JP2015016538A - ワイヤソー及び切断加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤソーのワイヤを揺動させてワークを切断する際にワイヤに掛かる負荷を低減する。
【解決手段】ワイヤ4を複数本の溝ローラ9a、9b間に巻き回すことにより形成されたワイヤ列と、前記ワイヤ列にワークWを押し付けるワーク保持テーブル44と、前記複数の溝ローラ9a、9bが一体に軸支された揺動ブロック20とを備え、前記ワイヤ列に前記ワークWを押し付けることにより該ワークWを切断するワイヤソー1であって、前記揺動ブロック20は、前記複数の溝ローラ9a、9bを一体に揺動円弧運動するように構成され、前記ワーク保持テーブル44は、前記ワークWをワイヤ列に押し付ける昇降動と、前記ワークWをワイヤ列のワイヤ4に沿った水平動とが自在に構成され、前記揺動ブロック20の揺動円弧運動に伴って、前記ワーク保持テーブル44を切断部のワイヤ4の負荷が低減する方向に水平動させるようにしたことを特徴とするワイヤソー。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行するワイヤにシリコン、サファイア、シリコンカーバイド、セラミックス等のワークを押し付けて切断するワイヤソー及び切断加工方法に関する。
従来より、1本のワイヤを複数の溝ローラ間に螺旋状に巻き回し、そのワイヤを一方向または往復走行させて、前記溝ローラ間に形成されたワイヤ列にシリコン、サファイア、シリコンカーバイド、セラミックス等のワークを押し付けることで前記ワークをウエハ状に切断するようにしたワイヤソーが知られている。
前記ワイヤソーは、シリコンカーバイドやダイヤモンド等の砥粒が混合されたスラリを供給しながらワークを切断する遊離砥粒方式のワイヤソーと、ワイヤ表面にダイヤモンド等の砥粒が電着やレジン等で固定された固定砥粒ワイヤを用い、切断部近傍に水等の加工液を供給しながらワークを切断する固定砥粒方式のワイヤソーも知られている。
前記両方式のワイヤソーは、ワークの切断が進行するに伴い、切削負荷が大きくなって切削屑の排出もされ難くなるため前記ワイヤ列を揺動円弧運動させながら切断する方法が提案されている(例えば特許文献1)。
上記のようにワイヤを揺動させながら切断する方法は、ワークとワイヤとの接触量が全体的に小さくなるため、切断負荷が低減されるとともにスラリや加工液の切断部への供給が円滑になり、切断速度が向上し、切削屑も排出され易くなる。
特開10−264143号公報
ところで、上記特許文献1の揺動機構は、ワークの切断に伴い、揺動する際に、ワイヤ列のワイヤが、ワークの切断部に押し付けられたり、ワークの切断部から離間したりされながらワークが切断されていくようになっている。
しかしながら、上記特許文献1のワイヤソーは、ワークを絶えずワイヤ列に押し付ける方向にワーク保持テーブルを移動させているので、ワイヤ列に揺動角が付いた際に、ワークの一方側へのワイヤによる負荷が高まり過ぎることがあった。
このようにワイヤへの負荷が高まり過ぎると、ワイヤが断線したり、また、切断精度も切断負荷の変動が大きくなり過ぎて、ワークが反ったり、厚みのばらつきも大きくなる問題があった。
そこで、本発明の目的は、ワイヤソーで揺動切断を行う場合に揺動角度による切断負荷を安定させ、切断精度を向上させるワイヤソー及び切断加工方法を提供することにある。
請求項1の発明は、ワイヤを複数本の溝ローラ間に巻き回すことにより形成されたワイヤ列と、前記ワイヤ列にワークを押し付けるワーク保持テーブルと、前記複数の溝ローラが一体に軸支された揺動ブロックとを備え、前記ワイヤ列に前記ワークを押し付けることにより該ワークを切断するワイヤソーであって、
前記揺動ブロックは、前記複数の溝ローラを一体に揺動円弧運動するように構成され、
前記ワーク保持テーブルは、前記ワークをワイヤ列に押し付ける昇降動と、前記ワークをワイヤ列のワイヤに沿った水平動とが自在に構成され、
前記揺動ブロックの揺動円弧運動に伴って、前記ワーク保持テーブルを切断部のワイヤの負荷が低減する方向に水平動させるようにした構成を採用したワイヤソーである。
請求項2の発明は、ワイヤを一方向又は往復走行させながら、前記ワイヤを揺動円弧運動させながら、ワーク保持テーブルに保持されたワークを押し付けて該ワークを切断するワイヤソーでの切断加工方法であって、
前記ワイヤの揺動円弧運動に伴って、前記ワーク保持テーブルを切断部のワイヤの負荷が低減する方向に水平動させるようにした構成を採用した切断加工方法である。
請求項3の発明は、前記ワーク保持テーブルの水平動する移動量が、揺動角度が0°の時のワイヤの撓み量と、揺動角度に応じたワイヤの撓み量とが同じとなるように制御される請求項2に記載の構成を採用した切断加工方法である。
請求項1及び2の発明によれば、ワイヤ列が揺動した際にワーク保持テーブルを切断部のワイヤの負荷が低減する方向に水平動されるので、ワイヤに掛かる切断負荷を低減でき、ワイヤの断線を防止できる。
また、請求項3の発明によれば、揺動角度に応じて、ワーク保持テーブルの水平動する量を制御することで、絶えず切断負荷を一定に保つことができるので、ワーク切断精度が向上する。
は、本発明の一実施形態を表すワイヤソーの全体概略正面図である。 は、本発明の一実施形態を表すワイヤソーの一部切欠き右側断面図である。 は、本発明の一実施形態を表すワイヤソーのワーク移動機構部の部分拡大図である。 (a)及び(b)は、本発明のワイヤソーにおける揺動動作の説明図である。 (c)及び(d)は、本発明のワイヤソーにおける揺動動作の説明図である。 (a)乃至(c)は、本発明のワイヤソーにおける揺動動作の要部拡大説明図である。 (a)及び(b)は、従来のワイヤソーにおける揺動動作の説明図である。
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図3に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を表すワイヤソーの全体概略正面図である。図1のようにワイヤソー1は、ワイヤ4を供給する供給リール2と、表面に多数の溝が刻まれるとともにワイヤ4が所定のピッチで前記多数の溝に巻き回される2本の溝ローラ9a、9bと、ワイヤ4を巻き取る回収リール3とを備えている。
また、前記供給リール2から繰出されるワイヤ4は、供給リール軸に沿って往復動するトラバースプーリ5でトラバースされながら複数のガイドプーリ6を経由してテンションローラ8に導かれる。前記テンションローラ8は、上下方向に揺動するテンションアーム7によってワイヤ4に所定の張力を付与するようになっている。
前記テンションローラ8を経由したワイヤ4は、複数のガイドローラ6を経た後、ガイドローラ6の一つに設けられたロードセル14で張力が測定され、前記溝ローラ9a、9bに多数回螺旋状に巻き付けられてワイヤ列を形成する。
前記溝ローラ9a、9bから回収側へ導かれたワイヤ4は、前記供給側と同様に回収側ガイドローラ12の一つに設けられたロードセル15によって張力が測定される。この後、前記ワイヤ4は、供給側と同様に上下方向に揺動するテンションアーム10の先端に設けられたテンションローラ11で適宜の張力に調整される。テンションが調整された前記ワイヤ4は、トラバーサプーリ13により所定のピッチでトラバースされながら回収リール3に巻き取られる。前記ワイヤ4を往復走行させながらワークWを切断する場合は、所定の周期で供給側と回収側のワイヤ4の走行方向を反転制御させる。
前記溝ローラ9a、9bは揺動ブロック20に軸支され、揺動ブロック20の背面に設けられたモータ28(図2参照)により、往復回転するようになっている。前記揺動ブロック20は、モータ23とベルト22を介して前記溝ローラ9a、9bに接続され、揺動軸芯27を基点に揺動円弧運動するようになっている。揺動軸芯27を設ける位置は、切断するワークの材質、形状に合わせて、溝ローラ9a、9b間の中心線状に位置すれば特に制限なく設定できる。
前記溝ローラ9a、9bの上方には、ワーク保持機構30が設けられている。前記ワーク保持機構30は、モータ33による昇降動が自在の昇降枠41と、モータ48による水平動が自在のワーク保持テーブル44とを備え、このワーク保持テーブル44にワークWが、カーボン、セラミックス、ガラス等で形成されたダミー部材47を介して接着される。
次に図2及び図3に基づいて、本発明の詳細を説明する。
図2は、本発明のワイヤソーの一部を切欠いた右側断面図である。図示中央付近には機枠25が立設され、この機枠25の中央付近には、クロスローラーベアリング等のベアリング24を介してほぼ円柱状の揺動ブロック20が軸支されている。前記揺動ブロック20の前側には、支持枠26が突出して設けられ、前記揺動ブロック20と前記支持枠26との間に溝ローラ9a、9bが軸支されている。両溝ローラ9a、9bは、モータ28により図示しない適宜の伝達機構によって往復回転が自在になっている。
前記揺動ブロック20の後端側外周には図示しない適宜の歯車が形成されている。また、機枠25の下方には、機枠25の後方に向かって支持枠25aが突出して設けられ、この支持枠25aにモータ23が固定されている。前記支持枠25aと機枠25の間には、前記モータ23に軸止された駆動プーリ21が設けられている。前記揺動ブロック20の歯車と前記駆動プーリ21との間にはタイミングベルト22が張設され、前記モータ23を往復駆動させることで揺動ブロック20が揺動軸芯27を中心に揺動円弧運動するようになっている。
前記機枠25の上方にはワーク保持機構30が設けられている。前記ワーク保持機構30は、前記機枠25の前面側に設けられた支持ブロック38と、この支持ブロック38から下垂するように設けられた支持軸38aと、この支持軸38aの下端に固定された昇降枠41と、前記溝ローラ9a、9bの軸方向と垂直に前記昇降枠41の下面に敷設されたレール42と、前記レール42と摺動可能に嵌合したスライダ43を介して設けられたワーク保持テーブル44と、前記昇降枠41の下面の一端に設けられたモータ48(図1及び図3参照)と、前記モータ48に接続されレール42と平行に設けられたボールネジ46とから構成されている。また、ワーク保持テーブル44の上面側にはナット部材45が設けられ、前記ボールネジ46と螺合している。従って、前記モータ48を駆動することでワーク保持テーブル44は、前記レール42に沿って、水平動するようになっている。
また、前記支持ブロック38と機枠25との間には、この機枠25に固定された支持枠32が、機枠25に沿って設けられており、この支持枠32には、前記機枠25に沿って立設したボールネジ31が軸支されている。また、前記支持枠32の前面側には前記機枠25に沿った上下方向にレール37が敷設されている。
また、前記ボールネジ31の上端には従動プーリ35が軸止されている。また、前記機枠25の上方後側には、モータ33が設けられ、このモータ33には、駆動プーリ34が軸止されている。また、前記駆動プーリ34と従動プーリ35との間には、機枠25の開口部25を介してベルト36が張設されている。
前記支持ブロック38の後面側にはナット部材39が設けられ、このナット部材39がボールネジ31と螺合している。また、前記支持ブロック38の後面側にはスライダ40が設けられ、前記レール37と摺動可能に嵌合しており、前記モータ33を駆動することで前記ワーク保持テーブル44が昇降するようになっている。このようにワーク保持テーブル44が昇降することで、このワーク保持テーブル44に保持されたワークWがワイヤソー1のワイヤ列に押し付けられるようになっている。
また、図示しない制御部で前記揺動ブロック20の揺動角度、揺動速度、ワーク保持テーブル44の昇降方向の移動量、ワーク保持テーブル44の水平方向の移動量、その他ワイヤソーの各部の動作が適宜制御されるようになっている。
以上が、本発明のワイヤソーの構成であり、次に本発明のワイヤソーの動作について以下説明する。
本発明の原理を説明するに当たり、従来のワイヤソーでワークWを切断する場合のワイヤ4の撓みを図7に基づいて説明する。
図7(a)は、ワイヤ列を揺動円弧運動させながらワークWを切断している状態であり、揺動角度が0°となった状態を表す。図示ハッチ部分は、ワークWの未切断部分Wbを表し、ワークWのハッチ部分以外は、ワークWの既切断部分Waを表している。なお、この時、溝ローラ50a、50bの上側ワイヤ列は、切断の負荷により、僅かに撓んでいる。
この揺動角度が0°となった状態においては、ワイヤ4の溝ローラ50a、50b間の上側ワイヤ長さは、ワイヤ4の両側直線部L1、L2と、溝ローラ50a、50bのそれぞれとワイヤ4が接している円弧部分の長さA1、A2と、ワーク未切断部分Wbと接しているワイヤ4の円弧部分の長さA3との総和Laとなる。
図7(b)は、ワイヤ列が揺動し、予め設定された揺動角度が最大となった状態を表す。この時の上側ワイヤ列のワイヤ4の溝ローラ50a、50b間のワイヤ長さは、ワイヤ4の両側直線部L3、L4と、溝ローラ50a、50bのそれぞれとワイヤ4が接している円弧部分の長さA4、A5と、ワーク未切断部分Wbと接しているワイヤ4の円弧部分の長さA6との総和Lbとなる。
上記揺動角度0°の時のワイヤ長さの総和Laと上記揺動角度最大の時のワイヤ長さの総和Lbを比較した場合、揺動角度最大の時のワイヤ長さの総和Lbは、ワイヤ4がワークWの未切断部分Wbに押し付けられる量が多いため、ワイヤ長さの総和Lbの方が総和Laよりも大きくなる。従って、ワイヤ4は、揺動角度の変化に応じて、切断負荷による張力変動を受けていることが分かる。
一般的にワイヤソーでの被加工物の切断精度は、切断中の各種条件の変化(例えば、温度、ワイヤの張力、加工液の状態等)の影響を受けるため、切断中の条件変化を少なくする方が好ましい。そこで、本発明では、上記揺動角度の変化によるワイヤ4の負荷変動を低減するようになっている。以下、図4乃至図6に基づいて、その詳細を説明する。
図4(a)は、ワイヤ4を一方向又は往復方向に走行させると共にワイヤ列を揺動円弧運動させながら切断していく途中の状態を表し、ワイヤ列の揺動角度が0°となった状態を表す。図示のようにワイヤ4は、切断負荷により二点鎖線の状態から実線の状態へと撓んでいることが分かる。
図4(b)は、ワイヤ列が揺動円弧運動し、揺動角度が最大となった状態を表す。この揺動角度が0°から最大角度へと変化していくに従ってワークWを前記ワイヤ列のワイヤに沿って水平動させる。この時のワークWを移動させる方向は、ワイヤ4にかかる負荷を低減する方向である。即ち、図示のようにワイヤ列が右上がり傾斜となる場合は、ワークWをワイヤ列のワイヤに沿って左方向に移動させる。
なお、ワークWを横方向に移動させる量は、ワークWの形状、大きさ、材質等に併せて適宜選択すれば良い。また、ワークWを移動させる制御は、予め計算しておいて制御部に入力しても良いし、形状、大きさ、揺動させる角度等に応じて自動的に計算されるようにしても良い。また、ワイヤ4にかかる切断負荷をワイヤ4の撓みや、ワークWにかかる負荷からセンサで検出するようにし、その検出値に合せてワークWの水平動を制御するようにしても良い。なお、このワークWの水平動は、変化が急激とならないようPI制御等を取り入れることが好ましい。
図5(c)は、ワイヤ列の揺動角度が0°となった状態であり、図4(a)と同様である。
図5(d)は、ワイヤ列の揺動角度が最大となった状態であり、ワイヤ4が左上がり傾斜となった状態を表す。この時、図4(b)とは左右対称となった状態となる。
図6(a)乃至(c)は、本発明でワイヤ4の切断負荷が軽減される様子を表した要部拡大図面である。この時、揺動軸芯27よりも下方に向かってワイヤ4が撓んでいる。
図6(b)は、ワイヤ列が揺動しワイヤ4が右上がり傾斜となった時にワイヤ4に掛かっている負荷の状態を説明する説明図である。図示二点鎖線は、ワークWの未切断部分Waによる負荷を受けずにワイヤ列を揺動させたと仮定した場合のワイヤ4の仮想位置を表す。実線位置は、ワイヤ列が揺動した場合にワークWの未切断部分Waによる負荷を受けた状態を表す。このようにワイヤ4の受ける負荷部分は、負荷部Wcとして表される。
図6(c)は、ワイヤ4にかかる負荷を軽減するために負荷を軽減する方向(図示左方向)にワークWを移動させてワイヤ4にかかる負荷を軽減した状態を表す。このようにワークWを水平動させることで、図6(b)における負荷部Wcがなくなっていることがわかる。
以上が、本発明のワイヤソーの一実施形態であるが、本発明はこれらに限定されず、発明の範囲内で適宜変更できる。
W ワーク
1 ワイヤソー
2 供給リール
3 回収リール
4 ワイヤ
5 トラバースプーリ
6 ガイドプーリ
7 テンションアーム
8 テンションローラ
9a 溝ローラ
9b 溝ローラ
10 テンションアーム
11 テンションローラ
12 ガイドローラ
13 トラバースプーリ
14 ロードセル
15 ロードセル
20 揺動ブロック
21 駆動プーリ
22 ベルト
23 モータ
24 ベアリング
25 機枠
25a モータ固定枠
25b 開口部
26 支持枠
27 揺動軸芯
28 モータ
30 ワーク保持機構
31 ボールネジ
32 支持枠
33 モータ
34 駆動プーリ
35 従動プーリ
36 ベルト
37 レール
38 支持ブロック
38a 支持軸
39 ナット部材
40 スライダ
41 昇降枠
42 レール
43 スライダ
44 ワーク保持テーブル
45 ナット部材
46 ボールネジ
47 ダミー部材
48 モータ
50a 溝ローラ
50b 溝ローラ

Claims (3)

  1. ワイヤを複数本の溝ローラ間に巻き回すことにより形成されたワイヤ列と、前記ワイヤ列にワークを押し付けるワーク保持テーブルと、前記複数の溝ローラが一体に軸支された揺動ブロックとを備え、前記ワイヤ列に前記ワークを押し付けることにより該ワークを切断するワイヤソーであって、
    前記揺動ブロックは、前記複数の溝ローラを一体に揺動円弧運動するように構成され、
    前記ワーク保持テーブルは、前記ワークをワイヤ列に押し付ける昇降動と、前記ワークをワイヤ列のワイヤに沿った水平動とが自在に構成され、
    前記揺動ブロックの揺動円弧運動に伴って、前記ワーク保持テーブルを切断部のワイヤの負荷が低減する方向に水平動させるようにしたことを特徴とするワイヤソー。
  2. ワイヤを一方向又は往復走行させながら、前記ワイヤを揺動円弧運動させながら、ワーク保持テーブルに保持されたワークを押し付けて該ワークを切断するワイヤソーでの切断加工方法であって、
    前記ワイヤの揺動円弧運動に伴って、前記ワーク保持テーブルを切断部のワイヤの負荷が低減する方向に水平動させるようにしたことを特徴とする切断加工方法。
  3. 前記ワーク保持テーブルの水平動する移動量が、揺動角度が0°の時のワイヤの撓み量と、揺動角度に応じたワイヤの撓み量とが同じとなるように制御されることを特徴とする請求項2に記載の切断加工方法。
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