JP2005033428A - 3次元立体映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な観察位置を決定するにあたって、装置及び使用者を移動させるような大きなシステムを用いずに、適切な観察位置を定める小型で低コストの3次元立体映像表示装置を提供する。
【解決手段】使用者1が、3次元立体映像表示装置6の3次元映像を観察する場合に、椅子7の位置を移動して、3次元映像の観察に最も適していると判断した位置に移動し、その位置でリモコン2を操作し、リモコン受光部3へ信号を送る。この信号により距離センサ4が動作し、使用者までの距離を測定し、記憶する。適切な観察位置決定後の観察時において、記憶した距離を基準に3次元立体映像表示装置6から離れていれば3次元立体映像表示装置に近づくようにまた、映像表示装置に近づきすぎれば遠ざかるようにメッセージを3次元立体映像表示装置6に表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、偏向フィルム等を用いた専用眼鏡を用いることなく、3次元立体映像を表示する3次元立体映像表示装置に関し、特に、ユーザに対して適切な位置で3次元立体映像を観察できるように観察位置を簡単に決定することができる小型な3次元立体映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、図3に示すように装置の構成から決定される理論的な最適な観察位置に使用者が位置するように、装置等を移動したり、使用者を座席ごと移動したりする3次元立体映像表示システムがある(例えば、特許文献1)。図3は、従来の3次元立体映像表示装置20を用いた使用状況を示す説明図である。使用者25は、可動椅子19に座り、3次元立体映像表示装置20の立体映像を観察する。センサ24で、使用者25と3次元立体映像表示装置20との距離を測定する。この測定した距離から装置の構成から決定される理論的な適切な観察位置を求める。求めた適切な観察位置に使用者25が位置するように、可動装置22により、3次元立体映像表示装置20を上下方向cに、また、可動装置21により前後方向dに移動させる。さらに、可動装置23により、使用者25を可動椅子19に載せたまま上下方向aに、また、前後方向bに移動させて、最適な観察位置に使用者25が位置するように制御する。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−115878号公報
【特許文献2】
特開平8−314034号公報
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記のような運用システムにおいて、装置の構成から決定される理論的な最適な観察位置に使用者が位置するように、装置等を移動させたり、使用者を座席ごと移動させるシステムでは、理論的な最適観察位置の測定や、装置等の移動は、装置全体が大きなものになり一般家庭での実現はスペースやコストの観点から困難と考えられる。また、測定誤差や使用者の個人の差により、必ずしも使用者にとって適切な観察位置になるとは限らないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、小型で低コストかつ個人差の無い適切な観察位置を正確に決定することが可能な3次元立体映像表示装置を提供するものである。また、本発明は、観察位置が適切な位置かどうかのメッセージを通知して、ユーザに対する運用性を向上することができる3次元立体映像表示装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る3次元立体映像表示装置は、3次元立体映像を表示する表示手段と、3次元立体映像と連携した音声情報を発生する音声発生手段と、使用者から前記表示手段までの距離を測定する測定手段と、前記測定手段により測定された距離を記憶する記憶手段と、前記使用者が3次元立体映像を観察するのに最も適している位置と前記表示手段との距離データと前記使用者が3次元立体映像を現実に観察している観察位置と前記表示手段との距離を前記測定手段により測定された距離データとを比較し、その比較した結果、両者の距離データの差が所定の許容誤差距離以上であれば、近づく旨のメッセージ又は遠ざかる旨のメッセージを、または前記所定の許容誤差距離以内であれば、3次元立体映像を観察するのに最も適している位置である旨のメッセージを報知するための報知制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明に係る3次元立体映像表示装置は、前記使用者の前記観察位置と前記表示手段との距離に応じて、生成される複数の前記メッセージを複数の表示メッセージ・データとして記憶する表示メッセージ記憶手段と、前記複数の表示メッセージ・データの内、少なくとも1つの表示メッセージ・データを前記表示手段に表示するための映像信号を発生する映像信号発生手段と、を備え、前記映像信号発生手段は、前記表示メッセージ記憶手段から前記表示メッセージ・データを読み出し、該表示メッセージ・データに対応する前記映像信号を前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0008】
本発明に係る3次元立体映像表示装置は、前記使用者の前記観察位置と前記表示手段との距離に応じて、生成される複数の前記メッセージを複数の音声メッセージ・データとして記憶する音声メッセージ記憶手段と、前記複数の音声メッセージ・データの内、少なくとも1つの音声メッセージ・データから音声信号を発生する音声信号発生手段と、を備え、前記音声信号発生手段は、前記音声メッセージ記憶手段から前記音声メッセージ・データを読み出し、該音声メッセージ・データに対応する前記音声信号を前記音声発生手段に出力することを特徴とすることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、使用者に対して、適切な観察位置を個人差無く正確に決定することができる。また、適切な観察位置を決定する際に、使用者と3次元立体映像表示装置との距離に応じた位置の変更指示するメッセージを表示し、使用者自身の位置を的確に把握することができる。これにより、適切な観察位置決定に際しての処理時間を短縮することが可能である。使用者を座席ごと移動させるような大掛かりな装置が不要であり、小型で低コストな3次元立体映像表示装置とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る3次元立体映像表示装置の一実施形態について、図面を用いて説明する。
【0011】
図1は、本発明に係る3次元立体映像表示装置6の使用状況を示す説明図である。また、図2は、本発明に一実施形態に係る3次元立体映像表示装置6の機能ブロック図である。
【0012】
3次元立体映像表示装置6は、図1及び図2に示すように、リモコン信号8を受信するリモコン受光部3、使用者1と3次元立体映像表示パネル16との距離を測定する測定手段4(以下、距離センサ4という)、距離センサで得られた距離を記憶する記憶手段11(以下、メモリ11という)、3次元立体映像を表示する表示手段16(以下、3次元立体映像表示パネル16という)、音声発生手段5(以下、スピーカ5という)、3次元立体映像表示装置全体の動作を制御するマイコン10、表示メッセージ・データを映像信号に変換する映像信号発生手段12(以下、OSD信号発生器12という)、音声データを音声信号に変換し、発生する音声信号発生手段13(以下、音声信号発生器13という)、表示メッセージ・データ、音声メッセージ・データをそれぞれ記憶する表示メッセージ記憶手段14(以下、メモリ14という)、音声メッセージ記憶手段18(以下、メモリ18という)及び使用者1が使用するリモコン2から構成されている。
【0013】
先ず、図1を用いて、使用者1が、初めて、3次元立体映像表示パネル16を観察しようとする場合の3次元立体映像表示装置6の使用例及び概略動作について説明する。
【0014】
使用者1は、3次元立体映像表示パネル16に表示される3次元映像を初めて観察する場合に、使用者1は、座って観察するための椅子7の位置を移動しながら、3次元立体映像を観察するのに最も適していると判断した位置である適切な観察位置を決定する。この場合、観察に最も適している位置に移動する場合に、適切な観察位置を中心とした所定の距離誤差領域を事前に定めておき、その領域内の位置(以下、概略観察位置という)から移動し適切な観察位置を決定してもよい。
【0015】
適切な観察位置が定まると、その位置で使用者1は、リモコン2を操作し、リモコン2からリモコン受光部3へ信号を送る。この信号により、使用者1と3次元立体映像表示パネル16との距離を測定する距離センサ4が作動し、使用者1までの距離を測定する。測定された適切な距離データは、メモリ11に記憶される。使用者1が再度、3次元立体映像表示パネル16を観察するときに、必ずしも上記定めた適切な観察位置に位置するとは限らない。従って、その場合の設定した観察位置を上記適切な観察位置の許容誤差距離範囲内になるように使用者1を誘導させる必要がある。このために、適切な距離データは、メモリ11に記憶させておき、使用者1をこの適切な距離の位置に誘導するときにメモリ11から呼び出され、観察位置で測定された距離データと比較される。
【0016】
次に、上記適切な観察位置を定めた使用者1が、再度、3次元立体映像表示パネル16を観察しようとする場合の3次元立体映像表示装置6の使用例及び概略動作について説明する。
【0017】
上述したように概略観察位置に設定した使用者1に対して、その概略観察位置から適切な観察位置に誘導するように、3次元立体映像表示装置6は動作する。
【0018】
先ず、その概略観察位置で使用者1によって操作されたリモコン2は、リモコン受光部3へリモコン信号8を送る。この信号により、使用者1と3次元立体映像表示パネル16との距離を測定する距離センサ4が作動する。この距離センサ4は、使用者1と3次元立体映像表示パネル16との距離を測定する。この測定データは、上記記憶した適切な距離データと比較される。マイコン10の報知制御手段25により、使用者1が3次元立体映像表示パネル16から所定の距離以上離れていれば3次元立体映像表示パネル16に近づくように使用者1に指示するメッセージを3次元立体映像表示パネル16に表示し、使用者1に通知する。
【0019】
また、使用者1が3次元立体映像表示パネル16から所定の距離以上近づいていれば、3次元立体映像表示パネル16から遠ざかるように使用者1に指示するメッセージを3次元立体映像表示パネル16に表示し、使用者1に通知する。
【0020】
さらに、使用者1が3次元立体映像表示パネル16に所定の距離以内にあれば、使用者1に適切な観察位置にある旨のメッセージを3次元立体映像表示パネル16に表示し、使用者1に通知する。このようにして、3次元立体映像表示装置6は、使用者1の観察位置おける距離が適切な距離に対して所定の誤差範囲内に収まるように決定することができる。
【0021】
なお、報知制御手段27は、上記では、3次元立体映像表示パネル16に表示するように制御しているが、後述するように、スピーカ5によっても通知することもできる。従って、ここでは、報知制御手段27は、図2に示すように、表示制御手段を使用する。
【0022】
また、上記使用者1とは別の使用者1が適切な観察位置を決定しようとする場合にも、同様な手順により簡単に適切な観察位置を定めることが可能である。詳しくは、後述する。
【0023】
図2に基づいて、3次元立体映像表示装置6の動作を詳細に説明する。
【0024】
先ず、使用者1が3次元立体映像の観察する場合において、適切な観察位置を決定した使用者1によって、リモコン2のスイッチが押されると、リモコン2は、リモコン信号8を発生する。発生したリモコン信号8は、リモコン受光部3に入力され、光電変換器9により電気信号に変換されて、マイコン10に入力される。この変換された電気信号に基づいて、マイコン10の制御により、距離センサ4が動作する。距離センサ4は、使用者1と3次元立体映像表示パネル16との距離を測定する。距離センサ4によって測定された距離データは、メモリ11に使用者1の適切な観察位置における距離データとして記録される。
【0025】
次に、適切な観察位置の距離データを記憶した後に、使用者1が、再度、3次元立体映像を観察する際に、3次元立体映像の観察位置を決定する場合における3次元立体映像表示装置6の動作について説明する。
【0026】
適切な観察位置を定めた場合と同様に、使用者1によって概略観察位置が決定され、リモコン2の操作が行われる。リモコン2は、リモコン信号8を発生する。このリモコン信号8は、マイコン10の制御により、距離センサ4を起動する。起動した距離センサ4は、現在の使用者1までの距離を測定する。次に、マイコン10の報知制御手段27の表示制御手段は、メモリ11に記録した適切な距離データをメモリ11から読み込む。さらに、メモリ11から得た距離データは、距離センサ4で測定した距離データと比較される。比較した結果、使用者1が3次元立体映像表示パネル16から所定の許容誤差以上の距離に離れていれば、マイコン10の報知制御手段27の表示制御手段は、OSD(On Screen Display)信号発生器12に対し、メモリ14から3次元立体映像表示装置6に近づくことを使用者1に指示するメッセージ・データAを選択するように制御信号を発生する。この制御信号によって、OSD信号発生器12は、メモリ14からメッセージ・データAを読み出し、これに対応する映像信号を出力する。同様に、3次元立体映像表示パネル16に所定の許容誤差以上に近づきすぎていれば、報知制御手段27の表示制御手段は、OSD信号発生器12に対し、メモリ14から3次元立体映像表示装置6に遠ざかることを使用者1に指示するメッセージ・データBを選択するように制御信号を発生する。この制御信号によって、OSD信号発生器12は、メモリ14からメッセージ・データBを読み出し、これに対応する映像信号を出力する。さらに、使用者1が3次元立体映像表示パネル16から所定誤差α以内の距離にある場合には、OSD信号発生器12は、適切な観察位置である旨のメッセージ・データCをメモリ14から読み出し、メッセージ・データCの映像信号を出力する。このように、観察した距離と記憶されている距離との比較に応じて、選択されたメッセージ・データA、B及びCは、3次元立体映像信号に重畳されて3次元立体映像表示パネル16に表示され、使用者1は、この表示の指示にしたがって、適切な観察位置に移動することができる。
【0027】
なお、メモリ14には、メッセージ・データA、B及びCの表示データが予め記録されており、上記距離の比較結果により、上述したように報知制御手段27の表示制御手段は、メッセージ・データA,B,Cの1つを選択することができる制御信号を発生することができる。
【0028】
次に、スピーカ5からの音声出力よって、使用者1に適切な観察位置の決定を通知する場合における3次元立体映像表示装置6の動作について説明する。
【0029】
距離センサ4で測定した距離データとメモリ11に記録した距離データを比較し、現在の使用者1が3次元立体映像表示パネル16から離れていれば、マイコン10の報知制御手段27の音声制御手段により、音声信号発生器13に対し、メモリ18から3次元立体映像表示装置6に近づくことを使用者1に指示するメッセージ・データDを選択するように制御信号を発生する。この制御信号により、音声信号発生器13は、メモリ18から3次元立体映像表示装置映像表示パネル16に近づくことを使用者1に指示するメッセージ・データDを読み出し、メッセージ・データDに対応する音声信号を発生する。同様に、音声信号発生器13は、3次元立体映像表示パネル16に近づきすぎている場合、遠ざかることを使用者1に指示するメッセージ・データEをメモリ18から読み出し、メッセージEに対応する音声信号を発生する。さらに、使用者1がメモリ11に記録した距離データから所定の許容誤差α以内の距離にある場合には、音声信号発生器13は、適切な観察位置である旨のメッセージ・データFをメモリ14から読み出し、メッセージ・データFに対応する音声信号を発生する。ここで、メモリ18にはメッセージ・データD、E及びFが予め記録されている。選択されたメッセージに対応する音声信号は、音声増幅器17に入力され、スピーカ5から音声出力される。以上により、使用者1は、この音声によって、観察に最も適している位置であるかどうかを判断し、適切な観察位置に移動することができる。
【0030】
ここで、上述したように、報知制御手段27は、表示制御手段と音声制御手段の2種の手段を有することができるが、この2つの手段のうち、どちらの手段を使用するかを選択する手段として、報知判定手段26を設ける。
【0031】
この報知判定手段26は、例えば、使用者1がどちらの手段を使用するかのデータを示すリモコン信号8を受信し、リモコン信号8のデータが上記手段を選択する信号かを判定し、上記2つの手段を選択する制御信号を発生する。この制御信号によって、報知制御手段27のどちらかの制御手段が選択される。
【0032】
次に、使用者1が設定した概略観察位置が適切であるか否かを判断する動作について説明する。
【0033】
使用者1は、概略観察位置を設定し、その位置からリモコン2を操作する。上記と同様に、リモコン信号8は、リモコン2によって発生する。リモコン信号8によって、距離センサ4が起動する。距離センサ4は、現在の使用者1までの距離を測定する。マイコン10の表示制御手段は、メモリ11から使用者1の適切な観察距離を読み出す。読み出した距離と距離センサ4で観察した距離とを比較する。ここまでの動作は、上述した通りである。
【0034】
上記両者の距離を比較した結果、概略観察位置が、適切な観察位置の距離に対して所定の許容誤差距離α以上あった場合に、適切な観察位置に使用者1を移動させるためにOSD信号発生器12は、上記概略観察位置からではリモコン2を操作することができない旨のメッセージ・データGをメモリ14から読み出し、メッセージ・データGの映像信号を出力する。
【0035】
メモリ14には、使用者がリモコン2を操作することができない旨のメッセージGが予め記録されている。メッセージ・データGの映像信号は、3次元立体映像信号に重畳されて3次元立体映像表示パネル16に表示される。
【0036】
同様に、メモリ18には、使用者1がリモコン2を操作することができない旨のメッセージHが記録されている。音声信号発生器13は、そのメッセージHに対応した音声信号を音声増幅器17に入力する。この音声信号は、スピーカ5から音声で使用者1に知らせる。
【0037】
一方、概略観察位置が、所定の許容距離誤差α内である場合には、メッセージ・データG及びHの代わりに使用者1に対してリモコン操作することができる旨のメッセージ・データI,Jを3次元立体映像表示パネル16に表示、または、スピーカ5から音声で使用者1に知らせる。
【0038】
このように、概略観察位置が適切であるか否かの判断を適切な観察位置を決定する前に事前に行うことで、観察位置の決定処理時間の短縮を図ることができる。
【0039】
次に、複数人の使用者1が3次元立体映像表示パネル16の3次元立体画像を観察するため各使用者の適切な観察位置を決定する場合において、3次元立体映像表示装置6の動作について説明する。
【0040】
複数人の使用者が存在する場合には、使用者を特定するために、使用者毎に異なる識別番号(ID)を設ける。各使用者1が、リモコン2を操作したときに、リモコン2は、リモコン信号8の1データとして上記IDデータを送信する。このIDに対応したメモリ11のアドレス領域にデータの書込みあるいは読み出しが行われる。したがって、送信されたIDによって、使用者1に対応したメモリ11のアドレス領域が特定される。このように、この各使用者用のアドレス領域を確保することにより本装置を使用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る3次元立体映像表示装置によれば、適切な観察位置に使用者が位置するように、装置等を移動したり、使用者を座席ごと移動したりするような大きなシステムにならず、装置を小型化、低コスト化することが可能になる。
【0042】
また、一般家庭において、最適な観察位置へ使用者が容易に移動することができ、使用者が自ら最適観察位置を決定するため、最適観察位置が個人差無く正確に決定することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る3次元立体映像表示装置6の使用状況を示す説明図である。
【図2】本発明に係る3次元立体映像表示装置6の機能ブロック図である。
【図3】従来の3次元立体映像表示装置20の使用状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1 使用者
2 リモコン
3 リモコン受光部
4 距離センサ
5 スピーカ
6,20 3次元立体映像表示装置
7 椅子
8 リモコン信号
9 光電変換器
10 マイコン
11,14,18 メモリ
12 OSD信号発生器
13 音声信号発生器
15 3次元立体映像信号
16 3次元立体映像表示パネル
17 音声増幅器
19 可動椅子
21,22,23 可動装置
24 センサ
25 使用者
26 報知判定手段
27 報知制御手段
28 映像合成手段

Claims (3)

  1. 3次元立体映像を表示する表示手段と、
    3次元立体映像と連携した音声情報を発生する音声発生手段と、
    使用者から前記表示手段までの距離を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された距離を記憶する記憶手段と、
    前記使用者が3次元立体映像を観察するのに最も適している位置と前記表示手段との距離データと前記使用者が3次元立体映像を現実に観察している観察位置と前記表示手段との距離を前記測定手段により測定された距離データとを比較し、その比較した結果、両者の距離データの差が所定の許容誤差距離以上であれば、近づく旨のメッセージ又は遠ざかる旨のメッセージを、または前記所定の許容誤差距離以内であれば、3次元立体映像を観察するのに最も適している位置である旨のメッセージを報知するための報知制御手段と、
    を備えたことを特徴とする3次元立体映像表示装置。
  2. 前記使用者の前記観察位置と前記表示手段との距離に応じて、生成される複数の前記メッセージを複数の表示メッセージ・データとして記憶する表示メッセージ記憶手段と、
    前記複数の表示メッセージ・データの内、少なくとも1つの表示メッセージ・データを前記表示手段に表示するための映像信号を発生する映像信号発生手段と、を備え、
    前記映像信号発生手段は、前記表示メッセージ記憶手段から前記表示メッセージ・データを読み出し、該表示メッセージ・データに対応する前記映像信号を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載の3次元立体映像表示装置。
  3. 前記使用者の前記観察位置と前記表示手段との距離に応じて、生成される複数の前記メッセージを複数の音声メッセージ・データとして記憶する音声メッセージ記憶手段と、
    前記複数の音声メッセージ・データの内、少なくとも1つの音声メッセージ・データから音声信号を発生する音声信号発生手段と、を備え、
    前記音声信号発生手段は、前記音声メッセージ記憶手段から前記音声メッセージ・データを読み出し、該音声メッセージ・データに対応する前記音声信号を前記音声発生手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の3次元立体映像表示装置。
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