JP2005034259A - X線診断装置 - Google Patents

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尚樹 山田
Shinichi Nakano
信一 中野
Masahiro Ozawa
政広 小澤
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国敏 松本
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義訓 清水
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Abstract

【課題】LIH像の画像処理のパラメータを変更する際に、その都度、X線を照射することなく、その変更結果を確認することができるX線診断装置を提供する。
【解決手段】LIH像メモリ32は、ライブ透視像を順次保持し、表示装置27は、その保持されたライブ透視像をLIH像として表示する。ここで、コントロールパネル22においてLIH像に対する画像処理のパラメータを変更する操作が行われた場合には、システムコントローラ20は、その操作に応じた指示信号をディジタル画像処理部25に出力し、ディジタル画像処理部25では、差分回路33、空間フィルタ処理回路34或いは階調処理回路35が、その指示信号に従ってLIH像メモリ32に保持されたLIH像或いはマスク像メモリ31に保持されたマスク像に対して変更された画像処理のパラメータに基づく画像処理を行う。表示装置27は、その画像処理が施されたLIH像を表示する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線の照射により被検体の透視及び撮影を行うX線診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、被検体を透過したX線の強弱を濃淡画像として表示し、これを診断や治療に供するX線診断装置が存在している。当該X線診断装置は、診断や治療等の目的に応じて種々のものが提案されているが、X線像を可視化する手法において、線量の少ないX線を照射することにより動画をリアルタイムに提供し、患者位置決めや血管内治療を支援する「透視」と、線量の多いX線を照射して画像データを記録し、記録した画像データから診断情報を提供する「撮影」とに大別される。
【0003】
この内、透視を行うX線診断装置においては、連続的にX線を照射することにより得たX線画像を画像モニタにリアルタイムに動画として表示することができ、即時性に優れているという特徴を有している(以下、このような画像をライブ透視像と称する)。一方、撮影を行うX線診断装置においては、強度の高いX線を照射すること、および、その画像を記録しておき、後処理で様々な画像処理を加えることで、X線像を高い空間分解能と鮮鋭度にて画像モニタに表示することができるという特徴を有している(以下、このような画像を撮影像と称する)。
【0004】
因みに、X線診断装置の中には、これら撮影と透視とを切り替えて行うことが可能に構成されたもの(現在においては、このようなX線診断装置が主流となっている)があり、このようなX線診断装置としては、例えば、特開2002−199279号公報に記載されるもの等を挙げることができる(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
ところで、上述した透視を行うX線診断装置においては、ライブ透視像に対して、画像のエッジを強調する処理(以下、空間フィルタ処理と称する)や白黒濃淡を強調する処理(以下、階調処理と称する)等の画像処理を行い、これをリアルタイムに画像モニタに表示することが行われている。さらに、透視終了の際には、その時点において取得されている最後のライブ透視像を一旦記憶して、これを静止画像として画像モニタに表示する(以下、このような静止画像のことをLIH(Last Image Hold)像と称する)ことが行われている。
【0006】
このLIH像は、例えば、当該LIH像にX線絞りや補償フィルタの位置をグラフィック(バーチャル)的に重ねて表示し、それらの位置関係に基づいて、X線絞りや補償フィルタの実際の位置の調整を行うといったことに利用されており、これにより、X線の照射を実行することなくX線絞りや補償フィルタの位置調整を行うことができるため、術者や被検体がX線により被曝することが低減できる。
【0007】
また、透視と撮影を切り替えて行うX線診断装置においては、透視サブトラクションという手法が実施され、ライブ透視像と造影血管が撮像された撮影像(以下、このような画像をマスク像と称する)とをサブトラクションする(又は、重ね合わせる)ことで、ライブ透視像にあるガイドワイヤやカテーテルと撮影像にある造影血管とを同一画像上に表示して、これを参照しながら治療を行うことが行われている。このような場合においても、ライブ透視像或いはマスク像に対して画像のエッジを強調する処理(空間フィルタ処理)や白黒濃淡を強調する処理(階調処理)等の画像処理を行い、それらのサブトラクションされた後の結果像(以下、サブトラクション像と称する)をリアルタイムに画像モニタに表示することが行われている(図4を参照のこと)。さらに、透視終了の際には、その時点において取得されているサブトラクション像を一旦記憶させて、これをLIH像として表示することが行われている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−199279号公報
(段落〔0006〕‐〔0023〕、第1図乃至第5図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなLIH像の表示方法においては、画像処理が施された後のライブ透視像(上述したサブトラクション像を含む)を一旦記憶させて、これをLIH像として表示することになっているため、再度、当該LIH像に対して画像処理(上述したマスク像の種類変更等を含む)を行うことはできなかった。
【0010】
従って、このような場合には、画像処理のパラメータを変更してもLIH像上でそのパラメータ変更が反映することができず、パラメータ変更によってどのように表示される画像が変化するのかを操作者が把握することができなかった。その変化を確認するためには、再度、X線を照射して、その変更結果を画像モニタにおいて確認するといったことを行わなければならなかった。即ち、画像処理のパラメータを変更する場合には、その都度、X線を照射する必要があった。このため、術者や被検体にとっては、必要以上にX線による被曝を被るという問題があった。
【0011】
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、LIH像の画像処理のパラメータを変更する際に、その都度、X線を照射することなく、その変更結果を確認することができるX線診断装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、被検体に対してX線を照射するX線照射手段と、前記X線照射手段から照射され前記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前記X線検出手段にて検出した透過X線に基づく画像データを記憶する記憶手段と、前記画像データに対して画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理後の画像を表示する表示手段と、前記画像処理手段による画像処理のパラメータを変更する変更手段とを備え、前記記憶手段は透視下に得られる画像データのうち、前記変更手段によるパラメータ変更前の画像データを記憶するとともに、前記画像処理手段はこの記憶された画像データに対して前記変更手段による変更後のパラメータに基づく画像処理を行い、前記表示手段はこの画像処理後の画像を表示することを特徴とする。
【0013】
上記課題を解決するために、請求項2記載の発明は、請求項1記載のX線診断装置であって、前記画像処理のパラメータの1つは、前記画像データの画像レベルを示す係数であることを特徴とする。
【0014】
上記課題を解決するために、請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のX線診断装置であって、前記画像処理手段は、前記記憶手段に記憶された画像データに基づく画像の拡大縮小処理を施す拡縮処理手段をさらに備え、前記画像処理のパラメータの1つは、前記拡大縮小処理における拡縮の度合いを示す係数であることを特徴とする。
【0015】
上記課題を解決するために、請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のX線診断装置であって、前記画像処理手段は、前記X線照射の終了間際の画像データと前記記憶手段に記憶されていた画像データとを差分することにより差分画像データを作成する差分回路をさらに備え、前記画像処理のパラメータの1つは、前記X線照射の終了間際の画像データ及び前記記憶されていた画像データを差分回路に入力する前のデータ変換パラメータ及び差分回路の動作パラメータであることを特徴とする。ここで、差分回路に入力する前のデータ変換とは、前記2つの画像データの間で、被写体の画像上の位置が異なる場合に、位置合わせを行うものであり、また、差分回路の動作パラメータとは、2つの画像データ間で演算を行うときに各々に重み付けされる係数のことである。
【0016】
上記課題を解決するために、請求項5記載の発明は、請求項4記載のX線診断装置であって、前記記憶手段は、前記差分される画像データを複数種類記憶し、前記画像処理のパラメータの1つは、前記記憶手段に記憶された複数種類の画像データの内、何れを選択して用いるのかを示す係数であることを特徴とする。
【0017】
上記課題を解決するために、請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のX線診断装置であって、前記画像処理手段は、前記記憶手段に記憶された画像データに基づく画像の特定部分を強調して表示する処理を施す空間フィルタ処理手段をさらに備え、前記画像処理のパラメータの1つは、前記特定部分を示す係数であることを特徴とする。
【0018】
上記課題を解決するために、請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載のX線診断装置であって、前記画像処理手段は、前記記憶手段に記憶された画像データに基づく画像の白黒濃淡を強調する処理を施す階調処理手段をさらに備え、前記画像処理のパラメータの1つは、前記白黒濃淡の強調度合いを示す係数であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るX線診断装置の好適な一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0020】
図1は、本実施形態におけるX線診断装置の全体構成を表す構成図である。図1に示すように、当該X線診断装置は、循環器系診断を主目的として構成されたものであり、撮影方向の自由度を拡大するために、直交3軸回転可能に保持されたC形アーム21に、X線管13及びイメージインテンシファイア15を備えている。
【0021】
X線管13は、X線制御装置11から所定の管電圧、管電流、フィラメント電流の供給を受けてX線を照射する。X線は、可変線質フィルタ14を通過して寝台50上に載置された被検体Pに照射される。被検体Pの体内を透過したX線は、イメージインテンシファイア15において光学像に変換される。この光学像は、アイリスを備えた光学系17を介してTVカメラ19の撮像面に結像され、TVカメラ19において電気信号(画像信号)に変換される。
【0022】
TVカメラ19で発生した画像信号は、TVカメラ制御部23において増幅されディジタル信号に変換されて、ディジタル画像処理部25に出力される。ディジタル画像処理部25は、そのディジタル信号、より詳細には、そのディジタル信号に基づく画像に対して、拡大縮小を行う拡縮処理、白黒濃淡を強調する階調処理、特定部分(より詳細には、その特定部分に該当する特定の周波数成分)を強調する空間フィルタ処理、マスク像と透視画像(或いは、後述するLIH像)とを差分するためのサブトラクション処理、その他、画像ノイズを低減させるための時間フィルタ処理、マスク像と透視画像(或いは、後述するLIH像)との位置ずれを修正するためのピクセルシフト処理等の画像処理を行う。このような構成において、透視中、術者によりコントロールパネル22において、これら画像処理のパラメータ、具体的には、上述した拡縮処理における拡大縮小の度合い、階調処理における白黒濃淡の強調度合い、空間フィルタ処理における強調する特定部分(より詳細には、その特定部分に該当する周波数成分)、サブトラクション処理におけるマスク像或いは透視画像(或いは、後述するLIH像)の画像レベル(=画像を構成する複数の画素の輝度の平均値)、サブトラクション処理に供されるマスク像の種類等を変更する操作が行われた場合には、当該ディジタル画像処理部25は、その操作応じてシステムコントローラ20が出力する指示信号に従って、変更されたパラメータに基づく画像処理を行う。画像処理が施されたライブ透視像或いは差分画像は、表示装置27に出力されて、表示される。
【0023】
図2に、このディジタル画像処理部25の詳細構成を示す。図2に示すように、当該ディジタル画像処理部25は、撮影下において取得された撮影画像(マスク像)を保持するマスク像メモリ31と、透視下において取得されたLIH像を保持するLIH像メモリ32と、マスク像メモリ31に保持されたマスク像と透視下において連続的に取得された透視画像(或いはLIH像メモリ32に保持されたLIH像)とを差分(減算)して差分画像(以下、サブトラクション像と称する)を生成するための差分回路33と、透視下において連続的に取得された透視画像或いは差分回路33によって生成されたサブトラクション像に対して、上述した空間フィルタ処理を施す空間フィルタ処理回路34と、さらに、上述した階調処理を施す階調処理回路35と、を備えている。尚、マスク像メモリ31には、マスク像候補として複数枚の撮影画像が保持されており、上述したサブトラクション像を生成する際には、術者によりコントロールパネル22において、その中から最適なものを選択する操作が行われる。
【0024】
また、差分回路33に入力する前には、差分対象の2つの画像データの間で被写体の画像上の位置が異なる場合には、位置合わせを行うようにデータ変換がなされる。差分回路33における演算に関して動作パラメータをもっている。この差分回路33における動作パラメータとは、2つの画像データ間で演算を行うときに各々に重み付けされる係数のことである。上記の位置合わせのためのデータ変換パラメータ及び差分演算のための動作パラメータも画像処理のパラメータに含まれる。
【0025】
このような構成において、X線検査の全体的な流れにおける動作は、システムコントローラ20による制御の下で行われる。具体的には、まず、透視下においてカテーテルやガイドワイヤが目的の部位まで進められ、ここで、被検体に造影剤を注入して、撮影下において撮影が1回又は複数回行われ、さらに、透視下においてインターベンションを実施する場合には、カテーテルやガイドワイヤをさらに進めて目的の部位の治療が行われる。
【0026】
因みに、透視下においては、連続的にX線を照射するため、その被曝線量を極力低減するために、管電圧及び管電流を撮影下における場合と比べて低く設定し、一方、撮影下においては、診断に寄与できる画質を得るために、管電圧及び管電流を透視下に比べて高く設定することが通常である。
【0027】
より詳細には、図3に示すように、透視下においては、TVカメラ制御部23から出力されるライブ透視像の画像信号は、ディジタル画像処理部25において所定の画像処理が施された後、表示装置27に出力されて、リアルタイムに表示されるが、ここで、術者によりコントロールパネル22において、サブトラクション処理、空間フィルタ処理、階調処理等の画像処理のパラメータを変更する操作が行われた場合には、その操作信号がシステムコントローラ20に出力され、システムコントローラ20は、その操作信号に基づく指示信号をディジタル画像処理部25に出力して、ディジタル画像処理部25においては、その指示信号に従って、差分回路33、空間フィルタ処理回路34及び階調処理回路35がTVカメラ制御部23から出力される画像信号(ライブ透視像)に対して、各々変更されたパラメータに基づき差分画像生成処理、空間フィルタ処理及び階調処理等の画像処理を行う。このようにして画像処理が施された後のライブ透視像或いは差分画像は、表示装置27に送られて表示される。
【0028】
尚、TVカメラ制御部23から出力されるライブ透視像は、X線照射毎に、順次、LIH像メモリ32に上書き保持される。当該LIH像メモリ32の容量としては、複数フレーム分を確保して、透視を終了したタイミングがX線照射中の場合であっても、X線照射からX線画像の保持までが正常に完了したフレームをLIH像として利用できるようにする。これにより、透視終了後には、当該LIH像メモリ32に保持されたLIH像が表示装置27に表示されることになり、さらに、この際、術者によりコントロールパネル22において、サブトラクション処理、空間フィルタ処理、階調処理等の画像処理のパラメータを変更する操作が行われた場合には、その操作信号がシステムコントローラ20に出力され、システムコントローラ20は、その操作信号に基づく指示信号をディジタル画像処理部25に出力し、ディジタル画像処理部25においては、その指示信号に従って、差分回路33、空間フィルタ処理回路34及び階調処理回路35がマスク像メモリ31に保持されるマスク像或いはLIH像メモリ32に保持されるLIH像に対して、各々変更されたパラメータに基づき差分画像生成処理、空間フィルタ処理及び階調処理等の画像処理を行う。このようにして、再度、画像処理が施されたLIH像或いは差分画像は、表示装置27に送られて表示される。
【0029】
さらに、ディジタル画像処理部25は、この他にも、画像の拡大縮小処理を施す拡縮処理部をさらに備え、術者によりコントロールパネル22において、画像の拡大縮小の割合を規定するパラメータを変更する操作が行われた場合には、上述した場合と同様に画像処理を行う。このようにして、再度、画像処理が施されたLIH像或いは差分画像は、表示装置27に送られて表示される。
【0030】
以上に説明したように、本実施形態におけるX線診断装置においては、透視終了後に表示装置27において表示されるLIH像(サブトラクション像を含む)の画像処理のパラメータを変更するべく、術者によりコントロールパネル22において、その操作が行われた場合に、ディジタル画像処理部25によって、その都度、マスク像メモリ31に保持されるマスク像或いはLIH像メモリ32に保持されるLIH像に対して、変更されたパラメータに基づく画像処理が行われて、その画像処理が施されたLIH像或いは差分画像が表示装置27に表示されることになる。つまり、普通は記録しない「透視」における、いわば特別なLIH像という「記録」モードに関して、「画像処理前の生の画像データを記録して、X線照射終了後に、画像処理が変更できて、しかもその変更の様子が確認できる」という点に大きな特徴がある。さらに、画像処理のパラメータを変更しても、その都度、X線を照射することなく、その変更結果を確認することができ、患者や術者がX線により被曝することを低減させることができる。
【0031】
尚、上記実施の形態では、被検体Pを透過したX線を検出する装置としてI.I.−TV系の場合を示したが、代わりに平面検出器(フラットパネルディテクタ(FPD))を適用しても良く、この平面検出器としては、X線信号を蛍光体で一旦光に変換した後電気信号に変換する間接変換型、X線信号を直接電気信号に変換する直接変換型のいずれのタイプでも良い。
【0032】
尚、本発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、実施段階では、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係るX線診断装置によれば、LIH像(サブトラクション像を含む)に対する画像処理のパラメータを変更する際に、その都度X線を照射することなく、その変更結果を確認することができるので、患者や術者がX線により被曝することを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線診断装置の一実施形態における全体構成を表す制御構成図である。
【図2】図1に示すX線診断装置のディジタル画像処理部の詳細構成を表す制御ブロック図である。
【図3】図1に示すX線診断装置における画像処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図4】従来のX線診断装置における画像処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11 X線制御装置
13 X線管
14 可変線質フィルタ
15 イメージインテンシファイア
17 光学系
19 TVカメラ
20 システムコントローラ
21 C形アーム
22 コントロールパネル
23 TVカメラ制御部
25 ディジタル画像処理部
27 表示装置
31 マスク像メモリ
32 LIH像メモリ
33 差分回路
34 空間フィルタ処理回路
35 階調処理回路
50 寝台
P 被検体

Claims (7)

  1. 被検体に対してX線を照射するX線照射手段と、
    前記X線照射手段から照射され前記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、
    前記X線検出手段にて検出した透過X線に基づく画像データを記憶する記憶手段と、
    前記画像データに対して画像処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理後の画像を表示する表示手段と、
    前記画像処理手段による画像処理のパラメータを変更する変更手段とを備え、
    前記記憶手段は透視下に得られる画像データのうち、前記変更手段によるパラメータ変更前の画像データを記憶するとともに、前記画像処理手段はこの記憶された画像データに対して前記変更手段による変更後のパラメータに基づく画像処理を行い、前記表示手段はこの画像処理後の画像を表示することを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記画像処理のパラメータの1つは、前記画像データの画像レベルを示す係数であることを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 前記画像処理手段は、前記記憶手段に記憶された画像データに基づく画像の拡大縮小処理を施す拡縮処理手段をさらに備え、前記画像処理のパラメータの1つは、前記拡大縮小処理における拡縮の度合いを示す係数であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 前記画像処理手段は、前記X線照射の終了間際の画像データと前記記憶手段に記憶されていた画像データとを差分することにより差分画像データを作成する差分回路をさらに備え、
    前記画像処理のパラメータの1つは、前記X線照射の終了間際の画像データ及び前記記憶されていた画像データを差分回路に入力する前のデータ変換パラメータ及び差分回路の動作パラメータであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のX線診断装置。
  5. 前記記憶手段は、前記差分される画像データを複数種類記憶し、前記画像処理のパラメータの1つは、前記記憶手段に記憶された複数種類の画像データの内、何れを選択して用いるのかを示す係数であることを特徴とする請求項4記載のX線診断装置。
  6. 前記画像処理手段は、前記記憶手段に記憶された画像データに基づく画像の特定部分を強調して表示する処理を施す空間フィルタ処理手段をさらに備え、前記画像処理のパラメータの1つは、前記特定部分を示す係数であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のX線診断装置。
  7. 前記画像処理手段は、前記記憶手段に記憶された画像データに基づく画像の白黒濃淡を強調する処理を施す階調処理手段をさらに備え、前記画像処理のパラメータの1つは、前記白黒濃淡の強調度合いを示す係数であることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載のX線診断装置。
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