JP2005033744A - 弾性表面波共振器とこれを用いた電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来の弾性表面波共振器は、λ/4の電極幅のため、高周波化するにつれ、電極幅を狭くする必要があるため、作製が困難になると共に、電極抵抗による損失が増大する。
【解決手段】
本発明は、圧電・電歪物質基板上にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、λ/2幅の溝、或いはλ/2幅の反射電極を用いることにより、電極抵抗の低減と微細加工が可能となる。
【選択図】図3
従来の弾性表面波共振器は、λ/4の電極幅のため、高周波化するにつれ、電極幅を狭くする必要があるため、作製が困難になると共に、電極抵抗による損失が増大する。
【解決手段】
本発明は、圧電・電歪物質基板上にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、λ/2幅の溝、或いはλ/2幅の反射電極を用いることにより、電極抵抗の低減と微細加工が可能となる。
【選択図】図3
Description
本発明は弾性表面波を用いた共振器及びこれを用いた電子装置に関するもので、すだれ状電極変換器(インターディジタルトランスジューサ、IDT)の両端にλ/2幅の反射器を用いた弾性表面波共振器とその作製法及びこの共振器を用いた電子装置に関する。
通常の弾性表面波共振器は、すだれ状電極の両端にλ/4幅の電極型反射器を用いているため、高周波では、電極幅が狭くなるため、電極抵抗による損失が大きくなる、作製が困難になる、バルク波への放射損失が増大する、などの欠陥がある。
本発明は上述したごとき従来の弾性表面波共振器の欠陥を除去すべくなされたものであって、幅の広い溝、或いは電極を用いているため、損失の少ない、微細加工の容易な弾性表面波共振器を提供するものである。
上述の課題を解決するために、本発明にかかる弾性表面波共振器は、圧電・電歪物質基板の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器として、λ/2幅の溝或いは電極を用いることにより、高周波での共振器の特性を改善するものである。
以下、本発明を図面に示した実施例に基づいて詳細に説明する。
図1、図2のように、圧電・電歪物質基板1の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、基本動作周波数での波長をλ0として、基板1の表面に、その周期がλ0であり、その膜厚がH1、その幅a、bがλ0/4の正電極5と負電極6とが配置されている基板の両側に、その溝の深さH 2、その周期がλ0、その幅w1がλ0/2、その位置がすだれ状電極の中心から溝の中心までの距離がd1である溝4を配置した構造とすることにより、すだれ状電極弾性表面共振器が得られる。
上記の共振器において、電極4、5の幅a、bの範囲が0.05λ0から0.5λ0の範囲であり、その厚さH1が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、溝の深さH2が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w1が0.1λから0.9λの範囲であり、溝4の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d1が0.1λから1.5λの範囲にある構造とすることにより、高性能の共振器が得られる。
図3、図4のように、圧電・電歪物質基板1の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、基本動作周波数での波長をλ0として、基板1の表面に、その周期がλ0であり、その膜厚がH1、その幅a、bがλ0/4の正電極5と負電極6とが配置されている基板の両側に、膜厚がH3、幅w2がλ0/2、その周期がλ0、その位置がすだれ状電極の中心から電極の中心までの距離がd2の電極7を配置した構造とすることにより、すだれ状電極弾性表面共振器が得られる。ここで、図4の反射電極の短絡用の電極8、9は必ずしも必要ではない。
上記の弾性表面波共振器において、電極4、5の幅a、bの範囲が0.05λ0から0.5λ0の範囲であり、その厚さH1が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、電極の膜厚H3が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w2が0.1λから0.9λの範囲であり、電極7の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d2が0.1λから1.5λの範囲にある構造とすることにより、高性能の弾性表面波共振器が得られる。
図5、図6のように、圧電・電歪物質基板1の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、基本動作周波数での波長をλ0として、基板1の表面に、その周期がλ0であり、その膜厚がH1、その幅a、bがλ0/4の正電極5と負電極6とが配置されている基板の両側に、その溝の深さ溝H4、その周期がλ0/2、その幅w3がλ0/4、その位置がすだれ状電極の中心から溝の中心までの距離がd3である溝10を配置した後、膜厚がH5、幅w4がλ0/2、その周期がλ0、その位置がすだれ状電極の中心から電極の中心までの距離がd4の電極11を配置した構造、或いは膜厚がH5、幅w5がλ0/4、その周期がλ0/2、その位置がすだれ状電極の中心から電極の中心までの距離がd4の電極11を配置した構造とすることにより、特性の良いすだれ状電極弾性表面共振器が得られる。図6の反射電極の短絡用の電極8、9は必ずしも必要ではない。
上記の共振器において、電極4、5の幅a、bの範囲が0.05λ0から0.5λ0の範囲であり、その厚さH1が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、溝の深さH4が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w3が0.1λ0から0.5λ0の範囲であり、溝10の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d3が0.1λから1.5λの範囲にある、電極の膜厚H5が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w4が0.1λ0から0.9λ0、幅w5が0.1λ0から0.5λ0のの範囲であり、電極11の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d4が0.1λから1.5λの範囲にある構造とすることによいすだれ状電極弾性表面波共振器が得られる。
上記の共振器において、その作製法として、基板1上に溝4、10を作製した後、2枚以上のマスクを用いたマスク合わせ法、或いは電子ビーム2重露光法などを用いて正負電極5、6、反射電極7、11を作製した構造のすだれ状電極弾性表面波共振器も本特許に含まれる。
また、上記の共振器において、正負電極及び金属膜として、Al、Cu、Mo、Au、Ag、W、Tiなど或いはこれらの合金、また圧電体基板1として、水晶、ランガサイト系単結晶、Li2B4O7単結晶、BGO単結晶、BSO単結晶、LiNbO3単結晶、LiTaO3単結晶、KNbO3単結晶、PZTなど、圧電薄膜として、ZnO、AlN、LiTaO3、LiNbO3、KNbO3、Ta2O5、PZT、など、を用いた構造のすだれ状電極弾性表面波共振器も本特許に含まれる。
また、上記の弾性表面波共振器上にその膜厚H6が0.005λ0から0.5λ0の範囲にあるSiO2薄膜、或いは正の周波数温度特性をもつガラスなどの誘電体膜を付着させた構造のすだれ状電極弾性表面波共振器も本特許に含まれる。
また、すだれ状電極変換器の内部に反射器をもつ一方向性弾性表面波変換器において、上記構造の電極幅がほぼλ/4、或いはλ/2の反射器を内蔵した一方向性すだれ状電極も本特許に含まれる。
また、上記の波共振器をラダー型或いはラティス型に構成した弾性表面波フィルタも本特許に含まれる。
また、上記の構造の内部反射形一方向性弾性表面波変換器の波長λ0で動作する周波数を基本動作角周波数ω0として、Nを1、2、3、…などの整数とし、Nω0で動作する上記構造の弾性表面波共振器及びこの変換器を用いた電子装置も本特許に含まれる。
図1、図2のように、圧電・電歪物質基板1の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、基本動作周波数での波長をλ0として、基板1の表面に、その周期がλ0であり、その膜厚がH1、その幅a、bがλ0/4の正電極5と負電極6とが配置されている基板の両側に、その溝の深さH 2、その周期がλ0、その幅w1がλ0/2、その位置がすだれ状電極の中心から溝の中心までの距離がd1である溝4を配置した構造とすることにより、すだれ状電極弾性表面共振器が得られる。
上記の共振器において、電極4、5の幅a、bの範囲が0.05λ0から0.5λ0の範囲であり、その厚さH1が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、溝の深さH2が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w1が0.1λから0.9λの範囲であり、溝4の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d1が0.1λから1.5λの範囲にある構造とすることにより、高性能の共振器が得られる。
図3、図4のように、圧電・電歪物質基板1の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、基本動作周波数での波長をλ0として、基板1の表面に、その周期がλ0であり、その膜厚がH1、その幅a、bがλ0/4の正電極5と負電極6とが配置されている基板の両側に、膜厚がH3、幅w2がλ0/2、その周期がλ0、その位置がすだれ状電極の中心から電極の中心までの距離がd2の電極7を配置した構造とすることにより、すだれ状電極弾性表面共振器が得られる。ここで、図4の反射電極の短絡用の電極8、9は必ずしも必要ではない。
上記の弾性表面波共振器において、電極4、5の幅a、bの範囲が0.05λ0から0.5λ0の範囲であり、その厚さH1が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、電極の膜厚H3が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w2が0.1λから0.9λの範囲であり、電極7の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d2が0.1λから1.5λの範囲にある構造とすることにより、高性能の弾性表面波共振器が得られる。
図5、図6のように、圧電・電歪物質基板1の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、基本動作周波数での波長をλ0として、基板1の表面に、その周期がλ0であり、その膜厚がH1、その幅a、bがλ0/4の正電極5と負電極6とが配置されている基板の両側に、その溝の深さ溝H4、その周期がλ0/2、その幅w3がλ0/4、その位置がすだれ状電極の中心から溝の中心までの距離がd3である溝10を配置した後、膜厚がH5、幅w4がλ0/2、その周期がλ0、その位置がすだれ状電極の中心から電極の中心までの距離がd4の電極11を配置した構造、或いは膜厚がH5、幅w5がλ0/4、その周期がλ0/2、その位置がすだれ状電極の中心から電極の中心までの距離がd4の電極11を配置した構造とすることにより、特性の良いすだれ状電極弾性表面共振器が得られる。図6の反射電極の短絡用の電極8、9は必ずしも必要ではない。
上記の共振器において、電極4、5の幅a、bの範囲が0.05λ0から0.5λ0の範囲であり、その厚さH1が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、溝の深さH4が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w3が0.1λ0から0.5λ0の範囲であり、溝10の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d3が0.1λから1.5λの範囲にある、電極の膜厚H5が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w4が0.1λ0から0.9λ0、幅w5が0.1λ0から0.5λ0のの範囲であり、電極11の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d4が0.1λから1.5λの範囲にある構造とすることによいすだれ状電極弾性表面波共振器が得られる。
上記の共振器において、その作製法として、基板1上に溝4、10を作製した後、2枚以上のマスクを用いたマスク合わせ法、或いは電子ビーム2重露光法などを用いて正負電極5、6、反射電極7、11を作製した構造のすだれ状電極弾性表面波共振器も本特許に含まれる。
また、上記の共振器において、正負電極及び金属膜として、Al、Cu、Mo、Au、Ag、W、Tiなど或いはこれらの合金、また圧電体基板1として、水晶、ランガサイト系単結晶、Li2B4O7単結晶、BGO単結晶、BSO単結晶、LiNbO3単結晶、LiTaO3単結晶、KNbO3単結晶、PZTなど、圧電薄膜として、ZnO、AlN、LiTaO3、LiNbO3、KNbO3、Ta2O5、PZT、など、を用いた構造のすだれ状電極弾性表面波共振器も本特許に含まれる。
また、上記の弾性表面波共振器上にその膜厚H6が0.005λ0から0.5λ0の範囲にあるSiO2薄膜、或いは正の周波数温度特性をもつガラスなどの誘電体膜を付着させた構造のすだれ状電極弾性表面波共振器も本特許に含まれる。
また、すだれ状電極変換器の内部に反射器をもつ一方向性弾性表面波変換器において、上記構造の電極幅がほぼλ/4、或いはλ/2の反射器を内蔵した一方向性すだれ状電極も本特許に含まれる。
また、上記の波共振器をラダー型或いはラティス型に構成した弾性表面波フィルタも本特許に含まれる。
また、上記の構造の内部反射形一方向性弾性表面波変換器の波長λ0で動作する周波数を基本動作角周波数ω0として、Nを1、2、3、…などの整数とし、Nω0で動作する上記構造の弾性表面波共振器及びこの変換器を用いた電子装置も本特許に含まれる。
本発明の一方向性弾性表面波変換器は以上説明したごとく構成するものであるから、グレーティング構造の溝を作製した圧電体基板に簡単なマスク合わせを用いてすだれ状電極を作製する方法、或いはλ/2幅の反射電極を作製する方法により本特許の共振器が得られるので、通常一般の弾性表面波デバイスとほとんど同等のコストで安価に製造可能であるので、高周波で高性能のフィルタが容易に得られる。
以上の共振器の計算結果の一例として、図7は128°Y−X LiNbO3基板に図1の構造の共振器を作製した場合の共振特性である。
以上の共振器の計算結果の一例として、図7は128°Y−X LiNbO3基板に図1の構造の共振器を作製した場合の共振特性である。
1…基板、2…正のすだれ状電極の取り出し電極、3…負のすだれ状電極の取り出し電極、4…溝、5…正のすだれ状電極指、6…負のすだれ状電極指、7…反射電極、8…短絡用の電極、9…短絡用の電極、10…溝、11…反射電極、12…共振特性
Claims (11)
- 圧電・電歪物質基板1の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、基本動作周波数での波長をλ0として、基板1の表面に、その周期がλ0であり、その膜厚がH1、その幅a、bがλ0/4の正電極5と負電極6とが配置されている基板の両側に、その溝の深さH2、その周期がλ0、その幅w1がλ0/2、その位置がすだれ状電極の中心から溝の中心までの距離がd1である溝4を配置した構造のすだれ状電極弾性表面共振器及びこれを用いた電子装置。
- 特許請求の範囲第1項の弾性表面波変換器において、電極4、5の幅a、bの範囲が0.05λ0から0.5λ0の範囲であり、その厚さH1が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、溝の深さH2が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w1が0.1λから0.9λの範囲であり、溝4の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d1が0.1λからl.5λの範囲にある構造のすだれ状電極弾性表面波共振器及びこれを用いた電子装置。
- 圧電・電歪物質基板1の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置し、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、基本動作周波数での波長をλ0として、基板1の表面に、その周期がλ0であり、その膜厚がH1、その幅a、bがλ0/4の正電極5と負電極6とが配置されている基板の両側に、膜厚がH3、幅w2がλ0/2、その周期がλ0、その位置がすだれ状電極の中心から電極の中心までの距離がd2の電極7を配置した構造のすだれ状電極弾性表面共振器及びこれを用いた電子装置。
- 特許請求の範囲第3項の弾性表面波変換器において、電極4、5の幅a、bの範囲が0.05λ0から0.5λ0の範囲であり、その厚さH1が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、電極の膜厚H3が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w2が0.1λから0.9λの範囲であり、電極7の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d2が0.1λから1.5λの範囲にある構造のすだれ状電極弾性表面波共振器及びこれを用いた電子装置。
- 圧電・電歪物質基板1の表面或いは圧電薄膜基板にすだれ状電極を配置した、その両側に反射器を配置した弾性表面波共振器において、基本動作周波数での波長をλ0として、基板1の表面に、その周期がλ0であり、その膜厚がH1、その幅a、bがλ0/4の正電極5と負電極6とが配置されている基板の両側に、その溝の深さH4、その周期がλ0/2、その幅w3がλ0/4、その位置がすだれ状電極の中心から溝の中心までの距離がd 3である溝10を配置した後、膜厚がH5、幅w4がλ0/2、その周期がλ0、その位置がすだれ状電極の中心から電極の中心までの距離がd4の電極11を配置した構造、或いは膜厚がH5、幅w5がλ0/4、その周期がλ0/2、その位置がすだれ状電極の中心から電極の中心までの距離がd4の電極11を配置した構造のすだれ状電極弾性表面共振器及びこれを用いた電子装置。
- 特許請求の範囲第5項の弾性表面波変換器において、電極4、5の幅a、bの範囲が0.05λ0から0.5λ0の範囲であり、その厚さH1が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、溝の深さH4が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w3が0.1λ0から0.5λ0の範囲であり、溝10の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d3が0.lλから1.5λの範囲にあり、電極の膜厚H5が0.001λ0から0.3λ0の範囲であり、その幅w4が0.1λ0から0.9λ0、幅w5が0.1λ0から0.5λ0のの範囲であり、電極11の中心と正負電極、5、6の中心との間の距離d4が0.1λから1.5λの範囲にある構造のすだれ状電極弾性表面波共振器及びこれを用いた電子装置。
- 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第7項において、その作製法として、基板1上に溝4、10を作製した後、2枚以上のマスクを用いたマスク合わせ法、或いは電子ビーム2重露光法などを用いて正負電極5、6、反射電極7、11を作製した構造のすだれ状電極弾性表面波共振器及びこれを用いた電子装置。
- 特許請求の範囲、第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第7項において、正負電極及び金属膜として、Al、Cu、Mo、Au、Ag、W、Tiなど或いはこれらの合金、また圧電体基板1として、水晶、ランガサイト系単結晶、Li2B4O7単結晶、BGO単結晶、BSO単結晶、LiNbO3単結晶、LiTaO3単結晶、KNbO3単結晶、PZTなど、圧電薄膜として、ZnO、AlN、LiTaO3、LiNbO3、KNbO3、Ta2O5、PZT、など、を用いた構造のすだれ状電極弾性表面波共振器及びこれを用いた電子装置。
- 特許請求の範囲、第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第7項、第8項の弾性表面波共振器上にその膜厚H6が0.005λ0から0.5λ0の範囲にあるSiO 2薄膜、或いは正の周波数温度特性をもつガラスなどの誘電体膜を付着させた構造のすだれ状電極弾性表面波共振器及びこれを用いた電子装置。
- すだれ状電極変換器の内部に反射器をもつ一方向性弾性表面波変換器において、上記構造の電極幅がほぼλ/4、及びλ/2の反射器を内蔵した一方向性すだれ状電極とこの変換器を用いた電子装置。
- 特許請求の範囲、第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第7項、第8項、第9項、第10項の弾性表面波共振器をラダー型、ラティス型に構成した弾性表面波フィルタとこのフィルタを用いた電子装置。
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JP2012034082A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Japan Radio Co Ltd | 表面弾性波デバイス |
US9663264B2 (en) | 2008-05-20 | 2017-05-30 | Grinon Industries | Fluid transfer assembly and methods of fluid transfer |
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