JP2005031610A - 偏光板 - Google Patents

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Ryozo Kawai
良三 河合
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Abstract

【課題】曲面加工しても光学歪みが実質的に生じない偏光板を提供する。
【解決手段】一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物100〜5モル%及び特定のジヒドロキシ化合物0〜95モル%を炭酸ジエステルによりカーボネート結合させてなるポリカーボネート樹脂からなる透明シートと、偏光フィルムを貼り合わせてなる偏光板。
Figure 2005031610

【選択図】なし

Description

本発明は、偏光フィルムと、特定のジヒドロキシ化合物から誘導されるポリカーボネート樹脂からなる透明シートとを張り合わせてなる偏光板に関する。
偏光板は、優れた防眩性を示すため、サングラスやゴーグルといった防眩性を要求される光学材料分野に広く使用されている。偏光板は、偏光子の片面もしくは両面に透明保護シートを張り合わせてなる。偏光子としては、例えばポリビニルアルコールあるいはその誘導体からなるフィルムに代表される高分子フィルムにヨウ素や二色性色素を吸着し、該フィルムを一軸に延伸配向させた偏光フィルムが使用される。透明シートとしては、セルロース系シート、アクリル系シート、ポリカーボネート系シート等が使用されているが、中でも耐衝撃性、耐熱性を要求される分野ではポリカーボネート系シートが広く使用されている。なお、ここに言うポリカーボネートとは、一般的に、安価で入手容易な2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(通称:ビスフェノールA)からなるポリカーボネート樹脂を示す。
かかるビスフェノールAからなるポリカーボネート樹脂は、その優れた透明性、耐衝撃性、耐熱性、低吸水性、耐溶剤性、力学特性および寸法安定性から、CDあるいはDVDの基板、光学フィルム、光学シート、各種レンズあるいはプリズム等の光学材料用途に幅広く利用されている。しかしながら、ビスフェノールAからなるポリカーボネート樹脂は複屈折および光弾性係数が大きいという難点を有している。
本発明者らの検討によると、ビスフェノールAからなるポリカーボネート樹脂からなる透明保護フィルムを偏光フィルムの両面に接着して偏光板を形成し、該偏光板を曲面状に真空成形あるいは圧空成形あるいはプレス成形した場合、曲面部分の応力歪みにより光学的な歪みが生じ、偏光が乱されるという顕著な悪影響が生じることが見出されている。このような光学的な歪みを持つ曲面状成形体は、それを斜めから見ると虹色の色むらが観測される。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、光が透過する、いわゆる色抜けが観察されたり着色干渉縞が観察される。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色が観察されたり着色干渉縞が観察される。
例えば、偏光フィルムの少なくとも片面にターデーション値〔定義:複屈折率(△n)×厚さ(d)〕が3000〜6000nmのポリカーボネート樹脂シートを積層し、曲面加工を施す眼鏡用凸レンズ状偏光板に関する記載がある(例えば、特許文献1)。該特許文献によれば、偏光フィルムの両面にビスフェノールAからなるポリカーボネート樹脂シートを接着して偏光板とし、これを円形に切り出した後圧空成形によって凸レンズ状に曲面加工し、得られた凸レンズ状偏光板を斜め方向から観察しても色むらは全く観察されなかったと記載されている。この方法は実生産にも用いられており有効な方法といえるが、PCシートのターデーション値を確保するために延伸による配向処置が必要である上、該配向軸と偏光基板の軸方向を一致させる必要があり、作業性に問題がある。又、該シートは2次加工の際に加熱すると収縮を起こす等の欠点がある。
例えば、偏光フィルムの片面または両面にターデーション値が300nm以下でありかつ厚さが0.05〜0.25mmのポリカーボネート樹脂シートが貼着されてなる偏光板に関する記載がある(例えば、特許文献2)。該特許文献においては、キャスト法よって、ビスフェノールAからなるポリカーボネート樹脂からなる透明保護シートを作製した後、該透明保護シートを偏光フィルムの両面に貼り合わせて偏光板を作製して偏光性能を調べている。しかし、該特許文献においては、ビスフェノールAからなるポリカーボネート樹脂からなる透明保護シートを有する偏光板に関して、曲面加工していない場合の偏光性能を調べているに過ぎない。本発明者らが検討したところによると、該偏光板を円形に切り出した後真空成形によって凸レンズ状に曲面加工し、得られた偏光板においては、それを斜めから見ると虹色の色むらが観測された。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、光が透過する、いわゆる色抜けが観察されたり着色干渉縞が観察された。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色が観察されたり着色干渉縞が観察された。これは、曲面加工した場合、製品の光学性能がいまだ不充分であることを示す。
曲面加工した後、光学歪みが生じる、すなわち、それを斜めから見ると虹色の色むらが観測されたり、又は、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、光が透過する、いわゆる色抜けが観察されたり着色干渉縞が観察されたり、又は、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、偏光板の一部に偏光フィルムと異なる着色が観察されたり着色干渉縞が観察されるのは、ビスフェノールAからなるポリカーボネート樹脂の複屈折が大きい、すなわち、固有複屈折率および光弾性係数が大きいためである。そのため、偏光フィルムの透明保護シートとして様々な低複屈折性樹脂が試されてきた。しかし、例えば、代表的な低複屈折樹脂である非晶質ポリオレフィンを透明保護シートに用いて偏光板に加工しても、偏光板を凸レンズ状に曲面加工すると、平面偏光板では見られなかった光学的歪みが生じることが本発明者らの検討により分かっている。
特開平9−5683号公報 特開2001−305341号公報
本発明は上記課題を解決しようとするものであり、曲面加工しても光学歪みが実質的に生じない偏光板を提供することにある。すなわち、偏光フィルムに特定の低複屈折樹脂からなる透明保護シートを貼り合わせてなる偏光板を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討を重ねた結果、一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物100〜5モル%および一般式(2)で表されるジヒドロキシ化合物0〜95モル%を炭酸ジエステルによりカーボネート結合してなるポリカーボネート樹脂からなる透明シートと、偏光フィルムとを貼り合わせてなる偏光板により上記課題を解決できることを見出し本発明に到達した。
Figure 2005031610
(式中、R1およびR2は、それぞれ独立に水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜20のアルコキシル基、炭素数5〜20のシクロアルキル基、炭素数5〜20のシクロアルコキシル基、炭素数6〜20のアリール基または炭素数6〜20のアリールオキシ基を表す。また、式中、Xは炭素数2〜8のアルキレン基、炭素数5〜12のシクロアルキレン基または炭素数6〜20のアリーレン基を表す。)
Figure 2005031610
(式中、Yは炭素数1〜10のアルキレン基または炭素数4〜20のシクロアルキレン基を表す。)
本発明により、光学特性に優れ、また、熱成形性も良好でなおかつ曲面加工しても光学的歪みが生じにくい優れた偏光板を得ることができる。該偏光板を用いることにより、光学特性に極めて優れた偏光サングラスやゴーグル等の光学材料を得ることができ極めて有用である。
本発明に使用されるポリカーボネート樹脂を誘導する一般式(1)で示されるジヒドロキシ化合物としては、具体的には、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−メチルフェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,5−ジメチルフェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−tert−ブチルフェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−イソプロピルフェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−シクロヘキシルフェニル)フルオレン等が例示される。
本発明に使用されるポリカーボネート樹脂を誘導する一般式(2)で示されるジヒドロキシ化合物としては、具体的には、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、デカリン−2,6−ジメタノール、ノルボルナンジメタノール、ペンタシクロペンタデカンジメタノール、シクロペンタン−1,3−ジメタノール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール等が例示される。その中で、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノールおよびペンタシクロペンタデカンジメタノールが好ましく、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノールがより好ましい。
以下に本発明に関わるポリカーボネート樹脂の製造方法について述べる。ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルとを塩基性化合物触媒もしくは重金属系のエステル交換触媒もしくはその双方からなる混合触媒の存在下反応させる公知の溶融重縮合法が好適に用いられる。
炭酸ジエステルとしては、ジフェニルカーボネート、ジトリールカーボネート、ビス(クロロフェニル)カーボネート、m−クレジルカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネート、ジシクロヘキシルカーボネート等が挙げらる。これらの中でも特にジフェニルカーボネートが好ましい。ジフェニルカーボネートは、ジヒドロキシ化合物の合計1モルに対して0.97〜1.20モルの比率で用いられることが好ましく、更に好ましくは0.98〜1.10モルの比率である。
塩基性化合物触媒としては、特にアルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物、含窒素化合物等があげられる。
このような化合物としては、アルカリ金属およびアルカリ土類金属化合物等の有機酸塩、無機塩、酸化物、水酸化物、水素化物あるいはアルコキシド、4級アンモニウムヒドロキシドおよびそれらの塩、アミン類等が好ましく用いられ、これらの化合物は単独もしくは組み合わせて用いることができる。
アルカリ金属化合物としては、具体的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸セシウム、酢酸リチウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸セシウム、ステアリン酸リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、フェニル化ホウ素ナトリウム、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息香酸セシウム、安息香酸リチウム、リン酸水素2ナトリウム、リン酸水素2カリウム、リン酸水素2リチウム、フェニルリン酸2ナトリウム、ビスフェノールAの2ナトリウム塩、2カリウム塩、2セシウム塩、2リチウム塩、フェノールのナトリウム塩、カリウム塩、セシウム塩、リチウム塩等が用いられる。
アルカリ土類金属化合物としては、具体的には、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウム、水酸化バリウム、炭酸水素マグネシウム、炭酸水素カルシウム、炭酸水素ストロンチウム、炭酸水素バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸ストロンチウム、酢酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、安息香酸カルシウム、フェニルリン酸マグネシウム等が用いられる。
含窒素化合物としては、具体的には、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、テトラプロピルアンモニウムヒドロキシド、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルベンジルアンモニウムヒドロキシド等のアルキル、アリール、基等を有する4級アンモニウムヒドロキシド類;トリエチルアミン、ジメチルベンジルアミン、トリフェニルアミン等の3級アミン類;ジエチルアミン、ジブチルアミン等の2級アミン類;プロピルアミン、ブチルアミン等の1級アミン類;2−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、ベンゾイミダゾール等のイミダゾール類;あるいは、アンモニア、テトラメチルアンモニウムボロハイドライド、テトラブチルアンモニウムボロハイドライド、テトラブチルアンモニウムテトラフェニルボレート、テトラフェニルアンモニウムテトラフェニルボレート等の塩基あるいは塩基性塩等が用いられる。
エステル交換触媒としては、亜鉛、スズ、ジルコニウム、鉛の塩が好ましく用いられ、これらは単独もしくは組み合わせて用いることができる。
エステル交換触媒としては、具体的には、酢酸亜鉛、安息香酸亜鉛、2−エチルヘキサン酸亜鉛、塩化スズ(II)、塩化スズ(IV)、酢酸スズ(II)、酢酸スズ(IV)、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズオキサイド、ジブチルスズジメトキシド、ジルコニウムアセチルアセトナート、オキシ酢酸ジルコニウム、ジルコニウムテトラブトキシド、酢酸鉛(II)、酢酸鉛(IV)等が用いられる。
これらの触媒は、ジヒドロキシ化合物の合計1モルに対して、10-9〜10-3モルの比率で、好ましくは10-7〜10-4モルの比率で用いられる。
本発明にかかわる溶融重縮合法は、前記の原料、および触媒を用いて、加熱下に常圧または減圧下にエステル交換反応により副生成物を除去しながら溶融重縮合を行うものである。反応は、一般には二段以上の多段行程で実施される。
具体的には、第一段目の反応を120〜260℃、好ましくは180〜240℃の温度で0.1〜5時間、好ましくは0.5〜3時間反応させる。次いで反応系の減圧度を上げながら反応温度を高めてジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルとの反応を行い、最終的には1mmHg以下の減圧下、200〜350℃の温度で、0.3〜10時間重縮合反応を行う。このような反応は、連続式で行っても良くまたバッチ式で行ってもよい。上記の反応を行うに際して用いられる反応装置は、錨型攪拌翼、マックスブレンド攪拌翼、ヘリカルリボン型攪拌翼等を装備した縦型であっても、パドル翼、格子翼、メガネ翼等を装備した横型であってもスクリューを装備した押出機型であってもよく、また、これらを重合物の粘度を勘案して適宜組み合わせた反応装置を使用することが好適に実施される。
本発明にかかわるポリカーボネート樹脂は、重合反応終了後、熱安定性および加水分解安定性を保持するために、触媒を除去もしくは失活させる。一般的には、公知の酸性物質の添加による触媒の失活を行う方法が好適に実施される。これらの物質としては、具体的には、安息香酸ブチル等のエステル類、p−トルエンスルホン酸等の芳香族スルホン酸類、p−トルエンスルホン酸ブチル、p−トルエンスルホン酸ヘキシル等の芳香族スルホン酸エステル類、亜リン酸、リン酸、ホスホン酸等のリン酸類、亜リン酸トリフェニル、亜リン酸モノフェニル、亜リン酸ジフェニル、亜リン酸ジエチル、亜リン酸ジn−プロピル、亜リン酸ジn−ブチル、亜リン酸ジn−ヘキシル、亜リン酸ジオクチル、亜リン酸モノオクチル等の亜リン酸エステル類、リン酸トリフェニル、リン酸ジフェニル、リン酸モノフェニル、リン酸ジブチル、リン酸ジオクチル、リン酸モノオクチル等のリン酸エステル類、ジフェニルホスホン酸、ジオクチルホスホン酸、ジブチルホスホン酸等のホスホン酸類、フェニルホスホン酸ジエチル等のホスホン酸エステル類、トリフェニルホスフィン、ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン等のホスフィン類、ホウ酸、フェニルホウ酸等のホウ酸類、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩等の芳香族スルホン酸塩類、ステアリン酸クロライド、塩化ベンゾイル、p−トルエンスルホン酸クロライド等の有機ハロゲン化物、ジメチル硫酸等のアルキル硫酸、塩化ベンジル等の有機ハロゲン化物等が好適に用いられる。
触媒失活後、ポリマー中の低沸点化合物を0.1〜1mmHgの圧力、200〜350℃の温度で脱揮除去する工程を設けても良く、このためには、パドル翼、格子翼、メガネ翼等、表面更新能の優れた攪拌翼を備えた横型装置、あるいは薄膜蒸発器が好適に用いられる。
本発明の偏光板に使用される透明保護シートは該ポリカーボネート樹脂を、キャスト法、溶融プレス法あるいは押し出しフィルム化法等の方法により成形し製造することができる。透明保護シートの厚さは0.0mm〜5mmであることが好ましく、より好ましくは0.〜1mmである。透明保護シートの厚さが0.0mmより薄いと、偏光板の強度が不充分になり加工した場合に成形体の破損が起こりやすくなるため好ましくない。また、5mmより厚いと、加工時のハンドリングが悪くなるため好ましくない。
本発明で使用されるポリカーボネート樹脂は、一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物100〜5モル%と、一般式(2)で表されるジヒドロキシ化合物0〜95モル%からなる。一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物の使用量が5モル%より小さくなると、ポリカーボネート樹脂の複屈折が大きくなるため好ましくない。
また、本発明に使用されるポリカーボネート樹脂の好ましいポリスチレン換算重量平均分子量(Mw)は、20,000〜300,000である。Mwが20,000より小さいと、透明保護シートが脆くなるため好ましくない。Mwが300,000より大きいと、溶融粘度が高くなるため製造後の樹脂の抜き取りが困難になり、また、溶剤への溶解性が悪くなってキャスト法でのシート成形が困難になる、溶融粘度が高くなるため押し出し成形が困難になるなどの問題が生じるため好ましくない。
本発明に使用されるポリカーボネート樹脂はランダム、ブロックおよび交互共重合構造を含むものである。
また、本発明に使用されるポリカーボネート樹脂の好ましいガラス転移温度(Tg)は9〜180℃であり、より好ましくは10〜170℃である。Tgが9℃より低いと、使用温度範囲が狭くなるため好ましくない。また、180℃を越えると押し出し成形を行う際の成形条件が厳しくなるため好ましくない。
さらに本発明に使用するポリカーボネート樹脂には、酸化防止剤、離型剤、紫外線吸収剤、流動性改質剤、結晶核剤、強化剤、染料、帯電防止剤あるいは抗菌剤等を添加することが好適に実施される。
本発明の偏光板に使用される偏光フィルムは、偏光機能を有する薄膜であれば特に制限はないが、曲げ加工して防眩用用途に用いる場合の後加工を考慮すると耐熱性のフィルムが好ましい。高分子フィルムとして、例えばポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素や2色性色素を吸着させて延伸配向させたフィルム等が好適に使用される。偏光フィルムの製造法としては、例えば、ヨウ素または2色性色素を溶解させた10〜50℃の水溶液に高分子フィルムを浸漬し、ヨウ素または2色性色素を吸着させた後、該フィルムを金属イオンやホウ酸などの添加剤を溶解した10〜80℃の水溶液中に浸漬した状態である1方向に2.5〜8倍に延伸することによって製造することができる。偏光フィルムの厚さに特に制限はないが、操作性の面から通常0.02〜0.12mmのものが好適に使用される。
本発明の偏光板は、上記偏光フィルムの片面もしくは両面に透明保護シートを貼り合わせることによって製造されるが、両面に貼り合わせる方法がより好適に実施される。貼り合わせには、透明度が高く、経時的に着色しにくく、耐熱性に優れた接着剤を用いるのが好ましく、具体的にはアクリル系、エポキシ系あるいはウレタン系の接着剤が好適に使用される。
本発明の偏光板表面上には、その用途に応じてハードコート処理、防曇処理、着色処理、赤外線反射処理、赤外線吸収処理、紫外線反射処理あるいは紫外線吸収処理等が施される。
本発明の偏光板は、平板状はもちろん、曲面加工した時に特にその効果を発揮する。よって、曲面加工されるサングラスやゴーグル等の防眩用用途に好適である。
本発明の偏光板の曲面加工の方法に特に制限はないが、公知の真空成形、圧空成形、プレス成形等の加工方法を適宜選択して実施することができる。
以下に、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例に何らの制限を受けるものではない。なお、実施例中の測定値は以下の方法あるいは装置を用いて測定した。
1)ポリスチレン換算重量平均分子量(Mw):GPCを用い、クロロホルムを展開溶媒として、既知の分子量(分子量分布=1)の標準ポリスチレンを用いて検量線を作成した。この検量線に基づいて、GPCのリテンションタイムから算出した。
2)ガラス転移温度(Tg):示差熱走査熱量分析計(DSC)により測定した。
実施例1
9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン10.11kg(23.05モル)、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノール4.524kg(23.05モル)、ジフェニルカーボネート10.22kg(47.71モル)、および炭酸水素ナトリウム0.01321g(1.572×10-4モル)を攪拌機および留出装置付きの50リットル反応器に入れ、窒素雰囲気760Torrの下1時間かけて215℃に加熱し撹拌した。
その後、15分かけて減圧度を150Torrに調整し、215℃、150Torrの条件下で20分間保持しエステル交換反応を行った。さらに37.5℃/hrの速度で240℃まで昇温し、240℃、150Torrで10分間保持した。その後、10分かけて120Torrに調整し、240℃、120Torrで70分間保持した。その後、10分かけて100Torrに調整し、240℃、100Torrで10分間保持した。更に40分かけて1Torr以下とし、240℃、1Torr以下の条件下で25分間撹拌下重合反応を行った。反応終了後、反応器内に窒素を吹き込み加圧にし、生成したポリカーボネート樹脂をペレタイズしながら抜き出した。得られたポリカーボネート樹脂のMw=87,000、Tg=130℃であった。このポリカーボネート樹脂10.0kgを100℃で24時間真空乾燥し、亜リン酸ジエチルを樹脂中の炭酸水素ナトリウムの10倍モル、グリセリンモノステアレートを樹脂に対して300ppmを添加して押し出し機により240℃で混練してペレタイズしペレットを得た。このペレットのMw=85,800であった。
該ペレットを該樹脂組成物を240℃の下に、10MPaの圧力で1分間加圧プレスして厚さ0.3mmの透明保護シートを得た。特開昭63−311203号公報の実施例1に基づき作成した偏光膜の両面にウレタン系接着剤を塗布して該プレスシートを貼り付け、厚さ0.65mmの偏光板を得た。この偏光板から直径80mmの円盤を切り出した。該円盤を曲率半径80mmの球面状のジグを用いて、Tgより6℃低い設定温度の下に500Paで5分間真空成形し、円形状の曲面偏光板を得た。
この曲面偏光板を斜めから見ても虹色の色むらは観測されなかった。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、光が透過する、いわゆる色抜けは観察されず着色干渉縞も観察されなかった。この状態での全光線透過率は0.2%であった。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色は観察されず着色干渉縞も観察されなかった。これより該曲面偏光板は極めて光学歪みが小さいことが確認された。
実施例2
実施例1において、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン10.11kg(23.05モル)、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール3.324kg(23.05モル)、ジフェニルカーボネート10.12kg(47.25モル)を用い、215℃の下45分かけて減圧度を150Torrに調整した以外は実施例1と同様な操作を行った。得られたペレットはMw=81,400、Tg=120℃であった。実施例1と同様の添加剤を添加後のペレットのMw=81,200であった。
該ペレット60gをジクロルメタン240gに溶解し、キャスト法により厚さ0.15mmの透明保護シートを得た以外は実施例1と同様にして曲率半径80mmの曲面偏光板を得た。
この曲面偏光板を斜めから見ても虹色の色むらは観測されなかった。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、光が透過する、いわゆる色抜けは観察されず着色干渉縞も観察されなかった。この状態での全光線透過率は0.3%であった。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色は観察されず着色干渉縞も観察されなかった。これより該曲面偏光板は極めて光学歪みが小さいことが確認された。
実施例3
実施例1において、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン10.11kg(23.05モル)、ペンタシクロペンタデカンジメタノール6.048kg(23.05モル)を用いた以外は、実施例1と同様な操作を行った。添加剤を混練して得られたペレットは、得られたペレットはMw=86,500、Tg=147℃であった。実施例1と同様の添加剤を添加後のペレットのMw=85,900であった。
該ペレット60gをジクロルメタン240gに溶解し、キャスト法により厚さ0.15mmの透明保護シートを得た以外は実施例1と同様にして曲率半径80mmの曲面偏光板を得た。
この曲面偏光板を斜めから見ても虹色の色むらは観測されなかった。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、光が透過する、いわゆる色抜けは観察されず着色干渉縞も観察されなかった。この状態での全光線透過率は0.5%であった。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色は観察されず着色干渉縞も観察されなかった。これより該曲面偏光板は極めて光学歪みが小さいことが確認された。
実施例4
実施例1において、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン15.16kg(34.58モル)、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノール2.263kg(11.53モル)を用いた以外は、実施例1と同様な操作を行った。得られたペレットは、Mw=83,600、Tg=145℃であった。実施例1と同様の添加剤を添加後のペレットのMw=82,900であった。
該ペレット60gをジクロルメタン240gに溶解し、キャスト法により厚さ0.15mmの透明保護シートを得た以外は実施例1と同様にして曲率半径80mmの曲面偏光板を得た。
この曲面偏光板を斜めから見ても虹色の色むらは観測されなかった。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、光が透過する、いわゆる色抜けは観察されず着色干渉縞も観察されなかった。この状態での全光線透過率は0.1%であった。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色は観察されず着色干渉縞も観察されなかった。これより該曲面偏光板は極めて光学歪みが小さいことが確認された。
実施例5
実施例1において、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン5.056kg(11.53モル)、ペンタシクロペンタデカンジメタノール9.072kg(34.58モル)を用いた以外は、実施例1と同様な操作を行った。得られたペレットは、Mw=81,700、Tg=144℃であった。実施例1と同様の添加剤を添加後のペレットのMw=81,400であった。
該ペレット60gをジクロルメタン240gに溶解し、キャスト法により厚さ0.15mmの透明保護シートを得た以外は実施例1と同様にして曲率半径80mmの曲面偏光板を得た。
この曲面偏光板を斜めから見ても虹色の色むらは観測されなかった。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、光が透過する、いわゆる色抜けは観察されず着色干渉縞も観察されなかった。この状態での全光線透過率は0.6%であった。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色は観察されず着色干渉縞も観察されなかった。これより該曲面偏光板は極めて光学歪みが小さいことが確認された。
実施例6
実施例1において、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン20.18kg(46.10モル)を用いた以外は、実施例1と同様な操作を行った。得られたペレットは、Mw=80,400、Tg=158℃であった。実施例1と同様の添加剤を添加後のペレットのMw=80,200であった。
該ペレット60gをジクロルメタン240gに溶解し、キャスト法により厚さ0.15mmの透明保護シートを得た以外は実施例1と同様にして曲率半径80mmの曲面偏光板を得た。
この曲面偏光板を斜めから見ても虹色の色むらは観測されなかった。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、光が透過する、いわゆる色抜けは観察されず着色干渉縞も観察されなかった。この状態での全光線透過率は0.1%であった。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察しても、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色は観察されず着色干渉縞も観察されなかった。これより該曲面偏光板は極めて光学歪みが小さいことが確認された。
比較例1
実施例1において、透明保護シートに厚さ0.3mmのプレス成形法により作製したビスフェノールAからなるポリカーボネートシートを用いた以外は、実施例1と同様な操作を行った。
得られた曲面偏光板を斜めから見ると虹色の色むらが観測された。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、光が透過する、いわゆる色抜けが観察され、また着色干渉縞が観察された。この状態での全光線透過率は5.6%であった。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色が観察され、また着色干渉縞が観察された。これより該曲面偏光板は光学歪みが大きく均一に低複屈折ではなく光学的に劣るものであることが確認された。
比較例2
実施例1において、透明保護シートに厚さ0.15mmのキャスト法により作したビスフェノールAからなるポリカーボネートシートを用いた以外は、実施例1と同様な操作を行った。
得られた曲面偏光板を斜めから見ると虹色の色むらが観測された。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、光が透過する、いわゆる色抜けが観察され、また着色干渉縞が観察された。この状態での全光線透過率は4.1%であった。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色が観察され、また着色干渉縞が観察された。これより該曲面偏光板は光学歪みが大きく均一に低複屈折ではなく光学的に劣るものであることが確認された。
比較例3
実施例1において、ペンタシクロペンタデカンジメタノール12.10kg(46.10モル)を用いた以外は、実施例1と同様な操作を行った。ペレットは、Mw=79,900、Tg=141℃であった。実施例1と同様の添加剤を添加後のペレットのMw=79,400であった。
該ペレット60gをジクロルメタン240gに溶解し、キャスト法により厚さ0.15mmの透明保護シートを得た以外は実施例1と同様にして曲率半径80mmの曲面偏光板を得た。
得られた曲面偏光板を斜めから見ると虹色の色むらが観測された。更に、該曲面偏光板を互いの偏光軸が直交位となるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、光が透過する、いわゆる色抜けが観察され、また着色干渉縞が観察された。この状態での全光線透過率は7.1%であった。また、該曲面偏光板を互いの偏光軸が平行になるように配置した平面偏光板と重ねて観察すると、偏光板の一部に偏光フィルム色と異なる着色が観察され、また着色干渉縞が観察された。これより該曲面偏光板は光学歪みが大きく均一に低複屈折ではなく光学的に劣るものであることが確認された。

Claims (4)

  1. 一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物100〜5モル%および一般式(2)で表されるジヒドロキシ化合物0〜95モル%を炭酸ジエステルによりカーボネート結合させてなるポリカーボネート樹脂からなる透明シートと、偏光フィルムとを貼り合わせてなる偏光板。
    Figure 2005031610
    (式中、R1およびR2は、それぞれ独立に水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜20のアルコキシル基、炭素数5〜20のシクロアルキル基、炭素数5〜20のシクロアルコキシル基、炭素数6〜20のアリール基または炭素数6〜20のアリールオキシ基を表す。また、式中、Xは炭素数2〜8のアルキレン基、炭素数5〜12のシクロアルキレン基または炭素数6〜20のアリーレン基を表す。)
    Figure 2005031610
    (式中、Yは炭素数1〜10のアルキレン基または炭素数4〜20シクロアルキレン基である)
  2. 一般式(2)で表される化合物が、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノールおよびでペンタシクロペンタデカンジメタノールから選ばれる少なくとも1つである請求項1記載の偏光板。
  3. 一般式(1)で表される化合物において、R1およびR2が水素原子、Xがエチレン基である請求項1記載の偏光板。
  4. 曲面加工してなる請求項1記載の防眩用偏光板。
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