JP2005029082A - ハンド・フォーク・リフト - Google Patents

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Abstract

【課題】前輪の進路上に障害物が存在する場合にも操作性の高いハンド・フォーク・リフトを提供する。
【解決手段】ロード・ホイール22とステアリング・ホイール16との間にそれらよりも下方に突き出し得る補助ホイール24がフォーク12の後端部すなわちステアリング・ホイール16側に備えられているので、この補助ホイール24を下方に突き出させれば、補助ホイール24のみまたは補助ホイール24とステアリング・ホイール16とでフォーク12が支持されてロード・ホイール22が浮いた状態でハンド・フォーク・リフト10を移動させ得る。そのため、ロード・ホイール22の進路上に下面デッキのような障害物が存在しても、補助ホイール24で支持することによってフォーク12の先端を高くすることにより、容易にその障害物を越えてフォーク12を前進させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品が輸送等される際に載せられるパレット等を運搬するためのハンド・フォーク・リフトの改良に関する。
被運搬物を載せるための互いに平行な長手状の一対のフォークと、それら一対のフォークをその前端部において支持するための一対の前輪(すなわちロード・ホイール)と、それら一対のフォークをその後端部において支持するための一対の後輪(すなわちステアリング・ホイール)とを備え、それら一対のフォークを前記被運搬物の下部に差し入れ且つ所定の高さまで上昇させた状態でその被運搬物を運搬するためのハンド・フォーク・リフトが知られている。例えば、物品を単位数量に取りまとめて載せることにより荷役、輸送、保管するためのパレットに載せられた状態でその物品を運搬するに際して、このようなハンド・フォーク・リフトが用いられる(例えば特許文献1参照)。
特開平6−99863号公報
上記フォークは、ハンド・フォーク・リフトに備えられている操作ハンドルを前後に揺動させることによって油圧により上昇させられ、解除レバーを操作して油圧を解放することによって下降させられる。パレットを運搬するに際しては、フォークを差し入れて上昇させることによりパレットをその載置面から離隔させる。
ところで、上記パレットは一般に単面形、片面使用形、両面使用形に大別される。単面形は複数本の桁により連結された複数枚のデッキボードが片面のみに設けられたものであり、片面使用形および両面使用形はこれが両面に設けられたものである。そのため、後二者の方が丈夫であることから、一般の物流ではこれらが用いられている。
このようなパレットをハンド・フォーク・リフトで運搬する際には、複数本の桁の相互間にハンド・フォーク・リフトのフォークが差し入れられる。このとき、下面デッキを備えた片面使用形および両面使用形では、フォーク先端に備えられているロード・ホイールが下面デッキを乗り越えてパレットの下側に入らなければならない。しかしながら、一般的なパレットでは、デッキボードの厚さ寸法が例えば15(mm)程度と比較的厚く、これに対してロード・ホイールはその直径が例えば70〜80(mm)程度と比較的小さいので、デッキボードを乗り越えさせるために勢いを付けてハンド・フォーク・リフトを前進させる必要があり、延いてはフォークを適切な位置に差し入れ難い不都合があった。すなわち、ロード・ホイールの進路上に障害物が存在するため、ハンド・フォーク・リフトの操作性が著しく低下させられていた。しかも、例えばトラックの荷台等の狭い場所では勢いを付けることができないので、下面デッキを備えていない単面形パレットに物品を載せ替えて作業しなければならず、作業効率が著しく低くなる問題があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであって、その目的は、前輪の進路上に障害物が存在する場合にも操作性の高いハンド・フォーク・リフトを提供することにある。
斯かる目的を達成するため、本発明の要旨とするところは、被運搬物を載せるための互いに平行な長手状の一対のフォークと、それら一対のフォークをその前端部において支持するための一対の前輪と、それら一対のフォークをその後端部において支持するための一対の後輪とを備え、それら一対のフォークをその前端部側から前記被運搬物の下部に差し入れ且つ所定の高さまで上昇させた状態でその被運搬物を運搬するためのハンド・フォーク・リフトであって、(a)前記一対の前輪および前記一対の後輪の下端を結ぶ平面よりも下方に突き出し得る一対の補助輪を前記一対のフォークの後端部においてそれら一対の前輪と一対の後輪との間に備えたことにある。
このようにすれば、前輪と後輪との間にそれらよりも下方に突き出し得る補助輪がフォークの後端部すなわち後輪側に備えられているので、この補助輪を下方に突き出させれば、補助輪のみまたは補助輪と後輪とでフォークが支持されて前輪が浮いた状態でハンド・フォーク・リフトを移動させ得る。そのため、前輪の進路上に障害物が存在しても、補助輪で支持することによってフォークの先端を高くすることにより、容易にその障害物を越えてフォークを前進させることができる。したがって、前輪の進路上に障害物が存在する場合にも操作性の高いハンド・フォーク・リフトが得られる。しかも、補助輪のみで支持することにより、前輪および後輪で支持する場合に比較してハンド・フォーク・リフトの旋回半径を極めて小さくできることから、例えばトラックの荷台等の狭い場所でも容易に向きを変えることができるため、一層操作性が高められる。
なお、本願において「平行な長手状の一対のフォーク」は、略同一方向に沿って略平行に突き出したものであれば足り、厳密な平行であることを要しない。また、「突き出し得る」とは、前輪および後輪との相対的な関係において補助輪が上下し得ることを意味するものであり、補助輪は固定的に設けられていても、上下動可能に設けられていても差し支えない。
ここで、好適には、前記ハンド・フォーク・リフトは、前記一対の補助輪を前記平面よりも上側に収容する補助輪収容装置を含むものである。このようにすれば、フォークを前後輪のみで支持することができるため、前輪および後輪でフォークを支持して被運搬物を運搬する際に、中間に位置する補助輪によってハンド・フォーク・リフトの旋回が却って困難になる不都合が好適に緩和される。すなわち、補助輪はフォークを被運搬物の下部に差し入れる際に前輪を浮かせることによってその際の操作性を高め得るのであれば、ハンド・フォーク・リフトの移動中や被運搬物の運搬中等には何ら機能しなくとも良いのである。
また、好適には、前記一対のフォークを所定高さ位置まで上昇させた状態で前記前輪をそれら一対のフォーク内に収容する前輪収容装置を備えたものである。このようにすれば、フォークが最低高さ位置よりも所定高さまで上昇させられた状態で前輪がフォーク内に収容されるので、被運搬物の下側への挿入が一層容易になる。すなわち、ハンド・フォーク・リフトでは、フォークの上昇と前輪の突出しとが連動させられることにより、そのフォークを略水平に保ちつつ前後輪で支持して上昇させることが可能となっているが、下降時にはフォークが自重で下がることに連動して前輪が引き込まれるので、補助輪で支持した状態では前輪の引き込みが不十分となる。この結果、フォークを上昇させた状態では、前輪がフォークの下側に突き出した状態となるので、被運搬物の下側に差し入れられる先端部の厚さ寸法がその前輪の突出し高さだけ厚くなる。この態様によれば、補助輪で支持したまま、すなわちフォークが上昇した状態で前輪が収容されるので、フォーク先端厚さが前輪の突出しに起因して増大しない利点がある。
因みに、一般的なハンド・フォーク・リフトのフォークの厚さ寸法は45(mm)程度であるが、下面デッキの接地面から上面デッキの載置面までの高さ寸法が75(mm)程度の薄いパレットでは、それら下面デッキおよび上面デッキの厚さ寸法がそれぞれ15(mm)程度であるため、フォークを差し入れる空間の高さ寸法は45(mm)程度になる。そのため、フォークから前輪が下方に突き出していると、このような薄型のパレットにはハンド・フォーク・リフトを用いることができないが、上記態様によれば、前輪の突き出し高さ分だけ先端が薄くなるので、同じフォークの厚さ寸法のまま、薄型のパレットにも利用できる利点がある。
また、好適には、前記補助輪は、ハンド・フォーク・リフトの重心の近傍に備えられたものである。このようにすれば、フォークを補助輪のみで支持する際に必要な力が減じられるので補助輪のみで支持して旋回する作業が一層容易になる。
また、好適には、前記補助輪は、その回転軸の上下に伴って変位させられる操作杆を直接的または間接的に操作することにより、或いはその回転軸の上下に伴って変位させられる出力軸を備えた駆動装置を駆動させることにより、上下させられるものである。上記間接的な操作は例えばロッドやケーブルを介して行われ、また、上記駆動装置は、例えば油圧ポンプ、空気圧ポンプやモータなどで構成される。
また、好適には、前記補助輪は、前記前輪のフォークへの収容に連動して下降させられるものである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、寸法および形状は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例のハンド・フォーク・リフト10を示す斜視図である。図において、ハンド・フォーク・リフト10は、互いに平行且つ同一方向に向かって伸びる一対のフォーク12,12と、それら一対のフォーク12,12を図における左方に位置する後端部で連結する連結部材14と、その連結部材14の後方に位置する一対のステアリング・ホイール16,16と、フォーク12,12を昇降させるためにそれらステアリング・ホイール16,16の上方に位置する昇降機構部18と、その昇降機構部18を作動させるためのその後方に位置する操作ハンドル20とを備えたものである。本実施例においては、上記のステアリング・ホイール16が後輪に相当する。
上記のフォーク12,12は、幅寸法が例えば100〜200(mm)の範囲内、例えば150(mm)程度、長さ寸法が800〜1600(mm)の範囲内、例えば1200(mm)程度、厚さ寸法が例えば30〜45(mm)の範囲内、例えば45(mm)程度の薄板状の外形を備えたものであり、例えば150〜400(mm)の範囲内、例えば300(mm)程度の相互間隔を以て設けられている。なお、上記幅寸法および厚さ寸法は、例えば1500(kg)程度に設定されたフォーク12の最大積載重量に応じて定められるものである。また、図において右方に位置するフォーク12,12の前端部はやや先細りに構成されており、そこにはそれぞれロード・ホイール22,22が、また、後端部には補助ホイール24,24(図においては手前側に位置するものだけを図示)が、それぞれ水平方向に沿って伸び且つフォーク12の長手方向に垂直な回転軸回りの回転可能に取り付けられている。上記補助ホイール24は、昇降機構部18が存在することにより重量が集中した重心近傍に位置する。
上記ロード・ホイール22は、例えば直径が40〜80(mm)の範囲内、例えば70(mm)程度で、軸心方向における幅寸法が50〜80(mm)の範囲内、例えば56(mm)程度の大きさを備えたものである。このロード・ホイール22は、例えばウレタン等の比較的軟質の材料で構成されている。また、上記の補助ホイール24は、例えば直径が30〜50(mm)の範囲内、例えば38(mm)程度で、幅寸法が15〜30(mm)の範囲内、例えば20(mm)程度の大きさを備えたものである。この補助ホイール24は、例えばウレタン等の比較的軟質の材料で構成されたものである。後述するように、これらロード・ホイール22および補助ホイール24は、何れもフォーク12に略収納された状態と下方に突き出した状態との間で上下させられるものである。本実施例においては、上記のロード・ホイール22が前輪に相当する。
また、前記のステアリング・ホイール16,16は、例えば直径が100〜200(mm)の範囲内、例えば150(mm)程度で、幅寸法が30〜80(mm)の範囲内、例えば60(mm)程度の大きさを備えたものである。このステアリング・ホイール16は、例えば鉄製ホイールの外周面にウレタン等の軟質材料が嵌め付けられることによって構成されている。これらステアリング・ホイール16,16は、例えばフォーク12,12の相互間に位置しており、昇降機構部18から下方に向かって突き出して設けられた軸受26により各々の軸心回りの回転可能に支持され、その軸受26を鉛直方向の軸心回りに回動させることによってその向きが変化させられるものである。
また、前記の昇降機構部18は、上記ステアリング・ホイール16の上に位置し且つ上記軸受26の先端部が固定されたテーブル28と、その上にそのテーブル28に対して鉛直方向に沿って伸びる回動軸回りの相対回転可能且つその回動軸方向の相対移動不能に取り付けられたシリンダ30と、そのシリンダ30から鉛直方向に突出しおよび引き込み可能に設けられたピストン32と、そのシリンダ30を作動させるためにその側面に支持部材34を介して水平方向の回動軸回りの回動可能に取り付けられたハンドル・ロッド36と、フォーク12,12の後端部から上方に向かって設けられ且つピストン32の上端が揺動可能に嵌め入れられたピストン支持部38を上端部後方に備えたフレーム40等とから構成されている。フレーム40は、前記のフォーク12,12に溶接などにより一体的に構成されている。本実施例においては、フォーク12の後端部は、フレーム40,ピストン32及びシリンダ30、テーブル28、軸受26を介してステアリング・ホイール16によって実質的に支持されている。
そのため、ハンド・フォーク・リフト10は、操作ハンドル20を操作してハンドル・ロッド36を前後に揺動させると、シリンダ30の油圧が高められてピストン32が上方に突き出させられるので、その上端により支持されたフレーム40およびそれに固着されたフォーク12,12が上昇させられ、パレット等の被運搬物が運搬可能となる。また、操作ハンドル20に備えられている操作レバー42を操作すると、シリンダ30内の油圧が低下させられてピストン32が緩やかに引き込まれ、フォーク12,12が下降させられるので、被運搬物を運搬先に降ろすことが可能となる。フォーク12,12が最も下降させられた状態では、その上面の位置が路面すなわち被運搬物の載置面から例えば45(mm)程度の高さに位置する。なお、図において、41は、フレーム40にテーブル28を引きつけるためにフレーム40の上端部とテーブル28との間に掛け渡されたバネである。
図2は、前記の補助ホイール24の取付状態を説明するための左側面図であり、図3は、その下面側から見た状態を示す図である。補助ホイール24は、略長方形状の薄板から成る同一形状の2枚のタイヤ取付部材44の間に、それらの一端において挟まれた状態で取付ピン46によってその軸心回りの回転可能に取り付けられている。これらタイヤ取付部材44,44の長手方向の略中央部には、図3において上側に位置する一方(44a)から突き出す保持ピン48が取り付けられている。この保持ピン48には、図3において上側に位置する略半分の長さに亘って雄ねじが形成され、その長さ方向の中間部に位置するその雄ねじ部の基端にまで中間ナット50がねじ込まれている。タイヤ取付部材44aは、その中間ナット50によって上限位置が決定され且つ保持ピン48を貫通するピン52によって下限位置が決定された2枚のワッシャ54,54に挟まれることにより、その保持ピン48にその軸心方向の相対移動が略禁止され且つその軸心回りの相対回転が許容された状態で取り付けられているのである。そして、中間ナット50よりも突き出した雄ねじ部分においてフォーク12の側壁に設けられた貫通孔58に刺し通され、ナット60でその側壁に締め付け固定されている。なお、タイヤ取付部材44aおよび他方のタイヤ取付部材44bにはそれぞれ貫通孔56が設けられており、保持ピン48の先端はそのタイヤ取付部材44bの貫通孔56内に相対回転可能に嵌め入れられている。
また、タイヤ取付部材44の補助ホイール24の反対側の端部には、ピン62が取り付けられており、その中間部には、ロッド64がその一端に設けられている環状の孔部66aにおいて、そのピン62の軸心回りの相対回転可能に嵌め合わされている。このロッド64は、雄ねじ部の比較的長い2本のアイボルト68a,68bが比較的長い六角ナット70の両端からねじ込まれることによって構成されたものである。ロッド64は、図2における上方に向かって伸びた上端側に位置するアイボルト68bの孔部66bにおいて回動板72にボルト74によってその軸心回りの相対回転可能に取り付けられている。この回動板72は全体が略長方形状の薄板であり、フレーム40の内面に固定された支持部材76に、図における紙面に垂直なシャフト78の軸心回りの回転可能に取り付けられている。
そのため、その回動板72がシャフト78回りの例えば右回りに回動させられると、ロッド64が図における左右方向に揺動させられつつ下方に移動させられるので、そのロッド64の下端部に連結されているタイヤ取付部材44が保持ピン48回りの右回りに回動させられる。これにより、補助ホイール24が図示の位置から上方に移動させられることになる。反対に、回動板72が左回りに回動させられると、ロッド64が上方に移動させられるので、補助ホイール24は下方に移動させられる。なお、回動板72は、図に示されるようにその回動時にフレーム40の裏面と干渉することの無いようにその回動中心が設定されている。
図4は、上記の回動板72の取付状態を説明するための図2における右方から見たフレーム40の裏面を示す図である。回動板72は、フォーク12,12の各々に備えられている補助ホイール24,24の各々に対応するものがシャフト78の両端にそれぞれ溶接などの適宜の固定手段によって固定されている。回動板72には、ボルト74がねじ込まれた雌ねじ孔80が設けられている端部とは反対側の端部に貫通孔82が備えられており、シャフト78は、その先端部が貫通孔82内に嵌め入れられた状態で固定されている。このシャフト78は、フォーク12,12の大きさに応じて定められる補助ホイール24,24の相互間隔に応じた例えば400(mm)程度の長さ寸法と、例えば9.5(mm)程度の直径を備え、補助ホイール24,24の回転軸心に平行な水平方向に沿って伸びる円筒状部材である。なお、一対の回動板72,72は、シャフト78の軸心回りにおいて同一の周方向位置に取り付けられており、シャフト78の軸心に平行な方向から見たとき重なる位置にある。
また、上記シャフト78の中間部には、回動板72,72と平行でシャフト78の軸心回りにおいてそれらと同一位置に位置させられた回動板84が、その一端部に備えられた貫通孔86においてシャフト78に刺し通され且つ溶接などによって固定されている。この回動板84は、回動板72と略同一形状を備え且つ長さ寸法がそれよりもやや長くされたものである。また、回動板84の貫通孔86とは反対側の端部には雌ねじ孔88が備えられており、ロッド90がその一端に備えられた孔部92において、その雌ねじ孔88にねじ込まれたボルト94によって相対回動可能に取り付けられている。
また、フレーム40の裏面には、前記の支持板76と同一形状の支持板76,76が互いに平行に且つ同一高さ位置にボルト96を用いて固定されている。これら支持板76は、断面がL字状を成すものであり、そのL字の一方の平坦部においてフレーム40に取り付けられ且つ他方の平坦部の中央部に設けられた貫通孔98に前記のシャフト78が回動可能に刺し通されている。すなわち、シャフト78は、このようにして3枚の支持板76によってフレーム40の裏面にその軸心回りの回動可能に取り付けられているのである。
また、前記のロッド90は、上記の図4およびフレーム40の裏面を斜め方向から見た斜視図である図5に示すように、孔部92を有するアイボルト100を下端部に備えると共に、その雄ねじ部が下方からねじ込まれた比較的長い六角ナット102を中間部に備え、更に、操作ロッド104がその上方からナット102の軸心回りの相対回動可能に嵌め入れられたものである。この操作ロッド104は、細長い円柱状を成すものであって、その中間部にその軸心方向に垂直な操作ピン106がねじ込みなどによって固定されている。また、操作ロッド104の操作ピン106が設けられている部分は、掛止め装置108の円筒部110に挿入されており、その円筒部110に備えられている上下2つの切り欠き部112,114の何れかにその操作ピン106が位置させられるようになっている。
図6に掛止め装置108の右側面を示すように、上記2つの切り欠き部112,114は、連通路116を介して連通させられている。また、掛け止め部材108は、スリーブ118によってフレーム40の裏面から離隔させられた状態でボルト120によってそのフレーム40に固定されている。これにより、操作ロッド104の軸心方向がフレーム40の内面に略平行な状態で保持されている。なお、ロッド90のアイボルト100は、図5に示されるように孔部92に向かうに従ってフレーム40から離隔するように湾曲させられている。
このようにして保持されている操作ロッド104は、操作ピン106を図5に示した位置から切り欠き部114内を左側位置に回動させることにより図示の高さ位置で固定される一方、操作ピン106を図示の位置から連通路116を通って上方に引き上げ、上端位置で切り欠き部112内を左側位置に回動させることにより、図示の位置よりも上側の位置で固定される。このようにしてロッド90全体を上下動させると、その先端部の孔部92に相対回動可能に取り付けられている回動板84がシャフト78の軸心回りに回動させられるが、回動板84はそのシャフト78に相対回動不能に固定されているので、同様にシャフト78に固定されている回動板72,72が回動板84と同時にそれと同一方向に回動させられる。これにより、回動板72,72に相対回動可能に取り付けられている前記のロッド64が揺動しつつ上下動させられるので、これに伴って補助ホイール24,24が上下動させられることになる。
すなわち、ロッド90を上方に引き上げると、回動板84,72が図2における左回りに回動させられるので、補助ホイール24が下方に移動させられ、反対に、ロッド90を下方に下げると、回動板84,72が右回りに回動させられるので、補助ホイール24が上方に移動させられることになる。補助ホイール24は、このようにしてフォーク12に対する上下動が可能に構成されている。なお、回動板84の回動に伴ってアイボルト100の孔部92とフレーム40との間隔が僅かに変化させられるが、掛止め装置108と操作ロッド104との間にはその変化を許容する程度の緩みが設けられている。
図7は、このような補助ホイール24の上下操作を説明する図である。図において、一点鎖線が下降時を、実線が上昇時を表している。上記のように上下動させると、その下降時においては補助ホイール24がフォーク12から突き出させられ、反対に、その上昇時においてはフォーク12内に略収容される。後述するように、下降時(突出し時)には、その下端がステアリング・ホイール16と略同一高さに位置し、上昇時(引き込み時または収容時)には、その下端がステアリング・ホイール16よりも十分に高く接地し得ない高さに位置する。このような操作によって、補助ホイール24は、最も下側に突き出した位置と、最も上昇させられた位置との間で、例えば15(mm)程度だけ変位させられる。本実施例においては、ロッド64,回動板72,シャフト78等によって補助輪収容装置が構成されている。
また、図8は、前記のロード・ホイール22の上下動機構を説明する図である。なお、図においては一方の機構のみを示しているが、図示しない他方のロード・ホイール22も同様に構成されている。ロード・ホイール22は、その軸心回りの回転可能にアーム122で支持されている。アーム122は、アームピン124によってフォーク12に水平方向の回動軸回りの回動可能に取り付けられている。また、アーム122の図における上端部は、水平方向に沿って伸びる連結シャフト126によってその軸心回りの相対回動可能に連結ロッド128の先端部に連結されている。この連結ロッド128の図における左方に位置する後端部は、L字形のクランク130の一端に設けられた水平方向に沿って伸びる連結ピン132に、その軸心回りの相対回動可能に連結されている。このクランク130は、フレーム40に固定されたクランク・シャフト134によってその軸心回りの回動可能に支持されており、後方に伸びるL字形の他端部において、水平方向に沿って伸びるテーブル・ピン136によって、その軸心回りの相対回動可能にテーブル28に連結されている。
そのため、前述したように操作ハンドルを操作してシリンダ30からピストン32を突き出させることによってフォーク12,12を上昇させると、そのシリンダ30と相対移動不能に固定されているテーブル28に連結されているクランク130は、フォーク12,12と一体となってクランク・シャフト134が上昇させられるので、テーブル・ピン136回りの左回りであってクランク・シャフト134回りの左回りに回動させられる。クランク130が左回りに回動させられると、連結ピン132で連結されている連結ロッド128が図における右方に押される(すなわち移動させられる)ので、その先端部に連結されているアーム122は図におけるアーム・ピン124回りの右回りに回動させられ、ロード・ホイール22が下方に移動させられる。図8は、このようにしてフォーク12が上昇させられ且つロード・ホイール22が下方に突き出させられた状態を示している。
反対に、操作レバー42を操作することにより、図示の状態からピストン32を引き込んでフォーク12を下降させると、クランク130がクランク・シャフト134回りの右回りに回動させられるので、連結ロッド128が左方に移動させられることによりアーム122がアーム・ピン124回りの左回りに回動させられ、ロード・ホイール22がフォーク12に向かって上昇させられる。
図9は、上記のロード・ホイール22の上下動を説明する図である。図において、一点鎖線が下降時を、実線が上昇時を表している。上記のように上下動させられると、その下降時においてはロード・ホイール22がフォーク12から突き出させられ、反対に、その上昇時においてはフォーク12内に略収容される。上述したように、このロード・ホイール22の上下動はフォーク12の上下操作と連動しており、通常の使用状態では、フォーク12は、ロード・ホイール22およびステアリング・ホイール16によって支持されることにより略水平に保たれているが、上述したように補助ホイール24の使用時にはバネ41の引張り力によってフォーク12が強制的に最低高さまで下降させられ、フォーク12の先端部が水平状態よりも低くなり得る。
なお、上記のフォーク12の下降は、その自重に基づくものであるため、補助ホイール24が突き出した状態にあると、その補助ホイール24が接地した後はフォーク12が下降させられない。そのため、それに連動するロード・ホイール22の引き込みが途中で停止させられると引き込みが不十分となるが、このときには、バネ41によってフレーム40にテーブル28が引きつけられることによりピストン32が引き込まれるので、クランク130が図8および図9における右回り方向に最も回動させられた状態になり、補助ホイール24が下方に突き出した状態では、ロード・ホイール22がフォーク12内に収容されることによってフォーク12が浮いた状態になり得る。このバネ41の引張り強さは、操作ハンドル20を揺動させてシリンダ30の油圧を高めたときのフォーク12の上昇を許容し、且つ、油圧を開放したときにシリンダ30、テーブル28、およびステアリング・ホイール16等の自重によりピストン32をそのシリンダ30から突き出させる方向に作用する荷重に抗してそのピストン32をそのシリンダ30内に押し込む程度の大きさに設定されているのである。このため、フォーク12はバネ41が備えられていない場合と同様に上昇させることができ、また、補助ホイール24を降ろしている場合にもフォーク12が最低高さまで下降させられる。本実施例においては、バネ41によって前輪収容装置が構成されている。
以上のように構成されたハンド・フォーク・リフト10は、例えば、図10(a)〜(f)に模式図を示すように用いられる。(a)は、フォーク12を僅かに上昇させると共に、補助ホイール24を下方に突き出した段階を示している。(b)に示す段階では、運搬しようとするパレット138の近傍までハンド・フォーク・リフト10を導き、そのフォーク12がパレット138の図示しない桁板間に位置させられている。このパレット138は、例えば、小型パレットと称されるものであって、例えば、L判(110(mm)×80(mm)、高さ80〜100(mm)程度)、K判(95(mm)×65(mm)、高さ80〜100(mm)程度)の寸法を備えている。本実施例のハンド・フォーク・リフト10は、このようなパレット138に好適に用いられる。
(c)に示す段階は、操作レバー42を操作することによってフォーク12をその自重とバネ41の引張り力の作用とに基づいて最低位置まで下げた状態を示している。フォーク12が最低位置まで下げられることにより、それに連動しているロード・ホイール22がフォーク12内に収容されており、そのフォーク12の先端が路面に接した状態となっている。すなわち、ロード・ホイール22の下端とステアリング・ホイール16の下端との結ぶ平面よりも、補助ホイール24が下側に突き出させられる。このとき、ステアリング・ホイール16は路面から僅かに浮いた状態になる。
(d)に示す段階では、操作ハンドル20を保持してステアリング・ホイール16を押下げることにより、フォーク12の先端がパレット138の上面デッキ140と下面デッキ142との間の高さに位置し、且つ補助ホイール24のみで支持した状態となるようにバランスを取る。すなわち、フォーク12の先端をパレット138の入口高さに合わせる。なお、上面デッキ140および下面デッキ142は、何れも例えば15(mm)程度の厚さ寸法を備えたものである。そのため、それらの間のフォーク挿入口高さは、例えば50(mm)〜70(mm)程度になっている。
(e)に示す段階は、ハンド・フォーク・リフト10を前進させ、フォーク12をパレット138内に挿入した状態を示している。このとき、ロード・ホイール22が略引き込まれてフォーク12の先端が浮いた状態になっていることから、下面デッキ142がフォーク12の進路上に存在していても、その下面デッキ142は何らフォーク12の進入を妨げないので、容易に挿入操作ができる。またロード・ホイール22が略引き込まれることに伴って、フォーク12の先端部は、その厚さ寸法がフォーク12自身の厚みに略等しい45(mm)程度であるので、譬え挿入口が50(mm)程度の比較的狭いパレット138であっても容易にフォーク12を差し入れることができる。
このようにしてフォーク12を挿入した後、ロード・ホイール22を当初の高さ位置まで突出し、通常のハンド・フォーク・リフト10の使用操作に従ってフォーク12を上昇させる。これにより、フォーク12の上面位置が上面デッキ140の下面位置よりも高くされると共に、ロード・ホイール22が突き出させられることによってロード・ホイール22およびステアリング・ホイール16によってフォーク12が支持されるので、パレット138がその載置面から上昇させられ、運搬が可能な状態になる。
要するに、本実施例によれば、ロード・ホイール22とステアリング・ホイール16との間にそれらよりも下方に突き出し得る補助ホイール24がフォーク12の後端部すなわちステアリング・ホイール16側に備えられているので、この補助ホイール24を下方に突き出させれば、補助ホイール24のみまたは補助ホイール24とステアリング・ホイール16とでフォーク12が支持されてロード・ホイール22が浮いた状態でハンド・フォーク・リフト10を移動させ得る。そのため、ロード・ホイール22の進路上に下面デッキ142のような障害物が存在しても、補助ホイール24で支持することによってフォーク12の先端を高くすることにより、容易にその障害物を越えてフォーク12を前進させることができる。したがって、ロード・ホイール22の進路上に障害物が存在する場合にも高い操作性の高いハンド・フォーク・リフト10が得られる。
しかも、補助ホイール24のみで支持することにより、ロード・ホイール22およびステアリング・ホイール16で支持する場合に比較してハンド・フォーク・リフト10の旋回半径を極めて小さくできることから、例えばトラックの荷台等の狭い場所でも容易に向きを変えることができるため、一層操作性が高められる。すなわち、従来のハンド・フォーク・リフトでは、フォーク12が常にロード・ホイール22およびステアリング・ホイール16で支持されており、ステアリング・ホイール16を軸受26回りに回動させた状態でロード・ホイール22回りに回動させることによって旋回していたため、比較的大きな旋回半径が必要であったが、本実施例によれば、補助ホイール24,24のみで支持することができるため、それらの中間位置を回転中心としてハンド・フォーク・リフト10を極めた小さな旋回半径で旋回させることが可能となるのである。
また、本実施例によれば、補助ホイール24がフォーク12内に収容可能に構成されているため、フォーク12をロード・ホイール22およびステアリング・ホイール16で支持することができるため、中間に位置する補助ホイール24によってハンド・フォーク・リフト10の旋回が却って困難になる不都合が好適に緩和される。すなわち、補助ホイール24はフォーク12をパレット138の下部に差し入れる際にロード・ホイール22を浮かせることによってその際の操作性を高め得るのであれば、ハンド・フォーク・リフト10の移動中やパレット138等の運搬中等には何ら機能しなくとも良いのである。
また、本実施例によれば、フォーク12を最低高さ位置よりも上昇させた状態でロード・ホイール22をフォーク12内に収容するバネ41が備えられているため、パレット138等の下側への挿入が一層容易になる。
また、本実施例においては、補助ホイール24がハンド・フォーク・リフト10の重心の近傍に備えられたいるため、フォーク12を補助ホイール24のみで支持する際に必要な力が減じられるので補助ホイール24のみで支持して旋回する作業が一層容易になる。
以上、本発明を図面を参照して詳細に説明したが、本発明は更に別の態様でも実施できる。
例えば、実施例においては、補助ホイール24がフォーク12内に収容可能に構成されていたが、フォーク12の下面に固定的に設けられていても差し支えない。
また、実施例においては、バネ41が備えられることにより、補助ホイール24を突き出した状態でロード・ホイール22がフォーク12内に収容されていたが、そのようなバネ41が備えられておらず、補助ホイール24で支持した際には補助ホイール24で支持していない場合に比較してロード・ホイール22の収容状態が浅くなるハンド・フォーク・リフトにも本発明は同様に適用される。
また、実施例においては、ロード・ホイール22および補助ホイール24のフォーク12への収容状態において、その一部がフォーク12から僅かに下方にはみ出していたが、完全に収容されるように構成することもできる。
また、実施例においては、補助ホイール24が例えば15(mm)程度の範囲で上下させられていたが、その昇降範囲は、補助ホイール24のみで支持した状態での移動が容易で、しかも、補助ホイール24の収容時にステアリング・ホイール16およびロード・ホイール22の下端を結ぶ平面よりも引っ込んだ状態になるのであれば、適宜変更することができる。
また、実施例に示した各部の寸法や形状等は、一例であり、各部の寸法や形状等は、ハンド・フォーク・リフト10の用途に応じて適宜定められる。
また、実施例においては、バネ41が前輪収容装置を構成していたが、補助ホイール24が接地したときにフォーク12を最低高さ位置まで下降させることができるのであれば、油空圧シリンダや電動モータ等の種々の駆動装置や、駆動力或いは手動で操作する梃子などによって前輪収容装置を構成することもできる。
また、実施例においては、補助ホイール24がタイヤ取付部材44に軸支され、且つそのタイヤ取付部材44が操作ロッド104で操作される機械的なリンク機構で回動させられることによって補助ホイール24がフォーク12から突き出させられ或いは引き込まれるように構成されていたが、斯かる補助輪収容装置は、他の種々のリンク機構で構成することができ、また、補助ホイール24の回転軸を上下させる油空圧シリンダ或いは電動モータ等の駆動装置や、手動操作する梃子などの種々の構成を採用することができる。
また、実施例においては、フォーク12が自重に基づいて下降するように構成されていたが、フォーク12を下降させる駆動装置が備えられていても差し支えない。
また、実施例においては、フォーク12が操作ハンドル20を操作してシリンダ30内の油圧を高めることで上昇させられていたが、このフォーク12の上昇機構はこの態様に限られず、他の手動による方法や電動モータ等の機械的駆動力を用いる方法等を適宜採用できる。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るものである。
本発明の一実施例のハンド・フォーク・リフト10の全体を示す斜視図である。 図1のハンド・フォーク・リフト10の補助ホイールの取付構造を説明するための要部左側面図である。 図2における下方から見た状態を示す底面図である。 カバーの裏面に備えられている補助ホイールの上下操作機構を説明するための図である。 補助ホイールの上下操作機構を説明するためのカバー裏面側から見た斜視図である。 補助ホイールの上下操作レバー近傍を拡大して示す図である。 補助ホイールの上下操作を説明するための図である。 ロード・ホイールの上下動作機構を説明するための右側面の一部を切り欠いて示す図である。 ロード・ホイールの上下動作を説明するための図である。 (a)〜(f)は、本発明のハンド・フォーク・リフト10の使用方法を説明するための模式図である。
符号の説明
10:ハンド・フォーク・リフト、12:フォーク、16:ステアリング・ホイール、22:ロード・ホイール、24:補助ホイール

Claims (3)

  1. 被運搬物を載せるための互いに平行な長手状の一対のフォークと、それら一対のフォークをその前端部において支持するための一対の前輪と、それら一対のフォークをその後端部において支持するための一対の後輪とを備え、それら一対のフォークをその前端部側から前記被運搬物の下部に差し入れ且つ所定の高さまで上昇させた状態でその被運搬物を運搬するためのハンド・フォーク・リフトであって、
    前記一対の前輪および前記一対の後輪の下端を結ぶ平面よりも下方に突き出し得る一対の補助輪を前記一対のフォークの後端部においてそれら一対の前輪と一対の後輪との間に備えたことを特徴とするハンド・フォーク・リフト。
  2. 前記一対の補助輪を前記平面よりも上側に収容する補助輪収容装置を含むものである請求項1のハンド・フォーク・リフト。
  3. 前記一対のフォークを所定高さ位置まで上昇させた状態で前記前輪をそれら一対のフォーク内に収容する前輪収容装置を備えたものである請求項1のハンド・フォーク・リフト。
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