源 12,42 半導体レーザ 21,51 偏光制御器 22 偏光保存ファイバ 23,53 偏光分離素子 24,25,53,54 光検出器 26,56 差動増幅器 27,57 ピーク検出器 28,58 制御器 43 位相変調器 60 励起光源 61 波長多重光合波器 62,63 光アイソレータ 52 エリュビウムドープ偏光保存ファイバ 64 光フィルタ 30 受信モジュール 31 レンズ 32 ルチル板 33 デュアルPINフォトダイオード 34 負荷抵抗 35 増幅器 101,401 デジタル信号 102 FSK信号光 201,501 復調信号 202,502 復調信号12の振幅に比例した電気
信号 203,503 制御電圧 402 PSK信号光
信号 203,503 制御電圧 402 PSK信号光
Claims (4)
- 【請求項1】 光周波数偏移変調方式または光位相偏移
変調方式を用いて変調された信号光を入力しこの信号光
の偏光状態を制御する偏光制御器と、前記偏光制御器の
出力光を入力する周波数弁別特性を有する偏光保存ファ
イバと、前記偏光保存ファイバの固有軸に対して光学軸
が45°になるように配置し前記偏光保存ファイバの出
力光を直交する2つの偏光状態に分離する偏光分離素子
と、前記偏光分離素子によって分離された信号光のうち
すくなくとも一方を入射し電気信号に変換する光検出器
と、前記光検出器から出力される電気信号を増幅し復調
信号として出力する増幅器と、前記復調信号の振幅を検
出するピーク検出器と、前記ピーク検出器の出力が常に
最大になるように前記偏光制御器を制御する制御器とを
備えることを特徴とする直接検波光受信装置。 - 【請求項2】 前記偏光保存ファイバは希土類を添加し
た偏光保存ファイバを用い、励起光を発生する励起光源
を備え、更に前記励起光を前記偏光保存ファイバの前方
より入射し前方励起するために前記励起光を前記偏光制
御器の出力光に合波する前方波長多重光合波器か、ある
いは前記励起光を前記偏光保存ファイバの後方より入射
し後方励するために前記励起光を前記偏光保存ファイバ
の出力光に合波する後方波長多重光合波器の何れかを備
えることを特徴とする請求項1記載の直接検波光受信装
置。 - 【請求項3】 前記光検出器は前記偏光分離素子の分離
された出力光を電気信号にそれぞれ変換する2つの光検
出器を用い、前記増幅器は前記2つの光検出器の出力す
る2つの電気信号を入力し差動増幅する差動増幅器を用
いることを特徴とする請求項1および2記載の直接検波
光受信器。 - 【請求項4】 前記光検出器は前記偏光分離素子の分離
された出力光を電気信号にそれぞれ変換する直列に接続
された2つの光検出器を用い、前記増幅器は前記2つの
光検出器の接続点から電気信号を入力することを特徴と
する請求項1および2記載の直接検波光受信装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4064325A JP2776124B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 直接検波光受信装置 |
US08/035,167 US5295013A (en) | 1992-03-23 | 1993-03-22 | Optical receiver of direct detection type |
DE69322674T DE69322674T2 (de) | 1992-03-23 | 1993-03-22 | Optischer Empfänger mit Direkt-Detektion |
EP93104671A EP0562514B1 (en) | 1992-03-23 | 1993-03-22 | Optical receiver of direct detection type |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4064325A JP2776124B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 直接検波光受信装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2776124B2 true JP2776124B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=13254977
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP4064325A Expired - Lifetime JP2776124B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 直接検波光受信装置 |
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---|---|
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EP (1) | EP0562514B1 (ja) |
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GB9302022D0 (en) * | 1993-02-02 | 1993-03-17 | Northern Telecom Ltd | Optically amplified transmission systems |
JPH0756955B2 (ja) * | 1993-03-30 | 1995-06-14 | 日本電気株式会社 | 偏波制御方法 |
DE4341407A1 (de) * | 1993-12-04 | 1995-06-08 | Sel Alcatel Ag | Optischer Mischer und dessen Verwendung |
JP2739813B2 (ja) * | 1993-12-20 | 1998-04-15 | 日本電気株式会社 | 偏波分散補償方法 |
JP3303515B2 (ja) * | 1994-03-18 | 2002-07-22 | キヤノン株式会社 | 光通信方式及びそれを用いた光通信システム |
JPH09501558A (ja) * | 1994-06-09 | 1997-02-10 | フィリップス、エレクトロニクス、ネムローゼ、フェンノートシャップ | 偏光を制御する送信装置および受信機 |
FR2721158B1 (fr) * | 1994-06-14 | 1996-07-12 | Alcatel Submarcom | Système de transmission sur une ligne à fibre optique sans répéteur, avec amplifications distante et locale. |
US5659412A (en) * | 1994-12-06 | 1997-08-19 | Lucent Technologies Inc. | Polarization diversity detection of optical signals transmitted through a polarization-mode dispersive medium |
JPH09129950A (ja) * | 1995-11-02 | 1997-05-16 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 光受信装置 |
JP2970844B2 (ja) * | 1997-06-04 | 1999-11-02 | 日本電気株式会社 | 光受信器及びそれを用いた光ネットワークシステム |
JP2000031903A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-28 | Hitachi Ltd | 偏波分散補償装置および偏波分散補償方法 |
EP1087547A3 (en) * | 1999-09-24 | 2004-01-14 | Lucent Technologies Inc. | Terminal design for a WDM system with in-line semiconductor optical amplifiers |
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US7203429B2 (en) | 2001-05-07 | 2007-04-10 | Tyco Telecommunications (Us) Inc. | Optical transmission system using optical signal processing in terminals for improved system performance |
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GB0129716D0 (en) | 2001-12-12 | 2002-01-30 | Marconi Comm Ltd | Signal transmission apparatus and method of signal transmission |
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DE10349736A1 (de) * | 2003-10-23 | 2005-06-09 | Lucent Technologies Network Systems Gmbh | Feedback-Regelung eines Interferometers |
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JP4842122B2 (ja) * | 2004-04-15 | 2011-12-21 | 三菱電機株式会社 | 光受信装置 |
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JP4561443B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-10-13 | 富士通株式会社 | M相差分位相偏移変調方式に対応した光受信器 |
JP6123883B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-05-10 | 富士通株式会社 | 波長多重光受信器 |
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---|---|---|---|---|
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JPH0734080B2 (ja) * | 1988-10-20 | 1995-04-12 | 富士通株式会社 | コヒーレント光通信用ヘテロダイン検波受信装置 |
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JPH03214939A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-20 | Nec Corp | チャンネル識別受信方法 |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP4064325A patent/JP2776124B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-03-22 DE DE69322674T patent/DE69322674T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-22 EP EP93104671A patent/EP0562514B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-22 US US08/035,167 patent/US5295013A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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EP0562514B1 (en) | 1998-12-23 |
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EP0562514A1 (en) | 1993-09-29 |
DE69322674T2 (de) | 1999-05-27 |
US5295013A (en) | 1994-03-15 |
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Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980331 |