JP2005027345A - マイクホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】 マイクを確実に保持するとともに、その保持作業を容易に行うことができるマイクホルダを提供すること。
【解決手段】 一端側にマイク11を挿入可能な開口部12を備えた本体部13と、この本体部13に支持されてマイク11と所定の外部部材との導電を行う接続端子15とを備えてマイクホルダ10が構成されている。本体部13は、周壁20と、この周壁20に連なって音抜け防止部を構成する底壁21とを備えており、周壁20の上端側には、アンダーカット部24が設けられている。接続端子15の内方端部29は、常時は、本体部13の内面から離間する姿勢に設けられている。マイク11を本体部13内に挿入することにより、マイク11が接続端子15に電気的に導通可能に設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 一端側にマイク11を挿入可能な開口部12を備えた本体部13と、この本体部13に支持されてマイク11と所定の外部部材との導電を行う接続端子15とを備えてマイクホルダ10が構成されている。本体部13は、周壁20と、この周壁20に連なって音抜け防止部を構成する底壁21とを備えており、周壁20の上端側には、アンダーカット部24が設けられている。接続端子15の内方端部29は、常時は、本体部13の内面から離間する姿勢に設けられている。マイク11を本体部13内に挿入することにより、マイク11が接続端子15に電気的に導通可能に設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、マイクホルダに係り、更に詳しくは、本体部の内側にマイクを保持した状態で、このマイクに接続端子を通じて外部部材と通電可能に設けられているマイクホルダに関する。
従来より、例えば、携帯電話やトランシーバ等のケース内にはマイクが設けられており、このマイクを所定位置に保持するマイクホルダが利用されるに至っている。このマイクホルダは、その性質上、マイクとプリント基板等の外部部材との通電状態を確実に維持し、且つ、しっかりとマイクを保持しなければならない。そこで、内部にマイクを受容して当該マイクと外部部材との通電を可能としたマイクホルダ50が提案されている(例えば、特許文献1)。
前記マイクホルダ50は、図4に示されるように、マイク51の外周形状と略同一の内周形状を備えたゴムホルダ52と、このゴムホルダ52を受容可能に設けられた環状部54と、この環状部54の図中下端側に設けられた複数の支持板部55と、環状部54の下端側から下方に延びるとともに、外部部材56に係合可能に設けられた一対の脚部57とを備えて構成されている。ゴムホルダ52の図中下端側には、各支持板部55に設けられた孔55Aに係合可能な係合突起59が設けられている。マイクホルダ50にマイク51を装着する作業は、ゴムホルダ52内にマイク51を収納させてから各係合突起59を孔55Aにそれぞれ係合させた後、ゴムホルダ52の上面をフロントケース60のリブ61により押圧することにより行われる。
特開平10−178285号公報
しかしながら、このようなマイクホルダ50にあっては、当該マイクホルダ50の構造が複雑になるばかりでなく、マイク51を保持するため複数の部材を組合わせなければならないという不都合を生じる。また、マイク51と外部部材56との電気的な導通を行うため、半田付け等の接続作業が不可避的に要求され、この作業が極めて煩雑になるという不都合も招来する。更に、ゴムホルダ52及び環状部54は、これらの軸方向に貫通した形状に設けられているので、マイク51の図中上面側から入力される音が反対側の下方向に漏れる、いわゆる音抜けした状態になるという不都合もある。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、マイクと所定の外部部材との通電状態を良好に維持しながら本体部内に位置するマイクを確実に保持し、且つ、その保持作業を容易に行うことができるマイクホルダを提供することにある。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、マイクと所定の外部部材との通電状態を良好に維持しながら本体部内に位置するマイクを確実に保持し、且つ、その保持作業を容易に行うことができるマイクホルダを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、一端側にマイクを挿入可能な開口部を備えた本体部と、この本体部に支持されるとともに、所定の外部部材に対して本体部内のマイクと導電可能に設けられた接続端子とを備えたマイクホルダにおいて、
前記本体部には、マイク脱落防止部が設けられ、このマイク脱落防止部によって本体部内のマイクが保持された状態で、前記マイクが接続端子に電気的に導通可能に設けられ、
前記本体部は、マイクの外周形状と略同一の内周形状を備えた周壁と、この周壁の下端に連なった底壁であって音抜け防止部を構成するものとを一体に備えた有底容器型をなす、という構成が採用されている。
前記本体部には、マイク脱落防止部が設けられ、このマイク脱落防止部によって本体部内のマイクが保持された状態で、前記マイクが接続端子に電気的に導通可能に設けられ、
前記本体部は、マイクの外周形状と略同一の内周形状を備えた周壁と、この周壁の下端に連なった底壁であって音抜け防止部を構成するものとを一体に備えた有底容器型をなす、という構成が採用されている。
本発明における底壁は、上方に突出する形状を有する、という構成も採用することができる。
また、前記接続端子は、インサート成形により本体部に固定され、
前記本体部外に位置する接続端子の外方端部は、前記外部部材に突き当てることにより弾性変形可能に設けられる、という構成も採用することができる。
前記本体部外に位置する接続端子の外方端部は、前記外部部材に突き当てることにより弾性変形可能に設けられる、という構成も採用することができる。
更に、前記本体部内に位置する接続端子の内方端部は、本体部内にマイクを挿入したときに、当該マイクの電極面を押圧する、という構成も好ましくは採用される。
また、前記底壁は肉薄部を有する、という構成を採ることができる。
更に、前記本体部内に位置する接続端子の内方端側は、前記肉薄部の面上から離間した姿勢を初期姿勢として前記本体部に一体成形されることが好ましい。
本発明によれば、マイクと外部部材との通電状態を維持しながら本体部内に挿入されたマイクをしっかりと保持することができ、本体部内からマイクが脱落してしまう虞を有効に排除することができる。また、本体部の一端側からマイクに入力された音が本体部の他端側に音抜けし、当該入力された音の音質が損なわれてしまう虞を排除することができる。
更に、例えば、接続端子の内方端の初期姿勢を挿入されるマイクの電極面に接する位置とした場合、本体部内にマイクを挿入するだけで接触端子とマイクとが通電することとなり、従来例に示されるような外部部材とマイクとを通電させるための接続作業を省略することができ、ひいては、製造コストの低減を図ることができる。
更に、例えば、接続端子の内方端の初期姿勢を挿入されるマイクの電極面に接する位置とした場合、本体部内にマイクを挿入するだけで接触端子とマイクとが通電することとなり、従来例に示されるような外部部材とマイクとを通電させるための接続作業を省略することができ、ひいては、製造コストの低減を図ることができる。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、特に明示しない限り、「上」、「上方」若しくは「上端」とは、マイクホルダの図2中上側について用いられ、「下」、「下方」若しくは「下端」とはその反対側について用いられる。また、本明細書及び特許請求の範囲における左右方向は、特に明示しない限り、図3を基準として用いるものとする。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1には、実施形態に係るマイクホルダの概略平面図が示され、図2には、前記マイクホルダがマイクを受容した状態の正面断面図が示されている。これらの図において、マイクホルダ10は、特に限定されるものでないが、本実施形態では、携帯電話やトランシーバ等の図示しないケース内に配置されている。マイクホルダ10は、マイク11を挿入可能な開口部12を一端側すなわち上端側に備えた有底容器型の本体部13と、この本体部13に支持された二つの接続端子15とを備えて構成されている。
前記マイク11は、図2に示されるように、略円筒状に形成されており、上面側を受音面17とし、下面側を電極面18として構成されている。また、マイク11の下面側には、当該マイク11の外周に沿って閉ループ状の突条部19が設けられている。
前記本体部13は、本実施形態では、意図的な外力を付与することにより開口部12を若干拡径可能な弾力性を備えた樹脂材により一体成形されている。本体部13は、マイク11の外周形状と略同一の内周形状を備えた周壁20と、この周壁20の下端側に連なる音抜け防止部としての底壁21とを備え、上端側を開放部12として構成されている。また、周壁20の上端側における周方向略180度間隔位置には、周壁20の図1中中心側に突出するマイク脱落防止部としてのアンダーカット部24が設けられ、このアンダーカット部24により受容されたマイク11の上方への移動を規制することとなる。また、底壁21の図3中中央領域には、肉薄に形成された肉薄部としての弾力バックアップ部26が設けられ、この弾力バックアップ部26は、接続端子15に沿うように上方へ突出する山型形状に設けられている。
前記各接続端子15は、本実施形態では、一枚の金属片をプレス加工により折り曲げて構成されるとともに、インサート成形法により本体部13と一体的に形成されている。各接続端子15は、図1及び図3に示されるように、底壁21の上面側に位置するとともに、周壁20を貫通して外側に突出する領域を備えた水平面部28と、この水平面部28の図3中左端側に連なるとともに、先端が斜め左上方向に向けられて前記弾力バックアップ部26に添設される内方端部29と、水平面部28の同図中右端側から起立するとともに、周壁20に埋設された起立面部30と、この起立面部30の上端側に連なる円弧状部32と、この円弧状部32に連なって外側に突出する外方端部33とを備えて構成されている。
前記各内方端部29は、弾力バックアップ部26の面上から僅かに離間した姿勢(図3参照)を初期姿勢とするとともに、片持ち板ばね構造となって本体部13内に受容されたマイク11の電極面18に対して上方へ押圧するばね力を発揮するように設けられている。各内方端部29は、図1中左側の内方端部29が電極面18の中心位置を押圧し、同図中右側の内方端部29が電極面18の外周側位置を押圧可能に設けられている。また、各外方端部33は、図示しない所定の外部部材に突き当てることにより、図3中矢印A方向に弾性変形して退避可能に設けられている。従って、外側端部33は、前記外部部材を押圧して接触させることにより、当該外部部材との良好な通電状態が維持されることとなる。
以上の構成において、マイク11をマイクホルダ10内に受容させる作業は、マイク11を開口部12から強制的に押し入れることにより行われる。この際、開口部12を僅かに拡径してマイク11の挿入を許容し、挿入完了状態でアンダーカット部24がマイク11の上端縁に係合することとなる。また、マイク11を受容した状態において、アンダーカット部24と、接続端子15の内方端部29とによりマイク11を上下方向から挟み込んだ状態となる。これにより、周壁20の締め付け作用と併せてマイク11がその軸方向及び径方向の二方向から確実に保持されるとともに、内方端部29が電極面18を押圧してこれらの接触状態を良好に維持することが可能となる。
従って、このような実施形態によれば、音抜け防止部としての底壁21を本体部13に一体成形するとともに、マイク11の外周面に周壁20が密着する構成としたから、マイク11の受音面17に付与された音が本体部13内を通って当該本体部13の下側に漏れることを確実に防止することができるという効果を得る。
なお、前記実施形態において、接触端子15の内方端部29がマイク11の電極面18を押圧するばね性を備えるものとしたが、本発明は、これに限定されるものでなく、弾力バックアップ部26の高さを図3に示される位置よりも高くして内方端部29と共に電極面18を押圧する構成としてもよい。これによれば、ばね性を有しない接触端子を用いても、電気的導通を常に確保することができる。
また、前記本体部13の形状は、円筒状に近似した有底容器型としたが、これに限られず、例えば、マイク11の形状に沿う開口部12を備えた直方体形状等としてもよい。更に、マイク脱落防止部としてのアンダーカット部24は、図示構成例では、周壁20の上端側における周方向180度間隔位置に設けたが、これに限定されるものでなく、例えば、前記周方向90度或いは120度間隔位置に設けたり、周壁20の上下方向中央領域等に設けてもよい。要するに、本体部13内に受容されるマイク11が脱落しないように確実に係合できる構造であれば足りる。
10・・・マイクホルダ、11・・・マイク、12・・・開口部、13・・・本体部、15・・・接続端子、21・・・底壁(音抜け防止部)、24・・・アンダーカット部(マイク脱落防止部)、26・・・弾力バックアップ部(肉薄部)、29・・・内方端部
Claims (6)
- 一端側にマイクを挿入可能な開口部を備えた本体部と、この本体部に支持されるとともに、所定の外部部材に対して本体部内のマイクと導電可能に設けられた接続端子とを備えたマイクホルダにおいて、
前記本体部には、マイク脱落防止部が設けられ、このマイク脱落防止部によって本体部内のマイクが保持された状態で、前記マイクが接続端子に電気的に導通可能に設けられ、
前記本体部は、マイクの外周形状と略同一の内周形状を備えた周壁と、この周壁の下端に連なった底壁であって音抜け防止部を構成するものとを一体に備えた有底容器型をなすことを特徴とするマイクホルダ。 - 前記底壁は、上方に突出する形状を有することを特徴とする請求項1記載のマイクホルダ。
- 前記接続端子は、インサート成形により本体部に固定され、
前記本体部外に位置する接続端子の外方端部は、前記外部部材に突き当てることにより弾性変形可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のマイクホルダ。 - 前記本体部内に位置する接続端子の内方端部は、本体部内にマイクを挿入したときに、当該マイクの電極面を押圧することを特徴とする請求項1,2又は3記載のマイクホルダ。
- 前記底壁は肉薄部を有することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のマイクホルダ。
- 前記本体部内に位置する接続端子の内方端側は、前記肉薄部の面上から離間した姿勢を初期姿勢として前記本体部に一体成形されていることを特徴とする請求項5記載のマイクホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004256593A JP2005027345A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | マイクホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP32195599A Division JP3621615B2 (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | マイクホルダ |
Publications (1)
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JP2005027345A true JP2005027345A (ja) | 2005-01-27 |
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Family Applications (1)
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JP2004256593A Withdrawn JP2005027345A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | マイクホルダ |
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2004
- 2004-09-03 JP JP2004256593A patent/JP2005027345A/ja not_active Withdrawn
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