JP2005036514A - タイル - Google Patents

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Abstract

【課題】 タイル自体やタイルの敷き詰め作業について高度な精度を要求せずとも、施工を容易かつ短時間で行うことができ、目地も乱れることなく美観に優れるようなタイルを提供することを目的とする。また、タイルが温度等の諸条件によって伸縮した場合でも、敷き床の一部が盛り上がったりしない、新規なタイルを提供することを目的とする。
【解決手段】 床下地面又は既設床面に取り外し自在に置かれるタイル20であって、タイル本体30と、前記タイル本体30に剥離可能な状態で固定される保護用フィルム40とから構成され、前記保護用フィルム40は、少なくとも前記タイル本体の上面と、側面30Bと、下面30Cのうち前記側面30B近傍の一部とを連続して被覆し、かつ前記タイル本体の側面30Bには接触せず外側へ向かって張り出している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、床下地面もしくは既設床面に複数個置くことによりタイル敷き床を仕上げるためのタイルに係り、店舗、事務所、公共施設、展示場等の各種の床に利用できるものである。
プラスチック等からなる多数のタイルを、コンクリートの打設等で形成された床下地面や既設床面に多数敷くことによって仕上げられるタイル敷き床は、清掃の容易性や清潔感から、店舗や飲食店、さらには事務所、公共施設等の各種建物に採用されている。通常これらのタイルは床下地面や既設床面上に接着剤等で固定されるため、施工時においても、新しく貼り替えるにしても、熟練した職人によって行われ、施工時間も必要とされていた。これに対し、簡易施工性という点で、(特許文献1)等に記載されているような、床下地面に単に置くだけの置き敷き型であって取り外し自在となっているタイルが使用される場合がある。
上記の置き敷き型タイルを敷き詰める場合、それぞれのタイルの微妙な寸法誤差等によってタイルの間が窮屈となり、そのため、タイルを置いたり取り外したりする作業が困難になって施工時間も長くかかるという問題点があった。また、目地が乱れて美観を損ねるという欠点もあった。
さらに、タイルは温度や湿度の影響により伸縮するが、その伸縮分が重なることによってタイル敷き床の一部が盛り上がったりタイルがはじき出されたりする問題があった。特に、床面内で日照時間が長い場所と短い場所が存在する等、同じ床面内で表面温度にむらがある場合には、上記問題は顕著であった。
また、従来の置き敷き型タイルでは、例えば水分やゴミ等が、タイル間の目地から浸み入って、タイルと床下地面等との間に溜まってしまうという問題もあった。
さらに、従来の置き敷き型タイルにおいては、上面には、艶出しや強度を確保するために、ワックス剤等の塗布作業や吹き付け作業によって保護膜が設けられている。
人が出入りしたり往来したりする場所に敷かれているタイルの上面は、靴等の履物によって次第に保護膜が摩耗したり、疵が発生したりし、また、物体が引きずられたり落下したりすると、損傷する。このように、タイルの上面に設けられている保護膜が損耗した場合に、その保護膜を補修するためには、従来では、残余の保護膜を剥離した後に新しく保護膜を形成するための塗布作業や吹き付け作業を行って、均一厚さの保護膜をタイルの上面に設けなければならず、この作業は通常、施工場所において行われ、多くの手間と時間がかかり、店舗等で行う場合は営業時間に支障をきたしたりしていた。さらに、近年では24時間営業のコンビニエンスストア等も多くなり、このような作業が著しく営業活動のデメリットとなる場合も発生している。
さらに従来は、床から除去されたタイルは廃棄の対象であり、そのまま処分されていたが、その処理には多大なる環境問題を孕んでいる。そのため、環境保護の観点から、廃棄量が少なくリサイクル可能なタイルの開発が望まれていた。
特開平8−4264号公報
そこで本発明は、上記従来の状況に鑑み、タイル自体やタイルの敷き詰め作業について高度な精度を要求せずとも、施工を容易かつ短時間で行うことができ、目地も乱れることなく美観に優れるようなタイルを提供することを目的とする。また、タイルが温度等の諸条件によって伸縮した場合でも、敷き床の一部が盛り上がったりしない、新規なタイルを提供することを目的とする。
また、施工した際に、タイルの目地から水分等が浸み入ることのない新規なタイルを提供することを目的とする。
さらに、上面が損耗した場合にその補修作業を容易に行えるタイルを提供することを目的とする。また、廃棄の問題においても、主要部分をリユース、もしくはリサイクル可能とし、環境保護の観点からも好ましいタイルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るタイルは、請求項1として、床下地面又は既設床面に取り外し自在に置かれるタイルであって、タイル本体と、前記タイル本体に剥離可能な状態で固定される保護用フィルムとから構成され、前記保護用フィルムは、少なくとも前記タイル本体の上面と、側面と、下面のうち前記側面近傍の一部とを連続して被覆し、かつ前記タイル本体の側面には接触せず外側へ向かって張り出していることを特徴とする。
この構成によれば、タイルを施工した際に、保護用フィルムの側面部分が、隣のタイル側面等に当接し、内側へ弾性変形して、タイルの変位分を吸収する。
また、請求項2として、請求項1記載のタイルにおいて、保護用フィルムがタイル本体の側面から張り出す距離が、0.5〜2mmであることを特徴とする。
この構成によれば、タイルを施工する際に、張り出した保護用フィルムが歪むことなく、かつ十分な弾性作用を発揮させる観点から、張り出す距離の範囲が最適される。
さらに、請求項3として、請求項1又は2記載のタイルにおいて、保護用フィルムは、複数枚の保護用フィルムを積層して構成され、各々の保護用フィルムが剥離可能な状態であることを特徴とする。
この構成によれば、外側の保護用フィルムが損耗等した際に、一枚ずつ剥離することにより、タイルが容易に補修される。
本発明によれば、保護用フィルムが、タイルの側面において外側に張り出しているため、タイルを敷き詰める際に保護用フィルムが弾性変形し、タイルの位置ずれを吸収する。したがって、施工を容易かつ短時間で行うことができ、目地が乱れることなく美観に優れる。また、タイルが温度変化等により伸縮しても、その伸縮分を吸収できるため、敷き床の一部が盛り上がるような事態が起こらない。
また、タイルの側面は、保護用フィルムの張り出しによって隣のタイル側面と密着した状態となるため、水分やゴミ等を遮断し、タイルの下に溜まるのを防止することができる。
さらに、本発明によれば、タイルの上面が損耗した場合に、保護用フィルムを交換するだけで補修作業を容易に行うことができる。特に、保護用フィルムを複数枚積層させた場合には、一番外側の保護用フィルムから順に剥離するごとに上面を新しくでき、極めて容易に補修を行うことができる。また、保護用フィルムを交換するだけで、タイル本体は基本的に再使用するため、環境保護の観点からも好ましいものである。
以下、各実施の形態により本発明を詳細に説明する。
まず、本発明の実施の形態(1)について、図1〜図9に基づき説明する。図1は、実施形態(1)に係るタイル20を示している。このタイル20は、図2の断面図に示すごとく、タイル本体30と、タイル本体30に剥離可能な状態で固定された保護用フィルム40とから概略構成されている。保護用フィルム40は、タイル本体30の上面と、側面30Bと、下面30Cのうち側面30B近傍の一部分とを連続して被覆している。そして、保護用フィルム40の側面部分40Bは、タイル本体30の側面30Bには接触せず、外側へ向かって張り出している。
図3は、タイル20の裏面の状態を示している。保護用フィルム40の下面部分40Cは、タイル本体の下面30Cのうち周縁部の一部分(側面30Bの近傍)を被覆している。下面部分40Cの幅Wは、タイルの寸法や保護用フィルムの剥離強度等に応じて適宜設定することができる。具体的には、保護用フィルムをタイル本体に確実に固定するため、Wをタイル本体の一辺の長さの5〜30%とすることが好ましいが、必要に応じてタイル本体の下面30C全体を覆っても良い。
保護用フィルム40が、タイル本体30の下面までを連続して覆っているので、床に施工した際には、保護用フィルムの端部が床裏で押さえられ、タイル本体30に対し強固に固定される。
そして、この実施形態では、保護用フィルムの側面部分40Bが、外側へ向かって張り出しているため、このタイル20を例えば床下地面15に敷きつめる場合には、図4に示すように、タイル20を被覆する保護用フィルム40の側面部分40Bが隣同士で突き当たり、図5に示すように、双方の側面部分40Bが内側に弾性変形しつつ置かれることとなる。その結果、図6に示すように、タイル間の側面部分40B同士が弾性変形し密着した状態で施工される。
それゆえ、タイル20の位置ずれ分を保護用フィルム40の変形によって吸収し、その結果、タイル20の施工及び取り外しが極めて容易となり、施工時間も大幅に短縮化される。また、タイル間の目地も乱れたり不適当な隙間を生じたりしない。さらに、側面部分40B同士が密着しているため、タイル間に水分やゴミ等が侵入せず好ましい。
また、図4において、保護用フィルム40の側面部分40Bの張り出す距離Lは、タイルの寸法や、保護用フィルム自体の強度等を考慮して適宜設定することができる。具体的には、0.5〜2mm程度とすることが好ましい。0.5mm未満であると、張り出し分が少なく、十分な弾性作用が得られない場合がある。逆に、2mmを超える場合には、タイルを施工する際に、他のタイルの側面と押し合い、側面部分40Bが歪んで上方向へはみ出してしまう可能性があるため好ましくない。また、タイル20を施工する過程の前後で、側面部分40Bが弾性変形する変位量は、張り出す距離Lの半分程度、具体的には0.25〜1mm程度になるよう調節することが好ましい。
次に、保護用フィルム40としては、タイル20の施工場所や耐久性能によって適宜選定することができ、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド、アクリル、ポリウレタン、フッ素等の樹脂、又はこれらの共重合体等からなるフィルムを使用することができる。また、耐傷性、耐久性、帯電防止性等の付加機能を持たせる目的で、多層フィルムを使用しても良い。
保護用フィルム40の厚さは、タイル20の使用場所や耐久性能によって適宜選択できるが、好ましくは0.01mm〜1.0mmである。厚さが0.01mm未満であると、側面部分40Bの弾性力が十分に得られないため好ましくない傾向がある。また、被覆時に破れ等が発生する可能性が高くなり、また、使用時の耐久性も低くなる傾向がある。一方、厚さが1.0mmを超えると、フイルムとしての耐久性は向上するが、フィルムのコストが上昇するとともに、タイル本体30への被覆作業性が低下する。さらに、タイル本体の下面30Cにまで被覆するので、タイル20の水平性を損ねる恐れがあり好ましくない。
また、保護用フィルム40は、着色又は無色透明、半透明、不透明でも良く、さらに、模様や文字等の特定の表示が印刷されていても良い。
保護用フィルム40が不透明なものであれば、タイル本体30を保護用フィルム40を透過して視認することができないので、タイル本体の上面30Aに特別な着色層や模様層等を設ける必要がなく、タイル本体30として表裏関係なく使用することが可能となり、タイル本体30の作製が容易となる。
保護用フィルム40の少なくとも上面40Aが透明又は半透明である場合には、タイル本体30の色や模様等と、保護用フィルム40の色や模様等の組み合わせで、多種多様のタイル20とすることが可能となる。例えば、タイル本体の上面30Aを白ベースとしてそれにモザイク柄等を設けて、保護用フィルム40を有色の透明フィルムとすると、タイル本体30が1種類でも、保護用フィルム40の色数だけの同じモザイク柄のタイル20を生産することが可能となり、また、保護用フィルム40の色を変えるだけで同じタイル本体30を使用しても、同じ施工場所での雰囲気を変えることも可能となる。
また、この実施形態では図示しないが、タイル本体の上面30Aに直接模様や文字等を設けなくとも、保護用フィルム40とタイル本体の上面30Aとの間に、模様や文字等の印刷されたシート部材を挟み込んでも良い。このときに、シート部材は、タイル上面30Aの大きさより小さなものにして、保護用フィルム40とタイル本体の上面30Aとが直接接触する部分をタイル本体の上面30Aの周縁に設けることが好ましい。
なお、保護用フィルム40、タイル本体30等に設けられる模様又は文字等とは、文字でも良く、絵文字でも良く、絵でも良く、図形でも良く、模様でも良く、これらのうちの少なくとも2つが複合されたものでも良い。また、上記絵の概念には、写真、CG画像等も含む。
また、この実施形態では図示しないが、保護用フィルムの上面部分40Bの表面には、保護膜等の機能性層を適宜設けることができる。
例えば保護膜を設けておくと、保護用フィルム40の耐久性をさらに向上させることができる。それにより、保護用フィルム40を交換する周期を長くできたり、人の歩行が多い場所や床に油等のこぼれやすい所でも支障なく使用することが可能となる。
また、帯電防止膜を設けることにより、静電気の発生を避けるようなクリーンルーム内でも使用することもが可能となる。
上記の機能性層は、所望の機能を有する樹脂や、樹脂に各種の添加剤等を添加したものを保護用フィルムの上面部分40Aの表面にスプレーや刷毛塗り等で塗布することにより設ける。あるいは、保護用フィルム40を製造する際に、上記成分を練り込んでも良い。例えば保護膜としては、ウレタンで強化されないアクリル系樹脂材料、ウレタンで強化されたアクリル系樹脂材料、フッ素系材料、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系材料(アルコキシシランとN−プロピルアルコールとアルミニウムキレート化合物との混合材料等)等の有機材料、シリコン系材料(シリコンガラス)等の無機材料、セラミック系樹脂等を適宜選択して用いることができる。
その他の機能性層としては、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エチレン系樹脂等からなるバインダー樹脂に、帯電防止剤、マイナスイオン等の発生する無機物等を添加したものを挙げることができる。
次に、保護用フィルム40を、タイル本体30に対し剥離可能な状態に固定する手段としては、施工時に障害となるような不必要な凹凸を生じたり、施工及び使用時に剥離しないような方法であれば適宜採用することができる。この固定手段としては、例えば接着剤、又は粘着剤、粘着テープ等を利用する方法が挙げられる。
接着剤もしくは粘着剤のタイプとしては、加熱、加圧又は、常温において接着性、粘着性を有するものや、二液タイプ等の反応性の接着剤、粘着剤が挙げられる。具体的な種類としては、アクリル系、シリコーン系、ゴム系、ウレタン系、ポリエステル系等の接着剤及び粘着剤、例えばアクリル酸エステル等の熱可塑性樹脂や、アクリルエマルジョン糊からなる加熱性接着剤等が好ましいが、これに限定されるものではない。接着又は粘着強度としては、0.1〜4.0kg/25mm幅(JIS Z 0237)程度とすることが好ましい。0.1kg/25mm幅未満であると、運搬時、施工時や使用時に剥離してしまう可能性があり好ましくなく、逆に4.0kg/25mm幅を超えると、保護用フィルムを剥離するときに、剥離が容易に行えないととともに、フィルムが破れてしまう可能性があり剥離作業性が低下するため好ましくない。
接着剤や粘着剤の塗布方法としては、スプレー、刷毛塗り、グラビアコーティング等のいかなる方法でも良く、また、接着剤又は粘着剤を塗布する対象についても、保護用フィルム40、タイル本体30のいずれか一方、あるいはその両方に塗布することができる。
また、塗布する範囲についても、保護用フィルム40とタイル本体30とが接触する部分の全体に塗布しても良いし、部分的に塗布しても良い。例えば、タイル本体の上面30Aについていえば、上面30Aの全体に塗布しても、線状又はドット状に塗布しても良い。
次に、タイル本体30について説明する。この実施の形態(1)では、図2に示すように、下から順番に下地層21、ガラス不織布層22、中間層23、表層24を積層固着させて、タイル本体30が構成されている。ガラス不織布層22を有することにより、タイル本体30の温度変動等による伸縮が最小限に抑えられている。
また、この実施形態に係るタイル本体30の形状は、正方形の板状体であり、大きさ的には通常使用されている置き敷きタイルと略同等で、1辺が約200〜1000mm程度である。あまり大き過ぎると施工性や運搬等に不都合が生じるので好ましくない。また、厚みは、2〜10mm程度が適当である。2mm未満であると置き敷きした場合に、床材施工面の不陸がそのままタイルの表面に現れてしまい外観を損ねるばかりでなく、自重自体も軽くなる傾向にあるので、歩行により折れ曲がったり、位置ずれが発生する可能性が高くなり好ましくない。また、10mmを超えると、タイル自体30の重量が重くなり、運搬性、施工性、被覆、剥離の作業性の面で好ましくない。なお、タイル本体30の端部は、適宜面取りを施すことができる。
なお、この実施の形態(1)では、タイル本体30として、図2に示すような積層品を用いているが、この他にも、経時変化によって反り等の発生がなく、置き敷き床材として問題のないものであれば適用可能であり、材料及び構造についても適宜選定することができる。例えば、他の構造を有する積層品であっても、単層構造品であっても良い。材質の例としては、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリウレタン、ポリカーボネート等の合成樹脂や、セラミック、石材、各種金属等の無機物、合成樹脂と木材等で作られる合成木材等やそれらの複合材料、積層材料を使用することができる。
本発明では、保護用フィルムの側面部分40Bが張り出すように形成したため、タイル本体30が温度、湿気等により微妙に伸縮した場合でも、側面部分40Bが弾性変形してタイル本体30の伸縮分を吸収することができ、施工した床が歪むような事態が起こらない。特に、従来のタイル本体30は、この実施の形態(1)のように、伸縮を最小限に抑えるためにガラス不織布層22等を積層させる場合が多かったが、塩化ビニル等の樹脂単体から構成されて伸縮が比較的大きいタイル本体であっても、その伸縮分を十分に吸収できるため、施工した敷き床のタイルが外へ押し出されるような事態が起こらない。
また、この実施の形態(1)では、タイル本体30が正方形に形成されているが、これ以外にも、長方形、三角形、六角形等、デザイン性等を考慮して異形のものを用いても良い。また、施工面の形状に合わせて、異形のタイル本体を作製することもできる。さらに、施工床面の形状に応じて、各種形状のタイルを組み合わせて施工しても良い。
図7には、実施の形態(1)に係るタイル20の製造方法を示している。タイル本体30に固定する前の保護用フィルム40は、フィルム素材からの打ち抜き加工等により形成され、上面部分40Aと側面部分40Bとの境界線及び側面部分40Bと下面部分40Cとの境界線は、折り曲げ加工され、これにより、保護用フィルム40は、これらの境界線が折り曲げ線となって折り曲げ自在となっている。また、タイル本体30を被覆した状態で保護用フィルム40がタイルの角部で重なった状態にならないように、裁断したフィルムの四隅に切り込みを入れている。
切り込み部40Dは、図7に示すように、曲線状に形成することが好ましい。すなわち、保護用フィルム40の側面部分40Bをタイル本体30と非接触とし、外側に張り出した状態とするので、タイル20の角部分において素地であるタイル本体30が露出して目立つ場合がある。このような場合に、切り込み部40Dを曲線状に形成すれば、タイル本体30が角部分で側面部分40B同士の合わせ目が閉じた状態となり、密閉されるので好ましい。なお、タイルの厚さが薄い場合等、タイル本体30の角が目立つ恐れのない場合には、曲線状とせず、単に直線的に切り込みを形成しても良いことは無論である。
そして、保護用フィルム40の所定の裏面、例えば、上面部分40Aの裏面と下面部分40Cの裏面に、例えば上述の加熱性接着剤等を塗布し、それぞれの折り曲げ線で折り曲げながらタイル本体30に被せ、これにより、上面部分40Aをタイル本体30の上面30Aと、側面部分40Bをタイル本体30の側面30Bと、下面部分40Cをタイル本体30Cの下面30Cとにそれぞれ対応させた後、例えば、互いに対向配置された一対の加熱回転ローラの間を通過させる。これにより、保護用フィルム40をタイル本体30に加圧するとともに、加熱性接着剤を加熱し、保護用フィルム40をタイル本体30に剥離可能な状態に固定する。なお、保護用フィルム40をタイル本体30に被せる際には、例えば、タイル本体30をガイドレール上に固定し、そのガイドレールに沿って保護用フィルムをタイル本体30に近づけ、接触させることによって位置合わせを行っても良い。
タイル本体30と保護用フィルム40との剥離強度は、接着剤や粘着剤の種類によって適宜調節することができるが、その他にも、上記の一対の加熱回転ローラによる加熱性接着剤の昇温温度を調節することや、保護用フィルム40の裏面に塗布する加熱性接着剤の量を調整することにより行うこともできる。
また、上記のように、接着剤として、加熱されると接着力が生ずる加熱性接着剤を用いる場合には、保護用フィルム40をタイル本体30に被せただけでは、保護用フィルム40はタイル本体30に固定されない。このため、接着前に、タイル本体30と保護用フィルム40との相互位置を正しい位置へ変更する位置決め作業を行うことができる。
なお、上記の加熱回転ローラ以外にも、上下から板で挟んで加圧接着する方法等を適宜選択して採用することができる。また、図7のごとく最初から保護用フィルムを裁断せず、例えば連続した長尺状のフィルムをタイル本体の上面30Aに接着させ、その後にフィルムを裁断し、下面30Cまで被覆接着させても良い。さらに、図7では、保護用フィルムの上面部分40Aと側面部分40Bとの境界線等を折り曲げ加工しているが、必要に応じて、そのような加工をせず直接にタイル本体30に巻きつけても良い。折り曲げ加工せず直接巻きつけることにより、側面部分40Bの張りが強くなり、好ましい場合がある。
得られたタイル20を床に施工した場合には、タイル本体30の上面30A、側面30B、及び下面30Cの一部は、保護用フィルム40によって剥離可能な状態で被覆されているために、タイル本体30は直接的に傷ついたり、破損したりすることが無く、代わりに保護用フィルム40が摩耗したり、傷つくことになる。そのように保護用フィルム40が磨耗等した場合には、図8に示すように、まず該当するタイル20を取り外し、磨耗等した保護用フィルム40を剥離する。そして、図9に示すように、新しい保護用フィルム40を、取り外したタイル本体30に剥離可能な状態で固定してから、再び床に取り付けることにより、容易に補修を完了することができる。
なお、ここでいう保護用フィルム40が摩耗又は傷つくとは、一般的に、床施工面が人の歩行により摩耗したり、傷が発生したり、その傷にほこり等が入り簡単な水ふき程度では清掃ができなくなった状態をいう。また、特殊な場合において、店舗等において展示棚の移動等で床面を破損した場合等も含まれる。
また、床の模様替えの場合等、床面自体に何の問題もない状態であっても、タイル20を用いることにより、容易に模様替えが可能で、使用済みの床材のリユース、リサイクルも容易に行うことができる。
次に、本発明の実施の形態(2)について、図10〜13に基づき説明する。
図10のタイル20は、上記と同様に、タイル本体30と、そのタイル本体30に剥離可能な状態で固定された保護用フィルム40とから構成されている。また、保護用フィルム40は、タイル本体30の上面から下面30Cまでを連続して被覆し、側面部分40Bはタイル本体30の側面30Bの側面と接触せずに外側へ張り出している。これにより、張り出した部分が施工時に弾性変形し、上記実施の形態(1)と同様の効果が得られる。
そして、この実施の形態(2)に係るタイル20では、保護用フィルム40が、複数枚の保護用フィルム40a、40b、40cを積層して構成され、各々の保護用フィルムが剥離可能な状態であることを特徴とする。
これによれば、図11に示すように、一番外側の保護用フィルム40aに傷等Sが発生した場合に、そのタイル20を施工面から取り外し、図12に示すように外側の保護用フィルム40aのみを剥離する。すると、タイル20の上面は傷等Sが全くない綺麗な表面状態となるので、図13に示すように、再び床に嵌め込むことで補修作業を容易に完了することができる。嵌め込む際には、側面部分40Bが弾性変形するため、狭い領域であっても容易に嵌め込むことができる。また、保護用フィルム40を複数枚とすることで、一番内側の保護用フィルム40cが現れるまで繰り返し剥離して補修できるので、後述するような工場Aから新しいタイル20を搬入する頻度が減少する。
保護用フィルム40a、40b、40cの厚さは、全て同じ厚さにしても良いし、違う厚さのものを積層させても良い。違う厚さにする場合として、例えば、保護用フィルム40a、40bは例えば50μm程度の薄いフィルムとし、内側の保護用フィルム40cだけを例えば75μm程度の厚いフィルムとすることができる。このようにすると、タイル本体30の表面が確実に保護され、かつタイル本体30との剥離強度も十分に確保されるとともに、保護用フィルム全体としての厚みが目立たないので好ましい。
続いて、本発明の実施の形態(3)を図14に示す。上述の実施の形態(1)では、保護用フィルム40が、タイル本体30の全周にわたって側面30Bと非接触の状態であり、側面部分40Bが外側に張り出していたが、この実施の形態(3)では、四角形状のタイルの外周のうち一組の対向する辺において、保護用フィルム40が外側に張り出している。
このタイル20を施工する際には、隣り合う側面部分40Bのうちいずれか一方が張り出すようにタイル同士を組み合わせれば、タイル間の弾性作用が働き、所期の効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態(4)を図15に示す。図15のタイル20は、六角形状に形成され、タイル本体の上面から下面までが、保護用フィルム40で被覆されている。そして、六角形の外周は、各辺の一つおきに、保護用フィルム40の側面部分40Bが外側へ向かって張り出している。
このタイル20を施工する際には、隣り合う側面部分40Bのうちいずれか一方が張り出すようにタイル同士を組み合わせれば、タイル間の弾性作用が働き、所期の効果が得られる。なお、この実施形態に限定されず、六角形の全周にわたって、保護用フィルム40を張り出させても良いことは無論である。
続いて、以上のようなタイル20を実際に敷き床として施工する場合の一例について説明する。
図16は、コンビニエンスストアの床の全体平面図である。この床はコンクリート壁1とガラス壁2とで囲まれているとともに、ガラス壁2の一部に設けられた出入口3で出入りがなされる。床下地面はコンクリートの打設で形成されており、この床下地面に多数のタイル20と1個の泥除去マット100とを床下地面に接着せずに取り外し自在に置くことにより、床がタイル敷き床として仕上げられている。
なお、図16で示す全部のタイル20は、平面形状が正四角形であって、大きさ及び形状が標準型のタイルであるが、床面全体が三角形や台形等の異形となっている場合には、標準型のタイルと、平面形状が三角形や長方形等であって大きさや形状が標準型とは異なる異形型タイルとを組み合わせても良い。
図16の床の上には各種の設置物が設置されており、これらの設置物には、コンクリート壁1に沿って並べられた商品棚4〜7と、コンクリート壁1から離れて設置された商品棚8〜11と、ワゴン型の商品陳列台12、13と、出入口3に近接して配置された会計用のカウンタ14とがある。
図16のコンビニエンスストアでは、出入口3に近接した箇所に泥除去マット100が配置されているため、店舗に入る人が泥除去マット100の上を歩くことにより、その人の履物に付着していた泥やほこりの多くは泥除去マット100で除去される。しかし、それでも履物に付着していた少しの泥やほこりは、その履物と共に多数のタイル20が配置されているコンビニエンスストアの内部に侵入する。このため、コンビニエンスストアの新規開店後、これらのタイル20に固定された保護用フィルム40の上面部分40Aが次第に消耗し始める。
上面部分40Aの消耗量は、多数のタイル20のうち、歩行量の多い箇所である会計カウンタ14に近いエリアCに配置されているタイル20Aで大きく、出入ロ3から遠いために歩行量の少ない箇所となっている商品棚6、7に近いエリアDに配置されているタイル20Bで小さい。
エリアCに配置されているタイル20Aの上面部分40Aの消耗量が一定量に達したとき、又はこの上面部分40Aの消耗量が一定量まで達していないが、予め決められていた一定期間が経過したときに、エリアCのタイル20AとエリアDのタイル20Bを床下地面から取り外し、タイル20AをエリアDへ、タイル20BをエリアCへ配置し、これらのタイル20Aとタイル20Bとの交換を行う。
これにより、エリアCで上面部分40Aが大きく消耗した保護用フィルム40について、そのコンビニエンスストアの現場で保護用フィルム40を実質的に補修したのと同じになり、この補修作業を、コンビニエンスストア全体又はコンビニエンスストア内の所定区域を一定時間又は一定期間の間、立ち入り禁止にすることなく、短時間のうちに容易に行える。また、タイル20Aとタイル20Bの損耗量を平均化できるとともに、保護用フィルム40を新しい保護用フィルムに替えるまでの期間を遅らせることができる。
そして、エリアCのタイル20AとエリアDのタイル20Bとの交換を行ってから期間が経過し、これらのタイル20A、タイル20Bの上面部分40Aの消耗が、そのコンビニエンスストアの床で使用されている他のタイル20と交換できないほど進行したときには、図17の工場Aで予め製造されている交換用タイル20を、タイル20A、20Bと同じ個数だけ図16のコンビニエンスストアに運ぶ。そして、タイル20A、20Bを床下地面から取り外し、この代わりに、交換用タイル20を床下地面に置く。なお、前もって工場Aからコンビニエンスストアへ多数の交換用タイル20を運んでおいて保管しておき、これらの交換用タイル20のうちの必要個数だけを用いることにより、以上と同じ作業を行っても良いことは無論である。
工場Aでは、上述のような方法により、保護用フィルム40がタイル本体30に剥離可能に固定されて、本発明のタイル20が製造されている。
製造されたタイル20は、図17のそれぞれの現場B(上記のコンビニエンスストア等)に交換用として運ばれるまで、工場Aで保管されている。そして、現場Bにおいて、上面部分40Aが損耗したタイルが生じたときには、その現場Bへ交換用タイルが運ばれ、損耗したタイルと交換される。
この場合に、タイル20は、従来の床タイルと同様に工場Aで製造されたものを施工業者が購入し、現場Bに施工し、使用済みのタイルを廃棄物として回収しても良いが、本発明では、特に、タイル20をリ―ス契約又はレンタル契約の対象物とすることが好ましい。
リ―ス契約又はレンタル契約の対象物とすれば、損耗した保護用フィルム40を剥離する作業や、新しい保護用フィルムを被覆する作業などの補修に関する作業を、一元的かつ総合的に管理されたシステムとして完成させることができる。
また、多数のタイル20をそれぞれの現場Bからタイル製造工場Aへ搬入する作業や、損耗した保護用フィルムに替わり新しい保護用フィルムをタイル本体30に剥離可能に固定することにより、多数のタイル20を交換用タイルとして再生させる作業、さらには、これらの交換用タイルを現場Bへ搬出するまで保管しておく作業や、搬出するための作業を、一元的かつ総合的に管理されたシステムとして低コストかつ効率的に行える。また、タイル本体30から剥離されて損耗している保護用フィルム40を、新しい保譲用フィルムを生産するための材料として利用する作業も、一元的かつ総合的に管理されたシステムとして低コストかつ効率的に行える。
また、本発明のタイル20をレンタル契約にすると、店舗等の所有者又は使用者は、床材の施工されていない床施工面を有するだけの店舗を新規又は改装時に準備すれば良いことになり、初期の設備投資費用を削減することができる。床施工面が準備された段階で、本発明のタイル20のレンタル専用業者と契約して、そのレンタル専用業者が施工することとなる。この時に支払われるレンタル料は、床材購入よりも低価格で済むことはいうまでもない。契約の時点で、店舗の人の出入り状況などを考慮して、本発明のタイル20の交換期間等を決定しておけば、店舗等の所有者又は利用者は、通常定期的に行うワックス等の塗布の清掃契約を必要とせず、ワックスを塗る代わりに本発明のタイル20を定期的又は不定期に交換することが可能となる。
また、不慮の事故等で部分的に床材に損傷が生じた場合でも、レンタル専用業者等に連絡すれば簡単に交換ができるので、その点でも優れている。
さらに、保護用フィルム40に模様や文字等を印刷するだけで、特注のデザイン等にも対応することが可能なので、季節や行事等に対応した床面に変更することも簡単に安価に可能となる。
以上は利用者の立場での優位性を述べたが、このような契約により本発明のタイル20を流通させることで、一般廃棄物としてではなく、使用済みのタイルをレンタル専用業者を通じて一括的に回収でき、タイル本体の再利用も容易に行え、コスト的なメリットは大きなものとなる。
なお、本発明に係るタイル20は、上面を保護用フィルム40で被覆することにより、従来の置き敷き型タイルに比べ表面で光が反射し易く、したがって、コンビニエンスストア等に施工した場合に、店内の照度を向上させることができる。したがって、集客作用の観点からも好ましいものである。
以上はコンビニエンスストアの例で説明したが、その他にも、各種店舗の床や、事務所の床、公共施設の床、展示場の床等の各種の床に適用できる。また、既設の床材が施工された床面に対し本発明のタイルを施工することもできる。これにより、賃貸住宅等の床の管理費等を低減できる。さらに、対象となる床は建物の床でも良く、地下街等の構築物の床でも良い。また、電気配線等が内部に敷設される二重床でも良い。さらに、本発明のタイルだけで仕上げられる床でも良く、あるいは本発明のタイルと、カーペットタイルや泥除去マット等のタイル以外の床仕上げ部材とで仕上げられる床でも良い。
本発明の実施の形態(1)に係るタイルの斜視図である。 本発明の実施の形態(1)に係るタイルの断面図である。 本発明の実施の形態(1)に係るタイルの下面図である。 本発明の実施の形態(1)に係るタイルを施工する過程を示す拡大した断面図である。 本発明の実施の形態(1)に係るタイルを施工する過程を示す拡大した断面図である。 本発明の実施の形態(1)に係るタイルを施工した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態(1)に係るタイルの製造方法を示す図である。 本発明の実施の形態(1)に係るタイルを交換する過程を示す図である。 本発明の実施の形態(1)に係るタイルを交換する過程を示す図である。 本発明の実施の形態(2)に係るタイルの断面図である。 本発明の実施の形態(2)に係るタイルを施工した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態(2)に係るタイルに生じた傷等を補修する過程を示す図である。 本発明の実施の形態(2)に係るタイルに生じた傷等を補修する過程を示す図である。 本発明の実施の形態(3)に係るタイルの斜視図である。 本発明の実施の形態(4)に係るタイルの斜視図である。 本発明に係るタイルを施工したコンビニエンスストアの床を示す平面図である。 本発明に係るタイルの流通過程を説明する図である。
符号の説明
1 コンクリート壁
2 ガラス壁
3 出入口
4〜11 商品棚
12、13 商品陳列棚
14 カウンタ
15 床下地面
20 タイル
20A タイル
20 タイル
21 下地層
22 ガラス不織布層
23 中間層
24 表層
30 タイル本体
30A 上面
30B 側面
30C 下面
40 保護用フィルム
40a 保護用フィルム
40b 保護用フィルム
40c 保護用フィルム
40A 上面部分
40B 側面部分
40C 下面部分
40D 切り込み部
A 工場
B 現場
C エリア(歩行量の多い箇所)
D エリア(歩行量の少ない箇所)
L 張り出す距離
S 傷等
W 下面部分の幅

Claims (3)

  1. 床下地面又は既設床面に取り外し自在に置かれるタイルであって、タイル本体と、前記タイル本体に剥離可能な状態で固定される保護用フィルムとから構成され、前記保護用フィルムは、少なくとも前記タイル本体の上面と、側面と、下面のうち前記側面近傍の一部とを連続して被覆し、かつ前記タイル本体の側面には接触せず外側へ向かって張り出してなるタイル。
  2. 請求項1記載のタイルにおいて、保護用フィルムがタイル本体の側面から張り出す距離が、0.5〜2mmであることを特徴とするタイル。
  3. 請求項1又は2記載のタイルにおいて、保護用フィルムは、複数枚の保護用フィルムを積層して構成され、各々の保護用フィルムが剥離可能な状態であることを特徴とするタイル。
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