JP2005036522A - 建設機械の操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械の制御状態を変化させる場合に、切り換えスイッチが不要であり、回転摘子の操作により制御状態を変更できるようにする。
【解決手段】回転摘子32の側面(円周面)に凸部33を出没自在に設け、該回転摘子32の近傍に前記凸部33に接触して回転摘子32の回転を係止する係止片34を設ける。通常時は、前記凸部33が突出した状態に保持されており、回転摘子32を回転したときは、回転途中で前記凸部33が前記係止片34に接触して係止されるため、それ以上の回転が制限される。
【選択図】図3

Description

本発明は建設機械の操作装置に関するものであり、特に、機械の制御状態を変化させるための回転摘子を備えた建設機械の操作装置に関するものである。
従来、此種建設機械で例えばエンジン回転数を制御する場合、通常のエンジン回転数で使用する通常モードと、それよりも更に高回転まで使用する高回転モードとを有し、作業内容に応じてモード選択スイッチにて制御モードを切り換えると、コントローラがパルスモータを制御してエンジンガバナを調整するとともに、電磁弁を制御して油圧ポンプのレギュレータを調整するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、モード設定部で作業モードを設定し、この設定に応じてエンジン回転数制御部が目標回転数を出力するとともに、油圧ポンプ傾転量制御部が油圧ポンプの最大吐出量を定めて斜板を調整し、UPボタンとDOWNボタンにて目標回転数を増減して設定するようにした構成も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−83084号公報(第1〜8頁、図1)。 特開平7−166912号公報(第1〜5頁、図1)。
特許文献1記載の発明及び特許文献2記載の発明は、何れもスロットルボリュームの操作とは別に、モードスイッチの切り換え操作によってエンジン回転数の設定や油圧ポンプの傾転角の調整を行っている。従って、そのための制御装置が必要となり、スロットルボリュームのほかにモードスイッチと切り換え状態の表示装置等、部品点数も増加するためにコストアップとなる。
そして、オペレータが操作したスロットルボリュームの設定と、モード切り換えによる実際のエンジン回転数が異なるので、オペレータに不安感が生じるとともに、スロットルボリュームとは別にモードスイッチを操作するため操作が煩雑になるという不具合がある。また、モードスイッチの存在が分からない場合は、高回転モードが使用できないという問題がある。
そこで、エンジンの回転数の設定のみならず、機械の制御状態を変化させる場合に、切り換えスイッチが不要であり、回転摘子の操作により制御状態を変更できるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、機械の制御状態を変化させるための回転摘子を備えた建設機械の操作装置に於いて、前記回転摘子の回転角度を一つまたは複数の範囲に制限する制限手段を設け、必要時には任意に前記制限を変更または解除可能に構成した建設機械の操作装置を提供する。
前記回転摘子は、制限手段によって回転角度が制限されると、それ以上回転できなくなり、機械の制御程度が低減された状態となる。一方、前記制限を他の範囲に変更または解除すれば、回転摘子が異なる回転角度または最大角度まで回転可能となり、機械の制御程度が複数の制御状態または最大の制御状態まで操作できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなる建設機械の操作装置を提供する。
前記回転摘子が回転して前記凸部が係止片に接触したときは、該回転摘子の回転が係止されて回転角度が所定範囲に制限される。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、前記回転摘子の凸部を出没自在に設け、該凸部を押し込んだ状態で前記回転摘子を回転することにより、回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置を提供する。
前記凸部を突出させた状態で回転摘子が回転したときは、該凸部が係止片に接触して回転摘子の回転が係止され、回転摘子の回転角度が所定範囲に制限される。一方、前記凸部を押し込んだ状態で回転摘子が回転したときは、該凸部が係止片に接触しないので回転摘子の回転が係止されず、回転摘子が所定範囲を超えて回転可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、前記回転摘子または回転摘子に設けた凸部を回転軸方向に移動可能に形成するとともに、前記係止片に回転摘子の凸部に接触する接触部と回転摘子の凸部に接触しない凹部とが高さ位置を異にして設けられ、前記回転摘子または回転摘子に設けた凸部を回転軸の何れか一方向に移動させた状態で回転することにより、前記回転摘子の凸部が係止片の凹部に挿入して回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置を提供する。
前記係止片には、回転摘子の凸部に接触する接触部と回転摘子の凸部に接触しない凹部とが高さ位置を異にして設けられているので、回転摘子または回転摘子に設けた凸部を軸方向の何れか一方に位置させた状態で回転摘子が回転すると、前記凸部が係止片の接触部に接触して回転摘子の回転が係止され、回転摘子の回転角度が所定範囲に制限される。これに対して、回転摘子または回転摘子に設けた凸部を軸方向の他方に位置させた状態で回転摘子が回転すると、前記凸部が係止片の凹部に挿入して凹部内を通過するため、回転摘子の回転が係止されずに、所定範囲を超えて回転可能となる。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、係止片を回転軸の軸方向と平行に移動可能に形成し、該係止片を押し込んだ状態で前記回転摘子を回転することにより、回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置を提供する。
前記係止片を突出させた状態で回転摘子が回転すると、前記凸部が係止片に接触して回転摘子の回転が係止され、回転摘子の回転角度が所定範囲に制限される。これに対して、前記係止片を押し込んだ状態で回転摘子が回転すると、前記凸部が係止片から離反した外側を通過するため、回転摘子の回転が係止されずに、所定範囲を超えて回転可能となる。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなる建設機械の操作装置を提供する。
前記回転摘子が回転して前記凹部が係止片に接触したときは、該回転摘子の回転が係止されて回転角度が所定範囲に制限される。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、前記回転摘子の凹部に対して係止片を出入自在に設け、該凹部から係止片を引き出した状態で前記回転摘子を回転することにより、回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置を提供する。
前記係止片を回転摘子の凹部へ挿入させた状態で回転摘子が回転したときは、該凹部の端部が係止片に接触して回転摘子の回転が係止され、回転摘子の回転角度が所定範囲に制限される。一方、前記係止片を凹部から引き出して回転摘子から離反した状態で回転摘子が回転したときは、該凹部が係止片に接触しないので回転摘子の回転が係止されず、回転摘子が所定範囲を超えて回転可能となる。
請求項8記載の発明は、請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、前記回転摘子または回転摘子に設けた凹部を回転軸方向に移動可能に形成するとともに、前記回転摘子には係止片に接触する凹部と係止片に接触しない段部とが高さ位置を異にして設けられ、前記回転摘子または回転摘子に設けた凹部を回転軸の何れか一方向に移動させた状態で回転することにより、前記係止片が回転摘子の凹部から外れて回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置を提供する。
前記回転摘子には係止片に接触する凹部と係止片に接触しない段部とが高さ位置を異にして設けられているので、回転摘子または回転摘子に設けた凹部を軸方向の何れか一方に位置させた状態で回転摘子が回転すると、前記凹部の端部が係止片に接触して回転摘子の回転が係止され、回転摘子の回転角度が所定範囲に制限される。これに対して、回転摘子または回転摘子に設けた凹部を軸方向の他方に位置させた状態で回転摘子が回転すると、係止片が前記凹部から外れて回転摘子と係止片とが接触することがなく、回転摘子の回転が係止されずに、所定範囲を超えて回転可能となる。
請求項9記載の発明は。請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、係止片を回転軸の軸方向と平行に移動可能に形成し、該係止片を押し込んだ状態で前記回転摘子を回転することにより、回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置を提供する。
前記係止片を突出させた状態で回転摘子が回転すると、前記凹部の端部が係止片に接触して回転摘子の回転が係止され、回転摘子の回転角度が所定範囲に制限される。これに対して、前記係止片を押し込んだ状態で回転摘子が回転すると、係止片が凹部から外れて回転摘子から離反するため、回転摘子の回転が係止されずに、所定範囲を超えて回転可能となる。
請求項10記載の発明は、上記制限手段の制限または解除の状態、或いは、制限に達したか制限が近いこと、及び、制限の解除の手順等をオペレータに告知する告知手段を設けた建設機械の操作装置を提供する。
前記告知手段としては、例えばモニタへの表示やランプの点灯等が想定され、前記回転摘子の回転角度が所定範囲に制限された状態や、その制限が解除された状態等が告知手段によってオペレータに告知される。
請求項1記載の発明は、回転角度を一つまたは複数の範囲に制限する制限手段を設け、必要時には任意に該制限を変更または解除可能に構成したので、機械の制御状態を変化させる場合に、切り換えスイッチが不要であり、回転摘子の操作により制御状態を変更できる。従って、部品点数が削減されてコストダウンを図れるとともに、操作性の向上に寄与できる。
請求項2記載の発明は、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とから制限手段を構成したので、簡素な構成にて安価に制限手段を形成できる。
請求項3記載の発明は、回転摘子の凸部を出没自在に設けたので、該凸部を押し込むことにより回転摘子の回転を許容でき、簡素な構成にて安価に制限手段の制限を解除できる。
請求項4記載の発明は、回転摘子または回転摘子に設けた凸部を回転軸方向に移動可能に形成するとともに、係止片に接触部と凹部とが高さ位置を異にして設けられているので、回転摘子または回転摘子に設けた凸部を回転軸の何れか一方向に移動させることにより回転摘子の回転を許容でき、簡素な構成にて安価に制限手段の制限を解除できる。
請求項5記載の発明は、係止片を回転軸の軸方向と平行に移動可能に設けたので、該係止片を押し込むことにより回転摘子の回転を許容でき、簡素な構成にて安価に制限手段の制限を解除できる。
請求項6記載の発明は、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とから制限手段を構成したので、請求項2記載の発明と同様の効果を奏する。
請求項7記載の発明は、回転摘子の凹部に対して係止片を出入自在に設けたので、該凹部から係止片を凹部から引き出すことにより、請求項3記載の発明と同様の効果を奏する。
請求項8記載の発明は、回転摘子または回転摘子に設けた凹部を回転軸方向に移動可能に形成するとともに、回転摘子には係止片に接触する凹部と係止片に接触しない段部とが高さ位置を異にして設けられているので、回転摘子または回転摘子に設けた凹部を回転軸の何れか一方向に移動させることにより回転摘子の回転を許容でき、請求項4記載の発明と同様の効果を奏する。
請求項9記載の発明は。係止片を回転軸の軸方向と平行に移動可能に設けたので、該係止片を押し込むことにより回転摘子の回転を許容でき、請求項5記載の発明と同様の効果を奏する。
請求項10記載の発明は、告知手段を設けたので、回転摘子の回転角度が所定範囲に制限された状態や、その制限が解除された状態等が告知手段によってオペレータに告知され、オペレータが制御状態を確実に判別することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って詳述する。図1は建設機械の一例として油圧ショベル10を示し、下部走行体11の上に旋回機構12を介して上部旋回体13が旋回自在に載置されている。上部旋回体13にはその前方一側部にキャブ14が設けられ、且つ、前方中央部にブーム15が俯仰可能に取り付けられている。更に、ブーム15の先端にアーム16が上下回動自在に取り付けられ、該アーム16の先端にバケット17が取り付けられている。
図2は操作装置の一例として回転摘子をスロットルボリューム20に適用した場合の構成を示し、該スロットルボリューム20を回転操作すると、その操作量に応じた信号がコントローラ21に入力される。コントローラ21はスロットルボリューム20からの入力信号に応じてエンジン回転数を決定し、エンジン回転数に適応した制御信号をスロットルモータ22へ出力する。この制御信号を受けてスロットルモータ22が駆動されると、ガバナ23の制御によって燃料噴射量が調整され、エンジン24の回転数が変更される。
後述するように、スロットルボリューム20には回転角度を制限する制限手段が設けられており、この制限手段の制限または解除の状態、或いは、制限に達したか制限が近いこと、及び、制限の解除の手順等をオペレータに告知するために告知手段25が設けられている。該告知手段25としては、例えばモニタへの表示やランプの点灯若しくは点滅、或いは、ブザーやアラームの吹鳴等、種々のものを想定できる。また、制限が多段階に設定可能な構成では、制限状態がどの段階であるか等も告知手段25にて告知する。
尚、26は前記エンジン24により駆動される油圧ポンプであり、該油圧ポンプ26から吐出される圧油がコントロールバルブ27を介して油圧アクチュエータ(図示せず)に供給される。
次に、スロットルボリューム20の回転角度を制限する制限手段として、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とから制限手段を構成した場合について、図3乃至図8に従って説明する。
図3及び図4はスロットルボリューム20の構成の一例を示し、可変抵抗器30の回転軸31の先端に回転摘子32を装着してある。前記可変抵抗器30は図2に示したコントローラ21に接続されており、オペレータが回転摘子32を把持して回転すれば、該回転摘子32と一体に前記回転軸31が回転し、可変抵抗器30の抵抗値が変化する。従って、コントローラ21に入力される電流が変化し、前述したように、コントローラ21は回転摘子32の回転操作量に応じてエンジン回転数を決定する。
ここで、回転摘子32の側面(円周面)には、凸部33を出没自在に設けてあり、該回転摘子32の近傍には、前記凸部33に接触して回転摘子32の回転を係止する係止片34が設けられている。通常時は、図3に示すように、前記凸部33が突出した状態に保持されており、オペレータが回転摘子32を回転したときは、回転途中で前記凸部33が前記係止片34に接触して係止されるため、回転摘子32はそれ以上回転することができない。
このように、前記凸部33と係止片34とにより、回転摘子32の回転角度を一定範囲に制限する制限手段が構成され、通常時はこの制限手段により回転摘子32が最大回転角度未満に制限される。従って、スロットルボリューム20により設定されるエンジン回転数は、比較的低回転域に抑止されて高回転になることはない。このため、省エネに貢献し、機械の負荷低減を図ることができる。そして、オペレータが誤って回転摘子32を大きく回転しようとした場合であっても、回転摘子32の回転が途中で制限されるので、エンジン24が不慮高回転になることを防止できる。
エンジン回転数を高回転域に設定したい場合は、図4に示すように、前記凸部33を押し込んだ状態で回転摘子32を回転することにより、前記凸部33が係止片34に接触することがなく、回転摘子32の回転が許容される。即ち、前述した制限手段の制限が解除されて、回転摘子32が最大回転角度まで回転可能な状態となる。従って、スロットルボリューム20によりエンジン回転数は最高回転数まで設定することができる。尚、図示した凸部33を押圧するスプリングは必須のものではなく、スプリングがない構成であってもよい。
図5及び図6はスロットルボリューム20の構成の他の一例を示し、図3及び図4に示した構成と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。可変抵抗器30の回転軸31の先端に、回転摘子32aを回転軸31の軸方向へ移動可能に装着してある。該回転摘子32aはスプリング35により回転軸31の先端方向へ付勢されている。
該回転摘子32aの側面(円周面)には、凸部33aを固設してあり、該回転摘子32aの近傍には、前記凸部33aに接触して回転摘子32aの回転を係止する係止片34aが設けられている。この係止片34aには、前記回転摘子32aの凸部33aに接触する接触部34a1と回転摘子32aの凸部33aに接触しない凹部34a2とが高さを異にして設けられている。
通常時は図5に示すように、前記回転摘子32aがスプリング35の付勢により高位置に保持されており、オペレータが回転摘子32aを回転したときは、回転途中で前記凸部33aが前記係止片34aの接触部34a1に接触して係止されるため、回転摘子32aはそれ以上回転することができない。
このように、前記凸部33aと係止片34aとにより、回転摘子32aの回転角度を一定範囲に制限する制限手段が構成され、通常時はこの制限手段により回転摘子32aが最大回転角度未満に制限される。従って、スロットルボリューム20により設定されるエンジン回転数は、比較的低回転域に抑止されて高回転になることはない。
エンジン回転数を高回転域に設定したい場合は、図6に示すように、前記回転摘子32aを回転軸31の基端方向へ押し込んだ状態で回転摘子32aを回転することにより、前記凸部33aが係止片34aの凹部34a2に挿入して接触部34a1に接触することがなく、回転摘子32aの回転が許容される。即ち、前述した制限手段の制限が解除されて、回転摘子32aが最大回転角度まで回転可能な状態となる。従って、スロットルボリューム20によりエンジン回転数は最高回転数まで設定することができる。
而して、図5及び図6に示した構成も、図3及び図4に示した構成と略同様の作用効果を奏する。
尚、図示は省略するが、回転摘子32a全体を回転軸31の軸方向へ移動させるのではなく、回転摘子32aに設けた凸部33aを回転軸31の軸方向へ移動可能に形成してもよい。斯かる構成では、エンジン回転数を高回転域に設定したい場合、回転摘子32aに設けた凸部33aだけを回転軸31の基端方向へ押し込んだ状態で回転摘子32aを回転すれば、前記凸部33aが係止片34aの凹部34a2に挿入して接触部34a1に接触することがなく、回転摘子32aの回転が許容される。
図7及び図8はスロットルボリューム20の構成の更に他の一例を示し、図3及び図4に示した構成と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。可変抵抗器30の回転軸31の先端に回転摘子32bを装着してある。該回転摘子32bの側面(円周面)には、凸部33bを固設してあり、該回転摘子32bの近傍には、前記凸部33bに接触して回転摘子32bの回転を係止する係止片34bが設けられている。該係止片34bは回転軸31の軸方向と平行に移動可能に形成され、スプリング36により該係止片34bが突出する方向へ付勢されている。
通常時は、図7に示すように、前記係止片34bが突出した状態に保持されており、オペレータが回転摘子32bを回転したときは、回転途中で前記凸部33bが前記係止片34bに接触して係止されるため、回転摘子32bはそれ以上回転することができない。
このように、前記凸部33bと係止片34bとにより、回転摘子32bの回転角度を一定範囲に制限する制限手段が構成され、通常時はこの制限手段により回転摘子32bが最大回転角度未満に制限される。従って、スロットルボリューム20により設定されるエンジン回転数は、比較的低回転域に抑止されて高回転になることはない。
エンジン回転数を高回転域に設定したい場合は、図8に示すように、前記係止片34bを押し込んだ状態で回転摘子32bを回転することにより、前記凸部33bが係止片34bに接触することがなく、回転摘子32bの回転が許容される。即ち、前述した制限手段の制限が解除されて、回転摘子32bが最大回転角度まで回転可能な状態となる。従って、スロットルボリューム20によりエンジン回転数は最高回転数まで設定することができる。
而して、図7及び図8に示した構成も、図3及び図4に示した構成と略同様の作用効果を奏する。
斯くして、図3乃至図8に示した構成は、何れも回転摘子32,32a,32bに設けた凸部33,33a,33bを係止片34,34a,34bに係止させることにより、スロットルボリューム20の設定回転数を低回転域と高回転域に切り換えることができる。これと同時に、制限手段の制限または解除の状態を前記告知手段25にてオペレータに告知する。
次に、スロットルボリューム20の回転角度を制限する制限手段として、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とから制限手段を構成した場合について、図9乃至図12に従って説明する。尚、図3乃至図8に示した構成と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図9及び図10はスロットルボリューム20の構成の一例を示し、回転摘子32cの側面(円周面)には、回転摘子32cの回転方向と平行に所定長さの凹部37を設けてあり、該回転摘子32aの近傍には、前記凹部37の端部に接触して回転摘子32cの回転を係止する係止片34cが設けられている。回転摘子32cの回転中心を通る法線に沿って溝38が設けられ、前記係止片34cはこの溝38内を移動して回転摘子32cに接近若しくは離反するように形成されている。
通常時は、図9に示すように、前記係止片34cが回転摘子32cに接近して、係止片34cの先端を凹部37内に挿入した状態であり、オペレータが回転摘子32cを回転したときは、回転途中で前記凹部37の端部が前記係止片34cの先端に接触して係止されるため、回転摘子32cはそれ以上回転することができない。
このように、前記凹部37と係止片34cとにより、回転摘子32cの回転角度を一定範囲に制限する制限手段が構成され、通常時はこの制限手段により回転摘子32cが最大回転角度未満に制限される。従って、スロットルボリューム20により設定されるエンジン回転数は、比較的低回転域に抑止されて高回転になることはない。
エンジン回転数を高回転域に設定したい場合は、図10に示すように、前記係止片34cを凹部37から引き出して回転摘子32cから離反した状態で回転摘子32cを回転することにより、前記凹部37が係止片34cに接触することがなく、回転摘子32cの回転が許容される。即ち、前述した制限手段の制限が解除されて、回転摘子32cが最大回転角度まで回転可能な状態となる。従って、スロットルボリューム20によりエンジン回転数は最高回転数まで設定することができる。
図11及び図12はスロットルボリューム20の構成の他の一例を示し、可変抵抗器30の回転軸31の先端に、回転摘子32dを回転軸31の軸方向へ移動可能に装着してある。該回転摘子32dはスプリング35により回転軸31の先端方向へ付勢されている。
該回転摘子32dの側面(円周面)には、回転摘子32dの回転方向と平行に所定長さの凹部37aを設けてあり、該回転摘子32dの近傍には、前記凹部37aに接触して回転摘子32dの回転を係止する係止片34dが設けられている。前記回転摘子32dには、前述した凹部37aとは高さを異にして、前記係止片34dに接触しない段部39が設けられている。
通常時は図11に示すように、前記回転摘子32dがスプリング35の付勢により高位置に保持されており、オペレータが回転摘子32dを回転したときは、回転途中で前記凹部37aが前記係止片34dの先端に接触して係止されるため、回転摘子32dはそれ以上回転することができない。
このように、前記凹部37aと係止片34dとにより、回転摘子32dの回転角度を一定範囲に制限する制限手段が構成され、通常時はこの制限手段により回転摘子32dが最大回転角度未満に制限される。従って、スロットルボリューム20により設定されるエンジン回転数は、比較的低回転域に抑止されて高回転になることはない。
エンジン回転数を高回転域に設定したい場合は、図12に示すように、前記回転摘子32dを回転軸31の基端方向へ押し込んだ状態で回転摘子32dを回転することにより、係止片34dの先端が前記凹部37aから外れて前記段部39に位置するため、前記回転摘子32dと係止片34dとが接触することがなく、回転摘子32dの回転が許容される。即ち、前述した制限手段の制限が解除されて、回転摘子32dが最大回転角度まで回転可能な状態となる。従って、スロットルボリューム20によりエンジン回転数は最高回転数まで設定することができる。
而して、図11及び図12に示した構成も、図9及び図10に示した構成と略同様の作用効果を奏する。
尚、図示は省略するが、回転摘子32d全体を回転軸31の軸方向へ移動させるのではなく、回転摘子32dに設けた凹部37aの周辺部を回転軸31の軸方向へ移動可能に形成してもよい。斯かる構成では、エンジン回転数を高回転域に設定したい場合、回転摘子32dに設けた凹部37aの周辺部だけを回転軸31の基端方向へ押し込んだ状態で回転摘子32dを回転すれば、係止片34dの先端が前記凹部37aから外れるため、前記回転摘子32dと係止片34dとが接触することがなく、回転摘子32dの回転が許容される。
図13及び図14はスロットルボリューム20の構成の更に他の一例を示し、可変抵抗器30の回転軸31の先端に回転摘子32eを装着してある。該回転摘子32eの底面には、凹部37bを設けてあり、該回転摘子32eの近傍には、前記凹部37bに接触して回転摘子32eの回転を係止する係止片34eが設けられている。該係止片34eはその先端部34e1が上向に屈曲しており、且つ、該係止片34eは回転軸31の軸方向と平行に移動可能に形成され、スプリング40により該係止片34eが突出する方向へ付勢されている。
通常時は、図13に示すように、前記係止片34eが突出して回転摘子32eの凹部37bに挿入された状態に保持されており、オペレータが回転摘子32eを回転したときは、回転途中で前記凹部37bの端部が前記係止片の34eの先端部34e1に接触して係止されるため、回転摘子32eはそれ以上回転することができない。
このように、前記凹部37bと係止片34eとにより、回転摘子32eの回転角度を一定範囲に制限する制限手段が構成され、通常時はこの制限手段により回転摘子32eが最大回転角度未満に制限される。従って、スロットルボリューム20により設定されるエンジン回転数は、比較的低回転域に抑止されて高回転になることはない。
エンジン回転数を高回転域に設定したい場合は、図14に示すように、前記係止片34eを押し込んだ状態で回転摘子32eを回転することにより、前記係止片の先端部34e1が前記凹部37bから外れて回転摘子32eに接触することがなく、回転摘子32eの回転が許容される。即ち、前述した制限手段の制限が解除されて、回転摘子32eが最大回転角度まで回転可能な状態となる。従って、スロットルボリューム20によりエンジン回転数は最高回転数まで設定することができる。
而して、図13及び図14に示した構成も、図9及び図10に示した構成と略同様の作用効果を奏する。
斯くして、図9乃至図14に示した構成は、何れも回転摘子32c,32d,32eに設けた凹部37,37a,37bを係止片34c,34d,34eに係止させることにより、スロットルボリューム20の設定回転数を低回転域と高回転域に切り換えることができる。これと同時に、制限手段の制限または解除の状態を前記告知手段25にてオペレータに告知する。
次に、スロットルボリューム20の回転角度を制限する制限手段が、制限状態と解除状態の二段階ではなく、制限を多段階に制御できるように構成した場合について、図15乃至図17に従って説明する。尚、図3乃至図8に示した構成と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
可変抵抗器30の回転軸31の先端に回転摘子32fを装着してある。該回転摘子32fの側面(円周面)には、凸部33cを固設してあり、該回転摘子32fの近傍には、前記凸部33cに接触して回転摘子32fの回転を係止する係止片34fが設けられている。該係止片34fは回転軸31の軸方向と平行に移動可能に形成され、スプリング41により該係止片34fが突出する方向へ付勢されている。
この係止片34fには、前記回転摘子32fが回転したときに、比較的小さい回転角度で凸部33cが最初に接触する第1接触部34f1と、それよりも大きい回転角度で凸部が接触する第2接触部34f2とが高さを異にして設けられている。
通常時は図15に示すように、前記回転摘子32fがスプリング41の付勢により最高位置に保持されており、オペレータが回転摘子32fを回転したときは、回転途中の比較的小さい回転角度で前記凸部33cが前記係止片34fの第1接触部34f1に接触して係止されるため、回転摘子32fはそれ以上回転することができない。
このように、前記凸部33cと係止片34fとにより、回転摘子32fの回転角度を一定範囲に制限する制限手段が構成され、通常時はこの制限手段により回転摘子32fが最大回転角度未満に制限される。従って、スロットルボリューム20により設定されるエンジン回転数は、比較的低回転域に抑止されて中高回転になることはない。
エンジン回転数を中回転域まで上昇できるように設定したい場合は、図16に示すように、前記回転摘子32fを回転軸31の基端方向へ少し押し込んだ状態で回転摘子32fを回転することにより、前記凸部33cが係止片34fの前記第1接触部34f1の上方を通過し、第2接触部34f2に接触して係止されるため、回転摘子32fはそれ以上回転することができない。従って、スロットルボリューム20により設定されるエンジン回転数は、比較的低回転域から中回転域までに抑止されて高回転になることはない。
エンジン回転数を高回転域に設定したい場合は、図17に示すように、前記回転摘子32fを回転軸31の基端方向へ最大限に押し込んだ状態で回転摘子32fを回転することにより、前記凸部33bが係止片34fの前記第2接触部34f2の上方を通過して、係止片34fに接触することがなく、回転摘子32fの回転が許容される。即ち、前述した制限手段の制限が解除されて、回転摘子32fが最大回転角度まで回転可能な状態となる。従って、スロットルボリューム20によりエンジン回転数は最高回転数まで設定することができる。
このように、係止片に複数の段部を設けて回転摘子の凸部を接触させることにより、回転摘子の回転範囲を複数段階に制限することができ、機械の制御状態を制限状態と解除状態の二段階ではなく、制限を多段階に制御することが可能となる。また、図示は省略するが、回転摘子の側面や底面に高さ位置や深さの異なる複数の凹部を設けて係止片を接触させることにより、前述の構成と同様に、回転摘子の回転範囲を複数段階に制限することができる。
尚、図3乃至図17に於いて、前記凸部の出没、回転摘子の移動、係止片の移動等は手動で行うほか、バネ等の動作によって制限変更前の状態へ自動復帰させるように構成することもできる。また、油温や水温を検出して機械の状態によりコントローラ21が自動的に移動させて、制限手段の制限または解除を行えるように構成することも可能である。
また、本実施の形態では、通常時は制限手段により回転摘子の回転角度が制限される構成について説明したが、通常時は回転摘子の回転角度が制限されず、異常事態等の発生時にコントローラ21が回転摘子の回転角度を制限するように構成してもよい。更に、制限状態のときは、エンジン回転数を比較的低回転域に抑止して不慮高回転になることを防止する構成としたが、これとは逆に、制限状態のときは、エンジン回転数を比較的高回転に保持して不慮低回転になることを防止する構成とすることも可能である。
このように、スロットルボリューム20の設定と、モード切り換えとを一つの回転摘子にて行うことができ、従来の制御モード切り換えスイッチが不要となる。従来のように、オペレータが操作したスロットルボリュームの設定と、モード切り換えによる実際のエンジン回転数が異なることがないので、オペレータに不安感が生じることがない。また、スロットルボリュームとは別にモードスイッチを操作する必要がないので、操作が簡素化されて作業効率が向上する。また、エンジン回転数の制御を操作するだけではなく、あらゆる機械の制御状態を変化させる場合に、本発明の操作装置を適用することが可能である。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
図は本発明の一実施の形態を示すものである。
油圧ショベルの側面図。 回転摘子をスロットルボリュームに適用した場合の構成を示す解説図。 回転摘子に凸部を設けたスロットルボリュームの構成の一例を示し、 (a)制限状態の縦断面、(b)制限状態の平面図。 回転摘子に凸部を設けたスロットルボリュームの構成の一例を示し、 (a)解除状態の縦断面、(b)解除状態の平面図。 回転摘子に凸部を設けたスロットルボリュームの構成の他の一例を示し、 (a)制限状態の縦断面、(b)制限状態の平面図。 回転摘子に凸部を設けたスロットルボリュームの構成の他の一例を示し、 (a)解除状態の縦断面、(b)解除状態の平面図。 回転摘子に凸部を設けたスロットルボリュームの構成の更に他の一例を示 し、(a)制限状態の縦断面、(b)制限状態の平面図。 回転摘子に凸部を設けたスロットルボリュームの構成の更に他の一例を示し、 (a)解除状態の縦断面、(b)解除状態の平面図。 回転摘子に凹部を設けたスロットルボリュームの構成の一例を示し、 (a)制限状態の縦断面、(b)制限状態の平面図。 回転摘子に凹部を設けたスロットルボリュームの構成の一例を示し、 (a)解除状態の縦断面、(b)解除状態の平面図。 回転摘子に凹部を設けたスロットルボリュームの構成の他の一例を示し、 (a)制限状態の縦断面、(b)制限状態の平面図。 回転摘子に凹部を設けたスロットルボリュームの構成の他の一例を示し、 (a)解除状態の縦断面、(b)解除状態の平面図。 回転摘子に凹部を設けたスロットルボリュームの構成の更に他の一例を示し、(a)制限状態の縦断面、(b)制限状態の平面図。 回転摘子に凹部を設けたスロットルボリュームの構成の更に他の一例を示し、(a)解除状態の縦断面、(b)解除状態の平面図。 制限を多段階に制御できるように構成したスロットルボリュームの構成の一例を示し、(a)通常制限状態の縦断面、(b)通常制限状態の平面図。 制限を多段階に制御できるように構成したスロットルボリュームの構成の一例を示し、(a)中回転制限状態の縦断面、(b)中回転制限状態の平面図。 制限を多段階に制御できるように構成したスロットルボリュームの構成の一例を示し、(a)高回転制限解除状態の縦断面、(b)高回転制限解除状態の平面図。
符号の説明
10 油圧ショベル
20 スロットルボリューム
25 告知手段
30 可変抵抗器
31 回転軸
32 回転摘子
32a,32b,32c 回転摘子
32d,32e,32f 回転摘子
33 凸部(制限手段)
33a,33b,33c 凸部(制限手段)
34 係止片(制限手段)
34a,34b,34c 係止片(制限手段)
34d,34e,34f 係止片(制限手段)
34a1 接触部(制限手段)
37 凹部(制限手段)
37a,37b 凹部(制限手段)

Claims (10)

  1. 機械の制御状態を変化させるための回転摘子を備えた建設機械の操作装置に於いて、
    前記回転摘子の回転角度を一つまたは複数の範囲に制限する制限手段を設け、必要時には任意に前記制限を変更または解除可能に構成したことを特徴とする建設機械の操作装置。
  2. 請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなる建設機械の操作装置。
  3. 請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、前記回転摘子の凸部を出没自在に設け、該凸部を押し込んだ状態で前記回転摘子を回転することにより、回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置。
  4. 請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、前記回転摘子または回転摘子に設けた凸部を回転軸方向に移動可能に形成するとともに、前記係止片に回転摘子の凸部に接触する接触部と回転摘子の凸部に接触しない凹部とが高さ位置を異にして設けられ、前記回転摘子または回転摘子に設けた凸部を回転軸の何れか一方向に移動させた状態で回転することにより、前記回転摘子の凸部が係止片の凹部に挿入して回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置。
  5. 請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凸部と、該凸部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、係止片を回転軸の軸方向と平行に移動可能に形成し、該係止片を押し込んだ状態で前記回転摘子を回転することにより、回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置。
  6. 請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなる建設機械の操作装置。
  7. 請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、前記回転摘子の凹部に対して係止片を出入自在に設け、該凹部から係止片を引き出した状態で前記回転摘子を回転することにより、回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置。
  8. 請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、前記回転摘子または回転摘子に設けた凹部を回転軸方向に移動可能に形成するとともに、前記回転摘子には係止片に接触する凹部と係止片に接触しない段部とが高さ位置を異にして設けられ、前記回転摘子または回転摘子に設けた凹部を回転軸の何れか一方向に移動させた状態で回転することにより、前記係止片が回転摘子の凹部から外れて回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置。
  9. 請求項1記載の制限手段が、回転摘子に設けた凹部と、該凹部に接触して回転摘子の回転を係止する係止片とからなり、且つ、係止片を回転軸の軸方向と平行に移動可能に形成し、該係止片を押し込んだ状態で前記回転摘子を回転することにより、回転摘子の回転を許容するように構成された建設機械の操作装置。
  10. 上記制限手段の制限または解除の状態、或いは、制限に達したか制限が近いこと、及び、制限の解除の手順等をオペレータに告知する告知手段を設けた請求項1乃至9の何れかに記載の建設機械の操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017115445A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 住友建機株式会社 ショベル
CN111663599A (zh) * 2020-06-24 2020-09-15 三一重机有限公司 限制挖掘机回转角度的装置及方法
CN111945816A (zh) * 2020-09-15 2020-11-17 三一重机有限公司 限位装置及挖掘机
US11536004B2 (en) 2015-09-16 2022-12-27 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Excavator that controls toe angle of bucket

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