JP2005032230A - 電子装置及びWebページ生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 生成されるWebページの表示態様を容易に変更することができる電子装置、Webページ生成方法、及びデータ生成方法の提供を目的とする。
【解決手段】 表示が要求されたWebページの表示態様に関する情報を有する表示態様データをネットワークを介して取得する表示態様データ取得手段と、前記表示態様データ取得手段によって取得された前記表示態様データに基づいて前記Webページを生成するWebページ生成手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、電子装置及びWebページ生成方法及に関し、特にWebページを生成する電子装置及びWebページ生成方法に関する。
近年では、一般的なコンピュータのみならず、種々の組み込み機器においても、Webサーバとして機能するものが提供されている。例えば、プリンタ、FAX、及びコピー機等の画像処理装置についても、機器のステータスや、保管された文書情報、スプールされているジョブ、FAXやe−mail等に使用されるアドレス帳を、ネットワークを介して接続される端末等にWebページによって提供するものが存在する。Webページによってこれらの情報を提供する利点としては、端末側には汎用的なWebブラウザがあれば特別なソフトウェアをインストールしなくても良い、端末側のプラットフォームに依存しない、遠隔地において機器の情報を確認できる等が挙げられる。
Webサーバとして機能する組み込み機器において、端末から要求されたWebページを生成する際の処理について図を用いて説明する。
図1は、従来の組み込み機器におけるWebページの生成処理を説明するための図である。図1において、組み込み機器の具体例であるプリンタ等の画像処理装置10と、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)、及び携帯電話等を表現する端末20及び端末30とがインターネット、又はLAN等のネットワーク40を介して接続されている。
画像処理装置10は、組み込みWebサーバ11と、Webアプリ12、13、及び14と、ROM16とから構成されており、ROM16には、アプリデータ161、書式データ162、言語テーブル163、イメージデータ164、及びスクリプトデータ165等が保存されている。
組み込みWebサーバ11は、端末20等とのHTTPによる通信を制御するデーモンプログラムであり、端末20等から送信されるHTTPリクエストを解釈し、Webアプリ12等を呼び出す。組み込みWebサーバ11は、更に、Webアプリ12等が生成したHTMLデータであるWebページを端末20等に対して送信する。
Webアプリ12等は、端末20等から要求された情報を表示するWebページを生成するプログラムであり、Webページの種類に応じて複数のインスタンスが実装されている。
ROM16は、一般的なROMと同様に、読み出し専用のメモリである。
アプリデータ161は、Webアプリ12等がWebページを生成する際に参照するデータであり、Webページに掲載する情報そのものや、あるいはWebページに掲載する情報を生成するための元となる情報等を有するデータである。
書式データ162は、Webページの書式情報が定義されているXSL形式のデータであり、ファイルとしてROM16に保存されている。言語テーブル163は、Webページに表示させる情報のうち、表示に用いる言語(日本語、英語等の自然言語)によって表示が異なる情報に対して、言語の種別毎に表示に用いる文字列が定義されているXML形式データである。
イメージデータ164は、端末20に提供するWebページにおいて表示されるGIFデータ等である。スクリプトデータ165は、端末20に提供するWebページに含ませるJava(登録商標)スクリプト等を有するデータである。
端末20のユーザが、画像処理装置10の所定の情報を参照すべく、端末20のWebブラウザ21において、画像処理装置10のURLを入力すると、端末20は、画像処理装置10に対して当該所定の情報を表示するWebページの送信を要求する(HTTPリクエスト)(S1)。ここでは、端末20は、図2に示されるWebページを要求したものとする。
図2は、画像処理装置によって生成されるWebページの表示例を示す図である。図2に示されるWebページ210は、画像処理装置10におけるネットワーク機能に関する情報を英語で表示するものである。記述2011は、AppleTalkプロトコルが利用可能であることを示し、記述2012は、ネットワーク番号を示している。
HTTPリクエストを受信した組み込みWebサーバ11は、HTTPリクエストに対応したWebアプリを呼び出す。ここでは、Webアプリ12が呼び出されたとする(S2)。
Webアプリ12は、アプリデータ161等を参照して所定の処理(ネットワーク機能に関する情報の取得等)を実行し、その処理結果に基づいてWebページ210に表示させる情報を有するXMLデータ(以下、「ベースデータ」という。)を生成する(S3)。
図3は、ベースデータの定義例を示す図である。図3のベースデータ121において、記述1211におけるurlLangタグで囲まれている文字列「en」は、端末20等から要求された表示言語を識別するための情報である。本実施の形態において「en」は、英語を示す文字列である。従って、記述1211によって英語版のWebページが要求されたことが特定される。
記述1212と記述1213とは、Webページ210に表示される情報に関するものである。即ち、記述1212におけるappletalkタグで囲まれた文字列「true」は、画像処理装置10におけるAppleTalkプロトコルの利用の可否を示す値であり、記述1213におけるnetworkNoタグで囲まれた文字列「1234」は、ネットワーク番号を示す値である。
更に、Webアプリ12は、ROM16から書式データ162と言語テーブル163とを読み込み(S4、S5)、それらをベースデータ121に適用してXSL変換を実行し、Webページ210を生成する(S6)。
図4は、書式データの定義例を示す図である。図4の書式データ162の定義において、記述1621、記述1622は、それぞれ図2の記述2011、記述2012に対応している。
ここで、記述1621b、記述1622bは、それぞれ図2の記述2011、記述2012において、AppleTalkプロトコルの利用の可否、又はネットワーク番号として表示される文字列をベースデータ121より取得するための情報である。即ち、記述1621bにはAppleTalkプロトコルの利用の可否を示す文字列は、ベースデータ121におけるappleTalkタグで囲まれた要素の値として指定されている旨が定義されており、記述1622bにはネットワーク番号を示す文字列は、ベースデータ121におけるnetworkNoタグで囲まれた要素の値として指定されている旨が定義されている。
また、記述1621a、記述1622aは、それぞれ図2の記述2011、記述2012において項目名として表示される文字列を識別するための情報である。すなわち、項目名は言語によって表示が異なるところ、書式データ162は言語の種別に関係なく利用されるデータであるため、実際に表示される文字列(AppleTalk、Network No.)(以下、「表示文字列」という。)ではなく、表示文字列を識別するための記号(以下、「キー文字列」という。)が指定されているというわけである。
各キー文字列に対応する表示文字列は、言語テーブル163に登録されている。図5は、英語版の言語テーブルの定義例を示す図である。図5の言語テーブルの記述1631は、キー文字列ATALKに対応する表示文字列は、「AppleTalk」であることを示している。また、記述1632は、キー文字列AT_NET_NOに対応する表示文字列は、「Network No.」であることを示している。なお、図5は、英語版の言語テーブル163を示したものであるが、同様の定義が言語種別ごとになされている。
更に、図6は、Webアプリによって生成されるWebページの定義例である。図6のWebページ210の定義例において、記述2013、記述2014は、それぞれ図2の記述2011、記述2012に対応している。
記述2013aは、Webアプリ12が、書式データ162及び言語テーブル163の定義に従って、キー文字列ATALKを「AppleTalk」に置換して出力したものであり、記述2013bは、Webアプリ12が、書式データ162とベースデータ121の記述1212における値(true)に基づいて出力したものである。同様に、記述2014aは、Webアプリ12が、書式データ162及び言語テーブル163の定義に従って、キー文字列AT_NET_NOを「Network No.」に置換して出力したものであり、記述2014bは、Webアプリ12が、書式データ162とベースデータ121の記述1213における値(1234)に基づいて出力したものである。
図1に戻る。Webアプリ12からWebページ210を受け取った組み込みWebサーバ11が、Webページ210を端末20に送信すると(HTTPレスポンス)、端末20のWebブラウザ21においてWebページ210が表示され、ユーザは、所望のWebページ210を閲覧することができる(S7)。なお、Webページ210がイメージデータを表示させるものであったり、Java(登録商標)スクリプトを実行させるものであったりした場合は、更に画像処理装置10より端末20にイメージデータ164やスクリプトデータ165等がダウンロードされる(S8)。
このように、画像処理装置10等の組み込み機器によっても、一般的なサーバコンピュータにより構築されるWebサーバと同様に、端末20等に対してWebページによって情報を提供することが可能となっている。
しかしながら、従来の組み込み機器においては、Webページを生成するために必要な各種データ、例えば書式データ162、言語テーブル163、イメージデータ164、及びスクリプトデータ165等(以下、総称する場合「リソースデータ」という。)は、組み込み機器の出荷時等において予めROM16に保存しておく必要がある。
ここで、ROMは読み出し専用のメモリであるため、出荷後にリソースデータを変更するには、非常に煩雑な作業を伴う。従って、機器が生成するWebページの表示態様をエンドユーザやOEM先等において変更させるのは、非常に困難であった。
また、組み込み機器においてはコスト面に対する配慮からメモリ容量の制約が厳しく、リソースデータを豊富に保持することができない。従って、表現が豊かな、様々なWebページを提供することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、生成されるWebページの表示態様を容易に変更することができる電子装置、Webページ生成方法、及びデータ生成方法の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、表示が要求されたWebページの表示態様に関する情報を有する表示態様データをネットワークを介して取得する表示態様データ取得手段と、前記表示態様データ取得手段によって取得された前記表示態様データに基づいて前記Webページを生成するWebページ生成手段とを有することを特徴とする。
このような電子装置では、Webページの表示態様が定義された表示態様データを、電子装置の外部で管理することが可能であるため、当該電子装置が組み込み機器のように管理情報の書き換えが困難な機器であっても、その外部において管理されている表示態様定義データを変更することにより、Webページの表示態様を容易に変更することができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、請求項14に記載されるように、ネットワークを介して接続する表示装置に表示させるWebページを提供する電子装置であって、前記Webページが前記表示装置に当該Webページの利用するデータを当該電子装置とは異なる他の電子装置より取得させるように前記Webページを生成するWebページ生成手段を有することを特徴とする。
このような電子装置では、イメージデータやスクリプトデータ等、Webページを表示する際にダウンロードする必要のあるデータの取得先を当該電子装置とは異なる他の電子装置等に指定したWebページを生成することができるため、当該電子装置が組み込み機器のように管理情報の書き換えが困難な機器であっても、他の電子装置における前記データを変更することにより、Webページの示態様を容易に変更することができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、請求項17に記載されるように、XSL変換機能を有する表示装置にネットワークを介して提供する表示情報を有する表示情報データを生成する表示情報生成手段を有する電子装置であって、前記表示情報生成手段は、当該表示情報データに適用する書式情報を有する書式情報データの位置情報を含むように前記表示データを生成し、前記表示装置は、前記表示情報データに含まれている前記位置情報に基づいて当該電子装置とは異なる他の電子装置より前記書式情報データを取得し、前記表示情報データに前記書式情報データを適用してXSL変換を実行することによりWebページを生成することを特徴とする。
このような電子装置では、表示装置に、当該電子装置とは異なる他の電子装置において管理されている書式情報データを用いてWebページを生成させることができるため、当該電子装置が組み込み機器のように管理情報の書き換えが困難な機器であっても、他の電子装置における書式情報データを変更することにより、Webページの示態様を容易に変更することができる。
また上記課題を解決するため、本発明は、上記電子装置におけるWebページ生成方法としてもよい。
本発明によれば、生成されるWebページの表示態様を容易に変更することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態においては、画像処理装置を電子装置及び組み込み機器の具体例として説明する。ここで、組み込み機器とは、一般的な用語として使われているが、例えば、電話、プリンタ、テレビ、エアコン、携帯情報端末等、特定の機能を実現するプログラムとそのプログラムを処理するプロセッサとがあらかじめ組み込まれた機器一般をいう。
図7は、本発明の実施の形態における画像処理装置の機能構成例を示す図である。図7において、画像処理装置10は、プロッタエンジン203及びスキャナエンジン204等の個別の画像処理を行うためのハードウェア資源と、エンジン制御ボード202と、OS201と、システム管理サービス106と、ネットワークサービス107と、メモリ管理サービス108と、オペパネ管理サービス109と、エンジン管理サービス200と、コピーアプリ101、ファックスアプリ102、プリンタアプリ103及び情報提供アプリ104等の各種アプリケーションとから構成される。
エンジン制御ボード202は、プロッタエンジン203及びスキャナエンジン204等の画像処理装置10の個別機能を制御し、エンジンI/F(インタフェース)を通して、エンジン制御ボード202の機能をOS201等に提供する。
OS201は、UNIX(登録商標)等のオペレーティング・システムであり、コピーアプリ101、ファックスアプリ102等、アプリケーションとして実装されている各種ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
システム管理サービス106、ネットワークサービス107、メモリ管理サービス108、オペパネ管理サービス109、及びエンジン管理サービス200は、API(Application Programming Interface)を通して、コピーアプリ101等の上位アプリケーションにそれぞれの機能を提供するものである。即ち、システム管理サービス106は、システム管理に関する機能を提供し、ネットワークサービス107は、ネットワーク通信に関する機能を提供する。また、メモリ管理サービス108は、メモリ管理に関する機能を提供し、オペパネ管理サービス109は、画像処理装置10に設置された操作パネル(オペパネ)に関する機能を提供する。更に、エンジン管理サービス200は、エンジン制御ボード202を介してプロッタエンジン203やスキャナエンジン204を制御するための機能を提供する。
コピーアプリ101は、コピー用アプリケーションであり、ファックスアプリ102は、ファクシミリ用アプリケーションである。プリンタアプリ103は、ページ記述言語(PDL)、PCL及びポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用アプリケーションである。また、情報提供アプリ104は、端末20から要求された情報を表示するWebページを生成するための処理を実行するものである。
以下、図7の画像処理装置10の処理手順について説明する。図8は、第一の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。図8中、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。これらの機能は、図8におけるネットワークサービス107及び情報提供アプリ104の機能の一部として実装されている。即ち、組み込みWebサーバ11は、ネットワークサービス107の機能の一部であり、それ以外のWebアプリ12等は、情報提供アプリ104の機能の一部として存在する。
図8と図1とを比較すると、図8の画像処理装置10は、XSLTプロセッサ15と組み込みWebクライアント17とを更に有しており、ネットワーク40を介してリソースサーバ50と接続している。ネットワーク40については、有線又は無線の別を問わない。また、図8の画像処理装置10は、言語テーブル163をROM16内に有していない。なお、図8において、Webアプリ14は表示されていないが、これは便宜的なものである。
XSLTプロセッサ15は、XMLデータとXSLデータとに基づいてXSL変換を実行し、XSLデータの書式情報に従ったXMLデータやHTMLデータ等を生成するプログラムである。XSLTプロセッサ15は、複数のWebアプリの種別を問わず共通的に使用され、Webアプリ12等が生成したXMLデータに基づいてWebページを生成する。
組み込みWebクライアント17は、Webクライアントとしての機能を画像処理装置10に提供するためのモジュールである。即ち、Webクライアント17は、XSLTプロセッサ15の要求に基づいて所定の要求を含んだHTTPリクエストをリソースサーバ50に対して送信し、そのHTTPリクエストに対する応答としてリソースサーバ50から送信されるHTTPレスポンスを受信する。
リソースサーバ50は、Webサーバとしての機能を有するコンピュータであり、言語テーブル163を有している。リソースサーバ50は、言語テーブル163を要求するHTTPリクエストに応じて言語テーブル163を含んだHTTPレスポンスを返信する。なお、リソースサーバ50は、必ずしもコンピュータである必要はなく、画像処理装置10と同様に、Webサーバとしての機能を有する機器であってもよい。リソースサーバ50を画像処理装置によって構成した場合は、例えば、画像処理装置10はローエンドモデルによって構成し、リソースサーバ50としての画像処理装置は、ハイエンドモデルによって構成するといった形態も考えられる。
端末20のユーザが、画像処理装置10の所定の情報を参照すべく、端末20のWebブラウザ21において、画像処理装置10のURLを入力すると、端末20は、画像処理装置10に対して当該所定の情報を表示するWebページの送信を要求する(HTTPリクエスト)(S11)。
HTTPリクエストを受信した組み込みWebサーバ11は、HTTPリクエストに対応したWebアプリを呼び出す。ここでは、Webアプリ12が呼び出されたものとする(S12)。
Webアプリ12は、アプリデータ161等を参照して所定の処理を実行し、その処理結果に基づいてWebページに表示させる情報を有するXMLデータ(以下、「ベースデータ」という。)を生成する(S13)。ここで生成されるベースデータは、図3に示したものと同様である。
更にWebアプリ12は、ベースデータ121に含まれる情報を表示するWebページ210(HTMLデータ)の生成をXSLTプロセッサ15に要求する(S14)。XSLTプロセッサ15は、Webページ210を生成するために、Webページ210の表示態様に関する情報が定義されたデータを取得する(S15〜S20)。
即ち、XSLTプロセッサ15は、ROM16から書式データ162(図4)を読み込むと共に(S15)、ROM16に保存されている、言語テーブル163(図5)の保存位置に関する情報(以下、「言語テーブル位置情報166」という。)を参照する(S16)。言語テーブル位置情報166は、例えば、ネットワーク40上における言語テーブル163のURL等が該当する。従って、図8において、言語テーブル位置情報166は、リソースサーバ50に対するURLによって示される。
XSLTプロセッサ15が、組み込みWebクライアント17に対して言語テーブル位置情報166を通知し、言語テーブル位置情報166で示される場所からの言語テーブル163の取得を要求すると(S17)、組み込みWebクライアント17は、リソースサーバ50に対して言語テーブル163の送信を要求するHTTPリクエストを送信する(S18)。リソースサーバ50が、組み込みWebクライアント17からのHTTPリクエストに対する応答として、言語テーブル163を含むHTTPレスポンスを画像処理装置10に対して送信すると(S19)、組み込みWebクライアント17は、当該HTTPレスポンスを受信し、言語テーブル163をXSLTプロセッサ15に出力する(S20)。
XSLTプロセッサ15は、ベースデータ121と、ROM16から取得した書式データ162と、リソースサーバ50から取得した言語テーブル163とに基づいてXSL変換を実行し、Webページ210(図2)を生成する(S21)。
XSLTプロセッサ15からWebページ210を受け取った組み込みWebサーバ11が、Webページ210を端末20に送信すると(HTTPレスポンス)、端末20のWebブラウザ21においてWebページ210が表示され、ユーザは、所望のWebページ210を閲覧することができる(S22)。
なお、上記においては、画像処理装置10がHTTPによって言語テーブル163を取得する例について説明したが、ネットワーク40を介して言語テーブル163を取得するためのプロトコルは、HTTPに限定されない。
図9は、FTPによって言語テーブルを取得する例について説明するための図である。図9中、図8と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図9の画像処理装置10においては、組み込みWebクライアント17の代わりに組み込みFTPクライアント18が実装されている。組み込みFTPクライアント18は、FTPの通信におけるクライアント機能を実現するプログラムである。また、図9のリソースサーバ50には、FTPサーバの機能が実装されているものとする。
画像処理装置10の機能構成を図9のようにすることにより、言語テーブル163をFTPによってリソースサーバ50から取得することが可能になる。即ち、図9の画像処理装置10によるWebページの生成処理は、図8の画像処理装置10によるそれとほぼ同様であるが、図8においては、組み込みWebクライアント17が、HTTPによってリソースサーバ50から言語テーブル163を取得していたのに対し(S18、S19)、図9においては、組み込みFTPクライアント18が、FTPによってリソースサーバ50から言語テーブル163を取得することになる(S38、S39)。
言語テーブル163をROM16から取得する処理(図1の場合)、HTTPによってリソースサーバ50から取得する処理(図8の場合)、及びFTPによってリソースサーバ50から取得する処理(図9の場合)は、お互いに排他的な関係にあるわけではなく、これらを組み合わせた実装を行ってもよい。3つの処理を組み合わせた場合の画像処理装置10の機能構成は、図8に対して、更に組み込みFTPクライアント18が追加されたものであればよく、かかる場合のXSLTプロセッサ15による処理は、図10に示されようになる。
図10は、第一の実施の形態におけるXSLTプロセッサによる処理を説明するためのフローチャートである。なお、図10は、図8のS16〜S21に対応するものである。
ステップS10aにおいて、ROM16における言語テーブル位置情報166を取得し(S10a)、取得が失敗した場合は(S10bでNo、)所定のエラー処理を実行する(S10j)。取得が成功した場合は(S10bでYes)、言語テーブル位置情報166を解析し、言語テーブル163の取得方法を確認する。
言語テーブル位置情報166が、ROM16におけるパスを示している場合は(S10cでROM)、当該パスで特定される言語テーブル163をROM16から取得する(S10d)。言語テーブル位置情報166が、言語テーブル163をHTTPによって取得する旨を示している場合は(S10cでHTTP)、組み込みWebクライアント17を利用して、HTTPによってリソースサーバ50から言語テーブル163を取得する(S10e)。言語テーブル位置情報166が、言語テーブル163をFTPによって取得する旨を示している場合は(S10cでFTP)、組み込みFTPクライアント18を利用して、FTPによってリソースサーバ50から言語テーブル163を取得する(S10f)。
更に、言語テーブル163の取得が成功したかを判断し(S10g)、取得に失敗した場合は、所定のエラー処理を実行する(S10j)。言語テーブルの取得に成功した場合は、ベースデータ121、書式データ162、及び言語テーブル163に基づいてWebページを生成し(S10h)、組み込みWebサーバ11に対して生成したWebページを出力する(S10i)。
上述したように、第一の実施の形態における画像処理装置10によれば、リソースサーバ50に管理されている言語テーブル163をHTTPやFTPによって取得することができるため、言語テーブル163をROM16に保存しておく必要はない。従って、ROM16における記憶領域の圧迫を軽減させることができる。また、言語テーブル163に修正が必要となった場合は、リソースサーバ50における言語テーブル163を修正すればよく、かかる修正は、一般のPC等におけるファイル操作と同様に簡易なものであるため、画像処理装置10が生成するWebページの表示態様を容易に変更することができる。
また、組み込みWebクライアント17又は組み込みFTPクライアント18に対するリソースサーバ50からの言語テーブル163等の取得要求は、Webアプリに共通に対応しているXSLTプロセッサ15が実行するため、Webアプリごとに、リソースサーバ50からの言語テーブル163等の取得処理を実装する必要はない。
更に、一台のリソースサーバ50に対し、複数の画像処理装置10を対応させることで、リソースサーバ50において言語テーブル163を修正するだけで、複数の画像処理装置10のそれぞれによって生成されるWebページに当該修正を反映させることができる。
なお、画像処理装置10自体がWebブラウザとしての機能を有している場合、例えば、画像処理装置10の操作パネルにWebページを表示させることが可能な場合は、その操作パネルに表示させるWebページの生成においても、本発明を同様に適用することができる。
次に、第二の実施の形態として、各Webアプリが言語テーブル位置情報166を参照する例について説明する。図11は、第二の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。図11中、図8と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図11において、端末20からのHTTPリクエストに基づいて、組み込みWebサーバ11によってWebアプリ12が呼び出されるまで(S51、S52)は、図8におけるS11及びS12と同じである。
Webアプリ12は、ベースデータ121を生成する際に言語テーブル位置情報166を参照し(S54)、その内容をベースデータ121に出力する。
図12は、第二の実施の形態におけるベースデータの定義例を示す図である。図12のベースデータ121には、言語テーブル位置情報166を示す記述1214が出力されている。
従って、第二の実施の形態におけるXSLTプロセッサ15は、Webアプリ12からWebページの生成が要求されると(S55)、ベースデータ121の記述1214を参照して、言語テーブル163の位置を特定し、組み込みWebクライアント17に対して言語テーブル163の取得を要求する(S57)。その他の処理については、図8と同様である。
上述したように、第二の実施の形態における画像処理装置10によれば、Webアプリが言語テーブル位置情報166を参照するため、Webアプリごとに異なる言語テーブル位置情報166を参照させることができる。従って、Webアプリに応じて、異なる場所にある言語テーブル163を利用することができ、言語テーブル163の分散化等、システムの構成を多様にすることができる。
次に、第三の実施の形態として、書式データ162をリソースサーバ50に保存した例について説明する。図13は、第三の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。
図13中、図8と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図13と図8とを比較すると、図13においては、書式データ162が、図8における言語テーブル163の位置づけに該当する。即ち、リソースサーバ50は、書式データ162を有しており、画像処理装置10のROM16には、書式データ162の代わりに書式データ位置情報167が保存されている。書式データ位置情報167は、書式データ162が保存されているURL等を示す位置情報である。
従って、図13における処理(S51〜S62)は、図8におけるそれ(S11〜S22)とほぼ同様であるが、XSLTプロセッサ15がWebページを生成する際に、組み込みWebクライアント17に対して取得を要求する対象が異なる。
即ち、XSLTプロセッサ15は、書式データ位置情報167を参照し(S55)、組み込みWebクライアント17に対して、書式データ位置情報167に示される位置からの書式データ162の取得を要求する(S57)。組み込みWebクライアント17は、HTTPによってリソースサーバ50から書式データ162を取得し(S58、S59)、取得した書式データ162をXSLTプロセッサ15に対して出力する(S60)。
XSLTプロセッサ15は、リソースサーバ50から取得した書式データ162と、ROM16から取得した言語テーブル163と、Webアプリ12が生成したベースデータ121とに基づいてWebページを生成する(S61)。その他の処理については、図4と同様である。
また、書式データ162をリモートサーバ50から取得するプロトコルはHTTPに限定されない点についても第一の実施の形態における場合と同様である。図14は、FTPによって書式データを取得する例について説明するための図である。図14と図13との差違は、第一の実施の形態における図9と図8との差違と同一である。
即ち、図14の画像処理装置10における処理(S71〜S82)は、図13におけるそれ(S51〜S62)とほぼ同様であるが、組み込みFTPクライアント18を用いてFTPによってリソースサーバ50から書式データ162を取得する点のみが異なる(S78、S79)。
更に、書式データ162をROM16から取得する処理、HTTPによってリソースサーバ50から取得する処理、FTPによってリソースサーバ50から取得する処理を組み合わせて実装してもよい。かかる場合のXSLTプロセッサ15の処理を図15に示す。
図15は、第三の実施の形態におけるXSLTプロセッサによる処理を説明するためのフローチャートである。なお、図15におけるステップS20a〜S20jは、書式データ162を対象としている点を除き、図10のステップS10a〜S10jと全く同一であるため、ここでの説明は省略する。
上述したように、第三の実施の形態における画像処理装置10によれば、書式データ162を対象として、第一の実施の形態における画像処理装置10と同様の効果を得ることができる。
次に、第四の実施の形態として、各Webアプリが書式データ位置情報167を参照する例について説明する。図16は、第四の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。図16を第二の実施の形態における図11と比較すると、図16においては書式データ162をリソースサーバ50からの取得対象とした点と、組み込みWebクライアント17の代わりに組み込みFTPクライアント18が画像処理装置10に実装されている点のみが異なる。但し、組み込みWebクライアント17と組み込みFTPクライアント18とによる差違は本質的なものではなく、バリエーションを例示するために変化させたものである。
従って、図16における画像処理装置10の処理(S91〜S102)は、図11における処理(S51〜S62)とほぼ同様である。但し、リソースサーバ50から取得する対象が書式データ162であるため、それに関連する処理のみが異なる。
即ち、図16においてWebアプリ12は、ベースデータ121を生成する際に書式データ位置情報167を参照し(S94)、その内容をベースデータ121に出力する。
図17は、第四の実施の形態におけるベースデータの定義例を示す図である。図17のベースデータ121には、書式データ位置情報167を示す記述1215が出力されている。
従って、第四の実施の形態におけるXSLTプロセッサ15は、Webアプリ12からWebページ210の生成が要求されると(S95)、ベースデータ121の記述1215を参照して、書式データ162の位置を特定し、組み込みFTPクライアント18に対して書式データ162の取得を要求する(S97)。その他の処理については、図11と同様である。
上述したように、第四の実施の形態における画像処理装置10によれば、書式データ162を対象として、第二の実施の形態における画像処理装置10と同様の効果を得ることができる。
次に、第五の実施の形態として、イメージデータ164をリソースサーバ50に保存した例について説明する。図18は、第五の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。図18中、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図18と図1とを比較すると、図18の画像処理装置10は、XSLTプロセッサ15を更に有し、ネットワーク40を介してリソースサーバ50と接続している。また図18においてイメージデータ164は、画像処理装置10のROM16ではなく、リソースサーバ50に保存されている。なお、図18におけるXSLTプロセッサ15、リソースサーバ50は、図8等におけるXSLTプロセッサ15、リソースサーバ50と同様のものである。
図18における画像処理装置10において、ステップS111〜S113までの処理は、図1におけるS1〜S3までの処理と同様である。但し、図18におけるWebアプリ12は、ベースデータ121を生成する際に、ベースデータ121にイメージデータ164の位置情報として、リソースサーバ50等の外部サーバに対するURL等を出力する。
図19は、第五の実施の形態におけるベースデータの定義例を示す図である。図19のベースデータ121には、イメージデータ164の位置情報(リソースサーバ50におけるもの)を示す記述1216が出力されている。
従って、XSLTプロセッサ15は、ROM16から書式データ162と言語テーブル163とを取得し(S115、S116)、ベースデータ121とに基づいてWebページ210を生成する際(S117)に、表示対象とするイメージデータ164のURLとして、ベースデータ121の記述1216における位置情報をWebページ210に出力する。
このように生成されたWebページ210を受信した端末20のWebブラウザ21は(S118)、Webページ210を表示する際に、Webページ210に表示させるイメージデータ164をリソースサーバ50から取得する必要がある旨を認識し、リソースサーバ50に対してイメージデータ164の送信を要求する(S119)。リソースサーバ50から端末20に対してイメージデータ164が送信されると(S120)、端末20のWebブラウザ21は、Webページ210上にイメージデータ164を表示させる。
上述したように、第五の実施の形態における画像処理装置10によれば、イメージデータ164のパスをリソースサーバ50等の画像処理装置10以外の装置を対象としたWebページを生成するため、イメージデータ164を画像処理装置10のROM16ではなく、ネットワーク40に接続された他の装置に保存することができる。従って、イメージデータ164を対象として、第一の実施の形態における画像処理装置10と同様の効果を得ることができる。
なお、イメージデータ164を各端末に保存しておいてもよい。図20は、イメージデータを端末に保存した例を説明するための図である。図20中、図18と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図20と図18とを比較すると、図20においては、端末20にイメージデータ164が保存されている。また、図20においては、リソースサーバ50は必ずしも必要ではないため、表示されていない。
図20における画像処理装置10のステップS131〜S138の処理は、図18におけるステップS111〜S118までの処理とほぼ同様である。但し、図20におけるWebアプリ12がベースデータ121を生成する際に、端末20内におけるパス名がイメージデータ164の位置情報としてベースデータ121に対して出力される。
図21は、イメージデータの位置情報を端末におけるパス名としたベースデータの定義例を示す図である。図21のベースデータ121には、記述1217に示されるようにイメージデータ164の位置情報が、端末20におけるパス名(file://c:/gif/ggg.gif)によって出力されている。
従って、XSLTプロセッサ15によって生成されるWebページ210には、イメージデータ164の位置情報として端末20におけるパス名が出力される(S137)。
このように生成されたWebページ210を受信した端末20のWebブラウザ21は(S138)、Webページ210を表示する際に、Webページ210に表示させるイメージデータ164を、端末20のローカルファイル(c:/gif/ggg.gif)から取得し(S139)、Webページ210上に表示させる。
上述したように、図20における画像処理装置10によれば、各端末が有しているイメージデータ164を参照するようにWebページ210を生成するため、Webページ210に表示させるイメージデータの変更を、各端末のユーザが簡便に行うことができる。
なお、第五の実施の形態における図18及び図20においては、イメージデータ164を対象として説明したが、スクリプトデータ165をリソースサーバ50又は端末20に保存しておいても、同様の効果を得ることができる。かかる場合に、Webアプリ12が生成するベースデータ121には、イメージデータの位置情報が出力されるのと同様に、スクリプトデータ165の位置情報が出力される。
次に、第六の実施の形態を説明する。最近ではXSL変換機能を有しているWebブラウザ21が提供され始めている。第六の実施の形態では、端末20のWebブラウザ21が、XSL変換機能を有している場合について説明する。
図22は、第六の実施の形態における画像処理装置による処理を説明するための図である。図22中、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図22と図1とを比較すると、図22の画像処理装置10のROM16には、アプリデータ161のみが保存されており、書式データ162、言語テーブル163、イメージデータ164、及びスクリプトデータ165等のリソースデータは、端末20に保存されている。
更に、図22においては、端末20のWebブラウザ21は、XSLTプロセッサ22を有している。XSLTプロセッサ22は、XSLTプロセッサ15と同様に、XMLデータにXSLデータを適用してXSLデータに定義されている書式情報に従った変換処理を実行し、XSLデータの書式情報に従ったXMLデータやHTMLデータ等を生成するプログラムである。
なお、図22において画像処理装置10は、XSLTプロセッサ15を有しているが、図22において説明する処理には必ずしも必要ではない。XSLTプロセッサ15が、図22における発明に対して排他的な関係にある要素ではない旨を示すために表示したものである。
端末20からのHTTPリクエストに応じて、Webアプリ12が組み込みWebサーバ11に呼び出され、Webアプリ12がベースデータ121を生成するまでの手順(S151〜S153)は、図1におけるS1〜S3までと同様である。但し、図22におけるWebアプリ12は、ベースデータ121を生成する際に、端末20におけるパス名によって書式データ162、言語テーブル163、イメージデータ164、及びスクリプトデータ165等の位置情報をベースデータ121に対して出力する。
図23は、第六の実施の形態におけるベースデータの定義例を示す図である。図23のベースデータ121の定義例において、記述1221、1222、1223、1224は、それぞれ書式データ162、言語テーブル163、イメージデータ164、スクリプトデータ165の位置情報を示しており、これらの位置情報は、端末20におけるパス名によって示されている。
Webアプリ12からベースデータ121を受け取った組み込みWebサーバ11は(S154)、端末20のWebブラウザ21がXSL変換機能(XSLTプロセッサ22)を有しているか否かを判断し、端末20のWebブラウザ21がXSL変換機能を有している場合は、ベースデータ121を含むHTTPレスポンスを端末20に送信する(S155)。一方、端末20のWebブラウザ21がXSL変換機能を有していない場合は、組み込みWebサーバ11は、XSLTプロセッサ15にWebページ210を生成させる。
なお、端末20のWebブラウザ21がXSL変換機能を有しているか否かは、端末20から送信されるHTTPリクエストのヘッダ情報に含まれる、Webブラウザ21のバージョン情報に基づいて判断すればよい。
画像処理装置10からのHTTPレスポンスを受信した端末20のWebブラウザ21は、XSLTプロセッサ22に対しWebページ210(HTMLデータ)の生成を要求する。XSLTプロセッサ22は、ベースデータ121における記述1221と記述1222とに基づいて端末20に保存されている言語テーブル163と書式データ162とを読み込み(S156、S157)、更に、ベースデータ121、言語テーブル163、及び書式データ162に基づいてXSL変換を実行し、Webページ210を生成する。
ここで生成されるWebページ210には、ベースデータ121(図23)における記述1223と記述1224とに基づいて、Webブラウザ21にダウンロードさせるイメージデータ164とスクリプトデータ165との位置情報(パス名)がXSLTプロセッサ22によって出力されている。
Webブラウザ21は、Webページ210を表示する際に、Webページ210内に定義されているイメージデータ164とスクリプトデータ165の位置情報に基づいて、端末20に保存されているイメージデータ164とスクリプトデータ165とを読み込み(S158、S159)、イメージデータ164の表示、及びスクリプトデータ165の実行等を行う。
上述したように、第六の実施の形態における画像処理装置10は、XSL変換機能を有する端末20に対しては、HTMLデータとしてのWebページ210ではなく、XMLデータであるベースデータ121を送信する。従って、XSL変換機能を有する端末に対するWebページの生成処理の負荷を軽減させることができる。また、画像処理装置10に接続するすべての端末においてXSL変換機能が実装されれば、画像処理装置10にXSLTプロセッサ15を実装する必要はなくなり、画像処理装置10のコストダウンを図ることができる。
なお、書式データ162、言語テーブル163、イメージデータ164、及びスクリプトデータ165等は、ネットワーク上の所定のサーバに保存しておいてもよい。
図24は、所定のサーバにリソースデータを保存した例を説明するための図である。図24中、図22と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図24と図22とを比較すると、図24においては、リソースサーバ50がネットワーク40に接続されている。また、書式データ162等のリソースデータは、端末20ではなくリソースサーバ50に保存されている。なお、リソースサーバ50は、第一の実施の形態等におけるリソースサーバ50と同様のものである。
図24において、端末20のHTTPリクエストに対して画像処理装置10からベースデータ121を含むHTTPレスポンスが返信されるまでの処理(S171〜S175)は、図22におけるステップS151〜S155までとほぼ同様である。但し、図24におけるWebアプリ12は、ベースデータ121を生成する際に、書式データ162、言語テーブル163、イメージデータ164、及びスクリプトデータ165等の位置情報をリソースサーバ50に対するURLによってベースデータ121に対して出力する。
図25は、リソースサーバにリソースデータを保存した場合のベースデータの定義例を示す図である。図25のベースデータ121の定義例において、記述1225、1226、1227、1228は、それぞれ書式データ162、言語テーブル163、イメージデータ164、スクリプトデータ165の位置情報を示しており、それら位置情報は、リソースサーバ50に対するURLとして示されている。
画像処理装置10からのHTTPレスポンスを受信した端末20のWebブラウザ21は、XSLTプロセッサ22に対しWebページ210(HTMLデータ)の生成を要求する。XSLTプロセッサ22は、ベースデータ121における記述1225と記述1226とに基づいて、リソースサーバ50に保存されている言語テーブル163と書式データ162とを読み込み(S176、S177)、ベースデータ121、言語テーブル163、及び書式データ162に基づいてXSL変換を実行し、Webページ210を生成する。
Webブラウザ21は、Webページ210を表示する際に、Webページ210内に定義されているイメージデータ164とスクリプトデータ165の位置情報に基づいて、リソースサーバ50に保存されているイメージデータ164とスクリプトデータ165とをダウンロードし(S178、S179)、イメージデータ164の表示、及びスクリプトデータ165の実行等を行う。
上述したように、図24における画像処理装置10によれば、リソースデータの位置情報をリソースサーバ50としてベースデータ121を生成するため、リソースデータをリソースサーバ50において一元的に管理することができる。従って、リソースサーバ50のみにおける修正で、複数の端末に表示させるWebページ210の表示態様を変更することができる。
次に第七の実施の形態を説明する。第七の実施の形態においては、画像処理装置10におけるセキュリティ情報を外部のサーバに管理させる例について説明する。ここで、セキュリティ情報とは、少なくともJava(登録商標)スクリプトの実行の可否や、HTTPによる通信を行うために利用可能なポート番号等をパラメータとして有する情報が相当する。
図26は、第七の実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。図26の画像処理システム1においては、複数の画像処理装置10(画像処理装置10a、画像処理装置10b及び画像処理装置10c等)と、端末20と、セキュリティ管理サーバ60とがネットワーク40を介して接続されている。画像処理装置10a、10b及び10cや端末20は、上述した実施の形態における画像処理装置10又は端末20と同様の機能構成を有するものである。セキュリティ管理サーバ60は、従来は、画像処理装置10a、10b及び10cのそれぞれに管理されていたセキュリティ情報を一元管理するコンピュータである。なお、ネットワーク40について有線、無線の別を問わないのは上記と同様である。
図27は、第七の実施の形態の画像処理システムにおけるセキュリティ情報の更新処理を説明するためのシーケンス図である。
端末20のユーザが画像処理装置10a等のセキュリティ情報61を設定すべく、セキュリティ情報を設定するためのWebページ(以下「セキュリティページ」という。)に対するURLをWebブラウザ21に入力すると、端末20は、画像処理装置10aに対してセキュリティページの送信を要求する(S201)。端末20からの要求に応じて、画像処理装置10aが、セキュリティ情報61の管理先として予め設定されているセキュリティ管理サーバ60に対してセキュリティ情報61の送信を要求すると(S202)、セキュリティ管理サーバ60は、セキュリティ情報61を画像処理装置10aに対して返信する(S203)。画像処理装置10aは、受信したセキュリティ情報61が現在の設定値として表示されるようにセキュリティページを生成し、当該セキュリティページを端末20に送信する(S204)。
端末20のWebブラウザに表示されたセキュリティページにおいて、ユーザがセキュリティ情報61を変更し、例えば、セキュリティページ上の設定ボタンをクリックすると、端末20は、画像処理装置20aに対して、セキュリティ情報61の更新を要求する(S205)。端末20からの要求に応じて、画像処理装置20aが、セキュリティ管理サーバ60に対してセキュリティ情報61の更新内容を送信すると(S206)、セキュリティ管理サーバ60は、受信した更新内容に基づいてセキュリティ情報61を更新し、更新後のセキュリティ情報61を画像処理装置10aに対して返信する(S207)。画像処理装置10aは、更新後のセキュリティ情報61と共にセキュリティ情報61の更新が完了した旨を通知するWebページ(以下「完了通知ページ」という。)を生成し、完了通知ページを端末20に送信する(S208)。ユーザは、Webブラウザ21に表示された完了通知ページによって、セキュリティ情報61の更新が正常に完了したことを確認する。
一方、セキュリティサーバ60は、更新後のセキュリティ情報61を画像処理装置10aに返信した後、更新後のセキュリティ情報61を画像処理装置10a、10b及び10c等に反映させる。したがって、以降において、画像処理装置10a、10b及び10c等は、更新後のセキュリティ情報61に基づいて動作することとなる。
上述したように、第七の実施の形態における画像処理システム1によれば、複数の画像処理装置10のセキュリティ情報をセキュリティ管理サーバ60において一元管理することができるため、各画像処理装置10に対して同一のセキュリティ情報を簡易に適用することができる。
次に、第八の実施の形態を説明する。上述した第一の実施の形態等においては、言語テーブル位置情報166は、画像処理装置10のROM16に直接書き込まれている。したがって、例えば、リソースサーバ50に障害が発生した場合等、言語テーブル163の取得先を変更したい場合には、ROM16の内容を書き換えなければならず、迅速な対応が困難である。そこで、第八の実施の形態として、言語テーブル163の取得先を容易に変更できるようにした例について説明する。
図28は、第八の実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。図26中、図8と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図26と図8とを比較すると、図26の画像処理システム2には、2台以上のリソースサーバ(リソースサーバ50a及び50b等)が接続されており、更に、中継サーバ70が新たに接続されているのが分かる。
リソースサーバ50a及び50bは、図8におけるリソースサーバ50と同様の機能を有するコンピュータである。すなわち、リソースサーバ50aは、言語テーブル163aを管理し、リソースサーバ50bは言語テーブル163bを管理している。言語テーブル163aと言語テーブル163bとは全く同一のものであってもよいし、バージョンが異なるものであってもよい。前者の場合は、いずれか一方のリソースサーバが他方のミラーサーバとして構成されている場合等が相当する。ここでは、リソースサーバ50bがりソースサーバ50aのミラーサーバとして構成されていることとして説明する。
中継サーバ70は、言語テーブル位置情報166を管理するコンピュータである。すなわち、図8においては、言語テーブル位置情報166は画像処理装置10のROM16に書き込まれていたが、図28においては、画像処理装置10には、中継サーバ70の位置情報(例えば、IPアドレスやURL等)が保持されており、言語テーブル位置情報166は管理されていない。なお、図8の初期状態においては、言語テーブル位置情報166にはリソースサーバ50aに管理されている言語テーブル163aのURLがその値として指定されているものとする。
図29は、第八の実施の形態の画像処理システムにおけるWebページの生成処理を説明するためのシーケンス図である。
図8の場合と同様に、端末20からのWebページの送信要求によって処理が開始される(S301)。端末20からの要求に応じ、画像処理装置10が、中継サーバ70に対し言語テーブル位置情報166を問い合わせると(S302)、中継サーバ70は、言語テーブル位置情報166として、リソースサーバ50aにおける言語テーブル163aのURLを返信する(S303)。画像処理装置10が、返信された言語テーブル位置情報166に基づいて、リソースサーバ50aに対して言語テーブル163aの送信を要求すると(S304)、リソースサーバ50aは、言語テーブル163aを返信する(S305)。
画像処理装置10は、返信された言語テーブル163aを用いてWebページを生成し、端末20に対して当該Webページを送信する(S306)。なお、Webページの生成処理の詳細は、図26等において説明したとおりである。
ここで、例えば、リソースサーバ50aに障害が発生した等により、中継サーバ70の言語テーブル位置情報166の値をリソースサーバ50bにおける言語テーブル163bのURLに変更したとする。この場合、以降のWebページの送信要求(S307)に応じて、画像処理装置10が中継サーバ70に言語テーブル位置情報を問い合わせると(S308)、言語テーブル163bのURLが返信される(S309)。したがって、画像処理装置10は、リソースサーバ50bより言語テーブル163bを取得することができ(S310、S311)、言語テーブル163bを用いて生成したWebページを端末20に対して送信することができる。(S312)。
上述したように、第八の実施の形態における画像処理システム2によれば、画像処理装置10は、言語テーブル位置情報166を中継サーバ70に問い合わせることにより、言語テーブル163の位置を特定する。ここで、中継サーバ70は、汎用的なコンピュータであるため、言語テーブル位置情報166については、画像処理装置10のROM16に書き込まれている場合に比べて書き換えが容易である。したがって、画像処理装置10がWebページを生成する際に利用する言語テーブル163の取得先を容易に変更することができる。なお、第八の実施の形態においては、リソースサーバ50a及び50bに管理されている情報が言語テーブル163である場合を例としたが、書式データ162等、他のリソースデータであっても同様に適用することが可能である。
ところで、汎用的なコンピュータをWebサーバとして用いた一般的なWebシステムにおいては、当該Webサーバは、Webページに表示させる情報(コンテンツ)を外部のサーバ(例えば、データベースサーバ)より取得するのが一般である。しかしながら、上述したそれぞれの実施の形態において、画像処理装置10が外部より取得する情報は、コンテンツそのものではなく、コンテンツを表示させる枠組み(フレームワーク)に関する情報、すなわち、WebページのGUIを構成する情報(以下「フレームワーク情報」という。)である点において、前者と顕著に異なる。例えば、言語テーブル163は、メニューのラベル、テーブルの項目名、及びタイトル等に用いられる文字列であり、書式データ162は、Webページのレイアウトを規定する情報である。
このようなフレームワーク情報は、Webページを生成する装置(本実施の形態における画像処理装置10)において管理されているのが一般であり、特に、プリンタ等の組み込み機器においては、予めベンダによってROMに記録されているのが一般である。したがって、フレームワーク情報は、エンドユーザによって変更されることは前提とされておらず、むしろ、エンドユーザによって変更されないよう、暗号化されていたり、変更のためのインタフェースが提供されていないものが多い。そのような状況において、フレームワーク情報にバグがあった場合、例えば、メニューのラベルの文字列に誤記があった場合等に、汎用的なコンピュータにおいてパッチを当てるような感覚で、そのようなバグをエンドユーザに修復させるのは非常に困難であるといえる。
そこで、フレームワーク情報を汎用的なコンピュータであるリソースサーバ50によって管理するようにすれば、フレームワーク情報のバグの修正も容易に行うことができる。具体的な運用としては、リソースサーバ50をベンダの管理下とすることも可能となる。すなわち、リソースサーバ50をベンダの管理下に置くことで、ベンダによってフレームワーク情報を修正又は更新すれば、エンドユーザにおける複数の画像処理装置10によって提供されるWebページの表示態様を一度に変更することが可能となる。
なお、上述したそれぞれの実施の形態においては画像処理装置を電子装置及び組み込み機器の具体例として説明したが、本発明が適用可能な範囲は、画像処理装置だけに限られない。汎用的なコンピュータはもちろん、携帯電話、携帯情報端末、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ビデオレコーダ、HDDレコーダ、オーディオプレーヤ、デジタルカメラ、ルータ、無線LAN、ハブ、自動車等、通信機能が組み込める機器であれば様々なものに適用することが可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
従来の組み込み機器におけるWebページの生成処理を説明するための図である。 画像処理装置によって生成されるWebページの表示例を示す図である。 ベースデータの定義例を示す図である。 書式データの定義例を示す図である。 英語版の言語テーブルの定義例を示す図である。 Webアプリによって生成されるWebページの定義例である。 本発明の実施の形態における画像処理装置の機能構成例を示す図である。 第一の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。 FTPによって言語テーブルを取得する例について説明するための図である。 第一の実施の形態におけるXSLTプロセッサによる処理を説明するためのフローチャートである。 第二の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。 第二の実施の形態におけるベースデータの定義例を示す図である。 第三の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。 FTPによって書式データを取得する例について説明するための図である。 第三の実施の形態におけるXSLTプロセッサによる処理を説明するためのフローチャートである。 第四の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。 第四の実施の形態におけるベースデータの定義例を示す図である。 第五の実施の形態における画像処理装置によるWebページの生成処理を説明するための図である。 第五の実施の形態におけるベースデータの定義例を示す図である。 イメージデータを端末に保存した例を説明するための図である。 イメージデータの位置情報を端末におけるパス名としたベースデータの定義例を示す図である。 第六の実施の形態における画像処理装置による処理を説明するための図である。 第六の実施の形態におけるベースデータの定義例を示す図である。 所定のサーバにリソースデータを保存した例を説明するための図である。 リソースサーバにリソースデータを保存した場合のベースデータの定義例を示す図である。 第七の実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。 第七の実施の形態の画像処理システムにおけるセキュリティ情報の更新処理を説明するためのシーケンス図である。 第八の実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。 第八の実施の形態の画像処理システムにおけるWebページの生成処理を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
10、10a、10b、10c 画像処理装置
11 組み込みWebサーバ
12、13、14 Webアプリ
15、22 XSLTプロセッサ
16 ROM
20、30 端末
21 Webブラウザ
40 ネットワーク
50 リソースサーバ
60 セキュリティ管理サーバ
61 セキュリティ情報
70 中継サーバ
101 コピーアプリ
102 ファックスアプリ
103 プリンタアプリ
104 情報提供アプリ
106 システム管理サービス
107 ネットワークサービス
108 メモリ管理サービス
109 オペパネ管理サービス
162 書式データ
163、163a、163b 言語テーブル
164 イメージデータ
165 スクリプトデータ
166 言語テーブル位置情報
167 書式データ位置情報
200 エンジン管理サービス
201 OS
202 エンジン制御ボード
203 プロッタエンジン
204 スキャナエンジン

Claims (24)

  1. 表示が要求されたWebページの表示態様に関する情報を有する表示態様データをネットワークを介して取得する表示態様データ取得手段と、
    前記表示態様データ取得手段によって取得された前記表示態様データに基づいて前記Webページを生成するWebページ生成手段とを有することを特徴とする電子装置。
  2. ネットワークを介して受信される前記Webページの送信要求に応じて前記Webページ生成手段に前記Webページの生成を要求し、前記Webページ生成手段によって生成された前記Webページを前記Webページの送信要求に対する応答として返信する通信手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  3. 前記表示態様データは、前記Webページの書式情報が定義された書式情報定義データであることを特徴とする請求項1又は2記載の電子装置。
  4. 前記表示態様データは、前記Webページに表示させる表示情報を表現する文字列が定義された表示文字列定義データであることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の電子装置。
  5. 前記表示文字列定義データは、言語の種別に応じて定義されていることを特徴とする請求項4記載の電子装置。
  6. 前記Webページ生成手段は、前記Webページに表示させる表示情報を有する表示情報データを生成する複数の表示情報生成手段と、
    複数の前記表示情報生成手段の種別を問わず共通的に使用され、前記表示態様データと前記表示情報データとに基づいて所定の変換処理を実行することにより前記Webページを生成するデータ変換手段とを有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の電子装置。
  7. 前記データ変換手段は、当該電子装置に保存されている、前記表示態様データの保存位置を示す保存位置情報を参照し、前記保存位置情報によって特定される位置からの前記表示態様データの取得を前記表示態様データ取得手段に要求することを特徴とする請求項6記載の電子装置。
  8. 前記表示情報生成手段は、当該電子装置に保存されている、前記表示態様データの保存位置を示す保存位置情報を参照し、前記保存位置情報を含めて前記表示情報データを生成し、
    前記データ変換手段は、前記表示情報データに含まれている前記保存位置情報によって特定される位置からの前記表示態様データの取得を前記表示態様データ取得手段に要求することを特徴とする請求項6記載の電子装置。
  9. 前記表示態様データ取得手段は、ネットワークを介して接続する他の電子装置において管理される、前記表示態様データの保存位置を示す保存位置情報に基づいて前記表示態様データの取得先を特定することを特徴とする請求項1乃至6いずれか一項記載の電子装置。
  10. 前記表示情報データ及び前記表示文字列定義データはXML形式のデータであり、
    前記書式情報定義データはXSL形式のデータであり、
    前記データ変換手段は、前記表示情報データと前記表示文字列定義データと前記書式情報定義データとに基づいてXSL変換を実行することにより前記Webページを生成することを特徴とする請求項6乃至9いずれか一項記載の電子装置。
  11. 前記表示態様データ取得手段は、HTTPによって他の電子装置から前記表示態様データを取得することを特徴とする請求項1乃至10いずれか一項記載の電子装置。
  12. 前記表示態様データ取得手段は、FTPによって他の電子装置から前記表示態様データを取得することを特徴とする請求項1乃至10いずれか一項記載の電子装置。
  13. 前記電子装置はプリンタ、コピー、又はファクシミリの複合サービスに固有の処理を行う複数のアプリケーションを有することを特徴とする請求項1乃至12いずれか一項記載の電子装置。
  14. ネットワークを介して接続する表示装置に表示させるWebページを提供する電子装置であって、
    前記Webページが前記表示装置に当該Webページの利用するデータを当該電子装置とは異なる他の電子装置より取得させるように前記Webページを生成するWebページ生成手段を有することを特徴とする電子装置。
  15. 前記Webページが前記表示装置に取得させるデータは、前記Webページに表示されるイメージデータであることを特徴とする請求項14記載の電子装置。
  16. 前記Webページが前記表示装置に取得させるデータは、前記表示装置に実行させるスクリプトが定義されたスクリプトデータであることを特徴とする請求項14又は15記載の電子装置。
  17. XSL変換機能を有する表示装置にネットワークを介して提供する表示情報を有する表示情報データを生成する表示情報生成手段を有する電子装置であって、
    前記表示情報生成手段は、当該表示情報データに適用する書式情報を有する書式情報データの位置情報を含むように前記表示データを生成し、
    前記表示装置は、前記表示情報データに含まれている前記位置情報に基づいて当該電子装置とは異なる他の電子装置より前記書式情報データを取得し、前記表示情報データに前記書式情報データを適用してXSL変換を実行することによりWebページを生成することを特徴とする電子装置。
  18. 電子装置におけるWebページ生成方法であって、
    表示が要求されたWebページの表示態様に関する情報を有する表示態様データをネットワークを介して取得する表示態様データ取得手順と、
    前記表示態様データ取得手順において取得された前記表示態様データに基づいて前記Webページを生成するWebページ生成手順とを有することを特徴とするWebページ生成方法。
  19. 前記表示態様データは、前記Webページの書式情報が定義された書式情報定義データであることを特徴とする請求項18記載のWebページ生成方法。
  20. 前記表示態様データは、前記Webページに表示させる情報を表現する文字列が定義された表示文字列定義データであることを特徴とする請求項18又は19記載のWebページ生成方法。
  21. 前記表示文字列定義データは、言語の種別に応じて定義されていることを特徴とする請求項20記載のWebページ生成方法。
  22. ネットワークを介して接続する他の電子装置より、前記表示態様データの保存位置を示す保存位置情報を取得する保存位置情報取得手順を更に有し、
    前記表示態様データ取得手順は、前記保存位置情報に基づいて前記表示態様データの取得先を特定することを特徴とする請求項18乃至21いずれか一項記載のWebページ生成方法。
  23. 電子装置におけるWebページ生成方法であって、
    ネットワークを介して接続する表示装置からのWebページの送信要求に応じ、前記Webページが前記表示装置に当該Webページの利用するデータを当該電子装置とは異なる他の電子装置より取得させるように前記Webページを生成するWebページ生成手順と、
    前記Webページ生成手順において生成された前記Webページを前記表示装置に送信するWebページ送信手順とを有することを特徴とするWebページ生成方法。
  24. XSL変換機能を有し、前記XSL変換機能を用いて生成したWebページを表示させる表示装置と、前記Webページに表示させる表示情報を前記表示装置に提供する電子装置とを用いたWebページ生成方法であって、
    前記電子装置が、前記表示装置からの要求に応じ、前記表示情報と前記Webページの書式情報を有する書式情報データの位置情報とを有する表示情報データを生成する表示情報データ生成手順と、
    前記表示装置が、該電子装置より受信した前記表示情報データに含まれている前記位置情報に基づいて該電子装置とは異なる他の電子装置より前記書式情報データを取得し、前記表示情報データに前記書式情報データを適用してXSL変換を実行することにより前記Webページを生成するWebページ生成手順とを有することを特徴とするWebページ生成方法。
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