JP2005033241A - 画像形成装置およびクロック信号制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】システムのダウンタイムをなるべく削減することができるようにした画像形成装置およびクロック制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】PLLエラーが発生した場合には、PLL回路への入力クロック信号をシステムクロック信号として用いているので、システムの動作パフォーマンスは低下するものの、システムダウンを発生する頻度を低減することができ、より運用性の高いシステムを実現することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】PLLエラーが発生した場合には、PLL回路への入力クロック信号をシステムクロック信号として用いているので、システムの動作パフォーマンスは低下するものの、システムダウンを発生する頻度を低減することができ、より運用性の高いシステムを実現することができる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、システムからのメッセージを表示する表示手段を備えた画像形成装置、および、システムクロック信号を発生するクロック信号発生回路を監視するクロック信号制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置では、動作制御の機能を有するシステム制御手段等は、外部より供給されるシステムクロック信号に基づいて、その動作が行われている。
【0003】
このようなシステムクロック信号は、通常、周知のPLL(Phase Locked Loop)回路により形成される。また、このPLL回路は、基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍して、システムクロック信号を形成している。
【0004】
一方、近年では、システム制御手段等を実現する制御装置は、大規模集積回路装置により構成されており、いわゆるASICの技術により、複数の要素回路が組み合わされて1つの装置として構成されている。
【0005】
上述したPLL回路は、ASICに組み込まれる要素回路の1つであり、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、ROM(リード・オンリ・メモリ)等とともに、制御装置を構成する。
【0006】
さて、上述したようにPLL回路は、システムクロック信号を形成しているので、このPLL回路に何らかの不具合が生じて、出力されるシステムクロック信号が不安定になったりすると、システムが正常に動作することができない。
【0007】
そこで、従来、PLL回路の動作不良を検知するようにして、かかる事態に対処するようにしていた(特許文献1,2参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−90317号
【特許文献2】
特開2000−206196号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
さて、このようにPLL回路の不良を検出し、重大な不具合を生じる前の段階で装置を停止して、サービスマンコール等の表示を行い、ユーザに発生した不具合を通知することは、装置を安全に運用する上で非常に効果的である。
【0010】
しかしながら、このようなサービスマンコールを行う必要がある状況がしばしば発生すると、修理のためのダウンタイムがしばしば発生することとなり、装置のユーザが不便を感じるという事態を生じる。
【0011】
本発明はこのような課題を解決するために、システムのダウンタイムをなるべく削減することができるようにした画像形成装置およびクロック制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、システムからのメッセージを表示する表示手段を備えた画像形成装置において、システムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーを上記表示手段へ表示するようにしたものである。
【0013】
また、システムからのメッセージを表示する表示手段を備えた画像形成装置において、基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍してシステムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーを上記表示手段へ表示するとともに、上記クロック信号発生回路から発生される信号に代えて上記基準クロック信号をシステムクロック信号として出力するようにしたものである。
【0014】
また、基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍してシステムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーをシステム制御手段へ通知するようにしたものである。
【0015】
また、基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍してシステムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーをシステム制御手段へ通知するとともに、上記クロック信号発生回路から発生される信号に代えて上記基準クロック信号をシステムクロック信号としてシステムへ出力するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置を示している。
【0018】
同図において、システム制御部1は、このグループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、所定のグループ3ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
【0019】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このグループ3ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0020】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0021】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0022】
網制御装置11は、このグループ3ファクシミリ装置をアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0023】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、内部バス12に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス12を介して行われている。
【0024】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0025】
図2は、本発明の一実施例にかかるシステム制御部1等で使用するシステムクロック信号を発生するクロック発生回路の一例を示している。
【0026】
このクロック発生回路は、基本的には、発振器21から出力される基準クロック信号fiに基づいて、クロック信号foを形成するPLL回路22から構成されている。
【0027】
また、発振器21から出力される基準クロック信号fiは、カウンタ制御部23および同期信号発生部24にも加えられており、また、PLL回路22から出力されるクロック信号foは、カウンタ制御部23およびゲート回路25に加えられている。
【0028】
カウンタ制御部23は、図示しないリセット信号が加えられると、内蔵しているロックタイムレジスタ(ロックタイム期間を規定するための値を保存しているレジスタ;システム制御部1等によりその値の書換が可能)にセットされている計数値になるまで基準クロック信号fiを計数し、その後、ゲート回路25に出力しているカウントイネーブル信号Cenを論理Hレベルに立ち上げる(図3(a),(b)参照)。
【0029】
ゲート回路25は、カウントイネーブル信号Cenが論理Lレベルになっている間は、PLL回路22から加えられるクロック信号foを外へ出力せず、カウントイネーブル信号Cenが論理Hレベルになると、クロック信号foをシステムクロック信号fmとして外部へ出力する(図3(c),(d)参照)。
【0030】
一方、同期信号発生部24は、クロック信号fiを計数し、所定間隔で同期信号SYCを発生してカウンタ制御部23へ出力する。カウンタ制御部23は、同期信号SYCが加えられるようになると、同期信号SYCが加えられる間隔で計数したクロック信号foを計数し、その計数値Dctをカウント値記憶部26へ順次記憶する。
【0031】
アンロック検出部27は、カウント値記憶6に記憶されている値Dcmを読み出して、その値が所定範囲の値になっているかどうかを調べ、値Dcmが所定範囲の値から逸脱している場合には、エラー信号ERをシステムへ出力する。
【0032】
ここで、例えば、発振器21の基準クロック信号fiの周波数を10MHz、PLL回路22から出力されるクロック信号fiの周波数を40MHz、同期信号発生部24から出力される同期信号SYCの周期を100(マイクロ秒)とすると、アンクロック検出部27に設定される値の範囲は、例えば、4000±1パーセントであるとすると、「3960」〜「4040」である。また、ロックタイムレジスタに23aにセットされる値は、「10000」程度である。
【0033】
一方、システム制御部1は、エラー信号ERを検出すると、操作表示部7に、例えば、「PLLエラー」というメッセージを表示して、ユーザにシステムクロック信号fmが不安定になっている旨を通知する。
【0034】
このようにして、本実施例では、PLL回路22の動作が不安定になっている立上り動作期間(図3(d)参照)では、システムクロック信号fmを出力しないようにしているので、システム制御部等の動作が不安定になるような事態を回避することができる。
【0035】
また、立上り動作期間を経過した後には、同期信号SYCの周期でクロック信号fiの出力数を監視するようにしているので、PLL回路22の動作が安定しているかどうかの監視を、システムで要求される精度で行うことができる。
【0036】
図4は、本発明の他の実施例にかかるシステム制御部1等で使用するシステムクロック信号を発生するクロック発生回路の一例を示している。なお、同図において、図2と同一部分および相当する部分には、同一符号を付している。
【0037】
このクロック発生回路は、基本的には、発振器21から出力される基準クロック信号fiに基づいて、クロック信号foを形成するPLL回路22から構成されている。
【0038】
また、発振器21から出力される基準クロック信号fiは、カウンタ制御部23、同期信号発生部24、および、セレクタ28の一方の入力端にも加えられており、また、PLL回路22から出力されるクロック信号foは、カウンタ制御部23およびゲート回路25に加えられている。また、ゲート回路25から出力されるシステムクロック信号fmは、セレクタ28の他方の入力端に加えられている。
【0039】
以上の構成で、セレクタ28は、外部システム(システム制御部1)より加えられる信号SELにより、通常時には、システムクロック信号fmを選択しており、その選択された信号は、システムクロック信号fmeとして、外部へ出力されている。
【0040】
カウンタ制御部23は、図示しないリセット信号が加えられると、内蔵しているロックタイムレジスタにセットされている計数値になるまで基準クロック信号fiを計数し、その後、ゲート回路25に出力しているカウントイネーブル信号Cenを論理Hレベルに立ち上げる(図3(a),(b)参照)。
【0041】
ゲート回路25は、カウントイネーブル信号Cenが論理Lレベルになっている間は、PLL回路22から加えられるクロック信号foを外へ出力せず、カウントイネーブル信号Cenが論理Hレベルになると、クロック信号foをシステムクロック信号fmとして外部へ出力する(図3(c),(d)参照)。
【0042】
したがって、この状態では、システムクロック信号fmが、セレクタ28を介して、システムクロック信号fmeとして、外部へ出力される。
【0043】
一方、同期信号発生部24は、クロック信号fiを計数し、所定間隔で同期信号SYCを発生してカウンタ制御部23へ出力する。カウンタ制御部23は、同期信号SYCが加えられるようになると、同期信号SYCが加えられる間隔で計数したクロック信号foを計数し、その計数値Dctをカウント値記憶部26へ順次記憶する。
【0044】
アンロック検出部27は、カウント値記憶6に記憶されている値Dcmを読み出して、その値が所定範囲の値になっているかどうかを調べ、値Dcmが所定範囲の値から逸脱している場合には、エラー信号ERをシステムへ出力する。
【0045】
これにより、システム制御部1は、信号SELによりセレクタ28での選択態様を切換える。したがって、セレクタ28は、基準クロック信号fiを選択し、システムクロック信号fmeとして、外部へ出力する。
【0046】
ここで、例えば、発振器21の基準クロック信号fiの周波数を10MHz、PLL回路22から出力されるクロック信号fiの周波数を40MHz、同期信号発生部24から出力される同期信号SYCの周期を100(マイクロ秒)とすると、アンクロック検出部27に設定される値の範囲は、例えば、4000±1パーセントであるとすると、「3960」〜「4040」である。また、ロックタイムレジスタに23aにセットされる値は、「10000」程度である。
【0047】
一方、システム制御部1は、エラー信号ERを検出すると、上述したように、信号SELを切換えるとともに、操作表示部7に、例えば、「PLLエラー。現在、低パフォーマンス運転中です。サービスマンを呼んでください。」というメッセージを表示して、ユーザにシステムクロック信号fmが不安定になっている旨を通知するとともに、サービスマンを呼ぶように促す。
【0048】
このようにして、本実施例では、PLL回路22の動作が不安定になっている立上り動作期間(図3(d)参照)では、システムクロック信号fmを出力しないようにしているので、システム制御部等の動作が不安定になるような事態を回避することができる。
【0049】
また、立上り動作期間を経過した後で、PLL回路22から出力されるクロック信号fiが不安定になっている場合には、システムクロック信号fmeとして基準クロック信号fiを選択して、低パフォーマンス運転を行うとともに、ユーザに対してサービスマンコールを促すので、このグループ3ファクシミリ装置がダウンしている時間を低減することができる。
【0050】
ところで、アンロック検出部27でPLL動作エラーと診断された場合、PLL回路22のロックができていないのか、ロック後にアンロック状態になってしまうのかを診断することもできる。
【0051】
その場合、先ずは、PLL回路22に対して再度リセットを行い、次いで、ロックタイム期間中のクロック信号foのパルス数を同期信号SYCの周期単位で計測する。この時、信号Cenは論理Hレベルに固定して、ロックタイムカウント機能は使用しない。したがって、システムクロック信号fmは、クロック信号foと等しい。また、「SYC周期×N回=ロックタイム期間」とほぼ同じ値になるようにNの値を決めれば、N回目のカウント数は、ロックタイム期間経過後のパルス数(周波数)と同じ値になる。例えば、ロックタイム期間を1ms、基準クロック信号fiの周波数を10MHz、クロック信号foの周波数を20MHz、同期信号SYCの周期を100μsとすれば、N=10回目のパルスカウント数が2000であれば正常動作をしていると判定できる。
【0052】
そして、PLLロックまでの機能が正常であれば、ロックタイム有効期間の終了時点では最終的に必要とするクロック信号foのパルス数(周波数)とほぼ同じ値を示す。したがって、クロック信号foのパルスの計測結果がアンロック検出部27により許容範囲外と判定された場合には、エラー信号ERを出力して外部に動作エラーであることを通知する。
【0053】
また、正常と判断された場合には、ロックタイム期間以降(tb以降)のクロックfoのパルス数をカウントして、そのカウント値を調べる。その結果、ロックタイム期間後にアンロック検出部27がエラー検知した後、PLL回路22を再起動して正常と判断され、さらに、アンロック検出部27がエラー検知した場合には、PLL回路22がPLLロック後に動作不安定したと診断することができる。
【0054】
一方、ロックタイム期間後にアンロック検出部27がエラー検知した後、PLL回路22を再起動して正常と判断され、さらに、アンロック検出部27がエラー検知しなかった場合には、PLL回路22の突発的な異常と判断することができ、その場合には、それ以降は通常動作を行う。
【0055】
ところで、上述した実施例では、グループ3ファクシミリ装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、それ以外の画像形成装置およびPLL回路を用いてシステムクロックを発生する全ての装置について、同様にして適用することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、PLLのロックタイム設定に使用するカウンタをロック後のアンロック等の異常動作検知に使用しているので、小規模で簡易なシステムでPLL動作検知を実現することが可能であるという効果を得る。
【0057】
また、PLLエラー動作を検知した場合に、PLL動作を再起動させて、ロックタイム期間中にエラーが発生しているか否かを検知する故障診断機能を備えているので、搭載されたシステムでの異常検知を効率的に行うことが可能であり、また、突発的なPLL異常動作については内容を記憶するとともに再起動をかけるので、システムの復元を可能にすることが可能であるという効果も得る。
【0058】
また、PLLエラーが発生した場合には、PLL回路への入力クロック信号をシステムクロック信号として用いているので、システムの動作パフォーマンスは低下するものの、システムダウンを発生する頻度を低減することができ、より運用性の高いシステムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置を示したブロック図。
【図2】本発明の一実施例にかかるシステム制御部1等で使用するシステムクロック信号を発生するクロック発生回路の一例を示したブロック図。
【図3】図2の回路の動作を説明するための動作波形図。
【図4】本発明の他の実施例にかかるシステム制御部1等で使用するシステムクロック信号を発生するクロック発生回路の一例を示したブロック図。
【符号の説明】
1 システム制御部
21 発振器
22 PLL回路
23 カウンタ制御部
23a ロックタイムレジスタ
24 同期信号発生部
25 ゲート回路
26 カウント値記憶部
27 アンロック検出部
28 セレクタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、システムからのメッセージを表示する表示手段を備えた画像形成装置、および、システムクロック信号を発生するクロック信号発生回路を監視するクロック信号制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置では、動作制御の機能を有するシステム制御手段等は、外部より供給されるシステムクロック信号に基づいて、その動作が行われている。
【0003】
このようなシステムクロック信号は、通常、周知のPLL(Phase Locked Loop)回路により形成される。また、このPLL回路は、基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍して、システムクロック信号を形成している。
【0004】
一方、近年では、システム制御手段等を実現する制御装置は、大規模集積回路装置により構成されており、いわゆるASICの技術により、複数の要素回路が組み合わされて1つの装置として構成されている。
【0005】
上述したPLL回路は、ASICに組み込まれる要素回路の1つであり、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、ROM(リード・オンリ・メモリ)等とともに、制御装置を構成する。
【0006】
さて、上述したようにPLL回路は、システムクロック信号を形成しているので、このPLL回路に何らかの不具合が生じて、出力されるシステムクロック信号が不安定になったりすると、システムが正常に動作することができない。
【0007】
そこで、従来、PLL回路の動作不良を検知するようにして、かかる事態に対処するようにしていた(特許文献1,2参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−90317号
【特許文献2】
特開2000−206196号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
さて、このようにPLL回路の不良を検出し、重大な不具合を生じる前の段階で装置を停止して、サービスマンコール等の表示を行い、ユーザに発生した不具合を通知することは、装置を安全に運用する上で非常に効果的である。
【0010】
しかしながら、このようなサービスマンコールを行う必要がある状況がしばしば発生すると、修理のためのダウンタイムがしばしば発生することとなり、装置のユーザが不便を感じるという事態を生じる。
【0011】
本発明はこのような課題を解決するために、システムのダウンタイムをなるべく削減することができるようにした画像形成装置およびクロック制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、システムからのメッセージを表示する表示手段を備えた画像形成装置において、システムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーを上記表示手段へ表示するようにしたものである。
【0013】
また、システムからのメッセージを表示する表示手段を備えた画像形成装置において、基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍してシステムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーを上記表示手段へ表示するとともに、上記クロック信号発生回路から発生される信号に代えて上記基準クロック信号をシステムクロック信号として出力するようにしたものである。
【0014】
また、基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍してシステムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーをシステム制御手段へ通知するようにしたものである。
【0015】
また、基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍してシステムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーをシステム制御手段へ通知するとともに、上記クロック信号発生回路から発生される信号に代えて上記基準クロック信号をシステムクロック信号としてシステムへ出力するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置を示している。
【0018】
同図において、システム制御部1は、このグループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、所定のグループ3ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
【0019】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このグループ3ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0020】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0021】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0022】
網制御装置11は、このグループ3ファクシミリ装置をアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0023】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、内部バス12に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス12を介して行われている。
【0024】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0025】
図2は、本発明の一実施例にかかるシステム制御部1等で使用するシステムクロック信号を発生するクロック発生回路の一例を示している。
【0026】
このクロック発生回路は、基本的には、発振器21から出力される基準クロック信号fiに基づいて、クロック信号foを形成するPLL回路22から構成されている。
【0027】
また、発振器21から出力される基準クロック信号fiは、カウンタ制御部23および同期信号発生部24にも加えられており、また、PLL回路22から出力されるクロック信号foは、カウンタ制御部23およびゲート回路25に加えられている。
【0028】
カウンタ制御部23は、図示しないリセット信号が加えられると、内蔵しているロックタイムレジスタ(ロックタイム期間を規定するための値を保存しているレジスタ;システム制御部1等によりその値の書換が可能)にセットされている計数値になるまで基準クロック信号fiを計数し、その後、ゲート回路25に出力しているカウントイネーブル信号Cenを論理Hレベルに立ち上げる(図3(a),(b)参照)。
【0029】
ゲート回路25は、カウントイネーブル信号Cenが論理Lレベルになっている間は、PLL回路22から加えられるクロック信号foを外へ出力せず、カウントイネーブル信号Cenが論理Hレベルになると、クロック信号foをシステムクロック信号fmとして外部へ出力する(図3(c),(d)参照)。
【0030】
一方、同期信号発生部24は、クロック信号fiを計数し、所定間隔で同期信号SYCを発生してカウンタ制御部23へ出力する。カウンタ制御部23は、同期信号SYCが加えられるようになると、同期信号SYCが加えられる間隔で計数したクロック信号foを計数し、その計数値Dctをカウント値記憶部26へ順次記憶する。
【0031】
アンロック検出部27は、カウント値記憶6に記憶されている値Dcmを読み出して、その値が所定範囲の値になっているかどうかを調べ、値Dcmが所定範囲の値から逸脱している場合には、エラー信号ERをシステムへ出力する。
【0032】
ここで、例えば、発振器21の基準クロック信号fiの周波数を10MHz、PLL回路22から出力されるクロック信号fiの周波数を40MHz、同期信号発生部24から出力される同期信号SYCの周期を100(マイクロ秒)とすると、アンクロック検出部27に設定される値の範囲は、例えば、4000±1パーセントであるとすると、「3960」〜「4040」である。また、ロックタイムレジスタに23aにセットされる値は、「10000」程度である。
【0033】
一方、システム制御部1は、エラー信号ERを検出すると、操作表示部7に、例えば、「PLLエラー」というメッセージを表示して、ユーザにシステムクロック信号fmが不安定になっている旨を通知する。
【0034】
このようにして、本実施例では、PLL回路22の動作が不安定になっている立上り動作期間(図3(d)参照)では、システムクロック信号fmを出力しないようにしているので、システム制御部等の動作が不安定になるような事態を回避することができる。
【0035】
また、立上り動作期間を経過した後には、同期信号SYCの周期でクロック信号fiの出力数を監視するようにしているので、PLL回路22の動作が安定しているかどうかの監視を、システムで要求される精度で行うことができる。
【0036】
図4は、本発明の他の実施例にかかるシステム制御部1等で使用するシステムクロック信号を発生するクロック発生回路の一例を示している。なお、同図において、図2と同一部分および相当する部分には、同一符号を付している。
【0037】
このクロック発生回路は、基本的には、発振器21から出力される基準クロック信号fiに基づいて、クロック信号foを形成するPLL回路22から構成されている。
【0038】
また、発振器21から出力される基準クロック信号fiは、カウンタ制御部23、同期信号発生部24、および、セレクタ28の一方の入力端にも加えられており、また、PLL回路22から出力されるクロック信号foは、カウンタ制御部23およびゲート回路25に加えられている。また、ゲート回路25から出力されるシステムクロック信号fmは、セレクタ28の他方の入力端に加えられている。
【0039】
以上の構成で、セレクタ28は、外部システム(システム制御部1)より加えられる信号SELにより、通常時には、システムクロック信号fmを選択しており、その選択された信号は、システムクロック信号fmeとして、外部へ出力されている。
【0040】
カウンタ制御部23は、図示しないリセット信号が加えられると、内蔵しているロックタイムレジスタにセットされている計数値になるまで基準クロック信号fiを計数し、その後、ゲート回路25に出力しているカウントイネーブル信号Cenを論理Hレベルに立ち上げる(図3(a),(b)参照)。
【0041】
ゲート回路25は、カウントイネーブル信号Cenが論理Lレベルになっている間は、PLL回路22から加えられるクロック信号foを外へ出力せず、カウントイネーブル信号Cenが論理Hレベルになると、クロック信号foをシステムクロック信号fmとして外部へ出力する(図3(c),(d)参照)。
【0042】
したがって、この状態では、システムクロック信号fmが、セレクタ28を介して、システムクロック信号fmeとして、外部へ出力される。
【0043】
一方、同期信号発生部24は、クロック信号fiを計数し、所定間隔で同期信号SYCを発生してカウンタ制御部23へ出力する。カウンタ制御部23は、同期信号SYCが加えられるようになると、同期信号SYCが加えられる間隔で計数したクロック信号foを計数し、その計数値Dctをカウント値記憶部26へ順次記憶する。
【0044】
アンロック検出部27は、カウント値記憶6に記憶されている値Dcmを読み出して、その値が所定範囲の値になっているかどうかを調べ、値Dcmが所定範囲の値から逸脱している場合には、エラー信号ERをシステムへ出力する。
【0045】
これにより、システム制御部1は、信号SELによりセレクタ28での選択態様を切換える。したがって、セレクタ28は、基準クロック信号fiを選択し、システムクロック信号fmeとして、外部へ出力する。
【0046】
ここで、例えば、発振器21の基準クロック信号fiの周波数を10MHz、PLL回路22から出力されるクロック信号fiの周波数を40MHz、同期信号発生部24から出力される同期信号SYCの周期を100(マイクロ秒)とすると、アンクロック検出部27に設定される値の範囲は、例えば、4000±1パーセントであるとすると、「3960」〜「4040」である。また、ロックタイムレジスタに23aにセットされる値は、「10000」程度である。
【0047】
一方、システム制御部1は、エラー信号ERを検出すると、上述したように、信号SELを切換えるとともに、操作表示部7に、例えば、「PLLエラー。現在、低パフォーマンス運転中です。サービスマンを呼んでください。」というメッセージを表示して、ユーザにシステムクロック信号fmが不安定になっている旨を通知するとともに、サービスマンを呼ぶように促す。
【0048】
このようにして、本実施例では、PLL回路22の動作が不安定になっている立上り動作期間(図3(d)参照)では、システムクロック信号fmを出力しないようにしているので、システム制御部等の動作が不安定になるような事態を回避することができる。
【0049】
また、立上り動作期間を経過した後で、PLL回路22から出力されるクロック信号fiが不安定になっている場合には、システムクロック信号fmeとして基準クロック信号fiを選択して、低パフォーマンス運転を行うとともに、ユーザに対してサービスマンコールを促すので、このグループ3ファクシミリ装置がダウンしている時間を低減することができる。
【0050】
ところで、アンロック検出部27でPLL動作エラーと診断された場合、PLL回路22のロックができていないのか、ロック後にアンロック状態になってしまうのかを診断することもできる。
【0051】
その場合、先ずは、PLL回路22に対して再度リセットを行い、次いで、ロックタイム期間中のクロック信号foのパルス数を同期信号SYCの周期単位で計測する。この時、信号Cenは論理Hレベルに固定して、ロックタイムカウント機能は使用しない。したがって、システムクロック信号fmは、クロック信号foと等しい。また、「SYC周期×N回=ロックタイム期間」とほぼ同じ値になるようにNの値を決めれば、N回目のカウント数は、ロックタイム期間経過後のパルス数(周波数)と同じ値になる。例えば、ロックタイム期間を1ms、基準クロック信号fiの周波数を10MHz、クロック信号foの周波数を20MHz、同期信号SYCの周期を100μsとすれば、N=10回目のパルスカウント数が2000であれば正常動作をしていると判定できる。
【0052】
そして、PLLロックまでの機能が正常であれば、ロックタイム有効期間の終了時点では最終的に必要とするクロック信号foのパルス数(周波数)とほぼ同じ値を示す。したがって、クロック信号foのパルスの計測結果がアンロック検出部27により許容範囲外と判定された場合には、エラー信号ERを出力して外部に動作エラーであることを通知する。
【0053】
また、正常と判断された場合には、ロックタイム期間以降(tb以降)のクロックfoのパルス数をカウントして、そのカウント値を調べる。その結果、ロックタイム期間後にアンロック検出部27がエラー検知した後、PLL回路22を再起動して正常と判断され、さらに、アンロック検出部27がエラー検知した場合には、PLL回路22がPLLロック後に動作不安定したと診断することができる。
【0054】
一方、ロックタイム期間後にアンロック検出部27がエラー検知した後、PLL回路22を再起動して正常と判断され、さらに、アンロック検出部27がエラー検知しなかった場合には、PLL回路22の突発的な異常と判断することができ、その場合には、それ以降は通常動作を行う。
【0055】
ところで、上述した実施例では、グループ3ファクシミリ装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、それ以外の画像形成装置およびPLL回路を用いてシステムクロックを発生する全ての装置について、同様にして適用することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、PLLのロックタイム設定に使用するカウンタをロック後のアンロック等の異常動作検知に使用しているので、小規模で簡易なシステムでPLL動作検知を実現することが可能であるという効果を得る。
【0057】
また、PLLエラー動作を検知した場合に、PLL動作を再起動させて、ロックタイム期間中にエラーが発生しているか否かを検知する故障診断機能を備えているので、搭載されたシステムでの異常検知を効率的に行うことが可能であり、また、突発的なPLL異常動作については内容を記憶するとともに再起動をかけるので、システムの復元を可能にすることが可能であるという効果も得る。
【0058】
また、PLLエラーが発生した場合には、PLL回路への入力クロック信号をシステムクロック信号として用いているので、システムの動作パフォーマンスは低下するものの、システムダウンを発生する頻度を低減することができ、より運用性の高いシステムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置を示したブロック図。
【図2】本発明の一実施例にかかるシステム制御部1等で使用するシステムクロック信号を発生するクロック発生回路の一例を示したブロック図。
【図3】図2の回路の動作を説明するための動作波形図。
【図4】本発明の他の実施例にかかるシステム制御部1等で使用するシステムクロック信号を発生するクロック発生回路の一例を示したブロック図。
【符号の説明】
1 システム制御部
21 発振器
22 PLL回路
23 カウンタ制御部
23a ロックタイムレジスタ
24 同期信号発生部
25 ゲート回路
26 カウント値記憶部
27 アンロック検出部
28 セレクタ
Claims (4)
- システムからのメッセージを表示する表示手段を備えた画像形成装置において、
システムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーを上記表示手段へ表示することを特徴とする画像形成装置。 - システムからのメッセージを表示する表示手段を備えた画像形成装置において、
基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍してシステムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーを上記表示手段へ表示するとともに、上記クロック信号発生回路から発生される信号に代えて上記基準クロック信号をシステムクロック信号として出力するようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍してシステムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーをシステム制御手段へ通知するようにしたことを特徴とするクロック信号制御装置。
- 基準クロック信号発生回路から出力される基準クロック信号を逓倍してシステムクロック信号を発生するクロック信号発生回路から出力されるシステムクロック信号を監視し、当該システムクロック信号が所定の状態から外れたことを検出したときには、当該発生したエラーをシステム制御手段へ通知するとともに、上記クロック信号発生回路から発生される信号に代えて上記基準クロック信号をシステムクロック信号としてシステムへ出力するようにしたことを特徴とするクロック信号制御装置。
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Cited By (2)
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JP2010161775A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Safenet Inc | 自走発振器のロックを検出するシステム及び方法 |
JP2015115928A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-06-22 | 株式会社メガチップス | 遅延同期ループ回路 |
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2003
- 2003-07-07 JP JP2003192603A patent/JP2005033241A/ja active Pending
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