JP2012222622A - 映像表示装置、映像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】視聴者が、最適視聴距離よりも映像表示装置に近づいてしまうことが問題になっていた。このため、視聴者に対し、映像表示部から最適視聴距離以上離れるように促すことが可能な映像表示装置を提供することが課題になっていた。
【解決手段】実施形態の映像表示装置は、映像表示部と視聴者の距離に係る情報を取得する距離情報取得部を備える。また、前記取得された距離情報を、予め設定された映像表示部と視聴者の距離と比較する比較部を備える。また、前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、前記取得された距離情報に基づいて、前記映像表示部に、元映像の一部を切り出した映像を出力する映像出力部を備える。
【選択図】 図4
【解決手段】実施形態の映像表示装置は、映像表示部と視聴者の距離に係る情報を取得する距離情報取得部を備える。また、前記取得された距離情報を、予め設定された映像表示部と視聴者の距離と比較する比較部を備える。また、前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、前記取得された距離情報に基づいて、前記映像表示部に、元映像の一部を切り出した映像を出力する映像出力部を備える。
【選択図】 図4
Description
本発明の実施形態は、映像表示装置、映像表示方法に関する。
現在、受信した放送や映像コンテンツを映像として映像表示部に表示する映像表示装置が普及している。
映像表示部に表示された映像は、視聴者が映像表示部から所定の距離(最適視聴距離)以上離れないと見えにくい。このため、視聴者は、映像表示部から所定の距離以上離れて視聴することが求められている。
映像表示部に表示された映像は、視聴者が映像表示部から所定の距離(最適視聴距離)以上離れないと見えにくい。このため、視聴者は、映像表示部から所定の距離以上離れて視聴することが求められている。
しかし、視聴者が、最適視聴距離よりも映像表示装置に近づいてしまうことがあり、これが問題になっていた。
このため、視聴者に対し、映像表示部から最適視聴距離以上離れるように促すことが可能な映像表示装置を提供することが課題になっていた。
このため、視聴者に対し、映像表示部から最適視聴距離以上離れるように促すことが可能な映像表示装置を提供することが課題になっていた。
視聴者が、最適視聴距離よりも映像表示装置に近づいてしまうことが問題になっていた。
このため、視聴者に対し、映像表示部から最適視聴距離以上離れるように促すことが可能な映像表示装置を提供することが課題になっていた。
このため、視聴者に対し、映像表示部から最適視聴距離以上離れるように促すことが可能な映像表示装置を提供することが課題になっていた。
実施形態の映像表示装置は、映像表示部と視聴者の距離に係る情報を取得する距離情報取得部を備える。
また、前記取得された距離情報を、予め設定された映像表示部と視聴者の距離と比較する比較部を備える。
また、前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、前記取得された距離情報に基づいて、前記映像表示部に、元映像の一部を切り出した映像を出力する映像出力部を備える。
また、前記取得された距離情報を、予め設定された映像表示部と視聴者の距離と比較する比較部を備える。
また、前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、前記取得された距離情報に基づいて、前記映像表示部に、元映像の一部を切り出した映像を出力する映像出力部を備える。
近年、映像表示装置において、映像の2次元(2D)表示に加え、3次元(3D)表示を行うことが可能な機器が普及しつつある。
上記のように、2次元(2D)表示の映像表示装置において、視聴者に対し、映像表示部から所定の距離以上離れて映像を視聴することが求められている。
また、3次元(3D)表示を行うことが可能な映像表示装置においては、3次元(3D)効果が強調され、例えば、いわゆる3次元(3D)酔い等が生じやすくなり、さらに、映像表示部から所定の距離以上離れて映像を視聴することが求められている。
上記のように、2次元(2D)表示の映像表示装置において、視聴者に対し、映像表示部から所定の距離以上離れて映像を視聴することが求められている。
また、3次元(3D)表示を行うことが可能な映像表示装置においては、3次元(3D)効果が強調され、例えば、いわゆる3次元(3D)酔い等が生じやすくなり、さらに、映像表示部から所定の距離以上離れて映像を視聴することが求められている。
以下、図面を参照し、実施の形態を説明する。
図1は、実施形態に係る立体視(3D)映像を表示可能な映像表示装置の概略を示す図である。
ここでは、例えば、グラスレス(裸眼)式の3D映像表示の原理を説明する。ここではインテグラル方式による3D映像表示の例を説明するが、この実施の形態はこれに限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る立体視(3D)映像を表示可能な映像表示装置の概略を示す図である。
ここでは、例えば、グラスレス(裸眼)式の3D映像表示の原理を説明する。ここではインテグラル方式による3D映像表示の例を説明するが、この実施の形態はこれに限定されるものではない。
図1に示す3D映像表示装置1は、縦横に配列した多数の3D映像表示用画素11を備える表示ユニット10と、表示ユニット10から離間し、3D映像表示用画素11に対応して多数の窓部22が設けられたマスク20を備えている。
このマスク20は光学的開口を備え、上記画素11からの光線を制御する機能を有しており、視差バリアまたは光線制御素子とも呼ばれる。このマスク20は、透明基板上に多数の窓部22に対応した多数の開口を有する遮光体パターンを形成したものや、遮光板に多数の窓部22に対応した多数の貫通孔を設けたもの等を使用することができる。
あるいは、マスク20の他の例として、多数の微小なレンズを2次元的に配列してなるフライアイレンズ、光学的開口が垂直方向に直線状に延び水平方向に周期的に配列される形状のレンチキュラーレンズ等も使用可能である。さらに、マスク20として、透過型の液晶表示ユニットのように窓部22の配置、寸法、形状などを任意に変更可能なものを使用しても良い。
静止画の3Dの場合は、3D映像表示用画素11は画像が印刷された紙でも良いが、動画像を3Dするためには、液晶表示ユニットを用いて3D映像表示用画素11を実現する必要がある。
ここでは、透過型の液晶表示ユニット10の多数の画素が多数の3D映像表示用画素11を構成し、液晶表示ユニット10の背面側には面光源であるバックライト30を配置している。そして、液晶表示ユニット10の前面側には、マスク20を配置している。
透過型の液晶表示ユニット10を使用する場合は、マスク20はバックライト30と液晶表示ユニット10との間に配置しても良い。また、液晶表示ユニット10及びバックライト30の代わりに有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置や陰極線管表示装置やプラズマ表示装置などのように自発光型の表示装置を使用しても良い。その場合、マスク20は自発光型表示装置の前面側に配置する。
ここでは、図1は、3D映像表示装置1と観察位置A00、A0R、A0Lの関係を概略的に示している。
観察位置は画面(あるいはマスク)との距離を一定に保ったまま表示画面の水平方向に平行移動した位置である。この例では、1つの3D映像表示用画素11が、複数の(例えば5つの)2次元表示用画素で構成されている例を示している。なお、画素の数は1例であり、5より少なくても良いし(例えば2個)、さらに数が多くても良い(例えば9個)。
観察位置は画面(あるいはマスク)との距離を一定に保ったまま表示画面の水平方向に平行移動した位置である。この例では、1つの3D映像表示用画素11が、複数の(例えば5つの)2次元表示用画素で構成されている例を示している。なお、画素の数は1例であり、5より少なくても良いし(例えば2個)、さらに数が多くても良い(例えば9個)。
図1に示す破線41は、隣接する3D映像表示用画素11間の境界に位置する単一画素の中心と、マスク20の窓部22とを結ぶ直線(光線)である。
図1において太線52の領域が、真の3D映像(本来の3D映像)が知覚される領域である。観察位置A00、A0R、A0Lは、太線52の領域内である。
図2は、実施形態に係わる映像表示装置に係る3D処理モジュールの構成例を示す図である。
この3D処理モジュール80には、例えば、左眼用の2D映像表示用信号を左の領域に配置し、右眼用の2D映像表示用信号を右の領域に配置した2眼式の3D映像表示用信号が入力される。
図1において太線52の領域が、真の3D映像(本来の3D映像)が知覚される領域である。観察位置A00、A0R、A0Lは、太線52の領域内である。
図2は、実施形態に係わる映像表示装置に係る3D処理モジュールの構成例を示す図である。
この3D処理モジュール80には、例えば、左眼用の2D映像表示用信号を左の領域に配置し、右眼用の2D映像表示用信号を右の領域に配置した2眼式の3D映像表示用信号が入力される。
また、3D処理モジュール80は、2眼式の3D映像表示用信号を裸眼式の3D映像表示用信号に変換する。即ち、3D処理モジュール80は、2Dデジタル入力映像信号を3D用信号フォーマットとして成型するフォーマット設定部81を有する。なお3D用信号が入力された場合は、そのまま採用することができる。
また、フォーマット設定部81で3Dフォーマット化された2Dデジタル入力映像信号は、3D用情報処理部82と、2D/3D変換器83により、3D構成用の複数(例えば9個)の映像プレーンに分解される。また、このときメインビデオの各画素に対する深さ情報(または奥行き情報)、グラフィックスデータの各画素に対する深さ情報などが生成される。
また、3D構成用の複数の映像プレーン及び深さ情報は、3D映像生成部84に入力され、3D映像表示用信号(立体映像表示用信号)に変換される。この3D映像表示用信号は、図1で示した立体映像表示用画素を駆動する絵柄信号となる。
3D用信号フォーマットは、メインビデオデータを配置する領域90a、グラフィックスデータ(R,G,B画素を含む)を配置する領域90b、グラフィックスデータの偶数ラインの画素の深さ情報を配置する領域90c1、グラフィックスデータの奇数ラインの画素の深さ情報を配置する領域90c2、メインビデオデータの偶数ラインの画素の深さ情報を配置する領域90d1、メインビデオデータの奇数ラインの画素の深さ情報を配置する領域90d2を有する。
また、メインビデオデータの画素の深さ情報は、偶数画素と奇数画素に関する深さ情報が含まれている。
メインビデオの領域90aは、例えば、1280画素×720ライン、領域90bは640画素×720ライン、領域90c1は640画素×360ライン、領域90c2は640画素×360ライン、領域90c1は320画素×360ライン、領域90c2は320画素×360ラインである。
メインビデオの領域90aは、例えば、1280画素×720ライン、領域90bは640画素×720ライン、領域90c1は640画素×360ライン、領域90c2は640画素×360ライン、領域90c1は320画素×360ライン、領域90c2は320画素×360ラインである。
このメインビデオ及びグラフィックスデータの領域90a,90bを除く他の領域90c1、90c2、90d1,90d2は、3D信号生成用制御情報領域と称しても良い。3D信号生成用制御情報は、3D用情報処理部82と、2D/3D変換器83において生成され、所定の領域へ配置される。
図3は、実施形態に係わる映像表示装置の構成例を示すブロック図である。
例えば、映像表示装置は、テレビジョン放送受信装置2100、表示装置2103、スピーカ2102を備えている。
ここでは、テレビジョン放送受信装置2100の信号処理系を概略的に示している。
デジタルテレビジョン放送受信用のアンテナ222で受信されたデジタルテレビジョン放送信号は、入力端子223を介してチューナ224に供給される。このチューナ224は、入力されたデジタルテレビジョン放送信号から所望のチャンネルの信号を選局し復調する。
例えば、映像表示装置は、テレビジョン放送受信装置2100、表示装置2103、スピーカ2102を備えている。
ここでは、テレビジョン放送受信装置2100の信号処理系を概略的に示している。
デジタルテレビジョン放送受信用のアンテナ222で受信されたデジタルテレビジョン放送信号は、入力端子223を介してチューナ224に供給される。このチューナ224は、入力されたデジタルテレビジョン放送信号から所望のチャンネルの信号を選局し復調する。
チューナ224から出力された信号は、デコーダ225に供給され、例えばMPEG(moving picture experts group)2デコード処理が施され、セレクタ226に供給される。
またチューナ224の出力は、セレクタ226に供給される。
例えば、この信号から映像・音声情報などが分離され、この映像・音声情報が制御部235を介して記録・再生信号処理器255で処理され、ハードディスクドライブ(HDD)257に記録することも可能である。ここでは、HDD257は、ユニットとして端子256を介して記録・再生信号処理器55に接続されている。このHDD257は、例えば、交換することも可能である。
例えば、この信号から映像・音声情報などが分離され、この映像・音声情報が制御部235を介して記録・再生信号処理器255で処理され、ハードディスクドライブ(HDD)257に記録することも可能である。ここでは、HDD257は、ユニットとして端子256を介して記録・再生信号処理器55に接続されている。このHDD257は、例えば、交換することも可能である。
またHDD257は、信号の記録器、読み取り器を含んでいる。
アナログテレビジョン放送受信用のアンテナ227で受信したアナログテレビジョン放送信号は、入力端子228を介してチューナ229に供給される。
このチューナ229は、入力されたアナログテレビジョン放送信号から所望のチャンネルの信号を選局し復調する。そして、このチューナ229から出力された信号は、A/D(analog/digital)コンバータ230によりデジタル化され、セレクタ226に出力される。
アナログテレビジョン放送受信用のアンテナ227で受信したアナログテレビジョン放送信号は、入力端子228を介してチューナ229に供給される。
このチューナ229は、入力されたアナログテレビジョン放送信号から所望のチャンネルの信号を選局し復調する。そして、このチューナ229から出力された信号は、A/D(analog/digital)コンバータ230によりデジタル化され、セレクタ226に出力される。
また、例えば、VTRなどの機器が接続されるアナログ信号用の入力端子231に供給されたアナログの映像及び音声信号は、A/Dコンバータ232に供給されてデジタル化され、セレクタ226に出力される。
さらに、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)261を介して光ディスクあるいは磁気記録媒体再生装置などの外部機器が接続されるデジタル信号用の入力端子233に供給されたデジタルの映像及び音声信号は、そのままセレクタ226に供給される。
A/D変換された信号が、HDD257にて記録される場合は、セレクタ226に付随するエンコーダ・デコーダ236内のエンコーダにより、所定のフォーマット、例えば、MPEG(moving picture experts group)2方式による圧縮処理が施され、記録・再生信号処理器255を介してHDD257に記録される。
記録・再生信号処理器255は、記録制御器235aと相俟って、HDD257に情報を記録する場合、例えばHDD257の何処のディレクトリに対してどのような情報を記録するかを予めプログラムされている。したがって、ストリームファイルをストリームディレクトリに格納するときの条件、識別情報を録画リストファイルに格納するときの条件などが設定されている。
セレクタ226は、4種類の入力デジタル映像及び音声信号から1つを選択して、信号処理器234に供給している。この信号処理器234は、入力されたデジタル映像信号からオーディオ情報、ビデオ情報を分離し、所定の信号処理を施している。信号処理としては、オーディオ情報は、オーディオデコード・音質調整・ミックス処理等が行われる。また、ビデオ情報は、カラー・輝度分離処理、カラー調整処理、画質調整処理等が行われる。
また、信号処理器234内には、先に説明した3D処理モジュール80も含まれる。ビデオ出力部239では、3D・2Dの切り替えに応じて3D信号出力又は2D信号出力の切り替えが行われる。またビデオ出力部239は、制御ブロック235からのグラフィック映像、文字・図形・記号・等の映像、ユーザインターフェース映像、番組表の映像等をメイン映像に多重する合成部も含む。また、ビデオ出力部235は、走査線数変換を含んでも良い。
オーディオ情報は、オーディオ出力回路237でアナログ化され、音量、チャンネルバランスなどの調整を受けた後、出力端子238を介してスピーカ装置2102に出力される。
ビデオ情報は、ビデオ出力回路239にて、画素の合成処理、走査線数変換など受け、出力端子242を介して表示装置2103へ出力される。表示装置2103は、例えば、上記図1で説明した装置が採用される。
このテレビジョン放送受信装置2100は、各種の受信動作を含む種々の動作を制御ブロック235によって統括的に制御されている。この制御ブロック235は、CPU(central processing unit)等を内蔵したマイクロプロセッサの集合である。
制御ブロック235は、操作部247からの操作情報、または、リモートコントローラ2104から送信された操作情報がリモコン信号受信部248を取得され、これにより、その操作内容が反映されるように、各種ブロックをそれぞれ制御している。
制御部235は、メモリ249を使用している。このメモリ249は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)と、該CPUに作業エリアを提供するためのRAM(random access memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを備えている。
また、この装置はインターネットを介して外部サーバーとの通信を行うことも可能である。接続端子244からのダウンストリーム信号は、送・受信器245で復調され変調・復調器246で復調され、制御ブロック235に入力される。またアップストリーム信号は、変調・復調器246で変調され、送・受信器245で送信信号に変換され接続端子244に出力される。
制御ブロック235は、外部サーバーからダウンロードされた動画像あるいはサービス情報を変換処理し、ビデオ出力回路239に供給することができる。また制御ブロック235は、リモコン操作に応答して、外部サーバーに向けてサービス要求信号を送信することもできる。
さらに制御ブロック235は、コネクタ251に装着されたカードタイプメモリ252のデータを読み取ることも可能である。このために本装置は、例えば、カードタイプメモリ252から写真画像データを取り込み、表示装置2104に表示することが可能である。また、特殊なカラー調整などを行う際に、カードタイプメモリ252からの画像データを標準データ或いは参照データとして用いることも可能である。
上記装置において、ユーザは、デジタルテレビジョン放送信号の所望の番組を視聴すると共に、HDD257に保存したいと思う場合、リモートコントローラ2104を操作することによりチューナ224を制御し、番組選択を行う。
チューナ224の出力は、デコーダ225でデコードされベースバンド映像信号に復号され、このベースバンド映像信号は、セレクタ226から信号処理器234に入力する。
これによりユーザは、所望の番組を表示装置2103で視聴することができる。
また選択された番組のストリーム(多数のパケットからなる)は、セレクタ226を介して制御ブロック235に入力する。ユーザが録画操作を行えば、記録制御器35aは、前記番組のストリームを選択して記録・再生信号処理器255に供給する。記録制御器235a及び記録・再生信号処理器255の動作により、例えば前記番組のストリームに対してファイル番号が付され、ストリームファイルとしてHDD257のファイルディレクトリに格納される。
また選択された番組のストリーム(多数のパケットからなる)は、セレクタ226を介して制御ブロック235に入力する。ユーザが録画操作を行えば、記録制御器35aは、前記番組のストリームを選択して記録・再生信号処理器255に供給する。記録制御器235a及び記録・再生信号処理器255の動作により、例えば前記番組のストリームに対してファイル番号が付され、ストリームファイルとしてHDD257のファイルディレクトリに格納される。
また、ユーザがHDD257に記録されているストリームファイルを再生して視聴したい場合、例えばリモートコントローラ2104を操作して、例えば録画リストファイルの表示を指定する(この録画リストファイルについては後でさらに詳しく説明する)。
録画リストファイルは、HDD257にどのようなストリームファイルが記録されているのかを示すファイル番号やファイル名(識別情報と称する)のテーブルを有する。ユーザが録画リストファイルの表示を指定すると、録画リストがメニューとして表示されるので、ユーザは、表示されたリストの中の希望の番組名あるいはファイル番号の位置にカーソルを移動させ、決定ボタンを操作する。すると、所望のストリームファイルの再生が開始される。
指定されたストリームファイルは、再生制御器235bの制御のもとで、HDD257から読み出され、記録・再生信号処理器255で復号され、制御ブロック235、セレクタ226を経由して信号処理器234に入力される。
ここで、制御ブロック235は、記録制御器235a、再生制御器235b、及び3D関連制御器235cを含む。
また、この実施の形態においては、映像表示装置は、距離計測部260を備えている。この距離計測部260は、映像表示部と視聴者の距離に係る情報を取得する。距離計測部260は、例えば、後述するようなカメラで構成することが可能である。あるいは、映像表示部と視聴者の距離を計測する距離計で構成しても良いし、リモコン2104を用い、例えば、映像表示部とリモコン2104の距離を計測するように構成しても良い。
また、この実施の形態においては、映像表示装置は、距離計測部260を備えている。この距離計測部260は、映像表示部と視聴者の距離に係る情報を取得する。距離計測部260は、例えば、後述するようなカメラで構成することが可能である。あるいは、映像表示部と視聴者の距離を計測する距離計で構成しても良いし、リモコン2104を用い、例えば、映像表示部とリモコン2104の距離を計測するように構成しても良い。
また、上記取得された距離情報(例えば、映像表示部と視聴者の距離)は、例えば、制御ブロック235において、制御ブロック235内の図示しないメモリに予め設定された、映像表示部と視聴者の距離と比較される。
そして、視聴者が上記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、図5の説明で後述するテーブルを用い、上記取得された距離情報に基づいて、映像表示部2103に、元映像の一部を切り出した映像を出力する。
あるいは、同様に、図5の説明で後述するテーブルを用い、上記取得された距離情報に基づいた明るさとなるように、映像表示部2103に映像を出力する。
図4は、実施形態に係わる映像表示装置において、例えば、映像表示部と視聴者の距離に応じて切り出された映像が表示されるようすを示す図である。
上記のように、映像表示装置においては、映像表示部から所定の距離以上離れて映像を視聴することが求められている。
また、3次元(3D)表示が可能な映像表示装置においては、視聴者に対し、好ましい3D効果となるように、映像表示部から所定の距離(適正距離)以上離れて映像を視聴することが、求められている。
図4は、実施形態に係わる映像表示装置において、例えば、映像表示部と視聴者の距離に応じて切り出された映像が表示されるようすを示す図である。
上記のように、映像表示装置においては、映像表示部から所定の距離以上離れて映像を視聴することが求められている。
また、3次元(3D)表示が可能な映像表示装置においては、視聴者に対し、好ましい3D効果となるように、映像表示部から所定の距離(適正距離)以上離れて映像を視聴することが、求められている。
この所定の距離(適正距離)は、例えば、映像表示部の高さの3倍以上と言われている。
ここでは、例えば、42インチの液晶TVを例にとり、上記所定の距離(適正距離)の一例を説明する。
例えば、ある42インチの液晶TVの高さは0.649mである。このとき、上記所定の距離(適正距離)は、この高さ(0.649m)の3倍、すなわち、1.947mである(0.649m×3=1.947m)。
ここでは、例えば、42インチの液晶TVを例にとり、上記所定の距離(適正距離)の一例を説明する。
例えば、ある42インチの液晶TVの高さは0.649mである。このとき、上記所定の距離(適正距離)は、この高さ(0.649m)の3倍、すなわち、1.947mである(0.649m×3=1.947m)。
したがって、ここでは、この42インチの液晶TVにおける映像表示部と視聴者の所定の距離(適正距離)は、1.947m以上である。
また、使用する液晶パネルは、例えば、1920ドット×1080ドットである。
この実施の形態においては、視聴者33と映像表示部2103の距離は、例えば、映像表示部2103に設けられた距離計測部(カメラ)260によって計測される。
また、使用する液晶パネルは、例えば、1920ドット×1080ドットである。
この実施の形態においては、視聴者33と映像表示部2103の距離は、例えば、映像表示部2103に設けられた距離計測部(カメラ)260によって計測される。
図4(a)は、視聴者33が映像表示部2103に近づきすぎ、映像表示部2103と視聴者33の距離が上記適正距離(1.947m)よりも短くなった場合を示す図である。
符号100は元映像である。
このとき、例えば、制御ブロック235において、上記取得された距離情報を、予め設定された上記適正距離(1.947m)と比較し、視聴者33が予め設定された適正距離(1.947m)以上離れていないと判別される場合は、取得された距離情報に基づいて、映像表示部2103に、元映像100の一部を切り出した映像を出力する。
このとき、例えば、制御ブロック235において、上記取得された距離情報を、予め設定された上記適正距離(1.947m)と比較し、視聴者33が予め設定された適正距離(1.947m)以上離れていないと判別される場合は、取得された距離情報に基づいて、映像表示部2103に、元映像100の一部を切り出した映像を出力する。
図4(a)に示すように、符号31は、このとき、元映像100の一部が切り出され、いわゆるスケーリング処理され、映像表示部2103に出力される映像である。
また、図4(a)に示すように、この切り出された元映像100の一部は、拡大スケーリング処理し、出力する。
また、上記映像の拡大出力に代え、例えば、元映像100の一部である上記切り出し部分以外の表示されない部分を黒色等でクロッピング、すなわち、ワイプ処理のように見えなくするようにし、上記切り出し部分を表示するようにしても良い。
また、上記映像の拡大出力に代え、例えば、元映像100の一部である上記切り出し部分以外の表示されない部分を黒色等でクロッピング、すなわち、ワイプ処理のように見えなくするようにし、上記切り出し部分を表示するようにしても良い。
また、このとき、例えば、この実施の形態においては、このスケーリング処理された映像を2Dで表示出力することも可能である。
この映像の2D表示出力は、例えば、上記図3において説明した信号処理器234に含まれる3D処理モジュール80を用いることで実現される。
例えば、上記のように視聴者33が予め設定された適正距離(1.947m)以上離れていないと判別される場合は、ビデオ出力部239において、3D信号は出力させず、2D信号を出力するようにする。
この映像の2D表示出力は、例えば、上記図3において説明した信号処理器234に含まれる3D処理モジュール80を用いることで実現される。
例えば、上記のように視聴者33が予め設定された適正距離(1.947m)以上離れていないと判別される場合は、ビデオ出力部239において、3D信号は出力させず、2D信号を出力するようにする。
これによって、上記スケーリング処理された映像も2Dで出力表示される。 また、上記のように、視差を利用する3D表示において、視差の利用を中止することで(視差なし)、映像の2D出力表示をおこなうことも可能でなる。
また、このとき、映像表示部2103に、視聴者33が映像表示部2103に近づきすぎている旨の警告表示を出力しても良い。
符号40はこの警告表示である。
図4(c)は、この警告表示40の一例を説明する図である。
ここでは、例えば、「画面に近づき過ぎています。もう少し離れてください。」と表示される。
図4(b)は、映像表示部2103と視聴者33の距離が上記適正距離(1.947m)以上離れている場合を示す図である。
上記のように、取得された距離情報を、予め設定された上記適正距離(1.947m)と比較し、視聴者33が予め設定された適正距離(1.947m)以上離れていると判別される場合は、取得された距離情報に基づいて、例えば、映像表示部2103に、元映像100の全部を出力する。
符号40はこの警告表示である。
図4(c)は、この警告表示40の一例を説明する図である。
ここでは、例えば、「画面に近づき過ぎています。もう少し離れてください。」と表示される。
図4(b)は、映像表示部2103と視聴者33の距離が上記適正距離(1.947m)以上離れている場合を示す図である。
上記のように、取得された距離情報を、予め設定された上記適正距離(1.947m)と比較し、視聴者33が予め設定された適正距離(1.947m)以上離れていると判別される場合は、取得された距離情報に基づいて、例えば、映像表示部2103に、元映像100の全部を出力する。
図5は、実施形態に係わる映像表示装置に設定される、映像表示部と視聴者の距離に応じた映像の切り出し量または映像表示部と視聴者の距離に応じた映像の明るさ設定に係るテーブルの一例を示す図である。
このテーブルは、上記のように、例えば、制御ブロック235内のメモリに記憶される。
図5(a)は、このテーブルの構成を示す図である。
ここでは、映像表示部と視聴者の距離(測定値)と上記映像の切り出し量(画面中央切り出し量)の関係、および、映像表示部と視聴者の距離(測定値)と明るさ設定の関係が予め記憶されている。
図5(a)は、このテーブルの構成を示す図である。
ここでは、映像表示部と視聴者の距離(測定値)と上記映像の切り出し量(画面中央切り出し量)の関係、および、映像表示部と視聴者の距離(測定値)と明るさ設定の関係が予め記憶されている。
例えば、映像表示部と視聴者の距離が0.1mの場合(符号51)は映像の切り出し量(画面中央切り出し量)は(16,9)である。ここで、画面中央切り出し量(16,9)は、切り出しを行なう画面の中央位置である、((1920−16)/2,(1080−9)/2)を示している。
また、0.2mの場合(符号52)は映像の切り出し量(画面中央切り出し量)は(32,18)、0.3mの場合(符号53)は映像の切り出し量(画面中央切り出し量)は(64,36)等と設定される。
また、ここでは、映像表示部と視聴者の距離が上記予め設定された適正距離(1.947m)と同じ場合(符号59)は、映像の切り出し量(画面中央切り出し量)は全画面(1920,1080)である。
また、映像表示部と視聴者の距離が上記適正距離(1.947m)を超える場合(符号6)も同様に、映像の切り出し量(画面中央切り出し量)は全画面(1920,1080)である。
このテーブルは映像表示部と視聴者の間の距離と映像表示部に出力する映像の明るさの関係も設定されているが、これは後述する図7の説明において述べる。
図5(b)は、上記画面中央切り出し量を示す図である。
図5(b)に示すように、映像表示部と視聴者の距離が0.1mの場合は符号51、0.2mの場合は符号52、0.3mの場合は符号53に示す。また、映像表示部と視聴者の距離が上記適正距離(1.947m)と同じ場合、またはこれを超える場合は符号59に示す。
図5(b)は、上記画面中央切り出し量を示す図である。
図5(b)に示すように、映像表示部と視聴者の距離が0.1mの場合は符号51、0.2mの場合は符号52、0.3mの場合は符号53に示す。また、映像表示部と視聴者の距離が上記適正距離(1.947m)と同じ場合、またはこれを超える場合は符号59に示す。
図6は、実施形態に係わる映像表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
符号S100は、開始ステップである。続いて、ステップS101に進む。
ステップS101は、映像表示部(表示画面)と視聴者の距離を測定するステップである。上記のように、映像表示部(表示画面)と視聴者の距離の計測には、例えば、カメラ、距離計、リモコン等を用いることが可能である。続いて、ステップS102に進む。
符号S100は、開始ステップである。続いて、ステップS101に進む。
ステップS101は、映像表示部(表示画面)と視聴者の距離を測定するステップである。上記のように、映像表示部(表示画面)と視聴者の距離の計測には、例えば、カメラ、距離計、リモコン等を用いることが可能である。続いて、ステップS102に進む。
ステップS102は、視聴者と表示画面の距離(測定値)を予め設定された適正距離と比較するステップである。続いて、ステップS103に進む。
ステップS103は、視聴者は予め設定された距離以上離れているかを判別するステップである。視聴者は予め設定された距離以上離れていると判別される場合は、ステップS104に進む(Yes)。視聴者は予め設定された距離以上離れていないと判別される場合は、ステップS105に進む(No)。
ステップS103は、視聴者は予め設定された距離以上離れているかを判別するステップである。視聴者は予め設定された距離以上離れていると判別される場合は、ステップS104に進む(Yes)。視聴者は予め設定された距離以上離れていないと判別される場合は、ステップS105に進む(No)。
ステップS104は、視聴者と表示画面(映像表示部)の距離の値(計測値)を用い、この距離で視聴した場合に好ましい3D効果になる3D映像を出力するステップである。続いて、ステップS101に進み、上記処理を繰り返す。
ステップS105は、予め設定されたテーブルを参照し、画面と視聴者の距離に応じた切り出し量を取得するステップである。続いて、ステップS106に進む。
ステップS106は、上記のように、取得された切り出し量に応じ、映像の一部が表示されるようにスケーリング処理するステップである。続いて、ステップS107に進む。
ステップS106は、上記のように、取得された切り出し量に応じ、映像の一部が表示されるようにスケーリング処理するステップである。続いて、ステップS107に進む。
ステップS107は、上記のように、スケーリング処理された映像を2Dで表示出力、および視聴者が画面に近づき過ぎている旨の警告を表示出力するステップである。上記のように、この実施形態においては、例えば、映像表示部2103と視聴者33の距離が上記予め設定された適正距離(1.947m)よりも近い場合に、映像が3D映像で表示されている場合は、これを2D映像に切替えて表示する。また、ここでは、視聴者が画面に近づき過ぎている旨の警告も表示出力する。続いて、ステップS101に進み、上記処理を繰り返す。
これにより、視聴者が画面に近づき過ぎている場合に、視聴者に対して、視聴者が画面に近づき過ぎていることを知らせることが可能になる
この実施の形態においては、このように構成することにより、視聴者に対し、映像表示部から所定の距離以上離れ、映像を視聴するように促すことが可能な映像表示装置を提供することが可能になる。
この実施の形態においては、このように構成することにより、視聴者に対し、映像表示部から所定の距離以上離れ、映像を視聴するように促すことが可能な映像表示装置を提供することが可能になる。
図7は、実施形態に係わる映像表示装置において、例えば、映像表示部と視聴者の距離に応じた明るさで、映像が表示されるようすを示す図である。
この実施の形態においては、映像表示部と視聴者の距離に応じた明るさで、映像が表示される。
上記図5で説明した実施の形態と同様に、この実施の形態も映像表示部と視聴者の距離に応じた制御が行なわれる。ここでは、例えば、映像表示装置に、映像表示部と視聴者の距離に応じた明るさで映像が表示される。
この実施の形態においては、映像表示部と視聴者の距離に応じた明るさで、映像が表示される。
上記図5で説明した実施の形態と同様に、この実施の形態も映像表示部と視聴者の距離に応じた制御が行なわれる。ここでは、例えば、映像表示装置に、映像表示部と視聴者の距離に応じた明るさで映像が表示される。
上記のように、図5(a)に示すテーブルには、映像表示部と視聴者の間の距離(測定値)と映像表示部に出力する映像の明るさの関係も予め設定され、例えば、制御ブロック235に記憶されている。
図5(a)は、このテーブルの構成を示す図である。
図5(a)に示すように、例えば、映像表示部と視聴者の距離が0.1mの場合(符号51)は映像表示部に出力する映像の明るさは0、0.2mの場合(符号52)は映像表示部に出力する映像の明るさは1、0.3mの場合(符号53)は映像表示部に出力する映像の明るさは2等と設定される。
図5(a)に示すように、例えば、映像表示部と視聴者の距離が0.1mの場合(符号51)は映像表示部に出力する映像の明るさは0、0.2mの場合(符号52)は映像表示部に出力する映像の明るさは1、0.3mの場合(符号53)は映像表示部に出力する映像の明るさは2等と設定される。
また、映像表示部と視聴者の距離が上記予め設定された適正距離(1.947m)と同じ場合(符号59)は、映像表示部に出力する映像の明るさは適正(10)である。
また、映像表示部と視聴者の距離が上記適正距離(1.947m)を超える場合(符号6)も同様に、映像表示部に出力する映像の明るさは適正(10)である。
ここで、この明るさの程度は、例えば、映像表示装置の製造時に設定した値であり、一例として、後述する図8に示すような関係に設定される。
図7(a)は、映像表示部と視聴者の距離が上記適正距離(1.947m)より近い(視聴者33が映像表示部2103に近づきすぎている)場合の映像表示装置の動作を説明する図である。
ここで、この明るさの程度は、例えば、映像表示装置の製造時に設定した値であり、一例として、後述する図8に示すような関係に設定される。
図7(a)は、映像表示部と視聴者の距離が上記適正距離(1.947m)より近い(視聴者33が映像表示部2103に近づきすぎている)場合の映像表示装置の動作を説明する図である。
図7(a)に示すように、例えば、映像表示部2103と視聴者33の距離が0.1mの場合(符号71)は、映像表示部2103に出力する映像の明るさは0に設定されており、設定0の映像が映像表示部2103に出力される。ここでは、設定0の映像は最も暗い映像である。
また、映像表示部2103と視聴者33の距離が0.2mの場合(符号72)は、設定1の映像が映像表示部2103に出力される。ここでは、設定1の映像は2番目に暗い映像である。
また、映像表示部2103と視聴者33の距離が0.3mの場合(符号73)は、設定2の映像が映像表示部2103に出力される。ここでは、設定2の映像は3番目に暗い映像である。
図7(b)は、映像表示部と視聴者の距離が上記適正距離(1.947m)以上離れている場合の映像表示装置の動作を説明する図である。
映像表示部と視聴者の距離が上記予め設定された適正距離(1.947m)と同じ場合(符号79)は、設定10の映像が映像表示部2103に出力される。ここでは、設定10の映像は最も明るい映像(適正)である。
映像表示部と視聴者の距離が上記予め設定された適正距離(1.947m)と同じ場合(符号79)は、設定10の映像が映像表示部2103に出力される。ここでは、設定10の映像は最も明るい映像(適正)である。
また、同様に、映像表示部と視聴者の距離が上記適正距離(1.947m)を超える場合(符号6)も設定10の映像が映像表示部2103に出力される。
図8は、実施形態に係わる映像表示装置のテーブルに設定される、映像表示部と視聴者の距離に応じた映像の明るさの関係の一例を示す図である。
ここでは、図8に示すように、映像表示装置のテーブルに設定される、映像表示部2103と視聴者33の距離に応じた映像の明るさの関係は、上記適正距離(1.947m)に近づくまでは、視聴者33が映像表示部2103から離れていくにつれて、映像表示部2103に出力される映像は、少しずつ明るくなるようにしている。また、映像表示部2103と視聴者33の距離が上記適正距離(1.947m)を超えると、映像表示部2103に出力される映像は、急に明るくなるようにしている。
図8は、実施形態に係わる映像表示装置のテーブルに設定される、映像表示部と視聴者の距離に応じた映像の明るさの関係の一例を示す図である。
ここでは、図8に示すように、映像表示装置のテーブルに設定される、映像表示部2103と視聴者33の距離に応じた映像の明るさの関係は、上記適正距離(1.947m)に近づくまでは、視聴者33が映像表示部2103から離れていくにつれて、映像表示部2103に出力される映像は、少しずつ明るくなるようにしている。また、映像表示部2103と視聴者33の距離が上記適正距離(1.947m)を超えると、映像表示部2103に出力される映像は、急に明るくなるようにしている。
これにより、視聴者33は映像表示部2103から上記適正距離(1.947m)以上離れた場合に、これを視覚的に感じることができる。
また、この実施の形態においても、例えば、視聴者が画面に近づき過ぎている場合に、上記と同様に、映像を2Dで表示出力することも可能である。
この映像の2D表示出力は、上記と同様に、例えば、上記図3において説明した信号処理器234に含まれる3D処理モジュール80を用いることで実現される。
例えば、上記のように視聴者33が予め設定された適正距離(1.947m)以上離れていないと判別される場合は、ビデオ出力部239において、3D信号は出力させず、2D信号を出力するようにする。
また、この実施の形態においても、例えば、視聴者が画面に近づき過ぎている場合に、上記と同様に、映像を2Dで表示出力することも可能である。
この映像の2D表示出力は、上記と同様に、例えば、上記図3において説明した信号処理器234に含まれる3D処理モジュール80を用いることで実現される。
例えば、上記のように視聴者33が予め設定された適正距離(1.947m)以上離れていないと判別される場合は、ビデオ出力部239において、3D信号は出力させず、2D信号を出力するようにする。
これによって、視聴者が画面に近づき過ぎている場合は、映像を2Dで出力表示される。 図9は、他の実施形態に係わる映像表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
ここでは、上記のように、映像表示部2103と視聴者33の距離に応じた明るさで、映像表示部2103に映像が表示される。
符号S200は、開始ステップである。続いて、ステップS201に進む。
ステップS201は、映像表示部(表示画面)と視聴者の距離を測定するステップである。上記と同様に、映像表示部(表示画面)と視聴者の距離の計測には、例えば、カメラ、距離計、リモコン等を用いることが可能である。続いて、ステップS202に進む。
符号S200は、開始ステップである。続いて、ステップS201に進む。
ステップS201は、映像表示部(表示画面)と視聴者の距離を測定するステップである。上記と同様に、映像表示部(表示画面)と視聴者の距離の計測には、例えば、カメラ、距離計、リモコン等を用いることが可能である。続いて、ステップS202に進む。
ステップS202は、視聴者と表示画面の距離(測定値)を予め設定された適正距離と比較するステップである。続いて、ステップS203に進む。
ステップS203は、視聴者は予め設定された距離以上離れているかを判別するステップである。視聴者は予め設定された距離以上離れていると判別される場合は、ステップS204に進む(Yes)。視聴者は予め設定された距離以上離れていないと判別される場合は、ステップS205に進む(No)。
ステップS203は、視聴者は予め設定された距離以上離れているかを判別するステップである。視聴者は予め設定された距離以上離れていると判別される場合は、ステップS204に進む(Yes)。視聴者は予め設定された距離以上離れていないと判別される場合は、ステップS205に進む(No)。
ステップS204は、視聴者と表示画面(映像表示部)の距離の値(計測値)を用い、この距離で視聴した場合に好ましい3D効果になる3D映像を出力するステップである。続いて、ステップS201に進み、上記処理を繰り返す。
ステップS205は、上記予め設定されたテーブル(図5(a))を参照し、表示画面2103と視聴者33の距離に応じた明るさの程度を取得するステップである。続いて、ステップS206に進む。
ステップS206は、上記表示画面2103と視聴者33の距離に応じた明るさの程度に応じ、表示画面2103に映像が出力されるステップである。すなわち、例えば、映像表示部2103と視聴者33の距離が上記適正距離(1.947m)に近づくまでは、視聴者33が映像表示部2103から離れていくにつれて、映像表示部2103に出力される映像は、少しずつ明るくなる。また、映像表示部2103と視聴者33の距離が上記適正距離(1.947m)を超えると、映像表示部2103に出力される映像は、急に明るくなるように制御される。続いて、ステップS207に進む。
ステップS207は、上記のように制御された映像を2Dで表示出力するステップである。
続いて、ステップS201に進み、上記処理を繰り返す。
これにより、この実施の形態においては、映像表示部と視聴者の距離に応じた明るさで、および2Dで映像が表示される。
これにより、視聴者が画面に近づき過ぎている場合に、この実施の形態においては、視聴者33と映像表示部2103の距離に応じて画面の明るさを変化させること、および2D表示に切替えることにより、視聴者に対して、視聴者が画面に近づき過ぎていることを知らせることが可能になる
続いて、ステップS201に進み、上記処理を繰り返す。
これにより、この実施の形態においては、映像表示部と視聴者の距離に応じた明るさで、および2Dで映像が表示される。
これにより、視聴者が画面に近づき過ぎている場合に、この実施の形態においては、視聴者33と映像表示部2103の距離に応じて画面の明るさを変化させること、および2D表示に切替えることにより、視聴者に対して、視聴者が画面に近づき過ぎていることを知らせることが可能になる
このように構成することにより、視聴者に対し、映像表示部から所定の距離以上離れ、映像を視聴するように促すことが可能な映像表示装置を提供することが可能になる。
また、上記のように構成することにより、例えば、まだ文字の読めない幼児や子供でも、映像表示部2103に表示される映像や画面の明るさで、映像表示部2103に近づき過ぎると、映像表示部2103の映像が変化することから、直感的に適正な視聴距離を把握することができる。
また、他の実施形態として、例えば、元映像のスケーリングに代え、例えば、映像表示部2103に表示される映像の解像度を、段階的あるいは連続的に変えたり、あるいは映像表示部2103に表示される映像にモザイクをかけ、これを段階的なサイズでかけるようにしたりしても良い。
また、3D映像表示時には、視聴者に、3D表示効果を適正に得られる位置(あるいは距離)に立ってもらうように映像サイズや明るさを変化させることも有効である。
この場合、適正な位置(距離)より離れた場合は、また映像サイズを小さくしたり、明るさを下げたりして視聴者を適正な視聴距離へ導くようにしても良い。
なお、上記説明は3D映像を表示可能な映像表示装置を例に取ったが、上記実施形態はこれに限られることはなく、2D映像を表示可能な映像表示装置にも適用可能である。また、映像表示装置はテレビに限られることはなく、パーソナルコンピュータ(PC)や、スマートホンや携帯電話等の電子機器にも適用可能である。
なお、上記説明は3D映像を表示可能な映像表示装置を例に取ったが、上記実施形態はこれに限られることはなく、2D映像を表示可能な映像表示装置にも適用可能である。また、映像表示装置はテレビに限られることはなく、パーソナルコンピュータ(PC)や、スマートホンや携帯電話等の電子機器にも適用可能である。
上記のように構成することにより、視聴者に対し、映像表示部から所定の距離以上離れ、映像を視聴するように促すことが可能な映像表示装置を提供することが可能になる。
なお、上記実施形態は、記述そのものに限定されるものではなく、実施段階では、その趣旨を逸脱しない範囲で、構成要素を種々変形して具体化することが可能である。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せても良い。
例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せても良い。
31…元映像の一部を表示する映像、32…元映像の全部を表示する映像、33…視聴者、40…警告表示、100…元の映像、260…距離計測部(カメラ)、2103…映像表示部。
Claims (11)
- 映像表示部と視聴者の距離に係る情報を取得する距離情報取得部と、
前記取得された距離情報を、予め設定された映像表示部と視聴者の距離と比較する比較部と、
前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、前記取得された距離情報に基づいて、前記映像表示部に、元映像の一部を切り出した映像を出力する映像出力部を備える映像表示装置。 - 前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、2D映像を出力する請求項1に記載の映像表示装置。
- 距離情報と映像の切り出し量の関係が設定されたテーブルを備える請求項1または2に記載の映像表示装置。
- 前記映像表示部に出力する映像は3D映像を含む、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の映像表示装置。
- 前記視聴者が前記予め設定された距離以上離れていないと判別される場合は、前記映像表示部に近づきすぎている旨の表示を出力する請求項1乃至4のいずれか1つに記載の映像表示装置。
- 前記視聴者が前記予め設定された距離以上離れていると判別される場合は、前記取得された距離において好ましい3D効果になる3D映像を出力する請求項1乃至5のいずれか1つに記載の映像表示装置。
- 前記切り出された元映像の一部は、拡大出力される請求項1乃至6のいずれか1つに記載の映像表示装置。
- 映像表示部と視聴者の距離に係る情報を取得するステップと、
前記取得された距離情報を、予め設定された映像表示部と
視聴者の距離と比較するステップと、
前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、前記取得された距離情報に基づいて、前記映像表示部に、元映像の一部を切り出した映像を出力するステップを備える映像表示方法。 - 映像表示部と視聴者の距離に係る情報を取得する距離情報取得部と、
前記取得された距離情報を、予め設定された映像表示部と視聴者の距離と比較する比較部と、
前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、前記取得された距離情報に基づいた明るさとなるように、前記映像表示部に映像を出力する映像出力部を備える映像表示装置。 - 前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、2D映像を出力する請求項8に記載の映像表示装置。
- 映像表示部と視聴者の距離に係る情報を取得するステップと、
前記取得された距離情報を、予め設定された映像表示部と視聴者の距離と比較するステップと、
前記視聴者が前記予め設定された映像表示部と視聴者の距離以上離れていないと判別される場合は、前記取得された距離情報に基づいた明るさとなるように、前記映像表示部に映像を出力するステップを備える映像表示方法。
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KR20140114545A (ko) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | 엘지전자 주식회사 | 3d 디스플레이 디바이스 장치 및 제어 방법 |
KR102019125B1 (ko) * | 2013-03-18 | 2019-09-06 | 엘지전자 주식회사 | 3d 디스플레이 디바이스 장치 및 제어 방법 |
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