JP2005037496A - 透過型スクリーン及び拡散シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フレネルレンズ形状を有するフレネルレンズ部11を備える透過型のスクリーン10であり、このフレネルレンズ部11及び/又はこれよりも出光側に拡散部を有している。この拡散部には、光拡散粒子P11が含まれており、この光拡散粒子P11の平均粒径を、フレネルレンズ部11のピッチの1/5以下としている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクションテレビ等の背面投写型プロジェクションシステムの構成部材である透過型スクリーン及び拡散シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の透過型スクリーンとして、視野角を広げるために光拡散粒子を混入した拡散部を有し、画面中心部と周辺部との明暗差を補正するためにフレネルレンズ部を有したものが用いられている。また、視野角をより細かく制御するために、レンチキュラーレンズ部をさらに備えている透過型スクリーンも多い(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−133508号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、投射プロジェクタの改良により、映像光の高輝度化、高精彩化によるR,G,B各光の色純度改善に伴う発光波長域の絞り込みが進み、投射光の可干渉性(干渉する可能性)が増す方向にある。フレネルレンズは、レンズから出射する光にピッチに応じた明暗を生じさせるため、スリットのように作用する。したがって、フレネルレンズを通過した可干渉性の高い映像光は、互いに干渉することとなり、映像光の強度の大小差が強調され、画面全体がぎらついて見えてしまったり、ざらついて見えてしまったりするという問題があった。
また、これらの投射プロジェクタが高解像度化されており、これに伴い、上記問題がさらに顕著になり、対策が求められている。
【0005】
さらに、上述の特許文献1では、ぎらつきを低減する手法を開示しているが、透過型スクリーンの構成が非常に限定されており、透過型スクリーンの光学設計及びスクリーン保持の機構設計を自由に行うことができないという問題があった。
より具体的には、以下の問題点が挙げられる。
(1)通常のレンチキュラーレンズとフレネルレンズで構成されるスクリーンに比べ、光拡散シートが追加されることにより、光拡散シートの表裏での入射光の反射損失により8%以上の映像光を失い、画面の明るさが低下してしまうという問題点。
(2)薄いフレネルレンズシートを他の光学シートで挟み込む構成のため、吸湿や温度変化による各シートの伸び縮みの差により、フレネルレンズシートにしわが入り易く、スクリーンの保持機構に特殊な工夫が必要となるという問題点。
【0006】
本発明の課題は、ちらつき、ぎらつき、ざらつき等を低減し、より鮮明な映像を表示することができる透過型スクリーン及び拡散シートを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、フレネルレンズ形状を有するフレネルレンズ部(11,21,31,41,51,61,71)と、前記フレネルレンズ部より出光側に設けられ光拡散粒子(P11,P21,P31,P41,P42,P51,P52,P61,P62,P71,P72)を含む少なくとも1層の拡散部(10,20,34,44,55,L2,73)と、を備え、前記拡散部の内少なくとも1層は、前記フレネルレンズ部のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子を含むこと、を特徴とする透過型スクリーンである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の透過型スクリーンにおいて、前記フレネルレンズ部(11,21,31,41,51,61,71)のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子(P11,P21,P31,P41,P42,P51,P52,P61,P62,P71,P72)を含む拡散部(10,20,34,44,55,L2,73)は、透過型スクリーンに設けられた拡散部の中で、最も出光側に設けられていること、を特徴とする透過型スクリーンである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の透過型スクリーンにおいて、前記フレネルレンズ部のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子を含む拡散部(73)よりも入光側であって前記フレネルレンズ部(71)よりも出光側に、前記光拡散粒子(P71)よりも粒径が大きな第2の光拡散粒子(P72)を含む第2の拡散部(72)を備えること、を特徴とする透過型スクリーン(70)である。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の透過型スクリーンにおいて、前記フレネルレンズ部(21,31,41,51,61,71)のピッチは、120μm以下であること、を特徴とする透過型スクリーン(20,30,40,50,60,70)である。
【0011】
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の透過型スクリーンにおいて、前記フレネルレンズ部(31,41,51,61)を出光側に有した光学シート(33,43,53,63)の入光側には、水平方向に延在し垂直方向において光を制御する垂直制御レンチキュラーレンズ部(32,42,52,62)又は垂直制御プリズム部を有し、前記垂直拡散レンチキュラーレンズ部又は前記垂直拡散プリズム部のピッチは、前記光拡散粒子(P31,P41,P42,P51,P52,P61,P62)の平均粒径の5倍以上あること、を特徴とする透過型スクリーン(30,40,50,60)である。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の透過型スクリーンにおいて、前記光拡散粒子は、屈折率の異なる複数種類の粒子(P41,P42,P51,P52,P61,P62)を有していること、を特徴とする透過型スクリーン(40,50,60)である。
【0013】
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の透過型スクリーンにおいて、前記拡散部を有した光学シート(55,67)は、垂直方向に延在し水平方向において光を制御する水平制御レンチキュラーレンズ部(54,64,66)又は水平制御プリズム部を有すること、を特徴とする透過型スクリーン(50,60)である。
【0014】
請求項8の発明は、フレネルレンズ部(31,41,51,61)を備えた透過型スクリーンの前記フレネルレンズ部より出光側に設けられて使用される拡散シート(34,44,55,67)であって、前記フレネルレンズ部のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子(P31,P41,P42,P51,P52,P61,P62)を含む拡散シートである。
【0015】
請求項9の発明は、請求項8に記載の拡散シートにおいて、前記光拡散粒子(P31,P41,P42,P51,P52,P61,P62)の平均粒径は、24μm以下であること、を特徴とする拡散シート(34,44,55,67)である。
【0016】
請求項10の発明は、請求項8又は請求項9に記載の拡散シートにおいて、前記光拡散粒子は、屈折率の異なる複数種類の粒子(P41,P42,P51,P52,P61,P62)を有していること、を特徴とする拡散シート(44,55,67)である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
本発明は、フレネルレンズ形状を有するフレネルレンズ部を備える透過型スクリーンであり、このフレネルレンズ部及び/又はこれよりも出光側に拡散部を有している。この拡散部には、光拡散粒子が含まれており、この光拡散粒子の平均粒径を、フレネルレンズ部のピッチの1/5以下としている点が特徴となっている。
【0018】
ちらつき、ぎらつき、ざらつき等の問題は、フレネルレンズ部よりも観察者側にある光拡散粒子により構成される拡散部に含有される光拡散粒子により、フレネルレンズ上の任意の点から出射する光を拡散により多種の位相に変換して、位相の異なる他のピッチからの出射光と過剰に干渉させることにより回避できる。ただし、レンズピッチに対する光拡散粒子の大きさが大きい場合は、光拡散粒子を通過する回数が少なくなり、位相変化の程度が減少して、干渉による強度の不均一さが残ってしまう。しかし、光拡散粒子を通過する回数を増加させるためには、添加量を増やす必要が生じ、結果的に映像が暗くなってしまう。
【0019】
これに対し、光拡散粒子が小さい場合には、同一の拡散性能を得るためには、拡散要素が大きい場合と比較して、光拡散粒子の添加数は多くなり、屈折、反射の回数が増加して位相の乱れが大きくなる。本発明に際し、フレネルレンズピッチと光拡散粒子の径との適当な比を実験により導き、光拡散粒子の平均粒径がフレネルレンズピッチの1/5以下の場合、映像のぎらつき等の問題が急激に低減されることが判明した。
【0020】
ここで、光拡散粒子は、母材樹脂の屈折率に応じ、その屈折率差を考慮して選定される。例えば、アクリル樹脂微粒子、スチレン樹脂微粒子、アクリル−スチレン共重合樹脂、シリコーン樹脂等の有機系微粒子や、ガラス微粒子、硫酸バリウム微粒子、水酸化アルミニウム微粒子、炭酸カルシウム微粒子、シリカ(二酸化珪素)微粒子、酸化チタン微粒子等の無機系微粒子を挙げることができる。また、光拡散粒子の粒子形状は、真球形状、略球形状、不定形状等、各種のものが使用できるが、映像光の後方散乱量を減らすためには、真球形状又は略球形状が望ましい。
【0021】
さらに、複数のレンズシートからなる透過型スクリーンにおいてフレネルレンズ部を持つシートを用いる場合、フレネルレンズシートの光源側に光拡散粒子を含む拡散部を設けてもよく、そこに含まれる光拡散粒子の大きさに制約はない。
以下、本発明の実施形態を、より具体的な実施例及びこれらに対する比較例を挙げて説明する。
【0022】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1を示す図である。図1(a)は、斜視図を示し、図1(b)は、縦断面を示している。なお、以下の図中では、矢印は、映像光の進む方向を示し、レンズピッチ、光拡散粒子などは、誇張して示している。
本実施例では、光拡散粒子P11として平均粒径27μm、屈折率1.59の球状の架橋スチレンビーズを20重量%添加したアクリル板(屈折率1.49)に、熱プレス方式により145μmピッチのフレネルレンズ部11を入光面側に賦型したスクリーン(透過型スクリーン)10を作製した。なお、本実施例では、スクリーン10全体に光拡散粒子P11が分布しているので、スクリーン10自体が拡散部としての機能も有している。
本スクリーン10を60インチのプロジェクションテレビ装置(以下、PTV)に実装して、ざらつき感を目視評価したところ、ざらつきの抑えられた滑らかな画像が観察された。
【0023】
(実施例2)
実施例2は、フレネルレンズ部21のピッチ、及び、光拡散粒子の平均粒径が異なる他は、実施例1と同様な形態である(図1のかっこ内の符号参照)。
本実施例では、光拡散粒子P21として平均粒径18μm、屈折率1.59の球状の架橋スチレンビーズを20重量%添加したアクリル板(屈折率1.49)に、熱プレス方式により95μmピッチのフレネルレンズ部21を入光面側に賦型したスクリーン20を作製した。
本スクリーン20を60インチのPTVに実装して、ざらつき感を目視評価したところ、実施例1よりも更にざらつきの抑えられた滑らかな画像が観察された。
【0024】
プロジェクタ側で明暗を発生させる要素として、走査線が挙げられる。この走査線により生じる明暗を、よりピッチの細かいフレネルレンズを用いることにより更に細分化し、出射光の位相を多様化することができる。走査線ピッチとフレネルレンズピッチの関係を調べたところ、フレネルレンズピッチが走査線ピッチの1/3以下となる場合に、ざらつきの低減が確認された。本実施例のようにフレネルレンズピッチが120μm以下(したがって、光拡散粒子の平均粒径は、24μm以下)の場合、40インチワイド画面でのHD(ハイビジョン)画像投影時の走査線ピッチに対し1/3以下の比となり、殆どのサイズの透過型スクリーンに対し、ざらつき等の低減が可能である。
【0025】
(実施例3)
図2は、本発明の実施例3を示す図である。図2(a)は、斜視図を示し、図2(b)は、縦断面を示している。
本実施例では、アクリル板(屈折率1.49)を用いた熱プレス方式により入光面側に100μmの水平方向に伸び垂直方向において光を制御するレンチキュラーレンズ部(垂直制御レンチキュラーレンズ部)32を持ち、出光面に110μmピッチのフレネルレンズ部31を賦型したフレネルレンズシート33を作製した。
一方、押出し成型法によりアクリル(屈折率1.49)を母材とし、内部に光拡散粒子P31として平均粒径20μm、屈折率1.56の球状の架橋アクリル−スチレン共重合樹脂からなるビーズを12重量%含有した光拡散シート34を作製した。
前述のフレネルレンズシート33、光拡散シート34を組合せてスクリーン30とし、本スクリーン30を60インチのPTVに実装して、ざらつき感を目視評価したところ、ざらつきの抑えられた滑らかな画像が観察され、また画像の垂直方向の視野角が広くなった。
【0026】
透過型スクリーンでは垂直方向の視野角を制御する為に、水平方向に伸びる垂直制御レンチキュラーレンズ部又は垂直制御プリズム部を設けることがあるが、これらの光学要素は、フレネルレンズ部と同様、映像光に明暗を生じさせるスリットとして作用する。これらの光学要素と光拡散粒子径の最適な大きさを実験により確認したところ、光拡散粒子の平均粒径の5倍以上の場合、ざらつきが急激に低減することが判明した。そこで、本実施例においても、レンチキュラーレンズ部32のピッチを光拡散粒子の平均粒径の5倍以上として、ぎらつき等を抑えるようにしている。
【0027】
(実施例4)
実施例4は、光拡散粒子が異なる他は、実施例3と同様な形態である(図2のかっこ内の符号参照)。
本実施例では、アクリル板(屈折率1.49)を用いた熱プレス方式により入光面側に100μmの水平方向に伸びるレンチキュラーレンズ部42を持ち、出光面に110μmピッチのフレネルレンズ部41を賦型したフレネルレンズシート43を作製した。
一方、押出し成型法によりアクリル(屈折率1.49)を母材とし、内部に第1の光拡散粒子P41として、平均粒径20μm、屈折率1.51の球状の架橋アクリル−スチレン共重合樹脂からなるビーズを6重量%含有し、また、第2の光拡散粒子P42として、平均粒径9μm、屈折率1.59の球状の架橋スチレンビーズを8重量%含有した光拡散シート44を作製した。なお、本実施例では、第1の光拡散粒子P41及び第2の光拡散粒子P42は、同じ層に混ぜられている。
前述のフレネルレンズシート43、光拡散シート44を組合せてスクリーン40とし、本スクリーン40を60インチのPTVに実装して、ざらつき感を目視評価したところ、実施例3よりも更にざらつきの抑えられた滑らかな画像が観察された。
【0028】
本実施例では、屈折率の異なる複数種類の光拡散粒子P41,P42を添加している。このようにすることにより、出射光の拡散角の幅に広がりを持ち、多種の位相の光との干渉を生じることができ、過度の干渉を生じさせることによって、ギラツキの低減効果を増すことができる。
【0029】
(実施例5)
図3は、本発明の実施例5を示す図である。図3(a)は、斜視図を示し、図3(b)は、横断面を示している。
本実施例では、アクリル板(屈折率1.49)を用いた熱プレス方式により入光面側に100μmの水平方向に伸びるレンチキュラーレンズ部52を持ち、出光面に110μmピッチのフレネルレンズ部51を賦型したフレネルレンズシート53を作製した。
一方、押出し成型法により出光面側に250μmピッチの垂直方向に伸び水平方向において光を制御するレンチキュラーレンズ部(水平制御レンチキュラーレンズ部)54を持つアクリル(屈折率1.49)を母材とし、内部に第1の光拡散粒子P51として、平均粒径20μm、屈折率1.51の球状の架橋アクリル−スチレン共重合樹脂からなるビーズを1.7重量%含有し、また、第2の光拡散粒子P52として、平均粒径9μm、屈折率1.59の球状の架橋スチレンビーズを3重量%含有した光拡散シート55を作製した。
前述のフレネルレンズシート53、光拡散シート55を組合せてスクリーン50とし、本スクリーン50を60インチのPTVに実装して、ざらつき感を目視評価したところ、実施例3同様ざらつきの抑えられた滑らかな画像が観察された。また垂直、水平両方向の視野角が拡大され、広い範囲から画像の観察が可能となった。
【0030】
本実施例では、レンチキュラーレンズ部54を設けているが、このように垂直方向に伸びるレンチキュラーレンズは、水平方向のスクリーンの視野角を垂直方向の拡散特性と独立して制御することが可能である。したがって、本実施例では、より広い水平視野角を持ちながら正面での画面の明るさを保つことが可能である。
【0031】
(実施例6)
図4は、本発明の実施例6を示す図である。図4(a)は、斜視図を示し、図4(b)は、横断面を示している。
本実施例では、アクリル板(屈折率1.49)を用いた熱プレス方式により入光面側に100μmの水平方向に伸びるレンチキュラーレンズ部62を持ち、出光面に116μmピッチのフレネルレンズ部61を賦型したフレネルレンズシート63を作製した。
一方、押出し成型法により入光面側に530μmピッチの垂直方向に伸びる第1のレンチキュラーレンズ部66を設けた第1のレンズ層L1を形成した。第1のレンズ層L1は、アクリルを母材とし、光拡散粒子は含んでいない。第1のレンズ層L1の出光側には、出光部に幅320μmピッチの垂直方向に伸びる第2のレンチキュラーレンズ部64と出光面側の非出光部に幅210μmの外光吸収部65を設けた第2のレンズ層L2を形成し、両面レンチキュラーレンズシート67を作製した。なおこの第2のレンズ層L2は、アクリル(屈折率1.49)を母材とし、内部に第1の光拡散粒子P61として、平均粒径20μm、屈折率1.51の球状の架橋アクリル−スチレン共重合樹脂からなるビーズを2重量%含有し、また、第2の光拡散粒子P62として、平均粒径9μm、屈折率1.59の球状の架橋スチレンビーズを2重量%含有させている。
【0032】
前述のフレネルレンズシート63、両面レンチキュラーレンズシート67を組合せてスクリーン60とし、本スクリーン60を60インチのPTVに実装して、ざらつき感を目視評価したところ、実施例3よりも更にざらつきの抑えられた滑らかな画像が観察された。また垂直、水平両方向の視野角が拡大され、広い範囲から色の均一性の良好な画像の観察が可能であり、かつ、コントラストの高い画像が得られた。
【0033】
(実施例7)
図5は、本発明の実施例7を示す図である。図5(a)は、斜視図を示し、図5(b)は、縦断面を示している。
本実施例では、第1の光拡散粒子P71として平均粒径18μm、屈折率1.59の球状の架橋スチレンビーズを10重量%添加した厚さ0.5mmの第1の拡散層73と、第2の光拡散粒子P72として平均粒径40μm、屈折率1.53の架橋アクリル−スチレン共重合体からなるビーズを8重量%添加した厚さ1.5mmの第2の拡散層72とを有したアクリル板(屈折率1.49)に、紫外線硬化樹脂を用いたUV成型方式により、第2の拡散層72側に95μmピッチのフレネルレンズ部71を賦型したスクリーン70を作製した。
【0034】
光拡散粒子の平均粒径を揃えるには分級が必要である。しかし、この分級を行うと非常に多くの手間と時間が掛かり、結果としてコストが大幅に増大してしまう。そこで、本実施例では、フレネルレンズ部71よりも観察者側の第2の拡散層72に未分級で平均粒径が大きな光拡散粒子(第2の光拡散粒子P72)を使用してある程度の拡散特性を得つつ、最も観察者側には分級された所定の平均粒径の光拡散粒子(第1の光拡散粒子P71)を含んだ第1の拡散層73を設け、第2の拡散層72だけでは不十分な位相変化を補うことにより、ざらつきの抑えられた透過型スクリーンを、より安価に製造できるようにしている。
本スクリーン70を60インチのPTVに実装しざらつき感を目視評価したところ、実施例1よりもざらつきの程度は強いものの、ざらつき等の抑えられた滑らかな画像が観察された。また、本実施例のスクリーン70は、実施例1のスクリーン10と比較して大幅なコストダウンを実現することができた。
【0035】
(比較例1)
光拡散粒子として平均粒径150μm、屈折率1.59の球状の架橋スチレンビーズを20重量%添加したアクリル板(屈折率1.49)に、熱プレス方式により95μmピッチのフレネルレンズ部を賦型したスクリーンを作製した。本スクリーンを60インチのPTVに実装しざらつき感を目視評価したところ、ざらつき感の強い画像が観察された。
【0036】
(比較例2)
アクリル板(屈折率1.49)を用いた熱プレス方式により入光面側に100μmの水平方向に伸びるレンチキュラーレンズ部を持ち、出光面に110μmピッチのフレネルレンズ部を賦型したフレネルレンズシートを作製した。一方、押出し成型法によりアクリル(屈折率1.49)を母材とし、内部に平均粒径65μm、屈折率1.56の球状の架橋アクリル−スチレン共重合樹脂からなるビーズを14重量%含有した光拡散シートを作製した。前述のフレネルレンズシート、光拡散シートを組合せてスクリーンとし、本スクリーンを60インチのPTVに実装して、ざらつき感を目視評価したところ、ざらつき感の強い画像が観察された。
【0037】
(比較例3)
アクリル板(屈折率1.49)を用いた熱プレス方式により入光面側に100μmの水平方向に伸びるレンチキュラーレンズ部を持ち、出光面に110μmピッチのフレネルレンズ部を賦型したフレネルレンズシートを作製した。一方、押出し成型法によりアクリル(屈折率1.49)を母材とし、内部に平均粒径45μm、屈折率1.51の球状の架橋アクリル−スチレン共重合樹脂からなるビーズを5重量%含有し、また平均粒径55μm、屈折率1.59の球状の架橋スチレンビーズを8.5重量%含有した光拡散シート作製した。前述のフレネルレンズシート、光拡散シートを組合せスクリーンとし、本スクリーンを60インチのPTVに実装しざらつき感を目視評価したところ、ざらつき感の強い画像が観察された。
【0038】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)フレネルレンズ部より出光側に設けられ光拡散粒子を含む少なくとも1層の拡散部の内少なくとも1層は、前記フレネルレンズ部のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子を含むので、フレネルレンズ部によって生じるちらつき、ぎらつき、ざらつき等を効果的に低減し、より鮮明な映像を表示することができる。
【0039】
(2)フレネルレンズ部のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子を含む拡散部は、透過型スクリーンに設けられた拡散部の中で、最も出光側に設けられているので、最終的に得られる映像のざらつき等を効果的に低減することができる。
【0040】
(3)拡散部よりも入光側であってフレネルレンズ部よりも出光側に、第1の光拡散粒子よりも粒径が大きな第2の光拡散粒子を含む第2の拡散部を備えるので、分級を行う必要がある第1の光拡散粒子の使用量を抑えてコストを低減しつつ、十分にざらつき等を低減することができる。
【0041】
(4)フレネルレンズ部のピッチは、120μm以下であるので、殆どのサイズの透過型スクリーンに対し、ぎらつき等の低減が可能である。
【0042】
(5)フレネルレンズ部を出光側に有した光学シートの入光側に設けられた垂直拡散レンチキュラーレンズ部又は垂直拡散プリズム部のピッチは、光拡散粒子の平均粒径の5倍以上あるので、垂直方向の視野角を制御しつつ、ぎらつき等を低減することができる。
【0043】
(6)光拡散粒子は、屈折率の異なる複数種類の粒子を有しているので、ぎらつき等の低減効果を高くすることができる。
【0044】
(7)拡散部を有した光学シートは、水平制御レンチキュラーレンズ部又は水平制御プリズム部を有するので、広い水平視野角や正面での画面の明るさを保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す図である。
【図2】本発明の実施例3を示す図である。
【図3】本発明の実施例5を示す図である。
【図4】本発明の実施例6を示す図である。
【図5】本発明の実施例7を示す図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70 スクリーン
11,21,31,41,51,61,71 フレネルレンズ部
32,42,52 レンチキュラーレンズ部(垂直制御レンチキュラーレンズ部)
33,43,53,63 フレネルレンズシート
34,44,55 光拡散シート
54,64,66 レンチキュラーレンズ部(水平制御レンチキュラーレンズ部)
65 外光吸収部
67 両面レンチキュラーレンズシート
72 第2の拡散層
73 第1の拡散層
P11,P21,P31,P41,P42,P51,P52,P61,P62,P71,P72 光拡散粒子
Claims (10)
- フレネルレンズ形状を有するフレネルレンズ部と、
前記フレネルレンズ部より出光側に設けられ光拡散粒子を含む少なくとも1層の拡散部と、
を備え、
前記拡散部の内少なくとも1層は、前記フレネルレンズ部のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子を含むこと、
を特徴とする透過型スクリーン。 - 請求項1に記載の透過型スクリーンにおいて、
前記フレネルレンズ部のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子を含む拡散部は、透過型スクリーンに設けられた拡散部の中で、最も出光側に設けられていること、
を特徴とする透過型スクリーン。 - 請求項1又は請求項2に記載の透過型スクリーンにおいて、
前記フレネルレンズ部のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子を含む拡散部よりも入光側であって前記フレネルレンズ部よりも出光側に、前記光拡散粒子よりも粒径が大きな第2の光拡散粒子を含む第2の拡散部を備えること、
を特徴とする透過型スクリーン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の透過型スクリーンにおいて、
前記フレネルレンズ部のピッチは、120μm以下であること、
を特徴とする透過型スクリーン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の透過型スクリーンにおいて、
前記フレネルレンズ部を出光側に有した光学シートの入光側には、水平方向に延在し垂直方向において光を制御する垂直制御レンチキュラーレンズ部又は垂直制御プリズム部を有し、
前記垂直拡散レンチキュラーレンズ部又は前記垂直拡散プリズム部のピッチは、前記光拡散粒子の平均粒径の5倍以上あること、
を特徴とする透過型スクリーン。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の透過型スクリーンにおいて、
前記光拡散粒子は、屈折率の異なる複数種類の粒子を有していること、
を特徴とする透過型スクリーン。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の透過型スクリーンにおいて、
前記拡散部を有した光学シートは、垂直方向に延在し水平方向において光を制御する水平制御レンチキュラーレンズ部又は水平制御プリズム部を有すること、
を特徴とする透過型スクリーン。 - フレネルレンズ部を備えた透過型スクリーンの前記フレネルレンズ部より出光側に設けられて使用される拡散シートであって、
前記フレネルレンズ部のピッチの1/5以下の平均粒径の光拡散粒子を含む拡散シート。 - 請求項8に記載の拡散シートにおいて、
前記光拡散粒子の平均粒径は、24μm以下であること、
を特徴とする拡散シート。 - 請求項8又は請求項9に記載の拡散シートにおいて、
前記光拡散粒子は、屈折率の異なる複数種類の粒子を有していること、
を特徴とする拡散シート。
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