JP2005032586A - 積層型コネクタ - Google Patents

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Daisuke Takahashi
大輔 高橋
Katsunori Ogata
勝則 岳田
Yukihiro Kawamura
幸大 川村
Yozo Koiso
要三 小磯
Seiichi Ueno
静一 上野
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】
電線付き端子が組み込まれた偏平なハウジングを積層するだけで、電線を押さえることができる積層型コネクタを提供する。
【解決手段】
電線10の端部に取りつけられた雌端子12を平面的に並べて組み込んだ偏平なハウジング14、16を複数層積層してなる積層型コネクタであって、上下に隣り合うハウジング14、16の、上側のハウジング16の下面に、下側のハウジング16の電線導入部に位置する電線10を押さえる突起32を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電線付き端子が組み込まれた偏平なハウジングを複数層積層してなる積層型コネクタに関し、特に電線押さえ手段を設けた積層型コネクタに関するものである。
ハウジングに電線付き端子を組み込んだコネクタにおいては、振動による電線切れを防止したり、電線に引張力がかかったときの端子抜けを防止したりするために、電線押さえ手段を設けることは公知である。
例えば特許文献1には、ハウジングの電線導入部にヒンジ部で開閉できるように電線押さえ部材を設けることが開示されている。
また特許文献2には、ハウジングの電線導入部に電線と直行する方向に移動可能に電線押さえ部材を挿入しておき、ハウジングの電線導入部側を筒形のカバーに挿入すると、カバー内面の傾斜面によって電線押さえ部材が電線に向かって移動し、電線を押さえつける構造のコネクタが開示されている。
特開平5−13127号公報 実開平7−18376号公報
従来のコネクタにおける電線押さえ構造は、電線押さえ部材が上下に開閉したり移動したりするものであるため、ハウジングが単体であれば適用可能である。しかし偏平なハウジングを複数層積層した積層型コネクタの場合は、電線押さえ部材を上下に開閉したり移動したりするスペースがないため、従来の電線押さえ構造を適用することは困難である。
本発明の目的は、電線付き端子が組み込まれた偏平なハウジングを積層するだけで、電線を押さえることができる積層型コネクタを提供することにある。
本発明に係る積層型コネクタは、電線付き端子を平面的に並べて組み込んだ偏平なハウジングを複数層積層してなるものであって、上下に隣り合うハウジングの、上側のハウジングの下面に、下側のハウジングの電線導入部に位置する電線を押さえる突起を形成したことを特徴とするものである。
積層型コネクタは、上下に隣り合うハウジングが結合手段により互いに結合されるようになっているので、上記のような突起を設けておけば、下側のハウジングの上に上側のハウジングを積層するだけで(電線を押さえるための特別な作業をすることなく)、下側のハウジング内の電線を押さえつけることが可能となる。
積層されたハウジングの最上層にカバーが積層される場合には、このカバーの下面に、その下のハウジングの電線導入部に位置する電線を押さえる突起を形成しておけばよい。
本発明によれば、電線付き端子が組み込まれた偏平なハウジングを積層するだけで、電線を押さえつけることができ、積層型コネクタの組立を簡単に行うことができると共に、信頼性の高い積層型コネクタを得ることができる。
図1は本発明に係る積層型コネクタの一実施形態を示す。図において、10は電線、12は電線10の端部に圧着等の手段により取りつけられた雌端子、14は電線付き端子12を組み込んだ中間層ハウジング、16は電線付き端子12を組み込んだ状態で中間層ハウジング14の下に積層された最下層ハウジング、18は中間層ハウジング14の上に積層されたカバーである。図1では図示を簡略化するため中間層ハウジング14が1層の場合を示したが、中間層ハウジング14は複数層積層されることが多い。中間層ハウジング14が複数層の場合は、カバー18は最上層の中間層ハウジングの上に積層される。
図2は中間層ハウジング14を電線導入部側から見た背面図、図3は中間層ハウジング14の平面図、図4は同じく底面図である。中間層ハウジング14は、複数本(図示の例は8本)のキャビティ20が平面的に並ぶように形成されたプラスチック成型体である。各キャビティ20には図1に示すように電線付き端子12が収容されている。
中間層ハウジング14の両側面には、下半部にフック部22が、上半部にフック掛け部24が形成されている。図示してないが、カバー18には中間層ハウジング14と同様にフック部が形成されており、最下層ハウジング16には中間層ハウジング14と同様にフック掛け部が形成されている。したがって中間層ハウジング14の下に最下層ハウジング16(又は中間層ハウジング14)を積層すると、当該中間層ハウジング14のフック部22がその下の層のフック掛け部に係合してハウジング同士が結合される。また中間層ハウジング14の上にカバー18(又は中間層ハウジング14)を積層すると、当該中間層ハウジング14のフック掛け部24にその上の層のフック部が係合して中間層ハウジング14とカバー18(又は中間層ハウジング同士)が結合される。積層型コネクタは、このようにして隣り合う層のハウジング同士又はハウジングとカバーが簡単に結合できるようになっている。
また中間層ハウジング14及び最下層ハウジング16の上面の、各キャビティ20の長手方向中間部に相当する位置には開口部26が形成され、これに対応して中間層ハウジング14及びカバー18の下面の、上記開口部26に相当する位置には突設部28が形成されている。これにより、中間層ハウジング14と最下層ハウジング16を積層すると、中間層ハウジング14の突設部28が最下層ハウジング16の開口部26を貫通してキャビティ20内に入り込み、最下層ハウジング16内の雌端子12の係止機能を発揮する。最下層ハウジング16内の雌端子12はランス30によって係止されているので、開口部26と突設部28を設けることにより、二重の係止機能を持たせることができる。また中間層ハウジング14とカバー18を積層した場合、あるいは中間層ハウジング14同士を積層した場合にも、同様に突設部28が雌端子12の係止機能を発揮する。このため雌端子12の抜け止めを確実に行うことができる。また雌端子12が半挿入の状態では、突設部28の先端が雌端子12に突き当たって、ハウジング14、16やカバー18を積層することが出来ないので、突設部28と開口部26は、雌端子12の半挿入状態を検知する役割も有している。
さらに中間層ハウジング14及びカバー18下面の、その下に積層されるハウジングの電線導入部に相当する位置には、電線押さえ用の突起32が形成されている。このような突起32を形成しておくと、中間層ハウジング14と最下層ハウジング16、中間層ハウジング14とカバー18、あるいは中間層ハウジング14同士を積層するだけで、各ハウジングの電線導入部に位置する電線10を押さえつけることができる。
また突設部28の背面には、その下側に積層されたハウジングの開口部26の内面側の縁に係合する小さな補助突部28aが形成されている。この補助突部28aは、フック22及びフック掛け部24により結合された上下層のハウジング14、16及びカバー18を、さらに補助的に結合する役割を持っている。すなわち、補助突部28aは、ハウジング14、16及びカバー18を積層して、突設部28がその下の層の開口部26を通してキャビティ20内に入り込んだときに、開口部26の内面側の縁に係合して、隣り合う層のハウジング同士又はハウジングとカバーを結合する働きをする。これにより、ハウジングの幅方向中間部でも上下層間に隙間があくことがなくなり、突起32による電線押さえも確実に行える。なお補助突部28aは全ての突設部28に設けてもよいが、図2のように間引きして設けてもよい。
以上のように構成された積層型コネクタは、例えばジョイントコネクタの雌側コネクタとして使用される。ジョイントコネクタは、複数の電線を所定の接続パターンに接続するために用いられるもので、複数の電線の端部に取りつけられた複数の雌端子をハウジング内に組み込んだ雌側コネクタと、前記雌端子に対応する雄端子を所定の接続パターンに接続した状態でケース内に組み込んだ雄側コネクタとから構成される。雌側コネクタと雄側コネクタを嵌合すると、雌側コネクタに導入されている複数の電線を一括して所定の接続パターンに接続することができる。雌側コネクタを上記のような積層型コネクタとすることにより、多数本の電線を高密度に配列してコンパクトに接続できると共に、接続すべき電線の本数に応じてハウジングの積層枚数を増減してコストダウンを図ることができる。
本発明に係る積層型コネクタの一実施形態を示す断面図。 図1の積層型コネクタに用いた中間層ハウジングの背面図。 同じく平面図。 同じく底面図
符号の説明
10:電線
12:雌端子
14:中間層ハウジング
16:最下層ハウジング
18:カバー
20:キャビティ
22:フック部
24:フック掛け部
26:開口部
28:突設部
30:ランス
32:電線押さえ突起

Claims (5)

  1. 電線付き端子を平面的に並べて組み込んだ偏平なハウジングを複数層積層してなる積層型コネクタであって、上下に隣り合うハウジングの、上側のハウジングの下面に、下側のハウジングの電線導入部に位置する電線を押さえる突起を形成したことを特徴とする積層型コネクタ。
  2. 請求項1記載の積層型コネクタであって、最上層にカバーが積層されており、このカバーの下面に、その下のハウジングの電線導入部に位置する電線を押さえる突起が形成されていることを特徴とする積層型コネクタ。
  3. 請求項1又は2記載の積層型コネクタであって、ハウジングの両側面に、上下に隣り合うハウジングを互いに結合するフック部とフック掛け部が形成されていることを特徴とする積層型コネクタ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の積層型コネクタであって、ハウジングの上面の、各キャビティの長手方向中間部に相当する位置には開口部が形成され、ハウジングの下面の、前記開口部に相当する位置には突設部が形成されており、ハウジングを積層すると、上側のハウジングの突設部が、下側のハウジングの開口部を貫通してキャビティ内に入り込み、キャビティ内の端子の抜け止めとなることを特徴とする積層型コネクタ。
  5. 請求項4記載の積層型コネクタであって、ハウジングの突設部には、その下側に積層されたハウジングの開口部の内面側の縁に係合する補助突部が形成されていることを特徴とする積層型コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012186001A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
CN114122789A (zh) * 2020-08-27 2022-03-01 住友电装株式会社 连接器

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