JP2005031533A - 電子機器におけるledの表示構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子機器の印刷パネルを斜めから見た場合のLED表示状態の視認性を向上させる。
【解決手段】 LED素子12及びLED素子12とは異なる電子部品を実装したプリント基板11と、プリント基板11を収容する筐体10と、筐体10の一部に取り付けられ、LED素子12からの照射光を筐体外部に部分的に透過させる印刷パネル20とを備えた電子機器におけるLEDの表示構造において、印刷パネル20のLED照射光透過部であって筐体内部側平面に光屈折用のくぼみ部21を形成した構造を有することで、電子機器外部からのLED表示状態の認識性を向上させている。
【選択図】 図1

Description

本発明は内部に表面実装型のLED素子を備え、印刷パネルを介して機器動作状態等を表示可能な電子機器におけるLEDの表示構造に関する。
従来から、電子機器の表示手段としてLED素子が広く利用されている。このような電子機器のLED表示構造としては、通常、図4に一部を断面で示す電子機器4のように、プリント基板41にLED素子42を装着し、文字等を印字したプレートからなる印刷パネル43を筺体40の適所に貼り付ける構造を有している。ここで同図に示すようにLED素子41を印刷パネル43の近傍に配置すれば、その構造上印刷パネル43に照射する照射光の光源を十分に確保できる。そのため、電子機器4の印刷パネル43に対し法線方向からだけでなく斜めからでもLED素子42の点灯又は点滅を認識可能である(図4における操作者の目視方向A及びBとこれに対応する○印参照)。
しかしながら、最近ではプリント基板への部品組み付けの機械化や電子機器の小型化に伴う電子部品の高密度実装化により、使用する電子部品もそれぞれ小型化している。同様に実装するLED素子も小型のLED素子が使用されつつある。このように小型化したLED素子自体も近年における表面実装技術(Surface Mount Technology)の発達によって機械による自動実装が行われるようになっている。
一方、プリント基板に実装される電子部品には例えば抵抗やコンデンサなどのいわゆる受動素子の他にサイリスタやトライアックなどいわゆる能動素子など、様々な種類のものがある。そのため、図5に示すようにLED素子52と他の実装電子部品との間に高さ寸法上の差異が生じることが多くなっている。すなわち、プリント基板51に実装されている部品の高さがLED素子52よりも高い場合があるので、LED素子52と印刷パネル53との距離が遠くなってしまう。このため、LED素子52を印刷パネル53の正面から見るときは問題ないが(図5の目視方向A及び記号○印参照)、斜めから見ると視認性が悪くなり(図5の目視方向B及び記号△印参照)、LED素子52が点灯又は点滅しているかどうか判別できないことがある。
このような不都合を解決するための電子機器におけるLEDの表示構造としていくつかの構造が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
特開平10−282913号(第3頁〜第4頁、図2) 特開2001−242808号(第2頁〜第5頁、図1)
このような電子機器の印刷パネルを斜めから見た場合の視認性を確保するため、図6に示すように筺体60にレンズ65を嵌合させ、印刷パネル63とLED素子62の間に当該レンズ65を介在させることも考えられる。この構造によると印刷パネルを斜めから見た場合の視認性も確保されるが(図6の目視方向A及びBと○印参照)、このような対策では、部品数の増加に伴う組み付け工数の増加、使用材料が増えることによる環境負荷への影響、コストアップ要因等の新たな問題が生じる。
また、図7及び上述した特許文献1や特許文献2に示すように、筺体70の一部を利用してLED素子72の周辺に壁70aを作り、LED素子72の照射光を印刷パターンの表示部以外の領域に漏らさない対策も可能である。しかしながら、同図から明らかなように電子機器の印刷パネルを斜めから見た場合に視認性が向上する程の十分な効果はない(図7のB方向及び△印参照)。
本発明の目的は、印刷パネルを斜めから見た場合のLED表示状態の視認性を向上させるような電子機器におけるLEDの表示構造を簡易な構成で提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明の電子機器におけるLEDの表示構造は、表面実装型のLED素子及び当該LED素子とは異なる電子部品を実装したプリント基板と、プリント基板を収容する筐体と、筐体の一部に取り付けられ、LED素子からの照射光を筐体外部に部分的に透過させる印刷パネルとを備えた電子機器におけるLEDの表示構造において、印刷パネルのLED照射光透過部であって筐体内部側平面に光屈折用のくぼみ部を形成したことを特徴としている。
印刷パネルのLED照射光透過部であって筐体内部側平面にくぼみ部を形成することで当該くぼみ部で光を屈折させることができる。これによって、この屈折光がLED照射光として印刷パネルから様々な方向に照射される。この簡易な構成によって、LED素子が印刷パネルから離れて実装されていても、当該LEDの表示光を印刷パネル周囲の全方位から視認することができるようになる。
また、本発明の請求項2に記載の電子機器におけるLEDの表示構造は、請求項1に記載の電子機器におけるLEDの表示構造において、印刷パネルのくぼみ部表面は曲面と平面とが複合して形成されていることを特徴としている。
くぼみ部表面を曲面と平面との複合面から構成することで、この複合面の形成のしかたに応じてLED照射光の視認可能な角度範囲を自在に設定することができる。へこみ部を例えば円筒形とすることで、平面の法線方向からの視認性を抑えつつ、その分、曲面の法線方向からの視認性を向上させることができる。
プレート状印刷パネルの所定位置にくぼみ部を形成するだけの簡易な構成により、当該印刷パネルのくぼみ部を透過するLED表示光を屈折させて、印刷パネル外部の多方向から認識可能とする。
また、印刷パネルの所定位置にくぼみを形成することで、従来のように光を透過させる領域の周囲に壁部を形成するなどの特別な構造を印刷パターンに形成する必要はない。すなわち、印刷パターンはただのベタ刷り印刷で済むと共に特別に版を作成する必要がないので製造コスト的に有利である。これによって、LED表示光の十分な認識性を確保しつつ、部品点数も削減でき、コスト面および環境面で貢献できる。
また、LED素子と印刷パネルのLED表示部との位置合わせが容易となり、電子機器の組み付け作業性が向上する。
以下、本発明の一実施形態にかかる電子機器におけるLEDの表示構造について説明する。本発明の一実施形態にかかる電子機器におけるLEDの表示構造は、図1に一部断面を示すように、表面実装されるLED素子12及びコンデンサ、抵抗やサイリスタ、トライアックなどの電子部品15〜17を実装したプリント基板11と、当該プリント基板11を収容する筐体10と、当該筐体10の表面に部分的に貼り付けられ、LED素子12からの照射光を部分的に透過させて文字や図形からなる表示内容として外部から認識可能とする印刷パネル20とを備えている。図1から明らかなように、LED素子12は表面実装技術(Surface Mount Technology「SMT」)によって表面実装し易いようにかなり小型化されている。
一方、他の電子部品15〜17は、コンデンサや抵抗などの受動素子や、サイリスタ、トライアックなどの能動素子など、様々な電子部品から構成されている。これらの電子部品の中にはその構造上や機能上から小型化に限界があり、ある程度の高さを有した電子部品も数多く存在する。そのため、筐体10とプリント基板11との間にはこのようなある程度の高さを有する電子部品を収容するための間隔Gを設計寸法上確保しておく必要がある。これによって、LED素子12の発光部と筐体10に貼付された印刷パネル20との間にある程度の距離が生じる。
印刷パネル20は、図1及び図2に示すように、透明なプレート状の樹脂板21と、当該樹脂板21の一側面に貼り付けられたマスクパターン22とから構成されている。なお、マスクパターン22は筐体10と樹脂板21との間でサンドイッチ状に挟まれている。また、マスクパターン22は、所定の文字や記号、図形などの輪郭形状を備えた光透過部22aを有し、当該光透過部22aを介してLED素子12の照射光を選択的に透過させることでその文字や記号を浮かび上がらせ、電子機器外部から認識可能としている。なお、樹脂板21の、マスクパターン22の光透過部22aに対応する部分が印刷パネル20のLED照射光透過部を構成している。
そして、マスクパターン22の光透過部22aに対応する部分であってLED素子12からの照射光が透過する部分における樹脂板21の筐体内部側表面には、本実施形態の場合、半球状のくぼみ部21aが形成されている。これによって、LED素子12と印刷パネル20との間に図1に示すようなある程度の距離が生じていても、LED素子12の照射光が図2に示すように半球面状のくぼみ部21aにおいて屈折して電子機器1の印刷パネル20に対して多方向に照射される。すなわち、くぼみ部21aによりLED素子12からの照射光が屈折し、印刷パネル20より全方位からLED表示光を認識することができるようになる。これに応じて、LED素子12が点灯又は点滅していることを印刷パネル前面の全方位から容易に認識することが可能となる。
なお、くぼみ部21aの表面全体を細かい梨地模様とすることにより、くぼみ部全体でLED素子からの照射光を積極的に拡散させることができ、LED表示光の視認性を更に向上させることが可能となる。
なお、図1における筐体10にはLED素子12の周囲を囲む壁部が形成されているが、本発明の効果を奏するにはこの壁部は必ずしも必要としないことは言うまでもない。
続いて、上述の実施形態に関する変形例について説明する。本変形例はくぼみ部の形状が上述のくぼみ部21aとは異なっており、図3に示すようにくぼみ部30が円柱を一部長手方向に切断した所謂かまぼこ型の形状を有している。これによって、くぼみ部30の曲面領域31においてはその法線方向のいずれの方向もLED照射光を屈折させることができ、これによってLED素子12の点滅または点灯を当該方向全体において認識可能としている(図3中、目視方向A,B及び○印参照)。また、くぼみ部の平面領域32からはLED素子12の照射光が屈折により照射することがないので、この方向からのLED素子12の点灯もしくは点滅は認識困難となっている(図3中、目視方向C,D及び×印参照)。従って、例えば特に印刷パネルと同一水平面上においてのみLED表示光を認識し易くすると共に印刷パネルの上方向もしくは下方向からはLED表示光を認識する必要はない場所に電子機器を設置する場所など、所定の角度範囲のみにおいてLED点灯又は点滅状態を確実に認識したい場合により大きい効果を奏する。
作動状態を表示する表示部を備えた電子機器であれば、いかなるものにも適用可能である。
本発明の一実施形態にかかる電子機器におけるLEDの表示構造を部分的に示した概略断面図である。 図1に示した印刷パネルをマスクパターンと樹脂板に分解し、かつLED素子の照射方向を併せて表示した斜視図である。 図1に示した電子機器における印刷パネルのへこみ部とは異なるへこみ部を示した斜視図である。 従来の電子機器におけるLEDの表示構造を印刷パネルの断面ハッチングを一部省略した状態で示した部分断面図である。 図4とは異なる表面実装用LED素子をプリント基板に実装した従来型電子機器におけるLEDの表示構造を示した部分断面図である。 表面実装用LED素子をプリント基板に実装すると共に当該LED素子と印刷パネルとの間にレンズを介在させた従来型電子機器におけるLEDの表示構造を示した部分断面図である。 表面実装用LED素子を備えたプリント基板とLED素子の照射光を外部に透過させるための壁部を筐体に設けた従来型電子機器におけるLEDの表示構造を示した部分断面図である。
符号の説明
4 電子機器
10 筐体
11 プリント基板
12 LED素子
15〜17 電子部品
21 樹脂板
21a くぼみ部
22 マスクパターン
22a 光透過部
30 くぼみ部
31 曲面領域
32 平面領域
41 プリント基板
42 LED素子
43 印刷パネル
51 プリント基板
52 LED素子
53 印刷パネル
60 筺体
62 LED素子
65 レンズ
70 筺体
70a 壁
72 LED素子

Claims (2)

  1. 表面実装型のLED素子及び当該LED素子とは異なる電子部品を実装したプリント基板と、前記プリント基板を収容する筐体と、前記筐体の一部に取り付けられ、前記LED素子からの照射光を筐体外部に部分的に透過させる印刷パネルとを備えた電子機器におけるLEDの表示構造において、
    前記印刷パネルのLED照射光透過部であって前記筐体内部側平面に光屈折用のくぼみ部を形成したことを特徴とする電子機器におけるLEDの表示構造。
  2. 前記印刷パネルのくぼみ部表面は曲面と平面が複合して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器におけるLEDの表示構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011175048A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Fujitsu General Ltd 表示装置及びそれを備えた電子または電気機器
JP2017034299A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 アイホン株式会社 インターホン機器
JP2019505125A (ja) * 2016-02-02 2019-02-21 フェニックス コンタクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトPhoenix Contact GmbH & Co.KG 自動化装置

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