JP2005024800A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】配布コピー機能により得られたカラーコピーの印刷物及び白黒コピーの印刷物をユーザが容易に判別できるようにする。
【解決手段】白黒/カラー判定部61により原稿の画像データから原稿の一枚目の画像が白黒画像であるか否かが判定され、カラーモード判定部62によって、自動カラーモードが設定されているか否かが判定され、白黒/カラー判定部61及びカラーモード判定部62の判定結果によって、原稿の一枚目の画像が白黒画像であり、かつ、自動カラーモードが設定されている場合、カラーコピーを行う際に、画像形成部33が原稿の1ページ目の白黒画像を記録紙上に形成すると共に白黒画像に重ねてカラーの識別マークを記録紙の隅部に形成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の電子写真を利用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、資料原稿をカラーコピーしたカラーコピー印刷物と白黒コピーした白黒コピー印刷物をそれぞれ希望部数分作成し、配布するためにカラーコピーの印刷部数及び白黒コピーの印刷部数を同時に設定することができる配布コピー機能を備えた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−338215号公報
【特許文献2】
特開2002−140178号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像形成装置では、配布コピー機能を利用してコピ−を行う場合に、原稿の一枚目の画像が白黒画像であると、カラーコピー及び白黒コピーによる印刷物の先頭ページが同じ白黒画像となり、印刷した各部がカラーコピーか白黒コピーかを区別するために各部の2ページ目以降の画像を確認しなくてはならないため、印刷物を取り扱う際の手間がかかるという問題点があった。特に原稿から読み取った画像データから白黒画像及びカラー画像を判別し、判別結果に応じて白黒コピーモードかカラーコピーモードに切り替える自動切替モードが選択された場合、カラーコピーの印刷物及び白黒コピーの印刷物の先頭ページにおける画像の色彩、明度差等が全く同じになるため、両者の区別ができなかった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、配布コピー機能により得られたカラーコピーの印刷物と白黒コピーの印刷物との識別を容易になし得る画像形成装置を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る画像形成装置は、複数枚からなる原稿の束に対する白黒コピー及びカラーコピーを各々設定部数分行なう配布コピー機能を有する画像形成装置であって、原稿の画像データから原稿の先頭ページの画像が白黒画像であるか否かを判定する白黒画像判定手段と、前記白黒画像判定手段により原稿の先頭ページの画像が白黒画像であると判断された場合に、白黒コピー及びカラーコピーによる印刷物各部の少なくとも一方の先頭ページを検出する先頭ページ検出手段と、前記先頭ページ検出手段により検出された前記白黒コピー及びカラーコピーによる印刷物各部の少なくとも一方の先頭ページに白黒コピーとカラーコピーを識別するためのマークを付与するマーク付与手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、配布コピー機能が利用されたコピーにおいては、前記白黒画像検出手段によって原稿の先頭ページの画像が白黒画像であると判断されると、前記マーク付与手段によって、白黒コピー又はカラーコピーによる印刷物各部の先頭ページに所定のマークが付与される。このマークにより白黒コピー、カラーコピーのいずれの印刷物であるかが各部の一枚目で判別可能となり、印刷物を取り扱う際の利便性が向上する。なお、前記マークは白黒コピーの印刷物とカラーコピーの印刷物で異なるものを付してもよいし、白黒コピーの印刷物、カラーコピーの印刷物の一方のみに付するようにしてもよい。
【0008】
請求項2に係る画像形成装置は、カラーコピーを行う際に、原稿が白黒画像またはカラー画像であるかにより白黒コピーのモード及びカラーコピーのモードを切り替える自動切替モードが設定されているか否かを判定するモード判定手段をさらに備え、前記モード判定手段によって、自動切替モードが設定されていると判定された場合に、前記マーク付与手段は前記白黒コピー及びカラーコピーによる印刷物各部の少なくとも一方の先頭ページに前記マークを付与することを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、自動切換モードが設定された場合に限定して、識別マークを付与しているので、識別マークを白黒コピー及びカラーコピーの印刷物を区別するための目印として必要なときにのみ付することができ、利便性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置の一例として本発明の一実施の形態によるデジタル複合機について図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施の形態によるデジタル複合機の機械的構成を主に示す側面概略図である。
【0012】
デジタル複合機1は、本体部200と、本体部200の用紙搬出側、例えば左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上部に配設された原稿給送部600とから構成される。
【0013】
原稿給送部600は、原稿載置部601、給紙ローラ602、原稿搬送部603及び原稿排出部604を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501を備える。給紙ローラ602は、原稿載置部601にセットされた所要枚数分の原稿を一枚ずつ繰り出し、原稿搬送部603は、繰り出される原稿を順次スキャナ501の読み取り位置に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿の画像を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部604に排出される。
【0014】
操作部400は、タッチパネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。タッチパネル401は、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷枚数等を入力するために用いられる。
【0015】
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、感光体ドラム205、中間転写体ローラ204、露光装置206、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の現像装置207Y,207M,207C,207K、定着ローラ208、排出口209、及び排出トレイ210等を備える。
【0016】
感光体ドラム205は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読み取り部500で読み取られた原稿の画像データに応じて変調されたレーザ光を感光体ドラム205上に走査し、ドラム表面に各色毎の静電潜像を形成する。現像装置207Y,207M,207C,207Kは、各色の現像剤を感光体ドラム205に供給して各色別のトナー画像を形成する。中間転写体ローラ204は、感光体ドラム205から各色のトナー像を転写され、中間転写体ローラ204上にカラーのトナー像が形成される。
【0017】
一方、給紙ローラ202は、印刷用紙が収納された給紙カセット201から印刷用紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された印刷用紙に中間転写体ローラ204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して印刷用紙に定着させる。その後、印刷用紙は、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、印刷用紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
【0018】
用紙後処理部300は、搬入口301、印刷用紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。印刷用紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された印刷用紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ印刷用紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された印刷用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
【0019】
図2は、図1に示すデジタル複合機の制御ブロック図である。デジタル複合機1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ネットワークI/F(インターフェース)部71、及びHDD(ハードディスクドライブ)74を備える。
【0020】
操作パネル部51は、図1に示すタッチパネル401等から構成されるタッチパネル部52、及び図1に示すスタートキー402及びテンキー403等から構成される操作キー部53を含む。タッチパネル部52は、タッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが当該部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部53は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられる。
【0021】
スキャナ部11は、図1に示すスキャナ501を構成する露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含む。スキャナ部11は、露光ランプ12により原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することにより、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色毎に原稿画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部21へ出力する。
【0022】
画像処理部21は、補正部22、画像加工部23及び画像メモリ24を含む。画像処理部21は、読み取られた画像データを必要に応じて補正部22及び画像加工部23により処理し、処理された画像データを画像メモリ24に記憶したり、プリンタ部31へ出力する。補正部22は、読み取られた画像データに対してレベル補正、γ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部23は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
【0023】
プリンタ部31は、図1に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等から構成される用紙搬送部32、図1に示す中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206及び現像装置207Y,207M,207C,207K等から構成される画像形成部33、図1に示す転写ローラ203等から構成される転写部34、及び図1に示す定着ローラ208等から構成される定着部35を含む。プリンタ部31は、スキャナ部11により読み取られた原稿データを記録紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部32は記録紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を記録紙に転写し、定着部35はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
【0024】
ネットワークI/F部71は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して外部装置との間での種々のデータの送受信を制御する。HDD74は、スキャナ部11によって読み取られた画像データ及び当該画像データに設定されている出力形式等を記憶する。
【0025】
制御部41は、CPU42、CPU42により実行される種々のプログラムデータなどを予め記憶するROM43、及びCPU42の作業領域としてのRAM44等を含み、装置各部を制御する。CPU42は、配布コピーモード判定部60、白黒/カラー判定部61、カラーモード判定部62、先頭ページ検出部63及びマーク合成部64を備え、ROM43は識別マーク記憶部45を備える。
【0026】
配布コピーモード判定部60は、配布コピーモードがタッチパネル部52により選択されたか否かを判定する。白黒/カラー判定部61は、スキャナ部11で読み取られた原稿の画像データから原稿の画像が白黒であるかカラーであるかを判別する。この白黒画像かカラー画像の判別は、CCD13で各色毎に読み取った各色の画像データの色成分比を例えば原稿の一部領域について算出することで行なう。
【0027】
カラーモード判定部(モード判定手段)62は、配布コピーモードのカラーコピーモードとして、通常のカラーモードまたは自動カラーモード(自動切換モード)のいずれかがタッチパネル部52により設定されているかを判定する。ここで、自動カラーコピーモードでは、白黒/カラー判定部61はスキャナ部11に読み取られた原稿の画像データから原稿画像が白黒画像またはカラー画像であるかを判別し、原稿画像が白黒画像である場合は、画像形成部33はブラックの現像剤を用いて画像形成を行い、原稿画像がカラー画像である場合は、画像形成部33はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック全色の現像剤を用いて画像形成を行う。これに対し、カラーモードでは、原稿の画像が白黒画像、カラー画像のいずれにしても、画像形成部33は4色のトナーを用いて画像形成を行う。
【0028】
先頭ページ検出部63は、配布コピーモードにおいて原稿のカラーコピーが一部ずつ順番に行われている際に、スキャナ部11による原稿読取時にカウントされた原稿の枚数からカラーコピーの印刷物各部の先頭ページを検出する。
【0029】
マーク合成部64は、カラーコピーの印刷物の先頭ページの隅部にカラーコピーの印刷物であることを識別するための識別マークが付与されるように画像メモリ24に記憶される原稿の先頭ページの画像データと識別マーク記憶部45に記憶される識別マークデータとを合成する。
【0030】
図3は図2に示すデジタル複合機による配布コピーモードの処理を説明するためのフローチャートである。
【0031】
タッチパネル部52の初期画面には、図5に示す機能リスト画面G1が表示されており(ステップS1)、機能リスト画面G1から配布コピーキーK1が押下されると、配布コピーモード判定部60により配布コピーモードが選択されたことが判断され、(ステップS3)、配布コピー設定画面がタッチパネル部52に表示される(ステップS5)。図6はタッチパネル部52に表示される配布コピー設定画面の一例である。配布コピー設定画面G2には、白黒コピー及びカラーコピーの部数を入力可能なテンキーが表示される画面(図示省略)へ移行するための「テンキー」キーK1,2及び白黒コピー及びカラーコピーの設定部数の増減が可能な増減キーK3〜6が表示されており、テンキーまたは増減キーK3〜6により白黒コピー及びカラーコピーの部数が入力される。また、配布コピー設定画面G2には、「カラーモード」キーK7及び「自動カラーモード」キーK8が表示されており、いずれかのキーが押下されることによってカラーコピーの出力モードがカラーモード又は自動カラーモードに設定される。
【0032】
次に、ステップS7において、スタートキー402が押下されたか否かが判断され、スタートキー402が押下された場合は白黒コピー及びカラーコピーの印刷部数等の条件が設定されたと判断され、ステップS9に移行し、スキャナ部11により原稿の画像データが読み込まれる。
【0033】
次に、ステップS11において、白黒/カラー判定部61によりスキャナ部11により読み込まれた画像データから原稿の先頭ページの画像が白黒画像またはカラー画像であるかが判別され、カラー画像であると判別された場合は、ステップS13の通常のカラーコピーモードに移行し、白黒画像であると判別された場合はステップS12に進む。ステップS12では、カラーモード判定部62により、自動カラーモードが設定されているか否かが判断され、自動カラーモードが設定されていないと判断された場合はステップS13の通常のカラーコピーモードに移行し、一方、自動カラーモードが設定されていると判断された場合は、ステップS15の本発明のカラーコピーモードに移行する。
【0034】
ステップS13では、スキャナ部11により読み出された複数枚の原稿の画像データが順次記録紙上に形成される。ステップS15では、スキャナ部11により読み込まれた複数枚の原稿の画像データが順次記録紙上に形成されると共にカラーコピーが複数部数設定されている場合は各部の先頭ページに識別マークが付与される。そして、ステップ13またはS15において、カラーコピーモードにより設定部数分のカラーコピーが終了すると、ステップS17の白黒コピーモードに移行し、設定部数分の白黒コピーが行なわれる。
【0035】
図4は本発明のカラーコピーモードの際に行なわれる画像形成処理を説明するためのフローチャートである。
【0036】
ステップS30において、マーク合成部64により画像メモリ24に記憶される原稿の先頭ページの画像データと識別マーク記憶部45に記憶される識別マークデータとが合成される。ステップS31において、画像形成部33により記録紙上に画像形成が行なわれている間、先頭ページ検出部63により現在処理中のページ数が原稿の何ページ目に該当するかが判断され、原稿の1ページ目であると判断された場合は、ステップS33に進み、画像形成部33により原稿の1ページ目の画像データが記録紙上に形成されると共に識別マークが記録紙の隅部に原稿画像に重ね合わせて形成される。先頭ページ検出部63により現在処理中のページが原稿の2ページ目以降であると判断された場合は、ステップS35に進み、画像形成部33により原稿の画像がそのまま記録紙上に形成される。
【0037】
次に、ステップS37において、カラーコピーモードにより設定部数分のコピーが全て終了したか否かが判断され、全て終了した場合は、ステップS17の白黒コピーモードに移行し、設定部数分のコピーが終了していない場合はステップS31に戻り、引き続きカラーコピーが行なわれる。
【0038】
図7は本発明のカラーコピーモードにより得られたカラーコピーの印刷物の一例を示す図である。
【0039】
自動カラーモードにおいて、原稿の1ページ目の画像が白黒画像であり、2枚目以降がカラー画像である場合は、白黒/カラー判定部61によってスキャナ部11により読み込まれた原稿の画像データから原稿の1ページ目の画像が白黒画像であると判別され、図7(a)に示すように、画像形成部33によって記録紙P1に原稿の1ページ目の白黒画像が形成されると共に原稿の白黒画像に重ねて例えば赤い丸い形状からなる識別マークY1が付与される。また、識別マークは、図7(b)に示すように、赤い文字からなる「カラーコピー」を識別マークY2として用いる等種々の変更が可能である。このように識別マークは模様、文字等どのようなものでもよいが、色についてはユーザが記録紙上の白黒画像と識別マークを容易に区別できるようにカラーが好ましい。また、識別マークの形状,色,大きさ及び配置等の条件が予め識別マーク記憶部45に記憶されており、これらの条件が表示されたタッチパネル部52からユーザが選択できるような構成にしてもよい。
【0040】
このように、本実施形態によれば、配布コピーモードが選択され、白黒/カラー判定部61及びカラーモード判定部62の判定結果によって、原稿の一枚目の画像が白黒画像であり、かつ、自動カラーモードが設定されている場合は、カラーコピーモードにおいて、マーク合成部64により原稿の1ページ目の白黒画像データ及び識別マーク記憶部45に記憶される識別マークデータが合成され、印刷終了後にカラーコピーの印刷物の先頭ページには識別マークが付与されるので、ユーザは白黒コピー及びカラーコピーの印刷物の表紙を見るだけで容易にそのコピー様式を判別できるようになり、印刷物を取り扱う際の利便性の向上を図ることができる。
【0041】
なお、本実施形態ではカラーコピーの印刷物の1ページ目に識別マークを付与しているが、これに限定されず、白黒コピーの印刷物の1ページ目に識別マークを付与するものでもよく、また、カラーコピーの印刷物及び白黒コピーの印刷物に対応して1ページ目の画像データにそれぞれ異なる識別マークデータを合成して、各印刷物の表紙に互いに異なる識別マークを付与するようにしても良い。
【0042】
また、本実施形態では自動カラーモードが設定されている場合に限定してカラーコピーの印刷物の表紙に識別マークを付しているが、カラーモードが設定されている場合も同様にカラーコピーの印刷物及び白黒コピーの印刷物の少なくとも一方の表紙に識別マークを付与するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、配布コピー機能が利用されたコピーにおいては、原稿の先頭ページの画像が白黒画像である場合は、白黒コピーによる印刷物及びカラーコピーによる印刷物の少なくとも一方の先頭ページに所定のマークが付与されるので、白黒コピー、カラーコピーのいずれの印刷物であるかが各部の一枚目で判別可能となり、印刷物を取り扱う際の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるデジタル複合機の構成を主に示す側面概略図である。
【図2】図1に示すデジタル複合機の制御ブロック図である。
【図3】図2に示すデジタル複合機による配布コピーモードの処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】カラーコピーモードの際に行なわれる画像形成処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】タッチパネル部に表示される機能リスト画面の一例を示す図である。
【図6】タッチパネル部に表示される配布コピー設定画面の一例を示す図である。
【図7】カラーコピーモードにより得られたカラーコピーの印刷物の一例を示す図である。
【符号の説明】
41 制御部
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 識別マーク記憶部
60 配布コピーモード判定部
61 白黒/カラー判定部
62 カラーモード判定部
63 先頭ページ検出部
64 マーク合成部

Claims (2)

  1. 複数枚からなる原稿の束に対する白黒コピー及びカラーコピーを各々設定部数分行なう配布コピー機能を有する画像形成装置であって、
    原稿の画像データから原稿の先頭ページの画像が白黒画像であるか否かを判定する白黒画像判定手段と、
    前記白黒画像判定手段により原稿の先頭ページの画像が白黒画像であると判断された場合に、白黒コピー及びカラーコピーによる印刷物各部の少なくとも一方の先頭ページを検出する先頭ページ検出手段と、
    前記先頭ページ検出手段により検出された前記白黒コピー及びカラーコピーによる印刷物各部の少なくとも一方の先頭ページに白黒コピーとカラーコピーを識別するためのマークを付与するマーク付与手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. カラーコピーを行う際に、原稿が白黒画像またはカラー画像であるかにより白黒コピーのモード及びカラーコピーのモードを切り替える自動切替モードが設定されているか否かを判定するモード判定手段をさらに備え、
    前記モード判定手段によって、自動切替モードが設定されていると判定された場合に、前記マーク付与手段は前記白黒コピー及びカラーコピーによる印刷物各部の少なくとも一方の先頭ページに前記マークを付与することを特徴とする画像形成装置。
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