JP5459140B2 - 発光装置 - Google Patents

発光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5459140B2
JP5459140B2 JP2010176939A JP2010176939A JP5459140B2 JP 5459140 B2 JP5459140 B2 JP 5459140B2 JP 2010176939 A JP2010176939 A JP 2010176939A JP 2010176939 A JP2010176939 A JP 2010176939A JP 5459140 B2 JP5459140 B2 JP 5459140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
wiring
emitting element
light
fixing portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010176939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012038536A (ja
Inventor
友路 佐竹
勝 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichia Corp
Original Assignee
Nichia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichia Corp filed Critical Nichia Corp
Priority to JP2010176939A priority Critical patent/JP5459140B2/ja
Publication of JP2012038536A publication Critical patent/JP2012038536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5459140B2 publication Critical patent/JP5459140B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Description

本発明は、発光素子を有する発光装置に関する。
従来、発光素子としてLEDを用いた発光装置が検討されている(例えば、特許文献1及
び特許文献2)。
特開2006−58828公報
特開2002−244599公報
しかしながら、従来の発光装置は、構成が複雑であり、簡単な構成で十分な配光特性と防水機能を両立させることが難しいという問題があった。
一実施形態に係る発光装置は、ベース部材と、ベース部材の上に配置された基板と、基板の上に第1方向に順に配置された第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子と、第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子の上に配置された透光部材と、を有する。発光面側から見て、基板の上には、第1発光素子と第2発光素子との間に配置され第1方向と垂直をなす第2方向における一方の側で配線と接続可能な第1配線接続部と、第2発光素子と第3発光素子との間に配置され当該一方の側で配線と接続可能な第2配線接続部と、が設けられている。ベース部材又は透光部材は、第1配線接続部よりも第1発光素子側に設けられ第1方向に延在する配線を当該一方の側で固定可能な第1配線固定部と、第1配線接続部と第2配線接続部との間に設けられ第1方向に延在する配線を当該一方の側で固定可能な第2配線固定部と、第2配線接続部よりも第3発光素子側に設けられ第1方向に延在する配線を当該一方の側で固定可能な第3配線固定部と、を有する。
図1は、一実施形態に係る発光装置の斜視図である。 図2は、一実施形態に係る発光装置の分解図である。 図3は、一実施形態に係る発光装置の平面図及び側面図である。 図4は、一実施形態に係る発光装置の使用状態を説明するための図である。
以下に、本願発明を実施するための形態を、図面を参照しながら説明する。ただし、以下に示す形態は、本願発明の技術思想を具体化するための発光装置を例示するものであって、本願発明を以下に限定するものではない。また、実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本願発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる例示にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするために誇張していることがある。
図1は発光装置の斜視図であり、図2は発光装置の構成を説明するための分解図である。図3(a)は発光装置を発光面側から見た平面図であり、図3(b)及び(c)は発光装置の側面図である。図4は発光装置の使用状態を説明するためのものである。
発光装置は、ベース部材1と、ベース部材1の上に配置された基板2と、基板2の上に第1方向(図3(a)における上方向)に順に配置された第1発光素子3−1、第2発光素子3−2及び第3発光素子3−3と、第1発光素子3−1、第2発光素子3−2及び第3発光素子3−3の上に配置された透光部材7と、を有する。発光装置を発光面側から見ると、基板2の上には、第1発光素子3−1と第2発光素子3−2との間に配置され第1方向と垂直をなす第2方向における一方の側(図3(a)における左側)で配線と接続可能な第1配線接続部4−1と、第2発光素子3−2と第3発光素子3−3との間に配置され当該一方の側で配線と接続可能な第2配線接続部4−2と、が設けられている。さらに、透光部材7は、第1配線接続部4−1よりも第1発光素子3−1側に設けられ第1方向に延在する配線を当該一方の側で固定可能な第1配線固定部7d−1と、第1配線接続部4−1と第2配線接続部4−2との間に設けられ第1方向に延在する配線を当該一方の側で固定可能な第2配線固定部7d−2と、第2配線接続部4−2よりも第3発光素子3−3側に設けられ第1方向に延在する配線を当該一方の側で固定可能な第3配線固定部7d−3と、を有する。
これにより、比較的簡単な構成であるにもかかわらず、配線による配光特性への悪影響を抑制しつつ防水機能を有する発光装置とすることができる。以下、詳細に説明する。
先ず、図4(a)に基づいて、発光装置を縦に配置し縦方向に配線する場合について説明する。
各発光装置において、第1配線接続部4−1に接続される配線8は、第1配線固定部7d−1により固定されている。これにより、第1発光素子3−1からの光が配線8に遮られることを抑制することができる。一方、各発光装置の第2配線接続部4−2に接続される配線8は、第3配線固定部7d−3及び第2配線固定部7d−2により固定されている。第3配線固定部7d−3により配線8を固定することにより、第3発光素子3−3からの光が配線8に遮られることを抑制することができる。さらに、配線接続部4(第1配線接続部4−1及び第2配線接続部4−2)は、配線固定部7d(第1配線固定部7d−1、第2配線固定部7d−2及び第3配線固定部7d−3)と同じ側(図4(a)の左側)で配線8と接続されるので、第1配線固定部7d−1と第3配線固定部7d−3との間において配線8が発光装置上を横切ることがなく、各発光素子3からの光が配線に遮られることがない。したがって配光特性の優れた発光装置とすることができる。
さらに、第3配線固定部7d−3で固定される上側の配線8は、第3配線固定部7d−3を介して第2配線接続部4−2に直接接続されるのではなく、第2配線固定部7d−2を介して第2配線接続部4−2に接続されうる。これにより、第2配線接続部4―2に接続される配線は図4(a)の上側からではなく下側から接続されることになるので、水滴が配線8を伝って第2配線接続部4−2に到達することを防ぐことができる。
図4(a)では、各発光装置を第1方向が縦になるように一列で配置すると共に各発光装置間を縦方向に配線する場合について説明した。別の使用形態として、各発光装置を縦に複数列で配置し、各列の同じ行に位置する各発光装置間を横方向に配線することもできる。この場合であっても個々の発光装置における配線パターンは図4(a)と同様に行うことができる。
次に、図4(b)に基づいて、発光装置を横に配置し縦方向に配線する場合について説明する。
上側の発光装置において、第1配線接続部4−1に接続される配線8は、第1配線固定部7d−1により固定されている。これにより、第1発光素子3−1からの光が配線8に遮られることを抑制することができる。一方、下側の発光装置においては、第2配線接続部4−2に接続される配線8は、第3配線固定部7d−3により固定されている。これにより、第3発光素子3−3からの光が配線8に遮られることを抑制できる。さらに、配線接続部4は、配線固定部7dと同じ側で配線と接続されるので、第1配線固定部7d−1と第3配線固定部7d−3との間において配線8が発光装置上を横切ることがなく、各発光素子3からの光が配線8に遮られることがない。したがって、配光特性に優れた発光装置とすることができる。
さらに、各配線接続部4は同じ側で配線8と接続されている。したがって、配線8と接続される側を下側とすることにより、水滴が配線8を伝って配線接続部4に到達することを抑制することができる。
ここで、発光装置を横に配置する場合は、第2の配線固定部7d−2は使用されない。さらに、図4(b)に示すように、上側の発光装置において第3配線固定部7d−3は使用されていないが、第3配線固定部7d−3で配線8を固定することもできる。同様に、下側の発光装置において、第1配線固定部7d−1は使用されていないが、第1配線固定部7d−1で配線8を固定することもできる。
図4(b)では、各発光装置を第1方向が横になるように一列で配置すると共に各発光装置間を縦方向に配線する場合について説明した。別の使用形態として、各発光装置を横に複数列で配置し、各列の同じ行に位置する各発光装置間を横方向に配線することもできる。この場合であっても個々の発光装置における配線パターンは図4(b)と同様に行うことができる。
このように本実施形態の発光装置によれば、使用形態(縦配置又は横配置)にかかわらず、配光特性に優れ且つ防水機能を有する発光装置とすることができる。
以下、本実施形態の発光装置における主な構成要素について説明する。
(ベース部材1)
図1〜3に示すように、発光装置を発光面側から見ると、ベース部材1は長手方向に延伸した形状をしている。ここでは、第1方向が長手方向に相当し、第2方向が短手方向に相当する。図3(c)に、発光装置を第1方向のうち一方の側(図3(a)の下側)から見た側面図を示す。図2及び図3(c)に示すように、ベース部材1は上部平坦部1Aと下部平坦部1Bとを有し、両者が互いに連続して形成されている。より詳細には、上部平坦部1Aを挟むように下部平坦部1Bが両側に設けられており、それぞれが第1方向に延伸している。
ベース部材1の材料は限定されないが、放熱性等を考慮して、例えばアルミニウム(Al)、鋼(SPCC、SUS等)、を含む金属材料とすることができる。これにより、基板2を介して発光素子3からの熱を効果的に放熱することができる。
ベース部材1の上部平坦部1Aには、基板2を位置決めするための突起部1dが設けられている。ここでは、第1方向の両端部に一対の突起部1dが設けられている。
ベース部材1の上部平坦部1Aには、透光部材7を装着するための装着部1bが設けられている。ここでは、装着部1bは透光部材7を装着可能な開口部から構成され、主に発光素子3の周囲近傍に複数設けられている。発光素子3の近傍に装着部1bを設けることにより、発光素子3と透光部材7との位置関係を一定に保つことができるので、安定した光学特性が得られる。
ベース部材1の下部平坦部1Bには、第1方向における略中央で第2方向における両端部に、発光装置を土台に固定するための固定部1aが設けられている。ここでは、固定部1aは、ビスにより固定が可能な開口部1a−1及び切欠き部1a−2から構成される。
ベース部材1は、第1方向における両端部に設けられ発光装置の一辺(短辺)に沿って第2方向に延在する配線8を固定するための第4配線固定部1cを有することができる。これにより、発光装置を横配置した場合であっても、第1配線固定部7d-1及び第3配線固定部7d−3の外側において透光部材7の上に配線8が横切ることがないので、発光素子3からの光が配線8で遮られることがない(図4(b)参照)。第4配線固定部1cは、ベース部材1の一部が背面側(土台側)に曲げられており、その内側で配線8を固定することができる。なお、ベース部材1ではなく、透光部材1に第4配線固定部を設けることも可能である。
(基板2)
基板2は、ベース部材1に対応した形状(より詳細にはベース部材1の上部平坦部1Aに対応した形状)をしており、ここでは、ベース部材と同様に第1方向に延伸した形状をしている。基板2としては、多層構造で層間に所定の導電パターンが施された所謂プリント基板を用いることができる。プリント基板は汎用性が高く、複雑な導電パターンを比較的容易に施すことができる。
基板2には、ベース部材1の装着部1bに対応して切欠き部2bが設けられている。これにより、装着部1bを第2方向においてより近接させることができるので、より幅の狭い小型の発光装置とすることができる。
基板2には、突起部1dに対応して開口部2dが設けられている。これにより、ベース部材7と基板2との位置決めを容易に行うことができる。
基板2には、透光部材7の突起部(図示せず)に対応して開口部2eが設けられている。これにより、基板2と透光部材7との位置決めを容易に行うことができる。ここでは、開口部2eを発光素子3の近傍に設けている。これにより、発光素子3と透光部材7との位置関係を一定に保つことができるので、光学特性にばらつきのない発光装置とすることができる。
なお、例えば基板2の裏側(背面側)に電子部品を設けたり、基板の表側(発光面側)から電子部品を貫通実装したりすることもできる。この場合、その電子部品や貫通部分が邪魔にならないように、ベース部材1に部分的に開口部を設けることもできる。
(発光素子3)
発光素子3(第1発光素子3−1、第2発光素子3−2及び第3発光素子3−3)として、例えばLEDを用いることができる。LEDとしては貫通実装型と表面実装型があるが、ここでは表面実装型のLEDを用いている。また、白色発光の発光素子3とすれば、照明として適応範囲が広くなるので好ましい。
第1発光素子3−1、第2発光素子3−2及び第3発光素子3−3は、基板2の上に第1方向(図3(a)における上方向)に順に配置されている。ここでは、発光素子3が第1方向に一直線に配置されているが、発光素子3は第1方向に順に配置されていれば良く、各発光素子が一直線に配置されることは必ずしも必要ない。例えば、図3(a)において第2発光素子3−2を左右方向にずらすこともできる。図2から明らかなように、図1及び図3では、レンズ部7d−1の背面側に発光素子3−1が、レンズ部7d−2の背面側に発光素子3−2が、レンズ部7d−3の背面側に発光素子3−3が、配置されている。
ここでは、第1方向に発光素子3が3つ順に配置された構成としている。しかし、発光素子の数は3以上あればよく、必ずしも3つに限定されない。例えば、発光素子が第1方向に5つ順に配置されている場合は、第1方向の一端部に配置された1つの発光素子を第1発光素子、第1方向の他端部に配置された2つの発光素子を第2発光素子及び第3発光素子とすればよい。
さらに、ここでは発光素子3が第1方向に一列に配置された構成としている。しかし、発光素子は必ずしも一列に配置される必要はなく複数列で配置することもできる。例えば、図3(a)における発光装置の左右の幅を大きくし、縦(第1方向)に3つ且つ横(第2方向)に3つの計9個の発光素子が配置された発光装置とすることもできる。この場合、発光装置は長手方向に延伸した形状ではなく、例えば略正方形とすることもできる。また、発光素子が複数列にわたる場合は、配線固定部7dが設けられている側の端の一列の発光素子を第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子とすればよい。
(配線接続部4)
配線接続部4は、第1配線接続部4−1と第2配線接続部4−2とからなる。第1配線接続部4−1と第2配線接続部4−2は、一方が電源を入力するためのものであり、他方が電源を出力するためのものである。例えば図4(b)においては、上段の発光装置では第1配線接続部4−1が電源入力側であり、第2配線接続部4−2が電源出力側となっている。一方、下段の発光装置では、第2配線接続部4−2が電源入力側であり、第1配線接続部4−1が電源出力側となっている。このように、どちらを入力側又は出力側とするかは任意に設定することができる。
図3に示すように、ここでは、第1配線接続部4−1は第2方向における一方の側(図3(a)及び(c)の左側、図3(b)の手前側)に開口した第1配線接続口4a−1を有し、第2配線接続部4−2も同じ側に開口した第2配線接続口4a−2を有する。各配線接続口4a(第1配線接続口4a−1及び第2配線接続口4a−2)は第2方向における一方の側(図3では左側)に開口しているので、同じ側で配線と接続することができる。図1〜3に示すように、配線接続口4aは発光装置の表面に露出されていることが好ましい。これにより、発光装置を土台に固定した後であっても配線作業を繰り返し行うことができるので、取り扱い性に優れた発光装置とすることができる。
図1〜3に示すように、発光面側から見て、第1配線接続部4−1は第1発光素子3−1及び第2発光素子3−2のそれぞれから略等距離の位置に設けられており、第2配線接続部4−2は第2発光素子3−2及び第3発光素子3−3のそれぞれから略等距離の位置に設けることができる。これにより、各発光素子3から配線接続部4までの距離を大きくすることができるので、発光素子からの光を配線接続部4で遮ることによる配光特性への悪影響を抑制することができる。
さらに、第1配線接続部4−1は第1発光素子3−1と第2発光素子3−2との間に設けられ、第2配線接続部4−2は第2発光素子3−2と第3発光素子3−3との間に設けられる。各配線接続部4を、第1方向における発光素子3の外側でなく内側に設けることにより、発光装置全体としての小型化が可能となる。
(駆動素子5)
基板2には、各発光素子3を駆動するための駆動素子5が設けられている。発光素子3の駆動方法は限定されないが、例えば定電流でパルス駆動することができる。
(防水部材6)
図2に示すように、基板2と透光部材7との間においては、各発光素子3及び駆動素子5の周囲に防水部材6を設けることができる。これにより、水による各電子部品の短絡を防ぐことができる。ここでは、第1発光素子3−1に第1防水部材6−1、第2発光素子3−2に第2防水部材6−2、第3発光素子3−3に第3防水部材6−3、駆動素子5に第4防水部材6−4を設けている。
(透光部材7)
透光部材7は、ベース部材1に対応した形状(より詳細にはベース部材1の上部平坦部1Aに対応した形状)をしており、ここではベース部材と同様に第1方向に延伸した形状をしている。
透光部材7の材料は限定されないが、透光性や加工性を考慮して例えばポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)からなる樹脂材料とすることができる。透光部材7には、発光素子3からの光をより均一に拡散させるために、シリカ等の光拡散材を含有させたり、表面にシボ加工を施したりすることができる。なお本明細書において、「透光部材」は必ずしも発光素子3からの光を完全に透過する必要はなく、少なくともその一部を透過できればよいものとする。
透光部材7には、ベース部材1の開口部1bに対応して突起部7bが設けられている。両者を嵌合させることにより、組立作業を容易に行うことができる。
各図に示すように、透光部材7は、第1発光素子3−1に対応する位置に設けられ第1発光素子3−1からの光を横方向に制御する第1レンズ部7c−1と、第2発光素子3−2に対応する位置に設けられ第2発光素子3−2からの光を横方向に制御する第2レンズ部7c−2と、第3発光素子3−3に対応する位置に設けられ第3発光素子3−3からの光を横方向に制御する第3レンズ部7c−3と、を有することができる。これにより、発光面側から発光装置を見た際に発光素子3の周辺のみが強く発光することを抑制することができる。
レンズ部7c(第1レンズ部7c−1、第2レンズ部7c−2及び第3レンズ部7c−3)を設けることにより、発光素子3からの光はより横方向に分散されるが、このとき光の通り道に配線8があれば発光装置としての配光特性が損なわれてしまう。したがって、本実施形態の発光装置は、レンズ部7を有する場合に特に有効である。
レンズ部7cの形状は限定されないが、例えば図1〜3に示すようにドーム形状の下段部と円柱形状の上段部から構成することができる。円柱形状の上段部は発光面側から見て中央が窪んでおり(図示せず)、これにより効果的に横方向の配光を得ることができる。発光素子3からの光を効率的に取り出すためには、発光素子3とレンズ7cとをできるだけ近くで配置させることが好ましい。
透光部材7には、発光装置の一辺(長辺)に沿って第1方向に延在する配線を固定するための配線固定部7d(第1配線固定部7d−1、第2配線固定部7d−2及び第3配線固定部7d−3)が設けられている。
より詳細には、透光部材7は、発光素子3の上に位置する本体部7aと、本体部7aから配線接続口4aが設けられている側(図3(a)では左側)と同じ側に延伸し且つその先端が背面側(土台側)に湾曲した配線固定部7dと、本体部7の上に設けられたレンズ部7cと、を有する(図1〜5参照)。ここで、図3(b)及び(c)に示すように、側面視において、レンズ部7cのそれぞれは、本体部7aの上面から突出しており、配線固定部7dのそれぞれの上面は本体部7aの上面よりも下方に位置していることが好ましい。これにより、レンズ部7cからの光が配線固定部7dで遮られることがないので、配光特性に優れた発光装置とすることができる。
図3(a)に示すように、第1配線固定部7d−1は第1発光素子3−1を通り第2方向(図3(a)の横方向)に伸びる直線上に位置し、第2配線固定部7d−2は第2発光素子3−2を通り第2方向に伸びる直線から離れて位置し、第3配線固定部7d−3は第3発光素子3−3を通り第2方向に伸びる直線上に位置していることが好ましい。縦置き時(図4(a)参照)及び横置き時(図4(b)参照)において、第1発光素子3−1の近傍(図4(a)では左真横、図4(b)では真下)に配線8を通す必要があるが、第1配線固定部7d−1を第1発光素子3−1の近傍(図4(a)では左真横、図4(b)では真下)に設けることにより、第1発光素子3−1からの光が配線により遮られることを確実に防止することができる。第3発光素子3−3と第3配線固定部7d−3との関係についても同様である。一方、縦置き時(図4(a)参照)及び横置き時(図4(b)参照)において、第2発光素子3−2の近傍(図4(a)では左真横、図4(b)では真下)に配線8を通す必要はないので、第2配線固定部7d−2については第2発光素子3−2の近傍(図4(a)では左真横、図4(b)では真下)から離すことにより、第2発光素子3−2からの光が配線により遮られることを抑制することができる。
ここでは、第2配線固定部7d−2を一箇所に設けているが、複数個所に設けることもできる。例えば、発光面側からみて、第2配線固定部7d−2を、第2発光素子3−2を通り第2方向に伸びる直線を挟んだ両側の2箇所に設けることもできる。具体的には、図3(a)において、第2発光素子3−2の上側と下側の両側に第2配線固定部7d−2を設けることができる。図4(a)では、配線固定部7dが左側となるように発光装置を縦に配置することで、第2配線固定部7d−2を第2発光素子3−2の上側に位置させている。これにより、上側からの配線が第2発光素子3−2の横を通ることがないので、配線による配光の悪影響はない。しかし、配線固定部7dが右側となるように発光装置を縦に配置すれば(図4(a)の発光装置を180度回転させた配置)、第2配線固定部7d−2が第2発光素子3−2の下側となってしまう。これでは、上側からの配線が第2発光素子3−2の横を通ることになるので、配線による配光の悪影響が生じうる。そこで、第2配線固定部7d−2を第2発光素子3−2の両側(例えば図3(a)の第2発光素子の上側と下側)に設けることにより、縦置き時において、第1方向のどちらを上側にして発光装置を配置させても、配線が第2発光素子3−2よりも下方にくることがないので、配線による配光への悪影響を抑制することができる。
さらに、ここでは透光部材7が配線固定部7d−1、7d−2及び7d−3を備える構成としたが、ベース部材1が配線固定部7d−1、7d−2及び7d−3の一部又は全部を備えることもできる。例えば、ベース部材1の下部平坦部1Bの一部を背面側から打ち抜き、その打ち抜き部を所定の形状として配線固定部とすることができる。
図1〜3に示すように、透光部材7には、基板2に載置された駆動素子5を収納するための収納部7fを設けることができる。収納部7fはその内側(透光部材7の裏側)に空間領域があり、その空間領域で駆動素子5を収納することができる。図3(b)及び(c)に示すように、収納部7fの上面はレンズ部7cの上面よりも下方に位置させることが好ましい。これにより、レンズ部7cから出射された光が収納部7fで遮られることによる配光特性の悪化を低減させることができる。さらに、収納部7fは配光特性に影響を与えにくいように発光素子3(レンズ部7c)から所定の距離で離して位置させることが好ましい。
図2に示すように、透光部材7は、第1配線接続部4−1を発光面側に露出させるための第1切欠き部7e−1と、第2配線接続部4−2を発光面側に露出させるための第2切欠き部7e−2と、を有することができる。これにより、各配線接続口4aを透光部材7から露出させることができるので、発光装置を土台に固定した後であっても、配線作業を繰り返し行うことができ取り扱い性の優れた発光装置とすることができる。切欠き部の代わりに開口部を採用することができることは言うまでもない。
発光装置を構成する各要素において、一の部材を複数の部材で構成してもよい。例えば、ここでは1つの部材である透光部材7が3つのレンズ部7cを含む構成としたが、それぞれのレンズ部7cを個々に含むように透光部材7を3つの部材で構成することもできる。
本実施形態の発光装置を複数並べて配置させることにより(図4参照)、例えば看板内の照明として利用することができる。
本発明に係る発光装置は、主に照明用光源として使用することができる。
1・・・ベース部材
2・・・基板
3−1・・・第1発光素子
3−2・・・第2発光素子
3−3・・・第3発光素子
4−1・・・第1配線接続部
4−2・・・第2配線接続部
5・・・駆動素子
6・・・防水部材
7・・・透光部材
7c−1・・・第1レンズ部
7c−2・・・第2レンズ部
7c−3・・・第3レンズ部
7d−1・・・第1配線固定部
7d−2・・・第2配線固定部
7d−3・・・第3配線固定部
8・・・配線

Claims (7)

  1. ベース部材と、前記ベース部材の上に配置された基板と、前記基板の上に第1方向に順に配置された第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子と、前記第1発光素子、前記第2発光素子及び前記第3発光素子の上に配置された透光部材と、を有する発光装置であって、
    発光面側から見て、
    前記基板の上には、前記第1発光素子と前記第2発光素子との間に配置され前記第1方向と垂直をなす第2方向における一方の側で配線と接続可能な第1配線接続部と、前記第2発光素子と前記第3発光素子との間に配置され前記一方の側で配線と接続可能な第2配線接続部と、が設けられており、
    前記ベース部材又は前記透光部材は、前記第1配線接続部よりも前記第1発光素子側に設けられ前記第1方向に延在する配線を前記一方の側で固定可能な第1配線固定部と、前記第1配線接続部と前記第2配線接続部との間に設けられ前記第1方向に延在する配線を前記一方の側で固定可能な第2配線固定部と、前記第2配線接続部よりも前記第3発光素子側に設けられ前記第1方向に延在する配線を前記一方の側で固定可能な第3配線固定部と、を有することを特徴とする発光装置。
  2. 前記ベース部材又は前記透光部材は、前記第1方向における両端部に設けられ前記第2方向に延在する配線を固定可能な第4配線固定部を有することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 発光面側から見て、
    前記第1配線接続部は、前記第1発光素子及び前記第2発光素子のそれぞれから略等距離の位置に設けられており、
    前記第2配線接続部は、前記第2発光素子及び前記第3発光素子のそれぞれから略等距離の位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 発光面側から見て、
    前記第1配線固定部は、前記第1発光素子を通り前記第2方向に伸びる直線上に位置し、
    前記第2配線固定部は、前記第2発光素子を通り前記第2方向に伸びる直線から離れて位置し、
    前記第3配線固定部は、前記第3発光素子を通り前記第2方向に伸びる直線上に位置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光装置。
  5. 発光面側から見て、
    前記第2配線固定部は、前記第2発光素子を通り前記第2方向に伸びる直線を挟んだ両側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
  6. 前記透光部材は、前記第1発光素子に対応する位置に設けられ前記第1発光素子からの光を横方向に制御する第1レンズ部と、前記第2発光素子に対応する位置に設けられ前記第2発光素子からの光を横方向に制御する第2レンズ部と、前記第3発光素子に対応する位置に設けられ前記第3発光素子からの光を横方向に制御する第3レンズ部と、を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の発光装置。
  7. 前記透光部材は、前記第1発光素子、前記第2発光素子及び前記第3発光素子の上に位置する本体部と、前記本体部から部分的に前記一方の側に延伸した前記第1配線固定部、前記第2配線固定部及び前記第3配線固定部と、前記本体部の上に設けられた前記第1レンズ部、前記第2レンズ部及び前記第3レンズ部と、を有し、
    側面視において、
    前記第1レンズ部、前記第2レンズ部及び前記第3レンズ部のそれぞれは、前記本体部の上面から突出しており、
    前記第1配線固定部、前記第2配線固定部及び前記第3配線固定部のそれぞれの上面は、前記本体部の上面よりも下方に位置していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の発光装置。
JP2010176939A 2010-08-06 2010-08-06 発光装置 Expired - Fee Related JP5459140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010176939A JP5459140B2 (ja) 2010-08-06 2010-08-06 発光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010176939A JP5459140B2 (ja) 2010-08-06 2010-08-06 発光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012038536A JP2012038536A (ja) 2012-02-23
JP5459140B2 true JP5459140B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=45850335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010176939A Expired - Fee Related JP5459140B2 (ja) 2010-08-06 2010-08-06 発光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5459140B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5511075B2 (ja) * 2010-09-15 2014-06-04 パナソニック株式会社 照明器具
JP2012243483A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Panasonic Corp Ledユニットおよび照明器具
US20150267874A1 (en) * 2012-11-02 2015-09-24 Sharp Kabushiki Kaisha Light source device
JP6135986B2 (ja) * 2013-02-12 2017-05-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明用光源及び照明装置
JP6223005B2 (ja) * 2013-06-12 2017-11-01 三菱電機株式会社 照明器具
KR101500608B1 (ko) * 2013-08-01 2015-03-10 주식회사 현대엘이디 렌즈형 채널사인 엘이디모듈
JP6316359B2 (ja) * 2016-08-25 2018-04-25 三菱電機株式会社 照明器具
JP6223517B2 (ja) * 2016-08-25 2017-11-01 三菱電機株式会社 固定具
JP6375397B2 (ja) * 2016-12-12 2018-08-15 江西美的貴雅照明有限公司 照明器具
KR101944375B1 (ko) * 2017-10-17 2019-02-01 주식회사 에이치엘옵틱스 디스플레이용 램프유닛

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179602U (ja) * 1985-04-26 1986-11-10
JPS6247012U (ja) * 1985-09-10 1987-03-23
JP4990116B2 (ja) * 2007-12-11 2012-08-01 シーアイ化成株式会社 商品陳列棚用照明装置及び陳列棚

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012038536A (ja) 2012-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5459140B2 (ja) 発光装置
JP2013219325A5 (ja)
WO2010026811A1 (ja) 照明装置およびそれを備えた液晶表示装置
WO2010026810A1 (ja) 照明装置およびそれを備えた液晶表示装置
JP2009069713A5 (ja)
JP2011527813A (ja) 光出力装置及び組立て方法
JP2002107722A (ja) 液晶表示装置
JP6437746B2 (ja) 回路基板および回路基板を有する照明装置
JP4596145B2 (ja) 面状照明装置
JP6198121B2 (ja) 発光モジュール及びそれを用いた照明装置
KR102132928B1 (ko) 조명장치 및 상기 조명장치를 포함하는 평판 디스플레이
JP2004119631A (ja) Ledモジュール
JP2013171874A (ja) 反射板アレイ、及びこれを備えた光照射装置
JP2007080531A (ja) Led照明器具
JP5337219B2 (ja) 字光式ナンバープレート用照明装置
JP6366557B2 (ja) 面状照明装置
KR101032606B1 (ko) 엘이디 조명모듈
JP6316045B2 (ja) 照明器具
JP6114575B2 (ja) 照明器具
JP5343571B2 (ja) 光源装置及び表示装置
KR200459122Y1 (ko) 발광 다이오드 조명장치
EP3495881A1 (en) Backlit display device
JP2015022986A (ja) 光源装置
JP2007073399A (ja) 照明装置及び電気光学装置
CN105008789B (zh) 具有led、电路板和光学元件的用于光输出的安排

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131230

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5459140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees