JP2005028687A - 画像処理装置,情報処理装置およびメモリディスク管理方法 - Google Patents

画像処理装置,情報処理装置およびメモリディスク管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、予期しない障害を防ぎつつメモリディスクの利用が可能な画像処理装置,情報処理装置およびメモリディスク管理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】仮想記憶機能を備え、仮想記憶機能を利用して画像形成に係る処理を行う画像処理装置1であって、物理メモリ領域に割り当てられている仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方に、メモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成するメモリディスク管理手段を有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリディスクを利用する画像処理装置,情報処理装置およびそのような画像処理装置,情報処理装置で行うメモリディスク管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下、融合機という)が知られるようになった。この融合機は、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作させるものである。
【0003】
なお、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応するソフトウェアは、UNIX(登録商標)等のオペレーティングシステム(以下、OSという)上で動作する。特許文献1には、上記のような融合機の一例が記載されている。
【0004】
このような融合機では、ハードディスク装置(以下、HDDという)が装着されていることを前提とした機能、例えばEメール通知機能,PDFダイレクトプリント機能,スキャナEメール機能,プリンタフォントダウンロード機能などが設けられている。
【0005】
一方、従来の融合機の一部では、大容量の2次記憶装置が必要でない場合に実装コスト等を考慮して、HDDに代わってメモリディスク(以下、RAMディスクと言う)が利用されている。RAMディスクとは、RAMをディスク装置として利用する技術である。RAMディスクは、融合機に搭載されたOSの機能により実現され、OSが管理する物理メモリ領域をディスク装置のように見せることで行われていた。特許文献2には、上記のようなRAMディスクの一例が記載されている。
【0006】
したがって、HDDが装着されていない融合機では、HDDが装着されていることを前提とした機能、例えばEメール通知機能,PDFダイレクトプリント機能,スキャナEメール機能,プリンタフォントダウンロード機能などをHDDに代わってRAMディスクで利用していた。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−84383号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平11−85607号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来、RAMディスク用メモリ領域は、OSの管理する物理メモリ領域の一部に確保されていた。このため、メモリ制約の厳しい融合機では、RAMディスク用メモリ領域の確保により、プロセス動作のための物理メモリ領域が充分確保できない恐れがあった。
【0010】
また、マルチプロセスを実現するOSは、例えば仮想記憶機能を用いて各プロセスごとに別の仮想記憶用メモリ領域を提供する。仮想記憶機能を用いる融合機は、各プロセスが必要とする仮想記憶用メモリ領域を考慮し、仮想記憶用メモリ領域を物理メモリ領域に確保していた。
【0011】
このようなOSでは、物理メモリ領域に割り当てられている仮想記憶用メモリ領域の一部にRAMディスク用メモリ領域を確保するため、RAMディスク用メモリ領域が大きくなるとプロセス動作のための物理メモリ領域が充分確保できない恐れがあった。
【0012】
前述した場合のようにプロセス動作のための物理メモリ領域が充分確保できないと、融合機はプロセス動作の不具合など予期しない障害を生じる可能性があるという問題があった。
【0013】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、予期しない障害を防ぎつつメモリディスクの利用が可能な画像処理装置,情報処理装置およびメモリディスク管理方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、仮想記憶機能を備え、前記仮想記憶機能を利用して画像形成に係る処理を行う画像処理装置であって、物理メモリ領域に割り当てられている仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方に、メモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成するメモリディスク管理手段を有することを特徴とする。
【0015】
また、本発明は、仮想記憶機能を備え、前記仮想記憶機能を利用して所定の処理を行う情報処理装置であって、物理メモリ領域に割り当てられている仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方に、メモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成するメモリディスク管理手段を有することを特徴とする。
【0016】
また、本発明は、仮想記憶機能を備えた画像処理装置の物理メモリ領域にメモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成する画像処理装置のメモリディスク管理方法であって、物理メモリ領域に割り当てられている仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方を選択する段階と、選択した仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方に、メモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成する段階とを有することを特徴とする。
【0017】
本発明によれば、メモリディスクを作成する際に、メモリイメージを使うことでディスクフォーマット機能等を搭載することなくファイルフォーマット済みのメモリディスクを簡便に作成することができる。また、本発明によれば時間のかかるディスクフォーマット処理を省くことができる。
【0018】
内容が空のファイルシステムのメモリイメージは一般に0連続等であり、非常に圧縮率が高い。このため、本発明によればメモリディスク容量を固定することで少数のメモリイメージを搭載するだけで済み、ディスクフォーマット機能プログラムを搭載するよりもROM容量を削減できる。
【0019】
したがって、本発明によれば、予期しない障害を防ぎつつメモリディスクの利用が可能な画像処理装置,情報処理装置およびメモリディスク管理方法を実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。なお、以下の実施例では、画像処理装置の一例としての融合機の処理を説明するが、RAMディスクを利用する如何なる画像処理装置,情報処理装置であってもよい。
【0021】
図1は、本発明による融合機の一実施例の構成図を示す。融合機1は、プロッタ11,スキャナ12,ファクシミリなどのハードウェアリソース13,ソフトウェア群20,融合機起動部50を有するように構成される。また、ソフトウェア群20はアプリケーション30,プラットフォーム40を有するように構成される。
【0022】
アプリケーション30は、プリンタ,コピー,ファクシミリ,スキャナなどの画像形成処理にかかる処理を行うものである。アプリケーション30は、ページ記述言語(PDL,PCL)およびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ31と,コピー用アプリケーションであるコピーアプリ32と,ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ33と,スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ34と,ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ35と,工程検査用アプリケーションである工程検査アプリ36とを有している。
【0023】
また、プラットフォーム40はアプリケーション30からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生するコントロールサービス層と,例えばUNIX(登録商標)等のOS41と,1つ以上のハードウェア資源の管理を行ってコントロールサービス層からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)43とを有するように構成されている。
【0024】
図1のコントロールサービス層は、システムコントロールサービス(以下、SCSという)42と,エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)44と,メモリコントロールサービス(以下、MCSという)45と,オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)46と,ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)47と,ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)48とをサービスモジュールとして有するように構成されている。
【0025】
なお、プラットフォーム40は予め定義されている関数によりアプリケーション30からの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェース(以下、APIという)を有するように構成されている。OS41は、アプリケーション30およびプラットフォーム40の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
【0026】
SRM43は、SCS42と共にシステムの制御およびリソースの管理を行うプロセスである。例えばSRM43は、プロッタ11やスキャナ12等のエンジン部,メモリ,HDD,ホストI/O(セントロニクスインターフェース,ネットワークインターフェース,IEEE1394インターフェース,RS232Cインターフェース)等のハードウェア資源を利用する上位層からの要求に従って調停を行い、実行制御する。
【0027】
具体的に、SRM43は要求されたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM43は上位層からの要求に対してハードウェア資源の利用に関するスケジューリングを行い、例えばエンジン部による紙搬送と作像動作,メモリ確保,ファイル生成などの要求内容を直接実施している。
【0028】
SCS42は、アプリケーション30の管理,操作部の制御,システム画面の表示,LEDの表示,リソースの管理,アプリケーション30による割り込みの制御を行うプロセスである。ECS44は、プロッタ11,スキャナ12,その他のハードウェアリソース13のエンジン部の制御を行うプロセスである。
【0029】
MCS45は、メモリ領域の取得および解放,HDDの利用,画像データの圧縮および伸張などを行うプロセスである。OCS46は、オペレータと本体制御との間で情報伝達を行うオペレーションパネルの制御を行うプロセスである。
【0030】
FCS47は、システムコントローラの各アプリケーション層からPSTNまたはISDN網を利用したファクシミリの送受信,BKM(バックアップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用,ファクシミリの読み取り,ファクシミリの受信印刷および送受信を行うためのアプリケーションを提供するプロセスである。
【0031】
NCS48は、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーション30に対して共通に利用できるサービスを提供するプロセスであり、ネットワーク側から受信した各種プロトコルのデータをアプリケーション30に振り分けたり、アプリケーション30からのデータを各種プロトコルでネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
【0032】
図2は、本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図を示す。融合機1は、コントローラボード60と,オペレーションパネル70と,ファックスコントロールユニット(以下、FCUという)80と,USBインターフェース90と,IEEE1394インターフェース100と,エンジン部110とを有するように構成される。
【0033】
オペレーションパネル70は、コントローラボード60のASIC62に直接接続されている。また、FCU80,USBインターフェース90,IEEE1394インターフェース100およびエンジン部110は、コントローラボード60のASIC62にPCIバスなどで接続されている。
【0034】
コントローラボード60は、CPU61と,ASIC62と,SRAM(Static RAM)63と,SDRAM(Synchronous DRAM)64と,フラッシュメモリ65と,NVRAM(Nonvolatile RAM)66とを有するように構成される。なお、コントローラボード60を構成するCPU61,SRAM63,SDRAM64,フラッシュメモリ65,NVRAM66等は、ASIC62に接続されている。
【0035】
CPU61は、融合機1の制御を行うものである。CPU61は、OS41上でSCS42,SRM43,ECS44,MCS45,OCS46,FCS47およびNCS48をそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション30を形成するプリンタアプリ31,コピーアプリ32,ファックスアプリ33,スキャナアプリ34,ネットファイルアプリ35および工程検査アプリ36を起動して実行させる。
【0036】
ASIC62は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。SRAM63およびSDRAM64は、本発明における物理メモリ領域を構成する。SRAM63およびSDRAM64の物理メモリ領域の一部には、OSや各種プロセスなどの利用する仮想記憶用メモリ領域や後述するRAMディスク用メモリ領域が割り当てられている(マッピング)。
【0037】
フラッシュメモリ65は、ブートプログラム,OS41,フラッシュファイルシステムが格納されている。フラッシュファイルシステムは、アプリケーション30またはプラットフォーム40を構成する各プログラム,後述する初期設定記述ファイルやファイルシステムイメージファイル等が格納されている。
【0038】
NVRAM66は、後述するように、オペレータが選択したRAMディスク容量が格納されている。また、オペレーションパネル70は、オペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。
【0039】
図1の融合機起動部50は、融合機1の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション30やプラットフォーム40を起動するものである。図3は、融合機起動部の一例の構成図を示す。融合機起動部50は、ROMモニタ51と,プログラム起動部52とを有する。
【0040】
融合機1の電源が投入されると、フラッシュメモリ65のブートプログラムによりROMモニタ51が実行される。ROMモニタ51は、ハードウェアの初期化,コントローラボードの診断,ソフトウェアの初期化,OS41の起動などを行う。
【0041】
プログラム起動部52はOS41から呼び出されるものであり、SRAM63およびSDRAM64上の物理メモリ領域を確保する。そして、プログラム起動部52は、アプリケーション30やプラットフォーム40を構成する各プログラムをフラッシュメモリ65から読み出し、読み出した各プログラムをSRAM63およびSDRAM64上に確保した物理メモリ領域に転送して起動するものである。
【0042】
次に、融合機1のメモリ管理について説明する。図4は、SRAMおよびSDRAM上に確保された物理メモリ領域の一例のメモリマップである。SRAM63およびSDRAM64上に確保された物理メモリ領域には、アプリケーション30やプラットフォーム40を構成する各プログラムが使用する仮想記憶用メモリ領域(VM領域)と,画像データを扱う画像データ用メモリ領域(プレマップ領域)とが確保される。
【0043】
仮想記憶用メモリ領域は、OS41により管理される。OS41は、ページング記憶方式などにより例えば4kバイト単位で物理メモリ領域を管理し、各プログラムが利用する仮想記憶用メモリ領域にマッピングして利用する。
【0044】
画像データ用メモリ領域は、OS41により管理されない。画像データ用メモリ領域は、画像データをリニアな物理メモリ領域で扱えるように確保される。画像データ用メモリ領域を利用すると、DMA(Direct Memory Access)機能がある場合に、4kバイトのページング単位でDMAを設定する必要がなく、ハードウェアの制約を低くすることができる。したがって、融合機1は画像データ用メモリ領域を利用することにより、DMAのコストを削減できる。
【0045】
次に、HDDの代わりにRAMディスクを利用する融合機1のメモリ管理について説明する。図5は、RAMディスク用メモリ領域が確保された物理メモリ領域の一例のメモリマップである。
【0046】
図5(a)は、RAMディスク用メモリ領域が画像データ用メモリ領域に確保されたメモリマップである。図5(a)のメモリマップでは、OS41により管理されない画像データ用メモリ領域の一部にRAMディスク用メモリ領域を確保している。図5(b)は、RAMディスク用メモリ領域が仮想記憶用メモリ領域に確保されたメモリマップである。図5(b)のメモリマップでは、OS41により管理される仮想記憶用メモリ領域の一部にRAMディスク用メモリ領域を確保している。なお、図5(a)及び図5(b)のRAMディスク用メモリ領域は融合機1の起動時に確保される。
【0047】
図5(c)は、RAMディスク用メモリ領域が画像データ用メモリ領域に確保されたメモリマップである。図5(c)のRAMディスク用メモリ領域は、融合機1の起動後、必要なときに確保される。したがって、図5(c)のメモリマップでは、画像データ用メモリ領域のうち使用されていないメモリ領域にRAMディスク用メモリ領域が確保される。
【0048】
以下、図5(a)〜図5(c)のRAMディスク用メモリ領域を確保するための処理について説明していく。図6は、オペレータにRAMディスク容量を選択させる処理の一例の説明図である。図7は、オペレータにRAMディスク容量を選択させる処理の一例のフローチャートである。なお、図6では説明に必要のない融合機1の構成を適宜省略している。
【0049】
まず、オペレータは操作部やオペレーションパネル70を操作することで、RAMディスク容量を選択する旨の指示を融合機1に対して行う。オペレータからのRAMディスク容量を選択する旨の指示が供給されると、融合機1はステップS10に進み、SCS42がOCS46に対してオペレーションパネル70にRAMディスク容量を選択させるためのRAMディスク容量選択画面を描画するよう画面構成要素を配置させる。
【0050】
ステップS11に進み、融合機1はRAMディスク用メモリ領域の容量リミット記述に基づき、オペレータが選択できないRAMディスク容量を判定し、オペレータが選択できないRAMディスク容量を選択させないように画面構成要素をグレイアウトする。
【0051】
図8は、RAMディスク容量を選択させるためのRAMディスク容量選択画面の一例のイメージ図である。図9は、RAMディスク容量を選択させるためのRAMディスク容量選択画面の他の一例のイメージ図である。
【0052】
図8の画面は、PDFダイレクトプリント用のRAMディスク容量を、1つ以上のRAMディスク容量候補(例えば、1MB,2MB,4MB,8MB,16MB)から選択させるように構成されている。図8では、RAMディスク容量として4MBが選択されている。
【0053】
なお、ステップS11の処理でRAMディスク容量候補のうち8MBおよび16MBが選択できないと判定すると、融合機1は図8の画面のうち8MBおよび16MBを表示する部分の画面構成要素をグレイアウトする。
【0054】
図9の画面は、オペレータが使用可能な機能(例えば、Eメール通知機能)を使用するか否かを選択させるように構成されている。例えば図9では、Eメール通知機能の使用を表す「使用する。」が選択されている。図9の画面で機能の使用が選択されると、Eメール通知機能に必要なRAMディスク容量が例えば機能とRAMディスク容量とが対応付けられて設定されているテーブル等に基づき選択される。なお、図9の画面で機能の不使用を表す「使用しない。」が選択されると、Eメール通知機能用のRAMディスク容量として0MBが選択される。
【0055】
なお、ステップS11の処理でEメール通知機能に必要なRAMディスク容量が選択できないと判定すると、融合機1は図9の画面のうちEメール通知機能の使用を表す「使用する。」の部分の画面構成要素をグレイアウトする。
【0056】
オペレータは、図8または図9の画面の表示されたオペレーションパネル70を操作することでRAMディスク容量を選択する。ステップS12に進み、融合機1はオペレータにより選択されたRAMディスク容量を取得する。オペレータにより選択されたRAMディスク容量は、OCS46を介してSCS42に通知される。
【0057】
ステップS13に進み、SCS42は、通知されたRAMディスク容量をNVRAM66の所定領域に書き込む。NVRAM66に書き込まれるRAMディスク容量は、例えばオペレータが使用可能な機能ごとのRAMディスク容量であってもよいし、各機能ごとのRAMディスク容量を合計したRAMディスク容量であってもよい。
【0058】
図5(a)および図5(b)のRAMディスク用メモリ領域は、融合機1の起動時に確保される。図10は、RAMディスク用メモリ領域を確保するための処理の一例の説明図である。図11は、RAMディスク用メモリ領域を確保するための処理の一例のフローチャートである。なお、図10では説明に必要のない融合機1の構成を適宜省略している。
【0059】
融合機1の起動時、プログラム起動部52は起動処理の一部として図11のフローチャートの処理を行う。ステップS20では、プログラム起動部52が、NVRAM66の所定領域に書き込まれたRAMディスク容量を取得する。
【0060】
ステップS21に進み、プログラム起動部52はステップS20で取得したRAMディスク容量が0か否かを判定する。RAMディスク容量が0であると判定すると(S21においてYES)、プログラム起動部52は処理を終了する。RAMディスク容量が0でないと判定すると(S21においてNO)、プログラム起動部52はステップS22に進み、RAMディスク用メモリ領域を確保するメモリ領域としてプレマップ領域が指定されているか否かを判定する。RAMディスク用メモリ領域を確保するメモリ領域は、例えば初期設定記述ファイル120に指定されている。
【0061】
プレマップ領域が指定されていると判定すると(S22においてYES)、プログラム起動部52はステップS23に進み、図12のような容量リミットチェックを行う。図12は、容量リミットチェックの処理の一例のフローチャートである。
【0062】
ステップS30に進み、プログラム起動部52はリミット指定があるか否かを判定する。プログラム起動部52は、例えば初期設定記述ファイル120に図13のようなRAMディスクリミット(rdlimit)コマンドが記述されているか否かでリミット指定があるか否かを判定する。
【0063】
図13は、RAMディスクリミットコマンドの一例について説明する説明図である。RAMディスクリミットコマンドは、融合機1に搭載されているRAM容量と、RAMディスクのマウント後に残しておくプレマップ領域の容量とを指定する。
【0064】
例えば図13のRAMディスクリミットコマンドの一例では、融合機1に搭載されているRAM容量が128MBより大きければプレマップ領域の容量を32MB、融合機1に搭載されているRAM容量が64MBより大きければプレマップ領域の容量を16MB、融合機1に搭載されているRAM容量が32MBより大きければプレマップ領域の容量を8MB、融合機1に搭載されているRAM容量が32MB以下であればプレマップ領域の容量を0MB、プレマップ領域の容量としてRAMディスクのマウント後に残しておくことを指定している。
【0065】
リミット指定があると判定すると(S30においてYES)、プログラム起動部52はステップS31に進み、リミットチェック指定としてのRAMディスクリミットコマンドから融合機1に搭載されているRAM容量に応じた容量リミットを取り出す。例えば初期設定記述ファイル120に図13のようなRAMディスクリミットコマンドが記述されており、融合機1に搭載されているRAM容量が80MBである場合、融合機1に搭載されているRAM容量80MBからRAMディスクのマウント後に残しておくプレマップ領域の容量16MBを減算した容量リミット64MBが取り出される。
【0066】
ステップS32に進み、プログラム起動部52はRAMディスク容量が容量リミットを超えているか否かを判定する。RAMディスク容量が容量リミットを超えていると判定すると(S32においてYES)、プログラム起動部52はステップS33に進み、容量リミットチェックがNGであると判定する。
【0067】
一方、RAMディスク容量が容量リミットを超えていないと判定すると(S32においてNO)、プログラム起動部52はステップS34に進み、容量リミットチェックがOKであると判定する。なお、リミット指定がないと判定した場合も(S30においてNO)、プログラム起動部52はステップS34に進み、容量リミットチェックがOKであると判定する。
【0068】
図11に戻り、プログラム起動部52は容量リミットチェックがOKであるか否かを判定する。容量リミットチェックがOKであると判定すると(S23においてYES)、プログラム起動部52はステップS24に進み、プレマップ領域にRAMディスク用メモリ領域を確保する。ステップS25に進み、プログラム起動部52はプレマップ領域の先頭アドレスをRAMディスク用メモリ領域の容量分だけずらす。なお、容量リミットチェックがOKでないと判定すると(S23においてNO)、プログラム起動部52は処理を終了する。
【0069】
ステップS26に進み、プログラム起動部52はステップS24で確保したRAMディスク用メモリ領域の容量に対応したにファイルシステムイメージファイル121を選択し、そのファイルシステムイメージファイルを確保したRAMディスク用メモリ領域に展開する。
【0070】
したがって、プログラム起動部52は図5(a)のように、RAMディスク用メモリ領域を画像データ用メモリ領域に確保できる。図5(a)のようにRAMディスク用メモリ領域を画像データ用メモリ領域に確保すると、仮想記憶用メモリ領域を圧迫することがなくなり、プロセス動作のためのメモリ領域の不足による予期できない障害を防ぐことができる。
【0071】
一方、RAMディスク用メモリ領域を確保するメモリ領域としてプレマップ領域が指定されていないと判定すると(S22においてNO)、プログラム起動部52はステップS27に進み、VM領域にRAMディスク用メモリ領域を確保する。
【0072】
ステップS26に進み、プログラム起動部52はステップS27で確保したRAMディスク用メモリ領域の容量に対応したにファイルシステムイメージファイル121を選択し、そのファイルシステムイメージファイルを確保したRAMディスク用メモリ領域に展開する。
【0073】
したがって、プログラム起動部52は図5(b)のように、RAMディスク用メモリ領域を仮想記憶用メモリ領域に確保できる。図5(b)のようにRAMディスク用メモリ領域を仮想記憶用メモリ領域に確保すると、画像データ用メモリ領域を圧迫することがなくなり、画像データに関するプリンタ等の処理効率が悪化することを防ぐことができる。
【0074】
図5(c)のRAMディスク用メモリ領域は、融合機1の起動後、必要な時に確保される。図14は、RAMディスク用メモリ領域を確保するための処理の他の一例の説明図である。図15は、RAMディスク用メモリ領域を確保するための処理の他の一例のフローチャートである。なお、図14では説明に必要のない融合機1の構成を適宜省略している。
【0075】
RAMディスクが必要となったとき、融合機1はRAMディスクを動的に生成する図15のフローチャートの処理を行う。ステップS40では、アプリケーション30が、プレマップ領域にRAMディスク用メモリ領域を確保するための要求をMCS45に対して行う。
【0076】
ステップS40の要求は、例えばRAMディスク用メモリ領域の容量を引数としたメモリ領域獲得関数「void MCS_get_area(size)」を用いて行う。
【0077】
ステップS41に進み、MCS45はプレマップ領域に確保したRAMディスク用メモリ領域をアプリケーションに通知する。ステップS41の通知は、例えばメモリ領域獲得関数の返り値としてMCS45からアプリケーション30に送信される。
【0078】
ステップS42に進み、アプリケーション30はRAMディスク操作ライブラリ122に対し、RAMディスクを作成するための要求を行う。ステップS42の要求は、例えば図16のようなRAMディスク作成関数を用いて行う。図16は、RAMディスク作成関数の一例について説明するための説明図である。図16のRAMディスク作成関数は、例えばプレマップ領域に確保したRAMディスク用メモリ領域のアドレスおよび容量を引数の一部としている。
【0079】
ステップS43に進み、RAMディスク操作ライブラリ122は確保されたRAMディスク用メモリ領域にRAMディスクを作成し、そのRAMディスク用メモリ領域にファイルシステムイメージファイル121を展開する。
【0080】
ステップS44に進み、RAMディスク操作ライブラリ122はマウントポイントにより指定される指定ディレクトリにRAMディスクをマウントし、RAMディスクの作成終了をアプリケーション30に通知する。ステップS44の通知は、例えばRAMディスク作成関数の返り値としてRAMディスク操作ライブラリ122からアプリケーション30に送信される。
【0081】
したがって、融合機1は図5(c)のように、RAMディスク用メモリ領域を画像データ用メモリ領域に確保できる。図5(c)のようにRAMディスク用メモリ領域を画像データ用メモリ領域に確保すると、仮想記憶用メモリ領域を圧迫することがなくなり、プロセス動作のためのメモリ領域の不足による予期できない障害を防ぐことができる。
【0082】
図5(c)のRAMディスク用メモリ領域は、必要が無くなった時に消去される。図17は、RAMディスク用メモリ領域を解放するための処理の一例の説明図である。図18は、RAMディスク用メモリ領域を解放するための処理の一例のフローチャートである。なお、図17では説明に必要のない融合機1の構成を適宜省略している。
【0083】
RAMディスクが不要となったとき、融合機1はRAMディスクを動的に消去する図18のフローチャートの処理を行う。ステップS50では、アプリケーション30が、RAMディスクを消去するための要求をRAMディスク操作ライブラリ122に対して行う。
【0084】
ステップS50の要求は、例えば図19のようなRAMディスク消去関数を用いて行う。図19は、RAMディスク消去関数の一例について説明するための説明図である。図19のRAMディスク消去関数は、例えばRAMディスクのマウントポイントパス名およびデバイスファイル名を引数の一部としている。
【0085】
ステップS51に進み、RAMディスク操作ライブラリ122はRAMディスクをアンマウントしたあと、RAMディスクの消去終了をアプリケーション30に通知する。ステップS51の通知は、例えばRAMディスク消去関数の返り値としてRAMディスク操作ライブラリ122からアプリケーション30に送信される。
【0086】
ステップS52に進み、アプリケーション30が、プレマップ領域に確保されているRAMディスク用メモリ領域を解放するための要求をMCS45に対して行う。ステップS53に進み、MCS45はプレマップ領域に確保されているRAMディスク用メモリ領域を解放したあと、RAMディスク用メモリ領域の解放終了をアプリケーション30に通知する。したがって、融合機1は画像データ用メモリ領域に確保したRAMディスク用メモリ領域を動的に解放できる。
【0087】
なお、特許請求の範囲に記載したメモリディスク管理手段が初期設定プログラム又はRAMディスク操作ライブラリに相当し、メモリディスク容量情報選択手段がSCSに相当する。
【0088】
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求のの範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
【0089】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、予期しない障害を防ぎつつメモリディスクの利用が可能な画像処理装置,情報処理装置およびメモリディスク管理方法を実現できる。
【0090】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による融合機の一実施例の構成図である。
【図2】本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図である。
【図3】融合機起動部の一例の構成図である。
【図4】SRAMおよびSDRAM上に確保された物理メモリ領域の一例のメモリマップである。
【図5】RAMディスク用メモリ領域が確保された物理メモリ領域の一例のメモリマップである。
【図6】オペレータにRAMディスク容量を選択させる処理の一例の説明図である。
【図7】オペレータにRAMディスク容量を選択させる処理の一例のフローチャートである。
【図8】RAMディスク容量を選択させるためのRAMディスク容量選択画面の一例のイメージ図である。
【図9】RAMディスク容量を選択させるためのRAMディスク容量選択画面の他の一例のイメージ図である。
【図10】RAMディスク用メモリ領域を確保するための処理の一例の説明図である。
【図11】RAMディスク用メモリ領域を確保するための処理の一例のフローチャートである。
【図12】容量リミットチェックの処理の一例のフローチャートである。
【図13】RAMディスクリミットコマンドの一例について説明する説明図である。
【図14】RAMディスク用メモリ領域を確保するための処理の他の一例の説明図である。
【図15】RAMディスク用メモリ領域を確保するための処理の他の一例のフローチャートである。
【図16】RAMディスク作成関数の一例について説明するための説明図である。
【図17】RAMディスク用メモリ領域を解放するための処理の一例の説明図である。
【図18】RAMディスク用メモリ領域を解放するための処理の一例のフローチャートである。
【図19】RAMディスク消去関数の一例について説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 融合機
11 プロッタ
12 スキャナ
13 ハードウェアリソース
20 ソフトウェア群
30 アプリケーション
40 プラットフォーム
41 OS
42 SCS
45 MCS
46 OCS
50 融合機起動部
52 プログラム起動部
60 コントローラボード
63 SRAM
64 SDRAM
65 フラッシュメモリ
66 NVRAM
70 オペレーションパネル
120 初期設定記述ファイル
121 ファイルシステムイメージファイル
122 RAMディスク操作ライブラリ

Claims (20)

  1. 仮想記憶機能を備え、前記仮想記憶機能を利用して画像形成に係る処理を行う画像処理装置であって、
    物理メモリ領域に割り当てられている仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方に、メモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成するメモリディスク管理手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記仮想記憶用メモリ領域はオペレーティングシステムにより管理され、前記画像データ用メモリ領域はオペレーティングシステムにより管理されないことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記メモリディスク管理手段は、画像処理装置の起動時にメモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記メモリディスク管理手段は、要求のあった時にメモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 前記メモリディスク管理手段は、メモリディスク用メモリ領域の容量情報を所定の記憶手段から取得し、その容量情報に基づいてメモリディスク用メモリ領域を確保することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  6. オペレータが選択可能な1つ以上のメモリディスクの容量を提示し、オペレータにより選択されたメモリディスクの容量に応じてメモリディスク用メモリ領域の容量情報を所定の記憶手段に書き込むメモリディスク容量情報選択手段を更に有することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. オペレータが選択可能な機能を提示し、オペレータにより選択された機能の使用有無に応じてメモリディスク用メモリ領域の容量情報を所定の記憶手段に書き込むメモリディスク容量情報選択手段を更に有することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 前記メモリディスク容量情報選択手段は、オペレータが選択可能な1つ以上のメモリディスクの容量またはオペレータが選択可能な機能をオペレーションパネルに表示させ、メモリディスクの容量または機能の使用有無をオペレータに選択させることを特徴とする請求項6又は7記載の画像処理装置。
  9. 前記メモリディスク管理手段は、メモリディスク用メモリ領域の容量情報を所定の記憶手段から取得し、その容量情報が容量制限を越えていなければ、前記容量情報に基づいてメモリディスク用メモリ領域を画像データ用メモリ領域に確保することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  10. 前記容量制限は、画像処理装置に搭載されるメモリの容量に応じて決定されることを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  11. 前記メモリディスク管理手段は、仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方に確保したメモリディスク用メモリ領域にファイルシステムのイメージファイルを展開することでメモリディスクを作成することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  12. 前記メモリディスク管理手段は、メモリディスク用メモリ領域の容量に応じたファイルシステムのイメージファイルを選択し、そのファイルシステムのイメージファイルをメモリディスク用メモリ領域に展開することを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 前記メモリディスク管理手段は、アプリケーションから要求のあった時にメモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  14. 前記メモリディスク管理手段は、メモリディスクが不要となった時にメモリディスクを消去することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  15. 仮想記憶機能を備え、前記仮想記憶機能を利用して所定の処理を行う情報処理装置であって、
    物理メモリ領域に割り当てられている仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方に、メモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成するメモリディスク管理手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  16. 前記仮想記憶用メモリ領域はオペレーティングシステムにより管理され、前記画像データ用メモリ領域はオペレーティングシステムにより管理されないことを特徴とする請求項15記載の情報処理装置。
  17. 前記メモリディスク管理手段は、画像処理装置の起動時にメモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成することを特徴とする請求項16記載の情報処理装置。
  18. 前記メモリディスク管理手段は、要求のあった時にメモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成することを特徴とする請求項16記載の情報処理装置。
  19. 仮想記憶機能を備えた画像処理装置の物理メモリ領域にメモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成する画像処理装置のメモリディスク管理方法であって、
    物理メモリ領域に割り当てられている仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方を選択する段階と、
    選択した仮想記憶用メモリ領域または画像データ用メモリ領域の一方に、メモリディスク用メモリ領域を確保してメモリディスクを作成する段階と
    を有することを特徴とするメモリディスク管理方法。
  20. 前記仮想記憶用メモリ領域はオペレーティングシステムにより管理され、前記画像データ用メモリ領域はオペレーティングシステムにより管理されないことを特徴とする請求項19記載のメモリディスク管理方法。
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