JP2005033511A - マトリックススイッチャー - Google Patents
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Abstract
【課題】テロップ装置やロゴジェネレータを不要化したマトリックススイッチャーを提供する。
【解決手段】テレビジョン送出で動画信号と静止画信号とを切り替えるマトリックススイッチャーにおいて、静止画の情報を予め記憶しておくフレームメモリ(図1の40)と、外部からの切替信号に応答して動画信号と静止画信号のいずれかを切り替えて外部へ出力する切替回路(図1の21〜23)とを設ける。通常は、リレー切替回路21,22,23は切替信号41,42,43に応答して、出力前信号31−1,32−1,33−1を出力信号31,32,33としている。出力先(図示省略)において出力信号31,32,33のいずれかに異常が検出されると、対応する切替信号が有効化され、当該リレー切替回路は、前出力信号に代えて、テロップ信号Tを出力信号とする。この場合、他の出力信号に代わりはない。
【選択図】 図1
【解決手段】テレビジョン送出で動画信号と静止画信号とを切り替えるマトリックススイッチャーにおいて、静止画の情報を予め記憶しておくフレームメモリ(図1の40)と、外部からの切替信号に応答して動画信号と静止画信号のいずれかを切り替えて外部へ出力する切替回路(図1の21〜23)とを設ける。通常は、リレー切替回路21,22,23は切替信号41,42,43に応答して、出力前信号31−1,32−1,33−1を出力信号31,32,33としている。出力先(図示省略)において出力信号31,32,33のいずれかに異常が検出されると、対応する切替信号が有効化され、当該リレー切替回路は、前出力信号に代えて、テロップ信号Tを出力信号とする。この場合、他の出力信号に代わりはない。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン送出において動画信号と静止画信号とを切り替えるマトリックススイッチャーに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ送出において、VTR、スタジオ等からの映像信号を送出時に、画面の乱れ等トラブルがあった場合、「現地からの画面が乱れています。しばらく、お待ち下さい」等のテロップを流すことがある。
【0003】
このように映像信号とテロップ信号等とを切り替える従来のマトリックススイッチャーを図2に示す(文献公知発明でない)。図2において、3つのスイッチ11,12,13は、それぞれがVTR、スタジオ等からの映像信号a〜dおよびテロップ装置50から供給されるテロップ信号Tのいずれかを出力信号31,32,33とする。映像信号a〜dまたはテロップ信号Tのラインと、出力信号31,32,33のラインとはクロスポントで交差しており、適時に切り替えられてオンエアされる。なお、テロップ装置に代えてロゴジェネレータを使用することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術では、テロップ装置やロゴジェネレータを常時スタンバイさせておかなければならないという問題点がある。
【0005】
そこで、本発明は、テロップ装置やロゴジェネレータを不要化したマトリックススイッチャーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のマトリックススイッチャーは、テレビジョン送出で動画信号と静止画信号とを切り替えるマトリックススイッチャーにおいて、静止画の情報を予め記憶しておくフレームメモリと、フレームメモリに記憶されている静止画の情報に基づく静止画信号と、動画信号のいずれかを外部からの切替信号により切り替えて外部へ出力する切替回路とを設けたことを特徴とする。
【0007】
より詳しくは、本発明のマトリックススイッチャーは、テレビジョン送出で動画信号(図1のa〜d)と静止画信号(図1のT)とを切り替えるマトリックススイッチャーにおいて、静止画の情報を予め記憶しておくフレームメモリ(図1の40)と、それぞれが複数の動画信号を選択的に切り替えるスイッチ(図1の11〜13)と、フレームメモリに記憶されている静止画の情報に基づく静止画信号と、スイッチからの動画信号のいずれかを外部からの切替信号(図1の41〜43)により切り替えて外部へ出力するスイッチと1対1対応の切替回路(図1の211〜23)とを設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のマトリックススイッチャーの一実施例を示すブロック図である。このマトリックススイッチャーは、3つのスイッチ11,12および13と、3つのリレー切替回路21,22および23と、フレームメモリ40とを有する。スイッチ11,12,13と、リレー切替回路21,22,23は1対1で対応している。
【0009】
フレームメモリ40は、外部から入力されるテロップ画面等の静止画情報Aを予め記憶しており、例えばテロップ信号としてリレー切替回路21,22,23に供給している。映像信号a〜dのラインと、出力前信号31−1,32−1,33−1のラインとはクロスポントで交差しており、適時に切り替えられてリレー切替回路21,22,23に入力する。
【0010】
リレー切替回路21は、切替信号41に応答して、出力前信号31−1とテロップ信号Tのいずれかを出力信号31とし、リレー切替回路22は、切替信号42に応答して、出力前信号32−1とテロップ信号Tのいずれかを出力信号32とし、リレー切替回路23は、切替信号43に応答して、出力前信号33−1とテロップ信号Tのいずれかを出力信号33とする。
【0011】
通常は、リレー切替回路21,22,23は切替信号41,42,43に応答して、出力前信号31−1,32−1,33−1を出力信号31,32,33としている。出力先(図示省略)において出力信号31,32,33のいずれかに異常が検出されると、対応する切替信号が有効化され、当該リレー切替回路は、前出力信号に代えて、テロップ信号Tを出力信号とする。この場合、他の出力信号に代わりはない。
【0012】
例えば、出力信号31に異常があり、出力信号32,33に異常がない場合は、切替信号41が有効化され、リレー切替回路21はテロップ信号Tを出力信号31とする。切替信号42は有効化されず、リレー切替回路22は出力前信号32−1を出力信号32とすることに変わりがなく、また、切替信号43も有効化されず、リレー切替回路23は出力前信号33−1を出力信号33とすることにも変わりがない。
【0013】
なお、出力信号31の異常が復旧すれば、切替信号41は無効化され、リレー切替回路21は、再び出力前信号31−1を出力信号31とすることになる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、フレームメモリを設けて静止画情報を記憶せておき、異常発生時には通常の動画情報に代えて、フレームメモリの静止画情報を出力するようにしたため、テロップ装置やロゴジェネレータを不要化できるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマトリックススイッチャーの一実施例を示すブロック図
【図2】従来のマトリックススイッチャーの一例を示すブロック図
【符号の説明】
11,12,13 スイッチ
21,22,23 リレー切替回路
31,32,33 出力信号
31−1,32−1,33−1 出力前信号
40 フレームメモリ
41,42,43 切替信号
50 テロップ装置
a,b,c,d 映像信号
A 静止画情報
T テロップ信号
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン送出において動画信号と静止画信号とを切り替えるマトリックススイッチャーに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ送出において、VTR、スタジオ等からの映像信号を送出時に、画面の乱れ等トラブルがあった場合、「現地からの画面が乱れています。しばらく、お待ち下さい」等のテロップを流すことがある。
【0003】
このように映像信号とテロップ信号等とを切り替える従来のマトリックススイッチャーを図2に示す(文献公知発明でない)。図2において、3つのスイッチ11,12,13は、それぞれがVTR、スタジオ等からの映像信号a〜dおよびテロップ装置50から供給されるテロップ信号Tのいずれかを出力信号31,32,33とする。映像信号a〜dまたはテロップ信号Tのラインと、出力信号31,32,33のラインとはクロスポントで交差しており、適時に切り替えられてオンエアされる。なお、テロップ装置に代えてロゴジェネレータを使用することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術では、テロップ装置やロゴジェネレータを常時スタンバイさせておかなければならないという問題点がある。
【0005】
そこで、本発明は、テロップ装置やロゴジェネレータを不要化したマトリックススイッチャーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のマトリックススイッチャーは、テレビジョン送出で動画信号と静止画信号とを切り替えるマトリックススイッチャーにおいて、静止画の情報を予め記憶しておくフレームメモリと、フレームメモリに記憶されている静止画の情報に基づく静止画信号と、動画信号のいずれかを外部からの切替信号により切り替えて外部へ出力する切替回路とを設けたことを特徴とする。
【0007】
より詳しくは、本発明のマトリックススイッチャーは、テレビジョン送出で動画信号(図1のa〜d)と静止画信号(図1のT)とを切り替えるマトリックススイッチャーにおいて、静止画の情報を予め記憶しておくフレームメモリ(図1の40)と、それぞれが複数の動画信号を選択的に切り替えるスイッチ(図1の11〜13)と、フレームメモリに記憶されている静止画の情報に基づく静止画信号と、スイッチからの動画信号のいずれかを外部からの切替信号(図1の41〜43)により切り替えて外部へ出力するスイッチと1対1対応の切替回路(図1の211〜23)とを設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のマトリックススイッチャーの一実施例を示すブロック図である。このマトリックススイッチャーは、3つのスイッチ11,12および13と、3つのリレー切替回路21,22および23と、フレームメモリ40とを有する。スイッチ11,12,13と、リレー切替回路21,22,23は1対1で対応している。
【0009】
フレームメモリ40は、外部から入力されるテロップ画面等の静止画情報Aを予め記憶しており、例えばテロップ信号としてリレー切替回路21,22,23に供給している。映像信号a〜dのラインと、出力前信号31−1,32−1,33−1のラインとはクロスポントで交差しており、適時に切り替えられてリレー切替回路21,22,23に入力する。
【0010】
リレー切替回路21は、切替信号41に応答して、出力前信号31−1とテロップ信号Tのいずれかを出力信号31とし、リレー切替回路22は、切替信号42に応答して、出力前信号32−1とテロップ信号Tのいずれかを出力信号32とし、リレー切替回路23は、切替信号43に応答して、出力前信号33−1とテロップ信号Tのいずれかを出力信号33とする。
【0011】
通常は、リレー切替回路21,22,23は切替信号41,42,43に応答して、出力前信号31−1,32−1,33−1を出力信号31,32,33としている。出力先(図示省略)において出力信号31,32,33のいずれかに異常が検出されると、対応する切替信号が有効化され、当該リレー切替回路は、前出力信号に代えて、テロップ信号Tを出力信号とする。この場合、他の出力信号に代わりはない。
【0012】
例えば、出力信号31に異常があり、出力信号32,33に異常がない場合は、切替信号41が有効化され、リレー切替回路21はテロップ信号Tを出力信号31とする。切替信号42は有効化されず、リレー切替回路22は出力前信号32−1を出力信号32とすることに変わりがなく、また、切替信号43も有効化されず、リレー切替回路23は出力前信号33−1を出力信号33とすることにも変わりがない。
【0013】
なお、出力信号31の異常が復旧すれば、切替信号41は無効化され、リレー切替回路21は、再び出力前信号31−1を出力信号31とすることになる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、フレームメモリを設けて静止画情報を記憶せておき、異常発生時には通常の動画情報に代えて、フレームメモリの静止画情報を出力するようにしたため、テロップ装置やロゴジェネレータを不要化できるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマトリックススイッチャーの一実施例を示すブロック図
【図2】従来のマトリックススイッチャーの一例を示すブロック図
【符号の説明】
11,12,13 スイッチ
21,22,23 リレー切替回路
31,32,33 出力信号
31−1,32−1,33−1 出力前信号
40 フレームメモリ
41,42,43 切替信号
50 テロップ装置
a,b,c,d 映像信号
A 静止画情報
T テロップ信号
Claims (3)
- テレビジョン送出で動画信号と静止画信号とを切り替えるマトリックススイッチャーにおいて、
静止画の情報を予め記憶しておくフレームメモリと、
前記フレームメモリに記憶されている静止画の情報に基づく静止画信号と、動画信号のいずれかを外部からの切替信号により切り替えて外部へ出力する切替回路とを設けたことを特徴とするマトリックススイッチャー。 - テレビジョン送出で動画信号と静止画信号とを切り替えるマトリックススイッチャーにおいて、
静止画の情報を予め記憶しておくフレームメモリと、
それぞれが複数の動画信号を選択的に切り替えるスイッチと、
前記フレームメモリに記憶されている静止画の情報に基づく静止画信号と、前記スイッチからの動画信号のいずれかを外部からの切替信号により切り替えて外部へ出力する前記スイッチと1対1対応の切替回路とを設けたことを特徴とするマトリックススイッチャー。 - 前記静止画はテロップ画面であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマトリックススイッチャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003196263A JP2005033511A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | マトリックススイッチャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003196263A JP2005033511A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | マトリックススイッチャー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005033511A true JP2005033511A (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=34206817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003196263A Pending JP2005033511A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | マトリックススイッチャー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005033511A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007171583A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Mitsubishi Electric Corp | デジタル映像信号切替え装置 |
WO2007129397A1 (ja) | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Media Global Links Co., Ltd. | ビデオ信号スイッチングシステム |
-
2003
- 2003-07-14 JP JP2003196263A patent/JP2005033511A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007171583A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Mitsubishi Electric Corp | デジタル映像信号切替え装置 |
WO2007129397A1 (ja) | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Media Global Links Co., Ltd. | ビデオ信号スイッチングシステム |
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