JP2005033913A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主電源回路の電力消費を低減し、立上がり時間を短縮ことができる電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、交流電源に接続された第1の整流回路からの出力電圧が供給されて動作するスイッチングトランジスタを有し、このスイッチングトランジスタのオンオフを制御回路によって制御する主電源回路と、交流電源電圧を整流する第2の整流回路を含む待機電源回路と、前記制御回路に前記待機電源回路からの直流電圧を供給する制御スイッチを有し、この制御スイッチをオンオフすることにより、前記制御回路に動作用の電源電圧を供給する回路とを具備してなる電源装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、交流電源に接続された第1の整流回路からの出力電圧が供給されて動作するスイッチングトランジスタを有し、このスイッチングトランジスタのオンオフを制御回路によって制御する主電源回路と、交流電源電圧を整流する第2の整流回路を含む待機電源回路と、前記制御回路に前記待機電源回路からの直流電圧を供給する制御スイッチを有し、この制御スイッチをオンオフすることにより、前記制御回路に動作用の電源電圧を供給する回路とを具備してなる電源装置である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源装置に関し、特に待機電源回路と主電源回路を有し、リモコン操作により待機モードと通常動作モードで動作可能なテレビジョン受像機等の電源装置である。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器、例えばテレビジョン受像機では、リモコン(リモートコントローラ)の操作により、主電源スイッチのオンオフをコントロール可能にしている。主電源スイッチがオンのときには商用交流電源からの電圧を整流し、主電源回路から所定の動作電圧を発生し、映像回路や音声回路等を動作させ、通常の動作を行うようにしている。
【0003】
また、待機モード時には、前記主電源スイッチをオフにして、主要負荷(前記映像回路や音声回路等)を非動作状態にする一方、マイコン(マイクロコンピュータ)やリモコン受光回路等に低電圧(例えば5V)の電源電圧を供給し、必要最小限の回路のみが動作するようにしており、消費電力を低減するようにしている。そして上記待機モード時において、リモコンから電源オンの指示があった場合、マイコンはその指示に基いて前記主電源スイッチをオンさせ、テレビジョン受像機を再び動作させるようにしている。
【0004】
上記待機電源回路と主電源回路を有する電源装置として、特許文献1に記載のものがある。この特許文献1には、充電用のコンデンサを含む待機電源回路を有し、リモコン信号を受信する手段及びリモコン信号をデコードする手段の電源電圧を、通常はコンデンサに保持された電圧で供給し、コンデンサに保持した電圧が予め設定した電圧を下回った場合に、スイッチ手段を介して商用電源からの電圧を利用してコンデンサを充電し、待機状態の消費電力を低減するものである。また、主電源回路には、リレーを介して商用電源回路を接続可能にしており、マイコンの制御によってリレーをオンオフするようにしている。
【0005】
一方、待機電源回路と主電源回路を有する電源装置において、前記主電源回路としては、スイッチング電源回路が一般的に使用されており、電源投入時にスイッチング素子を起動するため起動回路を有している。
【0006】
従来の電源装置の一例を図3を参照して簡単に説明する。図3において、1は商用交流電源(AC)であり、整流回路2に接続されている。商用交流電源1と整流回路2の間には、主電源スイッチ3が設けられており、このスイッチ3をオンすることによって、機器は動作可能になる。
【0007】
また、商用交流電源1には、待機電源回路4が接続され、その待機電源回路4から例えば5V程度の低電圧を得るようにしている。この待機電源回路4からの電圧は、マイコン(マイクロコンピュータ)5及びリモコン受光回路(図示せず)に供給され、主電源スイッチ3がオフであってもこれらマイコン5やリモコン受光回路等の待機回路に動作電圧を供給している。このような状態を一般的には待機モード又はスタンバイモードと言い、リモコン6からの送信信号をいつでも受光し、かつ処理できるようにしている。
【0008】
また、前記整流回路2の出力電圧は、主電源回路7に供給され、この主電源回路7から、負荷回路(映像回路、音声回路等)へ所定の動作電圧を供給するようにしている。主電源スイッチ3は、これをオンオフするための駆動コイル8を有し、この駆動コイル8一端は、待機電源回路4に接続され、他端はトランジスタ9を介して接地され、トランジスタ9はマイコン5によって制御される。
【0009】
前記主電源回路7は、トランス10とスイッチング用のトランジスタ11を有し、このトランジスタ11のオンオフ動作を制御回路12によってコントロールしている。制御回路12は、発振回路を含んでおり、トランジスタ11のオンオフの周期を制御する。またスイッチ3の出力端は抵抗R1を介して制御回路12に接続しており、制御回路12に起動電圧を供給するようにしている。
【0010】
トランス10は、1次巻線101、2次巻線102、3次巻線103等を有しており、1次巻線101はトランジスタ11に接続され、2次巻線102には整流平滑回路13が接続され、3次巻線103には整流平滑回路14が接続されている。整流平滑回路13からは、主要な負荷回路を動作さるための電源電圧が出力され、整流平滑回路14からは、制御回路12を動作さるための電源電圧が出力される。尚、整流平滑回路14には、平滑用のコンデンサC1を含んでいる。また、15は低電圧検出回路であり、整流平滑回路14からの電源電圧が所定値以下になった場合に、それを検出してマイコン5に知らせ、主電源スイッチ3を一旦オフするものである。
【0011】
図3の電源装置において、主電源回路7の起動時の動作について、図4を参照して説明する。図4において、(a)は2次側整流回路13の整流電圧V0、(b)は整流回路2からの出力電圧V1、(c)は制御回路12の電源電圧Vcc、のそれぞれの立ち上げ時の波形を概略的に示している。また(d)はスイッチングトランジスタ11のスイッチング期間を示している。
【0012】
図3において、主電源スイッチ3がオンされると、起動用の抵抗R1とコンデンサC1の時定数R1・C1により、制御回路12の電源電圧Vccは徐々に上昇していく。そして起動開始電圧Vc1に達すると、主電源回路7はスイッチング動作を開始し、Vccの消費電流が増加して電圧Vccは一旦低下するが、整流回路14からも電圧が供給されるようになり、安定動作状態になる。
【0013】
主電源スイッチ3がオンして起動開始するまでの時間Tは、T∝R1・C1の関係があり、例えばAC電圧を230V、R1=33kΩ、C1=100μFとし、Vccが10Vの場合は、起動開始時間T=0,316秒、起動抵抗R1の消費電力は約1.3Wとなる。
【0014】
一方、待機電源回路4と主電源回路7の立上がり、立下りは別々となる。例えば、AC入力が瞬時停電等により電圧低下した場合、待機電源回路4の出力はそれほど変化なく正常を保つが、主電源回路7は動作が不安定になり、誤動作や動作停止といった事態に陥ることがある。これは、制御回路12の電源電圧Vccが低下して制御回路12の発振動作が停止したり、誤動作することに起因する。また、それに伴って主電源回路7から動作電圧が供給される負荷回路(映像回路や音声回路等)の動作も誤動作してしまうという不都合がある。
【0015】
このための対策回路として、例えば低電圧検出回路15が設けられ、瞬停があった場合には出力電圧V0の低下を検出し、マイコン5に知らせるようにしている。マイコン5は低電圧が検出されると、一旦主電源スイッチ3をオフし、その後でスイッチ3をオンし主電源回路7の再立上げを行うが、再立上げ時間が必要となる不具合がある。
【0016】
【特許文献1】
特開2000−13998号
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来の電源装置では主電源スイッチ3がオンして起動開始するまでの時間Tは、所定の時定数によって時間がかかり、また起動抵抗R1による消費電力も必要となる。また、瞬時停電等により出力電圧が低下した場合、主電源回路7は動作が不安定になり、再立上げ時間が必要となる不具合があった。
【0018】
本発明は、上記事情に鑑み、主電源回路の起動時の電力消費を低減し、立上がり時間を短縮ことができる電源装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、交流電源に接続された第1の整流回路からの出力電圧が供給されるスイッチングトランジスタを含む主電源回路と;前記交流電源電圧を整流する第2の整流回路を含む待機電源回路と;前記スイッチングトランジスタを駆動制御するための制御回路と;前記制御回路に前記待機電源回路からの直流電圧を供給する制御スイッチを有し、この制御スイッチをオンオフすることにより、前記制御回路に動作用の電源電圧を供給する回路とを具備してなることを特徴とする電源装置である。
【0020】
請求項1の発明においては、待機電源回路からの電源電圧によって主電源回路の動作電圧を供給することができ、電源投入時の立上がり特性を改善することができる。
【0021】
また請求項4記載の発明は、交流電源に接続された第1の整流回路からの出力電圧が供給されるスイッチングトランジスタを含む主電源回路と;前記交流電源電圧を整流する第2の整流回路を含む待機電源回路と;前記スイッチングトランジスタを駆動制御するための制御回路と;前記制御回路に前記待機電源回路からの直流電圧を供給する制御スイッチを有し、この制御スイッチをオンオフすることにより、前記制御回路に動作用の電源電圧を供給する回路と;前記第2の整流回路の出力電圧を所定の基準電圧と比較し、比較結果に応じて前記制御回路の動作を制御するコンパレータとを具備したことを特徴とする電源装置である。
【0022】
請求項4の発明においては、さらに交流電源の過電圧状態又は、低電圧状態を検出して前記制御回路を制御し前記スイッチングトランジスタの動作を停止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の電源装置を示すブロック図であり、例えばテレビジョン受像機等の電子機器に適用した例を示す回路図である。
【0024】
図1において、21は商用交流電源(AC)であり、このAC21は整流回路22に接続されている。前記整流回路22の出力端には平滑コンデンサ23が接続されている。前記整流回路22の出力電圧は、主電源回路24に供給され、この主電源回路24から、負荷回路(映像回路、音声回路等)へ所定の動作電圧を供給するようにしている。
【0025】
前記主電源回路24は、トランス25とスイッチング用のトランジスタ26を有し、このトランジスタ26のオンオフ動作を制御回路27によってコントロールしている。制御回路27は、発振回路を含んでおり、トランジスタ26のオンオフの周期やデューティを制御する。
【0026】
トランス25は、1次巻線251、2次巻線252等を有しており、1次巻線251はトランジスタ26に接続され、2次巻線252には整流平滑回路28が接続されている。
【0027】
また、商用交流電源21には、待機電源回路29が接続され、その待機電源回路29からは、例えば5V程度の低電圧を得るようにしている。この待機電源回路29は、トランス30と、整流回路31と、レギュレータ32と、整流回路33、平滑コンデンサ34から成り、トランス30の1次巻線301は、AC21に接続され、2次巻線302は前記整流回路31に接続されている。また、1次巻線301には3次巻線303が結合されており、3次巻線303には前記整流回路33が接続されている。
【0028】
レギュレータ32からは、例えば5V程度の電源電圧が得られ、マイコン(マイクロコンピュータ)35及びリモコン受光回路(図示せず)に供給される。マイコン35は、レギュレータ32から常時、動作電圧が供給されており、リモコン36からの送信信号をいつでも受光し、かつ処理できるようにしている。
【0029】
また、前記整流回路33からの出力電圧がトランジスタ37のコレクタ・エミッタ路を介して前記制御回路27に供給され、制御回路27には電源電圧Vccが与えられるようになっている。前記トランジスタ37は制御スイッチを構成するもので、ベースには抵抗38及びフォトトランジスタ39の直列回路が接続され、フォトトランジスタ39に対抗してフォトダイオード40が配置されている。このフォトダイオード40のアノードは抵抗41を介して前記レギュレータ32の出力端に接続され、フォトダイオード40のカソードは、トランジスタ42のコレクタ・エミッタ路を介して接地されており、トランジスタ42のベースには、マイコン35からオンオフ制御信号が供給されるようになっている。トランジスタ42は、前記制御回路27への電源電圧Vccの供給を制御するものである。
【0030】
次にこのような電源装置の動作を説明する。
【0031】
まず、機器が待機モードにあるとき待機電源回路29は、AC21からの電圧がトランス30の1次巻線301に供給され、2次巻線に生じる電圧を整流回路31で整流し、レギュレータ32から安定した直流電圧(例えは5V)が得られる。この電圧5Vによってマイコン35は動作する。一方、3次巻線303に生じる電圧を整流回路33で整流し、平滑コンデンサ34で平滑した直流電圧がトランジスタ37のコレクタに供給される。
【0032】
この状態は待機状態であり、トランジスタ37がオフしているため、制御回路27には電源電圧Vccが供給されず、制御回路27はオフとなっている。また、AC21からの電圧は整流回路22によって整流され、トランス25の1次巻線251を介してスイッチングトランジスタ26に供給されている。このとき制御回路27がオフであるため、トランジスタ26はオフであり、2次側の整流回路28からは、出力電圧は得られない。
【0033】
次にこの状態でリモコン36から主電源オンの操作が成されると、マイコン35はそれに応答してトランジスタ42のベースにオン信号(ハイレベル)を供給し、トランジスタ42がオンになる。これにより、フォトダイオード40、フォトトランジスタ39がオンとなり、トランジスタ37がオンし、整流回路33からは制御回路27に対して動作電圧Vccを供給するため、制御回路27は動作を開始し、スイッチングトランジスタ26を駆動し、主電源回路24は動作状態となり、2次側の整流回路28から直流電圧が得られ、機器の主要回路に動作電圧が供給され、動作状態となる。
【0034】
このような電源装置によれば、トランジスタ37のオン動作により主電源回路24が動作を開始するが、従来のように抵抗R1を介して起動電圧を供給する方式に比べ、トランジスタ37のオンに応答して制御回路27には即座に電源電圧Vccが供給されるため、主電源回路24の起動開始時間Tを短縮することができる。また、従来、起動抵抗R1による消費電力を要していたが、それもなくなるため消費電力を低減することができる。
【0035】
また、制御回路27の電源電圧Vccを待機電源回路29から得ているため、電圧Vccは、AC電圧の立上がり及び立下りに同期して変化するようになる。したがって、AC21の電圧が低下した場合は、待機電源29からの直流電圧に同期して制御回路27の電源電圧Vccが低下し、主電源回路24のスイッチング動作は停止する。尚、AC21の電圧が瞬時低下し、すぐに復帰したような場合(瞬低時)は、待機電源29からの直流電圧は比較的安定しているため、電源電圧Vccの供給は続けられ主電源回路24は動作状態を維持する。したがって、主電源回路24の動作は安定状態を保つことができる。
【0036】
次に図2を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。図2の実施形態では、待機電源回路29の整流回路33の出力変化に応答して制御回路27の動作を制御するものである。即ち、平滑コンデンサ34の電圧をコンパレータ43の非反転入力端(+)に入力し、反転入力端(−)に基準電圧源44からの基準電圧Vrefを供給している。
【0037】
この図2の回路によれば、AC21の入力電圧が基準電圧Vref以下になったときにはそれを検出し、その検出結果に応答して制御回路27の動作を停止することができる。即ち、待機電源回路29の整流回路33の出力電圧は、AC21の入力電圧に比例するため、AC入力電圧が規定範囲外に低電圧状態になった場合に、コンパレータ43で検出し、制御回路27を制御し、発振動作を停止して主電源回路24の動作を停止し、異常状態に対して保護することができる。
【0038】
尚、基準電圧を高い値に設定すれば、AC電圧の過電圧状態を検出することができるから、低電圧検出用及び過電圧検出用の2つのコンパレータ設けることにより、AC入力電圧が規定範囲よりも低下したり、過電圧になった場合に保護することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明の電源装置によれば、待機電源回路からの電源電圧によって主電源回路の動作電圧を供給することができ、主電源回路の立上がり特性を改善することができ、消費電力も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電源装置を示す回路図。
【図2】本発明の第2の実施形態による電源装置の主要部を示す回路図。
【図3】従来の電源装置の一例を示す回路図。
【図4】従来の電源装置の動作特性を示す特性図。
【符号の説明】
21…AC電源
22…整流回路
24…主電源回路
25…トランス
26…スイッチングトランジスタ
27…制御回路
28…2次側整流回路
30…トランス
31…整流回路
32…レギュレータ
33…整流回路
35…マイコン
36…リモコン
37…トランジスタ(制御スイッチ)
42…トランジスタ
43…コンパレータ
44…基準電圧源
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源装置に関し、特に待機電源回路と主電源回路を有し、リモコン操作により待機モードと通常動作モードで動作可能なテレビジョン受像機等の電源装置である。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器、例えばテレビジョン受像機では、リモコン(リモートコントローラ)の操作により、主電源スイッチのオンオフをコントロール可能にしている。主電源スイッチがオンのときには商用交流電源からの電圧を整流し、主電源回路から所定の動作電圧を発生し、映像回路や音声回路等を動作させ、通常の動作を行うようにしている。
【0003】
また、待機モード時には、前記主電源スイッチをオフにして、主要負荷(前記映像回路や音声回路等)を非動作状態にする一方、マイコン(マイクロコンピュータ)やリモコン受光回路等に低電圧(例えば5V)の電源電圧を供給し、必要最小限の回路のみが動作するようにしており、消費電力を低減するようにしている。そして上記待機モード時において、リモコンから電源オンの指示があった場合、マイコンはその指示に基いて前記主電源スイッチをオンさせ、テレビジョン受像機を再び動作させるようにしている。
【0004】
上記待機電源回路と主電源回路を有する電源装置として、特許文献1に記載のものがある。この特許文献1には、充電用のコンデンサを含む待機電源回路を有し、リモコン信号を受信する手段及びリモコン信号をデコードする手段の電源電圧を、通常はコンデンサに保持された電圧で供給し、コンデンサに保持した電圧が予め設定した電圧を下回った場合に、スイッチ手段を介して商用電源からの電圧を利用してコンデンサを充電し、待機状態の消費電力を低減するものである。また、主電源回路には、リレーを介して商用電源回路を接続可能にしており、マイコンの制御によってリレーをオンオフするようにしている。
【0005】
一方、待機電源回路と主電源回路を有する電源装置において、前記主電源回路としては、スイッチング電源回路が一般的に使用されており、電源投入時にスイッチング素子を起動するため起動回路を有している。
【0006】
従来の電源装置の一例を図3を参照して簡単に説明する。図3において、1は商用交流電源(AC)であり、整流回路2に接続されている。商用交流電源1と整流回路2の間には、主電源スイッチ3が設けられており、このスイッチ3をオンすることによって、機器は動作可能になる。
【0007】
また、商用交流電源1には、待機電源回路4が接続され、その待機電源回路4から例えば5V程度の低電圧を得るようにしている。この待機電源回路4からの電圧は、マイコン(マイクロコンピュータ)5及びリモコン受光回路(図示せず)に供給され、主電源スイッチ3がオフであってもこれらマイコン5やリモコン受光回路等の待機回路に動作電圧を供給している。このような状態を一般的には待機モード又はスタンバイモードと言い、リモコン6からの送信信号をいつでも受光し、かつ処理できるようにしている。
【0008】
また、前記整流回路2の出力電圧は、主電源回路7に供給され、この主電源回路7から、負荷回路(映像回路、音声回路等)へ所定の動作電圧を供給するようにしている。主電源スイッチ3は、これをオンオフするための駆動コイル8を有し、この駆動コイル8一端は、待機電源回路4に接続され、他端はトランジスタ9を介して接地され、トランジスタ9はマイコン5によって制御される。
【0009】
前記主電源回路7は、トランス10とスイッチング用のトランジスタ11を有し、このトランジスタ11のオンオフ動作を制御回路12によってコントロールしている。制御回路12は、発振回路を含んでおり、トランジスタ11のオンオフの周期を制御する。またスイッチ3の出力端は抵抗R1を介して制御回路12に接続しており、制御回路12に起動電圧を供給するようにしている。
【0010】
トランス10は、1次巻線101、2次巻線102、3次巻線103等を有しており、1次巻線101はトランジスタ11に接続され、2次巻線102には整流平滑回路13が接続され、3次巻線103には整流平滑回路14が接続されている。整流平滑回路13からは、主要な負荷回路を動作さるための電源電圧が出力され、整流平滑回路14からは、制御回路12を動作さるための電源電圧が出力される。尚、整流平滑回路14には、平滑用のコンデンサC1を含んでいる。また、15は低電圧検出回路であり、整流平滑回路14からの電源電圧が所定値以下になった場合に、それを検出してマイコン5に知らせ、主電源スイッチ3を一旦オフするものである。
【0011】
図3の電源装置において、主電源回路7の起動時の動作について、図4を参照して説明する。図4において、(a)は2次側整流回路13の整流電圧V0、(b)は整流回路2からの出力電圧V1、(c)は制御回路12の電源電圧Vcc、のそれぞれの立ち上げ時の波形を概略的に示している。また(d)はスイッチングトランジスタ11のスイッチング期間を示している。
【0012】
図3において、主電源スイッチ3がオンされると、起動用の抵抗R1とコンデンサC1の時定数R1・C1により、制御回路12の電源電圧Vccは徐々に上昇していく。そして起動開始電圧Vc1に達すると、主電源回路7はスイッチング動作を開始し、Vccの消費電流が増加して電圧Vccは一旦低下するが、整流回路14からも電圧が供給されるようになり、安定動作状態になる。
【0013】
主電源スイッチ3がオンして起動開始するまでの時間Tは、T∝R1・C1の関係があり、例えばAC電圧を230V、R1=33kΩ、C1=100μFとし、Vccが10Vの場合は、起動開始時間T=0,316秒、起動抵抗R1の消費電力は約1.3Wとなる。
【0014】
一方、待機電源回路4と主電源回路7の立上がり、立下りは別々となる。例えば、AC入力が瞬時停電等により電圧低下した場合、待機電源回路4の出力はそれほど変化なく正常を保つが、主電源回路7は動作が不安定になり、誤動作や動作停止といった事態に陥ることがある。これは、制御回路12の電源電圧Vccが低下して制御回路12の発振動作が停止したり、誤動作することに起因する。また、それに伴って主電源回路7から動作電圧が供給される負荷回路(映像回路や音声回路等)の動作も誤動作してしまうという不都合がある。
【0015】
このための対策回路として、例えば低電圧検出回路15が設けられ、瞬停があった場合には出力電圧V0の低下を検出し、マイコン5に知らせるようにしている。マイコン5は低電圧が検出されると、一旦主電源スイッチ3をオフし、その後でスイッチ3をオンし主電源回路7の再立上げを行うが、再立上げ時間が必要となる不具合がある。
【0016】
【特許文献1】
特開2000−13998号
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来の電源装置では主電源スイッチ3がオンして起動開始するまでの時間Tは、所定の時定数によって時間がかかり、また起動抵抗R1による消費電力も必要となる。また、瞬時停電等により出力電圧が低下した場合、主電源回路7は動作が不安定になり、再立上げ時間が必要となる不具合があった。
【0018】
本発明は、上記事情に鑑み、主電源回路の起動時の電力消費を低減し、立上がり時間を短縮ことができる電源装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、交流電源に接続された第1の整流回路からの出力電圧が供給されるスイッチングトランジスタを含む主電源回路と;前記交流電源電圧を整流する第2の整流回路を含む待機電源回路と;前記スイッチングトランジスタを駆動制御するための制御回路と;前記制御回路に前記待機電源回路からの直流電圧を供給する制御スイッチを有し、この制御スイッチをオンオフすることにより、前記制御回路に動作用の電源電圧を供給する回路とを具備してなることを特徴とする電源装置である。
【0020】
請求項1の発明においては、待機電源回路からの電源電圧によって主電源回路の動作電圧を供給することができ、電源投入時の立上がり特性を改善することができる。
【0021】
また請求項4記載の発明は、交流電源に接続された第1の整流回路からの出力電圧が供給されるスイッチングトランジスタを含む主電源回路と;前記交流電源電圧を整流する第2の整流回路を含む待機電源回路と;前記スイッチングトランジスタを駆動制御するための制御回路と;前記制御回路に前記待機電源回路からの直流電圧を供給する制御スイッチを有し、この制御スイッチをオンオフすることにより、前記制御回路に動作用の電源電圧を供給する回路と;前記第2の整流回路の出力電圧を所定の基準電圧と比較し、比較結果に応じて前記制御回路の動作を制御するコンパレータとを具備したことを特徴とする電源装置である。
【0022】
請求項4の発明においては、さらに交流電源の過電圧状態又は、低電圧状態を検出して前記制御回路を制御し前記スイッチングトランジスタの動作を停止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の電源装置を示すブロック図であり、例えばテレビジョン受像機等の電子機器に適用した例を示す回路図である。
【0024】
図1において、21は商用交流電源(AC)であり、このAC21は整流回路22に接続されている。前記整流回路22の出力端には平滑コンデンサ23が接続されている。前記整流回路22の出力電圧は、主電源回路24に供給され、この主電源回路24から、負荷回路(映像回路、音声回路等)へ所定の動作電圧を供給するようにしている。
【0025】
前記主電源回路24は、トランス25とスイッチング用のトランジスタ26を有し、このトランジスタ26のオンオフ動作を制御回路27によってコントロールしている。制御回路27は、発振回路を含んでおり、トランジスタ26のオンオフの周期やデューティを制御する。
【0026】
トランス25は、1次巻線251、2次巻線252等を有しており、1次巻線251はトランジスタ26に接続され、2次巻線252には整流平滑回路28が接続されている。
【0027】
また、商用交流電源21には、待機電源回路29が接続され、その待機電源回路29からは、例えば5V程度の低電圧を得るようにしている。この待機電源回路29は、トランス30と、整流回路31と、レギュレータ32と、整流回路33、平滑コンデンサ34から成り、トランス30の1次巻線301は、AC21に接続され、2次巻線302は前記整流回路31に接続されている。また、1次巻線301には3次巻線303が結合されており、3次巻線303には前記整流回路33が接続されている。
【0028】
レギュレータ32からは、例えば5V程度の電源電圧が得られ、マイコン(マイクロコンピュータ)35及びリモコン受光回路(図示せず)に供給される。マイコン35は、レギュレータ32から常時、動作電圧が供給されており、リモコン36からの送信信号をいつでも受光し、かつ処理できるようにしている。
【0029】
また、前記整流回路33からの出力電圧がトランジスタ37のコレクタ・エミッタ路を介して前記制御回路27に供給され、制御回路27には電源電圧Vccが与えられるようになっている。前記トランジスタ37は制御スイッチを構成するもので、ベースには抵抗38及びフォトトランジスタ39の直列回路が接続され、フォトトランジスタ39に対抗してフォトダイオード40が配置されている。このフォトダイオード40のアノードは抵抗41を介して前記レギュレータ32の出力端に接続され、フォトダイオード40のカソードは、トランジスタ42のコレクタ・エミッタ路を介して接地されており、トランジスタ42のベースには、マイコン35からオンオフ制御信号が供給されるようになっている。トランジスタ42は、前記制御回路27への電源電圧Vccの供給を制御するものである。
【0030】
次にこのような電源装置の動作を説明する。
【0031】
まず、機器が待機モードにあるとき待機電源回路29は、AC21からの電圧がトランス30の1次巻線301に供給され、2次巻線に生じる電圧を整流回路31で整流し、レギュレータ32から安定した直流電圧(例えは5V)が得られる。この電圧5Vによってマイコン35は動作する。一方、3次巻線303に生じる電圧を整流回路33で整流し、平滑コンデンサ34で平滑した直流電圧がトランジスタ37のコレクタに供給される。
【0032】
この状態は待機状態であり、トランジスタ37がオフしているため、制御回路27には電源電圧Vccが供給されず、制御回路27はオフとなっている。また、AC21からの電圧は整流回路22によって整流され、トランス25の1次巻線251を介してスイッチングトランジスタ26に供給されている。このとき制御回路27がオフであるため、トランジスタ26はオフであり、2次側の整流回路28からは、出力電圧は得られない。
【0033】
次にこの状態でリモコン36から主電源オンの操作が成されると、マイコン35はそれに応答してトランジスタ42のベースにオン信号(ハイレベル)を供給し、トランジスタ42がオンになる。これにより、フォトダイオード40、フォトトランジスタ39がオンとなり、トランジスタ37がオンし、整流回路33からは制御回路27に対して動作電圧Vccを供給するため、制御回路27は動作を開始し、スイッチングトランジスタ26を駆動し、主電源回路24は動作状態となり、2次側の整流回路28から直流電圧が得られ、機器の主要回路に動作電圧が供給され、動作状態となる。
【0034】
このような電源装置によれば、トランジスタ37のオン動作により主電源回路24が動作を開始するが、従来のように抵抗R1を介して起動電圧を供給する方式に比べ、トランジスタ37のオンに応答して制御回路27には即座に電源電圧Vccが供給されるため、主電源回路24の起動開始時間Tを短縮することができる。また、従来、起動抵抗R1による消費電力を要していたが、それもなくなるため消費電力を低減することができる。
【0035】
また、制御回路27の電源電圧Vccを待機電源回路29から得ているため、電圧Vccは、AC電圧の立上がり及び立下りに同期して変化するようになる。したがって、AC21の電圧が低下した場合は、待機電源29からの直流電圧に同期して制御回路27の電源電圧Vccが低下し、主電源回路24のスイッチング動作は停止する。尚、AC21の電圧が瞬時低下し、すぐに復帰したような場合(瞬低時)は、待機電源29からの直流電圧は比較的安定しているため、電源電圧Vccの供給は続けられ主電源回路24は動作状態を維持する。したがって、主電源回路24の動作は安定状態を保つことができる。
【0036】
次に図2を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。図2の実施形態では、待機電源回路29の整流回路33の出力変化に応答して制御回路27の動作を制御するものである。即ち、平滑コンデンサ34の電圧をコンパレータ43の非反転入力端(+)に入力し、反転入力端(−)に基準電圧源44からの基準電圧Vrefを供給している。
【0037】
この図2の回路によれば、AC21の入力電圧が基準電圧Vref以下になったときにはそれを検出し、その検出結果に応答して制御回路27の動作を停止することができる。即ち、待機電源回路29の整流回路33の出力電圧は、AC21の入力電圧に比例するため、AC入力電圧が規定範囲外に低電圧状態になった場合に、コンパレータ43で検出し、制御回路27を制御し、発振動作を停止して主電源回路24の動作を停止し、異常状態に対して保護することができる。
【0038】
尚、基準電圧を高い値に設定すれば、AC電圧の過電圧状態を検出することができるから、低電圧検出用及び過電圧検出用の2つのコンパレータ設けることにより、AC入力電圧が規定範囲よりも低下したり、過電圧になった場合に保護することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明の電源装置によれば、待機電源回路からの電源電圧によって主電源回路の動作電圧を供給することができ、主電源回路の立上がり特性を改善することができ、消費電力も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電源装置を示す回路図。
【図2】本発明の第2の実施形態による電源装置の主要部を示す回路図。
【図3】従来の電源装置の一例を示す回路図。
【図4】従来の電源装置の動作特性を示す特性図。
【符号の説明】
21…AC電源
22…整流回路
24…主電源回路
25…トランス
26…スイッチングトランジスタ
27…制御回路
28…2次側整流回路
30…トランス
31…整流回路
32…レギュレータ
33…整流回路
35…マイコン
36…リモコン
37…トランジスタ(制御スイッチ)
42…トランジスタ
43…コンパレータ
44…基準電圧源
Claims (5)
- 交流電源に接続された第1の整流回路からの出力電圧が供給されるスイッチングトランジスタを含む主電源回路と、
前記交流電源電圧を整流する第2の整流回路を含む待機電源回路と、
前記スイッチングトランジスタを駆動制御するための制御回路と、
前記制御回路に前記待機電源回路からの直流電圧を供給する制御スイッチを有し、この制御スイッチをオンオフすることにより、前記制御回路に動作用の電源電圧を供給する回路とを具備してなることを特徴とする電源装置。 - 前記制御スイッチは、リモコン操作に応答してオンオフ制御されることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
- 前記待機電源回路は、さらに前記交流電源電圧を整流する第3の整流回路を有し、前記第3の整流回路の出力電圧によってマイクロコンピュータを動作させ、前記マイクロコンピュータの制御のもとに前記制御スイッチをオンオフ制御することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
- 交流電源に接続された第1の整流回路からの出力電圧が供給されるスイッチングトランジスタを含む主電源回路と、
前記交流電源電圧を整流する第2の整流回路を含む待機電源回路と、
前記スイッチングトランジスタを駆動制御するための制御回路と、
前記制御回路に前記待機電源回路からの直流電圧を供給する制御スイッチを有し、この制御スイッチをオンオフすることにより、前記制御回路に動作用の電源電圧を供給する回路と、
前記第2の整流回路の出力電圧を所定の基準電圧と比較し、比較結果に応じて前記制御回路の動作を制御するコンパレータとを具備したことを特徴とする電源装置。 - 前記コンパレータは、前記交流電源の過電圧状態又は、低電圧状態を検出し、前記交流電源電圧が規定範囲外にあるとき前記制御回路を制御して前記スイッチングトランジスタの動作を停止するようにしたことを特徴とする請求項4記載の電源装置。
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CN100395953C (zh) * | 2005-08-21 | 2008-06-18 | 米万里 | 工作电源电路和微功耗待机电源电路 |
WO2013111290A1 (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-01 | イサハヤ電子株式会社 | スイッチングレギュレータ |
KR101858819B1 (ko) * | 2016-08-16 | 2018-05-16 | 조계옥 | 대기 전력 제어 기능을 구비한 전원 공급 장치 및 그 전원 공급 방법 |
JP2021100306A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 株式会社リコー | 電源装置、及び画像形成装置 |
JP7411254B2 (ja) | 2021-11-30 | 2024-01-11 | 株式会社ミヤワキ | 電源制御回路 |
-
2003
- 2003-07-11 JP JP2003196037A patent/JP2005033913A/ja active Pending
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