JP2005034937A - ソーワイヤマシン - Google Patents
ソーワイヤマシン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005034937A JP2005034937A JP2003199220A JP2003199220A JP2005034937A JP 2005034937 A JP2005034937 A JP 2005034937A JP 2003199220 A JP2003199220 A JP 2003199220A JP 2003199220 A JP2003199220 A JP 2003199220A JP 2005034937 A JP2005034937 A JP 2005034937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw wire
- drum
- machine
- saw
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Abstract
【解決手段】機枠10と、機枠10に水平方向に移動可能に取り付けられた加工物の支持台12と、支持台12の移動方向に対して金属製芯線に多数個の砥粒を固定したソーワイヤ1を垂直状に案内すべく支持台12を挟んだ上下両側に配置された一対のガイドプーリー21、23と、ソーワイヤ1の巻き取り・繰り出し用のドラム2とを備え、ソーワイヤ1で加工物を切断するソーワイヤマシンにおいて、ドラム2のソーワイヤ1の巻き取り面の直径D0 を、一対のガイドプーリー21、23の各ソーワイヤの案内面間の間隔DI にほぼ等しい寸法に設定して課題解決の手段としている。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定砥粒式ソーワイヤを用いて加工物(ワーク)を切断するに好適なソーワイヤマシンに関し、特にソーワイヤの耐久性の向上を図りながら、軽量かつ低コストなマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
固定砥粒式ソーワイヤを用いて加工物(ワーク)を切断する機械(装置)は、「ソーワイヤマシン」なる名称で広く知られている。
従来は、ソーワイヤをワーク近傍に案内する一対のガイドプーリと、ソーワイヤの駆動プーリと、ソーワイヤに適切な張力を付与する引っ張りプーリとの計4個のプーリによりソーワイヤをワークに対して往復駆動する構成となっている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)
【0003】
【特許文献1】
特表2001−510742号公報(第14頁、図1)
【特許文献2】
特表2002−540993号公報(第9〜114頁、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の装置010では、図8に示すように、ソーワイヤ012をワーク014近傍に案内する一対のガイドプーリ020と、ソーワイヤの駆動プーリ016と、ソーワイヤに適切な張力を付与する引っ張りプーリ022との計4個のプーリによりソーワイヤをワークに対して往復駆動する構成となっている。
この装置では、ソーワイヤ012は、ソーワイヤの駆動プーリ016から取り出され、ワーク014に摺接してから駆動プーリ016に巻き戻されるまでの間の1回の往工程で、駆動プーリ016を含めて、4回、ほぼ90°屈曲される。
【0005】
ソーワイヤ012によるワーク014の切断加工は、ソ−ワイヤ012を、上記工程を連続往復させることにより行われるから、ソーワイヤ012は屈曲により疲労して切断しやすくなるという課題がある。
なお、図8において、符号024はワーク014の回転式支持機構を示しており、この支持機構024はワーク(インゴット)014をその長さ方向に沿って円周方向に囲む複数個の回転コレット取り付け具026と、ワーク再位置決め機構036とを備えて構成されている。
【0006】
特許文献2に記載の装置010は、図9に示すように、ソーワイヤの駆動プーリ016、4個のガイドプーリ20、22でソーワイヤ012を駆動・ガイドする構成となっており、この特許文献2に記載のソーワイヤマシンでは、ソーワイヤ012は、ソーワイヤの駆動プーリ016から取り出され、ワーク014に摺接してから駆動プーリ016に巻き戻されるまでの間の1回の往工程で、駆動プーリ016を含めて、5回屈曲され、ソーワイヤ012は屈曲により疲労して切断しやすくなるという課題がある。
本発明は、従来のソーワイヤマシンにおける上記のような課題を解決しようとするもので、支持台の移動方向に対して上記ソーワイヤを垂直状に案内すべく同支持台を挟んだ上下両側に配置された一対のガイドプーリと、上記ソーワイヤの巻き取り・繰り出し用のドラムとを備えたソーワイヤマシンにおいて、同ドラムの上記ソーワイヤの巻き取り面の直径を上記一対のガイドプーリの各ソーワイヤの案内面間の間隔にほぼ等しい寸法に設定することにより、ソーワイヤが駆動プーリ(ソーワイヤの巻き取り・繰り出し用のドラム)から取り出され、ワークに摺接してからドラムに巻き戻されるまでの間の1回の往工程で、ドラムを
含めて、3回の屈曲ですませるような構成とすることにより、ソーワイヤの屈曲回数を低減させてソーワイヤの疲労切断を抑制できるようにした点に特徴を有する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、機枠と、同機枠に水平方向に移動可能に取り付けられた上記加工物の支持台と、同支持台の移動方向に対して金属製芯線に多数個の砥粒を固定したソーワイヤを垂直状に案内すべく同支持台を挟んだ上下両側に配置された一対のガイドプーリと、上記ソーワイヤの巻き取り・繰り出し用のドラムとを備え、上記ソーワイヤで加工物を切断するソーワイヤマシンにおいて、上記ドラムの上記ソーワイヤの巻き取り面の直径を、上記一対のガイドプーリの各ソーワイヤの案内面間の間隔にほぼ等しい寸法に設定して課題解決の手段としている。なお、上記の「一対のガイドプーリの各ソーワイヤの案内面間の間隔にほぼ等しい
寸法」とは、一対のガイドプーリの各ソーワイヤの案内面間の間隔の1.0倍〜0.6倍程度の寸法を意味する。
【0008】
また、上記ドラムのシフト機構を省略するために、同ドラムのソーワイヤの巻き取り面に螺旋溝を形成して課題解決の手段としている。
【0009】
さらに、上記螺旋溝を、断面V型形状に形成して課題解決の手段としている。
【0010】
さらにまた、上記一対のガイドプーリを上側アームと下側アームとにそれぞれ回転可能に取り付け、上記下側アームをソーワイヤマシンの機枠に上下方向に移動可能に支持する構成とするとともに、上記ソーワイヤに所定の張力を与えるための張力付与手段(たとえば重錘)を上記下側アームに取り付けて課題解決の手段としている。また、重錘の重量の調節により、ソーワイヤの張力調整を可能にして課題解決の手段としている。
【0011】
この発明のソーワイヤマシンによれば、ソーワイヤの屈曲回数を従来のマシンよりも少なくすることができ、ソーワイヤの長寿命化が可能となる。また、ドラムのシフト機構を省略できるので、マシンの軽量化、簡素化、低コスト化が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、図面とともに本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係るソーワイヤマシンの側面図、図2は同平面図、図3は同要部拡大平面図、図4は下側アームの機枠支持部の拡大側面図、図5は同平面図、図6は同正面図、図7はドラムのソーワイヤの巻き取り面の一部を示す斜視図である。
【0013】
図1において、符号10はソーワイヤマシン(以下「マシン」と略称する)の機枠を示しており、この機枠10の水平上面11にワーク支持台12が、ワーク支持台12に取り付けられたローラ12aにより、図1上で左右方向(水平方向)に移動可能に載置されている。ワーク支持台12はその左端部にワイヤ14を介して取り付けられた錘13により左方向に引っ張られて、ソーワイヤ1の通過位置(切断位置)にワークを常に一定荷重送りにすることができるように構成されている。
【0014】
支持台12の移動方向に対して、垂直状に、金属製芯線に多数個の砥粒を固定したソーワイヤ1を案内するために、支持台12を挟んだ上下両側に、一対のガイドプーリ21、23が配置されている。
この実施形態では、ガイドプーリ21、23に並んで補助ガイドプーリ22、24が取り付けられている。ガイドプーリ21、22は、上側アーム25先端部よりのところに、回転可能に取り付けられている。この上側アーム25は、機枠10に垂設された上側案内枠材31に、その基端部を上下方向の取り付け位置を調節自在に取り付けられられている。
【0015】
ガイドプーリ23、24は、下側アーム26の先端部よりのところに、回転可能に取り付けられている。この下側アーム26は、機枠10に垂直状に取り付けらた案内部材32に垂直方向に移動可能に取り付けられている。案内部材32に、下側アーム26を垂直方向に移動可能に取り付けるために、案内部材32の前面にΩ形状の突条32aが形成される一方、このΩ形状の突条32aに嵌合可能な形状の凹部を有するブラケット35が下側アーム26の基端部よりのところに取り付けられている。(ブラケット35とΩ形状32aとで、一般にリニアガイドとよばれている案内機構が構成される。)
【0016】
さらに、下側ア−ム26の基端部に、複数枚の金属板33aからなる重錘33がボルト34により着脱自在に取り付けられていて、後述するように、取り付けられる金属板33aの枚数を選定することにより、ソーワイヤ1に付与する張力を、簡単な操作で調節できる構成となっている。
【0017】
上側案内枠材31とリニアガイド32とは、ほぼ同一垂直線上に配設されており(図1の例では、両部材は若干ずれて配設されているが、この程度のずれも「ほぼ同一垂直線上に配設」の概念に含む)、これらの配設位置から図1において右側の離れたところに、ソーワイヤ1の巻き取り・繰り出し用のドラム2が機枠10に取り付けられている。この実施形態では、ドラム2はモータ3に直結された構成となっているが、間接駆動形式としてもよい。
【0018】
ドラム2はそのソーワイヤ1の巻き取り面の直径を、一対のガイドプーリ21、23の各ソーワイヤの案内溝間の間隔にほぼ等しい寸法に設定されている。
したがって、この実施形態のマシンでは、図1に示すように、ソーワイヤ1は、補助ガイドプーリ22、24から直接ドラム2に巻き取られたり、繰り出されたりするから、原理上は、一対のガイドプーリ21、23(補助ガイドプーリ22、24を含む)とドラム2との3個の部材により案内・駆動される構成となる。その結果、ソーワイヤ1がソーワイヤの巻き取り・繰り出し用のドラム2から取り出され、ワークに摺接する切断工程を経てドラム2に巻き戻されるまでの間の1回の(往)工程で、ドラム2を含めて、ソーワイヤ1は3回屈曲させられるだけとなり、従来のマシンが、1回の往工程でソーワイヤを4回〜5回屈曲させる構成であったのに較べて、ソーワイヤ1の屈曲回数を低減することができ、ソーワイヤ1の疲労切断を抑制できるようになる。この実施形態のマシンでは、ソーワイヤ1の疲労度を、従来のものに較べて約1/5に低減することができた。なお、ドラム2のソーワイヤ1の巻き取り面の直径D0 が、一対のガイドプーリの各ソーワイヤの案内溝の間の間隔DI の1.0倍〜0.6倍程度の寸法に設定されている場合においても、同様の効果を得ることができた。
【0019】
さらに、ワーク支持台12の下側に配設されるガイドプーリ23、24は、下側アーム26の先端部よりのところに回転可能に取り付けられており、この下側アーム26は機枠10に垂直状に取り付けらたリニアガイド32に垂直方向に移動可能に取り付けられ、さらに下側アーム26の基端部に、複数枚の金属板33aからなる重錘33がボルト34により着脱自在に取り付けられていて(図5参照)、この金属板33aの取り付け枚数を選定することにより、ガイドプーリ23、24を下方向に引っ張る力を調節して、ソーワイヤ1に所望の張力を、簡単な操作で調節することができるようになっている。つまり下側のガイドプーリ23、24がソーワイヤ1に所望の張力を付与するためのテンションプーリプーリの機能を備えることになるので、従来のマシンのように、テンションプーリを別個に設ける必要がなく、その分構成が簡素となり、マシンの軽量化、低コスト化が可能となる。テンションプーリを無くすことは、コスト面で有利となるばかりか、従来のマシンのカンチレバー式のテンションプーリの場合、ソ−ワイヤの往復動に伴って「振れ」が発生し、この振れによりソーワイヤが振動し、その結果切断面の表面粗さが悪くなるという欠点を解消することもできるようになる。
【0020】
従来のマシンでは、巻き取ったソーワイヤが、ドラムのソーワイヤの巻き取り面上で重ならないようにするために、ソーワイヤの巻き取り時にドラムを軸方向にすこしずつ移動させるシフト機構が設けられている。
この実施形態のマシンでは、ドラム2のソーワイヤ1の巻き取り面に、図7に示すように、螺旋溝2aを形成することにより、高価なシフト機構を省略してマシンの低コスト化を図っている。
すなわち、ドラム2のソーワイヤ1の巻き取り面に巻き取られたソーワイヤ1は、ドラム2が回転することによって、ソーワイヤ巻き取り面に形成された螺旋溝2aに沿って順次ドラム2の巻き取り面上を、ドラム2の軸方向に移動しながら巻き取られることになる。したがって、ドラム2のソーワイヤの巻き取り面上でソーワイヤ1が重なるというような事態が発生することはない。
【0021】
しかしながら、ドラム2の巻き取り面の幅があまりにも広いと、補助ガイドプーリ22、24とドラム2との間に張設されるソーワイヤ1との角度とドラム2の巻き取り面上の螺旋溝2aのリード角との間にずれが生じて、ソーワイヤ1が螺旋溝2aに旨く巻き込まれなくなってしまう虞れが発生する。そのため、この実施形態のマシンでは、図3に示すように、ドラム2の巻き取り面の幅を、巻き取り角度が7°以内になるように設定している。なお図3の例では、補助ガイドプーリ24の軸芯とドラム2の軸芯との間は約333mm,ドラム2のソーワイヤ1の巻き取り面の直径D0 は約160mmである。
なおこの角度は、ドラム2と補助ガイドプーリ22、24との間の寸法を大きくすることにより、より小さな角度に設定することができるが、マシンの簡素化、軽量化を図るのがこの発明の目的でもあるので、この実施形態では、ドラム2の巻き取り面の幅を巻き取り角度などを上記の寸法に設定した。しかしこの寸法はあくまで1例であって、本発明がこの寸法に限定されるべきでないことはいうまでもない。
【0022】
さらに、螺旋溝2aはその断面をV型形状に形成されている。螺旋溝2aの断面形状をV型形状に形成することにより、溝入り口部分の広い螺旋溝2aを形成することができ、ソーワイヤ1の巻き取り時にソーワイヤ1をスムーズに螺旋溝2aに導入することができて、ソーワイヤ1の巻き取り時のトラブルを低減することが可能となる。
【0023】
この実施形態のマシンも、ソーワイヤ1をドラム2の一方端側から巻き取りながら他方端側から繰り出して、ソーワイヤ1をワークに対して往復駆動させてワークの切断を行うものであり、従来のマシンと同様に、シリコンインゴットの切断のほか、水晶、ガラス、人工サファイヤ、石英などの硬い材料の切断に適用可能である。しかもこのマシンは、従来のものに較べて軽量なため、取り扱いが容易であるばかりか、ソーワイヤ1の疲労度が従来のものの1/5程度となるため、長期の使用に耐えることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1)ソーワイヤがソーワイヤの巻き取り・繰り出し用のドラムから取り出され、ワークに摺接する切断工程を経てドラムに巻き戻されるまでの間の工程の間でのソーワイヤの屈曲回数を低減することができるので、ソーワイヤの疲労による切断を抑制することが可能となる。
(2)下側のガイドプーリがソーワイヤに所望の張力を付与するためのテンションプーリの機能を備える構成となっているので、テンションプーリを別個に設ける必要がなく、その分構成が簡素となり、マシンの軽量化、低コスト化が可能となる。テンションプーを無くすことは、コスト面で有利になるばかりか、従来のマシンのカンチレバー式のテンションプーリの場合、ソーワイヤの往復運動に伴って「振れ」が発生し、この振れによりソーワイヤが振動し、その結果切断面の表面粗さが悪くなるという欠点をも解消することもできるようになる。
(3)ドラムのソーワイヤの巻き取り面に螺旋溝を形成することにより、高価なドラムシフト機構を省略しながら、ドラムのソーワイヤの巻き取り面上でソーワイヤが重なるというような事態の発生を防止できるため、マシンの低コスト化が可能となる。
(4)上記螺旋溝の断面をV型形状に形成したので、螺旋溝を入り口部分の広い溝に形成することができ、ソーワイヤの巻き取り時にソーワイヤをスムーズに螺旋溝に導入することができて、ソーワイヤのドラムへの巻き取り時のトラブルを低減することが可能となる。
(5)ソーワイヤの張力付与手段が重錘であり、かつその重量が調節可能であるので、ソーワイヤの張力調節が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るワイヤマシンの側面図。
【図2】同平面図。
【図3】同要部拡大平面図。
【図4】同下側アームの機枠支持部の拡大側面図。
【図5】同平面図。
【図6】同正面図。
【図7】同ドラムのソーワイヤの巻き取り面の一部を示す斜視図。
【図8】従来のワイヤマシンの側面図。
【図9】従来の他のワイヤマシンの側面図。
【符号の説明】1:ソーワイヤ、2:ソーワイヤの巻き取り・繰り出し用のドラム、10:ソーワイヤマシンに機枠、12:ワーク支持台、13:錘、21、23:ガイドプーリ、22、24:補助ガイドプーリ、25:上側アーム、26:下側アーム、31:上側案内部材、32、直線状の案内部材、33:重錘、33a:金属板、34:ボルト、D0 :ドラム2のソーワイヤ1の巻き取り面の直径、DI :一対のガイドプーリの各ソーワイヤの案内溝の間の間隔。
Claims (6)
- 金属製芯線に多数個の砥粒を固定したソーワイヤを用いて加工物を切断するソーワイヤマシンにおいて、
機枠と、同機枠に水平方向に移動可能に取り付けられた上記加工物の支持台と、同支持台の移動方向に対して上記ソーワイヤを垂直状に案内すべく同支持台を挟んだ上下両側に配置された一対のガイドプーリと、上記ソーワイヤの巻き取り・繰り出し用のドラムとを備え、
同ドラムの上記ソーワイヤの巻き取り面の直径が、上記一対のガイドプーリの各ソーワイヤの案内面間の間隔にほぼ等しい寸法に設定されていることを特徴とするソーワイヤマシン。 - 上記ドラムのソーワイヤの巻き取り面に螺旋溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のソーワイヤマシン。
- 上記螺旋溝が、断面V型形状であることを特徴とする請求項2に記載のソーワイヤマシン。
- 上記一対のガイドプーリが上側アームと下側アームとにそれぞれ回転可能に取り付けられ、上記下側アームがソーワイヤマシンの機枠に上下方向に移動可能に支持されるとともに、上記ソーワイヤに所定の張力を与えるための張力付与手段が上記下側アームに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のソーワイヤマシン。
- 上記張力付与手段が重錘であることを特徴とする請求項4に記載のソーワイヤマシン。
- 上記重錘の重量が調節可能であることを特徴とする請求項5に記載のソーワイヤマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003199220A JP4504637B2 (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | ソーワイヤマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003199220A JP4504637B2 (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | ソーワイヤマシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005034937A true JP2005034937A (ja) | 2005-02-10 |
JP4504637B2 JP4504637B2 (ja) | 2010-07-14 |
Family
ID=34208744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003199220A Expired - Fee Related JP4504637B2 (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | ソーワイヤマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4504637B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110421728A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-08 | 义乌奥莉机械科技有限公司 | 一种用于大理石等距离安全切割的切割装置 |
CN110447089A (zh) * | 2017-03-21 | 2019-11-12 | 信越半导体株式会社 | 铸块的切断方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102044919B1 (ko) * | 2018-03-15 | 2019-11-14 | 에스앤씨 주식회사 | 위치 조절가능한 롤러를 이용하여 텐션 조절이 가능하도록 한 멀티 와이어 절단장치 |
CN108527695B (zh) * | 2018-04-10 | 2020-07-28 | 绍兴文理学院 | 一种光伏硅板精加工装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327218U (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-23 | ||
JPH11138414A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-05-25 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | エンドレスワイヤソーの固定砥粒付ワイヤ |
-
2003
- 2003-07-18 JP JP2003199220A patent/JP4504637B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327218U (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-23 | ||
JPH11138414A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-05-25 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | エンドレスワイヤソーの固定砥粒付ワイヤ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110447089A (zh) * | 2017-03-21 | 2019-11-12 | 信越半导体株式会社 | 铸块的切断方法 |
CN110447089B (zh) * | 2017-03-21 | 2023-04-18 | 信越半导体株式会社 | 铸块的切断方法 |
CN110421728A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-08 | 义乌奥莉机械科技有限公司 | 一种用于大理石等距离安全切割的切割装置 |
CN110421728B (zh) * | 2019-08-16 | 2021-08-03 | 南京溧水高新产业股权投资有限公司 | 一种用于大理石等距离安全切割的切割装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4504637B2 (ja) | 2010-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4803717B2 (ja) | ワイヤソー | |
JP2002540993A (ja) | ダイヤモンドインプリグネイテッドワイヤを利用して、工作物をスライスするロッキング装置および方法 | |
JP2015155119A (ja) | ワイヤソー及び切断加工方法 | |
JP4504637B2 (ja) | ソーワイヤマシン | |
KR101252702B1 (ko) | 수평형 띠톱장치 | |
JP2012206224A (ja) | ワイヤソー及びワイヤソーにおけるローラ位置合わせ方法 | |
JP2015016538A (ja) | ワイヤソー及び切断加工方法 | |
JP2011240449A (ja) | ワイヤソー | |
JPH11198018A (ja) | 固定砥粒付エンドレスワイヤソー | |
JP2011110643A5 (ja) | ||
WO2015078110A1 (zh) | 合金焊片用线切割机 | |
KR100942144B1 (ko) | 더블 쏘우 와이어 잉곳 절단장치 | |
KR101009032B1 (ko) | 와이어 로프 유도장치 | |
JP3205718B2 (ja) | ワイヤソー切断方法及び装置 | |
JPS61100361A (ja) | ワイヤ式切断装置 | |
JPH11170245A (ja) | ワイヤ・ソー装置 | |
JPH10193019A (ja) | 電線定寸切断装置 | |
WO2011032598A1 (en) | Wire handling unit, wire saw device and method for operating same | |
KR101495150B1 (ko) | 샤프트암과 편심캠을 이용한 잉곳 틸팅장치 | |
JP2007111823A (ja) | ワイヤ式切断装置 | |
JP3704586B2 (ja) | ワイヤソー装置 | |
KR20180110390A (ko) | 반복 이송장치를 구비한 샤프트암과 편심캠을 이용한 잉곳 틸팅장치 | |
JPH11138414A (ja) | エンドレスワイヤソーの固定砥粒付ワイヤ | |
CN212331460U (zh) | 三辊下压式石材金刚线切割机 | |
JP6562216B2 (ja) | ワイヤソー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090708 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100413 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4504637 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |