JP2005034364A - 体動検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成でありながらも、被験体の体動を検出する場合の検出精度の低下を抑制することが可能となる体動検出装置を提供する。
【解決手段】 互いに異なる方向に向いた複数軸(XYZ軸)方向の加速度を検出する加速度検出手段100と、加速度検出手段100にて検出された複数軸(XYZ軸)方向の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段200と、信号合成手段200によって合成された1つの信号に基づいて被験体の体動を判別する体動判別手段300が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、互いに異なる方向に向いた複数軸方向の加速度を検出する加速度検出手段が設けられた体動検出装置に関する。
上記体動検出装置は、例えば被験体としての人体の歩行動作時の歩数を検出し、またその歩数検出に基づいて消費カロリーを算出する歩数計等に使用されるものである。従来、被験体に装着されたときの装置の姿勢にかかわらず、簡易な構成によって体動を検出するために、互いに直交するXY2軸又はXYZ3軸方向の加速度を検出する2つ又は3つの加速度センサを備え、その2つ又は3つの加速度センサのうちから振動波形の振幅やパワーが大きい1つの軸方向の加速度センサを選択し、その選択した1つの加速度センサの出力信号を演算処理して人体の歩行動作(歩数)等を検出する体動検出装置が提案されていた(特許文献1参照)。
特開2002−191580号公報
上記従来技術の体動検出装置では、実際の振動方向がXY2軸又はXYZ3軸の加速度センサから選択した1つの加速度センサの検出方向に近い場合は、体動の検出精度はそれほど低下しないが、実際の振動方向がXY2軸又はXYZ3軸の中間方向に近い場合には、選択されなかった軸方向の加速度成分の大きさが比較的大きいにもかかわらず無視される結果、体動の検出精度の低下が大きくなる不都合がある。
また、上記従来技術では、先端に錘を付けた片持ち梁の変形を圧電素子で検出する構造の加速度センサを用いているため、センササイズが大きくなり、その結果、上記構造の加速度センサを2つ又は3つ搭載した体動検出装置が大型化する不利もある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、その目的は、簡易な構成でありながらも、被験体の体動を検出する場合の検出精度の低下を抑制することが可能となる体動検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る体動検出装置の第一の特徴構成は、前記加速度検出手段にて検出された前記複数軸方向の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段と、前記信号合成手段によって合成された1つの信号に基づいて被験体の体動を判別する体動判別手段が設けられている点にある。
すなわち、被験体に装着等した状態で、加速度検出手段によって検出される複数軸方向の加速度信号成分の全部を用いて、信号の大きさが大きくて実際の加速度信号への寄与率が高い加速度信号成分については大きな重み付けをして加算する一方、信号の大きさが小さくて実際の加速度信号への寄与率が低い加速度信号成分については小さな重み付けをして加算するので、信号の大きさが小さい加速度信号成分も加算処理の対象となって、合成した1つの信号の実際の加速度信号に対する再現性が良くなり、その結果、合成した1つの信号に基づく体動の検出精度の低下が抑制される。
しかも、上記重み付けをしての加算処理は、比較的簡易な演算構成によって実現することができる。
従って、簡易な構成でありながらも、被験体の体動を検出する場合の検出精度の低下を抑制することが可能となる体動検出装置が提供される。
同第二の特徴構成は、前記加速度検出手段にて検出された前記複数軸方向の加速度信号成分のうちから選択した2以上の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段と、前記信号合成手段によって合成された1つの信号に基づいて被験体の体動を判別する体動判別手段が設けられている点にある。
すなわち、被験体に装着等した状態で、加速度検出手段によって検出される複数軸方向の加速度信号成分うちから選択した2以上の加速度信号成分を用いて、信号の大きさが大きくて実際の加速度信号への寄与率が高い加速度信号成分については大きな重み付けをして加算する一方、信号の大きさが小さくて実際の加速度信号への寄与率が低い加速度信号成分については小さな重み付けをして加算するので、上記選択した2以上の加速度信号成分については、信号の大きさが小さい加速度信号成分であっても加算処理の対象となって、合成した1つの信号の実際の加速度信号に対する再現性が良くなり、その結果、合成した1つの信号に基づく体動の検出精度の低下が抑制される。
しかも、上記重み付けをしての加算処理は、比較的簡易な演算構成によって実現することができること、及び、複数軸方向の加速度信号成分の一部については選択されず加算処理の対象とならないので、この点でも演算構成が簡易になる。
従って、第一の特徴構成よりもさらに簡易な構成でありながらも、被験体の体動を検出する場合の検出精度の低下を抑制することが可能となる体動検出装置が提供される。
同第三の特徴構成は、上記第二の特徴構成に加えて、前記信号合成手段が、前記複数軸方向の加速度信号成分のうち、信号の大きさが小さい順で前記選択の対象から除外する点にある。
すなわち、複数軸方向の加速度信号成分のうちから2以上の加速度信号成分を選択する場合に、複数軸方向の加速度信号成分うちで信号の大きさが小さい加速度信号成分から順に除外して残った2以上の加速度信号成分を選択するので、信号の大きさが大きい方の加速度信号成分は優先して加算処理の対象となり、加算処理によって合成する1つの信号の実際の加速度信号に対する再現性の低下を抑制することができる。
従って、第二の特徴構成の体動検出装置を実施する際の好適な実施形態が提供される。
同第四の特徴構成は、前記加速度検出手段にて検出された前記複数軸方向の加速度信号成分のうちで、信号の大きさが所定の閾値を超えた少なくとも2以上の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段と、前記信号合成手段によって合成された1つの信号に基づいて被験体の体動を判別する体動判別手段が設けられている点にある。
すなわち、被験体に装着等した状態で、加速度検出手段によって検出される複数軸方向の加速度信号成分のうちで、信号の大きさが所定の閾値を超えない加速度信号成分については加算処理の対象から除外する一方、信号の大きさが所定の閾値を超えた少なくとも2以上の加速度信号成分を用いて、信号の大きさが大きくて実際の加速度信号への寄与率が高い加速度信号成分については大きな重み付けをして加算し、信号の大きさが小さくて実際の加速度信号への寄与率が低い加速度信号成分については小さな重み付けをして加算するので、信号の大きさが所定の閾値を超えた加速度信号成分については、信号の大きさが小さい加速度信号成分も加算処理の対象となって、合成した1つの信号の実際の加速度信号に対する再現性が良くなり、その結果、合成した1つの信号に基づく体動の検出精度の低下が抑制される。
上記のように、信号の大きさが所定の閾値を超えた加速度信号成分については必ず加算処理の対象とするので、加算処理での精度の低下を抑制できる一方、信号の大きさが所定の閾値を超えない加速度信号成分については加算処理の対象としないので、演算構成を簡素化できる場合があり、また、上記重み付けをしての加算処理は、比較的簡易な演算構成によって実現することができる。
従って、第一の特徴構成よりもさらに簡易な構成にできる可能性を有し、被験体の体動を検出する場合の検出精度の低下を抑制することが可能となる体動検出装置が提供される。
同第五の特徴構成は、上記第一から第四のいずれかの特徴構成に加えて、前記信号合成手段が、前記加速度検出手段の検出情報を所定時間間隔でサンプリングしたサンプリングデータごとに、前記各軸方向の加速度信号成分について信号の大きさを判断する点にある。
すなわち、第一から第四の特徴構成では、上記サンプリングデータごとに判断した複数軸方向の加速度信号成分の信号の大きさに基づいて、各軸方向の加速度信号成分に付す重み付け係数を決定して上記サンプリングデータごとに前記加算処理を行う。
このとき、第三の特徴構成のごとく、上記サンプリングデータごとに判断した複数軸方向の加速度信号成分の信号の大きさに基づいて、選択の対象から除外する加速度信号成分を決定することとしてもよいし、第四の特徴構成のごとく、上記サンプリングデータごとに判断した複数軸方向の加速度信号成分の信号の大きさに基づいて、複数軸方向の加速度信号成分が所定の閾値を越えたか否かを判断し、閾値を越えた加速度信号成分のみを用いることとしてもよい。
従って、サンプリングデータを蓄積する処理を行わずに、サンプリングデータごとに逐次演算処理して信号合成するので、信号合成手段を構成する演算素子として、記憶や演算などの処理性能がそれほど大きくない安価なマイコン等を用いることができ、安価で実用的な体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
同第六の特徴構成は、上記第一から第四のいずれかの特徴構成に加えて、前記信号合成手段が、前記加速度検出手段の検出情報を所定時間間隔でサンプリングしたサンプリングデータを蓄積して振動波形を生成し、その振動波形の振幅によって前記各軸方向の加速度信号成分について信号の大きさを判断する点にある。
すなわち、第一から第四の特徴構成では、上記サンプリングデータを蓄積して生成した振動波形の振幅から判断した各軸方向の加速度信号成分の信号の大きさに基づいて、各軸方向の加速度信号成分に付す重み付け係数を決定して前記加算処理を行う。
このとき、第三の特徴構成のごとく、上記振動波形の振幅から判断した各軸方向の加速度信号成分の信号の大きさに基づいて、選択の対象から除外する加速度信号成分を決定することとしてもよいし、第四の特徴構成のごとく、上記振動波形の振幅から判断した各軸方向の加速度信号成分の信号の大きさに基づいて、複数軸方向の加速度信号成分が所定の閾値を越えたか否かを判断し、閾値を越えた加速度信号成分のみを用いることとしてもよい。
従って、信号合成手段を構成する演算素子として記憶や演算などの処理性能に余裕があるマイコン等を使用できる場合に、所定期間に亘る振動波形の振幅に基づいて各軸方向の加速度信号成分の信号の大きさを安定して的確に判断することができる実用的な体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
同第七の特徴構成は、上記第一から第六のいずれかの特徴構成に加えて、前記信号合成手段が、前記信号の大きさが小さい加速度信号成分における信号の変化方向と前記信号の大きさが大きい加速度信号成分における信号の変化方向が同方向の場合には、前記信号の大きさが小さい加速度信号成分に付す前記重み付け係数の符号を前記信号の大きさが大きい加速度信号成分に付す前記重み付け係数の符号に対して同符号とし、前記信号の大きさが小さい加速度信号成分における信号の変化方向と前記信号の大きさが大きい加速度信号成分における信号の変化方向が反対方向の場合には、前記信号の大きさが小さい加速度信号成分に付す前記重み付け係数の符号を前記信号の大きさが大きい加速度信号成分に付す前記重み付け係数の符号に対して反対の符号とする点にある。
すなわち、信号の大きさが小さい加速度信号成分の信号の変化方向と信号の大きさが大きい加速度信号成分の信号の変化方向が同方向の場合には、両方の加速度信号成分に付する重み付け係数を同符号としても、加算処理によって両方の加速度信号成分が打ち消し合うこともなく、合成された信号の元の加速度信号に対する再現性は確保される。一方、信号の大きさが小さい加速度信号成分の信号の変化方向と信号の大きさが大きい加速度信号成分の信号の変化方向が反対方向の場合に、両方の加速度信号成分に付する重み付け係数と同符号にすると、加算処理によって両方の加速度信号成分が打ち消し合い、合成された信号の元の加速度信号に対する再現性が悪くなるが、信号の大きさが小さい加速度信号成分に付する重み付け係数を信号の大きさが大きい加速度信号成分に付する重み付け係数と反対の符号にすると、加算処理によって両方の加速度信号成分が打ち消し合わず、合成された信号の元の加速度信号に対する再現性が良くなる。
従って、元の加速度信号に対して再現性が良い合成信号に基づいて、検出精度の低下を一層抑制することが可能となる体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
同第八の特徴構成は、上記第一から第六のいずれかの特徴構成に加えて、前記信号合成手段が、前記各軸方向の加速度信号成分の絶対値に前記重み付け係数を夫々付して前記加算処理を行う点にある。
すなわち、各軸方向の加速度信号成分における信号の変化方向にかかわらず、各軸方向の加速度信号成分の絶対値に前述の重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する。この場合、合成された信号において少なくとも信号の大きさについては実際の加速度信号を再現しているので、この合成された1つの信号に基づいて体動を判別することができる。ただし、例えば単振動波形で加速度信号が加わったときに上記加算処理で合成される信号は元の加速度信号波形に比べて波の数が2倍になるので、合成信号に基づく体動の判別、例えば歩数の判別は実際のカウント値の1/2を歩数とする等の処理が必要になる。
従って、複数軸方向の加速度信号成分における信号の変化方向を判断する構成が不要となり、信号合成する際の演算構成を簡素化させた体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
同第九の特徴構成は、上記第一から第六のいずれかの特徴構成に加えて、前記信号合成手段が、前記各軸方向の加速度信号成分を2乗した値に前記重み付け係数を付して前記加算処理を行う点にある。
すなわち、各軸方向の加速度信号成分を2乗した値に前述の重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する。この場合、合成された信号においては元の加速度信号の大きさが2乗演算によって増幅されているので、この合成信号に基づいて体動判別を一層容易に行うことができる。この場合も、第八の特徴構成と同様に、合成信号は元の加速度信号に比べて波の数が2倍になるので、例えば歩数の判別で実際のカウント値の1/2を歩数とする等の処理が必要になる。
従って、2乗演算によって各軸方向の加速度信号成分における信号の変化方向を判断する処理を不要として演算構成を簡素化しながら、2乗演算によって増幅させた合成信号に基づいて体動判別を容易に行うことが可能となる体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
同第十の特徴構成は、上記第九の特徴構成に加えて、前記信号合成手段が、前記加算処理によって得られる前記1つの信号に、前記各軸方向の加速度信号成分のうち信号の大きさが大きい加速度信号成分における信号の変化方向に対応する符号を付ける点にある。
すなわち、各軸方向の加速度信号成分の2乗値を加算処理して得られる合成信号の符号は、各軸方向の加速度信号成分のうちで信号の大きさが大きい加速度信号成分における信号の変化方向に対応する符号となるので、合成信号には元の加速度信号における信号の変化方向の情報が反映される。例えば単振動の加速度信号が加わった場合に、合成信号には元の加速度信号の単振動波形が再現される。
従って、元の加速度信号における信号変化の方向を極力再現させ且つ2乗演算によって増幅させた合成信号に基づいて、体動判別を容易且つ適切に行うことが可能となる体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
同第十一の特徴構成は、上記第一から第十のいずれかの特徴構成に加えて、前記信号合成手段が、少なくとも3以上の前記各軸方向の加速度信号成分に対して、2つの信号を加算する前記加算処理を段階的に繰り返して前記1つの信号を合成する点にある。
すなわち、少なくとも3以上の各軸方向の加速度信号成分を合成する場合に、2つの軸方向の加速度信号成分を2つの信号とする前記加算処理や、この加算処理で得られた中間の合成信号と他の1つの軸方向の加速度信号成分を2つの信号とする前記加算処理や、2つの上記中間の合成信号を2つの信号とする前記加算処理を段階的に繰り返して1つの信号を合成する。
従って、2つの信号に対する同じ加算処理を繰り返すことで、少なくとも3以上の各軸方向の加速度信号成分から1つの信号を合成することができるので、信号合成のための演算構成を簡素化させた体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
同第十二の特徴構成は、上記第一から第十一のいずれかの特徴構成に加えて、前記信号合成手段が、互いに直交する2軸方向の加速度信号成分を加算処理する場合に、前記信号の大きさが大きい加速度信号成分に付する前記重み付け係数と前記信号の大きさが小さい加速度信号成分に付する前記重み付け係数の比を、1対0.4もしくはその近傍の値とする点にある。
すなわち、上記のような値の重み付け係数を付して互いに直交する2軸方向の加速度信号成分について加算処理することにより、実際の加速度の方向が直交する2軸方向のいずれかに一致する場合に加えて、実際の加速度の方向が直交する2軸の中間方向に位置している場合即ち直交する2軸に対してなす角度が夫々45度付近の場合にも、得られる合成信号は元の加速度信号を良好に再現するので、元の加速度信号に対する合成信号の近似精度を、実際の加速度の方向が上記2軸に対してなす角度の全体(0度から90度)においてバランス良く且つ高い状態に維持することができる。
従って、互いに直交する2軸方向の加速度信号成分から加算処理によって元の加速度信号を良好に再現するための前記重み付け係数を具体的に特定した体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
同第十三の特徴構成は、上記第一から第十二のいずれかの特徴構成に加えて、前記加速度検出手段が、対向配置された基準側電極と振動側電極のいずれか一方の電極上にエレクトレット部材を形成して、前記振動側電極の変位による前記両電極間の静電容量の変化を加速度信号として検出する静電型加速度センサを複数個備え、前記複数個の静電型加速度センサの夫々によって前記複数軸方向の加速度を夫々検出する点にある。
すなわち、前記複数軸方向の加速度が加わると、各軸方向の加速度に応じて各静電型加速度センサに備えた振動側電極が変位して基準側電極と振動側電極の間の静電容量が変化し、複数個の静電型加速度センサの夫々の両電極間の静電容量の変化によって複数軸方向の加速度が夫々検出される。
従って、加速度検出手段が一対の電極を対向配置させた簡素な構造の静電型加速度センサによって構成されるので、装置の小型化が可能となる体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
同第十四の特徴構成は、上記第一から第十三のいずれかの特徴構成に加えて、前記体動判別手段が、前記被験体としての人体の歩行動作に伴う歩数又は運動強度、あるいはこれらから算出される消費カロリーを判別する点にある。
すなわち、人が体動検出装置もしくは体動検出装置を備えた機器を保持もしくは装着して歩行すると、歩行に伴う人体の前後、左右、上下方向への振動により体動検出装置に加速度が加わり、体動判別手段によって歩数又は運動強度、あるいは歩数や運動強度から算出される消費カロリーが判別される。
従って、人体の歩行動作に伴う体動情報を得るために、上記歩数又は運動強度の検出に基づいて歩数の積算カウントや運動強度の積算、ある区間の運動強度とその区間の歩数との積の積算、及び、これらから算出される消費カロリー即ち消費エネルギの算出などを行うことが可能となる体動検出装置の好適な実施形態が提供される。
本発明に係る体動検出装置の実施形態について歩数計に適用した場合を例にして説明する。
図1に示すように、本発明の体動検出装置には、互いに異なる方向に向いた複数軸方向の加速度を検出する加速度検出手段100と、前記加速度検出手段100にて検出された前記複数軸方向の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段200と、前記信号合成手段200によって合成された1つの信号に基づいて被験体の体動を判別する体動判別手段300が設けられている。
上記加速度検出手段100は、図2に示すように、互いに直交するXYZ3軸方向の加速度を検出するように、X軸方向の加速度センサ1A、Y軸方向の加速度センサ1B及びZ軸方向の加速度センサ1Cを回路基板9上に設置している。具体的な構造例を図3に示すが、加速度検出手段100は、対向配置された基準側電極20と振動側電極21のいずれか一方の電極上にエレクトレット部材を形成して、振動側電極21の変位による両電極20,21間の静電容量の変化を加速度信号として検出する静電型加速度センサ(エレクトレットコンデンサー型加速度センサともいう)1A,1B,1Cを複数個(3個)備え、その複数個の静電型加速度センサ1A,1B,1Cの夫々によって複数軸方向(XYZ軸方向)の加速度を夫々検出する。なお、回路基板9の面に沿ってXY軸方向が設定され、回路基板9の面に直交する方向がZ軸方向になるように、各静電型加速度センサ1A,1B,1Cを配置している。
上記静電型加速度センサ1A,1B,1Cの構造について説明すれば、3つの静電型加速度センサ1A,1B,1Cのうちの1つにおいて、基準側電極20は音響用振動膜であり、振動側電極21は揺動用振動膜である。そして、上記音響用振動膜20と揺動用振動膜21の互いに対向する面上にエレクトレット部材がそれぞれ形成されて、音響用振動膜20および揺動用振動膜21が電極として機能する。なお、残りの2つの静電型加速度センサにおいては、基準側電極20は振動しない固定電極であり、揺動用振動膜21の面上だけにエレクトレット部材を形成する。
上記音響用振動膜20は、音孔22を有する円筒状のハウジング23中の音孔22側に音響用振動膜リング24とスペーサ25とに挟持された状態で搭載され、揺動用振動膜21は、揺動用振動膜ホルダ26に支持される揺動用振動膜リング27とスペーサ25とに挟持された状態で搭載される。さらに、揺動用振動膜21には、その固有振動数を調整するための重り28が音響用振動膜20に対面する面の反対面に装着されている。また、揺動用振動膜21と基板29とは、揺動用振動膜リング27とゲートリング30とを介して接続され、揺動用振動膜21で検出した音響用振動膜20と揺動用振動膜21間の静電容量変化は基板29上に設けられたFET31に電圧信号として伝達される。
従って、基準側電極20が音響用振動膜である1つの静電型加速度センサ1A,1B,1Cにおいては、共にエレクトレット部材が形成された音響用振動膜20と揺動用振動膜21とによってコンデンサ部が構成され、音響が音孔22からハウジング23内に入り込んだ場合、音響用振動膜20はその音響信号に応答して振動するが、重り28によって音響周波数よりも低い周波数の振動に応答するように調整されている揺動用振動膜21は振動せずに固定電極として作用する。その結果、音響用振動膜20のみの振動に伴う上記コンデンサ部での静電容量の変化を電圧信号として出力する。一方、3つの静電型加速度センサ1A,1B,1Cに上記音響の周波数よりも低い周波数の加速度が加わった場合、その加速度に応答して揺動用振動膜21が変位するが、音響用振動膜20は変位せずに固定電極として作用する。その結果、揺動用振動膜21のみの変位に伴う上記コンデンサ部での静電容量の変化を電圧信号として出力する。
各静電型加速度センサ1A,1B,1Cの出力信号はアンプ2で増幅された後、マイコン10に入力され、マイコン10内のAD変換部3でデジタル信号に変換されて演算部4に入力する。なお、演算部4は具体的にはCPUやメモリ等で構成される。そして、前記信号合成手段200と前記体動判別手段300が上記演算部4によって構成されている。ここで、前記信号合成手段200は、前記加速度検出手段100(各静電型加速度センサ1A,1B,1C)の出力信号を所定時間間隔でサンプリングして、XYZ3軸方向の各加速度の検出データを得ている。さらに、マイコン10には、情報入力キー5、情報表示器6、音響出力用のスピーカ7が接続されている。
次に、前記信号合成手段200による合成処理について、先ず、XY2軸方向での加速度信号成分の合成の場合を説明する。
図4に示すように、前記基板9の面が上下方向に沿い且つ加速度センサ1Aの加速度検出方向(X軸方向)が上下方向に向いた状態を基準状態として、この基準状態から基板9を反時計回りに角度α回転させ、各回転角度αの状態で上下方向に単振動(Sin波形)の加速度Vを加えたときのX軸方向の加速度信号成分VxとY軸方向の加速度信号成分Vyを求めた。なお、図4では、Z軸方向の加速度信号成分Vzは検出されないので、Z軸方向の加速度センサ1Cについては図示を省略している。
図5〜図8に、上記基板9の基準状態からの回転角度αを0度、30度、45度、60度、90度、120度、135度、150度、180度、210度、240度、270度、300度、330度の各角度に設定して、約2Hz程度の低周波数で1周期分の加速度を加えたときのX軸方向の加速度信号成分VxとY軸方向の加速度信号成分Vyの具体的波形を示す。
上記加速度波形から判るように、回転角度αが0度〜90度の角度範囲と180度〜270度の角度範囲では、XY両方向の加速度信号成分Vx,Vyにおいて信号の変化方向は同方向であるが、回転角度αが90度〜180度の角度範囲と270度〜360度の角度範囲では、XY両方向の加速度信号成分Vx,Vyにおいて信号の変化方向は反対方向である。ここで、加速度信号成分Vx,Vyの信号の変化方向は、加速度検出値がゼロ点を基準として正の値(正方向の加速度)か、負の値(負方向の加速度)かで判断する。
そこで、前記信号合成手段200は、信号の大きさが小さい加速度信号成分Vx、Vyにおける信号の変化方向と信号の大きさが大きい加速度信号成分Vx、Vyにおける信号の変化方向が同方向の場合には、信号の大きさが小さい加速度信号成分Vx、Vyに付す前記重み付け係数の符号を信号の大きさが大きい加速度信号成分Vx、Vyに付す前記重み付け係数の符号に対して同符号とする。具体的には、両方の加速度信号成分Vx,Vyの前記重み付け係数に共に正符号を付す。一方、前記信号合成手段200は、信号の大きさが小さい加速度信号成分Vx,Vyにおける信号の変化方向と信号の大きさが大きい加速度信号成分Vx,Vyにおける信号の変化方向が反対方向の場合には、信号の大きさが小さい加速度信号成分Vx,Vyに付す前記重み付け係数の符号を信号の大きさが大きい加速度信号成分Vx,Vyに付す前記重み付け係数の符号に対して反対の符号とする。具体的には、信号の大きさが大きい加速度信号成分Vx,Vyの前記重み付け係数に正符号を付し、信号の大きさが小さい加速度信号成分Vx,Vyの前記重み付け係数に負符号を付す。
そして、前記信号合成手段200は、前記加速度検出手段100の検出情報を所定時間間隔でサンプリングしたサンプリングデータごとに、前記各軸方向の加速度信号成分Vx,Vyについて信号の大きさを判断する。すなわち、各加速度信号成分Vx,Vyの信号の大きさは、各静電型加速度センサ1A,1B,1Cの加速度検出信号のサンプリングデータの絶対値の大小によって判断する。
さらに、前記信号合成手段200は、互いに直交する2軸方向の加速度信号成分(この場合はX軸方向の加速度信号成分VxとY軸方向の加速度信号成分Vy)を加算処理する場合に、前記信号の大きさが大きい加速度信号成分に付する前記重み付け係数と前記信号の大きさが小さい加速度信号成分に付する前記重み付け係数の比を、1対0.4もしくはその近傍の値とする。すなわち、上記重み付け係数の具体的な数値について種々検討した結果、上記係数比(1対0.4もしくはその近傍の値)に設定することにより、合成した加速度信号Vxyが元の加速度信号(単振動)を良好な近似精度で再現性することを確認した。
図9に、上記重み付け係数の数値及び符号付けの結果をまとめて、X軸方向の加速度信号成分VxとY軸方向の加速度信号成分Vyを加算処理して、XY面内での加速度に対応する1つの信号Vxyを合成する場合の加算式を示す。なお、図9では、信号の大きさが大きい加速度信号成分の重み付け係数を1とし、信号の大きさが小さい加速度信号成分の重み付け係数を0.41としている。
図10に、前記回転角度αが30度と150度の2つの場合を例にして、上下方向に振幅1の単振動の加速度Vを加えたときに、X軸方向の加速度信号成分VxとY軸方向の加速度信号成分Vyから上記加算式によって、元の加速度Vに対応する1つの信号Vxyが合成できることを示している。なお、上記加速度の印加条件は、以下説明する加速度の合成信号において同じである。
次に、上記1つの信号Vxyの簡易合成について説明する。すなわち、例えば簡易的に加速度信号の絶対値だけを再現したいような用途では、前記信号合成手段200が、下記の加算式(数1)に示すように、前記各軸方向の加速度信号成分Vx,Vyの絶対値に前記重み付け係数を付して前記加算処理を行うことも可能である。図11に、回転角度αが30度と150度の2つの場合について、上記加算式(数1)を用いたときの合成信号Vxyを示す。この加算式では、加速度信号成分Vx,Vyにおける信号の変化方向(符号)を無視して各軸方向の加速度信号成分Vx,Vyの絶対値に正の符号の重み付け係数を付して加算しているので、本来負の値である加速度信号が正の値となっている。即ち、負の値である加速度信号がゼロを基準として正側に折り返された合成波形となっている。
(数1)
Vxy=|Vx|+0.41×|Vy| (|Vx|≧|Vy|のとき)
Vxy=0.41×|Vx|+|Vy| (|Vx|≦|Vy|のとき)
次に、前記信号合成手段200による合成処理について、XYZ3軸方向での加速度信号成分Vx,Vy,Vzの合成の場合を説明する。この場合、前記信号合成手段200は、少なくとも3以上の各軸方向の加速度信号成分Vx,Vy,Vzに対して、2つの信号を加算する前記加算処理を段階的に繰り返して1つの信号Vxyzを合成する。
具体的には、XYZ3軸方向のうちのXY2軸方向の加速度信号成分Vx,Vyについて前記加算処理(図9参照)を行って中間の信号Vxyを合成し、次に、前記中間の合成信号VxyとXYZ3軸方向のうちのZ軸方向の加速度信号成分Vzについて前記加算処理(図9参照)を行って1つの信号Vxyzを合成している。すなわち、この具体例では、各軸方向の加速度信号成分Vx,Vy,Vzの大きさにかかわらず、最初に加算処理する2軸を予めX軸とY軸に決めているので、残りのZ軸との2回目の加算処理は必ず実行する。
なお、上記のように段階的に加算処理する場合において、最初に加算処理する2軸の加速度信号成分を、X軸とY軸ではなく、Y軸とZ軸、又は、X軸とZ軸に決めてもよい。また、信号合成精度の低下を避けるために、各軸方向の加速度信号成分Vx,Vy,Vzから大きさの順に1番目と2番目の2軸の加速度信号成分を選び、その2軸の加速度信号成分について最初に加算処理を行うことも可能である。
以下、上記XYZ3軸の加速度信号成分Vx,Vy、Vzの合成の具体例について説明する。
先ず、図12(イ)に示すように、基板9の面が上下方向に沿い且つ加速度センサ1Aの加速度検出方向(X軸方向)が上下方向に向いた基準状態での合成信号Vxyzを求めた。図12(ロ)に、X軸方向の加速度信号成分VxとY軸方向の加速度信号成分Vyの加算処理で中間の信号Vxyが合成されることを示す。また、図12(ハ)に、中間の信号VxyとZ軸方向の加速度信号成分Vzの加算処理で最終の信号Vxyzが合成されることを示す。なお、この例では、Y軸方向の加速度信号成分VyとZ軸方向の加速度信号成分Vzは共に0で、X軸方向の加速度信号成分Vxだけが0でない。また、図示はしないが、上記基準状態からZ軸周りに90度回転させた状態(α=90度)では、Y軸方向の加速度信号成分Vyだけが0でない点が異なるが、中間の信号Vxyと最終の信号Vxyzは同じ信号が合成される。
次に、図13の(イ)に示すように、上記基準状態から基板9をZ軸回りに30度回転させ(α=30度)、続けて(ロ)に示すように、XY平面に平行な方向から見た状態で30度回転させた状態(β=30度)での合成信号Vxyzを求めた。図14(イ)に、X軸方向の加速度信号成分VxとY軸方向の加速度信号成分Vyについて下式(数2の第1式)の加算式で加算処理されて中間の信号Vxyが合成されることを示し、図14(ロ)に、中間の信号VxyとZ軸方向の加速度信号成分Vzについて下式(数2の第2式)の加算式で加算処理されて最終の信号Vxyzが合成されることを示す。
(数2)
Vxy=Vx+0.41×Vy (VxとVyが同符号で、|Vx|>|Vy|であるため)
Vxyz=Vxy−0.41×Vz (VxyとVzが異符号で、|Vxy|>|Vz|であるため)
因みに、図13(ロ)の状態で上下方向に作用する振幅1の単振動の加速度信号Vに対して、各軸方向の加速度信号成分の振幅の計算値は、X軸方向の加速度信号成分Vxについては、1×cos(30度)×cos(30度)=3/4=0.75であり、Y軸方向の加速度信号成分Vyについては、1×cos(30度)×cos(60度)=(3の平方根)/4=0.43であり、Z軸方向の加速度信号成分Vzについては、1×cos(60度)=1/2=0.5である。
次に、図13の場合とは回転角度α、βの値は異なるが、同様な操作で前記基準状態から基板9をZ軸回りに45度回転させ(α=45度)、続けて、XY平面に平行な方向から見た状態で45度回転させた状態(β=45度)での合成信号Vxyzを求めた。図15(イ)に、X軸方向の加速度信号成分VxとY軸方向の加速度信号成分Vyについて下式(数3の第1式)の加算式で加算処理されて中間の信号Vxyが合成されることを示し、図15(ロ)に、中間の信号VxyとZ軸方向の加速度信号成分Vzについて下式(数3の第2式)の加算式で加算処理されて最終の信号Vxyzが合成されることを示す。
(数3)
Vxy=Vx+0.41×Vy (VxとVyが同符号で、|Vx|=|Vy|であるため)
Vxyz=Vxy−0.41×Vz (VxyとVzが異符号で、|Vxy|=|Vz|であるため)
因みに、この場合、上下方向に作用する振幅1の単振動の加速度信号Vに対して、各軸方向の加速度信号成分の振幅の計算値は、X軸方向の加速度信号成分VxとY軸方向の加速度信号成分Vyについては、1×cos(45度)×cos(45度)=1/2=0.5であり、Z軸方向の加速度信号成分Vzについては、1×cos(45度)=1/(2の平方根)=0.70である。
次に、前記体動判別手段300による被験体の体動の判別について説明すれば、前記体動判別手段300が、前記被験体としての人体の歩行動作に伴う歩数を判別する。具体的には、前記情報入力キー5によって歩数計測モードにすると、上記信号合成手段200によって合成した1つの信号Vxy又はVxyzが所定の閾値を超えるか否かを判定して、合成信号Vxy,Vxyzが所定の閾値を超える毎に1歩とカウントする。なお、数1に示した簡易合成の場合は、波形の変化が元の波形の2倍になっているので、例えば合成信号Vxy,Vxyzが所定の閾値を2回超える毎に1歩とカウントする。
なお、上記歩数の判別において、合成信号Vxy,Vxyzが所定の閾値を超える時間が長すぎる場合は、例えばエレベータ等の乗り物に乗っている場合と判断され、また、逆に合成信号Vxy,Vxyzが所定の閾値を超える時間が短すぎる場合は、例えばランニング等の激しい運動をしている場合と判断されるので、共に歩行動作中ではないと判別することも可能である。
さらに、歩数に所定の歩行運動係数をかけて、消費カロリーを算出する。尚、この歩行運動係数は、人の体格等によって異なる。また、任意の値に設定することも可能である。あるいは、合成された1つの信号Vxy,Vxyzのある区間の最大値から直接運動強度を得て、これにその区間の歩数をかけて消費カロリーを算出することも可能である。そして、これらの歩数カウント値、消費カロリー等を表示器6の画面に表示して使用者に知らせる。
なお、本歩数計においては、前記情報入力キー5によって音記録モードにすると、前記静電型センサ1A,1B,1Cのうち音響検出機能を有する静電型センサ1A,1B,1Cによって、外部の音が検出され、例えばマイコン10のメモリー等の記憶部にその音響信号を記録させることができる。そして、必要に応じてスピーカ7によって記録した音を再生することもできる。
〔別実施形態〕
上記実施形態では、加速度検出手段100が、互いに直交する複数軸方向の加速度を検出するように構成したが、直交する状態ではなく、互いに異なる方向に向いた複数軸方向の加速度を検出する構成であればよい。なお、必要に応じて、加速度を検出する複数軸方向を3軸方向(XYZ軸方向)ではなく、2軸方向(例えばXY軸方向)や4軸以上の方向にすることも可能である。
上記実施形態では、加速度検出手段100を、エレクトレットコンデンサー型の加速度センサである静電型加速度センサ1A,1B,1Cによって構成したが、これ以外の方式の加速度検出センサで構成してもよい。
上記実施形態では、前記信号合成手段200が、前記各軸方向の加速度信号成分Vx,Vy、Vzについて信号の大きさを判断する場合に、前記加速度検出手段100の検出情報を所定時間間隔でサンプリングしたサンプリングデータごとに判断したが、これ以外に、前記加速度検出手段100の検出情報を所定時間間隔でサンプリングしたサンプリングデータを蓄積して振動波形を生成し、その振動波形の振幅によって前記各軸方向の加速度信号成分Vx,Vy、Vzについて信号の大きさを判断することも可能である。例えば、2軸方向の加速度信号成分Vx,Vyにおいて、前記回転角度αが30度の場合(図5参照)には、X軸方向の加速度信号成分Vxの振動波形の振幅がY軸方向の加速度信号成分Vyの振動波形の振幅よりも大きいので、X軸方向の加速度信号成分Vxが信号の大きさが大きい加速度信号成分に対応し、Y軸方向の加速度信号成分Vyが信号の大きさが小さい加速度信号成分に対応する。
なお、前記信号合成手段200が、上記以外の構成、例えば、各軸方向の加速度信号成分Vx,Vy、Vzのパワー(信号の2乗の平均値)などによって、各軸方向の加速度信号成分Vx,Vy、Vzについて信号の大きさを判断することも可能である。
また、前記信号合成手段200が、XYZ3軸方向での加速度信号成分Vx,Vy,Vzを加算処理する場合に、3軸の各加速度信号成分Vx,Vy,Vzの夫々に、例えば大きさの順に順次小さくなる重み付け係数を付して、3軸の各加速度信号成分Vx,Vy,Vzを1回の加算処理で合成して1つの信号Vxyzを求めることも可能である。
上記実施形態では、前記信号合成手段200が、複数軸方向(XYZ3軸方向)の加速度信号成分Vx,Vy,Vzを全て加算処理の対象としたが、複数軸方向の加速度信号成分から2以上の加速度信号成分を選択して加算処理の対象としてもよい。すなわち、この別実施形態の体動検出装置には、前記信号合成手段200の代わりに、前記加速度検出手段100にて検出された前記複数軸方向の加速度信号成分のうちから選択した2以上の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段200Aが設けられている。
具体的には、上記信号合成手段200Aは、複数軸方向の加速度信号成分のうち、信号の大きさが小さい順で前記選択の対象から除外する。従って、例えば、XYZ3軸方向の加速度信号成分Vx,Vy,Vzのうち、信号の大きさが一番小さい加速度信号成分を除外して、残りの2つの加速度信号成分について加算処理を行って1つの信号を合成することで演算処理が簡素化される。
さらに、前記信号合成手段200の別実施形態として、複数軸方向の加速度信号成分において信号の大きさが所定の閾値を越えた加速度信号成分のみを加算処理の対象としてもよい。すなわち、この別実施形態の体動検出装置には、前記信号合成手段200の代わりに、前記加速度検出手段100にて検出された前記複数軸方向の加速度信号成分のうちで、信号の大きさが所定の閾値を越えた少なくとも2以上の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段200Bが設けられている。
具体的には、上記信号合成手段200Bは、例えば、XYZ3軸方向の加速度信号成分Vx,Vy,Vzの信号の大きさが全て所定の閾値を越えていれば、XYZ3軸方向の加速度信号成分Vx,Vy,Vzが全て加算処理の対象になるが、XYZ3軸方向の加速度信号成分Vx,Vy,Vzの信号のうち、一部の加速度信号成分の信号の大きさが所定の閾値を越えていなければ、その一部の加速度信号成分を除いた残りの加速度信号成分だけが加算処理の対象になる。この場合、加算処理の対象が減少するので、演算処理が簡素化される。
なお、上記各信号合成手段200A,200Bは、前記信号合成手段200と同様に前記マイコン10内の演算部4(図1参照)を利用して構成されている。
上記実施形態では、本発明に係る体動検出装置を歩数計に適用したが、歩数計以外に、手足の動き検出器や、バットスイング検出器などに適用することもできる。また、携帯電話機に本発明に係る体動検出装置を搭載して歩数計の機能を持たせるようにしてもよい。
本発明の体動検出装置の回路ブロック図 加速度検出手段の構成を示す正面図と側面図 静電型加速度センサの具体構造を示す断面図と概略回路図 加速度信号の合成を説明するための図 X軸方向とY軸方向の加速度信号成分の一例を示す波形図 X軸方向とY軸方向の加速度信号成分の一例を示す波形図 X軸方向とY軸方向の加速度信号成分の一例を示す波形図 X軸方向とY軸方向の加速度信号成分の一例を示す波形図 X軸方向とY軸方向の加速度信号成分の加算式の一例を示す図 X軸方向とY軸方向の加速度信号成分の合成波形の一例を示す図 別の加算式によるX軸方向とY軸方向の加速度信号成分の合成波形を示す図 3軸方向の加速度信号成分の合成を説明するための図 XYZ3軸方向の加速度信号成分の合成処理を説明するための図 XYZ3軸方向の加速度信号成分の合成処理を示す波形図 XYZ3軸方向の加速度信号成分の合成処理を示す波形図
符号の説明
1A,1B,1C 静電型加速度センサ
20 基準側電極
21 振動側電極
100 加速度検出手段
200 信号合成手段
200A 信号合成手段
200B 信号合成手段
300 体動判別手段

Claims (14)

  1. 互いに異なる方向に向いた複数軸方向の加速度を検出する加速度検出手段が設けられた体動検出装置であって、
    前記加速度検出手段にて検出された前記複数軸方向の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段と、前記信号合成手段によって合成された1つの信号に基づいて被験体の体動を判別する体動判別手段が設けられている体動検出装置。
  2. 互いに異なる方向に向いた複数軸方向の加速度を検出する加速度検出手段が設けられた体動検出装置であって、
    前記加速度検出手段にて検出された前記複数軸方向の加速度信号成分のうちから選択した2以上の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段と、前記信号合成手段によって合成された1つの信号に基づいて被験体の体動を判別する体動判別手段が設けられている体動検出装置。
  3. 前記信号合成手段が、前記複数軸方向の加速度信号成分のうち、信号の大きさが小さい順で前記選択の対象から除外する請求項2記載の体動検出装置。
  4. 互いに異なる方向に向いた複数軸方向の加速度を検出する加速度検出手段が設けられた体動検出装置であって、
    前記加速度検出手段にて検出された前記複数軸方向の加速度信号成分のうちで、信号の大きさが所定の閾値を超えた少なくとも2以上の加速度信号成分の夫々について、信号の大きさが大きい加速度信号成分に対して信号の大きさが小さい加速度信号成分よりも大きな重みとなるように重み付け係数を付して加算処理して1つの信号を合成する信号合成手段と、前記信号合成手段によって合成された1つの信号に基づいて被験体の体動を判別する体動判別手段が設けられている体動検出装置。
  5. 前記信号合成手段が、前記加速度検出手段の検出情報を所定時間間隔でサンプリングしたサンプリングデータごとに、前記各軸方向の加速度信号成分について信号の大きさを判断する請求項1から4のいずれかに記載の体動検出装置。
  6. 前記信号合成手段が、前記加速度検出手段の検出情報を所定時間間隔でサンプリングしたサンプリングデータを蓄積して振動波形を生成し、その振動波形の振幅によって前記各軸方向の加速度信号成分について信号の大きさを判断する請求項1から4のいずれかに記載の体動検出装置。
  7. 前記信号合成手段が、前記信号の大きさが小さい加速度信号成分における信号の変化方向と前記信号の大きさが大きい加速度信号成分における信号の変化方向が同方向の場合には、前記信号の大きさが小さい加速度信号成分に付す前記重み付け係数の符号を前記信号の大きさが大きい加速度信号成分に付す前記重み付け係数の符号に対して同符号とし、前記信号の大きさが小さい加速度信号成分における信号の変化方向と前記信号の大きさが大きい加速度信号成分における信号の変化方向が反対方向の場合には、前記信号の大きさが小さい加速度信号成分に付す前記重み付け係数の符号を前記信号の大きさが大きい加速度信号成分に付す前記重み付け係数の符号に対して反対の符号とする請求項1から6のいずれかに記載の体動検出装置。
  8. 前記信号合成手段が、前記各軸方向の加速度信号成分の信号の絶対値に前記重み付け係数を付して前記加算処理を行う請求項1から6のいずれかに記載の体動検出装置。
  9. 前記信号合成手段が、前記各軸方向の加速度信号成分を2乗した値に前記重み付け係数を付して前記加算処理を行う請求項1から6のいずれかに記載の体動検出装置。
  10. 前記信号合成手段が、前記加算処理によって得られる1つの信号に、前記各軸方向の加速度信号成分のうち信号の大きさが大きい加速度信号成分における信号の変化方向に対応する符号を付ける請求項9記載の体動検出装置。
  11. 前記信号合成手段が、少なくとも3以上の前記各軸方向の加速度信号成分に対して、2つの信号を加算する前記加算処理を段階的に繰り返して前記1つの信号を合成する請求項1から10のいずれかに記載の体動検出装置。
  12. 前記信号合成手段が、互いに直交する2軸方向の加速度信号成分を加算処理する場合に、前記信号の大きさが大きい加速度信号成分に付する前記重み付け係数と前記信号の大きさが小さい加速度信号成分に付する前記重み付け係数の比を、1対0.4もしくはその近傍の値とする請求項1から11のいずれかに記載の体動検出装置。
  13. 前記加速度検出手段が、対向配置された基準側電極と振動側電極のいずれか一方の電極上にエレクトレット部材を形成して、前記振動側電極の変位による前記両電極間の静電容量の変化を加速度信号として検出する静電型加速度センサを複数個備え、前記複数個の静電型加速度センサの夫々によって前記複数軸方向の加速度を夫々検出する請求項1から12のいずれかに記載の体動検出装置。
  14. 前記体動判別手段が、前記被験体としての人体の歩行動作に伴う歩数又は運動強度、あるいはこれらから算出される消費カロリーを判別する請求項1から13のいずれかに記載の体動検出装置。
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