JP2005035516A - 車両用シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートクッションフレームのゆがみに影響を受けない車両用シート装置を提供すること。
【解決手段】 車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、シートクッションフレームと、前記着座面の下方に位置するベース部材11と、前記シートクッションフレームに前記ベース部材11を支持させる支持部材16,17,18,19と、前記ベース部材11上に取り付けられた可撓部材14と、前記可撓部材14に設けられた検出手段15と、前記可撓部材14に支持され、前記荷重が作用するプレート部材12とを備えてなる車両用シート装置を用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用シート装置に関するものであり、特に、シートの着座面に作用する荷重を検出する車両用シート装置に関する。
従来、車両用のシートにおいて、シート上に着座者が着座しているか否かを検出することを目的として、荷重センサを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に示される着座検出装置においては、シートの着座面の骨格を成すクッションフレームの内側に荷重センサが取り付けられており、荷重センサにはスプリングの端部が連結され、シートの着座面へ着座者が着座すると、着座時の荷重を受けるクッションスプリングが撓み、その撓み量が荷重センサに伝達されることにより、荷重センサにて着座者の着座が検出できる構成となっている。
特開2002−144936号公報(第6頁、第1図)
しかしながら、上記の如く、荷重センサはシートクッションフレームの開口内に配設されて、両側からクッションフレームに直接取り付けられており、クッションスプリングの撓みを受けて荷重センサは変位する構成となっている。このため、シートクッションフレームにゆがみが生じた場合に、直接そのゆがみが荷重センサに影響を与えてしまうものとなり、荷重センサの検出精度が良くないものとなってしまう。荷重センサの検出精度が低いと、例えば次のような問題が起こる。
車両に搭載されるエアバッグ装置は、シートの着座面に作用する荷重の大きさ、すなわち、着座者が大人か子供かによって制御方法を変えることが必要とされている。ここで、荷重センサの検出精度が低い場合、荷重センサの検出結果に応じて起動するエアバッグ装置は誤動作を起こすことも考えられ、その機能を適切かつ十分に発揮することは困難である。このような問題が起こる理由は、大人と子供とでは、エアバッグ装置の起動基準やタイミングが微妙に異なるからである。よって、シートに設置される荷重センサの検出精度が低いと、着座者の安全性に問題があり、好ましいことではない。
よって、本発明はこの様な問題点に鑑みてなされたものであり、シートクッションフレームのゆがみに影響を受けない車両用シート装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用シート装置の特徴構成は、車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、シートクッションフレームと、前記着座面の下方に位置するベース部材と、前記シートクッションフレームに前記ベース部材を支持させる支持部材と、前記ベース部材上に取り付けられた可撓部材と、前記可撓部材に設けられた検出手段と、前記可撓部材に支持され、前記荷重が作用するプレート部材とを備えている点にある。
上記の構成によれば、ベース部材が支持部材によってシートクッションフレームに支持され、このベース部材上には検出手段が設けられた可撓部材が取り付けられ、可撓部材には着座面からの荷重を受けるプレート部材が取り付けられているため、シートの着座面に作用する荷重は、着座面の下方に設けられたプレート部材に作用する。そしてこのプレート部材は、可撓部材によってベース部材に対して支持されているため、プレート部材に作用する荷重の大きさによって可撓部材が撓む量が決まり、その可撓部材の撓み量に応じた荷重信号が、可撓部材に設けられる検出手段よって出力される。このように本構成では、検出手段がシートクッションフレームに直接取り付けられていないので、着座者が着座する着座面が大きな荷重を受けて、シートクッションフレームにゆがみが生じ得るような場合であっても、そのようなゆがみの影響は検出手段に現れず、検出手段は正確な荷重信号を出力することができる。以上のように、本構成では、ベース部材、支持部材、可撓部材、検出手段、およびプレート部材による比較的簡単な構造で、着座面に作用する荷重を安定的に、かつ正確に検出することが可能となる。
本発明に係る車両用シート装置では、前記可撓部材は、前記ベース部材に対して複数設けられることも可能である。
この構成では、複数の可撓部材がベース部材に設けられていることから、可撓部材に設けられている検出手段の数も多くなり、このような多数の検出手段によって着座面に作用する荷重を検出することが可能となるので、着座面において荷重の偏りが発生しても、より正確な荷重の検出をすることができる。
本発明に係る車両用シート装置では、前記プレート部材は、前記可撓部材が取り付けられる取り付け部と、網状となって伸縮し前記荷重を受ける網目部とを有することも可能である。
このような構成であれば、着座面に着座者が着座した場合、網目部が着座時の荷重により伸ばされ、着座時の違和感を低減することができるので、着座者が快適にシートに座ることができる。
また、本発明に係る車両用シート装置の特徴構成は、車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、シートクッションフレームと、前記着座面の下方に位置するベース部材と、前記シートクッションフレームに前記ベース部材を支持させる支持部材と、前記ベース部材上に配設され、前記荷重が作用するプレート部材と、前記ベース部材と前記プレート部材との間に設けられた検出手段とを備えている点にある。
上記の構成によれば、ベース部材が支持部材によってシートクッションフレームに支持され、このベース部材と着座面からの荷重を受けるプレート部材との間には検出手段が配設される。このような構成では、シートの着座面に作用する荷重はプレート部材に伝達され、またプレート部材はベース部材に対して支持されているので、プレート部材とベース部材との間の検出手段は、プレート部材に作用する荷重の大きさに応じて荷重信号を出力することができる。また、本構成では、検出手段はシートクッションフレームに直接取り付けられていないので、大きな荷重を受けてシートクッションフレームにゆがみが発生し得るような場合でも、そのようなゆがみの影響は検出手段の検出精度には影響せず、検出手段は正確な荷重信号を出力することができる。特に、ベース部材に対してプレート部材を、検出手段を介して配置し、この検出手段が荷重によって変位する構成にすれば、シートの着座面に作用する荷重をより簡単に検出することができる。
本発明に係る車両用シート装置では、前記検出手段を、ホール素子とすることも可能である。
この構成では、ホール素子がベース部材とプレート部材との変位を検出することができるので、着座面に作用する荷重を簡単に検出することが可能となる。
本発明に係る車両用シート装置では、前記シートクッションフレームおよび前記プレート部材にはシートクッションが被せられ、当該シートクッションは前記着座面の両側に薄肉部を有することも可能である。
この構成では、着座者が着座姿勢を多少乱しても、シートクッションの着座面の両側に設けられた薄肉部が変形しながら着座者の荷重を着座面下方のプレート部材に確実に伝えることを補助するので、より正確な荷重の検出を行うことができる。
さらに、本発明に係る車両用シート装置の特徴構成は、車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、シートクッションフレームと、前記シートクッションフレームに支持され、前記着座面に作用する荷重を検出する第1荷重受部および第2荷重受部とを備えている点にある。
この構成では、着座検出用の荷重受部を第1荷重受部と第2荷重受部とに分けているため、着座者の前座りによる感度低下を補償することができるので、シートに着座する着座者の姿勢にかかわらず、より正確な荷重を検出することができる。従って、シート着座者が大人であるか子供であるかの判別も容易となる。
本発明に係る車両用シート装置では、前記第1荷重受部および前記第2荷重受部は、車両の前後方向に並設されることも可能である。
この構成では、乗員がシートに着座したとき、乗員の臀部から太股部にかけての概ね全体の荷重を検出することが可能となるため、より精度の高い荷重の測定ができるようになる。
また、本発明に係る車両用シート装置の特徴構成は、車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、シートクッションフレームと、前記シートクッションフレーム内に配設され、前記着座面に作用する荷重を検出する第1荷重受部と、前記シートクッションフレームに取り付けられ、前記着座面の前部近傍に作用する荷重を検出する第2荷重受部とを備えている点にある。
この構成では、第2荷重受部がシートクッションフレームに取り付けられることにより着座面の前部近傍に作用する荷重を検出することができるので、例えば、着座者が極端に前座り状態になって、通常であればシートクッションフレームに荷重が逃げてしまうような場合であっても、シートクッションフレームに取り付けられた第2荷重受部が、そのようなシート着座面の前方にかかる荷重を受け留めることが可能となり、より正確な荷重測定を行うことが可能となる。
本発明に係る車両用シート装置では、前記第1荷重受部および前記第2荷重受部は、それぞれ少なくとも1つの可撓部材を有することも可能である。
この構成では、第1荷重受部および第2荷重受部に設けられた少なくとも1つの可撓部材により、簡単な構成で着座面に作用する荷重を安定的に、かつ正確に検出することが可能となる。
また、本発明に係る車両用シート装置の特徴構成は、車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、シートクッションフレームと、前記着座面の下方に位置するベース部材と、前記シートクッションフレームに前記ベース部材を支持させる支持部材と、前記ベース部材上に取り付けられた可撓部材と、前記可撓部材に設けられた第1検出手段および第2検出手段と、前記可撓部材に支持され、前記荷重が作用するプレート部材とを備えている点にある。
この構成では、1つの可撓部材に対して2つの検出手段を設けることができるので、車両用シート装置の構成を簡略化することができるとともに、製造コストを抑えることができる。
また、本発明に係る車両用シート装置の特徴構成は、車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、シートクッションフレームと、前記着座面の下方に位置するベース部材と、前記シートクッションフレームに前記ベース部材を支持させる支持部材と、前記ベース部材上に取り付けられた第1可撓部材と、前記第1可撓部材に設けられた第1検出手段と、前記ベース部材上に取り付けられた第2可撓部材と、前記第2可撓部材に設けられた第2検出手段と、前記第1可撓部材および前記第2可撓部材に支持され、前記荷重が作用するプレート部材とを備えている点にある。
この構成では、2つの可撓部材のそれぞれが、受けた荷重に応じて歪を発生させることができるので、例えば、着座者の着座位置の前後方向のずれだけでなく、左右方向のずれについても認識することができるようになり、より精度の高い荷重の測定が可能となる。なお、本構成において可撓部材の数は2つであるが、検出手段を収容する荷重受部自体は1つのユニットであり、従来のような完全に別体の2つのユニットとして構成されるものではないので、可撓部材を1つだけ用いる構成と比べて、それ程劣ることなく装置の簡略化および低コスト化を達成することができる。
本発明に係る車両用シート装置では、前記第1検出手段および前記第2検出手段による検出結果を、予め格納してある補正係数で補正することにより、前記着座面に作用する荷重の値を演算導出する演算手段を備えることが可能である。
この構成では、演算手段が、第1検出手段および第2検出手段によって検出された荷重の値に対応する検出信号を、演算手段に予め格納してある補正係数で補正することにより、真の荷重の値を演算導出することができる。すなわち、着座者の着座状態が普通でない状態(例えば、前座り状態)であるため、荷重の一部がシートクッションフレーム等に逃げてしまっても、補正係数を用いた補正により、逃げた荷重の分を補償し、正しい荷重を演算することができる。従って、着座者の着座状態がどのような状態であっても、正確な真の荷重の測定結果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面とともに説明する。なお、本発明は以下の実施形態および図面に記載される構成に限定されるものではない。
通常、車両用のシートSTは、図2に示す構成要素にて構成される。つまり、車両の車幅方向において平行な状態で配置される対のロアレール2と、ロアレール2に沿って車両の前後方向に移動自在な対のアッパレール3と、アッパレール3に支持され中央に着座面SSを有するシートクッションSCと、シートクッションSCの後部に支持されシートクッションSCに対して前後方向に回動自在なシートバックSBと、シートバックSBに対して高さ調整自在なヘッドレストSHとから、シートSTは構成されている。このシート構成において、着座面SSの下方には、着座面SSに作用する荷重(例えば、着座者がシートクッション上に着座した場合の着座者の体重や、シートクッション上に乗せられた物体の荷重等)を受ける荷重受部10が設けられ、この荷重受部10では受ける荷重の大きさに比例した荷重信号を出力する荷重センサ(例えば、歪ゲージ、ホール素子等)15により検出する構成となっている。
そこで、上記した荷重受部10を説明する前に、最初にシートSTの荷重受部10の周辺構造について、図1を参照して説明する。シートSTは車両フロアに対して固定される。この場合、断面C字状の対を成すロアレール2によって車両フロアにシートSTは固定される。対のロアレール2それぞれに対し、断面逆T字状のアッパレール3が軸方向から嵌り、対のアッパレール3はロアレール2に沿って車両の前後方向に摺動自在である。アッパレール3の前方にはリンク6の一端が取り付けられており、後方にはリンク7の一端が取り付けられている。一方、リンク6の他端およびリンク7の他端は、後方に回動機構20を備えたロアアーム4の前方中央および後方下方にそれぞれ取り付けられる。この構成において、ロアアーム4は、アッパレール3に対して上下方向に移動するリフト機構を備えていても良い。
シートSTの着座面SSに対して、図1に示す左右両側のロアアーム4は前方において車幅方向に延在する連結部材8により接続される。また、左右両側のロアアーム4の後方においては、連結部材8と平行となり同じく車幅方向に延在する連結部材9により接続されている。シートSTは、左右で対のロアアーム4とロアアーム4を互いに連結する連結部材8、9によって、着座面SSの骨格を成すシートクッションフレームを構成する。また、シートSTには、ロアアーム4の後方に着座者の背中の荷重を受けるシートバックフレーム5が設けられており、シートバックフレーム5はロアアーム4の少なくとも一方に設けられたシートバックSBのリクライニング動作を行わせる回動機構20を操作することによって、回動自在となっている。尚、回動機構20は公知となっているため、ここでは詳細な説明は省略する。
上記した構成のシートSTは、図2に示す如く、ロアアーム4と連結部材8,9により構成されるシートクッションフレームに対して、ウレタン材から成るシートクッションSCが上方から被せられる。また、着座者の背中の荷重を受けるシートバックフレーム5には同じくウレタン材から成るシートバックSBが被せられ、シートバックSBの上方にはヘッドレストSHが取り付けられる。以下、本発明の車両用シート装置について、実施形態を挙げながらより具体的に説明する。
(第1実施形態)
図1を参照して、着座者の荷重を受ける荷重受部10の第1実施形態における構造について説明する。対のロアアーム4および連結部材(シート構造体)8,9で構成されるシートクッションフレームは、例えば内側が開口しており、この開口内に長方形状を呈する鋼板から成る平板状のベース部材11が、複数のスプリング(支持部材)16,17,18,19により支持されている。
ベース部材11は、周縁に複数個(例えば、同一方向で2個)の係止孔11a,11b、11c、11dが形成されている。ベース部材11は、図3に取り付け状態を示す様に、車幅方向の端部に形成された係止孔11aにスプリング16の一端16aが係止され、反対側の係止孔11cにはスプリング17の一端17aが係止される。また、スプリング16の他端16bは一方のロアアーム4の上方に形成された係止孔4aに係止されると共に、スプリング17の他端17bは他方のロアアーム4の上方に形成された係止孔4bに係止される。
更に、ベース部材11はシートSTの前後方向において、前方の係止孔11bにスプリング18の一端18aが係止され、後方の係止孔11dにはスプリング19の一端19aが係止される。また、前方のスプリング18の他端18bはシートSTの前方に設けられた連結部材8に引っ掛けられて係止されると共に、後方のスプリング19の他端19bはシートSTの後方に設けられた連結部材9に引っ掛けられて係止される。
このベース部材11の中央には、車幅方向において延在した直線状の固定プレート13が固定される。この場合、固定プレート13を用いず、ベース部材11のプレス加工によって、図1に示す上方に固定プレート相当の凸部が形成されていても良い。
固定プレート13の中央には取り付け孔が形成され、この取り付け孔を中心として固定プレート13と直交する方向に可撓プレート(可撓部材)14が取り付けられており、可撓プレート14の一端は、固定プレート13に対してボルト31等の固定部材により取り付けられている。また、可撓プレート14の他端には取り付け孔が形成され、この他端の取り付け孔に対して上方からプレート部材12が被せられ、車幅方向の中央に形成された取り付け孔12cにボルト33が嵌り、ボルト33の先端のネジ部にナットが螺合してプレート部材12は可撓プレート14に対して取り付けられている。即ち、ベース部材11に対しては、プレート部材12が可撓プレート14を介して取り付けられるものとなる。この様な構成において、シートクッションSCの着座面SSに着座者が着座することにより、プレート部材12にシートクッションSCからの荷重が伝達された場合、プレート部材12が下方に移動する。この際、ベース部材11を周囲から支持するスプリング116,17,18,19とプレート部材12とが緩衝しない様に、スプリング16,17,18,19が配設される部位に、半円形状の切欠き12a,12bがプレート部材12の下方に複数個(例えば、全8個)で形成されている。これによって、プレート部材12が荷重を受け図1に示す状態から下方に変位した場合でも、プレート部材12の切欠き12a,12bはスプリング16,17,18,19に緩衝することがない。しかも、所定荷重以下では、プレート部材12がベース部材11に対して直接当接することはない。
この様な構成によって、プレート部材12は、シートクッションフレームに対してスプリング16,17,18,19により支持されるベース部材11に可撓プレート14を介して支持され、プレート部材12に作用する荷重によって可撓プレート14が下方に撓み、その撓み量に応じて可撓プレート14の表面に設けられた荷重センサ(検出手段)15が荷重信号を出力する。
荷重センサ15はベース部材11に支持され、プレート部材12に作用する荷重を検出することができるため、シートクッションフレームに大きな荷重が作用し、シートクッションフレームが変形した場合であってもプレート部材12に作用する荷重を検出することができる。荷重センサ15によって検出された荷重信号は、車室内に配設される制御手段(図16を参照)へと送られ、制御手段はシート上に着座者が着座しているか否かもしくは物体がシート上に載った状態にあるか否かを荷重センサ15からの荷重信号の大きさにより判定することができる。
(第2実施形態)
図1に示す第1実施形態では、1枚の可撓プレート14に荷重センサ15を設け、プレート部材12が受ける荷重を検出する構成としたが、図3に示す第2実施形態では、荷重センサ15が設けられる可撓プレート14を1枚のベース部材11上に複数個設けた構成とした。即ち、第2実施形態では発明要所の図4aの断面図に示す様に、ベース部材11をプレス加工により凸部を形成する。その凸部に可撓プレート14の一端をボルト31およびナット32等の締結部材により取り付ける。一方、プレート部材12にはボルト33が嵌められる凹部を下方に形成し、凹部にボルト33を嵌め、ボルト33のネジ部にナット34を螺合させることにより、可撓プレート14の他端とプレート部材12とを固定する。これによって、スプリング16,17,18,19により両側から伸縮自在に支持されるベース部材11に対して、プレート部材12が可撓プレート14によって支持された構成となる。
よって、荷重センサ15が設けられた可撓プレート14を複数設けることにより、第1実施形態の効果に加え、着座面SSでの荷重の偏りも検出することができる。
図4aに示した実施形態に関する別の形態を図4bに示した。この図4bに示す実施形態では、可撓プレート14上でプレート部材12との締結部位からベース部材11との締結部位に至る間の異なる2つの部位に荷重センサ(歪ゲージ)15を配置し、それぞれのセンサ出力値の差分を算出する構成とした。この構成においては、荷重がプレート部材12に偏って入力された場合、可撓プレートが一つであっても、それぞれの荷重センサ(歪ゲージ)15の差分出力は一定となるため、偏荷重の影響を受けにくい高精度なセンサを構成することが可能となる。
図4aに示した実施形態に関するさらに別の形態を図4cに示した。図4cに示す実施形態では、第1の可撓プレート14aと第2の可撓プレート14bがスペーサSPCを介して締結され、これがプレート部材12、及びベース部材11に締結されている。荷重センサ(歪ゲージ)15は図4bに示した実施形態と同様に、いずれかの可撓プレート14aあるいは14b上の異なる2つの部位に配置されている。このような構成においては、荷重がプレート部材12に偏って入力された場合、複数(例えば、2つ)の可撓プレートの組み合わせ効果により、偏荷重による曲げモーメントが弱められ、可撓プレートの中央に荷重が入力された場合に近い撓みが生じる。さらに図4bの実施形態に比べ、荷重が偏って入力された場合の撓みの絶対値を小さくすることができ、可撓プレートの必要強度に対する検出範囲の歪量の割合を大きく設計することができ、結果として精度の高い荷重センサを構成することが可能となる。
(第3実施形態)
図5に第3実施形態を示す。図5では、図4aに示す第2実施形態よりも座り心地を良くするための構造を取り入れた。即ち、図3に示す平面状のプレート部材12の代わりに、図5に示す形状のプレート部材42を使用した。このプレート部材42は、長方形状を呈したプレート枠を有し、前後方向に延在した対の取り付け部42bを有する。
シートクッションフレームに対して、係止孔41aに一端が係止された図示しないスプリングにより支持されるベース部材41には、車幅方向に固定プレート43が固定されており、固定プレート43の両端部それぞれに、固定プレート43と直交する方向に延在させる可撓プレート44の一端がそれぞれ固定される。一方、可撓プレート44の他端にはプレート部材44が取り付けられるが、この場合、可撓プレート44に沿って対の取り付け部42bがプレート部材42に形成され、取り付け部42bに可撓プレート44と固定される取り付け孔42aが形成されている。その取り付け孔42bに図4aに示す如くボルト33を挿通させ、ボルト33のネジ部をナット34にて螺合することで、ベース部材41に対してプレート部材42は対の可撓部材44により支持される。
この場合、プレート部材42には、上下方向からの荷重を受けると撓む網目部42cがシートSTの前後方向に設けられており、この網目部42cにより着座時の座り心地を良くすることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態を、図6に示す。図4aに示す第2実施形態ではベース部材11に対してプレート部材12を荷重センサ15が設けられた可撓プレート14により支持される構成としたが、図6においてはプレート部材22の支持には可撓プレート14を使用せず、ベース部材21とプレート部材22との間に固定部46と可動部47を有し、この固定部46と可動部47とをもって荷重を検出する変位検出装置(荷重検出装置)45とする構成とした。この様に、プレート部材22にシートクッションSCからの荷重が作用した場合には、ベース部材21に取り付けられた固定部46に対して、上方の可動部47が変位する構成とすることもできる。即ち、図6の如く、シートクッションフレームに対してスプリング28,29により支持されるベース部材21に対して、内部に磁石を有する環状の固定部46を複数箇所にボルト36,38により固定する。そして、ベース部材21の上方から被さるプレート部材22の下方には、固定部46に対し相対変位する可動部47をプレート部材22に対してボルト35,37によりそれぞれ取り付ける。これによって、プレート部材22に作用した荷重はプレート部材22の下方へと作用し、ベース部材21に固定された固定部46に対して可動部47が変位する構成とするものとなる。この場合、可動部47には内部にホール素子を設ければ、固定部46に対する可動部47の相対変位が検出され、荷重検出装置45から荷重の大きさに応じた荷重信号が出力される。
以上説明した第1実施形態から第4実施形態において、シートクッションSCが着座者による荷重を受けた場合に変形し易い様に、着座面SSの左右両側は図7の如く、薄肉部SCTとなっていると効率の良い荷重伝達が行える。
(第5実施形態)
さらに、本発明に係わる第5実施形態について説明する。第5実施形態は図8に示されたものであるが、第1〜4実施形態において説明した同一の構成については同じ番号符号を用いた。図8に示した第5実施形態と第1〜4実施形態との相違点は第5実施形態では荷重受部(第1荷重受部)10がロアアーム4にスプリング16、17、18、19により支持される構成に加え、シートクッションフレーム前部に別のフロント荷重受部(第2荷重受部)50が配設されている点である。本実施形態ではロアアーム(シート構造体)4のいわゆる前方端部に固定された金属製のフロントパネル(シート構造体)58と、このフロントパネル58とシートクッションSCとの間にフロント荷重受部50が配設されている。このフロントパネル58は衝突時のシート着座者の沈み込みを防止するためにシート前部に設けられる場合がある。フロントパネル58は面積が比較的大きいため、着座面に対する開口部の面積比率が小さくなる。このため、第1〜4の実施形態で示した構成においては、シート着座者の位置がシート前方へずれた場合、フロントパネル58を介してシートクッションフレームへ伝達される荷重の割合が増え、逆に荷重受け部10に伝達される荷重が減少するため、荷重検出精度が悪くなるという欠点がある。従ってフロントパネル58が設置されるシートにおいては、上述のように荷重受け部(第1荷重受部)10がロアアーム4にスプリング16、17、18、19により支持される構成に加え、シートクッションフレーム前部に別のフロント荷重受部(第2荷重受部)50を配設することで荷重検出精度を向上させることができる。本実施形態では荷重受部10がシート着座者の臀部の荷重が作用する部分に支持され、フロント荷重受部50はシート着座者の太股部が作用する部分に固定されている。従って第1荷重受部の荷重信号と第2荷重受部の荷重信号を合計することで概ね全体重を算出することが可能となるが、シート構造によっては第1荷重受部の荷重信号を基に第2荷重受部の荷重信号を補正係数として乗ずるなど、シート構造に最適な演算方法で全荷重を算出することができる。
図9〜図11は図8のA−A線に沿う断面図であり、それぞれ異なるフロント荷重受部50の形態を示している。図9のフロント荷重受部50では、シートクションSCの前方下部に荷重板55が配設され、さらの荷重板55の下方にはフロントパネル58が配設され、荷重板55とフロントパネル58との間には空間SPが画成されている。荷重板55、およびフロントパネル58にはスペーサーブロック57a、57bが固定されており、このスペーサーブロック57a、57bをブリッジするように起歪体(可撓部材)56がその両端においてスペーサーブロック57a、57bに固定されて、起歪体56の可撓部には歪ゲージ59が配設され、起歪体56の変形量に応じて歪ゲージ59が信号を出力できるようになっている。歪ゲージ59はフルブリッジ型(ホイートストン型)を始めとしてあらゆるタイプの歪ゲージを適用することができる。図9のフロント荷重受部50ではシートクッションSC上の荷重は荷重板55に入力され、スペーサーブロック57b、起歪体56、歪ゲージ59、スペーサーブロック57bを経てフロントパネル58に伝達される。起歪体56に荷重が通過すると両スペーサーブロック57a、57bで両端が固定された起歪体56に曲げ変形が発生するが、歪ゲージ59はこの曲げ変形量に応じた信号を制御手段(図16を参照)に出力してフロント荷重受部50に負荷される荷重値を算出する。
図10に示したフロント荷重受部50はシートクッションSC下部に配設された荷重板が上下方向に分割されアッパ荷重板55aとロア荷重板55bを有し、両荷重板55a、55bは荷重板の両端にてステー60により一定間隔を有しかつ一体となるよう連結されている。図10の実施態様ではスペーサーブロック57a、57b、起歪体56、歪ゲージ59からなる歪検出部はフロントパネル58とロア荷重板55bとにより形成された空間内に配設されている。図10のフロント荷重受部50ではシートクッションSC上の荷重はアッパ荷重板55aに入力され、ステー60を通過しロア荷重板55bに伝達され、その後、スペーサーブロック57a、起歪体56、歪ゲージ59、スペーサーブロック57bを経てフロントパネル58に伝達される。起歪体56に荷重が通過すると両スペーサーブロック57a、57bで両端が固定された起歪体56に曲げ変形が発生するが、歪ゲージ59はこの曲げ変形量に応じた信号を制御手段(図16を参照)に出力してフロント荷重受部50に負荷される荷重値を算出する。
図11に示したフロント荷重受部50はシートクッションSC下部に配設された荷重板が上下方向に分割されアッパ荷重板55aとロア荷重板55bを有し、両荷重板55a、55bは荷重板の両端にてステー60により一定間隔を有しかつ一体となるよう連結されている。補助荷重板61が配設されており、この補助荷重板61はその両端において弾性部材(スプリング、ゴム材等)62によってフロントパネル58に連結されている。補助荷重板61は、フロント荷重受部50の検出荷重信号の安定性を向上させるため、弾性部材62により3ヶ所以上でフロントパネル58に連結されることが好ましい。補助荷重板61を弾性部材62でフロントパネル58に連結することにより、荷重受け部10について前述したのと同様、シートクッションフレームにゆがみが生じた場合に、直接その歪みが荷重センサに影響を及ぼすのを防止できる他、シートクッションSCが経時変化により初期の形状が変化した場合において、その影響を低減できる効果がある。
上記構成からも明らかなように、図11の実施態様ではスペーサーブロック57a、57b、起歪体56、歪ゲージ59からなる歪検出部はロア荷重板55bと補助荷重板61とにより形成された空間内に配設されている。図11のフロント荷重受部50ではシートクッションSC上の荷重はアッパ荷重板55aに入力され、ステー60を通過しロア荷重板55bに伝達される。その後、荷重はスペーサーブロック57b、起歪体56、スペーサーブロック57a、補助荷重板61、弾性部材62を経てフロントパネル58に伝達される。起歪体56に荷重が通過すると両スペーサーブロック57a、57bで両端が固定された起歪体56に曲げ変形が発生するが、歪ゲージ59はこの曲げ変形量に応じた信号を制御手段(図16を参照)に出力してフロント荷重受部50に負荷される荷重値を算出する。
(第6実施形態)
第6実施形態を、図12を用いて説明する。この第6実施形態において、荷重受け部100以外の構成は、第1実施形態と同様であるので、図12に加えて図1も参照しながら説明する。本実施形態は、車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置であって、シート構造体4,8,9から成るシートクッションフレームと、着座面の下方に位置するベース部材11と、シートクッションフレームにベース部材11を支持させるスプリング(支持部材)16,17,18,19と、ベース部材11上に取り付けられた起歪体(可撓部材)14と、起歪体14に設けられた第1歪ゲージ(第1検出手段)101および第2歪ゲージ(第2検出手段)102と、起歪体14に支持され、荷重が作用するプレート部材12とを備えて構成されるものである。本実施形態の特徴は、起歪体14に設けられた第1歪ゲージ101および第2歪ゲージ102にあり、他の構成は、上述のように第1実施形態と同様である。図12において、(a)は歪ゲージが設置された本実施形態による車両用シート装置の荷重受部100の上面図であり、(b)は(a)の線b−bでの段面図である。本実施形態では、2つの歪ゲージ101,102に対して起歪体14を1つにすることができるので、車両用シート装置の構成を簡略化することができるとともに、製造コストを抑えることができる。
(第7実施形態)
第7実施形態を、図13を用いて説明する。この第7実施形態において、荷重受け部110以外の構成は、第1実施形態と同様であるので、図13に加えて図1も参照しながら説明する。本実施形態は、車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置であって、シート構造体4,8,9から成るシートクッションフレームと、着座面の下方に位置するベース部材11と、シートクッションフレームにベース部材11を支持させるスプリング(支持部材)16,17,18,19と、ベース部材11上に取り付けられた第1起歪体(第1可撓部材)201と、第1起歪体201に設けられた第1歪ゲージ(第1検出手段)101と、ベース部材11上に取り付けられた第2起歪体(第2可撓部材)202と、第2起歪体202に設けられた第2歪ゲージ(第2検出手段)102と、第1起歪体201および第2起歪体202に支持され、荷重が作用するプレート部材12とを備えて構成されるものである。本実施形態の特徴は、ベース部材11上に取り付けられた第1起歪体201、第1起歪体201に設けられた第1歪ゲージ101、ベース部材11上に取り付けられた第2起歪体202、第2起歪体202に設けられた第2歪ゲージ102にあり、他の構成は、上述のように第1実施形態と同様である。図13において、(a)は歪ゲージが設置された本実施形態による車両用シート装置の荷重受部110の上面図であり、(b)は(a)の線b−bでの段面図である。本実施形態では、第1歪ゲージ101および第2歪ゲージ102が、別々の異なる起歪体201,202に設けられている。このような構成においては、2つの起歪体201,202のそれぞれが、受けた荷重に応じて歪を発生させることができるので、より精度の高い荷重の測定が可能となる。なお、本実施形態の車両用シート装置の荷重受部に用いられる起歪体の数は2つであるが、荷重受部自体は1つのユニットであり、従来のような完全に別体の2つのユニットとして構成されるものではないので、1つの起歪体を採用する上記の第6実施形態と比べて、それ程劣ることなく装置の簡略化および低コスト化を達成することができる。
本実施形態の変形例として、第1起歪体201および第2起歪体202には、それぞれ複数の歪ゲージが設けられていてもよい。図14に示した荷重受部120では、第1起歪体201に第1歪ゲージ101と第2歪ゲージ102とが設けられ、第2起歪体202に第3歪ゲージ103と第4歪ゲージ104とが設けられている。また、別の変形例として、図15の荷重受部130に示すように、シートクッションフレーム内に3つの起歪体201,202,203を配置し、それぞれに歪ゲージ101,102,103を設けるような構成であってもよい。このように、荷重受部に設ける歪ゲージの数を増やすと、シートにかかる荷重をより細かく検出することが可能となる。例えば、着座者の着座位置の前後方向のずれだけでなく、左右方向のずれについても認識することができる。従って、このような構成であれば、着座者の着座状態にかかわらず、より一層正確に荷重測定をすることができる。
(車両用シート装置による荷重の演算)
上記の第1実施形態〜第7実施形態の車両用シート装置では、図16に示すように、荷重センサ(検出手段)151が検出した荷重の値から、シートの着座面に実際にかかった真の荷重の値を求めるための演算手段152を備えることができる。この演算手段152は、図16のように制御手段153の一部に演算機能をもたせて演算手段152としてもよいし、あるいは、図示しないが、演算手段152と制御手段153とは別個の構成であってもよい。この演算手段152は、荷重センサが実際に検出した荷重の値に対応する検出信号を取得し、この検出信号に所定の演算を行って真の荷重の値を導出し、その真の荷重の値に基づいて制御手段153はエアバッグ装置154を起動させることができる。上記の第6実施形態を例にとると、演算手段152は、第1歪ゲージ101および第2歪ゲージ102が検出した荷重の値を、演算手段152に予め格納してある補正係数で補正することにより、シートの着座面に作用する真の荷重の値を演算導出している。以下、演算手段152が行う荷重の値の補正方法について詳述する。
説明を分かり易くするために、図17(a)に示すように、ベース基板91とプレート部材92との間において、1つの起歪体90の上に前方歪ゲージ93および後方歪ゲージ94が設置され、起歪体90の両端がそれぞれベース基板91およびプレート部材92に固定されている車両用シート装置を想定する。また、図17(b)は、図17(a)の矢印で示した位置P,Q,Rにおいて荷重がかかったときの起歪体90の曲げモーメントを表したグラフである。ここで、本発明では、起歪体90を曲げると起歪体90に引張り応力が発生する場合を正の曲げモーメントとし、圧縮応力が発生する場合を負の曲げモーメントと規定する。従って、図17(b)のグラフでは、x軸より上が引張りの曲げモーメント(正の曲げモーメントとする)を表し、x軸より下が圧縮の曲げモーメント(負の曲げモーメントとする)を表す。また、曲げモーメントは起歪体90に荷重がかかったときに発生する歪の大きさに比例するので、曲げモーメントの大きさを起歪体90の歪量とみなすことも可能である。図17(b)において、点線で示したグラフは、起歪体90に生じる理想的な曲げモーメントであり、実線で示したグラフは、プレート部材92に荷重がかかったときに実際に起歪体90に発生する曲げモーメントである。実際の曲げモーメントが理想的な曲げモーメントからずれているのは、プレート部材92にかけられた荷重はすべて起歪体90に作用するわけではなく、荷重の一部がシートクッションフレームに逃げてしまうなど、幾分かの荷重の損失が発生するからである。従って、このような曲げモーメントのずれの影響を考慮すべく、前方歪ゲージ93および後方歪ゲージ94が検出した荷重の値について何らかの補正をする必要がある。その補正方法は、例えば、次のような演算によって行うことができる。
図18は、検出手段(歪ゲージ)によって検出した荷重の値を補正する方法を説明するためのグラフであり、荷重がかけられる位置と検出手段が検出した荷重との関係を示している。図18は、点Pにおいて最も大きな荷重が検出手段に入力され、点Pよりも前の点Q、点Rに荷重位置が移動するに従って、シートクッションフレームに逃げる荷重が増大し、検出荷重が減少する場合を想定している。点線は、点Pに荷重が入力された場合の検出手段の入力荷重を示し、実線は検出手段が検出する一部が損失した実際の荷重を示すグラフである。前方歪ゲージ93と後方歪ゲージ94とのちょうど中間の位置に荷重がかけられた場合(位置P)では、前方歪ゲージ93の位置と後方歪ゲージ94の位置とにおける起歪体90の曲げモーメントの大きさは等しくなる。その一方、曲げモーメントの方向については、前方歪ゲージ93が設置されている位置ではプレート部材は圧縮されるように撓み、後方歪ゲージ94が設置されている位置ではプレート部材は引張られるように撓むため(図19(a)を参照)、互いに反対の向きとなる。図19(a)の状態は、シート搭載状態で言えば、着座者が座面後部のほぼ正規の位置に着座した状態であり、最も大きな荷重が検出手段に入力された状態である。これに対して、着座者の着座位置が前方に移動し、荷重位置が位置P→位置Q→位置Rへと移っていくと、着座位置の変動に伴う曲げモーメントの変化により、前方歪ゲージ93の位置および後方歪ゲージ94の位置における引張り応力が大きくなる(図19(a)〜(c)を参照、ここで、矢印の向きは応力の方向を、矢印の長さは応力の大きさを示している)。一方、実際に検出手段に入力される荷重、すなわち前方歪ゲージ93の検出値と後方歪ゲージ94の検出値との差分については、シートクッションフレームに逃げる荷重が増大するため、検出荷重が減少し、グラフに表すと図18のように、実際の検出荷重(実線)が最大検出荷重(点線)よりも少なくなる方向にずれるようになる。これらの現象は、図17(b)の説明でも述べたとおりである。なお、位置Rは、前方歪ゲージ93と後方歪ゲージ94とに挟まれた領域より外側であるが、このときの位置Rの偏りsは、後方歪ゲージ94の位置における実際の曲げモーメントの大きさをaとし、前方歪ゲージ93の位置における実際の曲げモーメントの大きさをbとし、前方歪ゲージ93と後方歪ゲージ94との間の距離をLとすると、s=b×L/(a−b)として求めることができる(図17を参照)。
上記で説明した検出荷重のずれを補正する方法としては、例えば、前方歪ゲージ93の位置における曲げモーメントと後方歪ゲージ94の位置における曲げモーメントから算出した荷重の偏りs(=b×L/(a−b))に応じて補正係数を決定し、実際の検出荷重の値にこの補正係数を乗じて真の荷重の値に近づけることなどが考えられる。なお、このような補正係数は、例えば、同じ車両用シート装置を用いて種々の条件で荷重の値の測定を行い、この測定結果から検出された荷重と実際に付加した真の荷重との間の経験則を見出すことによって決定することができる。
このように、前方歪ゲージ93および後方歪ゲージ94で検出した検出荷重を補正して、真の荷重を求めることにより、エアバッグ装置のより適切な制御が可能となる。
≪別実施形態≫
上記の実施形態では、歪ゲージの検出値を補正して真の荷重の値を求めることにより、シートにかかる荷重(着座者の体重)を判別することが可能であるが、この別実施形態によれば、補正係数を用いることなくシート上に付加された荷重の値を直接求めることも可能である。例えば、シート上に付加された種々の大きさの荷重について、前方歪ゲージ93で検出した荷重の値に対応する出力電圧値と後方歪ゲージ94で検出した荷重の値に対応する出力電圧値との相関関係を、図20のような分布マップとして作成しておく。この分布マップから、起歪体90に荷重がかけられる位置によってグループ分けをすることができる。例えば、図20のAグループは、前方歪ゲージ93での出力電圧値および後方歪ゲージ94での出力電圧値がともに比較的小さく、さらに、前方歪ゲージ93での出力電圧値が後方歪ゲージ94での出力電圧値よりも大きくなる、いわゆる前座り状態の傾向があるので、このAグループは子供のグループであると判断し、一方Bグループは、前方歪ゲージ93での出力電圧値および後方歪ゲージ94での出力電圧値がともに比較的大きく、さらに前方歪ゲージ93での出力電圧値が幅広く分散する(すなわち、様々な姿勢で着座している)傾向があるので、このグループは大人のグループであると判断することができる。従って、このようなマップを用いれば、着座者からの荷重を前方歪ゲージ93および後方歪ゲージ94で測定するだけで、出力電圧値に対して補正を行うことなく、その着座者が大人か子供かを判別することができるので、エアバッグ装置の最適な制御を容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態における車両用シート装置の構成を示した分解斜視図である。 車両用のシート構成を示した斜視図である。 図1に示す構成において複数の荷重センサを設けた荷重受部の構成を示した第2実施形態における分解斜視図である。 図4aは図3に示す荷重受部のシート前後方向での断面図、図4bおよび図4cは図4aの変形例を示す荷重受部のシート前後方向での断面図である。 荷重受部の変形例を示した第3実施形態における斜視図である。 荷重受部の変形例を示した第4実施形態の構成を説明する断面図である。 シートにシートクッションを被せた場合の着座面の模式図である。 荷重受部の第5実施形態によるシートの斜視図である。 第5実施形態にて適用したフロント荷重受部の第1の構造を示す断面図である。 第5実施形態にて適用したフロント荷重受部の第2の構造を示す断面図である。 第5実施形態にて適用したフロント荷重受部の第3の構造を示す断面図である。 第6実施形態を示し、(a)は歪ゲージが設置された車両用シート装置の荷重受部の上面図であり、(b)は(a)の線b−bでの段面図である。 第7実施形態を示し、(a)は歪ゲージが設置された車両用シート装置の荷重受部の上面図であり、(b)は(a)の線b−bでの段面図である。 第7実施形態の変形例を示し、第1起歪体に第1歪ゲージと第2歪ゲージとが設けられ、第2起歪体に第3歪ゲージと第4歪ゲージとが設けられている。 第7実施形態の変形例を示し、シートクッションフレーム内に3つの起歪体を配置し、それぞれに歪ゲージを設けている。 荷重センサ(検出手段)が検出した荷重の値から、シート全体に実際にかかった真の荷重の値を求めるための演算手段と、制御手段と、エアバッグ装置とを備えた車両用シート装置を示す概略図である。 車両用シート装置において、(a)荷重がかけられた位置の違いによる曲げモーメントを説明するための荷重受部の断面模式図と、(b)荷重によって生じる起歪体の曲げモーメントを表したグラフである。 検出手段(歪ゲージ)によって検出した荷重の値を補正する方法を説明するためのグラフである。 荷重をかけたときに起歪体に生じる応力を表す模式図である。 前方歪ゲージで検出した荷重の値に対応する出力電圧値と後方歪ゲージで検出した荷重の値に対応する出力電圧値との相関関係を表した分布マップである。
符号の説明
1 車両用シート装置
2 ロアレール
4 ロアアーム(シートクッションフレーム、シート構造体)
8,9 連結部材(シートクッションフレーム)
10 荷重受部(第1荷重受部)
50 荷重受部(第2荷重受部)
51 ブラケット(シート構造体)
11,21,41 ベース部材
12,22,42 プレート部材
42a 取り付け孔
42b 取り付け部
42c 網目部
14 可撓プレート(可撓部材)
15 荷重センサ(検出手段)
16,17,18,19、28,29 スプリング(支持部材)
45 荷重検出装置(検出手段)
SS 着座面
ST シート
SC シートクッション
SCT 薄肉部
SB シートバック

Claims (13)

  1. 車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、
    シートクッションフレームと、
    前記着座面の下方に位置するベース部材と、
    前記シートクッションフレームに前記ベース部材を支持させる支持部材と、
    前記ベース部材上に取り付けられた可撓部材と、
    前記可撓部材に設けられた検出手段と、
    前記可撓部材に支持され、前記荷重が作用するプレート部材と
    を備えている車両用シート装置。
  2. 前記可撓部材は、前記ベース部材に対して複数設けられている請求項1に記載の車両用シート装置。
  3. 前記プレート部材は、前記可撓部材が取り付けられる取り付け部と、網状となって伸縮し前記荷重を受ける網目部とを有している請求項1または請求項2に記載の車両用シート装置。
  4. 車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、
    シートクッションフレームと、
    前記着座面の下方に位置するベース部材と、
    前記シートクッションフレームに前記ベース部材を支持させる支持部材と、
    前記ベース部材上に配設され、前記荷重が作用するプレート部材と、
    前記ベース部材と前記プレート部材との間に設けられた検出手段と
    を備えている車両用シート装置。
  5. 前記検出手段は、ホール素子である請求項4に記載の車両用シート装置。
  6. 前記シートクッションフレームおよび前記プレート部材にはシートクッションが被せられ、当該シートクッションは前記着座面の両側に薄肉部を有している請求項1または請求項4に記載の車両用シート装置。
  7. 車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、
    シートクッションフレームと、
    前記シートクッションフレームに支持され、前記着座面に作用する荷重を検出する第1荷重受部および第2荷重受部と
    を備えている車両用シート装置。
  8. 前記第1荷重受部および前記第2荷重受部は、車両の前後方向に並設されている請求項7に記載の車両用シート装置。
  9. 車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、
    シートクッションフレームと、
    前記シートクッションフレーム内に配設され、前記着座面に作用する荷重を検出する第1荷重受部と、
    前記シートクッションフレームに取り付けられ、前記着座面の前部近傍に作用する荷重を検出する第2荷重受部と
    を備えている車両用シート装置。
  10. 前記第1荷重受部および前記第2荷重受部は、それぞれ少なくとも1つの可撓部材を有している請求項7〜9のいずれか1項に記載の車両用シート装置。
  11. 車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、
    シートクッションフレームと、
    前記着座面の下方に位置するベース部材と、
    前記シートクッションフレームに前記ベース部材を支持させる支持部材と、
    前記ベース部材上に取り付けられた可撓部材と、
    前記可撓部材に設けられた第1検出手段および第2検出手段と、
    前記可撓部材に支持され、前記荷重が作用するプレート部材と
    を備えている車両用シート装置。
  12. 車両用のシートの着座面に作用する荷重を検出可能な車両用シート装置において、
    シートクッションフレームと、
    前記着座面の下方に位置するベース部材と、
    前記シートクッションフレームに前記ベース部材を支持させる支持部材と、
    前記ベース部材上に取り付けられた第1可撓部材と、
    前記第1可撓部材に設けられた第1検出手段と、
    前記ベース部材上に取り付けられた第2可撓部材と、
    前記第2可撓部材に設けられた第2検出手段と、
    前記第1可撓部材および前記第2可撓部材に支持され、前記荷重が作用するプレート部材と
    を備えている車両用シート装置。
  13. 前記第1検出手段および前記第2検出手段による検出結果を、予め格納してある補正係数で補正することにより、前記着座面に作用する荷重の値を演算導出する演算手段を備えていることを特徴とする請求項11または12に記載の車両用シート装置。
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