JP2005039427A - 画像読取処理装置および画像読取処理方法 - Google Patents

画像読取処理装置および画像読取処理方法 Download PDF

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有儀 彦阪
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Abstract

【課題】原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像データの文字部分を明瞭にし、読み取った原稿画像に生じる黒筋を目立ちにくくすることのできる画像読取処理装置および画像読取処理方法を提供すること。
【解決手段】光源固定読み方式により原稿画像を読み取ったとき、第1フィルタ17を用いて、読み取った原稿画像データに対してエッジ強調処理を施す。原稿固定読み方式により原稿画像を読み取ったとき、第2フィルタ18を用いて、読み取った原稿画像に対してエッジ強調処理を施す。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、原稿画像を読み取り、その読み取った原稿画像データに対して画像処理を施す画像読取処理装置および画像読取処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル複写機などの画像形成装置には、原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像データを構成する各画素に対して、原稿画像データの文字部分の輪郭を明瞭にするためのエッジ強調処理などの画像処理を施す画像読取処理装置が備えられている。画像読取処理装置は、原稿を1枚ずつ読取位置上を移動させながら、読取位置に向けて光を照射することによって原稿画像を読み取る光源固定読み方式と、コンタクトガラス上に載置された原稿に向けて光を照射しながら、光源を移動させることによって原稿画像を読み取る原稿固定読み方式とのいずれかを選択して、原稿画像を読み取るようになっている。
【0003】
この種の画像読取処理装置は、光源固定読み方式により読み取られた原稿画像データ、および原稿固定読み方式により読み取られた原稿画像データに対して、同一のエッジ強調処理を施している。このため、読取位置に汚れが生じている(たとえば、読取位置に埃や紙粉が付着)状態で光源固定読み方式により原稿画像を読み取ると、読み取った原稿画像データにたとえば縦方向に沿った黒筋が生じる。
【0004】
この問題を解決するために、特許文献1に記載されている画像読取処理装置は、読取方式に応じて、原稿画像データにエッジ強調処理を施す際のエッジ強調度を変化させている。これにより、読み取った原稿画像データに生じる黒筋を目立ちにくくすることができる(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−27253号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる画像読取処理装置によって読み取られた原稿画像データの文字部分の輪郭が不明瞭になるという問題があった。
この発明はかかる背景のもとになされたものであり、原稿画像データの文字部分の輪郭を明瞭にし、原稿画像データに生じる黒筋を目立ちにくくすることのできる画像読取処装置および画像読取処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、読取手段に対して原稿を移動させることにより原稿画像を読み取る光源固定読み方式、および位置決めされた原稿に対して読取手段を移動させることにより原稿画像を読み取る原稿固定読み方式のいずれかを選択可能な画像読取処理装置において、前記光源固定読み方式が選択された場合に、読み取られた原稿画像データに対してエッジ強調処理を施す第1フィルタと、前記原稿固定読み方式が選択された場合に、読み取られた原稿画像データに対してエッジ強調処理を施す第1フィルタとは異なる特性の第2フィルタと、を有することを特徴とする画像読取処理装置である。
【0008】
この発明によると、第1フィルタは、光源固定読み方式により読み取られた黒筋が生じている原稿画像データに対して濃度修正を行い、第2フィルタは、原稿固定読み方式により読み取られた原稿画像データに対して濃度修正を行うことができる。したがって、第1フィルタによる濃度修正によって、原稿画像データに生じる黒筋を目立ちにくくし、第1フィルタと異なる特性の第2フィルタによる濃度修正によって、原稿画像データの文字部分の輪郭を明瞭にすることができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、前記第1フィルタは、注目画素に対して、上下左右方向に存在する画素と注目画素との濃度差に基づく濃度修正を行うフィルタであり、前記第2フィルタは、注目画素に対して、斜め方向に存在する画素と注目画素との濃度差に基づく濃度修正を行うフィルタであることを特徴とする、請求項1記載の画像読取処理装置である。
この発明によると、第1フィルタは、注目画素に対して、上下左右方向に存在する画素と注目画素との濃度差に基づいて、濃度修正を行うことができる。したがって、原稿画像データに生じる縦方向に沿った黒筋に対応する画素を注目画素とした場合、注目画素に対して上下方向に存在する画素も黒筋に対応する画素であるので、それらの画素と注目画素との濃度差は大きくならず、注目画素に対して濃度修正はさほど行われない。これによって、原稿画像データに生じる黒筋を目立ちにくくすることができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、読取手段に対して原稿を移動させることにより原稿画像を読み取った読取データに対するエッジ強調処理と、位置決めされた原稿に対して読取手段を移動させることにより原稿画像を読み取った読取データに対するエッジ強調処理とを、異なる処理としたことを特徴とする画像読取処理方法である。
この画像読取処理方法を画像読取処理装置に適用することにより、請求項1で述べた効果と同様の効果を達成することができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、前記エッジ強調処理の前者は、注目画素に対して、上下左右方向に存在する画素と注目画素との濃度差に基づく濃度修正を行う処理であり、前記エッジ強調処理の後者は、注目画素に対して、斜め方向に存在する画素と注目画素との濃度差に基づく濃度修正を行う処理であることを特徴とする、請求項3記載の画像読取処理方法である。
この画像読取処理方法を画像読取処理装置に適用することにより、請求項2で述べた効果と同様の効果を達成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像読取処理装置1の構成を示す図である。この画像読取処理装置1は、デジタル複写機に適用されたものとして説明していく。
画像読取処理装置1は、ケーシング2を有し、ケーシング2の上面には原稿載置面としてのコンタクトガラス3が嵌め込まれている。コンタクトガラス3上に載置された原稿を下方から照明してその反射光を読み取るために、ケーシング2内には、光源4、反射鏡5、6、7、レンズ8およびCCDラインセンサ9が備えられている。光源4からの光は、コンタクトガラス3上の原稿を照射し、原稿で反射された光は反射鏡5、6、7で反射され、レンズ8を通ってCCDラインセンサ9上に集束される。CCDラインセンサ9は、原稿で反射される光を主走査方向に検出して1ラインデータとして出力する。
【0013】
光源4、反射鏡5、6、7、およびレンズ8によって光学系10が構成されており、この光学系10は、図面右方向へ移動可能である。この移動により、CCDラインセンサ9は、コンタクトガラス3上に載置された原稿の画像を、主走査方向の1ラインデータが、主走査方向と直交方向(副走査方向)に多数ライン配列されたデータとして出力する。
ケーシング2上方には、自動原稿搬送装置11が備えられている。自動原稿搬送装置11は、原稿をセットするためのセットトレイ12と、セットトレイ12にセットされた原稿を1枚ずつ原稿読取位置13上を通過させるための搬送ローラ対14とを備え、コンタクトガラス3上に載置された原稿を覆う原稿カバーとしても機能する。原稿読取位置13上を原稿が通過する際、光学系10は停止した状態で原稿読取位置13を照射することにより、CCDラインセンサ9は、1ラインデータが副走査方向に多数ライン配列されたデータを出力する。
【0014】
画像読取処理装置1は、固定された光学系10が原稿読取位置13上を通過する原稿を照射することによって、原稿画像を読み取る方式(光源固定読取方式)と、光学系10がコンタクトガラス3上に載置された原稿に対して照射を行いながら移動することによって、原稿画像を読み取る方式(原稿固定読取方式)とのいずれかを選択して、原稿画像を読み取っている。
CCDラインセンサ9から出力されるアナログ信号は、A/D変換器15によりデジタル信号に変換される。そして、そのデジタル信号は、エッジ強調処理部16によりエッジ強調処理が施され、その後、他の画像処理が施される。
【0015】
エッジ強調処理部16は、光源固定読取方式によって原稿画像が読み取られたとき、読み取った原稿画像データに対して第1フィルタ17を用いてエッジ強調処理を施し、原稿固定読取方式によって原稿画像が読み取られたとき、原稿画像データに対して第2フィルタ18を用いてエッジ強調処理を施すようになっている。
図2は、第1フィルタ17および第2フィルタ18を説明するための図である。
【0016】
図2の左側のAは、第1フィルタ17を示し、右側のBは、第2フィルタ18を示している。図2Aの上方には、第1フィルタ17のフィルタマトリクスが示されており、下方には、このフィルタマトリクスに基づくフィルタ係数の例が示されている。一方、図2Bの上方には、第2フィルタ18のフィルタマトリクスが示されており、下方には、このフィルタマトリクスに基づくフィルタ係数の例が示されている。
【0017】
第1フィルタ17および第2フィルタ18は、原稿画像データを構成する各画素を順次注目画素として、各注目画素に対してエッジ強調処理を施すようになっている。より具体的には、第1フィルタ17は、注目画素から上下左右方向に見て2つ目の参照画素と注目画素との濃度差に基づいて、注目画素にエッジ強調処理を施す。一方、第2フィルタ18は、注目画素から各斜め方向に見て2つ目の参照画素と注目画素との濃度差に基づいて、注目画素にエッジ強調処理を施す。
【0018】
また、第1フィルタ17および第2フィルタ18は、参照画素と注目画素との濃度差が大きいとき、強調度の大きいエッジ強調処理を注目画素に施し、参照画素と注目画素との濃度差が小さいとき、強調度の小さいエッジ強調処理を注目画素に施すようになっている。
原稿読取位置13に汚れ(たとえば、塵や埃など)が存在した状態で、光源固定読取方式によって原稿画像を読み取ると、その汚れに基づいて、読み取った画像に縦方向に沿った黒筋が発生する。この黒筋に対応する画素は高濃度であり、高濃度の画素が縦方向に連続して並ぶ可能性がある。
【0019】
エッジ強調処理部16が、第1フィルタ17を用いて黒筋が発生している原稿画像データに対してエッジ強調処理を施す場合において、黒筋に対応する高濃度の画素を注目画素としたとき、注目画素から上方向に見て2つ目の参照画素、および注目画素から下方向に見て2つ目の参照画素も黒筋に対応する高濃度の画素であるので、参照画素と注目画素との濃度差は小さくなる。したがって、高濃度の画素に対して強調度の小さいエッジ強調処理が施される。これにより、原稿画像データに生じる黒筋を目立ちにくくすることができる。
【0020】
以上のように、画像読取処理装置1は、光源固定読取方式により読み取られた黒筋が発生している原稿画像データに対して、第1フィルタ17を用いてエッジ強調処理を施すことにより、黒筋を目立ちにくくし、原稿固定読取方式により読み取られた原稿画像データに対して、第2フィルタ18を用いてエッジ強調処理を施すことにより、原稿画像データの文字部分を明瞭にすることができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
【0021】
この発明の一実施形態にかかる画像読取処理装置をデジタル複写機に適用した構成について説明したが、この発明は、デジタル複写機に限らず、ファクシミリなどの他の画像形成装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る画像読取処理装置の構成を示す図である。
【図2】第1フィルタおよび第2フィルタを説明するための図である。
【符号の説明】
1 画像読取処理装置
3 コンタクトガラス
9 CCDラインセンサ
10 光学系
16 エッジ強調処理部
17 第1フィルタ
18 第2フィルタ

Claims (4)

  1. 読取手段に対して原稿を移動させることにより原稿画像を読み取る光源固定読み方式、および位置決めされた原稿に対して読取手段を移動させることにより原稿画像を読み取る原稿固定読み方式のいずれかを選択可能な画像読取処理装置において、
    前記光源固定読み方式が選択された場合に、読み取られた原稿画像データに対してエッジ強調処理を施す第1フィルタと、
    前記原稿固定読み方式が選択された場合に、読み取られた原稿画像データに対してエッジ強調処理を施す第1フィルタとは異なる特性の第2フィルタと、
    を有することを特徴とする画像読取処理装置。
  2. 前記第1フィルタは、注目画素に対して、上下左右方向に存在する画素と注目画素との濃度差に基づく濃度修正を行うフィルタであり、
    前記第2フィルタは、注目画素に対して、斜め方向に存在する画素と注目画素との濃度差に基づく濃度修正を行うフィルタであることを特徴とする、請求項1記載の画像読取処理装置。
  3. 読取手段に対して原稿を移動させることにより原稿画像を読み取った読取データに対するエッジ強調処理と、位置決めされた原稿に対して読取手段を移動させることにより原稿画像を読み取った読取データに対するエッジ強調処理とを、異なる処理としたことを特徴とする画像読取処理方法。
  4. 前記エッジ強調処理の前者は、注目画素に対して、上下左右方向に存在する画素と注目画素との濃度差に基づく濃度修正を行う処理であり、
    前記エッジ強調処理の後者は、注目画素に対して、斜め方向に存在する画素と注目画素との濃度差に基づく濃度修正を行う処理であることを特徴とする、請求項3記載の画像読取処理方法。
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