JP2005037312A - 圧力センサ - Google Patents

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慶治 佐々木
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仁 長瀬
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Abstract

【課題】 気密性が優れ、ホルダと蓋部材との接合を強固にした圧力センサを提供する。
【解決手段】 ホルダ1と、受けた圧力に応じた電圧信号を出力する半導体圧力センサ素子21及び半導体圧力センサ素子21に電気的に接続されるリード部材23を取付け固定するコネクタケース3と、絶縁油を封入する圧力検出室6をホルダ1及びコネクタケース3とで形成するダイヤフラム4と、圧力導入管51を取付けた金属製の蓋部材5とを備える圧力センサにおいて、ホルダ1は、金属製からなるとともに、圧力検出室6を外部とをむすび、かつ、封止部材26を保持する貫通保持孔12を設けており、ダイヤフラム4は、金属製のホルダ1と金属製の蓋部材5とで挟持して固着されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧力センサであり、特に圧力検出素子を収容した圧力検出室に液体を充填するとともに、ホルダ、コネクタケース、ダイヤフラム及び蓋部材を備えた圧力センサに関する。
従来から、半導体圧力センサ素子が収納された圧力検出室内に液体を封入し、この圧力検出室に外部から加えられた圧力を半導体圧力センサ素子に液体を介して伝えることで、この圧力センサ素子から圧力に応じた電圧信号を出力する半導体圧力検出器が種々提案されている(特許文献1参照)。
さらに、特許文献2には、歪ゲージと信号処理回路の回路素子を集積化したセンサを用い、このセンサをシールダイヤフラムと容器で囲まれ、シリコーン油などの絶縁油で満たされた空間に配置された半導体圧力センサが開示されている。
かかる従来の感圧素子および信号処理回路を封入液中に設ける半導体圧力検出器においては、気密性の向上と組立工数の低減について配慮がなされていなかった。
特許第3198773号公報 特開平5‐149814号公報
本発明は、従来技術の問題を解決するものであり、気密性が優れ、ホルダと蓋部材との接合を強固にした圧力センサを提供することを目的とする。
本発明は、ホルダと、受けた圧力に応じた電圧信号を出力する半導体圧力センサ素子及び該半導体圧力センサ素子電気的に接続されるリード部材を取付け固定するコネクタケースと、液体を封入する圧力検出室をホルダ及びコネクタケースとで形成するダイヤフラムと、圧力導入管を取付けた金属製の蓋部材とを備える圧力センサにおいて、前記ホルダは、金属製からなるとともに、圧力検出室を外部とをむすび、かつ、封止部材を保持する貫通保持孔を設けており、前記ダイヤフラムは、金属製のホルダと金属製の蓋部材とで挟持して固着されている圧力センサである。
また、本発明は、上記ダイヤフラムは、ホルダの円筒形状部分の内壁にも固定されている圧力センサである。
そして、本発明は、上記ダイヤフラムは、ホルダと蓋部材の嵌合部分で挟持されて溶接されている圧力センサである。
更に、本発明は、上記ホルダに設けた貫通保持孔は、進入した封止部材を保持する保持部分と、封止部材の進入方向に対して所定の角度をなす傾斜部分とからなる圧力センサである。
また、本発明は、上記ホルダと蓋部材は、当接面の径が異なり、その当接部分が溶接により固着されている圧力センサである。
本発明によれば、気密性が優れ、ホルダと蓋部材との接合を強固にした圧力センサを得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の圧力センサの実施例について、図1〜図4を用いて説明する。図1は実施例1の圧力センサの構成を示す縦断面図である。図2は実施例2の圧力センサの構成を示す縦断面図である。図3は実施例1の圧力センサの構成を示す縦断面図である。図4は実施例2の圧力センサの構成を示す縦断面図である。
本発明の圧力センサの第1の実施例について、説明する。本実施例の圧力センサは、図1に示すように、ホルダ1と、コネクタケース3と、ダイヤフラム4と、蓋部材5とから構成される。
ホルダ1は、金属製例えばステンレススチール製の略円筒状部材であり、上壁部1aと下壁部1b及びそれら壁部と一体に形成された円筒状壁部1cとからなり、これら壁部1a〜1cによって形成される挿入固定孔11内に例えば樹脂製のコネクタケース3がインサート成形により略円柱上に構成され、ホルダ1と結合し、上壁部1aとコネクタケース3の肩部3aとが当接するので、隙間は形成されない。
ホルダ1の円筒状壁部1cには、挿入固定孔11及び貫通保持孔12が形成される。挿入固定孔11にはコネクタケース3が挿入され固定される。貫通保持孔12は、円筒状壁部1cを横方向から貫通するように形成され、そして、大径部12aと小径部12bとからなり、封止部材となるネジ部材26は、大径部12aの内面と螺合し、ネジ部材26の先端は小径部12bと当接し、内部空間1d内の圧力検出室6を封止する。これにより、貫通保持孔12は、ダイヤフラム4に対して平行に設けられ、圧力検出室6を封止する。
ホルダ1の内部空間1d内に挿入されたコネクタケース3の平坦端部31には半導体圧力センサ素子21が台座22を介して設けられ、台座22は平坦端部31に例えば接着剤により適宜固定される。
半導体圧力センサ素子21は、ブリッジ回路を構成するようにピエゾ抵抗が形成されるとともにその周囲に電気信号を処理する回路が形成されており、受けた圧力に応じた電圧信号を出力する。半導体圧力センサ素子21は、圧力検出室6に伝達される圧力に曝される。半導体圧力センサ素子21は、これに電気的に接続されるリード部材23により圧力センサの外部に設けた回路(図示せず)に接続される。
コネクタケース3には、複数のリード部材23を挿入固定する挿入固定孔32が形成され、リード部材23を固定する。なお、リード部材23は、コネクタケース3内で折曲部分を設けており、コネクタケース3から抜け難くされている。
コネクタケース3の挿入固定孔32により固定されるリード部材23の平坦端部31より突出する先端部分は、ボンデングワイヤ24により半導体圧力センサ素子21と電気的に接続される。
ダイヤフラム4、ホルダ1の下壁部1bの内面及びコネクタケース3の平坦端部31で圧力検出室6が形成され、この圧力検出室6に圧力伝達媒体としてのフッ素系オイル又はシリコーンオイル等の絶縁油がホルダ1に設けられた貫通保持孔12を通して注入され、半導体圧力センサ素子21の周囲を充填する。貫通保持孔12は、ネジ部材26等の封止部材により封止され、圧力伝達媒体は圧力検出室6内に密封され、蓋部材5の立下り部5bに形成された圧力導入孔5cに接続された圧力導入管51を介して導入される圧力を検出するべく、圧力検出室6は気密に保持される。なお、圧力導入管51は、圧力導入孔5cに溶接部52により取付けられる。
圧力検出室6には、例えば接着剤又は樹脂シール25が半導体圧力センサ素子21、リード部材23及び挿入固定孔11の周囲に設けられシールとして作用する。
蓋部材5は、金属製例えばステンレス製であり、円盤状部分と一体に形成された円盤立上り部5aと立下り部5bとからなり、円盤立上り部5aの上面当接部分5a´とホルダ1の下部壁1bの下面当接部分1b´との間にその周辺部が挟持された金属製例えばステンレス製の円板状のダイヤフラム4の三者は互いに溶接、例えばレーザー溶接により固着される。
ここに、ホルダ1と蓋部材5とによるダイヤフラム4の挟持について、説明する。ホルダ1とダイヤフラム4で形成する圧力検出室6の密封をより向上させるため、ホルダ1と蓋部材5とによりダイヤフラム4を挟持するとともに、ホルダ1と蓋部材5とを溶接する。その際、ホルダ1と蓋部材5の当接面の径の大きさが異なる形状、すなわちホルダ1と蓋部材5の側面の当接部分が面一とはならない形状に構成されるので、その当接部分を溶接部7とすると、溶接部分を確定して溶接することができる。したがって、ホルダ1と蓋部材5及びホルダ1とダイヤフラム4の固着は強固になり、圧力検出室6の密封度を高めることができる。すなわち、ホルダ1と蓋部材5はともに金属製であるため、溶接による封止を強固にできる。なお、ホルダ1と蓋部材5の側面の当接部分を面一とすることも可能である。
以下、実施例1の圧力センサの組立工程の一例を説明する。先ず、台座22を介した半導体圧力センサ21及びリード部材23を固定したコネクタケース3をホルダ1に嵌合する。ホルダ1と、半導体圧力センサ21、リード部材23及びコネクタケース3とをそれぞれ接着剤又は樹脂シール25によって固定する。半導体圧力センサ素子21とリード部材23とをボンディングワイヤ24によって接続する。
一方、蓋部材5の開口に圧力導入管51をロー付けする。そして、ホルダ1と蓋部材5とでダイヤフラム4を挟持し、溶接によって気密に接合して一体化する。
その後、挿入保持孔31からフッ素オイルまたはシリコーンオイルなどの絶縁油を、ダイヤフラム4とホルダ1によって形成された圧力検出室6内に充填した後、封止部材26を挿入保持孔12内に挿入して保持する。これにより、実施例1の圧力センサが構成される。なお、絶縁油の充填をした後に、ホルダ1と蓋部材5とを溶接することも可能である。
このようにして、少ない部品点数と、少ない製造工程によって、組立性の向上した気密性の良い圧力センサを製造することができる。
本発明の第2の実施例の圧力センサについて、図2を用いて説明する。本実施例の圧力センサは、ホルダ1と、コネクタケース3と、ダイヤフラム4と、蓋部材5とから構成される。図1に示す実施例1と同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明は省略する。
ダイヤフラム4は、図1の実施例1と比較して、ホルダ1の円筒状壁部1cの内壁13に沿って立上部4aが設けられ、立上部4aに連続する鍔部4bがホルダ1の下面当接部分1b´と蓋部材5の上面当接部分5a´との間に挟持され、溶接部7により固着される点で相違する。これにより、コネクタケース3と、ダイヤフラム4bの距離を短くすることができ、圧力検出室6の体積が小さくなり、その内部に充填する絶縁油の量を少なくすることができる。
本発明の第3の実施例の圧力センサについて、図3を用いて説明する。本実施例の圧力センサは、ホルダ1と、コネクタケース3と、ダイヤフラム4と、蓋部材5とから構成される。図1に示す実施例1と同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明は省略する。
ホルダ1と蓋部材5とによるダイヤフラム4の挟持が、実施例1、2と相違しており、以下説明する。ホルダ1と蓋部材5とによりダイヤフラム4を挟持して溶接する際、立上挟持部4cをホルダ1と蓋部材5とで嵌合しながら挟持しており、圧力検出室6の密封をより確実なものとすることができる。
本発明の第4の実施例の圧力センサについて、図4を用いて説明する。本実施例の圧力センサは、ホルダ1と、コネクタケース3と、ダイヤフラム4と、蓋部材5とから構成される。図1に示す実施例1と同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明は省略する。
ホルダ1が、実施例1〜3と相違しており、以下説明する。ホルダ1の円筒状壁部1cを横方向に設けた貫通保持孔は、封止部材たるネジ部材26が螺合するダイヤフラム4と平行な部分14と、封止部材26の進入方向に対して所定の角度をなる傾斜部分15とからなる。このような貫通保持孔とすることにより、コネクタケース3と、ダイヤフラム4の間隔を短くすることができ、圧力検出室6の体積が小さくなり、その内部に充填する絶縁油の量を少なくすることができる。
実施例1の圧力センサの構造を示す縦断面図。 実施例2の圧力センサの構造を示す縦断面図。 実施例3の圧力センサの構造を示す縦断面図。 実施例4の圧力センサの構造を示す縦断面図。
符号の説明
1 ホルダ
1a 上壁部
1b 下壁部
1b´ 下面当接部分
1c 円筒状壁部
1d 内部空間
11 挿入固定孔
12 貫通保持孔
12a 大径部
12b 小径部
13 内壁
14 螺合部分
15 傾斜部分
21 半導体圧力センサ素子
22 台座
23 リード部材
24 ボンディングワイヤ
25 接着剤又は樹脂シール
26 封止部材
3 コネクタケース
3a 肩部
31 先端端部
32 挿入固定孔
4 ダイヤフラム
4a 立上部
4b 鍔部
4c 立上挟持部
5 蓋部材
5a 円盤立上り部
5a´ 上面当接部分
5b 立下り部
5c 圧力導入孔
51 圧力導入管
52 溶接部
6 圧力検出室
7 溶接部

Claims (5)

  1. ホルダと、受けた圧力に応じた電圧信号を出力する半導体圧力センサ素子及び該半導体圧力センサ素子に電気的に接続されるリード部材を取付け固定するコネクタケースと、絶縁油を封入する圧力検出室をホルダ及びコネクタケースとで形成するダイヤフラムと、圧力導入管を取付けた金属製の蓋部材とを備える圧力センサにおいて、
    前記ホルダは、金属製からなるとともに、圧力検出室を外部とをむすび、かつ、封止部材を保持する貫通保持孔を設けており、前記ダイヤフラムは、金属製のホルダと金属製の蓋部材とで挟持して固着されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 請求項1記載の圧力センサにおいて、
    上記ダイヤフラムは、ホルダの円筒形状部分の内壁にも固定されていることを特徴とする圧力センサ。
  3. 請求項1記載の圧力センサにおいて、
    上記ダイヤフラムは、ホルダと蓋部材の嵌合部分で挟持されていることを特徴とする圧力センサ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力センサにおいて、
    上記ホルダに設けた貫通保持孔は、進入した封止部材を保持する保持部分と、封止部材の進入方向に対して所定の角度をなす傾斜部分とからなることを特徴とする圧力センサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧力センサにおいて、
    上記ホルダと蓋部材は、当接面の径が異なり、その当接部分が溶接により固着されていることを特徴とする圧力センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011236522A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Japan Vilene Co Ltd 液体供給装置
WO2013159583A1 (zh) * 2012-04-28 2013-10-31 浙江三花股份有限公司 热交换设备及其压力传感器

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